JPH0630306Y2 - 含水物質の篩分機 - Google Patents

含水物質の篩分機

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JPH0630306Y2
JPH0630306Y2 JP1987068376U JP6837687U JPH0630306Y2 JP H0630306 Y2 JPH0630306 Y2 JP H0630306Y2 JP 1987068376 U JP1987068376 U JP 1987068376U JP 6837687 U JP6837687 U JP 6837687U JP H0630306 Y2 JPH0630306 Y2 JP H0630306Y2
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稔 臼木
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 この考案は含水した原料物質の篩分機に関し、特に都市
ごみの焼却灰の処理に適する篩分機に関する。
「従来の技術」 従来、例えば都市ごみの焼却灰は加水した上篩分機の網
の上を通過させ、篩の網目をとおつたものは固化剤を加
え固形化し、網上をとおりふるわれなかつた鉄、残りの
物は別途処理している。このような篩分機としては振動
篩が用いられている。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の篩分機では都市ごみを加水した無機質の原料で含
水率が少ない場合及び非常に多い場合はふるい分けが可
能であるが含水率15%〜25%の原料は相互に付着
し、篩分機の網の上を帯状になつてふるい分け出来ない
で通過してしまつていた。
また帯状にならない場合も、造粒作用により、篩下へ落
ちるべき原料が篩上に残る傾向があった。
この考案は上記従来の問題点を解消し、含水率の如何に
かゝからず篩分け可能な原料が含水分質の篩分機を提供
することを目的としている。
〔考案の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この考案は無機質で含水しており、相互に付着し振動篩
の進行方向に帯状となる原料をふるいわける振動篩の網
上にふるい分け原料の進行方向に交叉する方向に先端が
上向の切断具を設けた含水物質の篩分機において、振動
篩の原料の進行方向に関し、切断具、造粒破壊器の順に
配され、切断具は複数で並列し、切断具の間隔は原料が
帯状にならない距離であり、造粒破壊器は篩上の原料に
向って進退し原料に打撃を与える可動の打板を備えたこ
とを特徴とする含水物質の篩分機である。
「作用」 切断具をふるい分け原料がのり超える際に、帯状につな
がろうとする該原料が進行方向に交叉する方向に配した
切断具で切断される。これにより、ふるい分け可能とな
る。
切断具を通過後の粒状化した原料は造粒破壊器で細粒化
されふるい分けられる。
「実施例」 以下、この考案の実施例を図面により説明する。第1図
は側面図、第2図は第1図の平面図である。
床上に立設した脚1にばね2を介して篩枠3が弾性支持
されている。篩枠3には網4が張設せられている。網4
は図の左側の篩枠3の原料の投入口5からふるい分けた
残りの原料の出口6に向つて下るように傾斜している。
篩枠3の網4より下側はホツパー状になつており、下端
に網4下に通過した原料の出口7を有する。篩枠3の側
板3aには振動モータ8が取付けてある。振動モータ8
は不平衡回転重量を駆動するもので図のU方向の振動を
生ずる。
投入口5の直下よりすぐ出口6側で網4上に近接して篩
枠3の側板3aに固定した原料を片側によせるガイド板
9が設けてあり、ガイド板9から出口6側に向つて切断
具10が並列している。切断具10は原料の進行方向Z
に対して交叉しており、この実施例は原料の進行方向、
即ち、網4の長手方向に直交している。切断具10は先
端が上向きで原料の進行方向に従つて倒れて傾いてお
り、この傾角は垂直方向に対して60度である。切断具
10の下縁は網4に離隔している。
第3図は第4図のA矢視でみる切断具10の正面図であ
る。切断具10は板金製で両側の取付部10aを除いて
上向きの角形のくし歯10bが一定間隔で並列してい
る。くし歯10bとくし歯10b間の谷10cは幅が同
一である。取付部10aにはブラケツト11が当接しブ
ラケツト11の取付穴11a、取付部10aのボルト穴
10dにボルトを挿通してボルトナツト18により締結
されている。第4図に示すブラケツト11の側板の角穴
11bを用いて篩枠3の側板3aに回らないように固定
される。
原料の進行方向に関し最も下流側の切断具10よりも下
流側に離れて造粒破壊器12が設けてある。第5図に示
すように造粒破壊器12は篩枠3の左右の側板3a上端
に該側板3aに直交するようにわたして固定した支軸1
4に引掛けたハンガー15と、ハンガー15の網4の全
幅に近い根本に対向して設けた裏板16間に同幅の打板
17の根本を固定し、打板17は先端側を原料の進行方
向に従つて自重で網4上に載置したものである。打板1
7は軟質ゴム板、軟質合成樹脂、広幅サイレントチエン
等の可撓性のあるものが適当である。
次に作用をのべる。振動モータ8を附勢するとU方向に
振動が加えられ、ばね2上の被支持物は全体が振動す
る。投入口5から投入された原料は網4上に落ち、網4
上の原料は上下動と共にZ方向に進行し、ふるい分けら
れる。ふるい分けの残りの原料はガイド板9により進行
方向に向つて片側によせられ、つづいて進むと第1の切
断具10に来る。こゝで帯状になろうとする原料は切断
具10をのりこえる際、くし歯10bにより切断され、
ほぐされて該切断具10の後流側の網4上に落ち、こゝ
でふるい分けられる。ふるい分けの残りの原料は第2の
切断具10に進むまでに帯状になろうとする間もなく、
第2の切断具10により同作用により切断され、ほぐさ
れ、第2の切断具10の後流側の網上に落ちる。以上同
作用を受け、各切断具10の後流側で原料はよくほぐさ
れて網4目をよく通るようになる。
最も後流側の切断具10を通過した後に原料が分れて多
数の小球状のかたまりになる造粒作用により網4目を通
過しなくなつた原料は造粒破壊器12の打板17が加振
により網4に対して異なる振動を生じてとびはね小球状
の原料をたたきくだき、網4の目をとおり易くする。以
上により網4目をとおつた原料は出口7に集められ排出
され、網4上を移動した残りの原料は出口6より排出さ
れる。
切断具10はくし歯状にすることにより効果が良好であ
るが、くし歯状に限られる訳ではない。切断具10の形
状、寸法、設置の傾き角度等は原料の性状により選ばれ
るものである。
実験によると切断具10の角度は網4に対して30°〜
45°後流側へ傾き、200〜250ミリメートルのピ
ツチで好適な結果が得られる。
〔考案の効果〕
この考案は無機質で含水しており、相互に付着し振動篩
の進行方向に帯状となる原料をふるいわける振動篩の網
上にふるい分け原料の進行方向に交叉する方向に先端が
上向の切断具を設けた含水物質の篩分機において、振動
篩の原料の進行方向に関し、切断具、造粒破壊器の順に
配され、切断具は複数で並列し、切断具の間隔は原料が
帯状にならない距離であり、造粒破壊器は篩上の原料に
向って進退し原料に打撃を与える可動の打板を備えたこ
とを特徴とする含水物質の篩分機としたから、 (1)含水率によりかたまり易い原料のふるい分けが可能
となる。
(2)かたまり難い原料のふるい分けに対しては一層篩の
網の目をとおり易くし、機械全長を短かくできる。
(3)篩上で造粒した原料を細分し、篩分けを更に進める
ことができる。
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の側面図、第2図は第1図の
平面図、第3図は切断具の正面図、第4図は第3図の側
面図、第5図は造粒破壊器の斜視図である。 1……脚、2……ばね、3……篩枠、3a……側板、4
……網、5……投入口、6,7……出口、8……振動モ
ータ、9……ガイド板、10……切断具、10a……取
付部、10b……くし歯、10c……谷、10d……取
付穴、11……ブラケツト、11a……ボルト穴、11
b……角穴、12……造粒破壊器、14……支軸、15
……ハンガー、16……裏板、17……打板、18……
ボルトナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】無機質で含水しており、相互に付着し振動
    篩の進行方向に帯状となる原料をふるいわける振動篩の
    網上にふるい分け原料の進行方向に交叉する方向に先端
    が上向の切断具を設けた含水物質の篩分機において、振
    動篩の原料の進行方向に関し、切断具、造粒破壊器の順
    に配され、切断具は複数で並列し、切断具の間隔は原料
    が帯状にならない距離であり、造粒破壊器は篩上の原料
    に向って進退し原料に打撃を与える可動の打板を備えた
    ことを特徴とする含水物質の篩分機。
JP1987068376U 1987-05-07 1987-05-07 含水物質の篩分機 Expired - Lifetime JPH0630306Y2 (ja)

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JPS63176583U JPS63176583U (ja) 1988-11-16
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