JPS6227266Y2 - - Google Patents

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JPS6227266Y2
JPS6227266Y2 JP1982106960U JP10696082U JPS6227266Y2 JP S6227266 Y2 JPS6227266 Y2 JP S6227266Y2 JP 1982106960 U JP1982106960 U JP 1982106960U JP 10696082 U JP10696082 U JP 10696082U JP S6227266 Y2 JPS6227266 Y2 JP S6227266Y2
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JP1982106960U
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、粒状物、給状物、固形物、土砂、砂
利、鉱石、石炭、穀物などのばらものを振動する
篩網で篩分けて処理する振動篩に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来この種の振動篩は、処理物の投入、拡散、
網目通過による篩分けで行われるが、フレームに
傾斜させた任意長さの篩網を1段または多段備え
たものが使用されている。
この場合に、扱い物の水分が一定範囲のもの或
いは粘着性の高いものに対しては使用できない
か、あえて使用した場合には網の素線への扱い物
の付着が生じしだいに生長して、素線が太くなり
即ち、当初、網目の目開きSが使用時間経過とと
もに、S>S1>S2と減少し、最終的にはSn=0
となつて目詰まり現象を生じ篩の機能を果たさな
くなる欠点があつた。
特に素線間に生長する付着物はねつとりやわら
かく網線に接触するとどの部分からも発生生長し
振動篩の振動では振り落とす力がなくデツキブラ
シでこすつても落ちにくいし、乾燥すると固まつ
て篩分け作業に支障となる。
従つて、従来では篩目の付着物除去には人間が
篩面をハンマで打撃したり人手を使わずに特開昭
53−132859号公報のようにハンマを篩面に移動さ
せて連続的に打撃することが試みられているが、
篩面は縦横格子状の金網のスクリーンをハンマで
打撃するため、打撃時の篩面の変化が少なく、し
かも局部的な範囲での打撃となつて剥離域が狭く
特に特定部分位置のみを打撃することとなつて損
傷も局部的に激しくなつて問題であるし付着物の
生長も大きく充分効果をあげられなくなる不便が
あつた。
本考案は、これら網面に生ずる従来の目詰まり
現象並びに付着物の付着の阻止を適確に行い、従
来のものの欠点を除き、儲面を常時清浄に維持せ
しめ、分級効率の低下を効果的に防止して効率よ
く篩分作業が可能の振動篩装置を提供することを
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、振動可能に支えられたフレームに篩
板を1段或いは多段に配置した振動篩において、
該篩板が、横線条がないか或いは著しく少なく、
縦線条が平行に配列された縦格子スクリーンで、
この縦格子スクリーンに付着した物質を剥離除去
する排除部材が、弾性体の先端に取付けた爪片で
あつて、縦線条を変位させて引き離す弾き機構を
持つているもので前記篩板に当接して縦線条を弾
き、有効面積全域におよんで一定範囲ずつ移動す
る移動機構を備えて装備されていることを特徴と
する振動篩装置である。
〔実施例〕
第1図乃至第6図例において、振動篩のフレー
ム1は金網スクリーン等の篩板2を多段に備え振
動モータ3によつて振動するように支持装置枠体
20にバネ11によつて支えられている。即ち、
振動篩のフレーム1は枠体20に吊金具21及び
バネ11により弾性的に吊され、モータ3或いは
電磁バイブレーターなどの発振機により振動する
ようになつていて分散板22及び複数個(図にお
いては5個)の網篩板2,2…が上下に段階をな
し、かつ各網篩板2は傾斜して設けられている。
そして各網篩板2は第3図及び第4図に示すよう
に枠体20に傾斜方向に平行に多数の縦線条を張
つて網目を形成しており横線条がないか又は著し
く少なく、また縦線条の間隔は上段の網篩板から
下段になるに従い狭く配列されている。前記発振
機は2組用い回転方向を逆にし必要な振動条件を
網篩板2に与えることができる。この場合条線と
しては縦条線のほか剛体の幅の狭いバーを並べて
構成してもよい。
運転に当たつては、発振機により振動篩のフレ
ーム1を振動せしめた状態で、ばらものを分散板
22に供給すれば、振動により下方に進むと共に
巾方向にも均一に近く分散し、最上板の篩板2上
に落下し、振動及び傾斜によつて出口側の方向に
移動しながら縦線条の間隔より小なる粒子は落下
して次の下段の篩板2上に落ち、この過程が繰り
返されて最下段の篩板2を通過して落下したもの
と落下しないものとに分級する。前記篩板2上に
は、それぞれ篩板2に付着した物質を剥離除去す
る排除部材、例えば、縦線条の弾き片4が篩板の
有効面積全域におよんで巾方向又は長手方向若し
くは両方向に移動するように配備される。
この弾き片4は、本実施例では、流体シリンダ
5のロツド10に取付けられ、空気圧又は油圧の
操作で軸方向に往復直線運動するが、ねじ機構、
ラツク機構、鎖伝動機構などによる往復直線運動
を用いることもできるし、前記篩板2の縦線条間
に嵌入する形状の凹凸片又は爪片とし巾方向の移
動で縦線条の弾性を活用して弾き、縦線条につい
た付着物の振り落としが可能なように構成してあ
るが、弾き運動を与えながら長手方向に移動させ
て篩板の縦線条から付着物を振り落とすこともで
きる。
そして弾き片4は篩板2に接触させるか近接位
置に配備して篩板2の振動を利用して弾く位置に
あるようにすればよく、弾性板体.弾性線体6′
の先端に爪片として構成され支持体7を介して又
は介さないで直接、移動杆8に取付けられ該移動
杆8を前記流体シリンダ5のロツド10に連結し
てガイドロール又はレールのガイド9上に往復運
動できるように配備してある。
なお前記支持体7は篩分け物の落下に支障とな
らないように枠体を用いガイドロール又はレール
上に摺動可能に支持され振動篩本体1中に配備さ
れ、篩板2の全面を有効に弾く位置に弾き片4を
複数突設してある。また前記弾き片4は篩板2の
巾方向にほぼ全巾にわたつて帯状に形成した板材
又は棒状材例えば金属板或いは合成樹脂板などの
取換え部材を着脱自在に備え、この弾き片4を篩
板2の長手方向に複段配列して縦線条の打撃作用
の影響の及ぶ範囲に備えてあるが、必要に応じ、
この弾き片4を篩板2の長手方向に往復運動する
移動機構を付段してもよい。
なお弾き片4は篩体2の下面から弾くようにし
てあるが、必要に応じ上面から弾くこともできる
し、巾方向に弾き片4を千鳥状に配列したり、局
部的範囲内に配列したものを横送りフレームに設
けて全巾に弾き作用を与えるようにすることもで
きる。いずれにしても振動篩のフレーム1の振動
機構と共動して効果的に付着物の離脱することが
できる位置と移動操作を弾き片4に与える機構と
することが考慮されている。この場合前記篩板2
を長手方向に移動させる機構を備えて弾き片4と
の相対関係を維持してもよい。
特に弾き片4が縦線条に接触する部分は局部的
に縦線条がたわむことになり、接触しない部分と
の間にいろいろな段差が生じて、目詰まり物質の
剥離機能を大幅に高めることができる。
図中12,13は取付ネジ又はボルト、14は
継手部材でシリンダ5のロツド10に必要に応じ
設けられる。15は投入ホツパ、16は排出シユ
ート、17…レバー、18はカバー、19は網支
え機構である。
第7図及び第12図例では前記弾き片4の端縁
を櫛状或いは凹凸状端縁とした掻き板を耐摩耗性
プラスチツクで構成し、前記篩板2の縦線条間に
嵌挿配備したもので縦線条の長手方向に往復運動
させるタイプである。
図中24はローラホルダ、25はダストカバー
である。
しかして振動篩のフレーム1は振動モータ3で
振動され分散板22を経て供給される石炭などの
ばらものが篩板2上に落ちスクリーン間隔より小
さい粒子が次々と下方の篩板2上に通過して出口
方向に移動して分級篩分けができるものである
が、この篩板2の振動に伴つてシリンダ5を起動
させロツド10を介して弾き片4を往復運動させ
て篩板2上に巾方向に移動を繰り返させつつ、縦
線条をたわませ弾き返して篩板2に付着したり、
成長しつつある付着物を篩板2の振動作用と相俟
つて剥離乃至振い落し篩板2の目詰まりを有効に
防止するとともに篩板面を清浄に維持することが
でき分級効率を著しく高めることができるもので
ある。
〔考案の効果〕
本考案は、篩板の振動による打撃力による付着
物のはたき落し効果と弾き片の移動による篩板の
縦線条のたわみ弾性変位による弾き振い落し作用
と共に、付着粒子の掻き取り作用のほかに篩板の
縦線条のたわみ変形が大きく素線間の変位による
付着物剥離作用とで篩板面に発生する付着物の排
除が適確に可能となり振動スクリーンを常時清浄
に維持できるので振動篩の目詰まり、付着による
分級効率の低下を防ぐことができるし、保守保安
も簡単で作業能率も大幅に高めることができ、し
かも付着物が操作部片に固着することをも未然に
防ぎ目詰防止作業に支障を来すことなく効果的な
付着物排除作業が保証され実用上有益な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は一部の切断側面図、第3図は第2図
−線における一部の平面図、第4図は第2図
−線における一部の平面図、第5図は一部の
拡大縦断面図、第6図はその一部の平面図、第7
図は他の実施例の一部の拡大縦断面図、第8図は
その平面図、第9図は第7図−線における切
断面図、第10図は第7図−線における切断
面図、第11図は第7図−線における平面
図、第12図は第7図−線における平面図で
ある。 1……振動篩フレーム、2……篩板、3……モ
ータ、4……弾き片、5……シリンダ、6……弾
性板体、6′……弾性線体、7……支持体、8…
…移動杆、9……ガイド、10……ロツド、11
……バネ、12,13……取付ネジ、14……継
手部材、15……投入ホツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 振動可能に支えられたフレームに篩板を1段
    或いは多段に配置した振動篩において、該篩板
    が、横線条がないか或いは著しく少なく、縦線
    条が平行に配列された縦格子スクリーンで、こ
    の縦格子スクリーンに付着した物質を剥離除去
    する排除部材が、弾性体の先端に取付けた爪片
    であつて、縦線条を変位させて引き離す弾き機
    構を持つているもので前記篩板に当接して縦線
    条を弾き、有効面積全域におよんで一定範囲ず
    つ移動する移動機構を備えて装備されているこ
    とを特徴とする振動篩装置。 (2) 前記排除部材が、前記篩板の縦線条の隙間に
    介在されるものであつて、篩板の上下振動でも
    線条を弾きつつ、縦線条の長手方向に移動する
    ものである実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の装置。 (3) 前記排除部材が、前記篩板を複数に区画して
    移動する位置に複数個配列されているものであ
    る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の装置。 (4) 前記移動機構が、往復運動するロツドと流体
    シリンダの駆動部とからなるものであつて、該
    ロツドが前記篩板の巾方向に往復運動するもの
    である実用新案登録請求の範囲第1〜3項のい
    ずれか一つの項記載の装置。 (5) 前記移動機構が、往復運動する操作杆を持
    ち、該操作杆を前記縦線条の長手方向に往復移
    動するように移動片を介して駆動装置に連絡し
    たものである実用新案登録請求の範囲第1〜4
    項のいずれか一つの項記載の装置。
JP10696082U 1982-07-16 1982-07-16 振動篩装置 Granted JPS5915478U (ja)

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JP10696082U JPS5915478U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 振動篩装置

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JPS5915478U JPS5915478U (ja) 1984-01-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233823A (en) * 1975-09-10 1977-03-15 Furukawa Electric Co Ltd:The Extremely thin starting sheet for copper electrolytic refining

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