JP3235337B2 - Pwmインバータ用出力回路 - Google Patents

Pwmインバータ用出力回路

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JP3235337B2
JP3235337B2 JP09141994A JP9141994A JP3235337B2 JP 3235337 B2 JP3235337 B2 JP 3235337B2 JP 09141994 A JP09141994 A JP 09141994A JP 9141994 A JP9141994 A JP 9141994A JP 3235337 B2 JP3235337 B2 JP 3235337B2
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和幸 ▲高▼田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機のコイル電圧をP
WM制御するPWMインバータのパワー回路に関するも
のである。
【0002】PWMは、Pulse Width Mo
dulationの略で、モータ制御の分野において広
く利用されている技術である。
【0003】
【従来の技術】近年、PWMインバータが急速に普及
し、広くモータ制御に利用されている。
【0004】図12は一般的なPWMインバータの構成
を示す略線図で、三相PWMインバータを例にとって示
している。一般的にPWMインバータでは使用する電動
機の相数に応じてPWMインバータ用出力回路53の数
が異なるが、その基本動作は同じである。
【0005】図12において一般的な三相PWMインバ
ータの構成を説明する。まず、周波数電圧設定手段58
に電動機60に供給する三相交流電圧波形の基本周波数
と実効電圧値がセットされる。次にPWM制御回路59
は、周波数電圧設定手段58に設定された情報をもとに
内部で三相PWM信号を発生し、スイッチング指令信号
42,61および62として出力する。このスイッチン
グ指令信号42,61および62は、電動機巻線端子5
2,63および64をそれぞれ直流主電源14のプラス
端子に接続するか、またはマイナス端子に接続するかを
指令する2値信号である。また、このスイッチング指令
信号42または61または62の周波数はPWMキャリ
ア周波数と呼ばれ、通常電動機60に供給する三相交流
電圧波形の基本周波数の10倍以上の値をとる。一般的
に、電動機に供給する三相交流電圧波形の基本周波数が
0Hz〜200Hz程度で、PWMキャリア周波数が2kHz
〜20kHz程度のものが多い。電動機解放信号156
は、電動機をフリーラン状態とするか否かを指令する2
値信号である。フリーラン状態とは電動機巻線端子5
2,63および64のすべてを直流主電源14のプラス
端子にもマイナス端子にも接続しない状態で、何らかの
トラブルが発生した場合等においてこの状態とし、電動
機および制御装置を保護するのが一般的である。PWM
インバータ用出力回路53は、スイッチング指令信号4
2または61または62にしたがって電動機巻線端子5
2または63または64を直流主電源14のプラス端子
またはマイナス端子に接続制御する半導体スイッチ回路
である。また、電動機解放信号156がフリーラン状態
を指令している場合には、スイッチング指令信号42ま
たは61または62にかかわらず電動機巻線端子52ま
たは63または64を直流主電源14のプラス端子にも
マイナス端子にも接続しないように構成されている。一
般的に直流主電源はAC100Vを整流平滑したDC1
40V程度のものや、AC200Vを整流平滑したDC
280V程度のものが多い。
【0006】以下に、従来のPWMインバータ用出力回
路について説明する。図13は従来のPWMインバータ
用出力回路の構成を示すものである。
【0007】図13において、65は論理反転手段でス
イッチング指令信号42の正負論理を反転し反転スイッ
チング信号80を出力する。157と158は論理積手
段で、電動機解放信号156とスイッチング指令信号4
2の論理積をとった結果を上アームスイッチング信号1
59として出力し、電動機解放信号156と反転スイッ
チング信号80の論理積をとった結果を下アームスイッ
チング信号160として出力する。66と67はオンデ
ィレイ回路で、上アームスイッチング信号159と下ア
ームスイッチング信号160の立ち上がりエッジをそれ
ぞれオンディレイ時間TDだけ遅らせて上アーム制御信
号81または下アーム制御信号82を出力する。68と
69はベースドライブ回路で、68は上アーム制御信号
81に対応してパワートランジスタ70をONまたはO
FFさせ、69は下アーム制御信号82に対応してパワ
ートランジスタ71をONまたはOFFさせるように構
成されている。すなわち、上アーム制御信号81が
‘H’レベルになるとホトカプラ72の出力トランジス
タがONし、これによりトランジスタ74がONし、こ
れによりトランジスタ76がOFFすることによりパワ
ートランジスタ70がONする。逆に上アーム制御信号
81が‘L’レベルになるとホトカプラ72の出力トラ
ンジスタがOFFし、これによりトランジスタ74もO
FFし、これによりトランジスタ76がONすることに
よりパワートランジスタ70がOFFする。
【0008】このベースドライブ回路は、他に実開昭5
7−42589号公報や特開昭59−178980号公
報に記載されているもの等があるが、基本的に図13記
載のベースドライブ回路68および69と同様の作用を
行い置換可能である。
【0009】以上のように構成されたPWMインバータ
用出力回路について、以下その動作について説明する。
【0010】まず、電動機解放信号156が‘L’レベ
ル、つまりフリーラン状態を指令している場合について
考察すると、スイッチング指令信号42が‘L’レベル
でも‘H’レベルでもパワートランジスタ70およびパ
ワートランジスタ71はOFF状態となることがわか
る。
【0011】以下、電動機解放信号156が‘H’レベ
ル、つまりフリーランでない状態を指令している場合に
ついて説明する。
【0012】図14は図13のPWMインバータ用出力
回路の内部の信号を示す図で、まずスイッチング指令信
号42が‘L’レベルから‘H’レベルに変化すると、
オンディレイ回路66はオンディレイ時間TDだけ遅れ
て上アーム制御信号81を‘L’レベルから‘H’レベ
ルに変化させる。上アーム制御信号81を‘H’レベル
にするとパワートランジスタ70がONするが、その間
にはベースドライブ回路68とパワートランジスタ70
の動作遅れ時間TX1が存在する。この動作遅れ時間T
X1はパワートランジスタ70の温度やコレクタを流れ
る電流値の変化により変動し、またベースドライブ回路
を構成する部品やパワートランジスタのバラツキや経年
変化によっても変化する。
【0013】また、スイッチング指令信号42が‘L’
レベルから‘H’レベルに変化すると、反転スイッチン
グ信号80は‘H’レベルから‘L’レベルに変化し、
オンディレイ回路67は下アーム制御信号82をほとん
ど時間遅れなしに‘L’レベルにする。下アーム制御信
号82を‘L’レベルにするとパワートランジスタ71
がOFFするが、その間にはベースドライブ回路69と
パワートランジスタ71の動作遅れ時間TY2が存在す
る。この動作遅れ時間TY2はパワートランジスタ71
の温度やコレクタを流れる電流値の変化により変動し、
またベースドライブ回路を構成する部品やパワートラン
ジスタのバラツキや経年変化によっても変化する。
【0014】次にスイッチング指令信号42が‘H’レ
ベルから‘L’レベルに変化すると、オンディレイ回路
66は上アーム制御信号81をほとんど時間遅れなしに
‘L’レベルにし、パワートランジスタ70はOFFす
るが、その間にはベースドライブ回路68とパワートラ
ンジスタ70の動作遅れ時間TY1が存在する。
【0015】また、スイッチング指令信号42が‘H’
レベルから‘L’レベルに変化すると、反転スイッチン
グ信号80は‘L’レベルから‘H’レベルに変化し、
オンディレイ回路67はオンディレイ時間TDだけ遅れ
て下アーム制御信号82を‘L’レベルから‘H’レベ
ルに変化する。下アーム制御信号82を‘H’レベルに
するとパワートランジスタ71がONするが、その間に
はベースドライブ回路69とパワートランジスタ71の
動作遅れ時間TX2が存在する。
【0016】ここで、動作遅れ時間TX1または動作遅
れ時間TX2と、動作遅れ時間TY1または動作遅れ時
間TY2を比較すると、一般的に動作遅れ時間TX1ま
たはTX2より動作遅れ時間TY1またはTY2のほう
が長くなる傾向がある。動作遅れ時間TX1および動作
遅れ時間TX2の最悪条件を考慮した上での最短の値を
TXWとし、動作遅れ時間TY1および動作遅れ時間T
Y2の最悪条件を考慮した上での最長の値をTYWとす
ると、通常オンディレイ時間TDはTYWからTXWを
差し引いた値に多少の余裕を加えた時間に設定される。
通常、オンディレイ時間TDはバイポーラタイプのパワ
ートランジスタを使用したもので10〜50マイクロ秒
程度に設定され、IGBTを使用したもので5〜30マ
イクロ秒程度に設定され、MOSタイプのパワーMOS
−FETを使用したもので2〜10マイクロ秒程度に設
定される。これにより、スイッチング指令信号42が
‘H’レベルから‘L’レベルに変化した時や‘L’レ
ベルから‘H’レベルに変化した時に、パワートランジ
スタ70とパワートランジスタ71が同時にON状態と
なり直流主電源14のプラス端子とマイナス端子が短絡
状態となることを防止している。
【0017】以上より、スイッチング指令信号42と電
動機巻線端子電圧51の状態とに着目して考察すると、
まずスイッチング指令信号42が‘L’レベルに固定し
ている時はパワートランジスタ70がOFF状態でパワ
ートランジスタ71がON状態となっているため電動機
巻線端子52は直流主電源14のマイナス端子に接続さ
れることになり、またスイッチング指令信号42が
‘H’レベルに固定している時はパワートランジスタ7
0がON状態でパワートランジスタ71がOFF状態と
なっているため電動機巻線端子52は直流主電源14の
プラス端子に接続されることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電動機解放信号156が‘H’レベル、つ
まりフリーランでない状態を指令している際に、スイッ
チング指令信号42が‘L’レベルから‘H’レベルに
変化した時や‘H’レベルから‘L’レベルに変化した
時に、ある時間パワートランジスタ70とパワートラン
ジスタ71が両方OFFした状態となり、これが電動機
巻線端子52を電圧制御する上での制御誤差となる。こ
の制御誤差は、電動機の発生トルクや回転速度の変動を
招き、また電動機の騒音振動も大きくするという問題点
を有していた。
【0019】これをさらに詳しく説明する。図13およ
び図14において、スイッチング指令信号42が‘L’
レベルから‘H’レベルに変化した時や、‘H’レベル
から‘L’レベルに変化した時には、ONしていたパワ
ートランジスタをまずOFFさせた後OFFしていたパ
ワートランジスタをONさせる。したがって、ある時間
パワートランジスタ70とパワートランジスタ71が両
方OFFした状態となる。この状態をフローティング状
態と呼び、この時間をフローティング時間TZと呼んで
いる。一般的にフローティング時間TZはオンディレイ
時間TDの1/2〜2/3程度である場合が多い。
【0020】一般的に電動機のPWM制御は本来、電動
機巻線端子を直流主電源のプラス端子とマイナス端子に
交互に接続し、そのプラス端子に接続する時間とマイナ
ス端子に接続する時間の比率に応じて電動機巻線端子の
平均電圧を制御しようとするものである。したがって、
直流主電源14の電圧を一定とした場合において、スイ
ッチング指令信号42の‘H’レベルと‘L’レベルの
時間の比率に応じて電動機巻線端子52の平均電圧を一
義的に制御できることが理想である。
【0021】しかしながら従来のPWMインバータ用出
力回路においては、フローティング状態が存在するため
電動機巻線端子を流れる電流の方向により電動機巻線端
子の平均電圧が変動する。すなわち、電動機巻線端子5
2よりPWMインバータ用出力回路53に電流が流入す
る方向に電流が流れている状態でフローティング状態に
なるとダイオード78が導通し、電動機巻線端子52は
直流主電源14のプラス端子に接続された状態となる。
この状態を図14の電動機巻線端子電圧51Aに示す。
逆に、フローティング状態においてPWMインバータ用
出力回路53より電動機巻線端子52に電流が流出する
方向に電流が流れると、ダイオード79が導通し電動機
巻線端子52は直流主電源14のマイナス端子に接続さ
れた状態となる。この状態を図14の電動機巻線端子電
圧51Bに示す。またフローティング状態において、電
動機巻線端子52に電流が流れていない状態では、電動
機巻線端子52の電圧は電動機60の内部で発生する誘
起電圧等より定まる電圧となる。
【0022】以上のように、フローティング状態がある
ためにスイッチング指令信号42と電動機巻線端子52
の平均電圧が一義的に定まらず制御誤差を生じる。通
常、電動機巻線端子52を流れる電流は交流で電流の方
向が変化するため、それに応じて制御誤差も変化し、電
動機60の発生トルクや回転速度の変動が生じる。フロ
ーティング状態をなくし、フローティング時間を0にす
ることによりこの問題は解決できるが、従来のPWMイ
ンバータ用出力回路においては直流主電源14のプラス
端子とマイナス端子の短絡状態が生じ実際には不可能で
ある。
【0023】さらに、パワートランジスタがONまたは
OFFする際に電気ノイズが発生するが、特にこれを小
さくしたい用途においてはパワートランジスタのベース
とエミッタ間にコンデンサを接続する等の方法でスイッ
チングスピードを遅くする場合がある。しかし、これに
より動作遅れ時間TX1,TX2,TY1およびTY2
のバラツキが非常に大きくなり、フローティング時間を
さらに大きくせざるを得ない。したがって制御誤差が大
きくなり、結果としてスイッチングスピードをあまり遅
くできない。
【0024】また、図13のパワートランジスタ70と
パワートランジスタ71をそれぞれパワーMOS−FE
Tに置き換えたタイプの従来のPWMインバータ用出力
回路や図13のパワートランジスタ70とパワートラン
ジスタ71をそれぞれIGBTに置き換えたタイプの従
来のPWMインバータ用出力回路もあるが、動作は全く
図13に示すPWMインバータ用出力回路と同じであり
フローティング状態を有する。
【0025】本発明は上記の問題点を解決することを目
的とするもので、フローティング状態を本質的になくし
フローティング時間が0で、スイッチング指令信号と電
動機巻線端子の平均電圧が一義的に定まることにより制
御誤差を生じず、かつ消費電力の少ないPWMインバー
タ用出力回路を安価に提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のPWMインバータ用出力回路は、Nチャンネ
ルタイプの第1の接合形FETと、Pチャンネルタイプ
の第2の接合形FETと、第1,第2,第5および第6
のダイオードと、電流出力端子を有し前記電流出力端子
より流出する電流を制御する電流制御手段1と、電流入
力端子を有し前記電流入力端子より流入する電流を制御
する電流制御手段2と、直流主電源と、前記直流主電源
のプラス端子にマイナス端子を接続した第3の直流電源
と、前記直流主電源のマイナス端子にプラス端子を接続
した第4の直流電源を備え、第1の接合形FETのドレ
インと第1のダイオードのカソードと前記直流主電源の
プラス端子を接続し、第2の接合形FETのドレインと
第2のダイオードのアノードと前記直流主電源のマイナ
ス端子を接続し、第1の接合形FETのソースと第1の
ダイオードのアノードと第2の接合形FETのソースと
第2のダイオードのカソードを接続し、第1の接合形F
ETのゲートと第2の接合形FETのゲートと前記電流
制御手段1の電流出力端子と前記電流制御手段2の電流
入力端子と第5のダイオードのアノードと第6のダイオ
ードのカソードを接続し、第3の直流電源のプラス端子
と第5のダイオードのカソードを接続し、第4の直流電
源のマイナス端子と第6のダイオードのアノードを接続
し、第1または第2の接合形FETのゲートとソース間
に抵抗を接続した構成を有し、前記電流制御手段1およ
び前記電流制御手段2が、前記電流制御手段1の電流出
力端子より流出する電流を第1の電流値とし前記電流制
御手段2の電流入力端子より流入する電流を第7の電流
値とする第1の状態と、前記電流制御手段1の電流出力
端子より流出する電流を第2の電流値とし前記電流制御
手段2の電流入力端子より流入する電流を第8の電流値
とする第2の状態と、前記電流制御手段1の電流出力端
子より流出する電流を第5の電流値とし前記電流制御手
段2の電流入力端子より流入する電流を第3の電流値と
する第3の状態と、前記電流制御手段1の電流出力端子
より流出する電流を第6の電流値とし前記電流制御手段
2の電流入力端子より流入する電流を第4の電流値とす
る第4の状態と、前記電流制御手段1の電流出力端子よ
り流出する電流を第9の電流値とし前記電流制御手段2
の電流入力端子より流入する電流も第9の電流値とする
第5の状態を有し、前記第1の電流値は前記第7の電流
値よりも大きな電流値とし、前記第2の電流値は前記第
8の電流値よりも大きな電流値とし、前記第3の電流値
は前記第5の電流値よりも大きな電流値とし、前記第4
の電流値は前記第6の電流値よりも大きな電流値とし、
前記第1の電流値と前記第7の電流値の差は前記第2の
電流値と前記第8の電流値の差より大きくし、前記第3
の電流値と前記第5の電流値の差は前記第4の電流値と
前記第6の電流値の差より大きくし、第1の状態からは
第2の状態と第5の状態へのみ移行可能とし、第2の状
態からは第3の状態と第5の状態へのみ移行可能とし、
第3の状態からは第4の状態と第5の状態へのみ移行可
能とし、第4の状態からは第1の状態と第5の状態への
み移行可能とし、第5の状態からは少なくとも第1の状
態と第3の状態へ移行可能なる構成としている。
【0027】
【作用】この構成によって、本質的に第1および第2の
接合形FETが同時にON状態となることがなく安全
で、かつフローティング時間も本質的に0であるため非
常に制御誤差が小さく、かつ消費電力の少ないPWMイ
ンバータ用出力回路が実現できる。
【0028】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0029】図1において、1はNチャンネルタイプの
接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、125および1
26は電流制御手段、109は信号処理手段、105は
抵抗、14は直流主電源、15,16,17および18
は直流電源であり、直流電源17および18の出力電圧
はツェナーダイオード36および37のツェナー電圧で
決まる。
【0030】以上のように構成されたPWMインバータ
用出力回路について、その動作を説明する。
【0031】65は論理反転手段で、スイッチング指令
信号42を論理反転した結果を反転スイッチング信号8
0として出力する。
【0032】106と107は論理積否定手段で、10
6は電動機解放信号156と反転スイッチング信号80
の論理積否定をとった結果を出力し、107は電動機解
放信号156とスイッチング指令信号42の論理積否定
をとった結果を出力する。
【0033】ここで説明を簡単にするために、まず電動
機解放信号156が‘H’レベル、つまりフリーランで
ない状態を指令している場合についてすべて説明し、最
後に電動機解放信号156が‘L’レベル、つまりフリ
ーラン状態を指令している場合についての説明をつけ加
えることにする。
【0034】まず、電流制御手段125および電流制御
手段126の動作を図2(a)を用いて詳しく説明す
る。
【0035】PNPタイプのトランジスタ119のベー
ス信号123はスイッチング指令信号42を論理積否定
手段107とホトカプラ115と論理反転手段111を
通して発生させる。このベース信号123は、スイッチ
ング指令信号42が‘L’レベルの場合に例えば直流電
源15のプラス端子と同電位、‘H’レベルの場合に例
えば直流電源15のプラス端子より5V低い電位とす
る。
【0036】次に、PチャンネルタイプのMOS−FE
T120のゲート信号124はスイッチング指令信号4
2を論理積否定手段107とホトカプラ115と論理反
転手段112および113と信号遅延手段114を通し
て発生させる。このゲート信号124は、スイッチング
指令信号42を遅延時間TAだけ遅らせたもので、
‘L’レベルをMOS−FET120を十分にONさせ
ることのできる電圧とし、‘H’レベルをMOS−FE
T120を十分にOFFさせることのできる電圧とす
る。
【0037】トランジスタ119はエミッタホロワ型の
回路構成をとり、ベース信号123の電位が直流電源1
5のプラス端子の電位に比べ約0.7V以上低くなると
エミッタに接続された抵抗の値とそれに印加される電圧
で定まる電流がほぼコレクタ電流49として流れ、ベー
ス信号123の電位と直流電源15のプラス端子の電位
との差が約0.7V以下の場合にはコレクタ電流49は
0となる。
【0038】MOS−FET120はトランジスタ11
9のエミッタに接続された抵抗の値を切り換える働きを
しており、トランジスタ119のベース信号の電位が直
流電源15のプラス端子の電位に比べ約0.7V以上低
い状態でMOS−FET120がONするとトランジス
タ119のコレクタ電流49を大きくする作用がある。
【0039】ここで、スイッチング指令信号42とコレ
クタ電流49の関係を考察すると、スイッチング指令信
号42が‘L’レベルの時にはコレクタ電流49は0
で、次にスイッチング指令信号42が‘H’レベルに変
化してから遅延時間TAが経過するまでコレクタ電流4
9は比較的大きな電流値となり、次に比較的小さな電流
値となり、スイッチング指令信号42が‘L’レベルに
なるとコレクタ電流49は0となる。
【0040】また、NPNタイプのトランジスタ29の
ベース信号45はスイッチング指令信号42を論理反転
手段65および23と論理積否定手段106を通して発
生させる。このベース信号45はスイッチング指令信号
42を論理反転した信号とほぼ同じで、‘L’レベルが
例えば0V、‘H’レベルが例えば5Vの値をとるもの
とする。
【0041】次に、NチャンネルタイプのMOS−FE
T31のゲート信号46はスイッチング指令信号42を
論理反転手段65,24および25と論理積否定手段1
06と信号遅延手段27を通して発生させる。
【0042】このゲート信号46は、スイッチング指令
信号42を遅延時間TBだけ遅らせたもので、‘L’レ
ベルをMOS−FET31を十分にOFFさせることの
できる電圧とし、‘H’レベルをMOS−FET31を
十分にONさせることのできる電圧とする。
【0043】トランジスタ29はエミッタホロワ型の回
路構成をとり、ベース信号45が約0.7V以上になる
とベース信号45の電圧とエミッタに接続された抵抗の
値で定まるコレクタ電流48が流れ、ベース信号45が
約0.7V以下の場合にはコレクタ電流48は0とな
る。MOS−FET31はトランジスタ29のエミッタ
に接続された抵抗の値を切り換える働きをしており、ト
ランジスタ29のベース信号が約0.7V以上でMOS
−FET31がONするとトランジスタ29のコレクタ
電流48を大きくする作用がある。
【0044】ここで、スイッチング指令信号42とコレ
クタ電流48の関係を考察すると、スイッチング指令信
号42が‘H’レベルの時にはコレクタ電流48は0
で、次にスイッチング指令信号42が‘L’レベルに変
化してから遅延時間TBが経過するまでコレクタ電流4
8は比較的大きな電流値となり、次に比較的小さな電流
値となり、スイッチング指令信号42が‘H’レベルに
なるとコレクタ電流48は0となる。
【0045】これらを整理すると、スイッチング指令信
号42にしたがってコレクタ電流49が第1の電流値1
64としコレクタ電流48が第7の電流値170とする
第1の状態と、コレクタ電流49が第2の電流値165
としコレクタ電流48が第8の電流値171とする第2
の状態と、コレクタ電流49が第5の電流値168とし
コレクタ電流48が第3の電流値166とする第3の状
態と、コレクタ電流49が第6の電流値169としコレ
クタ電流48が第4の電流値167とする第4の状態を
有し、第1の状態から順に第4の状態を繰り返し実現し
ていることがわかる。
【0046】ただし本実施例においては、第5の電流値
168,第6の電流値169,第7の電流値170,第
8の電流値171を0としている。
【0047】以上が電流制御手段125および126の
動作についての説明である。ダイオード3は、電流制御
手段125のトランジスタ119が少なくとも第2の電
流値165が流れている時に飽和しないようにトランジ
スタ119のコレクタ電圧の上限を制限する働きをして
いると同時に接合形FET1および2のゲート電圧の上
限を制限する働きをしている。
【0048】ダイオード4は、電流制御手段126のト
ランジスタ29が少なくとも第4の電流値167が流れ
ている時に飽和しないようにトランジスタ29のコレク
タ電圧の下限を制限する働きをしていると同時に接合形
FET1および2のゲート電圧の下限を制限する働きを
している。
【0049】ここで、接合形FET1および2のゲート
電圧の上限は、接合形FET1が十分にONでき得る電
圧で、かつ接合形FET2が十分にOFFでき得る電圧
で、かつ接合形FET1および2のゲートとソース間の
耐圧を越えない値とする必要がある。また、接合形FE
T1および2のゲート電圧の下限は、接合形FET2が
十分にONでき得る電圧で、かつ接合形FET1が十分
にOFFでき得る電圧で、かつ接合形FET1および2
のゲートとソース間の耐圧を越えない値とする必要があ
る。
【0050】一般的にNチャンネルタイプの接合形FE
Tのゲートとソース間の耐圧は±20V〜±30V程度
のものが多く、またドレインとソース間の導通を開始す
るゲート電圧しきい値はソース電圧を基準に+1V〜+
5V程度のものが多い。一方Pチャンネルタイプの接合
形FETのゲートとソース間の耐圧は±20V〜±30
V程度のものが多く、またドレインとソース間の導通を
開始するゲート電圧しきい値はソース電圧を基準に−1
V〜−5V程度のものが多い。
【0051】ここで、スイッチング指令信号42と直流
主電源14のマイナス端子を基準にしたゲート信号電圧
50の関係を図3に示す。まず、スイッチング指令信号
42が‘L’レベルから‘H’レベルに変化すると、ト
ランジスタ119のコレクタ電流49が流れ、ゲート信
号電圧50は急上昇し、ダイオード3が導通した時点で
電圧が固定される。このゲート信号電圧50が上昇する
に必要な上昇時間TRは、接合形FET1および2やダ
イオード3および4等に含まれる静電容量とコレクタ電
流49との関係より定まる。また、ダイオード3が導通
している状態においてはゲート信号電圧50が大きく変
化しないため、コレクタ電流49を非常に小さな電流と
してもその電圧を維持でき、実際には抵抗105を流れ
る電流値以上に設定すれば十分である。したがって、信
号遅延手段114の遅延時間TAを上昇時間TRよりや
や大きい程度に設定しておけば、上昇時間TRを小さく
でき、かつトランジスタ119や抵抗122等の電力損
失も最小限にできる。
【0052】次に、スイッチング指令信号42が‘H’
レベルから‘L’レベルに変化すると、トランジスタ2
9のコレクタ電流48が流れゲート信号電圧50は急下
降し、ダイオード4が導通した時点で電圧が固定され
る。このゲート信号電圧50が下降するのに必要な時間
TFは、接合形FET1および2やダイオード3および
4等に含まれる静電容量とコレクタ電流48との関係よ
り定まる。また、ダイオード4が導通している状態にお
いてはゲート信号電圧50が大きく変化しないため、コ
レクタ電流48を非常に小さな電流としてもその電圧を
維持でき、実際には抵抗105を流れる電流値以上に設
定すれば十分である。したがって、信号遅延手段27の
遅延時間TBを下降時間TFよりやや大きい程度に設定
しておけば、下降時間TFを小さくでき、かつトランジ
スタ29や抵抗35等の電力損失も最小限にできる。
【0053】次に、接合形FET1および2の動作を説
明する。接合形FET1および2はゲートとソースがそ
れぞれ共通接続しているため、ゲート信号電圧50が電
動機巻線端子電圧51よりも接合形FET1のゲート電
圧しきい値以上高くなると接合形FET1はドレインか
らソースに向かって電流を流し始め、逆にゲート信号電
圧50が電動機巻線端子電圧51よりも接合形FET2
のゲート電圧しきい値以上低くなると接合形FET2は
ソースからドレインに向かって電流を流し始める。した
がって、ゲート信号電圧50と電動機巻線端子電圧51
の電位差は常に一定の範囲内に入り、かつ接合形FET
1および2が同時に電流を流して直流主電源14のプラ
ス端子とマイナス端子が短絡状態となることが本質的に
あり得ない。
【0054】次に、ツェナーダイオード95および96
の働きについて説明する。ゲート信号電圧50と電動機
巻線端子電圧51との電位差について考察すると、通常
の動作においては前記のとおり常に一定の範囲内に入る
が、事故等で例えば電動機巻線端子52が直流主電源1
4のプラス端子やマイナス端子に瞬時直接接続された場
合においては非常に大きな値になり、接合形FET1お
よび2のゲートとソース間の耐圧を超え破壊に至る可能
性がある。この保護が必要な場合においてツェナーダイ
オード95および96が必要で、ツェナーダイオード9
5および96のツェナー電圧を接合形FET1および2
のゲートとソース間の耐圧以下に選定することにより保
護可能である。
【0055】次に、ダイオード5および6の働きについ
て述べる。一般的に電動機巻線の簡易等価回路は抵抗と
インダクタンスと誘起電圧に相当する電圧源が直列に接
続したものとして表される。したがって、純抵抗負荷と
は異なり電動機巻線端子52に印加した電圧により一義
的に電動機巻線端子52を流れる電流の方向が定まら
ず、接合形FET1がONでかつ接合形FET2がOF
Fでかつ電動機巻線端子52から電動機に電流が流出し
ているAの状態と、接合形FET1がONでかつ接合形
FET2がOFFでかつ電動機巻線端子52に電動機か
ら電流が流入しているBの状態と、接合形FET1がO
FFでかつ接合形FET2がONでかつ電動機巻線端子
52に電動機から電流が流入しているCの状態と、接合
形FET1がOFFでかつ接合形FET2がONでかつ
電動機巻線端子52から電動機に電流が流出しているD
の状態の4つの状態を有する。まずAの状態において
は、電動機巻線端子52を流れる電流は接合形FET1
を流れることがわかる。またCの状態においては、電動
機巻線端子52を流れる電流は接合形FET2を流れる
ことがわかる。またBの状態とDの状態については、電
動機巻線端子52を流れる電流はダイオード5およびダ
イオード6をそれぞれ流れることがわかる。ここでBの
状態における電動機巻線端子電圧51は、電動機巻線端
子52を流れる電流により上昇し、ダイオード5が導通
した時点で固定されることがわかる。
【0056】このダイオード5の逆回復時間trrが長
いとスイッチング損失が増大するため、なるべくダイオ
ード5は逆回復時間の短いものを選定することが好まし
い。
【0057】同様に、Dの状態における電動機巻線端子
電圧51は電動機巻線端子52を流れる電流により下降
し、ダイオード6が導通した時点で固定される。
【0058】このダイオード6の逆回復時間trrが長
いとスイッチング損失が増大するため、なるべくダイオ
ード6は逆回復時間の短いものを選定することが好まし
い。
【0059】以上の説明によりスイッチング指令信号4
2を‘H’レベルにすると電動機巻線端子52が直流主
電源14のプラス端子に接続されることがわかる。ま
た、スイッチング指令信号42を‘L’レベルにすると
電動機巻線端子52が直流主電源14のマイナス端子に
接続され、スイッチング指令信号42を‘H’レベルか
ら‘L’レベルに変化させた時や‘L’レベルから
‘H’レベルに変化させた時においてもフローティング
時間が本質的に0である構成であることがわかる。
【0060】さらに、トランジスタ119のコレクタ電
流49とトランジスタ29のコレクタ電流48の電流値
を変えることにより、ゲート信号電圧50の上昇時間T
Rおよび下降時間TFをある程度の範囲内で自由に設定
でき、これにともなって電動機巻線端子電圧51の上昇
時間および下降時間もある程度の範囲内で自由に設定で
きるという長所を有する。通常、電動機巻線端子電圧5
1の上昇時間および下降時間は小さくするほど接合形F
ET1および接合形FET2等の電力損失が小さくでき
るため好ましいが、電気雑音が大きくなるという欠点が
ある。したがって、電気雑音を特に小さくしたい用途で
はあえて電動機巻線端子電圧51の上昇時間および下降
時間を大きくすることが必要であり、これに容易に対応
できる構成である。
【0061】また、図1における接合形FET1および
2のゲートとソース間にコンデンサを接続することによ
り、さらに電動機巻線端子電圧51の上昇時間および下
降時間を大幅に長くできることはいうまでもない。
【0062】以上が、電動機解放信号156が‘H’レ
ベル、つまりフリーランでない状態を指令している場合
における電流制御手段125および126の動作につい
ての説明であるが、最後に電動機解放信号156が
‘L’レベル、つまりフリーラン状態を指令している場
合における電流制御手段125および126の動作につ
いての説明をつけ加える。
【0063】電動機解放信号156が‘L’レベル、つ
まりフリーラン状態を指令している場合には、スイッチ
ング指令信号42にかかわらず論理積否定手段106お
よび107の出力信号はともに‘H’レベルとなり、し
たがってPNPタイプのトランジスタ119のベース信
号123は‘H’レベル、トランジスタ29のベース信
号45は‘L’レベルとなる。
【0064】この状態はいわゆる第5の状態で、第9の
電流値であるコレクタ電流49およびコレクタ電流48
はともに0である。
【0065】第5の状態となると、接合形FET1およ
び2のゲート信号電圧50は抵抗105により電動機巻
線端子電圧51とほぼ同電位となる。したがって、接合
形FET1および2はともにOFF状態となり、フリー
ラン状態が実現できる。第5の状態は、主に何らかのト
ラブルが発生した場合等において、電動機の運転を中断
して電動機および制御装置を保護するために用いられ
る。第5の状態への移行は、前記第1の状態,第2の状
態,第3の状態および第4の状態のいずれの状態からも
可能で、電動機解放信号156が‘L’レベルに変化し
た瞬間に移行する。逆に第5の状態からは、電動機解放
信号156が‘H’レベルに変化した瞬間に第1の状態
または第3の状態へ移行するように構成している。これ
は、第5の状態から第2の状態または第4の状態に移行
すると、ゲート信号電圧50の上昇または下降に要する
時間が非常に長くなり、接合形FET1および2に過大
な発熱を生じるため、この防止策である。しかしなが
ら、第5の状態から他の状態への移行は、中断していた
電動機の運転を再開することを目的とする場合が主であ
り、この場合においては頻度が多くても数秒に1回程度
と低いため、接合形FET1および2の耐量が十分あれ
ば第5の状態から他のすべての状態へ移行できるような
構成とすることもできる。
【0066】なお、本実施例の電流制御手段125およ
び126は、第5の電流値168,第6の電流値16
9,第7の電流値170および第8の電流値171を0
としているが、第1の電流値164が第7の電流値17
0よりも大きな電流値とし、第2の電流値165が第8
の電流値171よりも大きな電流値とし、第3の電流値
166が第5の電流値168よりも大きな電流値とし、
第4の電流値167が第6の電流値169よりも大きな
電流値とし、第1の電流値164と第7の電流値170
の差が第2の電流値165と第8の電流値171の差よ
り大きくし、第3の電流値166と第5の電流値168
の差が第4の電流値167と第6の電流値169の差よ
り大きくすれば、第5の電流値168,第6の電流値1
69,第7の電流値170および第8の電流値171を
0以外の値とできることはいうまでもない。
【0067】図2(b)にその一例を示す。また本実施
例の電流制御手段125および126は、第5の状態に
おける第9の電流値も0としているが、第9の電流値も
0以外の値とできることはいうまでもない。
【0068】つまり、トランジスタ119のコレクタ電
流49とトランジスタ29のコレクタ電流48を同一の
電流値とすれば0以外の値とすることができる。
【0069】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0070】図4において、1はNチャンネルタイプの
接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、126は電流制
御手段、109は信号処理手段、14は直流主電源、1
5,16,17および18は直流電源、105は抵抗
で、以上は図1の構成と同様なものである。
【0071】図1の構成と異なるのは、電流制御手段1
25をカレントミラー手段98と電流制御手段127で
構成した点である。
【0072】以上のように構成されたPWMインバータ
用出力回路について、図1の構成と異なるカレントミラ
ー手段98と電流制御手段127の動作を説明する。
【0073】ここでも説明を簡単にするために、まず電
動機解放信号156が‘H’レベル、つまりフリーラン
でない状態を指令している場合についてすべて説明し、
最後に電動機解放信号156が‘L’レベル、つまりフ
リーラン状態を指令している場合についての説明をつけ
加えることにする。
【0074】まず、電流制御手段127の動作を図5を
用いて詳しく説明する。NPNタイプのトランジスタ2
8のベース信号43はスイッチング指令信号42を論理
積否定手段107と論理反転手段20を通して発生させ
る。このベース信号43はスイッチング指令信号42と
ほぼ同じで、‘L’レベルが例えば0V、‘H’レベル
が例えば5Vの値をとるものとする。次に、Nチャンネ
ルタイプのMOS−FET30のゲート信号44はスイ
ッチング指令信号42を論理反転手段21および22と
論理積否定手段107と信号遅延手段26を通して発生
させる。このゲート信号44は、スイッチング指令信号
42を論理反転した信号を遅延時間TAだけ遅らせたも
ので、‘L’レベルをMOS−FET30を十分にOF
Fさせることのできる電圧とし、‘H’レベルをMOS
−FET30を十分にONさせることのできる電圧とす
る。トランジスタ28はエミッタホロワ型の回路構成を
とり、ベース信号43が約0.7V以上になるとベース
信号43の電圧とエミッタに接続された抵抗の値で定ま
るコレクタ電流47が流れ、ベース信号43が約0.7
V以下の場合にはコレクタ電流47は0となる。MOS
−FET30はトランジスタ28のエミッタに接続され
た抵抗の値を切り換える働きをしており、トランジスタ
28のベース信号が約0.7V以上でMOS−FET3
0がONするとトランジスタ28のコレクタ電流47を
大きくする作用がある。
【0075】ここで、スイッチング指令信号42とコレ
クタ電流47の関係を考察すると、スイッチング指令信
号42が‘L’レベルの時にはコレクタ電流47は0
で、次にスイッチング指令信号42が‘H’レベルに変
化してから遅延時間TAが経過するまでコレクタ電流4
7は比較的大きな電流値となり、次に比較的小さな電流
値となり、スイッチング指令信号42が‘L’レベルに
なるとコレクタ電流47は0となる。
【0076】以上が電流制御手段127の動作について
の説明である。次に、カレントミラー手段98の働きに
ついて述べる。
【0077】抵抗11および12とトランジスタ9およ
び10は互いにカレントミラー構成をとり、トランジス
タ9が飽和しない範囲において、トランジスタ9のコレ
クタ電流49をトランジスタ28のコレクタ電流47に
対応した電流とする働きをする。
【0078】ダイオード3は、トランジスタ9が少なく
とも第2の電流値165が流れている時に飽和しないよ
うにトランジスタ9のコレクタ電圧の上限を制限してい
る。
【0079】ここで、スイッチング指令信号42とトラ
ンジスタ9のコレクタ電流49の関係を考察すると、ス
イッチング指令信号42が‘L’レベルの時にはコレク
タ電流49は0で、次にスイッチング指令信号42が
‘H’レベルに変化してから遅延時間TAが経過するま
でコレクタ電流49は比較的大きな電流値となり、次に
比較的小さな電流値となり、スイッチング指令信号42
が‘L’レベルになるとコレクタ電流49は0となる。
【0080】以上が、電動機解放信号156が‘H’レ
ベル、つまりフリーランでない状態を指令している場合
における電流制御手段127とカレントミラー手段98
の動作についての説明であるが、最後に電動機解放信号
156が‘L’レベル、つまりフリーラン状態を指令し
ている場合における電流制御手段127とカレントミラ
ー手段98の動作についての説明をつけ加える。電動機
解放信号156が‘L’レベル、つまりフリーラン状態
を指令している場合には、スイッチング指令信号42に
かかわらず論理積否定手段107の出力信号は‘H’レ
ベルとなり、したがってNPNタイプのトランジスタ2
8のベース信号43は‘L’レベルとなる。この状態
は、コレクタ電流47は0であり、トランジスタ9のコ
レクタ電流49も0となる。いわゆる第5の状態とな
る。
【0081】以上のように、カレントミラー手段98と
電流制御手段127は、電流制御手段125と同等の動
作を行うことがわかる。
【0082】また、図4,図6および図7においても接
合形FET1および2のゲートとソース間にコンデンサ
を接続することにより、さらに電動機巻線端子電圧51
の上昇時間および下降時間を大幅に長くできることはい
うまでもない。
【0083】なお、図4におけるPNPタイプのトラン
ジスタ10をダイオードとして表現しても良いことはい
うまでもない。
【0084】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0085】図6において、1はNチャンネルタイプの
接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、126および1
27は電流制御手段、109は信号処理手段、14は直
流主電源、15,16,17および18は直流電源、1
05は抵抗で、以上は図4の構成と同様なものである。
図4の構成と異なるのは、PNPタイプのトランジスタ
9および10と抵抗11および12で構成していたカレ
ントミラー手段98を、PNPタイプのトランジスタ9
と抵抗11および12で簡易的にカレントミラー手段を
構成した点である。
【0086】図6におけるカレントミラー手段は図4に
おけるカレントミラー手段に比べ精度や温度特性が劣る
ために直流電源15の電圧を高くする必要があるが、そ
れが許容される場合では実用上問題はない。
【0087】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0088】図7において、1はNチャンネルタイプの
接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、126および1
27は電流制御手段、109は信号処理手段、14は直
流主電源、15,16,17および18は直流電源、1
05は抵抗で、以上は図4の構成と同様なものである。
【0089】図4の構成と異なるのは、PNPタイプの
トランジスタ9および10と抵抗11および12で構成
していたカレントミラー手段98を、PNPタイプのト
ランジスタ9とNPNタイプのトランジスタ128とダ
イオード129と抵抗11および130でカレントミラ
ー手段を構成した点である。
【0090】図4におけるカレントミラー手段では、P
NPトランジスタ9のコレクタ電圧が下降する際、PN
Pトランジスタ9のベース電圧がコレクタ出力容量Co
bを流れる電流によって低下しPNPトランジスタ9を
ONしてしまう。このため、PNPトランジスタ9のコ
レクタに電流を漏洩する結果となり、ゲート信号電圧5
0の下降時間が長くなり接合形FETのスイッチング損
失を増大してしまう。したがってこれを防ぐためには、
PNPタイプのトランジスタ9をコレクタ出力容量Co
bが非常に小さいものを選択する必要がある。
【0091】これに対して図7におけるカレントミラー
手段では、PNPトランジスタ9のコレクタ電圧が下降
する際に、コレクタ出力容量Cobを流れる電流がNP
Nトランジスタ128のエミッタ電流によって補われる
ため、PNPトランジスタ9のベース電圧の低下を防止
でき、PNPタイプのトランジスタ9をコレクタ出力容
量Cobが比較的大きなものを選択してもスイッチング
損失の少ない構成とすることができる。
【0092】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0093】図8において、1はNチャンネルタイプの
接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、109は信号処
理手段、14は直流主電源、15,16,17および1
8は直流電源、105は抵抗で、以上は図1の構成と同
様なものである。
【0094】図1の構成と異なるのは、電流制御手段1
26をカレントミラー手段132と電流制御手段131
で構成した点と電流制御手段125を電流制御手段16
3とした点である。
【0095】以上のように構成されたPWMインバータ
用出力回路について、図1の構成と異なるカレントミラ
ー手段132と電流制御手段131の動作を説明する。
【0096】ここでも説明を簡単にするために、まず電
動機解放信号156が‘H’レベル、つまりフリーラン
でない状態を指令している場合についてすべて説明し、
最後に電動機解放信号156が‘L’レベル、つまりフ
リーラン状態を指令している場合についての説明をつけ
加えることにする。
【0097】まず、電流制御手段131の動作を図9を
用いて詳しく説明する。PNPタイプのトランジスタ1
37のベース信号148はスイッチング指令信号42を
論理積否定手段106と論理反転手段65,161およ
び139を通して発生させる。このベース信号148は
スイッチング指令信号42が‘H’レベルの場合に例え
ば直流電源15のプラス端子と同電位、‘L’レベルの
場合に例えば直流電源15のプラス端子より5V低い電
位とする。
【0098】次に、PチャンネルタイプのMOS−FE
T138のゲート信号149はスイッチング指令信号4
2を論理反転手段65,161,140および141と
論理積否定手段106と信号遅延手段142を通して発
生させる。このゲート信号149はスイッチング指令信
号42を論理反転し遅延時間TBだけ遅らせたもので、
‘L’レベルをMOS−FET138を十分にONさせ
ることのできる電圧とし、‘H’レベルをMOS−FE
T138を十分にOFFさせることのできる電圧とす
る。
【0099】トランジスタ137はエミッタホロワ型の
回路構成をとり、ベース信号148の電位が直流電源1
5のプラス端子の電位に比べ約0.7V以上低くなると
エミッタに接続された抵抗の値とそれに印加される電圧
で定まる電流がほぼコレクタ電流150として流れ、ベ
ース信号148の電位と直流電源15のプラス端子の電
位との差が約0.7V以下の場合にはコレクタ電流15
0は0となる。
【0100】MOS−FET138はトランジスタ13
7のエミッタに接続された抵抗の値を切り換える働きを
しており、トランジスタ137のベース信号の電位が直
流電源15のプラス端子の電位に比べ約0.7V以上低
い状態でMOS−FET138がONするとトランジス
タ137のコレクタ電流150を大きくする作用があ
る。
【0101】ここで、スイッチング指令信号42とコレ
クタ電流150の関係を考察すると、スイッチング指令
信号42が‘H’レベルの時にはコレクタ電流150は
0で、次に、スイッチング指令信号42が‘L’レベル
に変化してから遅延時間TBが経過するまでコレクタ電
流150は比較的大きな電流値となり、次に比較的小さ
な電流値となり、スイッチング指令信号42が‘H’レ
ベルになるとコレクタ電流150は0となる。
【0102】以上が電流制御手段131の動作について
の説明である。次に、カレントミラー手段132の働き
について述べる。
【0103】抵抗135および136とトランジスタ1
33および134は互いにカレントミラー構成をとり、
トランジスタ133が飽和しない範囲において、トラン
ジスタ133のコレクタ電流48をトランジスタ137
のコレクタ電流150に対応した電流とする働きをす
る。
【0104】ダイオード4は、トランジスタ133が少
なくとも第4の電流値167が流れている時に飽和しな
いようにトランジスタ133のコレクタ電圧の下限を制
限している。
【0105】ここで、スイッチング指令信号42とトラ
ンジスタ133のコレクタ電流48の関係を考察する
と、スイッチング指令信号42が‘H’レベルの時には
コレクタ電流48は0で、次にスイッチング指令信号4
2が‘L’レベルに変化してから遅延時間TBが経過す
るまでコレクタ電流48は比較的大きな電流値となり、
次に比較的小さな電流値となり、スイッチング指令信号
42が‘H’レベルになるとコレクタ電流48は0とな
る。
【0106】以上が、電動機解放信号156が‘H’レ
ベル、つまりフリーランでない状態を指令している場合
における電流制御手段131とカレントミラー手段13
2の動作についての説明であるが、最後に電動機解放信
号156が‘L’レベル、つまりフリーラン状態を指令
している場合における電流制御手段131とカレントミ
ラー手段132の動作についての説明をつけ加える。
【0107】電動機解放信号156が‘L’レベル、つ
まりフリーラン状態を指令している場合には、スイッチ
ング指令信号42にかかわらず論理積否定手段106の
出力信号は‘H’レベルとなり、したがってPNPタイ
プのトランジスタ137のベース信号148は‘H’レ
ベルとなる。この状態はコレクタ電流150は0であ
り、トランジスタ133のコレクタ電流48も0とな
る。いわゆる第5の状態となる。
【0108】以上のように、カレントミラー手段132
と電流制御手段131は、電流制御手段126と同等の
動作を行うことがわかる。
【0109】また、図1の構成と異なる電流制御手段1
63は、電流制御手段125のホトカプラ115を論理
反転手段162とした点である。
【0110】これは、電流制御手段163および131
と信号処理手段109の論理素子を共通電源により動作
させることにより絶縁を考慮する必要がなく、電流制御
手段163の構成により電流制御手段125と同等の動
作を得ることができる。
【0111】また、図8,図10および図11において
も接合形FET1および2のゲートとソース間にコンデ
ンサを接続することにより、さらに電動機巻線端子電圧
51の上昇時間および下降時間を大幅に長くできること
はいうまでもない。
【0112】なお、図8におけるNPNタイプのトラン
ジスタ134をダイオードとして表現しても良いことは
いうまでもない。
【0113】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0114】図10において、1はNチャンネルタイプ
の接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、131および1
63は電流制御手段、109は信号処理手段、14は直
流主電源、15,16,17および18は直流電源、1
05は抵抗で、以上は図8の構成と同様なものである。
【0115】図8の構成と異なるのは、NPNタイプの
トランジスタ133および134と抵抗135および1
36で構成していたカレントミラー手段132を、NP
Nタイプのトランジスタ133と抵抗135および13
6で簡易的にカレントミラー手段を構成した点である。
図10におけるカレントミラー手段は図8におけるカレ
ントミラー手段に比べ精度や温度特性が劣るために直流
電源16の電圧を高くする必要があるが、それが許容さ
れる場合では実用上問題はない。
【0116】(実施例7)以下本発明の第7の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0117】図11において、1はNチャンネルタイプ
の接合形FET、2はPチャンネルタイプの接合形FE
T、3,4,5および6はダイオード、131および1
63は電流制御手段、109は信号処理手段、14は直
流主電源、15,16,17および18は直流電源、1
05は抵抗で、以上は図8の構成と同様なものである。
【0118】図8の構成と異なるのは、NPNタイプの
トランジスタ133および134と抵抗135および1
36で構成していたカレントミラー手段132を、NP
Nタイプのトランジスタ133とPNPタイプのトラン
ジスタ152とダイオード153と抵抗135および1
54でカレントミラー手段を構成した点である。
【0119】図8におけるカレントミラー手段では、N
PNトランジスタ133のコレクタ電圧が上昇する際、
NPNトランジスタ133のベース電圧がコレクタ出力
容量Cobを流れる電流によって上昇しNPNトランジ
スタ133をONしてしまう。このため、NPNトラン
ジスタ133のコレクタに電流を漏洩する結果となり、
ゲート信号電圧50の上昇時間が長くなり接合形FET
のスイッチング損失を増大してしまう。
【0120】したがってこれを防ぐためには、NPNタ
イプのトランジスタ133をコレクタ出力容量Cobが
非常に小さいものを選択する必要がある。
【0121】これに対して図11におけるカレントミラ
ー手段では、NPNトランジスタ133のコレクタ電圧
が上昇する際に、コレクタ出力容量Cobを流れる電流
をPNPトランジスタ152のエミッタ電流によって除
去することができ、NPNトランジスタ133のベース
電圧の上昇を防止でき、NPNタイプのトランジスタ1
33をコレクタ出力容量Cobが比較的大きなものを選
択してもスイッチング損失の少ない構成とすることがで
きる。
【0122】なお、図12に示すように三相PWMイン
バータを構成する場合においては、一般的に直流主電源
を共通接続して3個のPWMインバータ用出力回路を配
置するが、本発明によるPWMインバータ用出力回路に
おいてはさらに第1,第2,第3,第4,第5,第6お
よび第7の実施例における直流電源15,16,17お
よび18も共通接続できることはいうまでもない。
【0123】
【発明の効果】以上のように本発明は、実施例1の構成
とすることにより、フローティング状態が本質的になく
フローティング時間が0でスイッチング指令信号と電動
機巻線端子の平均電圧が一義的に定まることにより制御
誤差が非常に小さく、かつ消費電力も少ない優れたPW
Mインバータ用出力回路を安価に提供することができる
ものである。さらに必要に応じて、電気雑音の発生が非
常に小さな優れたPWMインバータ用出力回路を安価に
提供することができるものである。
【0124】また、実施例2の構成とすることにより、
電流制御手段と信号処理手段を共通電源で動作させるこ
とができ、フォトカプラ等の絶縁手段や直流電源の削減
を図りながら実施例1と同様の効果を得ることができ
る。
【0125】また、実施例3の構成とすることにより、
簡易的にカレントミラー手段が構成でき、実施例2と比
べ精度や温度特性が劣るものの安価に実施例2と同様の
効果を得ることができる。
【0126】また、実施例4の構成とすることにより、
PNPトランジスタ9のコレクタ電圧が下降する際に生
じるPNPトランジスタ9のベース電圧の低下を防止で
き、スイッチング損失の低減を図りながら実施例2と同
様の効果を得ることができる。
【0127】また、実施例5の構成とすることにより、
実施例2と同様の効果を得ることができる。
【0128】また、実施例6の構成とすることにより、
簡易的にカレントミラー手段が構成でき、実施例5と比
べ精度や温度特性が劣るものの安価に実施例5と同様の
効果を得ることができる。
【0129】また、実施例7の構成とすることにより、
NPNトランジスタ133のコレクタ電圧が上昇する際
に生じるNPNトランジスタ133のベース電圧の上昇
を防止でき、スイッチング損失の低減を図りながら実施
例5と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路図
【図2】(a)本発明の第1の実施例におけるPWMイ
ンバータ用出力回路の電流制御手段の動作を示す図 (b)本発明の第1の実施例におけるPWMインバータ
用出力回路の電流制御手段の他の動作を示す図
【図3】本発明の第1の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路の動作を示す図
【図4】本発明の第2の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路図
【図5】本発明の第2の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路の電流制御手段の動作を示す図
【図6】本発明の第3の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路図
【図7】本発明の第4の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路図
【図8】本発明の第5の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路図
【図9】本発明の第5の実施例におけるPWMインバー
タ用出力回路の電流制御手段の動作を示す図
【図10】本発明の第6の実施例におけるPWMインバ
ータ用出力回路図
【図11】本発明の第7の実施例におけるPWMインバ
ータ用出力回路図
【図12】一般的なPWMインバータの回路図
【図13】従来のPWMインバータ用出力回路図
【図14】従来のPWMインバータ用出力回路の動作を
示す図
【符号の説明】
1 Nチャンネルタイプの接合形FET 2 Pチャンネルタイプの接合形FET 3,4,5,6,78,79,129,153 ダイオ
ード 9,10,119,137,152 PNPタイプのト
ランジスタ 11,12,32,33,34,35,40,41,8
3,84,85,86,87,88,89,90,9
1,92,105,116,117,121,122,
130,135,136,146,147,154 抵
抗 14 直流主電源 15,16,17,18,93,94,118 直流電
源 20,21,22,23,24,25,65,111,
112,113,139,140,141,161,1
62 論理反転手段 26,27,114,142 信号遅延手段 28,29,74,75,76,77,128,13
3,134 NPNタイプのトランジスタ 30,31 NチャンネルタイプのMOS−FET 36,37,95,96 ツェナーダイオード 38,39 コンデンサ 42,61,62 スイッチング指令信号 52,63,64 電動機巻線端子 53 PWMインバータ用出力回路 54 第1の状態 55 第2の状態 56 第3の状態 57 第4の状態 58 周波数電圧設定手段 59 PWM制御回路 60 電動機 66,67 オンディレイ回路 68,69 ベースドライブ回路 70,71 パワートランジスタ 72,73,115 ホトカプラ 98,132 カレントミラー手段 106,107 論理積否定手段 109 信号処理手段 120,138 PチャンネルタイプのMOS−FET 125,126,127,131,163 電流制御手
段 157,158 論理積手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−308778(JP,A) 特開 平6−70549(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/537 H02M 7/48

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Nチャンネルタイプの第1の接合形FET
    と、Pチャンネルタイプの第2の接合形FETと、第
    1,第2,第5および第6のダイオードと、 電流出力端子を有し前記電流出力端子より流出する電流
    を制御する電流制御手段1と、 電流入力端子を有し前記電流入力端子より流入する電流
    を制御する電流制御手段2と、 直流主電源と、 前記直流主電源のプラス端子にマイナス端子を接続した
    第3の直流電源と、 前記直流主電源のマイナス端子にプラス端子を接続した
    第4の直流電源を備え、 第1の接合形FETのドレインと第1のダイオードのカ
    ソードと前記直流主電源のプラス端子を接続し、 第2の接合形FETのドレインと第2のダイオードのア
    ノードと前記直流主電源のマイナス端子を接続し、 第1の接合形FETのソースと第1のダイオードのアノ
    ードと第2の接合形FETのソースと第2のダイオード
    のカソードを接続し、 第1の接合形FETのゲートと第2の接合形FETのゲ
    ートと前記電流制御手段1の電流出力端子と前記電流制
    御手段2の電流入力端子と第5のダイオードのアノード
    と第6のダイオードのカソードを接続し、 第3の直流電源のプラス端子と第5のダイオードのカソ
    ードを接続し、 第4の直流電源のマイナス端子と第6のダイオードのア
    ノードを接続し、 第1または第2の接合形FETのゲートとソース間に抵
    抗を接続した構成を有し、 前記電流制御手段1および前記電流制御手段2が、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第1の電流値とし前記電流制御手段2の電流入力端子よ
    り流入する電流を第7の電流値とする第1の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第2の電流値とし前記電流制御手段2の電流入力端子よ
    り流入する電流を第8の電流値とする第2の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第5の電流値とし前記電流制御手段2の電流入力端子よ
    り流入する電流を第3の電流値とする第3の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第6の電流値とし前記電流制御手段2の電流入力端子よ
    り流入する電流を第4の電流値とする第4の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第9の電流値とし前記電流制御手段2の電流入力端子よ
    り流入する電流も第9の電流値とする第5の状態を有
    し、 前記第1の電流値は前記第7の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第2の電流値は前記第8の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第3の電流値は前記第5の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第4の電流値は前記第6の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第1の電流値と前記第7の電流値の差は前記第2の
    電流値と前記第8の電流値の差より大きくし、 前記第3の電流値と前記第5の電流値の差は前記第4の
    電流値と前記第6の電流値の差より大きくし、 第1の状態からは第2の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第2の状態からは第3の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第3の状態からは第4の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第4の状態からは第1の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第5の状態からは少なくとも第1の状態と第3の状態へ
    移行可能なる構成としたPWMインバータ用出力回路。
  2. 【請求項2】Nチャンネルタイプの第1の接合形FET
    と、Pチャンネルタイプの第2の接合形FETと、第
    1,第2,第5および第6のダイオードと、 電流流入端子と第1および第2の電流流出端子をもち前
    記第2の電流流出端子から流出する電流に対応した電流
    を前記第1の電流流出端子から流出させる働きをするカ
    レントミラー手段1と、 電流入力端子を有し前記電流入力端子より流入する電流
    を制御する電流制御手段3と、 電流入力端子を有し前記電流入力端子より流入する電流
    を制御する電流制御手段2と、 直流主電源と、 前記直流主電源のプラス端子にマイナス端子を接続した
    第3の直流電源と、 前記直流主電源のマイナス端子にプラス端子を接続した
    第4の直流電源と、 前記直流主電源のプラス端子にマイナス端子を接続し前
    記第3の直流電源よりも高い電圧を有する第1の直流電
    源を備え、 第1の接合形FETのドレインと第1のダイオードのカ
    ソードと前記直流主電源のプラス端子を接続し、 第2の接合形FETのドレインと第2のダイオードのア
    ノードと前記直流主電源のマイナス端子を接続し、 第1の接合形FETのソースと第1のダイオードのアノ
    ードと第2の接合形FETのソースと第2のダイオード
    のカソードを接続し、 第1の接合形FETのゲートと第2の接合形FETのゲ
    ートと前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子
    と前記電流制御手段2の電流入力端子と第5のダイオー
    ドのアノードと第6のダイオードのカソードを接続し、 第3の直流電源のプラス端子と第5のダイオードのカソ
    ードを接続し、 第4の直流電源のマイナス端子と第6のダイオードのア
    ノードを接続し、 前記カレントミラー手段1の第2の電流流出端子と前記
    電流制御手段3の電流入力端子を接続し、 第1の直流電源のプラス端子と前記カレントミラー手段
    1の電流流入端子を接続し、 第1または第2の接合形FETのゲートとソース間に抵
    抗を接続した構成を有し、 前記カレントミラー手段1および前記電流制御手段2
    が、 前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子より流
    出する電流を第1の電流値とし前記電流制御手段2の電
    流入力端子より流入する電流を第7の電流値とする第1
    の状態と、 前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子より流
    出する電流を第2の電流値とし前記電流制御手段2の電
    流入力端子より流入する電流を第8の電流値とする第2
    の状態と、 前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子より流
    出する電流を第5の電流値とし前記電流制御手段2の電
    流入力端子より流入する電流を第3の電流値とする第3
    の状態と、 前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子より流
    出する電流を第6の電流値とし前記電流制御手段2の電
    流入力端子より流入する電流を第4の電流値とする第4
    の状態と、 前記カレントミラー手段1の第1の電流流出端子より流
    出する電流を第9の電流値とし前記電流制御手段2の電
    流入力端子より流入する電流も第9の電流値とする第5
    の状態を有し、 前記第1の電流値は前記第7の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第2の電流値は前記第8の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第3の電流値は前記第5の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第4の電流値は前記第6の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第1の電流値と前記第7の電流値の差は前記第2の
    電流値と前記第8の電流値の差より大きくし、 前記第3の電流値と前記第5の電流値の差は前記第4の
    電流値と前記第6の電流値の差より大きくし、 第1の状態からは第2の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第2の状態からは第3の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第3の状態からは第4の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第4の状態からは第1の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第5の状態からは少なくとも第1の状態と第3の状態へ
    移行可能なる構成としたPWMインバータ用出力回路。
  3. 【請求項3】前記カレントミラー手段1が、 PNPタイプの第3および第4のトランジスタを有し、
    前記第3のトランジスタのコレクタを第1の電流流出端
    子とし、前記第4のトランジスタのベースとコレクタと
    前記第3のトランジスタのベースを接続したものを第2
    の電流流出端子とし、前記第3および第4のトランジス
    タのエミッタにそれぞれ抵抗を介して接続したものを電
    流流入端子とした請求項2記載のPWMインバータ用出
    力回路。
  4. 【請求項4】前記カレントミラー手段1が、 PNPタイプの第3のトランジスタを有し、前記第3の
    トランジスタのコレクタを第1の電流流出端子とし、前
    記第3のトランジスタのベースを第2の電流流出端子と
    し、前記第3のトランジスタのベースとエミッタにそれ
    ぞれ抵抗を介して接続したものを電流流入端子とした請
    求項2記載のPWMインバータ用出力回路。
  5. 【請求項5】前記カレントミラー手段1が、 PNPタイプの第3のトランジスタとNPNタイプの第
    5のトランジスタと第7のダイオードを有し、 前記第3のトランジスタのコレクタを第1の電流流出端
    子とし、 前記第5のトランジスタのベースと前記第7のダイオー
    のカソードを接続したものを第2の電流流出端子と
    し、 前記第3のトランジスタのベースと前記第5のトランジ
    スタのエミッタと前記第7のダイオードのアノードを接
    続し、 前記第5のトランジスタのベースと前記第7のダイオー
    のカソードを接続したものと、前記第3のトランジス
    タのエミッタにそれぞれ抵抗を介して接続したものと、
    前記第5のトランジスタのコレクタを接続したものを電
    流流入端子とした請求項2記載のPWMインバータ用出
    力回路。
  6. 【請求項6】Nチャンネルタイプの第1の接合形FET
    と、Pチャンネルタイプの第2の接合形FETと、第
    1,第2,第5および第6のダイオードと、 電流出力端子を有し前記電流出力端子より流出する電流
    を制御する電流制御手段1と、 電流流出端子と第1および第2の電流流入端子をもち前
    記第2の電流流入端子から流入する電流に対応した電流
    を前記第1の電流流入端子から流入させる働きをするカ
    レントミラー手段2と、 電流出力端子を有し前記電流出力端子より流出する電流
    を制御する電流制御手段4と、 直流主電源と、 前記直流主電源のプラス端子にマイナス端子を接続した
    第3の直流電源と、 前記直流主電源のマイナス端子にプラス端子を接続した
    第4の直流電源と、 前記直流主電源のマイナス端子にプラス端子を接続し前
    記第4の直流電源よりも高い電圧を有する第2の直流電
    源を備え、 第1の接合形FETのドレインと第1のダイオードのカ
    ソードと前記直流主電源のプラス端子を接続し、 第2の接合形FETのドレインと第2のダイオードのア
    ノードと前記直流主電源のマイナス端子を接続し、 第1の接合形FETのソースと第1のダイオードのアノ
    ードと第2の接合形FETのソースと第2のダイオード
    のカソードを接続し、 第1の接合形FETのゲートと第2の接合形FETのゲ
    ートと前記電流制御手段1の電流出力端子と前記カレン
    トミラー手段2の第1の電流流入端子と第5のダイオー
    ドのアノードと第6のダイオードのカソードを接続し、 第3の直流電源のプラス端子と第5のダイオードのカソ
    ードを接続し、 第4の直流電源のマイナス端子と第6のダイオードのア
    ノードを接続し、 前記電流制御手段4の電流出力端子と前記カレントミラ
    ー手段2の第2の電流流入端子を接続し、 第2の直流電源のマイナス端子と前記カレントミラー手
    段2の電流流出端子を接続し、 第1または第2の接合形FETのゲートとソース間に抵
    抗を接続した構成を有し、 前記電流制御手段1および前記カレントミラー手段2
    が、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第1の電流値とし前記カレントミラー手段2の第1の電
    流流入端子より流入する電流を第7の電流値とする第1
    の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第2の電流値とし前記カレントミラー手段2の第1の電
    流流入端子より流入する電流を第8の電流値とする第2
    の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第5の電流値とし前記カレントミラー手段2の第1の電
    流流入端子より流入する電流を第3の電流値とする第3
    の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第6の電流値とし前記カレントミラー手段2の第1の
    流流入端子より流入する電流を第4の電流値とする第4
    の状態と、 前記電流制御手段1の電流出力端子より流出する電流を
    第9の電流値とし前記カレントミラー手段2の第1の電
    流流入端子より流入する電流も第9の電流値とする第5
    の状態を有し、 前記第1の電流値は前記第7の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第2の電流値は前記第8の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第3の電流値は前記第5の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第4の電流値は前記第6の電流値よりも大きな電流
    値とし、 前記第1の電流値と前記第7の電流値の差は前記第2の
    電流値と前記第8の電流値の差より大きくし、 前記第3の電流値と前記第5の電流値の差は前記第4の
    電流値と前記第6の電流値の差より大きくし、 第1の状態からは第2の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第2の状態からは第3の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第3の状態からは第4の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第4の状態からは第1の状態と第5の状態へのみ移行可
    能とし、 第5の状態からは少なくとも第1の状態と第3の状態へ
    移行可能なる構成としたPWMインバータ用出力回路。
  7. 【請求項7】前記カレントミラー手段2が、 NPNタイプの第6および第7のトランジスタを有し、
    前記第6のトランジスタのコレクタを第1の電流流入端
    子とし、前記第7のトランジスタのベースとコレクタと
    前記第6のトランジスタのベースを接続したものを第2
    の電流流入端子とし、前記第6および第7のトランジス
    タのエミッタにそれぞれ抵抗を介して接続したものを電
    流流出端子とした請求項6記載のPWMインバータ用出
    力回路。
  8. 【請求項8】前記カレントミラー手段2が、 NPNタイプの第6のトランジスタを有し、前記第6の
    トランジスタのコレクタを第1の電流流入端子とし、前
    記第6のトランジスタのベースを第2の電流流入端子と
    し、前記第6のトランジスタのベースとエミッタにそれ
    ぞれ抵抗を介して接続したものを電流流出端子とした請
    求項6記載のPWMインバータ用出力回路。
  9. 【請求項9】前記カレントミラー手段2が、 NPNタイプの第6のトランジスタとPNPタイプの第
    8のトランジスタと第8のダイオードを有し、 前記第6のトランジスタのコレクタを第1の電流流入端
    子とし、 前記第8のトランジスタのベースと前記第8のダイオー
    のアノードを接続したものを第2の電流流入端子と
    し、 前記第6のトランジスタのベースと前記第8のトランジ
    スタのエミッタと前記第8のダイオードのカソードを接
    続し、 前記第8のトランジスタのベースと前記第8のダイオー
    のアノードを接続したものと、前記第6のトランジス
    タのエミッタにそれぞれ抵抗を介して接続したものと、
    前記第8のトランジスタのコレクタを接続したものを電
    流流出端子とした請求項6記載のPWMインバータ用出
    力回路。
  10. 【請求項10】前記第5の電流値または前記第6の電流
    値または前記第7の電流値または前記第8の電流値また
    は前記第9の電流値を0とした請求項1または請求項2
    または請求項3または請求項4または請求項5または請
    求項6または請求項7または請求項8または請求項9記
    載のPWMインバータ用出力回路。
  11. 【請求項11】第1または第2の接合形FETのゲート
    とソース間に、互いのアノードまたはカソードを共通に
    かつ直列に接続したツェナーダイオードを接続する構成
    とした請求項1または請求項2または請求項3または請
    求項4または請求項5または請求項6または請求項7ま
    たは請求項8または請求項9または請求項10記載のP
    WMインバータ用出力回路。
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