JPH0568783B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0568783B2
JPH0568783B2 JP62007514A JP751487A JPH0568783B2 JP H0568783 B2 JPH0568783 B2 JP H0568783B2 JP 62007514 A JP62007514 A JP 62007514A JP 751487 A JP751487 A JP 751487A JP H0568783 B2 JPH0568783 B2 JP H0568783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
card
magnetic card
information
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62007514A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63175268A (ja
Inventor
Kyoaki Takiguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CSK Corp
Original Assignee
CSK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CSK Corp filed Critical CSK Corp
Priority to JP62007514A priority Critical patent/JPS63175268A/ja
Publication of JPS63175268A publication Critical patent/JPS63175268A/ja
Publication of JPH0568783B2 publication Critical patent/JPH0568783B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気カードにおける保安方式に関し、
特に、磁気的に情報の書込める磁気ストライプを
設けた磁気カードの磁気ストライプに同期情報を
書込み、その後一定終期で強度が変化する高周波
を磁気ストライプに照射して磁気ストライプに記
録された同期情報にその振幅が可変するように
し、価値情報の書込みには少なくとも同期情報を
用い、磁気カード使用時には前記同期情報があ
り、かつ、同期情報の振幅の変化が所定数あるこ
とにより価値情報が有効であるとする磁気カード
利用システムにおける保安方式に関する。。
〔従来の技術〕
磁気カードを利用して代金を決済するシステム
は、例えば交通機関の券売機、カード式公衆電
話、ゲーム機等の各種の分野に利用されている。
かかる磁気カード利用システムは、利用者があら
かじめ一定金額の代金をサービス提供者等に支払
つて価値情報を書き込んだ磁気カードを受領し、
以後サービスの提供を受ける都度、磁気カードの
価値情報を減額することにより代金を支払つて決
済し、磁気カードの価値情報が零となるまで何時
でも利用できるようにしたシステムである。
かかる磁気カード利用システムによれば、利用
の都度現金を用意する必要がなく、取り扱いが簡
便であるという利点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した磁気カード利用システムが
普及してくると、磁気カードが不正に利用される
という事態が発生してきた。これは、主に、価値
情報が書込まれていない新しい磁気カードに所定
の方法で価値情報を書込み、この磁気カードを利
用するということで実行されている。従つて、こ
のような不正使用の対策が望まれていた。
本発明の目的は、上述した問題点を解消し、磁
気カードの適正な利用形態を確保してなる磁気カ
ード利用システムにおける保安方式を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決した本発明は、価値情報を書
き込んだ磁気記録媒体を有する磁気カードにより
サービス等の提供を受けた際にその代金を決済
し、かつ決済の都度、該磁気記録媒体の価値情報
を減額し、前記価値情報が零になるまで磁気カー
ドの利用を可能とする磁気カード利用システムに
おいて、前記磁気カードには同期情報を書き込め
る磁気記録媒体を設け、当該磁気記録媒体に同期
情報を書込み、かつ前記磁気ストライプに書込ま
れた同期情報に一定終期で強度が変化する高周波
信号を照射して磁気ストライプに記録された同期
情報の振幅が可変するようにし、価値情報の書込
みには少なくとも前記同期情報を用い、磁気カー
ド使用時には前記同期情報に加えて同期情報の振
幅が一定数あることを条件に価値情報を有効とす
ることを特徴とするものである。
〔作用〕
磁気カードの磁気ストライプには、価値情報・
その他必要な情報を書込める領域と、同期情報を
書込める領域とが設けられているものとする。磁
気カードの磁気ストライプの一つには、例えば工
場出荷時等に同期情報を書込むと共に、この書込
んだ同期情報に一定終期で強度が変化する高周波
信号を照射して、磁気ストライプ上の同期情報の
振幅を可変させ、この振幅の変動を所定数設けて
おく。
磁気カードの磁気ストライプの他の一つに、価
値情報・その他必要な情報を書込むときには、前
記磁気ストライプに少なくとも同期情報があるこ
とを条件に、その書込みを可能としている。
一方、磁気カードを利用する際に、磁気カード
を読取らせるとき、磁気ストライプに同期情報が
あり、かつ同期情報の振幅変化が一定数あること
を条件に価値情報・その他の情報を読取り可能と
する。また、代金の決済が終了したときに、価値
情報を減額する際も、上記同期情報が少なくとも
あることを条件に書込むものである。
〔実施例〕 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の実施例で用いる磁気カードを
示す図であり、この磁気カード1は薄いプラスチ
ツクや紙などにより形成された柔軟性のあるもの
であつて、磁気カード1の長手方向にはカード面
の10分の1程度の幅で磁性材料を塗布した磁気記
録媒体としての二つの磁気ストライプ2、3が設
けてあり、その一方の磁気ストライプ3には第1
図に示すようにその磁気カード1を製造した工
場等においてタイミングクロツク等の同期情報を
書込むと共に、同期情報に一定周期の振幅変化を
一定数形成しておき、他方の磁気ストライプ2に
は第1図に示すように書込みがない。この書込
みについては後述する。磁気カード1の磁気スト
ライプ2,3以外の面部分には残り回数を目で確
認するためのパンチ穴を開ける領域部分に残り回
数の数字が、また他の部分にはコンピユーターゲ
ームカード、発行社名、販売した金額が印刷して
ある。このような磁気カードを例えばゲームセン
ター等のサービス提供業者に工場等から納入す
る。
第2図は磁気カード1を製造した工場等におけ
る磁気カード1の磁気ストライプ3に同期情報等
を書込む同期情報等書込装置の構成を示す構成図
であり、磁気カード1を収納する収納部4の下部
には磁気カード1を一枚だけ取り出せるようにし
たカード取り出し機構5が設けてあつて、このカ
ード取り出し機構5の下部にはローラ6,7の間
に架け渡されたベルト8が設けてあり、かつこの
ローラ6の図示左側には一対のローラ9が設けて
ある。この一対のローラ9に対してさらに図示左
側には一定の間隔を置いて一対のローラ10が設
けてあり、同様に前記一対のローラ10の図示左
側には一対のローラ11が設けてある。前記ロー
ラ9とローラ10の間には光学読取り方式のカー
ド検知器12と磁気カード1の磁気ストライプ3
にタイミングクロツク(同期情報)を書込むため
の書込み専用磁気ヘツド13とが設けてある。ま
た、ローラ10とローラ11との間には、周期情
報に一定周期の振幅変化を一定数だけ形成させる
高周波照射装置14の照射部15と、磁気カード
1が装置外へ排出されたかを検知する光学読取り
方式のカード検知器16とが設けられている。前
記ローラ9,10,11は、駆動ローラと従動ロ
ーラとからなり、前記各ローラ9,10,11の
駆動側ローラは、モータ17によつて駆動される
ようにしてあり、またベルト8のローラ6もモー
タ17によつて駆動されるようにしてある。この
モータ17は制御回路18により運転制御される
ようにしてある。制御回路18は、モータ17
と、カード取り出し機構5と、カード検知器1
2,16と、高周波照射装置14と、クロツクタ
イミング発生回路19と、ローラ10の回転を検
出できる回転検出器20とに接続されており、モ
ータ17を回転させ、カード取り出し機構5に磁
気カード1を取り出させ、クロツクタイミング発
生回路19を作動させる等の一連の処理をできる
ようになつている。
高周波照射装置14は、制御回路18からの指
令に基づいて1〔GHZ〕〜3〔GHZ〕程度の高周
波信号を発生する高周波発生回路21と、高周波
発生回路21からの高周波を同軸ケーブル及び導
波管22を介して照射部15に導くための伝送系
と、ローラ11の回転軸に連結された回転円板2
3A及びこの回転円板23Aの外周に連結された
連結棒23Bからなる往復動機構23と、この往
復動機構23の往復動により導波管22内に突出
したり退いたりするシヤツター24とから構成さ
れ、シヤツターの往復動により照射部15にはほ
ぼ正弦波状に強度が変化する高周波が供給される
ことになる。
尚、カード検知器12は磁気カード1の磁気記
録の最初のタイミング用であり、回転検出器20
は磁気カード1の移動距離を検出して同期情報の
振幅変化の同期をとるためのものであり、カード
検知器16は磁気カードが装置より排出されたか
を検知するものとして用いられる。
第3図は、本発明の実施例で用いられるもので
あつて、サービス提供業者によつて設置される磁
気カード発行機を示す斜視図であり、磁気カード
発行機25はその内部に上述の磁気カード1を格
納する格納部を有し、その前面に紙幣を挿入する
挿入口26を設けると共に、挿入された紙幣の金
額を表示する表示装置27を設け、この表示装置
27の下方には磁気カード発行釦28A、キヤン
セル釦28Bをそれぞれ設け、かつ、その下部に
発行された磁気カード1′を受ける受け皿29が
設けられている。
第4図は本発明の実施例に用いる磁気カード発
行機25の信号処理部の概要を示す図であり、紙
幣処理機構30は挿入口26より挿入されてきた
紙幣の金種を判別すると共に、これを表示装置2
7に表示させ、かつ磁気カード発行釦28Aが押
されることにより金種及び発行指令を磁気カード
発行処理回路31に与えると共に、キヤンセル釦
28Bが押された時にキヤンセル処理を行わせる
ものである。
一方、受け皿29のカード出口の近くには一対
のローラ32,33が図示上下に設けてあり、こ
の一対のローラ32,33に対してカード出口と
は反対側に一定の間隔をもたせて一対のローラ3
4,35が図示上下に設けてあり、さらに一対の
ローラ36,37が一定間隔をもたせて図示上下
に配設してあり、この一対のローラ36,37の
図示右側にはローラ38,39に架け渡された搬
送ベルト40が設けてある。搬送ベルト40の図
示上方には取り出し指令が入力されると磁気カー
ド1を一枚だけ取り出す取り出し機構41が設け
てあり、この取り出し機構41の上部に磁気カー
ド1,1,……を収納する収納部42が設けてあ
る。この収納部42、取り出し機構41は、金種
別に設けてあり、それら取り出し機構41の下部
に搬送ベルト40が延設されている。ローラ3
4,35と、ローラ36,37との間にカード検
知器43が設けられていると共に、ローラ32,
33と、ローラ34,35との間には磁気ストラ
イプ3のタイミングクロツク等の同期情報を読取
る読取り専用磁気ヘツド44、価値情報・その他
必要な情報を書込む書込み専用磁気ヘツド45、
カード検知器46が設けられている。
カード検知器43,46からの検知信号はマイ
クロコンピユータシステムからなる磁気カード発
行処理回路31に入力されるようにしてある。同
様に読取り専用磁気ヘツド44からの信号は磁気
カード発行処理回路31に入力されるようにして
ある。磁気カード発行処理回路31からの各制御
指令信号は、ローラ32〜37を駆動するモータ
47及び取り出し機構41に与えられるようにし
てあり、かつ前記磁気カード発行処理回路31か
らの書込み信号は書込み専用磁気ヘツド45に与
えられるようにしてある。
第5図は磁気カード発行機により発行された磁
気カード1′を示す図であり、前述の磁気カード
1′の磁気ストライプ2′には、図中に模示的に
データフオーマツトが示されており、このデータ
フオーマツトではその書込みの順に「STX」、
「発行社名コード」、「残回数コード」、「ETX」が
記録されている。「STX」は読取り開始方向を示
し、「発行社名コード」は発行した会社の名称が
予め定められたコードで、「残回数コード」は発
行時には印刷された金額に相当する金額分の回数
が価値情報としてコードでそれぞれ記録され、
「EXT」は読取り終了を示している。なお、磁気
ストライプ2′には、ブランク部分が設けてあり、
必要に応じてそのブランク部分の使用ができるよ
うになつている。
第6図は本発明の実施例のカード式ゲーム機を
示す図であり、カード式ゲーム機50は筺体51
がテーブル型の外形をしており、この筺体51の
上面にはCRTデイスプレイ52の表示面を設け、
かつ、CRTデイスプレイ52を保護する透明板
53で前記上面を覆い、筺体51の一側面に操作
盤54を設け、操作盤54には操作をする上で必
要なスタート・操作用の釦55、キヤンセル・ゲ
ームの選択用釦56、ジヨイステイツク57を設
けてあり、前記操作盤54の図示右側にカード挿
入口58を設け、このカード挿入口58に磁気ス
トライプ2′,3を設けた磁気カード1′を挿入し
てカード式ゲーム機50のゲームを楽しむように
したものである。
第7図はカード式ゲーム機50の内部に設けら
れたカード読取り書込み装置60を示すもので、
カード挿入口58の近くには図示上下に一対のロ
ーラ61,62が設けてあり、この一対のローラ
61,62に対してカード挿入口58とは反対側
に一定間隔で一対のローラ63,64が図示上下
に配設してあり、この一対のローラ64,66に
対してカード挿入口58とは反対側に一定間隔で
さらに一対のローラ65,66が図示上下に配設
してあり、これらローラは同一水平線上に設けて
ある。ローラ61,62とローラ63,64との
間には、カード挿入口58側よりカード検知器6
7及び読取り専用磁気ヘツド68、読取り・書込
み磁気ヘツド69が設けられている。ローラ6
5,66の反対側(カード挿入口58に対して反
対側)にはカード検知器71が設けられている。
カード検知器67,71からの検知信号はマイ
クロコンピユータシステムからなる制御回路70
に入力されるようにしてある。同様に、読取り・
書込み磁気ヘツド69からの信号は上記同様に制
御回路70に入力されるようにしてある。読取り
専用磁気ヘツド68からの信号は波形処理回路7
2により同期情報D1と位置信号D2とに分離
し、同期情報D1と位置信号D2を制御回路70
にそれぞれ供給されるようにしてしる。尚、波形
処理回路72の構成は後述する。制御回路70か
らの各制御出力は、読取り・書込み磁気ヘツド6
9、及びローラ61〜66を駆動するモータ73
にそれぞれ与えられると共に、カード式ゲーム機
50側のゲーム用回路74に供給できるようにし
てある。
カード検知機67,71aは光を投光する発光
部67a,71aと、発光部67a,71aから
の光を受光する光センサー部67b,71bとか
らなり、光が遮断されることにより磁気カード
1′を検知できるようにしたものである。
一方、ローラ65,66の図示右方には一定の
間隔を置いて図示上下に一対のローラ76,77
が配設されており、これら一対のローラ76,7
7に対してさらに図示右方に所定間隔をおいて図
示上下に一対のローラ78,79を配設し、これ
ら76,77とローラ78,79との間に永久磁
石(又は電磁石)80を設け、この永久磁石80
に対して磁気カード1′を通過させ得る程度の間
隔を設けて少なくとも磁気ストライプ2,3の幅
より広い幅の鉄板81を配設し、これらローラ7
8,79の図示右方に所定の間隔(磁気カード
1′の長手方向の長さよりやや少)でリミツトス
イツチ82を設け、かつリミツトスイツチ82を
制御回路70に接続してなるものである。
尚、料金を減額した際に磁気カード1′に所定
の穴をあけるパンチ機構は省略してある。また、
モータ73は、ローラ61〜66,76〜79又
はローラ61,63,65,76,78あるいは
ローラ62,64,66,77,79のいずれか
を駆動できるようにしてあり、制御回路70から
の制御駆動信号に応じて正逆回転できるようにな
つている。
第8図は波形処理回路72の回路構成例を示す
ブロツク図であり、読取り専用磁気ヘツド68か
らの信号を増幅する増幅回路83が設けてあり、
この増幅器83からの出力をリミツタ84及び検
波器85に供給できるようにしてある。リミツタ
84は一定レベル以上の信号を削除して同期信号
D1を形成する回路である。また、検波器85
は、増幅器83からの信号から特定信号を取り出
す回路であり、この特定信号を比較器86の一方
の入力端子に供給できるようにしてある。比較器
86は、他方の入力端子に供給されている基準値
と特定信号とを比較し、例えば特定信号が基準値
より大きいときに“1”となり、逆に小さいとき
に“0”となる信号D2を形成する回路である。
このような実施例の動作を説明する。
<同期情報等の書込み動作> 同期情報等の書込み動作を第1図、第2図、第
9図、第10図を参照しながら説明する。
制御回路18からカード取り出し機構5に磁気
カード1を1枚だけ取り出す指令を出すと共に、
モータ17を駆動する(ステツプS100)。する
と、収納部4に収納されていた磁気カード1がベ
ルト8上に落とされる。磁気カード1はベルト8
上を搬送され、一対のローラ9に挟まれてさらに
送られる。磁気カード1の先端がカード検知器1
2で検出されると(ステツプS101)、クロツクタ
イミング発生回路19から書込み専用磁気ヘツド
13に同期情報が供給される(ステツプS102)。
すると、タイミングクロツク発生回路からは、第
9図Aに示す信号が書込み専用磁気ヘツド13に
供給されて、このままのタイミングクロツクが記
録される(ステツプS103)。一方、高周波発生回
路21で発生した高周波信号は、同軸ケーブルを
介して導波管22に導かれ、往復動機構23の作
用により照射部15からは第9図Bの如き信号と
なつて磁気カード1の磁気ストライプ3に照射さ
れる(ステツプS104)。次いで、磁気カード1が
所定量だけ移動したかを回転検出器20からの信
号を基に判定する(ステツプS105)。また、一定
量移動したならば、所定枚数の書込みが完了した
かを判定し(ステツプS106)、終了しなければス
テツプS100に戻り、終了したならばモータ17、
クロツクタイミング発生回路19、高周波発生回
路21を停止する。
このように動作させることにより磁気カード1
の磁気ストライプ3には、第9図Cに示すよう
に、高周波信号によ同期情報の振幅が一定の数だ
け変動した状態に記録されることになる。このよ
うな磁気カード1を製造業者からサービス提供業
者に供給されることになる。
<磁気カード発行> まず、磁気カード1に価値情報を書込む磁気カ
ードの発行動作を、第11図を参照しながら説明
する。
第11図は磁気カード発行動作を説明するため
に示すフローチヤートである。磁気カード発行機
25の紙幣挿入口26に紙幣を挿入する。(ステ
ツプS200)。紙幣処理機構30は、挿入口26か
ら紙幣を取り込み、金種を判別して表示装置27
に表示させる(ステツプS201)。次に、紙幣処理
機構30は、磁気カード発行釦28Aか、または
キヤンセル釦28Bのいずれが押されたかを判定
し(ステツプS202)、キヤンセル釦28Bが押さ
れたときは紙幣処理機構30により紙幣を挿入口
26に戻し(ステツプS203)、処理を終了する。
ステツプS202で磁気カード発行釦28Aが押さ
れたと判定されたときは、紙幣処理機構30から
磁気カード発行処理回路31に対して「金種」及
び「発行指令」を与える(ステツプS204)。磁気
カード発行処理回路31によりモータ47を駆動
すると共に、当該金種の磁気カード1の取り出し
機構41に取り出し指令を与える(ステツプ
S205)。指令の与えられた取り出し機構41は収
納部42から磁気カード1を1枚だけ取り出し、
これを搬送ベルト40上に載置すると、搬送ベル
ト40によりローラ36,37まで運ばれる(ス
テツプS206)。ローラ36,37により磁気カー
ド1が図示左方に移動されて、カード検知器43
で検知されると(ステツプS207)、書込み準備状
態となる。磁気カード1がカード検知器43で検
知された後、読取り専用磁気ヘツド44により磁
気カード1の磁気ストライプ3からタイミングク
ロツクが読み出されると(ステツプS208)、この
書込み専用磁気ヘツド45を介して必要な情報及
び価値情報を磁気カード1の磁気ストライプ2に
書込みを行う(ステツプS209)。磁気カード1の
書込みが終了すると、その旨を該磁気カード発行
処理回路31から紙幣処理機構30に与える(ス
テツプS210)。これにより磁気カード1は必要な
情報の書込まれた磁気カード1′となる。次に、
磁気カード1′の端部をカード検出器46で検出
したときに(ステツプS211)、一定の時間経過
後、モータ47を停止する(ステツプS212)。こ
れにより、受け皿29に、必要な情報が書込まれ
た第5図に示す磁気カード1′が排出される。こ
の磁気カード1′を利用者に交付する。尚、ステ
ツプS208で同期情報がないときは、処理を終了
し、磁気カード1′を前記磁気カード発行機25
内の所定場所に格納する。
尚、上記説明では同期情報があることで価値情
報を書込んでいたが、もちろん同期情報の他に同
期情報の振幅変化が所定数あるこきを確認してか
ら価値情報を書込んでよいことはいうまでもな
い。
<磁気カードの利用> 第12図は本発明の実施例の動作を説明するた
めに示すフローチヤートである。
磁気カード発行機25から発行された磁気カー
ド1′を、第6図に示すように、カード式ゲーム
機50のカード挿入口58に挿入する(ステツプ
S300)。磁気カード1′がローラ61,62に挟
まれて、さらに挿入されることによりカード検知
器67の位置にくると、カード検知器67の光セ
ンサー部67bは磁気カード1′により光が遮断
されることにより磁気カード1′を検知できる
(ステツプS301)。すると、カード検知器67か
ら制御回路70に磁気カード1′の検知信号が供
給されることになり、制御回路70はモータ73
を駆動することによりローラ61〜66を回転さ
せて磁気カード1′を図示右方向に送る(ステツ
プS302)。磁気カード1′はローラ61,62、
ローラ63,64、ローラ65,66を通過する
際に、ローラ61,63の間に設けてある読取り
専用磁気ヘツド68に磁気ストライプ3部分が、
また、読取り・書込み磁気ヘツド69に磁気スト
ライプ2部分がそれぞれ摺動接触して磁気ストラ
イプ3に書込まれているタイミングクロツクが読
み出される(ステツプS303)。磁気ストライプ3
から読取り専用磁気ヘツド68を介して読み出さ
れた信号は、第13図aに示すようになつてい
る。これを、波形処理回路72の増幅器83に入
力して増幅する。増幅器83の出力信号も第13
図aと相似である。この出力信号をリミツタ84
と検波器85に供給される。リミツタ84は信号
(第13図a)から第13図bに示すようなタイ
ミングクロツクD1を分離する。検波器85は、
第13図dに示す信号から第13図cに示す信号
を得て比較器86に供給する。比較器86は第1
3図cの信号を基準値Esと比較し、信号(第13
図c)が基準値Esより大きいときに“1”を出力
すると共に、これ以外のときは“0”を出力す
る。この比較器86の出力信号は、第12図dに
示す信号となる。
波形処理回路72からの信号D1と信号D2が
検出されると(ステツプS303)、このタイミング
クロツクD1に基づいて磁気ストライプ2′に書
込まれている情報が読込まれると共に、波形処理
回路72からの信号D2が読込まれて制御回路7
0内のレジスタにそれぞれ一時記憶される(ステ
ツプS303)。尚、信号D2はレジスタに加算され
る。磁気カード1′がローラ65,66によりさ
らに送られて、磁気カード1′の端部がカード検
知器71により検出されると、カード検知器71
から制御回路70に信号が供給されることになる
ので、制御回路70はモータ73を停止させる
(ステツプS305)。制御回路70は、レジスタに
一時記憶されている「発行社名コード」が自社の
ものか否か及び信号D2が所定の数だけ計数され
ているか否かを判断し(ステツプS306)、自社の
ものでかつ信号D2が所定の数であるときは「残
回数コード」に残があるかを判定する(ステツプ
S307)。実施例の場合は、第5図で示すとおり、
自社の発行のものであつて、しかも一度も使用し
ていない磁気カード1′が挿入されているので、
ステツプS300〜S307の手順で処理されることに
なる。
ステツプS307でレジスタに一時記憶されてい
る「残回数コード」に残があると、制御回路70
内の記憶装置の記憶エリアMに「残回数」を記憶
させてレジスタをクリアとする(ステツプ
S308)。
次に、制御回路70内の使用判定フラツグFに
“0”をセツトする(ステツプS309)。制御回路
70は、ゲーム用回路74にゲーム使用可指令を
出す(ステツプS310)。そして、制御回路70
は、ゲーム開始信号が入力されるか(ステツプ
S311)、キヤンセル信号が入力されるか(ステツ
プS312)、の待ち状態となる。一方、ゲーム用回
路74は、CRTデイスプレイ52にゲーム使用
可能の表示をする。ここで、利用者がゲームを開
始すると、ゲーム用回路74から使用開始信号が
制御回路70に供給されるので、制御回路70は
ゲームの使用回数を判定するための記憶エリアN
の内容が(当初は“0”)に“1”を加算して、
その加算結果を記憶エリアNに再び記憶させる
(ステツプS313)。次いで使用状態を判定するた
め、フラツグFに“1”をセツトする(ステツプ
S314)。次に、ゲーム用回路74からのゲーム終
了信号を制御回路70が受け取ると(ステツプ
S315)、制御回路70は、記憶エリアMの内容か
らエリアNの内容を減算して、その減算結果が零
か否かを判定し(ステツプS316)、零でなければ
再びステツプS310に戻す。
実施例の場合、一度も使用していない磁気カー
ド1′をカード式ゲーム機50に挿入し、続けて
3回ゲーム実行したものとすると、ステツプ
S300〜S309を経て、ステツプS310〜S316を3回
繰り返したことになる。従つて、エリアMは
“10”であり、エリアNは“3”となることは明
らかである。
次に、カード式ゲーム機50の選択用釦56を
利用者が押すことにより、ゲーム用回路74から
制御回路70にキヤンセル信号が供給された場合
は、制御回路70は使用判定フラツグFに“1”
がセツトされているか判定する(ステツプ
S317)。フラツグFは、カード式ゲーム機50が
一度でも使用されると立つので、この場合、制御
回路70はステツプS318の動作に移る。すなわ
ち、モータ73を駆動することによりローラ61
〜66を回転させて磁気カード1′を図示左方に
移動させる(ステツプS318)。磁気カード1′が
移動して規定の位置にくると、磁気カード1′の
磁気ストライプ3にタイミングクロツクD1があ
ることを条件に(ステツプS319)、制御回路70
は読取り・書込み磁気ヘツド69に記憶エリアM
の内容から記憶エリアNの内容を減算した結果を
与えて磁気ストライプ2′に新たな残回数を記録
する(ステツプS320)。また、磁気カード1′が
規定の位置にくると、記録エリアMと記憶エリア
Nの内容に応じた位置にパンチ穴を開けるように
制御回路70からパンチ機構(図示せず)のソレ
ノイド及びモータ73に指令が与えられ、これに
より磁気カード1′の所定位置にパンチ穴が開く
ことになる(ステツプS321)。実施例の場合は、
一回も使用しない磁気カード1′を用いて3回カ
ード式ゲーム機50を使用したので、当然パンチ
穴は最初(残り回数「10」)の部分から3個分開
けられている。つまり、残り回数「10」,「9」,
「8」の部分にパンチ穴が開くことになる。
次に、磁気カード1′がカード検知器67より
検知されると(ステツプS322)、さらに磁気カー
ド1′におけるカード挿入口58とは反対側の端
部をカード検知器67により検出し(ステツプ
S323)、これが検出されると制御回路70はモー
タ73の駆動を停止する(ステツプS324)。磁気
カード1′はカード挿入口58よりカードの半分
程度が突出している。また、磁気カード1′は、
一回も使用しない磁気カード1′を用いてゲーム
を3回行つたので、パンチ穴Pが3個(「10」,
「9」,「8」)の部分開けられることになる。
しかして、記憶エリアM,Nをクリアとして
(ステツプS325)、一連の処理を終了する。
一方、ステツプS303でタイミングクロツクD
1がないと判定され、ステツプS306において他
社発行のカードであつて信号D2が規定の数であ
ると制御回路70により判定されたか、あるいは
ステツプS319において磁気ストライプ3にタイ
ミングクロツクD1がないと制御回路70により
判定された場合は、ステツプS330に移る。すな
わち、ステツプS330では制御回路70は、モー
タ73を駆動してローラ61〜79を回転させる
ことにより磁気カード1′をカード挿入口58側
に搬ぶ動作をさせ、次いでステツプS322に移行
させて以後の一連の処理をさせる。
また、ステツプS316において、制御回路70
により記憶エリアMの内容から記憶エリアNの内
容を減算した結果が零であると判定されたとき、
またはステツプS307でレジスタにセツトされた
残り回数が無いと制御回路70より判定されたと
きは、制御回路70からゲーム用回路74に「使
用不能表示」指示を与え(ステツプS340)、かつ
制御回路70はモータ73を駆動してローラ61
〜66を正回転させて磁気カード1′をローラ7
6,78の方向に送り込み、永久磁石80と鉄板
8の間を通過させ(ステツプS341)、この動作を
リミツトスイツチ82がカード1′の端部を検出
するまで(ステツプS342)、続行させる。次にス
テツプS318に移し、以後の一連の処理をさせる。
このように磁気カード1′を永久磁石80と鉄板
81の間を通すことにより、磁気ストライプ2,
3の記録内容を消去してしまうことになる。
なお、一旦磁気カード1′をカード挿入口58
に挿入した後に選択用釦56のキヤンセル釦を押
すと、キヤンセル動作に移り、ステツプS311〜
S312が処理された後に、ステツプS317に移り、
ステツプS317ではこの場合F=0なのでステツ
プS230に移ることになる。上述した本実施例で
は、磁気カード1′を用い、これをカード式ゲー
ム機50のカード挿入口58より挿入し、ゲーム
完了後は再びカード挿入口58よりカードが排出
されてくる形式のものであるが、これに限ること
なく挿入口・排出口が別である形式のものであつ
てもよい。
尚、磁気ヘツド44,45及び磁気ヘツド6
8,69は図示左右に配設した形で示されている
が、これらは紙面に垂直方向に設けられている。
また、磁気ヘツド44,45、又は磁気ヘツド6
8,69は、別体で示したが、磁気ヘツド44,
45と一体的に形成し、又は磁気ヘツド68,6
9を一体的に形成してもよい。
上記実施例は、磁気カード1の磁気ストライプ
3にタイミングクロツクがあるときに必要な情報
を書込んで磁気カード1′を発行し、発行された
磁気カード1′を使用するときは磁気ストライプ
3にタイミングクロツク及び所定の数の特定信号
とによつてのみ磁気ストライプカードの価値情報
を読込みを可能とし、その読込んだ価値情報に残
度数があるときはゲーム機等の利用機器の使用を
可能とし、ゲーム終了時の残回数を磁気ストライ
プに再書込みすると共に、ゲーム機に最初に入れ
た際の残回数とゲーム使用回数に応じたパンチ穴
を磁気カードの所定の領域に開けるようにし、か
つ価値情報が無くなると磁気ストライプ2,3の
記録内容を消去するようにしたものである。した
がつて、このような構成を有するものであれば、
全て本実施例の範囲に入る。
〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、特定の磁気
ストライプに書込まれたタイミング用の情報があ
り、かつ同期情報の振幅の変化が一定数であると
きのみ他の磁気ストライプへの情報の書込み・読
取りができ、かつ価値情報がないときはタイミン
グ用の情報を消去するようにしたので、不正に磁
気カードの情報の改ざん・書込みされることを全
く防止でき、かつ不正使用されることを確実に防
止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いられる磁気カー
ドの書込み前の状態を示す図、第2図は同期情報
等書込み装置の構成例を示す構成図、第3図は本
発明の実施例に用いられる磁気カード発行機の外
観を示す斜視図、第4図は第3図の信号処理系統
を示すブロツク図、第5図は磁気カードの書込み
後の状態を示す図、第6図は本発明の実施例にお
ける磁気利用システムとしてのカード式ゲーム機
の外観を示す斜視図、第7図は同ゲーム機の信号
処理系統を示すブロツク図、第8図は波形回路の
構成例を示すブロツク図、第9図は同期情報等書
込み装置の動作波形図、第10図は同期情報等書
込み装置の動作を説明するために示すフローチヤ
ート、第11図は磁気カード発行動作を説明する
ために示すフローチヤート、第12図は磁気カー
ド利用動作を説明するために示すフローチヤー
ト、第13図は波形整形回路の動作を説明するた
めに示すタイムチヤートである。 1……磁気カード、2,3……磁気ストライ
プ、25……磁気カード発行機、50……カード
式ゲーム機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 価値情報を書き込んだ磁気記録媒体を有する
    磁気カードによりサービス等の提供を受けた際に
    その代金を決済し、かつ決済の都度、該磁気記録
    媒体の価値情報を減額し、前記価値情報が零にな
    るまで磁気カードの利用を可能とする磁気カード
    利用システムにおいて、前記磁気カードには同期
    情報を書込める磁気記録媒体を設け、当該磁気記
    録媒体に同期情報を書込み、かつ前記磁気ストラ
    イプに書込まれた同期情報に電磁波を照射して磁
    気ストライプに記録された同期情報の振幅が可変
    するようにし、価値情報の書込みには少なくとも
    前記同期情報を用い、磁気カード使用時には前記
    同期情報に加えて同期情報の振幅があることを条
    件に価値情報を有効とすることを特徴とする磁気
    カードにおける保安方式。
JP62007514A 1987-01-16 1987-01-16 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式 Granted JPS63175268A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62007514A JPS63175268A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62007514A JPS63175268A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63175268A JPS63175268A (ja) 1988-07-19
JPH0568783B2 true JPH0568783B2 (ja) 1993-09-29

Family

ID=11667887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62007514A Granted JPS63175268A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63175268A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63175268A (ja) 1988-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6024519B2 (ja) カ−ド発行精算装置
JPH0568783B2 (ja)
JPH0568781B2 (ja)
JPS63101961A (ja) 磁気カ−ド利用システムにおける保安方法
JPH0568782B2 (ja)
JPH02251497A (ja) 磁気カード
JPS63191301A (ja) 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式
JP2802927B2 (ja) 遊技媒体貸出システム
JPS6351881A (ja) 遊技場のためのデ−タ管理システム
JP2767256B2 (ja) 遊技装置
JPS6398768A (ja) 磁気カ−ド利用システムにおける保安方式
JPH039776A (ja) 遊技店における遊技媒体貸出・精算システム
JP2792936B2 (ja) 自動両替機
JPS6379168A (ja) 磁気カ−ドリ−ダの制御装置
JP2769909B2 (ja) 遊技店における遊技媒体貸出システム
JPH0348389A (ja) 磁気カードの真偽判定方法
JPS6286482A (ja) 商品カ−ドによる商品販売精算方法
JP2547545B2 (ja) 遊技場用装置
JP3029887U (ja) 景品カード自動買取機
JP2824845B2 (ja) 遊技店における遊技媒体貸出システム遊技システム
JPH02279191A (ja) 遊技装置
JP2997533B2 (ja) 自動取引装置
KR200302634Y1 (ko) 복권 자동판매기의 당첨 확인 및 복권 교환을 위한 복권마그네틱띠 인식 리더 장치
JPH02281370A (ja) 投票券発売機
JPS635776A (ja) カ−ド式ゲ−ム機