JPH0531189Y2 - - Google Patents

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JPH0531189Y2
JPH0531189Y2 JP18192586U JP18192586U JPH0531189Y2 JP H0531189 Y2 JPH0531189 Y2 JP H0531189Y2 JP 18192586 U JP18192586 U JP 18192586U JP 18192586 U JP18192586 U JP 18192586U JP H0531189 Y2 JPH0531189 Y2 JP H0531189Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、建築材にアンカーを取付けるため
の治具に関するものである。
(従来の技術) 従来、アンカーを、例えばサツシに取付ける場
合、サツシを躯体に位置決めし、躯体とサツシと
の空間に直接手に把持したアンカーを挿入してサ
ツシの係止部に仮止めした後、スパナー等でアン
カーをきつく係合止着するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この方法でアンカーを取付ける
場合、躯体とサツシとの間の空間が狭い場合には
手が入らないので、アンカーを手によつてサツシ
に仮止めするのが極めて困難であり、作業能率が
悪い欠点があつた。
そこで、この考案は、上記従来の欠点に鑑み、
これを解決したものであつて、部材と躯体との狭
い空間でも安定性よくアンカーを挿入し、部材の
所定位置に確実に係合止着することができて取付
作業の能率を向上しうるアンカー取付け用の治具
を得るにある。
(問題点を解決するための手段) これを達成する手段として、この考案は、握り
部の先端にアンカー保持部を形成し、当該アンカ
ー保持部にはアンカー吸着用の磁性体を設けると
共に、磁性体の両側に、アンカー取付け操作時に
アンカーを押圧回動する当接部を設けた治具であ
る。
(実施例) この考案の具体的構成を図面に示す実施例につ
いて以下詳細に説明する 第1図乃至第3図は、この考案に係わる治具1
であつて、帯状の握り部2の両端に異なる種類の
アンカーを保持しうる第1保持部3と第2保持部
4を形成したものである。第1保持部3は、サツ
シの竪枠19および上枠34に取付けるアンカー
用のものであつて、握り部2より幅広に形成され
た方形の面に可撓性を有するフエライト系磁石等
の磁性体5を貼着し、その先端にアンカーの立上
り部を嵌合する係合切欠部6を形成すると共に、
第1保持部3の両側に磁性体5に吸着したアンカ
ーの両側面が当接する当接部7を折曲げ加工して
突設する。第2保持部4は、サツシの下枠44お
よび水切り54に取付けるアンカー用のものであ
つて、第3図に示す如くボツクス8とその両側に
夫々係止間隙9を形成するように先端に向つて鍵
型に屈曲した外側当接部10,10を突設し、ボ
ツクス8の上面に、上記第1保持部3の磁性体と
同様な磁性体11を埋込み貼着し、該上面を平坦
な面に形成すると共に、ボツクス8には先端が開
口する嵌合孔12を設け、その内面にも磁性体1
3を貼着し、ボツクス8の両内側壁を内側当接部
14,14とする。
なお、上記実施例における当接部は、磁性体の
両側に連設した保持部分、或いは間隙をおいた保
持部分を折曲げる等によつて形成したが、これに
代り硬質磁性体に直接当接部を設ける場合もあ
る。
次に、この治具1を使用してサツシの竪枠19
にアンカー15を取付ける状態を第4図乃至第7
図によつて説明する。アンカー15は主板部16
の中央に立上り部17を切起して立設すると共
に、主板部16の両端は切割つて斜め下方に屈曲
し係止舌部18,18が形成されている。このア
ンカー15の主板部16の上面を治具1の第1保
持部3に貼着した磁性体5に吸着すると共に、立
上り部17を係合切欠部6に係合し、さらに主板
部16の両側面16a,16aを突条の当接部
7,7に当接させて治具1の第1保持部3にアン
カー15を吸着保持させる(第5図参照)。この
状態で第6図および第7図に示すように竪枠19
と躯体Aとの間隙に治具1を斜めに挿入し、その
先端に吸着保持したアンカー15の主板部16の
両先端を竪枠19に形成したリツプ溝20の両リ
ツプ片21上に当接した後、治具1の握り部2を
第6図矢印に示すように下方に回動すると、アン
カー15の両端に傾斜屈曲している係止舌片18
は、リツプ片21の下面に喰い込もうとする。こ
れによりアンカー15はその反力を受けて磁性体
5上を回動しようとするが、主板部16の両側面
16a,16aは当接部 7,7に当接されてい
るので、アンカー15はずれることなく治具1と
共に回動し、係止舌片18はリツプ片21の下面
に嵌入して第6図鎖線および第7図に示すよう
に、リツプ片21を主板部16と係止舌片18と
で強固に狭着する。そこで第1保持部3に吸着さ
れているアンカー15より治具1を剥離して竪枠
19と躯体A間より引き抜けば、アンカー15を
竪枠19の所定位置に確実に取付けることができ
る。
又、サツシの上枠34にアンカー30を取付け
る場合は、第8図に示すように、アンカー30は
上記竪枠用のアンカー15と同様の構造を有する
ので、その主板部31を治具1の第1保持部3の
磁性体5に吸着させると共に、立上り部32を係
合切欠部6に係合し、治具1を上枠34と躯体A
間に斜めに挿入した後、治具1を回動すれば、吸
着されているアンカー30は当接部7に当接して
ずれることなく一体に回動し、係止舌部33をリ
ツプ片35下面に喰込ませることができ、リツプ
片35を主板部31と係止舌部33とで狭着する
ので、アンカー40を上枠34の所定位置に強固
に取付けることができる。
さらに、サツシの下枠44にアンカー40を取
付ける場合は、第9図および第10図に示すよう
に、アンカー40は主板部41の一側に立上り部
42が立設し、両端に係止舌部43が下方に屈曲
形成されているので、治具1の第2保持部4のボ
ツクス8の上面の磁性体11に主板部41を吸着
すると共に、ボツクス8と外側当接部10との間
の係止間〓9に立上り部42を挿入し、治具1を
下枠44と躯体A間に斜めに挿入した後、治具1
を回動すれば、吸着されているアンカー40は立
上り部42が外側当接部10の係止間〓9内に係
止されているのでずれることなく一体に回動し、
係止舌部43をリツプ片45上面に喰込ませるこ
とができ、リツプ片45を主板部41と係止舌部
43とで弾力的に狭着するので、アンカー40を
下枠44の所定位置に強固に取付けることができ
る。
一方、水切り54にアンカー50を取付ける場
合は、第11図および第12図に示すように、ア
ンカー50は主板部51の一端に立上り部52を
屈曲立設し、その立上り部52の先端には互いに
反対横方向に向けて係止舌部53,53が下方に
傾斜するこように折曲げ形成されているので、治
具1の第2保持部4のボツクス8の嵌合孔12に
主板部51を挿入して磁性体13に吸着すると共
に、その両側面51a,51aを内側当接部1
4,14に係止し、治具1を水切り54と躯体A
との間に斜めに挿入してアンカー50の立上り部
上端である両係止舌部の基端部53aを水切り5
4のリツプ溝55の内底壁56に当接した後、治
具1を回動すれば、吸着されているアンカー50
は主板部51が内側当接部14,14に係止され
ているのでずれることなく一体に回動し、リツプ
溝55の内底壁56に当接している基端部53a
を支点として両係止舌部53,53は両リツプ片
57,57に夫々喰込み圧着されるので、アンカ
ー50は水切り54の所定位置に強固に取付ける
ことができる。
なお、上記実施例における治具1は握り部2の
両端に第1保持部3と第2保持部4とを設けた
が、これに限るものでなく一端のみ保持部を形成
しても良い。
又、保持部は、上記実施例の第1保持部3、第
2保持部4の構造に限定されるものでなく、吸着
するアンカーの構造に応じて種々の構造に形成さ
れる。
さらに、この治具1は上記実施例のアンカーの
取付けに使用されるものに限らず、建築材を躯体
に取付けるためのアンカーに使用されるものであ
つても良い。
(考案の効果) 以上、実施例について詳述したように、この考
案は、部材に取付けるアンカーを治具に吸着させ
た状態で部材と躯体の間〓内に挿入してアンカー
を部材に取付けるものであるから、従来のように
狭い間〓であつても治具を容易に挿入できる上、
アンカーを部材に仮止めした後、スパナー等で係
合止着するような手数を省き、治具の挿入からア
ンカーの部材への取付けまで連続操作で一気に取
付けでき、作業能率を向上しうるものである。さ
らに取付けの際、治具を回動操作しても吸着され
ているアンカーは当接部によつて当接されてお
り、みだりにずれることなくアンカーに回動操作
力が伝達され、一体となつて回動して確実に部材
の所定位置に強固に取付けることができる等、極
めて使い勝手に優れた安価な治具を提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の治具の斜視図、第2図は同
じく第1保持部の裏面斜視図、第3図は同じく第
2保持部の裏面斜視図、第4図は竪枠用のアンカ
ーの斜視図、第5図は同じくアンカーと治具を取
付けた状態の斜視図、第6図はサツシの竪枠にア
ンカーを取付ける状態の躯体側より見た側面図、
第7図は同じく横断平面図、第8図はサツシの上
枠にアンカーを取付ける状態の縦断側面図、第9
図は下枠用アンカーに治具を取付ける状態の斜視
図、第10図は同じくサツシの下枠にアンカーを
取付ける状態の縦断側面図、第11図は水切り用
アンカーに治具を取付ける状態の斜視図、第12
図は同じく水切りにアンカーを取付ける状態の縦
断側面図を示す。 1……治具、2……握り部、3……第1保持
部、4……第2保持部、5,11,13……磁性
体、6……係合切欠部、7……当接部、8……ボ
ツクス、10……外側当接部、12……嵌合孔、
14……内側当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握り部の先端にアンカー保持部を形成し、当該
    アンカー保持部にはアンカー吸着用の磁性体を設
    けると共に、磁性体の両側に、アンカー取付け操
    作時にアンカーを押圧回動する当接部を設けたこ
    とを特徴とするアンカー取付け治具。
JP18192586U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0531189Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18192586U JPH0531189Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18192586U JPH0531189Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6389090U JPS6389090U (ja) 1988-06-09
JPH0531189Y2 true JPH0531189Y2 (ja) 1993-08-10

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