JPH06303120A - Gtoサイリスタのゲート駆動回路 - Google Patents

Gtoサイリスタのゲート駆動回路

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Publication number
JPH06303120A
JPH06303120A JP5088292A JP8829293A JPH06303120A JP H06303120 A JPH06303120 A JP H06303120A JP 5088292 A JP5088292 A JP 5088292A JP 8829293 A JP8829293 A JP 8829293A JP H06303120 A JPH06303120 A JP H06303120A
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JP
Japan
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gate
signal
circuit
resistor
gto thyristor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5088292A
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English (en)
Inventor
Koya Hasebe
孝弥 長谷部
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オン期間中の逆バイアス用抵抗4による抵抗
損失を防止し、GTOサイリスタのゲート駆動回路16
の効率UPを図る。 【構成】 オン駆動はハイゲート電流形成回路8によ
り、一定時間、ゲートにハイゲート電流を流してターン
オンさせ、その後オン期間中、定常ゲート電流形成回路
7によりゲートに定常ゲート電流を流してオンを維持す
る。また、オフ駆動はオフゲート電流形成回路12によ
りゲートに逆方向のオフゲート電流を流してターンオフ
させ、その後オフ期間中、ゲートに逆バイアスを印加さ
せる。オフ時逆バイアス形成回路17の分割電圧形成用
抵抗R4にスイッチ素子S4を接続して、これをオン信
号の発生又はオフ信号の発生に対応させて作動し、逆バ
イアス用分割抵抗R4をオン期間中、オフ側直流電源5
から切放す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はGTOサイリスタゲー
ト駆動回路(以下、ゲート駆動回路という)、特にGT
Oサイリスタのオフ期間中、ゲートに逆バイアスを印加
するための逆バイアス回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種GTOサイリスタはアノード、カ
ソード、ゲートの3端子を持つ半導体素子で、ゲートに
適当な電流を流し込むことによって、GTOサイリスタ
をオンしたり、又ゲートに逆方向に電流を流すことによ
り、オンしているGTOサイリスタをオフすることが出
来るもので、サイリスタのように、ターンオフのための
補助回路を要しないため、制御回路が簡単に構成でき、
電動機の駆動や、変電所や鉄道の電力変換など、比較的
大容量で、高電圧、高電流の大型インバータ素子などに
利用されている。
【0003】ところで、このようなGTOサイリスタ
は、GTOサイリスタに電流を流すために、オン期間
中、ゲートにある一定の電流を流しており、また、ター
ンオン時は比較的急峻、例えば20A/μsecの立上
りで定常時より一段と大きい電流を所定時間、例えば3
0μsec流し、GTOサイリスタを瞬時にオンするよ
うにしている。 また、オフ期間中、ゲート、カソード
間に所定の逆バイアスを印加しておくと共に、ターンオ
フ時はゲートに所定時間、逆向きの電流を流し、強制的
にオフするようにしている。
【0004】例えば、図6は本願出願人が実願平3−0
12375号で出願したゲート駆動回路1の回路図であ
る。このゲート駆動回路1は、GTOサイリスタ2のゲ
ート、カソード間に接続したオン回路側直流電源3によ
り、主としてGTOサイリスタ2をオン駆動するための
オン回路側4と、ゲート、カソード間に接続したオフ回
路側直流電源5により、主としてGTOサイリスタ2を
オフ駆動するオフ回路側6とで構成されている。
【0005】オン回路側4はオフ中のGTOサイリスタ
2をオン信号によりオンさせ、オンを維持させるための
もので、オン切換えの当初の一定期間は大きいオンゲー
ト電流を流して、GTOサイリスタ2を瞬時にオンさせ
ると共に、その後オン信号が継続する間、比較的小さい
定常のオンゲート電流を流して、GTOサイリスタ2の
オンを維持する回路構成が組まれている。
【0006】即ち、オン回路側4はGTOサイリスタ2
のオン期間中、ゲートにある一定の電流を流しておくた
めの定常ゲート電流形成回路7と、GTOサイリスタ2
のターンオン時、ゲートに定常ゲート電流より一段と大
きいゲート電流を流すためのハイゲート電流形成回路
8、前記定常ゲート電流形成回路7を作動指令するハ
イ、ロウの断続したオン信号Xが入力されるオン信号受
信部9および、前記オン信号Xが発生する毎にハイゲー
ト電流形成回路8を一定時間作動させるハイゲート信号
用ワンショットパルス回路10などから構成されてい
る。
【0007】定常ゲート電流形成回路7は電流制限用の
抵抗R1と例えば電界効果型トランジスタのスイッチ素
子S1とで構成され、前記オン信号Xの立上りによりス
イッチ素子S1がオンし、オン信号のハイレベル中オン
状態を維持し、オン信号Xが立下がるとオフになり、オ
ン信号がハイレベル中ゲートに一定の定常ゲート電流を
流し、オン信号Xが立下がると定常ゲート電流がなくな
る。
【0008】ハイゲート電流形成回路8は電流制限用の
抵抗R2と電界効果型トランジスタのスイッチ素子S2
とで構成され、ワンショットパルス回路10の出力端が
ハイレベルの期間中、素子S2がオンとなり、GTOサ
イリスタ2に所定のハイゲート電流を流す。ワンショッ
トパルス回路10は、例えば単安定マルチバイブレータ
などで構成され、その入力端にオン信号のハイレベルが
入力されると、入力後一定時間、出力端がハイレベルと
なる。従って、ハイゲート電流形成回路8は、オン信号
Xの立上りと同時にスイッチ素子S2がオンし、GTO
サイリスタ2に定常電流より数倍大きく設定したハイゲ
ート電流を、一定時間(例えば30μsec)だけ流
し、GTOサイリスタ2をオンさせる。
【0009】以上のようにして、上記オン回路側4はオ
ン信号Xが立上ると、その直後の一定時間、定常ゲート
電流にハイゲート電流を加えたオンゲート電流が流れ
て、GTOサイリスタ2をターンオンさせ、上記一定時
間の経過後はオン信号Xが立下がるまで、一定のオンゲ
ート電流が流れて、GTOサイリスタ2のオンを維持す
る。
【0010】次に、オフ回路側6はオン中のGTOサイ
リスタ2の定常ゲート電流形成回路7を不作動とする信
号、つまりオン信号Xの立下りに関連して発っせられる
オフ信号によりGTOサイリスタ2をオフさせ、オフを
維持させるためのものである。そして、オフ切換えの当
初の一定期間、ゲートにオン時とは逆方向のオフゲート
電流を流してGTOサイリスタ2をオフさせ、オフ期間
中は、ゲート、カソード間に逆バイアスを印加させて、
GTOサイリスタ2のオフを維持する回路構成が組まれ
ている。
【0011】即ち、オフ回路側6はGTOサイリスタ2
のオフ期間中、ゲート、カソード間に所定の逆バイアス
を印加しておくためのオフ時逆バイアス電圧形成回路1
1、ターンオフ時、ゲートに一定時間、逆向きのゲート
電流を流してGTOサイリスタ2をオフさせるためのオ
フゲート電流形成回路12、前記オン回路側4の定常ゲ
ート電流形成回路7を不作動とするオン信号Xの立下り
に対応して立上り、上記オフゲート電流形成回路12を
作動させるためのハイ、ロウの断続したオフ信号Yを形
成するオフ信号発生回路13、および前記オフ信号Yの
発生に応答して、オフ信号発生直後の一定時間、オフゲ
ート電流形成回路12を作動するオフ信号用ワンショッ
トパルス回路14などから構成されている。
【0012】オフ時逆バイアス電圧形成回路11はGT
Oサイリスタ2のゲート、カソード間に接続したノイズ
耐量用のコンデンサC1および逆バイアス用の抵抗R3
と、この抵抗R3の両端にオフ回路側直流電源5を介し
て接続した分割電圧形成用の抵抗R4とで構成されてい
る。また、オフゲート電流形成回路12はGTOサイリ
スタ2のオフ時にオン時とは逆向きの電流をゲートに流
さなければならないため、例えば電界効果型トランジス
タのスイッチ素子S3を前記分割電圧形成用の抵抗4の
両端に接続する形で使用することにより、オフ時にS3
を閉じオフ電源5がゲート・カソード間にかけられるよ
うな構成になっている。
【0013】即ち、上記オフ時逆バイアス電圧形成回路
11は、オフゲート電流形成回路12のスイッチ素子S
3がオンしていない間は、GTOサイリスタ2のゲー
ト、カソード間に接続した逆バイアス用の抵抗R3に、
オフ回路側直流電源5の電圧Voffを抵抗R3、抵抗
R4で分割した分割電圧 R3・Voff/(R3+R
4)が掛かり、GTOサイリスタ2のゲートに上記分割
したバイアス電圧を付与するよう構成している。また、
オフゲート電流形成回路12のスイッチ素子S3がオン
している間は、分割電圧形成用の抵抗R4がスイッチ素
子S3で短絡されることにより、GTOサイリスタ2の
ゲート、カソード間にオフ回路側直流電源2の電圧Vo
ffがそのまま印加され、GTOサイリスタ2のゲート
に、オン時とは逆向きのオフゲート電流が流れ、GTO
サイリスタ2を瞬時にオフする。
【0014】なお、上記GTOサイリスタ2のオフ期間
中に印加する分割したバイアス電圧の値はGTOサイリ
スタ2の特性規格に合わせ、それぞれオフ回路側直流電
源5の電圧値、抵抗R3、抵抗R4の値により適宜選定
して設定される。
【0015】オフ信号発生回路13はオン回路側4の定
常電流形成回路7を作動指令するハイ、ロウの断続した
オン信号Xが入力される信号受信部9に接続した反転回
路15で構成され、反転回路15の出力端に前記オン信
号Xを反転した形、つまりオン信号Xの立下がりで立上
り、立上りで立下がるハイ、ロウの断続したオフ信号Y
を送出する。
【0016】オフ信号用ワンショットパルス回路14は
前記ハイゲート信号用のワンショットパルス回路10と
同様に、単安定マルチバイブレータなどで構成されてお
り、前記オフ信号の立上り毎に前記オフゲート電流形成
回路12のスイッチ素子S3を、立上り後の一定時間
(GTOサイリスタ2の特性規格のターンオフ期間中)
オンさせる。
【0017】従って、上記オフ回路側6は、オン信号X
が立下がってGTOサイリスタ2のオンゲート電流の停
止と同時に発っせられるオフ信号Yにより、オフゲート
電流形成回路12を直後の一定時間作動して、GTOサ
イリスタ2にオフゲート電流を流してGTOサイリスタ
2をオフさせると共に、その後のオフ期間は、ゲートに
バイアス電圧を付与して、オフを維持するよう構成して
いる。
【0018】図7は上記ゲート駆動回路1のGTOサイ
リスタ2にオンゲート電流およびオフゲート電流を流し
て駆動した時の各部の波形図であり、同図(a)はオン
信号を示し、同図(b)はオフ信号を示し、同図(c)
はGTOサイリスタ2に流れるゲート電流を示してい
る。いま、同図(a)に示すように、駆動用オンオフ信
号Xが時刻t1 で立上ると、スイッチS1、S2が同時
にオンとなり、同図(c)に示すようにGTOサイリス
タ 2のゲートに定常時より多いゲート電流が流れる。
この後の時刻t2 でスイッチS2がオフとなってGTO
サイリスタ2に定常ゲート電流が流れるようになる。こ
の定常ゲート電流が流れている期間は時刻t3まで続
き、時刻t3 でオン信号Xが立下ると、オンゲート電流
がなくなる。
【0019】つぎに、オン信号Xが立下ると同時に,反
転回路15により、同図(b)に示すように,オフゲー
ト電流形成回路12を作動するためのオンオフ信号Yが
立上り、スイッチS3がオンとなり、GTOサイリスタ
2にオン時とは逆向のオフゲート電流が流れる。そし
て、時刻t4でオフゲート電流がなくなり、GTOサイ
リスタ2の特性規格でのターンオン期間中オンさせるS
3がオフした後、ゲートにオフ用電源5、R3,R4で
規定したゲート逆バイアスが印加され、時刻t5まで続
く。そして、時刻t5 で再びオン信号Xが立上ると、時
刻t1 〜t3 間と同様にオンゲート電流が流れ、同様に
続いていく。
【0020】このような構成のゲート駆動回路1は、オ
ン期間中、定常電流形成回路7によりゲートに所定の定
常電流を流してGTOサイリスタ2のオンが維持出来る
と共に、ターンオン時は、ハイゲート電流形成回路8に
よりゲートにハイゲート電流を流してGTOサイリスタ
2を確実にオン駆動することができる。また、オフ期間
中は、オフ時逆バイアス電圧形成回路11によりゲー
ト、カソード間に所定の逆バイアスを印加しておくの
で、GTOサイリスタ2がオフ期間中誤ってオンするこ
とが防止できると共に、ターンオフ時は、オフゲート電
流形成回路12によりゲートにオフゲート電流を流して
GTOサイリスタ2を速やかにオフすることができる。
また、特に上記ゲート駆動回路1はオフ時逆バイアス電
圧形成回路11をGTOサイリスタ2のゲート、カソー
ド間に接続した逆バイアス用の抵抗R3と、この抵抗R
3の両端にオフ回路側直流電源5を介して接続した分割
電圧形成用の抵抗R4とで構成し、オフゲート電流形成
回路12を前記抵抗4の両端に接続したスイッチ素子S
3で構成しているから、オフゲート電流形成回路とバイ
アス形成回路が共通化し、また、その切換えも、スイッ
チ素子S3を動作するだけですみ、回路構成が極めて簡
単になるものである。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記オ
フ時逆バイアス電圧形成回路11はGTOサイリスタ2
のオフ期間中、ゲート、カソード間に所定の逆バイアス
を印加して、誤動作防止の作用効果を得るが、GTOサ
イリスタ2のオン期間中は不要のものであった。むし
ろ、上記逆バイアス電圧形成回路11を構成する逆バイ
アス用抵抗R3と分割電圧形成用抵抗R4のうち、逆バ
イアス用抵抗R3はGTOサイリスタ2のオン期間中、
このGTOサイリスタ2が導通することにより短絡され
ており、殆ど電力損失は無く、分割電圧形成用抵抗R4
はGTOサイリスタ2のオン期間中、オフ回路側直流電
源5が直に印加され、大きな抵抗損失を生じていた。そ
のため、GTOサイリスタ駆動回路1のゲート損失が大
きくなり、効率低下の大きな要因となっていた。また、
抵抗損失が大きいために、容量の大きい抵抗を使用する
必要があり、大型化するため、装置の小型化が難しかっ
た。
【0022】従って、本発明は上記に鑑みなされたもの
であり、装置の小型化や効率UPが確実になされるGT
Oサイリスタのゲート駆動回路を提供することを目的と
する。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のGT
Oサイリスタのゲート駆動回路はオン回路側はゲート、
カソード間にオン回路側直流電源に接続された、抵抗R
1を有した定常ゲート電流形成回路と、抵抗R2を有し
信号の発生毎に一定時間作動するハイゲート電流形成回
路とが形成され、オン信号の発生毎に、オン信号発生初
期の一定時間、GTOサイリスタのゲートにハイゲート
電流を流すと共に、その後は一定の定常ゲート電流を流
してオン駆動させ、オフ回路側はゲート、カソード間に
接続された逆バイアス用抵抗R3とこの抵抗R3の両端
にオフ回路側直流電源に接続された分割電圧形成用抵抗
R4とを有したオフ時逆バイアス電圧形成回路と、前記
抵抗R4の両端に接続され信号の発生毎に一定時間作動
して前記抵抗R4を短絡させるオフゲート電流形成回路
とが形成され、オフ信号の発生直後の一定時間、GTO
サイリスタのゲートにオフゲート電流を流し、その後は
ゲートに逆バイアス電圧を付与してオフ駆動させるよう
にしたGTOサイリスタのゲート駆動回路であって、前
記分割電圧形成用抵抗R4にスイッチ素子を接続し、こ
のスイッチ素子を前記オン信号の発生又はオフ信号の発
生に対応させて作動させ、GTOサイリスタのオン駆動
中は前記スイッチ素子を開成すると共に、オフ駆動中前
記スイッチ素子を閉成するようにしたことを特徴とす
る。
【0024】また、本発明のGTOサイリスタのゲート
駆動回路は前記オフ信号は前記オン信号の反転したオン
オフ信号で形成し、前記オン信号の立下りに応答させて
前記GTOサイリスタをオフ駆動させるようにしたこと
を特徴とする。
【0025】また、本発明のGTOサイリスタのゲート
駆動回路は前記オフ信号は前記オン信号とは独立した信
号で形成し、前記オン信号を、前記オン信号の発生に応
答して前記定常ゲート電流形成回路を作動させると共
に、前記オフ信号の発生に応答して前記定常ゲート電流
形成回路の作動を停止させるラッチ回路を介して前記定
常ゲート電流形成回路を作動させ、オン駆動中、前記G
TOサイリスタのゲートに定常ゲート電流を流すと共に
前記オン信号の発生毎にハイゲート電流を流し、オフ駆
動は前記オン信号の発生とは無関係に発っせられるオフ
信号によって前記定常ゲート電流およびハイゲート電流
を止め、前記GTOサイリスタをオフするようにしたこ
とを特徴とする。
【0026】
【作用】GTOサイリスタ2のオン期間中、分割電圧形
成用抵抗R4はスイッチ素子が開成されることにより、
オフ回路側直流電源から切放されており、抵抗損失は生
じなくなる。また、オフ期間はスイッチ素子が閉成さ
れ、分割電圧形成用抵抗R4はオフ回路側直流電源に接
続されて、通常のGTOサイリスタのオフ駆動がなされ
る。このため、ゲート損失が少なくなり、GTOサイリ
スタの駆動回路の効率が向上すると共に、分割電圧形成
用抵抗R4に熱容量の小さいものが使用でき、装置の小
形化ができる。特に、オフ信号をオン信号とは独立した
信号で形成して、オン信号とは無関係にGTOサイリス
タをオフ駆動する直流スイッチ方式のゲート駆動回路に
適用した場合、上記効果が顕著となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
述する。
【0028】図1は本発明の第1の実施例で、ゲート駆
動回路16の回路図である。このゲート駆動回路16
は、上記ゲート駆動回路1と同様に、オン回路側4は定
常ゲート電流形成回路7、ハイゲート電流形成回路8、
ハイ、ロウの断続したオン信号Xが入力されるオン信号
受信部9およびハイゲート信号用ワンショットパルス回
路10などから構成されている。また、オフ回路側6は
オフ時逆バイアス電圧形成回路17、オフゲート電流形
成回路12、オン信号Xを反転回路15で反転させ、オ
ン信号Xの立下がりで立上り、立上りで立下がるハイ、
ロウの断続したオフ信号Yを形成するオフ信号発生回路
13およびオフ信号用ワンショットパルス回路14など
から構成されている。
【0029】このゲート駆動回路16と上記ゲート駆動
回路1と異なる点は、オフ時逆バイアス電圧形成回路1
7の分割電圧形成用の抵抗R4にスイッチ素子S4を直
列接続し、このスイッチ素子S4を前記オン信号Xまた
は前記オフ信号Yの発生に応答して作動させ、GTOサ
イリスタ2のオン駆動中はスイッチ素子S4を開成さ
せ、GTOサイリスタ2のオフ駆動中はスイッチ素子S
4を閉成させるようにしたことである。その他の構成は
上記ゲート駆動回路1と同じであり、同じ機能部品は図
6と同一参照符号を付し、その説明は略す。
【0030】次に、上記構成のゲート駆動回路16の駆
動動作について、図2の各部波形図を参照して説明す
る。図2は上記駆動回路16のGTOサイリスタ2にオ
ンゲート電流およびオフゲート電流を流して駆動した時
の各部の波形図であり、同図(a)はオン信号Xを示
し、同図(b)はオフ信号Yを示し、同図(c)はGT
Oサイリスタ2に流れるゲート電流、同図(d)はオン
回路側直流電源3の基準線Aから見た抵抗R3と抵抗R
4の接続点Cの電位、つまりゲートバイアス電圧Vgを
示し、同図(e)はオフ回路側直流電源5の基準線Bか
ら見た抵抗R3と抵抗R4の接続点Cの電位、つまり抵
抗R4の両端に賦課される電圧VR4を示している。尚、
図(e)の点線波形は前記駆動回路1で得られるもの
で、本駆動回路16の実線波形のものとの差を示す。
【0031】このゲート駆動回路16において、前記分
割電圧形成用の抵抗R4に接続したスイッチ素子S4は
GTOサイリスタ2のオン駆動時、開成状態(この図1
の回路においては、スイッチ素子S4は常閉であり、オ
ン信号Xのハイレベルに応答して、開成するよう構成さ
れている)にあり、抵抗R4をオフ回路側直流電源5か
ら切放されているが、このこと自体は、GTOサイリス
タ2のオン駆動動作に何ら支障のないものである。従っ
て、前記ゲート駆動回路1と同様の駆動動作となり、同
図(c)に示すように、オン信号の立上りに高いオンゲ
ート電流が、その後のオン期間中一定のオンゲート電流
がながれる。また、オン信号Xが立下り、オフ信号Yが
発生すると同に上記スイッチ素子S4が閉成する。従っ
て、オフ期間中は、ゲート駆動回路16は前記ゲート駆
動回路1と同じ構成となって同様の駆動動作となり、同
図(c)に示すように、強制オフ期間の一定時間、ゲー
トにオフゲート電流が流れる。
【0032】次に、オン回路側直流電源3の基準線Aか
ら見た接続点Cの電位、つまりゲートバイアス電圧Vg
は、本ゲート駆動回路16も前記ゲート駆動回路1も同
じであり、図(d)に見るように、オン期間中、GTO
サイリスタ2がオン状態であり、ゲート、カソード間電
圧はゲート・カソード間オン電圧降下分のみ(数百mv
程度)である。ターンオフ期間中は、分割電圧形成用抵
抗R4がオフゲート電流形成回路12のスイッチ素子3
で短絡され、オフ回路側直流電源5の電圧Voffがバ
イアスされる。ターンオフ期間が過ぎると、S3は開成
し、オフ回路側直流電源5により逆バイアス抵抗R3に
賦課される分割電圧、Voff・R3/(R3+R4)
まで上昇し、その後オフ期間中、この分割バイアス電圧
がかかる。
【0033】一方、オフ回路側直流電源5の基準線Bか
ら見た接続点Cの電位VR4は、図(e)に点線図示する
ように、前記ゲート駆動回路1は、オン期間中、分割抵
抗R4にオフ側回路直流電源5の電圧Voffが掛か
る。しかし、本ゲート駆動回路16は、分割抵抗R4に
接続したスイッチ素子S4がオン期間中開成しているた
め、オフ側回路直流電源5が印加されず、ゼロ電位とな
る。そして、ターンオフ期間以降はスイッチ素子S4が
閉成し、両駆動回路1、16とも同様である。即ち、タ
ーンオフ期間中は分割電圧形成用抵抗R4がオフゲート
電流形成回路12のスイッチ素子3で短絡されてゼロ電
位であり、その後のオフ期間はオフ回路側直流電源5の
分割された電圧、Voff・R4/(R3+R4)まで
上昇し、オフ期間中この電圧がかかる。即ち、前記ゲー
ト駆動回路1はオン期間中、分割電圧形成用抵抗R4に
オフ回路側直流電源5の電圧Voffが印加されてお
り、同図斜線図示に相当した大きい抵抗損がオン駆動毎
に生じるが、本発明のゲート駆動回路21はこれが解消
される。
【0034】図3は本発明の第2の実施例であり、本出
願人が特願平3−289789号で出願したゲート駆動
回路に本発明を適用したもので、上記実施例のゲート駆
動回路16のオフ信号Yをオン信号Xとは独立して発生
させ、GTOサイリスタ2のオフ駆動動作をオン信号X
と関係なく実施させる、所謂直流スイッチ方式のゲート
駆動回路である。
【0035】即ち、このゲート駆動回路18は、上記実
施例のゲート駆動回路16と同様に、オン回路側4に定
常ゲート電流形成回路7、ハイゲート電流形成回路8、
ハイ、ロウの断続したオン信号Xが入力されるオン信号
受信部9およびハイゲート信号用ワンショットパルス回
路10を形成し、オフ回路側6にオフ時逆バイアス電圧
形成回路17、オフゲート電流形成回路12、ハイ、ロ
ウの断続したオフ信号Yが入力される信号受信部19お
よびオフ信号用ワンショットパルス回路14などを形成
している。
【0036】そして、このゲート駆動回路18もオフ時
逆バイアス電圧形成回路17は分割電圧形成用の抵抗R
4にスイッチ素子S4を接続し、このスイッチ素子S4
を前記オン信号Xまたは前記オフ信号Yの発生に応答し
て作動させ、GTOサイリスタ2のオン駆動中はスイッ
チ素子S4を開成させ、オフ駆動中はスイッチ素子S4
を閉成するように構成されている。なお、このゲート駆
動回路18では、スイッチ素子S4は常開であり、これ
を後述のラッチ回路20を介して作動させ、オフ信号Y
のハイレベルに応答して閉成するよう構成している。
【0037】このゲート駆動回路18と上記実施例のゲ
ート駆動回路16と異なる点は、信号受信部19に入力
されるオフ信号Yはオン信号Xとは独立した信号源から
発生されるものであること、および、上記オン信号Xの
発生毎に応答して定常電流形成回路7を作動させると共
に、前記オフ信号Yの発生に応答して前記定常電流形成
回路7を作動を停止させるラッチ回路20を介して前記
定常電流形成回路7を作動させる点のみであり、その他
の構成は上記実施例のゲート駆動回路16と同じであ
る。従って、同じ機能部品は図1と同一参照符号を付
し、その説明は略す。
【0038】上記ラッチ回路20は例えば双安定マルチ
バイブレータなどで構成され、オン信号Xが立上り、ラ
ッチ回路20の入力端子Sにハイが入力されると、その
出力端子Qがハイとなり、定常電流形成回路7を作動さ
せる。出力端子Qのハイは、次にオフ信号Yがラッチ回
路20の入力端子Rに入力されるまでハイが保持され、
定常電流形成回路7を作動し続ける。そして、オフ信号
Yが入力端子Rに入力されると、出力端子Qがロウに切
変わり、定常電流形成回路7の作動を停止する。
【0039】従って、このゲート駆動回路18は、図4
に示すように、オン信号Xの発生毎に一定期間ハイゲー
ト電流を流すと共に、定常ゲート電流はオン信号Xの発
生後、オフ信号Yが発生してラッチ回路20が復旧する
まで流れ続け、GTOサイリスタ2をオン駆動する。そ
して、オフ信号Yが立上がると、定常ゲート電流がなく
なると共に、オフゲート電流が流れて、GTOサイリス
タをオフ駆動する。即ち、このゲート駆動回路18は、
前記ゲート駆動回路16のように、オン信号の発生毎に
GTOサイリスタ2をオフ駆動せず、常時オン駆動させ
ておき、負荷電流の状況により適宜ゲートにハイゲート
電流を流すように駆動した直流スイッチ方式のゲート駆
動回路である。
【0040】例えば、図5はこのゲート駆動回路18が
適用される直流スイッチ方式のゲート駆動回路例であ
り、4個のGTOサイリスタQ1〜Q4をブリッジに接
続し、ブリッジ間に負荷Zを接続したインバータ回路で
ある。この回路の直流電源側E側に配置したGTOサイ
リスタQ5は、常時ゲートに定常ゲート電流を流してG
TOサイリスタQ5をオン駆動しておき、アーム側のG
TOサイリスタQ1〜Q4のオン駆動に合わせて発っせ
られるオン信号に応答して、一定時間、ハイゲート電流
を流すようにゲート駆動し、負荷異常など駆動停止の要
請時に発っせられるオフ信号によりオフ駆動される。
【0041】かかる直流スイッチ方式のGTOサイリス
タQ5のゲート駆動に適用するゲート駆動回路18は、
GTOサイリスタ2は常時オン駆動されているが、オフ
時逆バイアス電圧形成回路17の分割抵抗R4は、GT
Oサイリスタ2のオン動作中、スイッチ素子S4により
オフ回路側直流電源から切放されており、抵抗損失を生
じることがない。また、この直流スイッチ方式に用いる
GTOサイリスタは電源側に配置されて連続駆動される
ため、従来の構成では容量の大きい抵抗を用いなければ
ならないが、本実施例によれば、オフ信号時のみ挿入す
るので、これを小形の抵抗に置き換えることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明は分割電圧形成用
の抵抗にスイッチ素子を接続して、GTOサイリスタの
オン期間中、分割電圧形成用の抵抗をオフ回路側直流電
源から切放すように構成したから、ゲート損失を可及的
に減少でき、効率の良いGTOサイリスタのゲート駆動
回路が提供できる。また、分割電圧形成用の抵抗に熱容
量の小さい小形のものが使用でき、装置の小形化が達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例でゲート駆動回路の構成を
示す回路図である。
【図2】図1のゲート駆動回路の動作を示す各部の波形
図である。
【図3】本発明の第2実施例でゲート駆動回路の構成を
示す回路図である。
【図4】図3のゲート駆動回路の動作を示す各部の波形
図である。
【図5】図3が適用されるGTOサイリスタを用いたイ
ンバータ回路図である。
【図6】本発明の前提となるゲート駆動回路の構成を示
す回路図である。
【図7】図7のゲート駆動回路の動作を示す各部の波形
図である。
【符号の説明】
2 GTOサイリスタ 3 オン回路側直流電源 4 オン回路側 5 オフ回路側直流電源 6 オフ回路側 7 定常ゲート電流形成回路 8 ハイゲート電流形成回路 9 オン信号受信部 10 ハイゲート信号用ワンショットパルス回路 12 オフゲート電流形成回路 13 オフ信号発生回路 14 オフ信号用ワンショットパルス回路 15 反転回路 16、18 ゲート駆動回路 17 オフ時逆バイアス電圧形成回路 19 オフ信号受信部 20 ラッチ回路 R3 逆バイアス用抵抗 R4 分割電圧形成用抵抗 S4 スイッチ素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オン回路側はゲート、カソード間にオン回
    路側直流電源に接続された、抵抗R1を有した定常ゲー
    ト電流形成回路と、抵抗R2を有し信号の発生毎に一定
    時間作動するハイゲート電流形成回路とが形成され、オ
    ン信号の発生毎に、オン信号発生初期の一定時間、GT
    Oサイリスタのゲートにハイゲート電流を流すと共に、
    その後は一定の定常ゲート電流を流してオン駆動させ、
    オフ回路側はゲート、カソード間に接続された逆バイア
    ス用抵抗R3とこの抵抗R3の両端にオフ回路側直流電
    源に接続された分割電圧形成用抵抗R4とを有したオフ
    時逆バイアス電圧形成回路と、前記抵抗R4の両端に接
    続され信号の発生毎に一定時間作動して前記抵抗R4を
    短絡させるオフゲート電流形成回路とが形成され、オフ
    信号の発生直後の一定時間、GTOサイリスタのゲート
    にオフゲート電流を流し、その後はゲートに逆バイアス
    電圧を付与してオフ駆動させるようにしたGTOサイリ
    スタのゲート駆動回路であって、前記分割電圧形成用抵
    抗R4にスイッチ素子を接続し、このスイッチ素子を前
    記オン信号の発生又はオフ信号の発生に対応させて作動
    させ、GTOサイリスタのオン駆動中は前記スイッチ素
    子を開成すると共に、オフ駆動中前記スイッチ素子を閉
    成するようにしたことを特徴とするGTOサイリスタの
    ゲート駆動回路。
  2. 【請求項2】前記オフ信号は前記オン信号の反転したオ
    ンオフ信号で形成し、前記オン信号の立下りに応答させ
    て前記GTOサイリスタをオフ駆動させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のGTOサイリスタのゲー
    ト駆動回路。
  3. 【請求項3】前記オフ信号は前記オン信号とは独立した
    信号で形成し、前記オン信号を、前記オン信号の発生に
    応答して前記定常ゲート電流形成回路を作動させると共
    に、前記オフ信号の発生に応答して前記定常ゲート電流
    形成回路の作動を停止させるラッチ回路を介して前記定
    常ゲート電流形成回路を作動させ、オン駆動中、前記G
    TOサイリスタのゲートに定常ゲート電流を流すと共に
    前記オン信号の発生毎にハイゲート電流を流し、オフ駆
    動は前記オン信号の発生とは無関係に発っせられるオフ
    信号によって前記定常ゲート電流およびハイゲート電流
    を止め、前記GTOサイリスタをオフするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のGTOサイリスタのゲー
    ト駆動回路。
JP5088292A 1993-04-15 1993-04-15 Gtoサイリスタのゲート駆動回路 Withdrawn JPH06303120A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017118302A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社パルス電子技術特機事業部 高圧放電用半導体スイッチおよびこれを備えた電磁成形装置

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JP2017118302A (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 株式会社パルス電子技術特機事業部 高圧放電用半導体スイッチおよびこれを備えた電磁成形装置

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