JPH0630113B2 - 磁気カ−ド利用システムにおける保安方法 - Google Patents

磁気カ−ド利用システムにおける保安方法

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JPH0630113B2
JPH0630113B2 JP61247139A JP24713986A JPH0630113B2 JP H0630113 B2 JPH0630113 B2 JP H0630113B2 JP 61247139 A JP61247139 A JP 61247139A JP 24713986 A JP24713986 A JP 24713986A JP H0630113 B2 JPH0630113 B2 JP H0630113B2
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card
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気カード利用システムにおける保安方法に関
し、特に価値情報を含む各種情報の書き込み又は読み出
しが行われる第1の磁気ストライプと、該第1の磁気ス
トライプにおける各種情報の書き込み又は読み出しを行
うための同期情報が予め書き込まれている第2の磁気ス
トライプとを有し、前記価値情報を含む各種情報は発行
時に前記第1の磁気ストライプに書き込まれる磁気カー
ド(プリペイドカード)の特定磁気ストライプに各種情
報の読出し又は書込みタイミング用の同期情報があると
きのみ他の磁気ストライプへの価値情報を含む各種情報
の読み取り、書き込みができるようにすると共に、他の
磁気ストライプの価値情報がないときには磁気ストライ
プ上の全ての情報を消去するようにして、磁気カード利
用の安全を図った磁気カード利用システムにおける保安
方法に関する。
〔従来の技術〕
磁気カード(プリペイドカード)を利用して代金を決済
するシステムは、例えば交通機関の券売機、カード式公
衆電話、デーム機等の各種の分野に利用されている。か
かる磁気カード利用システムは、利用者があらかじめ一
定金額の代金をサービス提供者等に支払って価値情報を
書き込んだ磁気カードを受領し、以後サービスの提供を
受ける都度、磁気カードの価値情報を減額することによ
り代金を支払って決済し、磁気カードの価値情報が零と
なるまで何時でも利用できるようにしたシステムであ
る。
かかる磁気カード利用システムによれば、利用の都度現
金を用意する必要がなく、取り扱いが簡便であるという
利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した磁気カード利用システムが普及して
くると、磁気カードが不正に利用されるという事態が発
生してきた。これは、主に、価値情報が書き込まれてい
ない新しい磁気カードに所定の方法で価値情報を書き込
み、この磁気カードを利用するということで実行されて
いる。従って、このような不正使用の対策が望まれてい
た。
本発明の目的は、上述した問題点を解消し、磁気カード
の適正な利用形態を確保してなる磁気カード利用システ
ムにおける保安方式に提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決した本発明は、価値情報を含む各種情
報の書き込み又は読み出しが行われる第1の磁気ストラ
イプと、該第1の磁気ストライプにおける各種情報の書
き込み又は読み出しを行うための同期情報が予め書き込
まれている第2の磁気ストライプとを有し、前記価値情
報を含む各種情報は発行時に前記第1の磁気ストライプ
に書き込まれる磁気カードによりサービス等の提供を受
けた際にその代金を決済し、かつ決済の都度、前記第1
の磁気ストライプに書き込まれた価値情報を減額し、前
記価値情報が零になるまで磁気カードの利用を可能とす
る磁気カード利用システムにおいて、前記第2磁気のス
トライプ中に同期情報があるときにのみ少なくとも価値
情報、その他の情報の書込み、読み出しを可能とすると
共に、価値情報が零であるときは少なくとも前記第2の
磁気ストライプに書き込まれている同期情報を消去する
ことを特徴とする磁気カード利用システムにおける保安
方法を提供するものである。
〔作用〕
本発明による磁気カード(プリペイドカード)の磁気記
録媒体(2つの磁気ストライプ)には、価値情報・その
他必要な情報を書き込める領域(第1の磁気ストライ
プ)と、同期情報を書き込める領域(第2の磁気ストラ
イプ)とが設けられている。磁気カードの第2の磁気ス
トライプには、例えば工場出荷時等に各種情報の書き込
み又は読み出しを行うための同期情報を書き込んでお
く。
磁気カードの第1の磁気ストライプに、価値情報・その
他必要な情報を書き込むときには、前記第2の磁気スト
ライプに同期情報があるときにのみ、その書き込みがで
きる。
磁気カードを利用する際に、磁気カードを読み取らせる
とき、第2の磁気ストライプに同期情報があるときのみ
第1の磁気ストライプから価値情報・その他の情報を読
み取ることができる。また、代金の決済が終了したとき
に、価値情報を減額する際も、上記同期情報があること
を条件に書き込むものである。
ここで、第1の磁気ストライプから読み取った価値情報
が零であったとき、あるいは価値情報を減額した際に価
値情報が零となったときには、価値情報及び同期情報、
又は同期情報のみを消去する。
これにより、以後磁気カードを使用しても、同期情報が
ないので、書込み・読み出しが一切不能になり、磁気カ
ード利用システムの安全を図れることになる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の実施例で用いる磁気カード(プリペ
イドカード)を示す図であり、この磁気カード1は薄い
プラスチックや紙などにより形成された柔軟性のあるも
のであって、磁気カード1の長手方向にはカード面の10
分の1程度の幅で磁性材料を塗布した磁気記録媒体とし
ての二つの磁気ストライプ2、3が設けてあり、その一
方の磁気ストライプ3には第1図(III)に示すように
その磁気カード1を製造した工場等で各種情報の書き込
み又は読み出しを行うためのタイミングクロック等の同
期情報を書き込み、他方の磁気ストライプ2には第1図
(II)に示すように書き込みがない。
磁気カード1の磁気ストライプ2、3以外の面部分には
残り回数を目で確認するためのパンチ穴を開ける領域部
分に残り回数の数字が、また他の部分にはコンピュータ
ーゲームカード、発行社名、販売した金額が印刷してあ
る。このような磁気カードを例えばゲームセンター等の
サービス提供業者に工場等から納入する。
第2図は、本発明の実施例で用いる磁気カード発行機を
示す斜視図であり、磁気カード発行機5はその内部に上
述の磁気カード1を格納する格納部を有し、その前面に
紙幣を挿入する挿入口6を設けると共に、挿入された紙
幣の金額を表示する表示装置7を設け、この表示装置7
の下方には磁気カード発行釦8A、キャンセル釦8Bを
それぞれ設け、かつ、その下部に発行された磁気カード
1′を受ける受け皿9が設けられている。
第3図は本発明の実施例に用いる磁気カード発行機5の
信号処理部の概要を示す図であり、紙幣処理機構10は挿
入口6より挿入されてきた紙幣の金種を判別すると共
に、これを表示装置7に表示させ、かつ発行釦8Aが押
されることにより金種及び発行指令を磁気カード発行処
理回路11に与えると共に、キャンセル釦8Bが押された
時にキャンセル処理を行わせるものである。
一方、受皿9のカード出口の近くには一対のローラ12、
13が図示上下に設けてあり、この一対のローラ12、13に
対してカード出口とは反対側に一定の間隔をもたせて一
対のローラ14、15が図示上下に設けてあり、さらに一対
のローラ16、17が一定間隔をもたせて図示上下に配設し
てあり、この一対のローラ16、17の図示右側にはローラ
18、19に架け渡された搬送ベルト20が設けてある。搬送
ベルト20の図示上方には取り出し指令が入力されると磁
気カード1を一枚だけ取り出す取り出し機構21が設けて
あり、この取り出し機構21の上部に磁気カード1、1、
…を収納する収納部22が設けてある。この収納部22、取
り出し機構21は、金種別に設けてあり、それら取り出し
機構21の下部にベルト20が延設されている。ローラ14、
15と、ローラ16、17との間にカード検知器23が設けられ
ていると共に、ローラ12、13と、ローラ14、15との間に
は磁気ストライプ3のタイミングクロック等の情報を読
み取る読み取り専用ヘッド24、価値情報・その他必要な
情報を書き込む書き込み専用磁気ヘッド25、カード検知
器26が設けられている。
カード検知器23、26からの検知信号はマイクロコンピュ
ータシステムからなる磁気カード発行処理回路11に入力
されるようにしてある。同様に読み取り専用磁気ヘッド
24からの信号は磁気カード発行処理回路11に入力される
ようにしてある。磁気カード発行処理回路11からの各制
御指令信号は、ローラ12〜17を駆動するモータ27及び取
り出し機構21に与えられるようにしてあり、かつ前記発
行処理回路11からの書き込み信号は書き込み専用磁気ヘ
ッド25に与えられるようにしてある。
第4図は磁気カード発行機5により発行された磁気カー
ド1′を示す図であり、前述の磁気カード1′の磁気ス
トライプ2′には、図(I)中に模示的にデータフォー
マットが示されており、このデータフォーマットではそ
の書き込みの順に「STX」、「発行社名コード」、
「残回数コード」、「ETX」が記録されて居る。「S
TX」は読み取り開始方向を示し、「発行社名コード」
は発行した会社の名称が予め定められたコードで、「残
回数コード」は発行時には印刷された金額に相当する金
額分の回数が価値情報としてコードでそれぞれ記録さ
れ、「ETX」は読み取りの終了を示している。なお、
磁気ストライプ2′には、ブランク部分が設けてあり、
必要に応じてそのブランク部分の使用ができるようにな
っている。
第5図は本発明の実施例のカード式ゲーム機を示す図で
あり、カード式ゲーム機30aは筺体31がテーブル型の外
形をしており、この筺体31の上面にはCRTディスプレ
イ32の表示面を設け、かつ、CRTディスプレイ32を保
護する透明板33で前記上面を覆い、筺体31の一側面に操
作盤34を設け、操作盤34には操作をする上で必要なスタ
ート・操作用の釦35、キャンセル・ゲームの選択用釦3
6、ジョイスティック37を設けてあり、前記操作盤34の
図示右側にカード挿入口38を設け、このカード挿入口38
に磁気ストライプ2′、3を設けた磁気カード1′を挿
入してカード式ゲーム機30のゲームを楽しむようにした
ものである。
第6図はカード式ゲーム機30の内部に設けられたカード
読み取り書き込み装置40を示すもので、カード挿入口38
の近くには図示上下に一対のローラ41、42が設けてあ
り、この一対のローラ41、42に対してカード挿入口38と
は反対側に一定間隔で一対のローラ43、44が図示上下に
配設してあり、この一対のローラ43、44に対してカード
挿入口38とは反対側に一定間隔でさらに一対のローラ4
5、46が図示上下に配設してあり、これらローラは同一
水平線上に設けてある。ローラ41、42とローラ43、44と
の間には、カード挿入口38側よりカード検知器47及び読
み取り専用磁気ヘッド48、読み取り・書き込み磁気ヘッ
ド49が設けられている。ローラ45、46の反対側(挿入口
38に対して反対側)にはカード検知器51が設けられてい
る。
カード検知器47、51からの検知信号はマイクロコンピュ
ータシステムからなる制御回路50に入力されるようにし
てある。同様に、読み取り・書き込み磁気ヘッド49(読
み取り専用磁気ヘッド48)からの信号は上記同様に制御
回路50に入力されるようにしてある。制御回路50からの
各制御出力は、読み取り・書き込み磁気ヘッド49、及び
ローラ41〜46を駆動するモータ52にそれぞれ与えられる
と共に、カード式ゲーム機30側のゲーム用回路53に供給
できるようにしてある。
カード検知器47(51)は光を投光する発行部47a(51a)と、
発行部47a(51a)からの光を受光する光センサー部47b(51
b)とからなり、光が遮断されることにより磁気カード
1′を検知できるようにしたものである。
一方、ローラ45、46の図示右方には一定の間隔を置いて
図示上下に一対のローラ55、56が配設されており、これ
ら一対のローラ55、56に対してさらに図示右方に所定間
隔をおいて図示上下に一対のローラ57、58を配設し、こ
れらローラ55(56)とローラ57(58)との間に永久磁石(又
は電磁石)59を設け、この永久磁石59に対して磁気カー
ド1′を通過させ得る程度の間隔を設けて少なくとも磁
気ストライプ2、3の幅より広い幅の鉄板60を配設し、
これらローラ57、58の図示右方に所定の間隔(磁気カー
ド1′の長手方向の長さよりやや少)でリミットスイッ
チ61を設け、かつリミットスイッチ61を制御回路50に接
続してなるものである。
尚、料金を減額した際に磁気カード1′に所定の穴をあ
けるパンチ機構は省略してある。また、モータ52は、ロ
ーラ41〜46、55〜58又はローラ41、43、45、55、57ある
いはローラ42、44、46、56、58のいずれかを駆動できる
ようにしてあり、制御回路50からの制御駆動信号に応じ
て正逆回転できるようになっている。
このような実施例の動作を説明する。
<磁気カード発行> まず、磁気カード1に価値情報を書き込む磁気カードの
発行動作から第7図を参照しながら説明する。
第7図は磁気カード発行動作を説明するために示すフロ
ーチャートである。磁気カード発行機5の紙幣挿入口6
に紙幣を挿入する。(ステップS100)。紙幣処理機構1
0は、挿入口6から紙幣を取り込み、金種を判別して表
示装置7に表示させる。(ステップS101)。次に、紙
幣処理機構10は、発行釦8Aか、またはキャンセル釦8
Bのいずれが押されたかを判定し(ステップS102)、
キャンセル釦8Bが押されたときは紙幣処理機構10によ
り紙幣を挿入口6に戻し(ステップS103)、処理を終
了する。ステップS102で発行釦8Aが押されたと判定
されたときは、紙幣処理機構10から磁気カード発行処理
回路11に対して「金種」及び「発行指令」を与える(ス
テップS104)。磁気カード発行処理回路11によりモー
タ27を駆動すると共に、当該金種の磁気カード1の取り
出し機構21に取り出し指令を与える(ステップS10
5)。指令の与えられた取り出し機構21はカード収納部2
2から磁気カード1を一枚だけ取り出し、これをベルト2
0上に載置すると、ベルト20によりローラ16、17まで運
ばれる(ステップS106)。ローラ16、17により磁気カ
ード1が図示左方に移動されて、カード検知器23で検知
されると(ステップS107)、書き込み準備状態とな
る。磁気カード1がカード検知器23で検知された後、読
み取り専用磁気ヘッド24により磁気カード1の磁気スト
ライプ3からタイミングクロックが読み出されると(ス
テップS108)、この書き込み専用磁気ヘッド25を介し
て必要な情報及び価値情報を磁気カード1の磁気ストラ
イプ2に書き込みを行う(ステップS109)。磁気カー
ド1の書き込みが終了すると、その旨を該発行処理回路
11から紙幣処理機構10に与える(ステップS110)。こ
れにより磁気カード1は必要な情報の書き込まれた磁気
カード1′となる。
次に、磁気カード1′の端部をカード検知器26で検出し
たときに(ステップS111)、一定の時間経過後、モー
タ27を停止する(ステップS112)。これにより、受皿
9に、必要な情報が書き込まれた第4図に示す磁気カー
ド1′が排出される。この磁気カード1′を利用者に交
付する。尚、ステップS108で同期情報がないときは、
処理を終了し、磁気カード1′を前記発行機5内の所定
場所に格納する。
<磁気カードの利用> 第8図は本発明の実施例の動作を説明するために示すフ
ローチャートである。
磁気カード発行機5から発行された磁気カード1′を、
第5図に示すように、カード式ゲーム機30のカード挿入
口38に挿入する(ステップS100)。磁気カード1′が
ローラ41、42に挟まれて、さらに挿入されることにより
カード検知器47の位置にくると、カード検知器47の光セ
ンサー部47bは磁気カード1′により光が遮断されるこ
とにより磁気カード1′を検知できる(ステップS20
1)。すると、カード検知器47から制御回路50に磁気カ
ード1′の検知信号が供給されることになり、制御回路
50はモータ52を駆動することによりローラ41〜46を回転
させて磁気カード1′を図示右方向に送る(ステップS
202)。磁気カード1′はローラ41、42、ローラ43、4
4、ローラ45、46を通過する際に、ローラ41、43の間に
設けてある読み取り専用磁気ヘッド48に磁気ストライプ
3部分が、読み取り・書き込み磁気ヘッド49に磁気スト
ライプ2部分がそれぞれ摺動接触して磁気ストライプ3
に書き込まれているタイミングクロックが読み出される
と(ステップS203)、このタイミングクロックに基づ
いて磁気ストライプ2′に書き込まれている情報が読み
込まれて制御回路50内のレジスタに一時記憶される(ス
テップS204)。磁気カード1′がローラ45、46により
さらに送られて、磁気カード1′の端部がカード検出器
51により検出されると、カード検出器51から制御回路50
に信号が供給されることになるので、制御回路50はモー
タ52を停止させる(ステップS205)。制御回路50は、
レジスタに一時記憶されている「発行社名コード」が自
社のものか否かを判断し(ステップS206)、自社のも
のであるときは「残回数コード」に残があるかを判定す
る(ステップS207)。実施例の場合は、第4図で示す
とおり、自社の発行のものであって、しかも一度も使用
してない磁気カード1が挿入されているので、ステップ
S200〜S207の手順で処理されることになる。
ステップS207でレジスタに一時記憶されている「残回
数コード」に残があると、制御回路50内の記憶装置の記
憶エリアMに「残回数」を記憶させてレジスタをクリア
とする(ステップS208)。
次に、制御回路50内の使用判定フラッグFに“0”をセ
ットする(ステップS209)。制御回路50は、ゲーム用
回路53にゲーム使用可指令を出す(ステップS210)。
そして、制御回路50は、ゲーム開始信号が入力されるか
(ステップS211)、キャンセル信号が入力されるか
(ステップS212)、の待ち状態となる。一方、ゲーム
用回路53は、CRTディスプレイ32にゲーム使用可能の
表示をする。ここで、利用者がゲームを開始すると、ゲ
ーム用回路53から使用開始信号が制御回路50に供給され
るので、制御回路50はゲームの使用回数を判定するため
の記憶エリアNの内容が(当初は“0”)に“1”を加
算して、その加算結果を記憶エリアNに再び記憶させる
(ステップS213)。次いで使用状態を判定するため、
フラッグFに“1”をセットする(ステップS214)。
次に、ゲーム用回路53からのゲーム終了信号を制御回路
50が受け取ると(ステップS215)、制御回路50は、記
憶エリアMの内容からエリアNの内容を減算して、その
減算結果が零か否かを判定し(ステップS216)、零で
なければ再びステップS210に戻す。
実施例の場合、一度も使用していない磁気カード1′を
カード式ゲーム機30に挿入し、続けて3回ゲーム実行し
たものとすると、ステップS200〜S209を経て、ステッ
プS210〜S216を3回繰り返したことになる。したがっ
て、エリアMは“10”であり、エリアNは“3”となる
ことは明らかである。
次に、カード式ゲーム機30の選択用釦36を利用者が押す
ことにより、ゲーム用回路53から制御回路50にキャンセ
ル信号が供給された場合は、制御回路50は使用判定フラ
ッグFに“1”がセットされているか判定する(ステッ
プS217)。フラッグFは、カード式ゲーム機30が一度
でも使用されると立つので、この場合、制御回路50はス
テップS218の動作に移る。すなわち、モータ52を駆動
することによりローラ41〜46を回転させて磁気カード
1′を図示左方に移動させる(ステップS218)。磁気
カード1が移動して規定の位置にくると、磁気カード
1′の磁気ストライプ3にタイミングクロックがあるこ
とを条件に(ステップS219)、制御回路50は読み取り
・書き込み磁気ヘッド49に記憶エリアMの内容から記憶
エリアNの内容を減算した結果を与えて磁気ストライプ
2′に新たな残回数を記録する(ステップS220)。ま
た、磁気ヘッド1′が規定の位置にくると、記憶エリア
Mと記憶エリアNの内容に応じた位置にパンチ穴を開け
るように制御回路50からパンチ機構(図示せず)のソノ
レイド及びモータ52に指令が与えられ、これにより磁気
カード1′の所定位置にパンチ穴が開くことになる(ス
テップS221)。実施例の場合は、一回も使用しない磁
気カード1′を用いて3回カード式ゲーム機30を使用し
たので、当然パンチ穴は最初(残り回数「10」)の部分
から3個分開けられている。つまり、残り回数「10」、
「9」、「8」の部分にパンチ穴が開くことになる。
次に、磁気カード1′がカード検知器47より検知される
と(ステップS222)、さらに磁気カード1′における
カード挿入口38とは反対側の端部をカード検知器47によ
り検出し(ステップS223)、これが検出されると制御
回路50はモータ52の駆動を停止する(ステップS22
4)。磁気カード1′はカード挿入口38よりカードの半
分程度が突出している。また、磁気カード1′は、一回
も使用しない磁気カード1′を用いてゲームを3回行っ
たので、パンチ穴Pが3個(「10」、「9」、「8」)
の部分開けられることになる。
しかして、記憶エリアM、Nをクリアとして(ステップ
S225)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS203でタイミングクロックのないと判
定されステップS206において他社発行のカードである
と制御回路50により判定されたか、あるいはステップS
219において磁気ストライプ3にタイミングクロックが
ないと制御回路50により判定されたか、ステップS219
でタイミングクロックが無いと判定された場合は、ステ
ップS230に移る。すなわち、ステップS230では制御回
路50は、モータ52を駆動してローラ41〜46を回転させる
ことにより磁気カード1′をカード挿入口38側に搬ぶ動
作をさせ、次いでステップS222に移行させて以後の一
連の処理をさせる。
また、ステップS216において、制御回路50により記憶
エリアMの内容から記憶エリアNの内容を減算した結果
が零であると判定されたとき、またはステップS207で
レジスタにセットされた残り回数が無いと制御回路50よ
り判定されたときは、制御回路50からゲーム用回路53に
「使用不能表示」指示を与え(ステップS240)、かつ
制御回路50はモータ52を駆動してローラ41〜46を正回転
させて磁気カード1′をローラ55、57の方向に送り込
み、永久磁石59と鉄板60の間を通過させ(ステップS24
1)、この動作をリミットスイッチ61がカード1′の端
部を検出するまで(ステップS242)、続行させる。次
にステップS218に移し、以後の一連の処理をさせる。
このように磁気カード1を永久磁石59と鉄板60との間を
通すことにより、磁気ストライプ2、3の記録内容を消
去してしまうことになる。
なお、一旦磁気カード1′をカード挿入口38に挿入した
後に選択用釦36のキャンセル釦を押すと、キャンセル動
作に移り、ステップS200〜S212が処理された後に、ス
テップS217に移り、ステップS217ではこの場合F=0
なのでステップS230に移ることになる。上述した本実
施例では、磁気カード1′を用い、これをカード式ゲー
ム機30のカード挿入口38より挿入し、ゲーム完了後は再
びカード挿入口38よりカードが排出されてくる形式のも
のであるが、これに限ることなく挿入口・排出口が別で
ある形式のものであってもよい。
尚、磁気ヘッド24、25、及び磁気ヘッド48、49は図示左
右に配設した形で示されているが、これらは紙面に垂直
方向に設けられている。また、磁気ヘッド24、25、又は
磁気ヘッド48、49は、別体で示したが、磁気ヘッド24、
25と一体的に形成し、又は磁気ヘッド48、49を一体的に
形成してもよい。
上記実施例は、磁気カード1の磁気ストライプ3にタイ
ミングクロックがあるときに必要な情報を書き込んで磁
気カード1′を発行し、発行された磁気カード1′を使
用するときは磁気ストライプ3にタイミングクロックに
よってのみ磁気ストライプカードの価値情報を読み込
み、その読み込んだ価値情報に残度数があるときはゲー
ム機等の利用機器の使用を可能とし、ゲーム終了時の残
回数を磁気ストライプに際書き込みすると共に、ゲーム
機に最初に入れた際の残回数とゲーム使用回数に応じた
パンチ穴を磁気カードの所定の領域に開けるようにし、
かつ価値情報が無くなると磁気ストライプ2、3の記録
内容を消去するようにしたものである。したがって、こ
のような構成を有するものであれば、全て本実施例の範
囲に入るものである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、特定の磁気ストライ
プに書き込まれたタイミング用の同期情報があるときの
み他の磁気ストライプへの各種情報の書き込み・読み取
りができ、かつ価値情報がないとき又は零になったとき
はタイミング用の同期情報を消去するようにしたので、
不正に磁気カードの情報の改ざん・書き込みされること
を全く防止でき、かつ不正使用されることを防止できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いられる磁気カードの書き
込み前の状態を示す図、第2図は本発明の実施例に用い
られる磁気カード発行機の外観を示す斜視図、第3図は
第2図の信号処理系統を示すブロック図、第4図は磁気
カードの書き込み後の状態を示す図、第5図は本発明の
実施例における磁気利用システムとしてのカード式ゲー
ム機の外観を示す斜視図、第6図は同ゲーム機の信号処
理系統を示すブロック図、第7図は磁気カード発行動作
を説明するために示すフローチャート、第8図は磁気カ
ード利用動作を説明するために示すフローチャートであ
る。 1……磁気カード、2、3……磁気ストライプ、5……
磁気カード発行機、30……カード式ゲーム機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】価値情報を含む各種情報の書き込み又は読
    み出しが行われる第1の磁気ストライプと、該第1の磁
    気ストライプにおける各種情報の書き込み又は読み出し
    を行うための同期情報が予め書き込まれている第2の磁
    気ストライプとを有し、前記価値情報を含む各種情報は
    発行時に前記第1の磁気ストライプに書き込まれる磁気
    カードによりサービス等の提供を受けた際にその代金を
    決済し、かつ決済の都度、前記第1の磁気ストライプに
    書き込まれた価値情報を減額し、前記価値情報が零にな
    るまで磁気カードの利用を可能とする磁気カード利用シ
    ステムにおいて、前記第2の磁気ストライプ中に同期情
    報があるときにのみ少なくとも価値情報、その他の情報
    の書込み、読み出しを可能とすると共に、価値情報が零
    であるときは少なくとも前記第2の磁気ストライプに書
    き込まれている同期情報を消去することを特徴とする磁
    気カード利用システムにおける保安方法。
JP61247139A 1986-10-17 1986-10-17 磁気カ−ド利用システムにおける保安方法 Expired - Lifetime JPH0630113B2 (ja)

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