JPH0630359U - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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Publication number
JPH0630359U
JPH0630359U JP6652692U JP6652692U JPH0630359U JP H0630359 U JPH0630359 U JP H0630359U JP 6652692 U JP6652692 U JP 6652692U JP 6652692 U JP6652692 U JP 6652692U JP H0630359 U JPH0630359 U JP H0630359U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
rack
shelves
shelf
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP6652692U
Other languages
English (en)
Inventor
俊幸 長縄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP6652692U priority Critical patent/JPH0630359U/ja
Publication of JPH0630359U publication Critical patent/JPH0630359U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体駐車場において、限られたスペース内に
おいて、多種類の車両をできるだけ多く収納できるよう
にし、効率よく運用できるようにする。 【構成】 種々の車両に対応するサイズの異なる多数の
棚を備えたラック1を設け、入庫する車両の高さ、全長
をセンサー13・14にて検知し、その値に基づいて入
庫する棚をコントローラ15にて決定し、該コントロー
ラ15からの信号によりスタッカクレーンSを駆動して
車両を決定した所定の棚へ搬送して車両を収納するよう
に構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のサイズに合った棚に自動的に入庫できるようにした立体駐車場 の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から省スペース型の立体駐車場としてタワーパーク方式やエレベータース ライド方式の立体駐車場は公知となっており、タワーパーク方式は一定の大きさ の棚を吊り下げて上下方向に循環させるものであり、エレベータースライド方式 はエレベーターに車両を載せて左又は右の一定大きさの棚にスライドさせて収納 させていたのである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような立体駐車場の場合、棚の大きさが全て同一であるために 、駐車することができる車両は最も多く乗られている2000cc以下の乗用車 に限られていたのである。よって、ワンボックスタイプやダブルピックアップ等 のRV車や外車のような3ナンバーの車両は高さや幅が前記車両に比べて大き過 ぎるために棚に載せることはできず、入庫時に拒否されていたのである。ところ が、近年高級指向により国産車においても3ナンバーの車両は増加する傾向にあ り、また、余暇の増加によりRV車も増加する傾向にあり、その割合は徐々に増 加してきているのである。従って、棚の大きさを制限していることによってこれ ら利用者を無視し続けることは、利益を上げる点においても、効率良く駐車棚を 運用する点においても避けられなくなってきているのである。また、従来の棚で は軽自動車を駐車した場合には無駄なスペースができていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を解決するために、次のように構成したものである 。即ち、種々の車両に対応するサイズの異なる多数の棚を備えたラックを設け、 入庫する車両のサイズを検出する手段を入庫口に設け、この検出値に基づいて入 庫する棚を決定する手段と、その棚へ搬送収納する手段を設けたものである。
【0005】
【作用】
このような手段を用いることによって、入庫する前に車両の大きさを測定し、 その値に基づいて車両が収納できる棚を決定し、空いた棚を見つけて、車両をス タッカクレーンによりその棚へ搬送して収納するのである。
【0006】
【実施例】
本考案の解決しようとする課題及び解決手段は以上の如くであり、添付した図 面に従い実施例の構成を説明する。図1は本考案の立体駐車場の側面図、図2は 同じく平面図、図3は同じく制御ブロック図である。
【0007】 図1、図2において立体駐車場の全体構成から説明すると、左右にラック1L ・1Rを平行に配設し、該ラック1L・1Rはそれぞれ車両の種類に鑑みて、全 長により数段階に前後方向に区切られ、かつ、車高により数段階に上下方向に区 切られ、この前後方向の区切は支柱1a・1a・・・により、上下方向の区切は パレット支持体1b・1b・・・により行われている。例えばその区切は、図1 、図3に示すように、手前側は全長が比較的長く、奥側は比較的短くし、前下側 のA区画の棚にはワンボックスカーのような全長が長く車高の高い車を駐車でき るようにし、その上のB区画の棚にはRV車のように比較的車高の高い車を、そ の上のC区画の棚には車高の低い1500ccクラス以上の乗用車を駐車できる ようにし、その奥下側のD区画の棚には全長が短く車高の高い軽自動車のワンボ ックスカーを、その上のE区画の棚には1500ccクラス以下で全長の短い乗 用車を、その上のF区画の棚には更に車高の低い軽自動車の乗用車タイプを駐車 できるように区画しているのである。但し、その他の区画の種類は支柱1aやパ レット支持体1bの位置を変更することにより増減することが可能であり、奥側 にラック1を延長することも可能であり、任意に設定できるものとする。
【0008】 前記ラック1L・1Rの間の下部には走行レール2が前後方向に敷設され、上 部に上ガイドレール(図示せず)が走行レール2と平行に設けられ、該走行レー ル2と上ガイドレールの間に車両を載せて運ぶスタッカクレーンSが走行可能に 配設されているのである。該スタッカクレーンSの構成は、フロントマスト3と リアマスト4と上部フレーム5と走行体6とを枠組して、これを上ガイドレール と走行レール2の間に配置し、該走行体6には走行モーターと昇降モーターを内 装して、走行モーターによりスタッカクレーンSが前後に走行可能とし、昇降モ ーターにより枠組内に設けた昇降台7がフロントマスト3とリアマスト4の間で 上下に昇降可能としているのである。該昇降台7上にスライドフォーク8が左右 方向へ出退可能に設けられ、該スライドフォーク8にパレット9を載置可能とし ているのである。
【0009】 前記走行レール2の前側の一側(左側)には図2に示すように入庫通路10が 設けられ、他側(右側)には出庫通路11が設けられ、出庫通路11のラック1 側にはターンテーブル12が設けられ、ラック1より車両を出して出庫する際に バックで出るのは煩わしいので前後逆向きにして安全に出られるようにしている のである。そして、該ターンテーブル12及び入庫通路10のラック側に凹部1 2a・10aをそれぞれ設け、スライドフォーク8が挿入でき、その上にパレッ ト9を載置できるようにしているのである。
【0010】 そして、本考案の測定部Tが入庫通路10の車両載置部Uの前側に配設されて いるのである。即ち、該測定部Tは全長検出センサー13a・13bと車高検出 センサー14と車両検知センサー16からなり、該全長検出センサー13a・1 3bは左右に出退可能に設けられており、車両が入庫通路10に進入して測定部 Tで停止すると、車両検知センサー16がONして全長検出センサー13a・1 3bが車体の左右中央部まで伸びて、車体の長さを測定し、同時に車高検出セン サー14も車体の車高を検出するのである。該全長検出センサー13a・13b と車高検出センサー14は超音波の反射により距離を測定するセンサーからなる 。但し、全長検出センサー13a・13bと車高検出センサー14は光センサー を段階的に配置して、光を遮ったセンサーの位置により長さを測定することも、 また、該センサーは側方ではなく上方に配置してもよいものであり、また、全長 検出センサーは前又は後を基準にすると一方だけ配置するように構成することも でき、また、車高検出センサー14は車体の屋根にキャリアやサンルーフ等を設 置して一部分だけ高くなっている場合もあるので、前後に移動させて最も高い位 置での高さを検出したり、或いは、車体が通過する時に測定するようにしてもよ いものである。
【0011】 前記全長検出センサー13a・13bと車高検出センサー14と車両検知セン サー16は図3に示すように、それぞれコントローラ15と接続され、該コント ローラ15にはスタッカクレーンSと接続され、該コントローラ15のメモリー にはラック1の棚(A〜F)のそれぞれの位置と大きさが入力されており、前記 測定部Tにより入力された全長と車高の値より適正棚に収納するように制御して いるのである。
【0012】 即ち、駐車する車両が入庫通路10の測定部Tに至ると、車両検知センサー1 6がONして全長検出センサー13a・13bにより全長が測定され、車高検出 センサー14により車高が測定され、それぞれの値がコントローラ15に入力さ れる。この値を演算して車両を収納できる最小のスペースを有する棚(A〜F) を決定し、最も近い空き棚を捜すのである。このとき決定した大きさの空き棚が ないときは一回り大きい空き棚を捜すのである。そして、収納する棚が決定する と、その棚のパレット9を取り出して車両載置部Uまで運び、車両をパレット9 上に載せて運転者は降り、スタッカクレーンSのスライドフォーク8を左へ移動 させてパレット9の下部へ位置させ、昇降台7を少し上昇させて車両をパレット 9ごと持ち上げてからスライドフォーク8を元の位置まで戻し、決定された棚の 位置まで搬送されて、スライドフォーク8を棚内へ移動させて、パレット9をパ レット支持体1bに載置させて収納が完了するのである。
【0013】 そして、出庫時には棚番号をコントローラ15に入力すると、スタッカクレー ンSはその棚まで移動して、所望の車両を載置したパレット9を取り出して、出 庫通路11端のターンテーブル12まで搬送し退避するのである。ターンテーブ ル12上の車両は180゜回転されて運転車が乗りそのま出庫できるのである。 但し、空き棚のパレット9全てを入庫通路10の凹部10aに収納しておき、必 要なとき一つのパレット9を持ち上げて車両を載せて棚へ収納し、出庫した後の パレット9は凹部10aに収納するように構成して更に効率を上げることも可能 である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので次のような効果を奏するものである。即ち 、入庫する車両の大きさを測定して収容できる最小サイズの棚を決定して収納す るので、ラックにおける棚の区画は無駄なスペースがなくなり車両の種類に対応 した棚を従来より多く用意することができてラックを最大限に利用できるように なり、駐車できる車種が増加し、効率良く収納して、駐車場の運用の向上を図る ことができたのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の立体駐車場の側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく制御ブロック図である。
【符号の説明】
A〜F 棚 S スタッカクレーン T 測定部 1 ラック 10 入庫通路 13 全長検出センサー 14 車高検出センサー 15 コントローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の車両に対応するサイズの異なる多
    数の棚を備えたラックを設け、入庫する車両のサイズを
    検出する手段を入庫口に設け、この検出値に基づいて入
    庫する棚を決定する手段と、その棚へ搬送収納する手段
    を設けたことを特徴とする立体駐車場。
JP6652692U 1992-09-24 1992-09-24 立体駐車場 Pending JPH0630359U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6652692U JPH0630359U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 立体駐車場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6652692U JPH0630359U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 立体駐車場

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0630359U true JPH0630359U (ja) 1994-04-19

Family

ID=13318410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6652692U Pending JPH0630359U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 立体駐車場

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JP (1) JPH0630359U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001065184A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Shin Meiwa Ind Co Ltd 機械式駐車設備およびその収容車両制限指示装置
JP2001303787A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Sumitomo Heavy Ind Ltd 機械式駐車場
JPWO2018193501A1 (ja) * 2017-04-17 2020-01-16 株式会社Fuji 部品供給装置およびパレット移動方法

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