JPH0630001Y2 - 長 靴 - Google Patents
長 靴Info
- Publication number
- JPH0630001Y2 JPH0630001Y2 JP1989057527U JP5752789U JPH0630001Y2 JP H0630001 Y2 JPH0630001 Y2 JP H0630001Y2 JP 1989057527 U JP1989057527 U JP 1989057527U JP 5752789 U JP5752789 U JP 5752789U JP H0630001 Y2 JPH0630001 Y2 JP H0630001Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boots
- rubber
- tightening portion
- sock
- rubber member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は水田等、主に泥中の作業に於て使用する長靴
に関する。
に関する。
(従来の技術) 従来裏地を有するゴム長足袋型の長靴に於て、履口のズ
レ防止の為に、履口縁端部付近に伸縮バンドを装着した
り、ゴム糸を裏地に編み込んでいた。
レ防止の為に、履口縁端部付近に伸縮バンドを装着した
り、ゴム糸を裏地に編み込んでいた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このゴム長足袋型の長靴といえども、水田等で
の作業に於ては、長靴の外表を成すゴム部材の界面に泥
層からの粘着力が作用し、装着体の挙動に反して長靴の
みが泥層内に引き込まれるが、この場合、泥層の粘着力
によって長靴の外表を成すゴム部材に引張力が起こり、
それによって履口付近が反り返って装着体への密着状態
を弛緩させては、長靴がズレ落ちるという動向を示して
いた。
の作業に於ては、長靴の外表を成すゴム部材の界面に泥
層からの粘着力が作用し、装着体の挙動に反して長靴の
みが泥層内に引き込まれるが、この場合、泥層の粘着力
によって長靴の外表を成すゴム部材に引張力が起こり、
それによって履口付近が反り返って装着体への密着状態
を弛緩させては、長靴がズレ落ちるという動向を示して
いた。
(問題点を解決するための手段) そこで、この考案は上記の欠点を除去すため、履口緊締
部を有し、伸縮糸でメリヤス編みした靴下状素材の表面
に、接着剤で介してゴム部材を貼付して成るゴム長足袋
型の長靴に於て、履口緊締部を中空の弾性2重構造に形
成したことを特徴とする長靴を提供しようとするもので
ある。
部を有し、伸縮糸でメリヤス編みした靴下状素材の表面
に、接着剤で介してゴム部材を貼付して成るゴム長足袋
型の長靴に於て、履口緊締部を中空の弾性2重構造に形
成したことを特徴とする長靴を提供しようとするもので
ある。
(実施例) この考案の一実施例を図面にもとづいて説明すると、ウ
ーリーナイロン等の伸縮性を有する糸で編み下した靴下
状素材(1)を設け、該靴下状素材(1)の履口(2)
付近周囲にのみ、太さ40番〜50番のネオプレン製耐熱耐
候ゴム糸を鉢巻き状に8cm位編み込んで設け、該履口緊
締部(3)の所定の範囲にフッ素若しくはシリコン系防
着剤を施した後、該鉢巻き状に編み込んだ部位を折り返
し、スクイ縫いを施して中空の弾性2重構造となるよう
に履口緊締部(3)を形成し、該履口緊締部圧潰時に、
その外側片面の1/2(履口緊締部周壁の略1/4)までに亙
る靴下状素材にゴム部材(4)を長靴本体より連続して
接着したことを特徴とする長靴である。
ーリーナイロン等の伸縮性を有する糸で編み下した靴下
状素材(1)を設け、該靴下状素材(1)の履口(2)
付近周囲にのみ、太さ40番〜50番のネオプレン製耐熱耐
候ゴム糸を鉢巻き状に8cm位編み込んで設け、該履口緊
締部(3)の所定の範囲にフッ素若しくはシリコン系防
着剤を施した後、該鉢巻き状に編み込んだ部位を折り返
し、スクイ縫いを施して中空の弾性2重構造となるよう
に履口緊締部(3)を形成し、該履口緊締部圧潰時に、
その外側片面の1/2(履口緊締部周壁の略1/4)までに亙
る靴下状素材にゴム部材(4)を長靴本体より連続して
接着したことを特徴とする長靴である。
(作用) 上記のように履口緊締部(3)を構成することで、歩行
中における履口(2)の反り返り(ゴム部材(4)が泥
層から受ける引張応力の作用による)と共に、履口部は
引っ張られゴム部材(4)に合わせてズレようとする
が、履口緊締部(3)は中空の弾性2重構造であるの
で、離反によって生じた隙間部分を履口緊締部(3)が
膨脹して埋め戻し、装着耐(5)への密着状態を保とう
とするので、それによって長靴のズレが緩和できるもの
である。
中における履口(2)の反り返り(ゴム部材(4)が泥
層から受ける引張応力の作用による)と共に、履口部は
引っ張られゴム部材(4)に合わせてズレようとする
が、履口緊締部(3)は中空の弾性2重構造であるの
で、離反によって生じた隙間部分を履口緊締部(3)が
膨脹して埋め戻し、装着耐(5)への密着状態を保とう
とするので、それによって長靴のズレが緩和できるもの
である。
尚、履口緊締部(3)の所定の範囲にフッ素若しくはシ
リコン系防着剤により防着処理を施すのは、ゴム体
(4)の加硫成型を靴下状素材(1)に施す為の下糊で
ある接着剤が、2重構造の内側緊締部に浸透することを
防ぐ役割がある。
リコン系防着剤により防着処理を施すのは、ゴム体
(4)の加硫成型を靴下状素材(1)に施す為の下糊で
ある接着剤が、2重構造の内側緊締部に浸透することを
防ぐ役割がある。
又、履口緊締部(3)へのゴム部分(4)の接着位置と
して外片面の1/2は、緊締部(3)がズレ緩和をする為
の膨脹中空を形成するのに一番効果的な位置である。
して外片面の1/2は、緊締部(3)がズレ緩和をする為
の膨脹中空を形成するのに一番効果的な位置である。
これにより、履口緊締部の機能である圧潰・膨脹を効果
的に支援することができ、又、ゴム部分と装着体との間
にあって感触を和らげる緩衝材にもなり、履口付近が装
着体から離反しても履口緊締部が膨脹して、装着体と長
靴との界面に隙間を形成することがないので、ズレの原
因を除去することができ、しかも履口緊締部を安価に成
し得るという効果を奏する。
的に支援することができ、又、ゴム部分と装着体との間
にあって感触を和らげる緩衝材にもなり、履口付近が装
着体から離反しても履口緊締部が膨脹して、装着体と長
靴との界面に隙間を形成することがないので、ズレの原
因を除去することができ、しかも履口緊締部を安価に成
し得るという効果を奏する。
第1図斜視図であり、第2図はA−A線部端面図であ
り、第3図イ,ロは履口緊締部の変形状況を例で示す部
端面図である。 1……靴下状素材、2……履口、3……履口緊締部、4
……ゴム部分、5……装着体。
り、第3図イ,ロは履口緊締部の変形状況を例で示す部
端面図である。 1……靴下状素材、2……履口、3……履口緊締部、4
……ゴム部分、5……装着体。
Claims (1)
- 【請求項1】履口緊締部を有し、伸縮糸でメリヤス編み
した靴下状素材の表面に、接着剤を介してゴム部材を貼
付して成るゴム長足袋型の長靴に於て、履口緊締部を中
空の弾性2重構造に形成し、該履口緊締部周壁の略1/4
をゴム部材で被装したことを特徴とする長靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989057527U JPH0630001Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 長 靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989057527U JPH0630001Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 長 靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02147009U JPH02147009U (ja) | 1990-12-13 |
JPH0630001Y2 true JPH0630001Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31582315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989057527U Expired - Lifetime JPH0630001Y2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | 長 靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630001Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482272U (ja) * | 1971-05-31 | 1973-01-11 | ||
JPS5431420A (en) * | 1977-03-01 | 1979-03-08 | Kubota Ltd | Fiberrreinforced cement plate |
JPS5624521A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-09 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | Method and device for converting function for hot-wire type flowmeter |
JPS6140161U (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-13 | 龍男 杉谷 | 樹脂粉体高圧定量噴射器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50143732U (ja) * | 1974-05-11 | 1975-11-27 | ||
JPS56123101U (ja) * | 1980-02-20 | 1981-09-19 | ||
JPS5898801U (ja) * | 1981-11-24 | 1983-07-05 | 赤木 勝 | ゴム長たび |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1989057527U patent/JPH0630001Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS482272U (ja) * | 1971-05-31 | 1973-01-11 | ||
JPS5431420A (en) * | 1977-03-01 | 1979-03-08 | Kubota Ltd | Fiberrreinforced cement plate |
JPS5624521A (en) * | 1979-08-07 | 1981-03-09 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | Method and device for converting function for hot-wire type flowmeter |
JPS6140161U (ja) * | 1984-08-21 | 1986-03-13 | 龍男 杉谷 | 樹脂粉体高圧定量噴射器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02147009U (ja) | 1990-12-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20130269218A1 (en) | Anti-slip patch for shoe heel | |
WO2021039156A1 (ja) | フットカバー | |
JP2022140650A (ja) | フットカバー | |
WO2021193888A1 (ja) | フットカバー | |
JPH0630001Y2 (ja) | 長 靴 | |
JPH1176283A (ja) | 外反母趾矯正用サポーター | |
JP3004404U (ja) | 長 靴 | |
JP2018003220A (ja) | フットカバー | |
JP3801560B2 (ja) | 靴 | |
JP3144212U (ja) | ソックス | |
JP3073659U (ja) | インナー指付き靴下 | |
US20130008929A1 (en) | Auxiliary Structure for Ease of Removing Coverings | |
JP3059000U (ja) | 健康くつ下 | |
JP2006109953A (ja) | オーバーシューズ | |
JP4124663B2 (ja) | インナーシューズを有するスポーツシューズ | |
JP3219334U (ja) | 靴 | |
JPH068964Y2 (ja) | 釣用防水ズボン | |
JPH0614740Y2 (ja) | 外反拇趾矯正具 | |
JP7362720B2 (ja) | フットカバー | |
JP2003180406A (ja) | 靴 | |
JPH0727312U (ja) | 靴 | |
JP3231511U (ja) | フットカバー | |
JP3069414U (ja) | 靴 下 | |
JP3054071U (ja) | 足首用サポータ | |
JPS592082Y2 (ja) | スキ−パンツ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |