JPH06300031A - コントロールケーブルの取付け方法 - Google Patents

コントロールケーブルの取付け方法

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Publication number
JPH06300031A
JPH06300031A JP11378093A JP11378093A JPH06300031A JP H06300031 A JPH06300031 A JP H06300031A JP 11378093 A JP11378093 A JP 11378093A JP 11378093 A JP11378093 A JP 11378093A JP H06300031 A JPH06300031 A JP H06300031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
pipe hub
rib
hub
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP11378093A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kumazawa
徹 熊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chuo Hatsujo KK, Chuo Spring Co Ltd filed Critical Chuo Hatsujo KK
Priority to JP11378093A priority Critical patent/JPH06300031A/ja
Publication of JPH06300031A publication Critical patent/JPH06300031A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールケーブルをブラケツトに確実に
固定する。 【構成】 まず、パイプハブ5に第1リブ8を形成し、
パイプハブ5をブラケツト6の取付孔7に嵌通させて第
1リブ8をブラケツト6に係止させ、パイプハブ5に第
2リブ16を形成する。第2リブ16の形成と同時に、
ブラケツト6が第1リブ8と第2リブ16との間で挟ま
れ、パイプハブ5がブラケツト6に固定される。そし
て、このパイプハブ5にコントロールケーブル1を嵌め
る。 【効果】 ブラケツトにパイプハブを固定するための第
1リブと第2リブはパイプハブと一体であつてパイプハ
ブからの離脱や弾性変形の恐れがないため、パイプハブ
はブラケツトに強固に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アウタチユーブ内にイ
ンナケーブルを摺動自由に挿通してなるコントロールケ
ーブルのアウタチユーブに外嵌されるパイプハブをブラ
ケツトの取付孔に嵌通させた状態でコントロールケーブ
ルをブラケツトに取り付ける方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようにコントロールケーブルをブ
ラケツトに取り付ける手段として、従来は、パイプハブ
をブラケツトの取付孔に嵌通させ、かかる状態で両者を
溶接によつて固定し、その固定したパイプハブにアウタ
チユーブを嵌めるという方法や、パイプハブをブラケツ
トの取付孔に嵌通させ、かかる状態で両者をクリツプに
より固定し、その固定したパイプハブにアウタチユーブ
を嵌めるという方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブラケ
ツトにパイプハブを溶接によつて固定する方法では、大
きな外力が作用したときに溶接部分がパイプハブとブラ
ケツトから離脱する恐れがあつて固定強度についての信
頼性が低く、また、ブラケツトにパイプハブをクリツプ
によつて固定するという方法では、パイプハブに荷重が
作用したときにクリツプが弾性変形を生じてパイプハブ
がブラケツトに対してずれる恐れがあるという問題があ
つた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、パイプハブにそのパイプハブ
の外周側に突出する鍔状の第1リブをプレス成形によつ
て形成し、パイプハブをブラケツトの取付孔に嵌通させ
て第1リブをブラケツトに係止させ、パイプハブにその
パイプハブの外周側に突出すると同時にブラケツトを第
1リブとの間で挟む鍔状の第2リブをプレス成形によつ
て形成し、パイプハブにアウタチユーブを内嵌する構成
とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、パイ
プハブに第2リブが形成されると、同時に、その形成さ
れる第2リブと予め形成されていた第1リブとの間にブ
ラケツトが挟み付けられることとなり、これによつてパ
イプハブがブラケツトに固定される。
【0006】本発明方法において、ブラケツトにパイプ
ハブを固定するための手段である第1リブと第2リブ
は、プレス成形によつてパイプハブに一体に形成された
ものであるため、パイプハブから離脱したり弾性変形を
生じたりすることがない。したがつて、パイプハブをブ
ラケツトに強固に固定することができるという効果があ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。アウタチユーブ2内にインナケーブル3を
摺動自由に挿通してなるコントロールケーブル1は、図
2に示すように、そのアウタチユーブ2に外嵌されるパ
イプハブ5をブラケツト6の取付孔7に嵌通させて固定
した状態でブラケツト6に取り付けられる。
【0008】このコントロールケーブル1のブラケツト
6への取付けに際して、パイプハブ5のブラケツト6へ
の固定は、パイプハブ5をアウタチユーブ2に外嵌する
のに先立つて行われる。
【0009】まず、パイプハブ5にその外周側に鍔状に
突出する第1リブ8をプレス成形によつて形成して、図
1(A)に示す状態とする。
【0010】次に、この第1リブ8の形成されたパイプ
ハブ5を第1治具9の保持孔10内に嵌入し、パイプハ
ブ5のテーパ部5aを保持孔10のテーパ部10aに係
止させることにより押込み不能の状態に保持する。第1
治具9の前端面には保持孔10の開口に沿う周溝11が
形成されており、この周溝11内には第1リブ8がその
前側面を第1治具9の前端面と面一にした状態で嵌合さ
れる。
【0011】かかる状態からパイプハブ5に外嵌するよ
うにしてブラケツト6の取付孔7を嵌める。これによ
り、ブラケツト6の取付孔7の後面側の孔縁が第1リブ
8の前側面に当接するとともに、ブラケツト6の後面が
第1治具9の前端面に当接する状態となる。
【0012】さらに、パイプハブ5に第2治具12を外
嵌する。この第2治具12の後端面にはブラケツト6が
嵌合する凹部13が形成されており、ブラケツト6は第
1治具9の前端面と第2治具12の後端面との間で挟み
付けられた状態となる。また、第2治具12の凹部13
には、ブラケツト6の取付孔7の前面側の孔縁と対応す
る成形溝14がパイプハブ5の外周を囲むように形成さ
れている。
【0013】このパイプハブ5に第2治具12を嵌めた
図1(B)に示す状態では、パイプハブ5の前端部が所
定の長さだけ第2治具12の前端面から突出する。かか
る状態から金型15によつてパイプハブ5の第2治具1
2からの突出部分を打圧することによりプレス成形を施
す。
【0014】このプレス成形により、図1(C)に示す
ように、パイプハブ5の一部が長さ方向に押し潰されて
成形溝14内に入り込むようにして塑性変形し、この塑
性変形した部分がパイプハブ5の外周側に鍔状に突出す
る第2リブ16となる。この第2リブ16は、形成され
るのと同時に第1リブ8との間でブラケツト6を挟み付
けるのであり、これによつてパイプハブ5がブラケツト
6に固定される。
【0015】この後、パイプハブ5及びブラケツト6か
ら第1治具9、第2治具12及び金型15を取り外し、
パイプハブ5にアウタチユーブ2を内嵌してカシメ17
により固着する。以上により、コントロールケーブル1
がブラケツト6に取り付けられる。
【0016】ブラケツト6にパイプハブ5を固定するた
めの手段である第1リブ8と第2リブ16は、プレス成
形によつてパイプハブ5に一体に形成されたものである
ことから、パイプハブ5から離脱したり弾性変形を生じ
たりすることがない。したがつて、パイプハブ5とコン
トロールケーブル1は外力を受けてもブラケツト6から
外れることなく強固に固定された状態に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】パイプハブをブラケツトに固定する手順をあら
わす断面図である。
【図2】パイプハブを介してコントロールケーブルをブ
ラケツトに取り付けた状態をあらわす側面図である。
【符号の説明】
1:コントロールケーブル 2:アウタチユーブ 3:
インナケーブル 5:パイプハブ 6:ブラケツト
7:取付孔 8:第1リブ 16:第2リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタチユーブ内にインナケーブルを摺
    動自由に挿通してなるコントロールケーブルの前記アウ
    タチユーブに外嵌されるパイプハブをブラケツトの取付
    孔に嵌通させた状態で前記コントロールケーブルを前記
    ブラケツトに取り付ける方法であつて、 前記パイプハブに該パイプハブの外周側に突出する鍔状
    の第1リブをプレス成形によつて形成し、前記パイプハ
    ブを前記ブラケツトの前記取付孔に嵌通させて前記第1
    リブを前記ブラケツトに係止させ、前記パイプハブに該
    パイプハブの外周側に突出すると同時に前記ブラケツト
    を前記第1リブとの間で挟む鍔状の第2リブをプレス成
    形によつて形成し、前記パイプハブに前記アウタチユー
    ブを内嵌することをことを特徴とするコントロールケー
    ブルの取付け方法。
JP11378093A 1993-04-16 1993-04-16 コントロールケーブルの取付け方法 Pending JPH06300031A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105817512A (zh) * 2016-05-17 2016-08-03 安徽中鼎金亚汽车管件制造有限公司 一种油冷器金属管加工成型设备
CN106914543A (zh) * 2017-04-11 2017-07-04 苏州铭峰精密机械有限公司 卡环成型模以及具有卡环的油箱加油口
KR20180058433A (ko) * 2016-11-24 2018-06-01 이인숙 이중관 조립체 및 그 제조 방법

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