JPH06302157A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH06302157A
JPH06302157A JP5087413A JP8741393A JPH06302157A JP H06302157 A JPH06302157 A JP H06302157A JP 5087413 A JP5087413 A JP 5087413A JP 8741393 A JP8741393 A JP 8741393A JP H06302157 A JPH06302157 A JP H06302157A
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JP
Japan
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designated
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vtr
recording medium
edit
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JP5087413A
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Inventor
Akira Kikuchi
章 菊池
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのVTRに使用素材が2つ指定されたと
きには一方の使用素材を予めVTR、ディスクレコー
ダ、RAMに記録、或いは記憶させることで、2つの使
用素材の編集を簡単な操作で行うことができるようにす
る。 【構成】 VTR30及び31、ディスクレコーダ32
及び33と、RAM23、キャプチャーコントローラ及
びメモリ36と、編集装置本体20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば映像信号を編集
する編集装置に適用して好適な編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、編集装置としては例えば図11に
示すようなものが提案されている。この図11に示す編
集装置は、VTR2及び3と、これらVTR2及び3、
これらVTR2及び3からの映像信号を記録するための
VTR6に調相をかけ、各種制御を行う編集機1と、V
TR2及び3からの映像信号を選択するスイッチャ4
と、このスイッチャ4からの映像信号に各種エフェクト
処理を施してスイッチャ4に戻すDME(ディジタル・
マルチ・エフェクタ)と、スイッチャ4からの映像信号
を記録するVTR6で構成される。
【0003】図11に示すような構成の編集装置の基本
的な処理について説明すると、例えば編集機1のモニタ
(図示せず)上のメニュー画面上でVTR2にセットし
たビデオテープカセットに記録されている素材及びVT
R3にセットしたビデオテープカセットに記録されてい
る素材の使用部分の指定、VTR2のビデオカセットテ
ープの素材或いはVTR3のビデオカセットテープの素
材をどのように使用するか等を選択できるようになって
いる。尚、ここで、VTR2の素材をAロール、VTR
3の素材をBロールと称することとする。
【0004】更に、Aロールの素材の使用部分並びにB
ロールの素材の使用部分の指定をタイムコードの入力、
或いは再生時にVTR2または3から供給されるタイム
コード等をスイッチの押圧等でイン点IN並びにアウト
点OUTとして指定することで素材の所望の部分を指定
することができるようになっている。ここで、イン点I
Nとは使用素材の最初の画像のタイムコード、アウト点
とは使用素材の最後の画像のタイムコードである。
【0005】また、スイッチャ4でVTR2及び3から
の映像信号に対してトランジション処理(例えばワイ
プ、ディゾルブ等)を行うと共に、更にDME5(或い
はスイッチャ4)でタイムラインと称される時間軸上の
処理の指定等を行い、この後VTR6に記録したり、プ
レビュー(記録しないで、上述の処理による映像を再現
する)を行ったりするようになっている。
【0006】ここで、タイムラインとは、例えばモニタ
の管面上において、画像にカーブを描かせるための軌跡
や、画像の捻れ等を時間軸上で指定して映像特殊効果を
得ることである。
【0007】次に、図12を参照して図11に示した編
集装置の動作について説明する。この動作説明として、
先ず、VTR2のビデオテープカセットに記録されてい
る使用素材Va及びVTR3のビデオテープカセットに
記録されている使用素材Vbをスイッチャ4でトランジ
ション処理して1つの映像信号として出力し、これをV
TR6で記録、或いは編集機1のモニタ上に映出するよ
うにする場合を想定して説明する。
【0008】図12A及びBに示すように、図11に示
したVTR2にセットしたビデオテープカセットの素材
の内、イン点IN及びアウト点OUTの指定によって使
用素材Vaが指定され、一方、図11に示したVTR3
にセットしたビデオテープカセットの素材の内、イン点
IN及びアウト点OUTの指定によって使用素材Vbが
指定されている。
【0009】編集機1の制御によってVTR2が再生動
作となり、これによって先ず、使用素材Vaがスイッチ
ャ4に供給され、DME5によって各種処理が施され、
この後VTR6に供給されて記録、或いは編集機1のモ
ニタの管面上に画像として映出される。このVTR2か
らのタイムコードを編集機1は常時監視し、使用素材V
aのアウト点のタイムコードから多少手前のタイムコー
ドを読みとると同時にVTR3を再生させる。VTR3
からの使用素材Vbはスイッチャ4に供給される。
【0010】スイッチャ4においては、予め設定されて
いるトランジションに基いて使用素材Va及び使用素材
Vbを切り換えると共に、使用素材VbをDME5に供
給する。DME5に供給された使用素材VbはこのDM
E5によって各種処理が施された後、再びスイッチャ4
に供給される。そしてスイッチャ4はDME5からの使
用素材VbをVTR6に供給する。VTR6に供給され
た使用素材VbはこのVTR6において記録される。
【0011】尚、説明の便宜上、2つの使用素材に夫々
トランジション処理を施して1つにまとめ、レビューを
行ったり、記録したりする場合に考えられる各種処理、
例えばプリロール、ポストロール、タイムコードの読み
とり、或いはタイムコードの編集機1での発生等につい
ての説明を省略し、最も単純な方法での処理について説
明している。
【0012】さて、上述のように処理した結果、VTR
6にセットしたビデオカセットテープには図12Cに示
すように磁気テープ上に時間軸に沿って、先ずVTR2
から供給された使用素材Vaが記録され、次にVTR3
から供給された使用素材Vbが記録される。従って、プ
レビューはこの磁気テープを再生した再生信号と同様
に、先ず使用素材Vaが編集機1のモニタの管面上に映
出され、指定したトランジションの形態で使用素材Vb
に変わり、この後使用素材Vbが映出されることにな
る。
【0013】ところで、図12Dに示すように、使用素
材Va及びVbが何れも例えばVTR2にセットしてあ
るビデオテープカセットに記録されている場合は、VT
R2で使用素材Vb(或いはVa)を再生し、これをV
TR3にセットしてあるビデオテープカセットに記録
し、この後、図12E及びFに示すように、上述と同様
の処理手順でVTR2で使用素材Vaを再生し、この後
VTR3で使用素材Vb(但し予めVTR3からダビン
グしたものである)を再生し、これら使用素材Va及び
VbをVTR6で記録するようにする。
【0014】このようにすれば、VTR6にセットした
ビデオカセットテープには図12Gに示すように磁気テ
ープ上に時間軸に沿って、先ずVTR2から供給された
使用素材Vaが記録され、次にVTR3から供給された
使用素材Vbが記録される。従って、プレビューはこの
磁気テープを再生した再生信号と同様に、先ず使用素材
Vaが編集機1のモニタの管面上に映出され、指定した
トランジションの形態で使用素材Vbに変わり、この後
使用素材Vbが映出されることになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した編
集装置においては、1つのVTRのビデオテープカセッ
トに記録してある2つの素材で編集を行う場合には2つ
の素材の内、何れか一方を他のVTRに予め記録してお
き、この後2つのVTRで2つの素材を再生し、編集を
行わなければならないので、よけいな手間がかかり、作
業効率を低下させるという不都合があった。
【0016】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、1つのVTRのビデオテープカセットに編集用
の素材が2つあった場合においても、手間をかけずに編
集作業を行うことのできる編集装置を提案しようとする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、再生手段3
0、31、32、33と、待避手段23、36と、再生
手段30、31、32、33及び待避手段23、36を
制御する制御手段20とを有し、再生手段30、31、
32、33にセットされている記録媒体の記録情報に対
し、編集すべき第1の素材及び第2の素材が指定された
ときに、予め待避手段23、36に第1の素材または第
2の素材として指定された記録媒体の記録情報の必要部
分だけを待避手段23、36に待避させるようにしたも
のである。
【0018】更に上述において本発明は、必要部分を第
1または第2の素材として指定された記録媒体の記録情
報の先頭部分から終わりの部分までとしたものである。
【0019】更に上述において本発明は、必要部分を第
1または第2の素材として指定された記録媒体の記録情
報の先頭部分にオフセットを付加した部分から終わりの
部分にオフセットを付加した部分までとしたものであ
る。
【0020】また本発明は、再生手段30、31、3
2、33と、半導体メモリ23、36と、再生手段3
0、31、32、33及び待避手段23、36を制御す
る制御手段20とを有し、再生手段30、31、32、
33にセットされている記録媒体の記録情報に対し、編
集すべき第1の素材及び第2の素材が指定されたとき
に、予め半導体メモリ23、36に第1または第2の素
材として指定された記録媒体の記録情報の先頭部分にオ
フセットを付加した部分から終わりの部分にオフセット
を付加した部分までを待避させ、第1または第2の素材
として指定された記録媒体の記録情報の先頭部分及び終
わりの部分を調整するようにしたものである。
【0021】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、再生手段3
0、31、32、33にセットされている記録媒体の記
録情報に対し、編集すべき第1の素材及び第2の素材が
指定されたときに、予め待避手段23、36に第1の素
材または第2の素材として指定された記録媒体の記録情
報の必要部分だけを待避手段23、36に待避させる。
【0022】更に上述において本発明の構成によれば、
再生手段30、31、32、33にセットされている記
録媒体の記録情報に対し、編集すべき第1の素材及び第
2の素材が指定されたときに、予め待避手段23、36
に第1または第2の素材として指定された記録媒体の記
録情報の先頭部分から終わりの部分までを待避手段2
3、36に待避させる。
【0023】更に上述において本発明の構成によれば、
再生手段30、31、32、33にセットされている記
録媒体の記録情報に対し、編集すべき第1の素材及び第
2の素材が指定されたときに、第1または第2の素材と
して指定された記録媒体の記録情報の先頭部分にオフセ
ットを付加した部分から終わりの部分にオフセットを付
加した部分までを待避手段23、36に待避させる。
【0024】また上述せる本発明の構成によれば、再生
手段30、31、32、33にセットされている記録媒
体の記録情報に対し、編集すべき第1の素材及び第2の
素材が指定されたときに、予め半導体メモリ23、36
に第1または第2の素材として指定された記録媒体の記
録情報の先頭部分にオフセットを付加した部分から終わ
りの部分にオフセットを付加した部分までを待避させ、
第1または第2の素材として指定された記録媒体の記録
情報の先頭部分及び終わりの部分を調整する。
【0025】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明編集装置の一
実施例について詳細に説明する。
【0026】この図1において、20は映像信号や音声
信号を編集するための編集装置本体で、図に示すよう
に、CPU21、バス(アドレス、コントロール及びデ
ータバスからなる)22、ワーク用等のRAM、後述す
るプログラムデータを記録したROM24で基本部分を
構成する{従って、各種ポートや増設ボード類(メモリ
等)は図示せずも当然用意、或いは別途増設できるもの
とする}。
【0027】この編集装置本体20に操作用のキーボー
ド26やポインティングデバイス(マウス、トラックボ
ール等)、モニタ27、ディスクドライバ28{例えば
ハードディスク装置(本体ユニットから着脱自在とでき
るものも含む)、シリコンディスク装置、光磁気ディス
ク装置、フロプティカルディスク装置、フロッピーディ
スク装置等}を夫々接続する。
【0028】そして、この編集装置本体20に例えばR
S−422インターフェース等を介して、VTR30及
び31、ディスクレコーダ32及び33{大容量ハード
ディスク装置(本体ユニットから着脱自在とできるもの
も含む)、大容量シリコンディスク装置、光磁気ディス
ク装置、フロプティカルディスク装置等)を接続する。
【0029】ここで、この編集装置本体20は、RS−
422インターフェース等のインターフェースのフォー
マットでエフェクト情報、カット情報(ダビングのこと
である)、ミックスやワイプ等のトランジション情報、
キー情報を伝送することで、例えばVTR30及び3
1、ディスクレコーダ32及び33を制御すると共に、
スイッチャ29のミックス、ワイプやキー等のスイッ
チ、或いはDME(ディジタル・マルチ・エフェクタ)
35の各種特殊効果に対応するスイッチを編集装置本体
20で操作することができる。
【0030】更に、この編集装置本体20にVTR30
及び31、ディスクレコーダ32及び33からの映像信
号を切り換えたり、これら映像信号にミックスやワイプ
等のトランジション処理を施すスイッチャ29、スイッ
チャ29から供給される多くの映像信号のまとめ等を行
うコンバイナ34を有するDME、スイッチャ29から
の映像信号を編集装置本体20からの制御信号に基いて
圧縮(例えば間引き等)してモニタ37に供給するキャ
プチャーコントローラ及びメモリ36を夫々接続する。
ここでキャプチャー(画像データを取り込むこと)コン
トローラ及びメモリ36は例えば大容量のメモリ(例え
ばRAM)と圧縮回路を有し、スイッチャ29からの映
像信号を圧縮したり、後述するが、イン点IN及びアウ
ト点OUTで指定された映像信号をオフセット分を含め
て記憶したりする。
【0031】また、スイッチャ29の映像信号用の出力
端をVTR30及び31、ディスクレコーダ32及び3
3の各映像信号入力端に接続すると共に、VTR30及
び31、ディスクレコーダ32及び33の各映像信号出
力端をスイッチャ29の映像信号入力端に夫々接続す
る。
【0032】次に、図2を参照して図1に示した編集装
置本体20の基本機能について説明する。
【0033】図2に示すように、本例においては、図1
に示したROM24或いはディスクドライバ28からバ
ス22を介してRAM23にロードしたプログラムPr
ogによってCPU21を動作させるようにしている。
そして、この図に示すように、プログラムProgによ
り、図1に示した編集装置本体20に接続したモニタ2
7の管面上において、セットアップファイルSET1〜
SETn並びにエディットファイルEDL1〜EDLn
を作成するようにする。
【0034】ここでセットアップファイルSET1〜S
ETnとは、使用目的に夫々対応して図1に示した各構
成要素の動作パラメータ、例えば記録機の割り付けやク
ロスポイント等を設定するためのセットアップデータフ
ァイルである。つまり、このセットアップファイルSE
T1〜SETnの内容をCPU21に実行させることに
より、図1に示した各構成要素の状態、例えば接続、動
作、モード等の機器毎の各種状態を変化させることがで
きるのである。
【0035】また、エディットファイルEDL1〜ED
Lnとは、編集の内容を示すデータファイルであり、図
2においてエディットファイルEDL1〜EDLnは夫
々1つの目的における編集内容を示すデータファイルで
ある。
【0036】これらセットアップファイルSET1〜S
ETnとエディットファイルEDL1〜EDLnとは夫
々対応して通常は図1に示したディスクドライバ28に
セットしたディスクに記録するようにする。例えばエデ
ィットファイルEDL1〜EDLnに夫々対応するセッ
トアップファイルSET1〜SETnを記録するように
すれば良い。
【0037】このようにした場合は、例えば後述するエ
ディットファイルEDL1〜EDLnの選択用のメニュ
ー画面上で所望のエディットファイルEDL1〜EDL
nを選択したときに、ディスクドライバ28にセットし
てあるディスクから選択したエディットファイルEDL
1〜EDLnのデータが読み出され、このエディットフ
ァイルEDL1〜EDLnの内容に応じた編集ができる
ようになると共に、対応するセットアップファイルSE
T1〜SETnがディスクから読み出され、このセット
アップファイルSET1〜SETnのデータが例えば図
1に示したRAM23に供給され、RAM23において
保持(いわゆる常駐)され、これによって上述したよう
に各機器のセットアップが行われる。
【0038】また、プログラム上で予めエディットファ
イルEDL1〜EDLnとセットアップファイルSET
1〜SETnを対応させておき、例えばRAM23上に
使用領域と待機領域を設け、待機領域には、図2に示す
ように、エディットファイルEDL1〜EDLnをセッ
トアップファイルSET1〜SETnを互いに対応させ
て記憶しておき、使用するときには使用領域に上述した
メニューで選択されたエディットファイルEDL1〜E
DLn及び対応するセットアップファイルSET1〜S
ETnを記憶することで、瞬時に図1に示した編集装置
の各機器のセットアップを行うことができる。この場合
は、上述の方法よりも時間的に高速となる。
【0039】ここで、図3のフローチャートを参照して
エディットファイルEDL1〜EDLnの選択及びこれ
に対応したセットアップファイルSET1〜SETnに
よる機器の設定動作について説明する。
【0040】先ずステップS1では切り換えメニューを
表示する。そしてステップS2に移行する。即ち、図1
に示したモニタ27にエディットファイルEDL1〜E
DLnを例えば使用者がつけたファイル名等で表示す
る。
【0041】ステップS2では入力が有るか否かを判断
し、「YES」であればステップS3に移行する。即
ち、使用者が切り換えメニュー画面上においてポインテ
ィングデバイス25やキーボード26によってエディッ
トファイルEDL1〜EDLnを選択したか否かを判断
する。
【0042】ステップS3ではエディットファイルED
L1〜EDLnを切り換える。そしてステップS4に移
行する。つまり、上述したように、指定されたエディッ
トファイルEDL1〜EDLnをRAM23の待機領域
から使用領域にコピーする。
【0043】ステップS4では切り換えが行われたこと
を使用者に報知する。そしてステップS5に移行する。
この切り換えの報知としては、例えば、指定され、切り
換えられたエディットファイルEDL1〜EDLnのフ
ァイル名、或いはファイル番号の表示位置のカーソルを
ブリンク(間欠的リバース等)させたり、リバース(反
転)させたりする。
【0044】ステップS5では対応セットアップファイ
ルSET1〜SETnをサーチする。そしてステップS
6に移行する。即ち、RAM23の待機領域内の対応セ
ットアップファイルSET1〜SETnを探す。
【0045】ステップS6ではサーチしたセットアップ
ファイルSET1〜SETnを使用領域にコピーする。
そしてステップS7に移行する。即ち、RAM23の待
機領域に記憶してあるセットアップファイルSET1〜
SETnを使用領域にコピーする。
【0046】ステップS7では読みだしたセットアップ
ファイルに基いて各機器の各種設定を行う。そして終了
する。
【0047】以上の説明から分かるように、本例におい
ては、エディットファイルEDL〜EDLn及び対応す
るセットアップファイルSET〜SETnを、モニタ2
7上に映出される、編集のための各種設定の画面や構成
機器の画面を見ながらポインティングデバイス25やキ
ーボード26等で作成し、これをディスクドライバ28
のディスクに記憶したり、作成したエディットファイル
EDL1〜EDLn及びセットアップファイルSET1
〜SETnを例えば編集装置本体20の立ち上げ時にデ
ィスクドライバ28のディスクから読み出し、これらの
データを上述したようにRAM23の待機領域に記憶
し、この後、メニュー画面上でエディットファイルED
L1〜EDLnの何れかが選択された場合は、選択され
たエディットファイルEDL1〜EDLn及びこれに対
応したセットアップファイルSET1〜SETnをRA
M23の待機領域から読み出し、これを使用領域にコピ
ーし、この使用領域にコピーしたセットアップファイル
EDL1〜EDLnで各種セットアップを行い、この後
エディットファイルEDL1〜EDLnに基いて編集を
行えるようにしている。
【0048】尚、エディットファイルEDL1〜EDL
nを作成するときにセットアップデータも同時に作成す
るようにし、エディットファイルEDL1〜EDLnに
セットアップデータも含ませるようにしても良い。
【0049】次に、図4〜図6を順次参照して、図1に
示した編集装置の動作について説明する。この動作とし
て例えばVTR30(VTR31でも同様である)のビ
デオテープカセットに図12Dで説明したように使用素
材Va及びVbが記録されている場合に、使用素材Va
とVbをトランジション処理によって編集し、これをレ
ビュー或いは記録する場合について説明する。
【0050】先ず、図4から説明すると、ステップS1
0ではロール番号の指定が有るか否かを判断し、「YE
S」であればステップS20に移行する。つまり、図1
に示したモニタ27の管面上に映出される画面上で使用
者がポインティングデバイス25或いはキーボード26
を用いてロール番号を指定する。
【0051】ここで、ロールとは、再生素材のことを示
し、Aロールは再生側(この場合においてはVTR30
及び31)で選んだテープの1番目、Bロールは再生側
(この場合においてはVTR30及び31)で選んだテ
ープの2番目という意味である。従って、ロール番号を
例えばVTR30或いはVTR31を示すIDとした場
合、もし、Aロール及びBロールの両方に対して使用者
が同一のVTR30または31を示すIDを指定した場
合は、図6Aに示すように、VTR30または31にセ
ットしてあるビデオテープカセットに使用素材Va及び
Vbが記録されていることを示す。
【0052】尚、メニュー画面上での指定としては、例
えばVTR30またはVTR31に対してAロール及び
Bロール、或いはAロールまたはBロールと指定しても
良い。
【0053】ステップS20では記録か否かを判断し、
「YES」であればステップS30に移行し、「NO」
であればステップS40に移行する。記録か否かの指定
も上述のようにモニタ27の管面上において使用者がポ
インティングデバイス25やキーボード26を用いて指
定する。
【0054】ここでステップS30及びS40を図5を
参照してまとめて説明する。
【0055】先ずステップS31(S41)ではAロー
ル及びBロールに対して指定された番号が同一か否かを
判断し、「YES」であればステップS32(S42)
に移行し、「NO」であればステップS34(S44)
に移行する。
【0056】ステップS32(S42)では使用素材V
bは既に用意済みか否かを判断し、「YES」であれば
ステップS34(S44)に移行し、「NO」であれば
ステップS33(S43)に移行する。ここで言う「既
に用意済みか」とは、この例では使用素材VbがVTR
30からVTR31、或いはディスクレコーダ32及び
33に記録、或いは記憶されているか否かを示す。
【0057】ステップS33(S43)では使用素材V
bを自動的にバッファリングする。そしてステップS3
4(S44)に移行する。ここで言うバッファリングと
は図2Cに示すように、VTR31、或いはディスクレ
コーダ32や33に使用素材Vbを記録或いは記憶させ
ることである。これによって、図2B及びCに示すよう
に、等化的に元々VTR30に素材Vaが、VTR31
に素材Vbが、或いはVTR30に素材Vaが、ディス
クレコーダ32または33に素材Vbが記録或いは記憶
されていたことになる。
【0058】ステップS34(S44)では予め設定さ
れたトランジションで編集する。そしてステップS35
(S45)に移行する。
【0059】ステップS35(S45)ではプレビュー
する。そしてこのプログラムを抜け、再び図3に示した
プラグラムのステップS50(ステップS40からの場
合はステップS70)に移行する。即ち、編集設定に基
いて図1に示したモニタ27、或いはモニタ37上に使
用素材Va及びVbを映出する。
【0060】ステップS50では結果がOKか否かを判
断し、「YES」であればステップステップS60に移
行する。即ち、使用者がマウス25或いはキーボード2
6でプレビューの結果がOKであることを入力した場合
に、次のステップに移行する。
【0061】ステップS60では記録を実行する。そし
て終了する。即ち、この例ではVTR30に制御信号を
供給して再生状態にさせ、使用素材Vaを再生させると
共に、タイムコードを監視し、トランジションの期間の
多少前からVTR31に制御信号を供給して再生状態に
し、使用素材Vbのイン点INより前から再生させ、ト
ランジションの期間となったときにスイッチャ29に制
御信号を供給してワイプ、ディゾルブ或いはミックス等
のトランジション処理を行わせる。
【0062】そして使用素材Va及びVbを例えばディ
スクレコーダ32や33に記憶させる。尚、使用素材V
bを例えばディスクレコーダ32または33に予めバッ
ファリングした場合は、VTR31に制御信号を供給し
て記録状態にし、VTR30からの使用素材Va及びデ
ィスクレコーダ32或いは33からの使用素材VbをV
TR31に記録することとなる。つまり、図6Dに示す
ように使用素材Va及びVbがVTR31、或いはディ
スクレコーダ32または33に編集されて記録される。
【0063】一方、ステップ70では結果がOKか否か
を判断し、「YES」であればステップステップS80
に移行する。即ち、使用者がマウス25或いはキーボー
ド26でプレビューの結果がOKであることを入力した
場合に、次のステップに移行する。
【0064】ステップS80ではプレビューを実行す
る。そして終了する。即ち、この例ではVTR30に制
御信号を供給して再生状態にさせ、使用素材Vaを再生
させると共に、タイムコードを監視し、トランジション
の期間の多少前からVTR31に制御信号を供給して再
生状態にし、使用素材Vbのイン点INより前から再生
させ、トランジションの期間となったときにスイッチャ
29に制御信号を供給してワイプ、ディゾルブ或いはミ
ックス等のトランジション処理を行わせる。
【0065】そして使用素材Va及びVbを例えばモニ
タ27或いは37に供給し、その管面上に画像として映
出させる。尚、使用素材Vbを例えばディスクレコーダ
32または33に予めバッファリングした場合は、VT
R30からの使用素材Va及びディスクレコーダ32或
いは33からの使用素材Vbをモニタ27或いはモニタ
37の管面上で映出することとなる。
【0066】このように、この場合においては、VTR
30または31にセットされているビデオテープカセッ
トに対して2つの編集素材が指定された場合、或いは2
つの素材に同一VTR30または31が指定された場合
に自動的に一方の素材をバッファリングするようにした
ので、手動で他のVTRやレコーダに一方の素材を記
録、或いは記憶させる煩わしい作業をしないようにする
ことができると共に、上述したエディットファイルED
L1〜EDLnを二重に作成しないようにすることがで
きる。
【0067】尚、この例においては、1つのVTR30
または31に2つの使用素材が指定された場合について
説明したが、3つ、或いは4つでも良い。この場合はバ
ッファリングすべきVTRやディスクレコーダ等を対応
する分だけ用意することとなる。
【0068】ここで、上述した使用素材VaやVbを指
定する場合について図7を参照して説明する。
【0069】図6からも明かなように、使用素材はイン
点IN及びアウト点OUTを指定することで決定するこ
とができる。この決定方法としては例えばVTR30或
いは31を再生し、その映像をモニタ27或いは37で
見ると共に、所望のイン点IN及びアウト点OUTでポ
インティングデバイス25或いはキーボード26等で指
示(マークイン、マークアウト)し、そのときのタイム
コードを編集装置本体20に記憶させるようにする。
【0070】ところで、上述したバッファリングを行う
場合や、或いは単純に使用素材のイン点IN及びアウト
点OUTを決定する場合には、VTR30及び31、デ
ィスクレコーダ32及び33以外に図1に示したキャプ
チャーコントローラ及びメモリ36のメモリ(図示せ
ず)やRAM23を用いるようにすることもできる。
【0071】つまり、図7に示すように、使用素材Va
或いはVbのイン点INを指定した場合は、イン点IN
より手前(時間軸上)から画像データを記憶させ、アウ
ト点OUTを指定した場合はアウト点OUTより先(時
間軸上)まで画像データを記憶させるようにする。
【0072】図においてItはイン点INのオフセット
分で、Otはアウト点OUTのオフセット分である。従
って、実際に指定した期間よりも長い期間Vtの間画像
データを取り込むことになる。
【0073】このイン点IN及びアウト点OUTの決定
も上述したエディットファイルEDL1〜EDLn及び
対応するセットアップファイルSET1〜SETnを用
いて行うことができる。例えばVTR30の再生素材か
ら使用素材Va或いはVbを決定する場合には、VTR
30を再生させ、上述したように、所望のイン点IN及
びアウト点OUTでマークイン及びアウトを行う。
【0074】マークイン及びマークアウトを行うと、R
AM23或いはキャプチャーコントローラ及びメモリ3
6に上述したオフセット分を含む期間Vt分の画像デー
タが記憶される。そして以降、使用者はポインティング
デバイス25やキーボード26を用いて例えばモニタ2
7や37に図7に示した期間Vtの画像データを映出さ
せる。
【0075】このときの画像データはVTR30から再
生されているものではなく、RAM23、或いはキャプ
チャーコントローラ及びメモリ36から読み出されるデ
ータであるので、ポインティングデバイス25やキーボ
ード26により正確なコマ送りが所望の速度で行えるの
で、使用者はイン点IN及びアウト点OUTの決定をリ
ハーサルを繰り返しながら何度でも高速に行うことがで
きる。
【0076】尚、上述したバッファリングにおいても、
自動的にオフセットを含めてバッファリングをするよう
にしても良い。このようにした場合は、図5に示したフ
ローチャートのステップS33(S43)の後に使用者
によるイン点IN及びアウト点OUTの決定を再度行え
るようにしても良い。
【0077】次に、図8を参照して、図7を参照して説
明したオフセット分を含めた画像データの記憶及びイン
点及びアウト点の再度の指定についてモニタ37の管面
上に映出する画像を例とり説明する。
【0078】図8においてa1は例えばイベント毎のタ
イムコードを表示するエリア、a2は例えば機器の接続
状態等を示すエリアである。
【0079】a3は上述したプレビューを行っている画
像データを表示するエリアであり、この図から明かなよ
うに、このエリアa3に画像データを表示する場合は図
1に示したキャプチャーコントローラ及びメモリ36で
圧縮して表示する。そしてその下部にこの画像に割り当
てられた番号P4が表示されると共に、タイムコードT
cが表示される。
【0080】a4はエディットファイルEDL1〜ED
Lnで編集された画像データ、つまり上述の例では使用
素材Va、Vb{この場合は3つの素材(エディット単
位)を表示している}を夫々表示するエリアであり、図
に示すように、各使用素材(この例においては夫々“5
201”、“5115”、“3028”等の番号を付し
ている)のイン点INの画像と、アウト点OUTの画像
を表示するようにしている。更に、各使用素材のエリア
a5〜a7毎にタイムコードを表示するタイムコード表
示エリアTa1〜Ta2を設けている。
【0081】そして、この3つの使用素材の内、エリア
a6の使用素材だけタイムコード表示エリアTa2にだ
けイン点INのタイムコードTinと、アウト点OUT
のタイムコードToutが表示されている。
【0082】これは現在エディット、つまり、イン点I
N及びアウト点OUTの再度の指定を行っていることを
示している。上述したが、素材の指定のときに、マーク
イン及びマークアウトを行うことによって、実際に指定
したイン点IN及びアウト点OUTにオフセット(或い
は前後数秒分)を付加して画像データを取り込むように
する。
【0083】図においてa8がオフセット分を含めて取
り込んだイン点IN或いはアウト点OUT(この例では
イン点INの画像)の画像データを表示するエリアであ
り、図に示すように、この例においてはイン点INの編
集を行っている場合を示し、イン点INの前後の画像デ
ータv1〜v6を表示している。また、各画像データv
1〜v6の下に示す数値−2〜+3はマークインしたイ
ン点INを“0”とした場合に時間的に前か後かを示す
指標である。
【0084】また、図において、画像データv3の回り
だけ印がついているが、これはマークインした画像デー
タを示している。しかしながら、使用者がポインティン
グデバイス25やキーボード25のカーソルキー等を用
いて画像データv1〜v6(実際は両端に夫々画像デー
タが続いているものとする)から所望の画像データを選
択(リコール等と称する)でき、選択した画像データv
1〜v6に印が付き、例えばこの後決定を示す入力を行
うことによってイン点INを変更し、これを決定するこ
とができる。尚、キーボード25にFS(フォワード・
スペース)、BS(バック・スペース)等の正或いは負
方向にコマ送りを行うためのキーを独立に設けても良
い。
【0085】イン点IN及びアウト点OUTの再指定の
場合は例えばエリアa5〜a7の所望のエリアa5〜a
7のイン点IN或いはアウト点OUTのエリアにカーソ
ルを移動させ、ここでクリック或いはリターンを行うこ
とで、イン点IN或いはアウト点OUTの編集を選択す
ることができる。
【0086】このように、この例においては、イン点I
N及びアウト点OUTを一旦マークイン及びマークアウ
トによって仮に決定した場合に、キャプチャーコントロ
ーラ及びメモリ36に仮に指定したイン点IN及びアウ
ト点OUTの前後の画像データをも記憶させ、この後、
仮に指定したイン点IN及びアウト点OUT及びその前
後の画像データを圧縮してモニタ37で表示し、その管
面上でポインティングデバイス25やキーボードでイン
点IN及びアウト点OUTの再指定を行えるようにした
ので、VTR30や31の使用頻度を減らすことができ
ると共に、より使いやすく、精度の高い編集を行うこと
ができる。
【0087】次に、図9を参照してエディットファイル
EDL1〜EDLnの各エディットデータの削除、位置
交換、コピー、移動について図8と同様モニタ27或い
はモニタ37に映出される画面を例にとり説明する。こ
の図9において、図8と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。
【0088】図において、a9は例えばエディットファ
イルEDL1〜EDLnのエディットデータの先頭の画
像データP1〜P6を表示するエリアであり、このと
き、下方のエリアa4には図8と同様、エディットデー
タのイン点IN及びアウト点OUTの画像データが夫々
エリアa5〜a7に示されている。
【0089】この図に示すように、エリアa6だけがタ
イムコードエリアTa2にタイムコードTin及びTo
utが表示されているのは、上述したように、このエリ
アa4の内エリアa6がポインティングデバイス25或
いはキーボード26で選択されたからである。
【0090】そして、この例においては、エリアa5〜
a7を直接選択し、選択したエリアa5〜a7のエディ
ットデータの削除、コピー、移動、位置交換を行えるよ
うにする。操作としては、例えば削除の場合は削除した
いエディットデータのエリアa5〜a7にカーソル等を
移動させ、そこでクリック、或いはリターンすることに
よって削除できるようにする。
【0091】また、コピーの場合は、コピーしたいエデ
ィットデータのエリアa5〜a7にカーソル等を移動さ
せ、そこでクリックし、そのまま保持してカーソル(或
いはポインタ)を所望のエリアa5〜a7に移動させ、
そのエリアa5〜a7内ではなすことにによってコピー
できるようにする。
【0092】また、移動の場合は、移動させたいエディ
ットデータのエリアa5〜a7にカーソル等を移動さ
せ、そこでクリックし、そのまま保持してカーソル(或
いはポインタ)を所望のエリアa5〜a7に移動させ、
そのエリアa5〜a7内ではなすことにによって移動で
きるようにする。
【0093】また、位置交換の場合は、一方のエディッ
トデータのエリアa5〜a7にカーソル等を移動させ、
そこでクリックし、この後カーソルを所望のエリアa5
〜a7に移動させ、そのエリアa5〜a7内では再びク
リックすることにによって位置交換できるようにする。
【0094】そして内部的処理としては、先ず、削除は
例えば単にキャプチャーコントローラ及びメモリ36の
対応エリアを消去すると共に、エディットファイルED
L1〜EDLnの対応するエディットデータに関連した
データを削除する。
【0095】コピーは例えば単にキャプチャーコントロ
ーラ及びメモリ36の対応エリアのエディットデータを
指定エリアに再度記憶すると共に、エディットファイル
EDL1〜EDLnの対応するエディットデータに関連
するデータを移動先に対応した記憶エリアに書き込むよ
うにする。
【0096】移動は例えば単にキャプチャーコントロー
ラ及びメモリ36の対応エリアのエディットデータを指
定エリアに再度記憶すると共に、エディットファイルE
DL1〜EDLnの対応するエディットデータに関連す
るデータを移動先に対応した記憶エリアに書き込むよう
にする。
【0097】位置交換は例えば単にキャプチャーコント
ローラ及びメモリ36の対応エリアの2つのエディット
データを互いのエリアに再度記憶すると共に、エディッ
トファイルEDL1〜EDLnの対応する2つのエディ
ットデータに関連するデータを互いの記憶エリアに書き
込むようにする。
【0098】そして、画面上で行った、削除、コピー、
移動、位置交換等の各種処理を、キャプチャコントロー
ラ及びメモリ36のメモリの内容を変更することで、一
旦確認し、その後で実際にエディットファイルEDL1
〜EDLnの内容を変更するようにする。
【0099】このように、本例においては、画面上に表
示したエディット単位の画像データをポインティングデ
バイス25やキーボード26を用いて削除、コピー、移
動、位置交換することにより、エディットファイルED
L1〜EDLnの内容を変更できるようにしたので、V
TR30や31を再生して再チェックしたり、キーボー
ド25等で記憶アドレス等を確認し、これを入力したり
する等の煩わしい作業を一切行うことなく編集作業がで
き、これによって、編集作業の効率化を図ることができ
る。
【0100】次に、図10を参照して、図1に示した各
種機器による各種効果の変化点の時間軸上のスケール表
示について説明する。
【0101】図10において、一番左側には記録される
レコーダ、例えばVTR30及び31、ディスクレコー
ダ32及び33のタイムコードを示し、各タイムコード
にはマーカーMaを付し、そのマーカーMaからその時
間を示すための線を引くようにする。また、タイムコー
ドの欄から右方向に順次DMEの欄、スイッチャの欄、
スイッチャの欄を設け、各欄には夫々タイムコードが示
す時間に処理される画像データの最初と最後の画像デー
タ、即ち、DMEの欄には画像データIv1及びOv1
をタイムコードに合わせて表示し、スイッチャの欄には
画像データIv2及びOv2をタイムコードに合わせて
表示し、もう1つのスイッチャの欄には画像データIv
3及びOv3をタイムコードに合わせて表示している。
【0102】そして更に、各画像データIv1及びOv
1、Iv2及びOv2、Iv3及びOv3の左側にはそ
の時間を示すバーb1、b2、b3が表示されている。
つまり、この図10に示すように、図1に示した各種機
器による処理の変化点をタイムコード及びマーカーMa
で示すと共に、その変化点の画像データIv1及びOv
1、Iv2及びOv2、Iv3及びOv3を、処理され
る機器の欄に表示し、更にその左側にその時間を示すバ
ーb1、b2及びb3を表示することで、使用者が使用
状況等の把握できるようにしている。
【0103】ここの図10に示す表示は例えばエディッ
トファイルEDL1〜EDLnを実行している最中に指
定によって表示するようにしても、また、実行と同時に
でるようにしても、また、図1に示したモニタ27及び
37の何れか一方に表示されるようにしても良い。
【0104】モニタ37に表示させるようにした場合
は、キャプチャーコントローラ及びメモリ36にエディ
ットファイルEDL1〜EDLnによって実行されてい
る編集処理の状況が刻一刻と伝送され、キャプチャーコ
ントローラ及びメモリ36はその情報に基いてタイムコ
ード、マーカーMa、バーグラフb1、画像データIv
1及びOv1、Iv2及びOv2、Iv3及びOv3を
メモリに記憶すると共にこれを読み出してモニタ37に
供給する。
【0105】このように、この例においては、実行され
ている処理状態をリアルタイムで画像データと共に分か
りやすく表示するようにしたので、編集作業の効率化を
大幅に向上させることができる。
【0106】尚、編集装置本体20において各効果の時
間を変更すると、リアルタイムに反映されるので、それ
に追従すべき他の効果をも確認できる。また、追従する
関係が予め分かっていれば、この画面からその関係を登
録することで、自動的にリンクさせるようにすることも
できる。
【0107】以上のように、本例においては、VTR3
0または31にセットされているビデオテープカセット
に対して2つの編集素材が指定された場合、或いは2つ
の素材に同一VTR30または31が指定された場合に
自動的に一方の素材をバッファリングするようにしたの
で、手動で他のVTRやレコーダに一方の素材を記録、
或いは記憶させる煩わしい作業をしないようにすること
ができると共に、上述したエディットファイルEDL1
〜EDLnを二重に作成しないようにすることができ
る。
【0108】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取
り得ることは勿論である。
【0109】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、再生手段にセ
ットされている記録媒体の記録情報に対し、編集すべき
第1の素材及び第2の素材が指定されたときに、予め待
避手段に第1の素材または第2の素材として指定された
記録媒体の記録情報の必要部分だけを待避手段に待避さ
せるようにしたので、例えば編集すべき素材が1つの再
生手段にあっても自動的に待避手段に待避でき、これに
よって、2つの素材の編集を簡単な操作で行うことがで
きる。
【0110】更に上述において本発明によれば、再生手
段にセットされている記録媒体の記録情報に対し、編集
すべき第1の素材及び第2の素材が指定されたときに、
予め待避手段に第1または第2の素材として指定された
記録媒体の記録情報の先頭部分から終わりの部分までを
待避手段に待避させるようにしたので、上述の効果に加
え、編集すべき2つの素材を別々の再生手段から得てい
るように編集できる。
【0111】更に上述において本発明によれば、再生手
段にセットされている記録媒体の記録情報に対し、編集
すべき第1の素材及び第2の素材が指定されたときに、
第1または第2の素材として指定された記録媒体の記録
情報の先頭部分にオフセットを付加した部分から終わり
の部分にオフセットを付加した部分までを待避手段に待
避させるようにしたので、上述の効果に加え、記録情報
の先頭部分と終わりの部分の調整を行うことができ、編
集精度を高めると共に、編集効率を大幅に向上させるこ
とができる。
【0112】また上述せる本発明によれば、再生手段に
セットされている記録媒体の記録情報に対し、編集すべ
き第1の素材及び第2の素材が指定されたときに、予め
半導体メモリに第1または第2の素材として指定された
記録媒体の記録情報の先頭部分にオフセットを付加した
部分から終わりの部分にオフセットを付加した部分まで
を待避させ、第1または第2の素材として指定された記
録媒体の記録情報の先頭部分及び終わりの部分を調整す
るようにしたので、例えば編集すべき素材が1つの再生
手段にあっても自動的に待避手段に待避でき、これによ
って、2つの素材の編集を簡単な操作で行うことができ
ると共に、記録情報の先頭部分と終わりの部分の調整を
高速に行うことができ、編集精度を高めると共に、編集
効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明編集装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】本発明編集装置の一実施例の説明に供するエデ
ィットファイルとセットアップファイル、CPU及びプ
ログラムの関係を示す説明図である。
【図3】本発明編集装置の一実施例の説明に供するエデ
ィットファイルの選択によるセットアップファイルによ
る機器の設定の説明に供するフローチャートである。
【図4】本発明編集装置の一実施例の説明に供する編集
及び記録、プレビュー時の動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図5】本発明編集装置の一実施例の説明に供する編集
及び記録、プレビュー時の動作例を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】本発明編集装置の一実施例の説明に供する1つ
のVTRに2つのロールが指定された場合の動作を説明
するための説明図である。
【図7】本発明編集装置の一実施例の説明に供するイン
点及びアウト点の再指定の説明に供する説明図である。
【図8】本発明編集装置の一実施例の説明に供するイン
点及びアウト点の再指定の説明に供する画面構成図であ
る。
【図9】本発明編集装置の一実施例の説明に供する画像
データの指定による各種データ編集の説明に供する画面
構成図である。
【図10】本発明編集装置の一実施例の説明に供する時
間的スケールを示す画面構成図である。
【図11】従来の編集装置の例を示す構成図である。
【図12】従来の編集装置の例の説明に供する1つのV
TRのビデオテープカセットに使用すべき素材が2つあ
る場合の編集の動作を説明するための説明図である。
【符号の説明】
20 編集装置本体 21 CPU 22 バス 23 RAM 24 ROM 25 ポインティングデバイス 26 キーボード 27、37 モニタ 28 ディスクドライバ 29 スイッチャ 30、31 VTR 32、33 ディスクレコーダ 34 DME 35 コンバイナ 36 キャプチャーコントローラ及びメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生手段と、 待避手段と、 上記再生手段及び上記待避手段を制御する制御手段とを
    有し、 上記再生手段にセットされている記録媒体の記録情報に
    対し、編集すべき第1の素材及び第2の素材が指定され
    たときに、予め上記待避手段に上記第1の素材または第
    2の素材として指定された上記記録媒体の記録情報の必
    要部分だけを上記待避手段に待避させるようにしたこと
    を特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】 上記必要部分は上記第1または第2の素
    材として指定された上記記録媒体の記録情報の先頭部分
    から終わりの部分までとしたことを特徴とする請求項1
    記載の編集装置。
  3. 【請求項3】 上記必要部分は上記第1または第2の素
    材として指定された上記記録媒体の記録情報の先頭部分
    にオフセットを付加した部分から終わりの部分にオフセ
    ットを付加した部分までとしたことを特徴とする請求項
    1記載の編集装置。
  4. 【請求項4】 再生手段と、 半導体メモリと、 上記再生手段及び上記待避手段を制御する制御手段とを
    有し、 上記再生手段にセットされている記録媒体の記録情報に
    対し、編集すべき第1の素材及び第2の素材が指定され
    たときに、予め上記半導体メモリに上記第1または第2
    の素材として指定された上記記録媒体の記録情報の先頭
    部分にオフセットを付加した部分から終わりの部分にオ
    フセットを付加した部分までを待避させ、上記第1また
    は第2の素材として指定された上記記録媒体の記録情報
    の先頭部分及び終わりの部分を調整するようにしたこと
    を特徴とする編集装置。
JP5087413A 1993-04-13 1993-04-14 編集装置 Pending JPH06302157A (ja)

Priority Applications (6)

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JP5087413A JPH06302157A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 編集装置
DE69424896T DE69424896T2 (de) 1993-04-13 1994-04-07 Editiergerät
EP94302459A EP0625781B1 (en) 1993-04-13 1994-04-07 Editing apparatus
KR1019940007583A KR100284922B1 (ko) 1993-04-13 1994-04-12 편집 장치
US08/692,879 US5926603A (en) 1993-04-13 1996-08-01 Video signal editing apparatus in which multiple video clip edit frames are simultaneously displayed on one monitor
US09/206,520 US6314231B1 (en) 1993-04-13 1998-12-07 Editing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP5087413A JPH06302157A (ja) 1993-04-14 1993-04-14 編集装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11168442A (ja) * 1997-09-24 1999-06-22 Sony Pictures Entertainment オーディオ/ビデオデータの編集システム及び編集方法

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