JPH0630319U - 取付板付アングル止め金具 - Google Patents
取付板付アングル止め金具Info
- Publication number
- JPH0630319U JPH0630319U JP6594692U JP6594692U JPH0630319U JP H0630319 U JPH0630319 U JP H0630319U JP 6594692 U JP6594692 U JP 6594692U JP 6594692 U JP6594692 U JP 6594692U JP H0630319 U JPH0630319 U JP H0630319U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- plate
- mounting
- angle
- roof
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付板６を屋根板３の折り返し重合部４間に
挿入配置でき、取付板６を野地板５に釘止め止着しても
アングル止め金具本体２が持ち上がって（浮き上がっ
て）不安定とならず、安定性良く迅速に取り付ることが
できる取付板付アングル止め金具を提供すること。 【構成】 取付板６の途中に側方より見てＳ字状に取付
板突出方向に対して折り返したＳ字折曲部７を形成し、
取付板６のＳ字折曲部７より突出先端側途中に下方に折
曲した折曲段差部８を形成して突出先端部に一段低い取
付面部９を形成し、この取付面部９に釘孔10を形成した
取付板付アングル止め金具。
挿入配置でき、取付板６を野地板５に釘止め止着しても
アングル止め金具本体２が持ち上がって（浮き上がっ
て）不安定とならず、安定性良く迅速に取り付ることが
できる取付板付アングル止め金具を提供すること。 【構成】 取付板６の途中に側方より見てＳ字状に取付
板突出方向に対して折り返したＳ字折曲部７を形成し、
取付板６のＳ字折曲部７より突出先端側途中に下方に折
曲した折曲段差部８を形成して突出先端部に一段低い取
付面部９を形成し、この取付面部９に釘孔10を形成した
取付板付アングル止め金具。
Description
【０００１】
本考案は、例えばＡＴ式の屋根板の重合部間に挿入して野地板に釘止めする取 付板を底部に付設した雪止め用の足付アングル止め金具と称される取付板付アン グル止め金具に関するものである。
【０００２】
例えば、従来の取付板付アングル止め金具は、図３に示すように、Ｓ型のアン グル止め金具本体50の底部一側に取付板51を付設したもので、この図示したアン グル止め金具本体50は、断面Ｌ字状のアングル材52を当接する逆Ｌ字状の当接角 面53を形成したものである。
【０００３】 従って、使用に際しては取付板51を重合する屋根板間に挿入して野地板に釘止 めして止着し、数体のアングル止め金具本体50を所定間隔を置いて屋根上に保持 し、このアングル止め金具本体50の前記当接角面53に雪止め用のアングル材52を 当接し、このアングル材52の係止固定手段として設けた折り込み舌片54を、例え ば図３の想像線で示すように下方へアングル材52の外面に押圧させて固定する。
【０００４】
従来の前述のような取付板付アングル止め金具における取付板５１は単に平板
状 のもので、その突出先端部に釘孔55を設けた構造に過ぎない。
状 のもので、その突出先端部に釘孔55を設けた構造に過ぎない。
【０００５】 一方、取付板は屋根板の重合部より挿入するが、この屋根板重合部の一部を切 除して挿入部を形成してここから挿入している。
【０００６】 従って、従来の取付板付アングル止め金具にあってはこの屋根板の切除作業が 非常に厄介であり、また単なる挿入方式のため取付状態が不安定である。
【０００７】 また、アングル止め金具本体は、屋根板上に載置されるが、取付板は単なる平 板状であり、取付板の挿入先端部は野地板より浮いた位置に配されるために取付 板の挿入先端部を野地板に釘止めすると、取付途中を支点にアングル止め金具本 体は上方に持ち上がってしまい、安定性良くアングル止め金具本体並びにこれに 固定するアングル材を取り付けられない問題を有する。
【０００８】 本考案は、このような欠点を解決し、屋根板をを切除することなく、取付板を 屋根板重合部間に挿入配置でき、取付板を野地板に釘止め止着してもアングル止 め金具本体が持ち上がって（浮き上がって）不安定とならず、安定性良く迅速に 取り付ることができる取付板付アングル止め金具を提供することを目的としてい る。
【０００９】
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
【００１０】 断面Ｌ状のアングル材１を係止固定するアングル止め金具本体２の底部に、一 側に向けて突出状態に、屋根板３の重合部４間に挿入して屋根の野地板５に止着 する取付板６を付設した取付板付アング止め金具において、前記取付板６の途中 に側方より見てＳ字状に取付板突出方向に対して折り返したＳ字折曲部７を形成 し、取付板６のＳ字折曲部７より突出先端側途中に下方に折曲した折曲段差部８ を形成して突出先端部に取付面部９を形成し、この取付面部９に釘孔10を形成し たことを特徴とする取付板付アングル止め金具に係るものである。
【００１１】
屋根板３間に取付板６を挿入配置して屋根板３の折り返し重合部４間にＳ字折 曲部７を係合状態に介在せしめ、取付板６の突出先端部に形成した一段低い取付 面部９を野地板５に当接し、釘孔10より釘14を打ち込んで取付板６を野地板５に 止着する。
【００１２】
本実施例のアングル止め金具本体２は、一の屋根板３上に当接載置する載置部 を底部に設け、上部に断面Ｌ字状の雪止め用のアングル材１を当接係止する逆Ｌ 字状の当接角面11を形成したもので、この当接角面11に当接係止したアングル材 １を締付ボルト12により締付挾持する逆Ｌ字状の挾持板13を付設したものである 。
【００１３】 本実施例の取付板６は、取付板６の途中に側方より見てＳ字状に取付板突出方 向に対して折り返したＳ字折曲部７を折曲形成し、取付板６のＳ字折曲部７より 突出先端側途中に下方に折曲した折曲段差部８を形成して突出先端部に取付板の 最高上面より低い位置となる取付面部９を形成し、この取付面部９に釘孔10を形 成したものである。
【００１４】 尚、本考案は本実施例に限らず、アングル止め金具本体２の構成や取付板６の 形状などは適宜設計し得るものである。
【００１５】
本考案は上述のように、取付板にＳ字折曲部を形成したから、単に屋根板間に 挿入配置でき、この際Ｓ字折曲部を屋根板の折り返し重合部に係合状態に介在で きるため、取付容易と共に安定性良く取り付けることができる。
【００１６】 また、取付板のＳ字折曲部より突出先端側途中に下方に折曲した折曲段差部を 形成して突出先端部に取付板の最高上面より低い位置となる取付面部を形成し、 この取付面部に釘孔を形成したから、前述のようにＳ字折曲部を屋根板の折り返 し重合部に係合せしめた際、この取付面部は一段低い位置に配設されるから、野 地板に当接若しくは近接することとなり、この取付板を取付面部を介して釘止め 止着しても従来例のようにアングル止め金具本体側が屋根板上より浮き上がるこ とがないため、本案品並びに本案品に固定するアングル材を安定性良く取り付け ることができる。
【図１】本実施例の使用状態での側断面図である。
【図２】本実施例の斜視図である。
【図３】従来例の斜視図である。
１ アングル材 ２ アングル止め金具本体 ３ 屋根板 ４ 重合部 ５ 野地板 ６ 取付板 ７ Ｓ字折曲部 ８ 折曲段差部 ９ 取付面部 10 釘孔
Claims (1)
- 【請求項１】 断面Ｌ状のアングル材を係止固定するア
ングル止め金具本体の底部に、一側に向けて突出状態
に、屋根板の重合部間に挿入して屋根の野地板に止着す
る取付板を付設した取付板付アング止め金具において、
前記取付板の途中に側方より見てＳ字状に取付板突出方
向に対して折り返したＳ字折曲部を形成し、取付板のＳ
字折曲部より突出先端側途中に下方に折曲した折曲段差
部を形成して突出先端部に取付面部を形成し、この取付
面部に釘孔を形成したことを特徴とする取付板付アング
ル止め金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6594692U JPH0630319U (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 取付板付アングル止め金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6594692U JPH0630319U (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 取付板付アングル止め金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0630319U true JPH0630319U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13301652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6594692U Pending JPH0630319U (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 取付板付アングル止め金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630319U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016089435A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | ニイガタ製販株式会社 | 雪止め金具 |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP6594692U patent/JPH0630319U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016089435A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | ニイガタ製販株式会社 | 雪止め金具 |
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