JPH0629907B2 - 大口径比のズ−ムレンズ - Google Patents

大口径比のズ−ムレンズ

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JPH0629907B2
JPH0629907B2 JP60184471A JP18447185A JPH0629907B2 JP H0629907 B2 JPH0629907 B2 JP H0629907B2 JP 60184471 A JP60184471 A JP 60184471A JP 18447185 A JP18447185 A JP 18447185A JP H0629907 B2 JPH0629907 B2 JP H0629907B2
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lens
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昭彦 白石
正猛 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビデオカメラ、シネカメラ等に好適な4つのレ
ンズ群より成る大口径比のズームレンズに関し、特に変
倍中固定の結像レンズのレンズ構成を特定することによ
り大口径比化及びレンズ全長の短縮化を図つた大口径比
のズームレンズに関するものである。
(従来の技術) 従来より写真用カメラやビデオカメラ等には高変倍、大
口径そしてレンズ全長の短い小型のズームレンズが要求
されている。特にビデオカメラでは撮像素子が比較的低
感度である為になるべく大口径でしかも小型軽量化を図
る為になるべくレンズ全長を短くしたズームレンズが要
求されている。
特開昭60-67312号公報ではF/2.8程度と大口径の望遠
型のズームレンズを開示している。同公報では軸外収差
を補正する為に結像レンズを2つの正レンズ群より構成
している為にテレ比(レンズ先端から像面までの距離と
望遠端の焦点距離の比)が1.3程度と比較的レンズ全長
が長かつた。
一般にズームレンズにおいて大口径比化を達成するには
合焦用レンズ群、変倍用レンズ群そして変倍部より像面
側に配置した変倍中固定の結像レンズのレンズ構成を適
切に設定し、変倍部から発生する残存収差を良好に補正
することが必要である。又レンズ全長の短縮化を図るに
は結像レンズのレンズ枚数をなるべく少なくし、結像レ
ンズの全長が短くなるように構成するのが重要となつて
くる。
しかしながら一般に大口径化及び結像レンズの全長の短
縮化を図ろうとすると画面中心の球面収差及び画面周辺
にかけてのコマ収差やサジタルハロー収差等の高次の収
差が多く発生し、これらの収差を良好に補正することが
困難になつてくる。特に結像レンズのレンズ枚数を減ら
し、レンズ全長の短縮化を図ろうとすると各レンズの収
差補正の負担が増大し前述の諸収差を良好に補正するの
が非常に困難になつてくる。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は合焦用レンズ群、変倍用レンズ群と共に変倍部
より像面側に配置した結像レンズのレンズ構成を適切に
設定することにより変倍部より発生する残存収差を良好
に補正しF/2.8、テレ比1.1程度の大口径比化及びレン
ズ全長の短縮化を図つた大口径比のズームレンズの提供
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 物体側より順に合焦用の正の第1群、変倍用の負の第2
群、変倍により変動する像面を補正する為の正の第3群
そして固定の結像用の第4群の4つのレンズ群を有する
ズームレンズにおいて、前記第1群は負と正のレンズを
貼り合わせた正レンズと正レンズを有し、前記第2群は
負レンズと負と正のレンズを貼り合わせた負レンズを有
し、前記第3群は正と負のレンズを貼り合わせた正レン
ズを有し、前記第4群は正の第4−1群と負の第4−2
群の2つのレンズ群を有し、前記第4−1群は正レンズ
と正と負のレンズを貼り合わせたレンズL42-2を有し、
前記第4−2群は物体側に比べ像面側に強い屈折力の凹
面を向けた負レンズL42-1と単一若しくは貼り合わせレ
ンズより成る正レンズL41-2を有しており、前記第4
群、第4−1群、第4−2群そして広角端のズーム位置
での全系の焦点距離を各々f,f4−1,f4−2
とし、前記負レンズL42-1と前記正レンズL42-2の像
面側のレンズ面の曲率半径を各々R42-2,R42-L、前記第
4−1群と第4−2群の空気間隔をD41-42、前記負レン
ズL42-1と正レンズL42-2の空気間隔をD42-1、前記貼り
合わせレンズL41-2の正レンズと負レンズのガラスの屈
折力を各々N41-2,N41-3とするとき −2.2≦f4−2/f4−1≦−1.4 ……(1) 1.5≦f/f4−1≦2.2……(2) 0.3≦R42-2/f≦0.45……(3) −2.5≦R42-L/f≦−0.8……(4) 0.2≦D41-42/f≦0.5……(5) 0.02≦D42-2/f≦0.3……(6) N41-2<N41-3……(7) なる条件を満足することである。
(実施例) 第1図から第4図は各々大口径比及びレンズ全長の短縮
化を図つた後述する本発明の数値実施例1〜4のレンズ
断面図である。同図においてIは合焦用の正の第1群、
IIは変倍用の負の第2群、IIIは変倍により変動する像
面を補正する為の正の第3群、IVは変倍中固定の結像用
の第4群である。又第4群は正の第4−1群IV−1と負
の第4−2群を有している。
本実施例では第1群から第4群までの各レンズ構成を前
述の如く構成し、特に第4群を正の第4−1群と負の第
4−2群の望遠タイプの2つのレンズ群で構成すること
により変倍に伴う収差変動を良好に補正すると共にレン
ズ全長の短縮化を図つている。
又第4群の各レンズを前述の条件式(1)〜(7)を満足する
ように構成することにより大口径比化に伴う高次の諸収
差を良好に補正すると共に第4群のレンズ全長の短縮化
を図つている。
条件式(1),(2)は第4−1群と第4−2群の屈折力比及
び全系に対する屈折力を適切に設定することにより大口
径比化に伴い発生する諸収差量を少なくしつつレンズ全
長の短縮化を図る為のものである。条件式(1),(2)の下
限値を越えて第4−1群の屈折力が弱くなりすぎるとバ
ツクフオーカスが必要以上に増大しレンズ全長が長くな
つている。又条件式(1),(2)の上限値を越えて第4−1
群の屈折力が第4−2群の屈折力よりも強くなりすぎる
と球面収差が補正不足傾向となり、特に大口径比を図る
際に他の収差とバランスを保ち良好に補正するのが難し
くなつてくる。
条件式(3),(4)は第4−2群の負レンズL42-1と正レンズ
L42-2の像面側のレンズ面の曲率半径を規制し画面全体
の諸収差を良好に補正する為のものである。条件式(3)
の下限値若しくは上限値を越えるといずれの場合もペツ
ツバール和を適切な値に設定するのが難しくなり非点収
差及び像面湾曲が増大してくる。条件式(4)の下限値を
越えて最終レンズ面の屈折力が強くなりすぎると適当な
バツクフオーカスを得るのが難しくなり、逆に上限値を
越えてレンズ面の屈折力が弱くなりすぎると球面収差が
補正不足となつてくるので好ましくない。
条件式(5)は第4−1群と第4−2群の空気間隔に関し
レンズ全長を適切に設定し画面全体の収差をバランス良
く保つ為のものである。条件式(5)の下限値を越えて両
群が接近しすぎると大口径比に伴い球面収差、コマ収差
の発生量が多くなり又上限値を越えて両群が離れすぎる
とレンズ全長が増大すると共にバツクフオーカスを所定
量得るのが難しくなつてくる。
条件式(6)は負レンズL42-1と正レンズL42-2との空気間
隔を適切に設定し軸外収差の補正を良好に行う為のもの
であり、条件式(6)の下限値若しくは上限値を越えると
いずれの場合もコマ収差及びサジタル光束のハロー収差
を良好に補正するのが難しくなつてくる。
条件式(7)は第4−1群の貼り合わせレンズのガラスの
屈折率に関し、負レンズのガラスの屈折率を正レンズの
ガラスの屈折率よりも高く設定することにより、ペツツ
バール和が負の方向へ増大するのを防止し画面全体の像
面湾曲を小さくしている。尚本実施例において貼り合わ
せレンズ面を発散面で構成すれば球面収差を良好に補正
することができるので好ましい。
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてRi
は物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Diは
物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとνi
は各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈折
率とアツベ数である。但し最後の2つの面はフエースプ
レート等のガラス板である。
又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係
を表−1に示す。
(発明の効果) 本発明によれば前述の如く各レンズ群のレンズ構成を特
定することにより焦点距離50〜150mmの望遠型でF/2.8
程度の良好に収差補正を行つたテレ比1.1程度とレンズ
全長の短い大口径比のズームレンズを達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図から第4図は各々本発明の数値実施例1〜4のレ
ンズ断面図、第5図から第8図は各々本発明の数値実施
例1〜4の諸収差図である。収差図において(A),(B),
(C)は各々広角端、中間、望遠端での収差である。図中
dはd線、gはg線、Mはメリデイオナル像面、Sはサ
ジタル像面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に合焦用の正の第1群、変倍
    用の負の第2群、変倍により変動する像面を補正する為
    の正の第3群そして固定の結像用の第4群の4つのレン
    ズ群を有するズームレンズにおいて、前記第1群は負と
    正のレンズを貼り合わせた正レンズと正レンズを有し、
    前記第2群は負レンズと負と正のレンズを貼り合わせた
    負レンズを有し、前記第3群は正と負のレンズを貼り合
    わせた正レンズを有し、前記第4群は正の第4−1群と
    負の第4−2群の2つのレンズ群を有し、前記第4−1
    群は正レンズと正と負のレンズを貼り合わせたレンズL
    41-2を有し、前記第4−2群は物体側に比べ像面側に強
    い屈折力の凹面を向けた負レンズL42-1と単一若しくは
    貼り合わせレンズより成る正レンズL42-2を有してお
    り、前記第4群、第4−1群、第4−2群そして広角端
    のズーム位置での全系の焦点距離を各々f
    4−1,f4−2,fとし、前記負レンズL42-1
    前記正レンズL42-2の像面側のレンズ面の曲率半径を各
    々R42-2,R42-L、前記第4−1群と第4−2群の空気間
    隔を、D41-42、前記負レンズL42-1と正レンズL42-2の空
    気間隔をD42-2、前記貼り合わせレンズL41-2の正レンズ
    と負レンズのガラスの屈折力を各々N41-2,N41-3とする
    とき −2.2≦f4−2/f4−1≦−1.4 1.5≦f/f4−1≦2.2 0.3≦R42-2/f≦0.45 −2.5≦R42-L/f≦−0.8 0.2≦D41-42/f≦0.5 0.02≦D42-2/f≦0.3 N41-2<N41-3 なる条件を満足することを特徴とする大口径比のズーム
    レンズ。
JP60184471A 1985-08-22 1985-08-22 大口径比のズ−ムレンズ Expired - Lifetime JPH0629907B2 (ja)

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