JPH0630058U - 発泡容器 - Google Patents

発泡容器

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JPH0630058U
JPH0630058U JP6644592U JP6644592U JPH0630058U JP H0630058 U JPH0630058 U JP H0630058U JP 6644592 U JP6644592 U JP 6644592U JP 6644592 U JP6644592 U JP 6644592U JP H0630058 U JPH0630058 U JP H0630058U
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groove
ridge
container body
lid
container
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Application number
JP6644592U
Other languages
English (en)
Inventor
登志美 米田
Original Assignee
有限会社大西化成商事
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋付き発泡容器の液密性を高める。 【構成】 夫々発泡合成樹脂にて形成され上面開口の容
器本体(1)と、該容器本体(1)の開口を閉じる蓋体(5)
とで構成され、容器本体(1)と蓋体(5)との互いの突き
合わせ面の一方には、全周に亘って溝条(6)が形成さ
れ、他方には発泡合成樹脂の弾性によって該溝条(6)に
緊密に嵌まる突条(3)が形成され、突条(3)の内周面及
び外周面には全周に亘って丸く膨らんだ膨らみ条(31)(3
1)を有し、溝条(6)内の壁面には該膨らみ条(31)に対応
して凹み条(61)を設けており、突条(3)と溝条(6)が互
いに相手部材を押圧ぎみに密着して係合し、容器内に収
容した水が揺れても容器本体(1)と蓋体(5)との間から
漏れ出ることはない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、発泡合成樹脂製容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び解決すべき課題】
従来、鮮魚、野菜等の食品の出荷に使用される発泡容器は、上面開口の容器本 体と、該本体に被せる蓋体とで構成される。
【0003】 図4に示す如く、容器本体(1)の開口縁には、全周に亘って突条(3)が形成さ れ、蓋体(5)の下面外周部には突条(3)が嵌合する溝条(6)が形成されている。 上記突条(3)の外周面は丸く膨らんだ膨らみ条(31)が形成され、溝条(6)内の 壁面には該膨らみ条(31)に対応して凹み条(61)が形成されている。
【0004】 蓋体(5)の取り付けに際し、発泡合成樹脂の弾性変形及び弾性復帰によって、 容器本体(1)の突条(3)が蓋体(5)の溝条(6)に嵌合する。
【0005】 突条(3)と溝条(6)の嵌合によって、容器内部は外部から遮断されている様に 思われるが、水を入れて魚を生きたまま収容する場合、運搬中の容器の揺れによ って、容器本体(1)と蓋体(5)の嵌合部から水が漏れる問題がある。
【0006】 本発明は、容器本体(1)と蓋体(5)との密着力を強めて、液密に蓋体(5)を閉 じることのできる発泡容器を提供するものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
本考案の発泡容器は、夫々発泡合成樹脂にて形成され上面開口の容器本体(1) と、該容器本体(1)の開口を閉じる蓋体(5)とで構成され、容器本体(1)と蓋体 (5)との互いの突き合わせ面の一方には、全周に亘って溝条(6)が形成され、他 方には発泡合成樹脂の弾性によって該溝条(6)に緊密に嵌まる突条(3)が形成さ れ、突条(3)の内周面及び外周面には全周に亘って丸く膨らんだ膨らみ条(31)を 設け、溝条(6)内の壁面には該膨らみ条(31)に対応して凹み条(61)を設けている 。
【0008】
【作用及び効果】
容器本体(1)と蓋体(5)の何れか一方に形成した突条(3)は外周面と内周面の 両面に膨らみ条(31)を有し、他方に形成した溝条(6)には、該膨らみ条(31)に対 応して凹み条(61)を形成したため、蓋体(5)の取り付けの際、従来の突条(3)の 外周面にのみ膨らみ条(31)を形成したものに比べて、樹脂の弾性変形量が大きく 、突条(3)と溝条(6)が互いに相手部材を押圧ぎみに密着して係合し、容器内に 収容した水が揺れても容器本体(1)と蓋体(5)との間から漏れ出ることはない。
【0009】
【実施例】
図3に示す如く、発泡容器は、上面開口の容器本体(1)と、該本体に被せる蓋 体(5)とで構成される。
【0010】 図1に示す如く、容器本体(1)の側壁(2)の上端面の稍内側よりにて全周に亘 って突条(3)が形成されている。該突条(3)の長手方向に直交する断面形状は、 上底に対して下底が2mm程度大きい高さ約15mmの台形の両斜面の稍上方に曲率 半径40mm、最大突出高さ1mmの膨らみ条(31)を形成している。 蓋体(5)の下面外周部には突条(3)が嵌合する溝条(6)が形成されている。
【0011】 溝条(6)内の壁面には該膨らみ条(31)に対応して凹み条(61)(61)が形成されて おり、溝条(6)の長手方向に直交する断面形状は、前記突条(3)の断面形状と同 一或は僅か小さく形成され、溝深さは突条(3)よりも2mm程度深く形成されてお り、溝条(6)と突条(3)は互いに押圧ぎみに係合し、係合状態で溝底には、深さ 2mmの空間が生じる。
【0012】 前記容器本体(1)の上端の1つのコーナ部或は複数のコーナ部には、蓋体(5) 取外し時の指係り用凹み部(4)が形成されている。
【0013】 然して、容器本体(1)に形成した突条(3)は外周面と内周面の両面に膨らみ条 (31)を有し、蓋体(5)に形成した溝条(6)には、該膨らみ条(31)に対応して凹み 条(61)を形成したため、蓋体(5)の取り付けの際、従来の突条(3)の外周面にの み膨らみ条(31)を形成したものに比べて、樹脂の弾性変形量が大きく、突条(3) と溝条(6)が互いに相手部材を押圧ぎみに密着して係合し、容器内に収容した水 が揺れても容器本体(1)と蓋体(5)との間から漏れ出ることはない。
【0014】 蓋体(5)の取外しは、容器本体(1)の凹み部(4)に指を入れ蓋体(5)のコーナ ー部下面を引っ掛かけて持上げることにより簡単にできる。
【0015】 図2は、容器本体(1)の突条(3)の内周面及び外周面を全体的に丸く膨らませ て膨らみ条(31)(31)を形成した他の実施例を示している。 尚、本考案の実施に際し、蓋体(5)に突条(3)、容器本体(1)に溝条(6)を形 成しても上記と同様の効果を奏する。
【0016】 本考案は、上記実施例の構成に限定されることはなく、実用新案登録請求の範 囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】容器本体の突条と蓋体の溝条の係合状態の断面
図である。
【図2】他の実施例の突条と溝条の係合状態の断面図で
ある。
【図3】容器の斜面図である。
【図4】従来の突条と溝条の係合状態の断面図である。
【符号の説明】
(1) 容器本体 (3) 突条 (31) 膨らみ条 (5) 蓋体 (6) 溝条 (61) 凹条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々発泡合成樹脂にて形成され上面開口
    の容器本体(1)と、該容器本体(1)の開口を閉じる蓋体
    (5)とで構成され、容器本体(1)と蓋体(5)との互いの
    突き合わせ面の一方には、全周に亘って溝条(6)が形成
    され、他方には発泡合成樹脂の弾性によって該溝条(6)
    に緊密に嵌まる突条(3)が形成され、突条(3)の内周面
    及び外周面には全周に亘って丸く膨らんだ膨らみ条(31)
    を設け、溝条(6)内の壁面には該膨らみ条(31)に対応し
    て凹み条(61)を設けている発泡容器。
JP6644592U 1992-09-24 1992-09-24 発泡容器 Pending JPH0630058U (ja)

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JP6644592U JPH0630058U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 発泡容器

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JP6644592U JPH0630058U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 発泡容器

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ID=13315984

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JP6644592U Pending JPH0630058U (ja) 1992-09-24 1992-09-24 発泡容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020042371A (ko) * 2000-11-30 2002-06-05 김정화 가스켓이 필요 없는 병과 병뚜껑
JPWO2010073764A1 (ja) * 2008-12-26 2012-06-14 眞紀夫 木田 組立て式連結体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212763B2 (ja) * 1984-08-31 1990-03-27 Yokohama Rubber Co Ltd

Patent Citations (1)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950228