JPH06298459A - ボビン自動交換方法および装置 - Google Patents
ボビン自動交換方法および装置Info
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- JPH06298459A JPH06298459A JP5109951A JP10995193A JPH06298459A JP H06298459 A JPH06298459 A JP H06298459A JP 5109951 A JP5109951 A JP 5109951A JP 10995193 A JP10995193 A JP 10995193A JP H06298459 A JPH06298459 A JP H06298459A
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- Japan
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- wire
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- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/16—Auxiliary apparatus
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H65/00—Securing material to cores or formers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/04—Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
Landscapes
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撚線機または集合機のボビン自動交換をする
ものを提供する。 【構成】 交換すべき空ボビンEを撚線機または集合機
2の近傍に待機させ、交換工程中は空ボビンEと満巻ボ
ビンBとを常に一定の水平軸間距離Lを保って支持し、
満巻ボビンBを撚線機または集合機2から外して交換作
業台3上に移動させ、この移動工程の間線1を常に伸張
させておく。この伸張された線1を満巻ボビンBに対し
て所定の軸間距離Lだけ離れて追随移動される空ボビン
Eの鍔板の内側に寄せつけ、この線1の切断後にその端
部を満巻ボビンBの外周部に固定するとともに、その線
1を引っ掛けて空ボビンEの鍔板の外側に引き出して各
種の特性検査用とする。
ものを提供する。 【構成】 交換すべき空ボビンEを撚線機または集合機
2の近傍に待機させ、交換工程中は空ボビンEと満巻ボ
ビンBとを常に一定の水平軸間距離Lを保って支持し、
満巻ボビンBを撚線機または集合機2から外して交換作
業台3上に移動させ、この移動工程の間線1を常に伸張
させておく。この伸張された線1を満巻ボビンBに対し
て所定の軸間距離Lだけ離れて追随移動される空ボビン
Eの鍔板の内側に寄せつけ、この線1の切断後にその端
部を満巻ボビンBの外周部に固定するとともに、その線
1を引っ掛けて空ボビンEの鍔板の外側に引き出して各
種の特性検査用とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は撚線機または集合機に
おけるボビン自動交換方法および装置に関するものであ
る。
おけるボビン自動交換方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】撚線機または集合機におけるボビンの自
動交換に関してこれまでにいくつかの提案がなされてい
る。
動交換に関してこれまでにいくつかの提案がなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれまでの提案
では、満巻ボビンの巻き終わり端部を切断してこれを新
しい空ボビンへの巻き始め端に支障なく切り替えること
に重点が置かれ、このため巻き始め端は新しいボビンの
一番下の巻層の下に埋没してしまい、このためそのボビ
ンに巻装された撚線または集合線についての導通試験や
静電結合値の測定などが不可能となり、品質管理上極め
て不便な欠点があった。また満巻ボビンと空ボビンの保
持位置に関連がないために装置が全体として複雑高価と
なる欠点があった。
では、満巻ボビンの巻き終わり端部を切断してこれを新
しい空ボビンへの巻き始め端に支障なく切り替えること
に重点が置かれ、このため巻き始め端は新しいボビンの
一番下の巻層の下に埋没してしまい、このためそのボビ
ンに巻装された撚線または集合線についての導通試験や
静電結合値の測定などが不可能となり、品質管理上極め
て不便な欠点があった。また満巻ボビンと空ボビンの保
持位置に関連がないために装置が全体として複雑高価と
なる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの課題を解
決するためになされたものであって、この解決のために
請求項1の発明がとる手段は、交換すべき空ボビンを撚
線機または集合機の近傍に待機させる工程と、交換工程
中は前記空ボビンと満巻ボビンとを常に一定の水平軸間
距離を保って支持する工程と、満巻ボビンを撚線機また
は集合機から外して交換作業台上に移動させる工程と、
この移動工程の間は撚線または集合線を常に伸張させて
おく工程と、前記伸張された撚線または集合線を前記満
巻ボビンに対して前記所定の軸間距離だけ離れて追随移
動される空ボビンの鍔板の内側に寄せつける工程と、前
記撚線または集合線を切断してその端部を満巻ボビンの
外周部に固定する工程と、前記撚線または集合線を引っ
掛けて前記空ボビンの鍔板の外側に引き出す工程と、前
記空ボビンを回転させて撚線または集合線を巻き付けな
がら下降させて前記撚線機または集合機に装着する工程
とを有するボビン自動交換方法である。
決するためになされたものであって、この解決のために
請求項1の発明がとる手段は、交換すべき空ボビンを撚
線機または集合機の近傍に待機させる工程と、交換工程
中は前記空ボビンと満巻ボビンとを常に一定の水平軸間
距離を保って支持する工程と、満巻ボビンを撚線機また
は集合機から外して交換作業台上に移動させる工程と、
この移動工程の間は撚線または集合線を常に伸張させて
おく工程と、前記伸張された撚線または集合線を前記満
巻ボビンに対して前記所定の軸間距離だけ離れて追随移
動される空ボビンの鍔板の内側に寄せつける工程と、前
記撚線または集合線を切断してその端部を満巻ボビンの
外周部に固定する工程と、前記撚線または集合線を引っ
掛けて前記空ボビンの鍔板の外側に引き出す工程と、前
記空ボビンを回転させて撚線または集合線を巻き付けな
がら下降させて前記撚線機または集合機に装着する工程
とを有するボビン自動交換方法である。
【0005】また請求項2の発明がとる手段は、満巻ボ
ビンおよび空ボビンを所定の水平軸間距離をもって保持
搬送するボビン懸架台と、撚線または集合線の巻き終わ
り端を前記満巻ボビンから空ボビンに巻き始め端として
取付け作業する交換作業台と、前記撚線または集合線の
位置を偏らせる線寄せロールと、前記空ボビンを回転さ
せるアンダローラと、前記空ボビンを前記交換作業台上
の所定の位置に押圧固定するボビン押さえブロックと、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側に押しつ
ける複数の線おさえおよびこれを切断する切断装置と、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側から外側
に引き出す引掛けロッドと、前記満巻ボビンの外周部に
粘着テープを貼りつける装置と、前記撚線または集合線
の延在位置および前記空ボビンおよび満巻ボビンの位置
を検知する複数の検知装置とを有するボビン自動交換装
置である。
ビンおよび空ボビンを所定の水平軸間距離をもって保持
搬送するボビン懸架台と、撚線または集合線の巻き終わ
り端を前記満巻ボビンから空ボビンに巻き始め端として
取付け作業する交換作業台と、前記撚線または集合線の
位置を偏らせる線寄せロールと、前記空ボビンを回転さ
せるアンダローラと、前記空ボビンを前記交換作業台上
の所定の位置に押圧固定するボビン押さえブロックと、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側に押しつ
ける複数の線おさえおよびこれを切断する切断装置と、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側から外側
に引き出す引掛けロッドと、前記満巻ボビンの外周部に
粘着テープを貼りつける装置と、前記撚線または集合線
の延在位置および前記空ボビンおよび満巻ボビンの位置
を検知する複数の検知装置とを有するボビン自動交換装
置である。
【0006】
【作用】撚線または集合線は空ボビンの鍔板の内側に伸
長された状態で寄せつけられているため、外側から引掛
けロッドによって線を引きかけやすくなる。空ボビンと
満巻ボビンとは常に一定の水平軸間距離を保って支持さ
れるので、両ボビンをボビン懸架台に懸けて搬送しやす
くなる。
長された状態で寄せつけられているため、外側から引掛
けロッドによって線を引きかけやすくなる。空ボビンと
満巻ボビンとは常に一定の水平軸間距離を保って支持さ
れるので、両ボビンをボビン懸架台に懸けて搬送しやす
くなる。
【0007】
【実施例】以下図について本発明の装置を説明する。符
号13はボビン懸架台を示し、このボビン懸架台13に
は鉛直方向に延びる2本の昇降ラック15A,15Bが
所定の間隔Lをおいて平行に、紙面と直角方向に滑動可
能なスライド台23に設けられる。これらの昇降ラック
15A,15Bにはそれぞれピニオン16が噛み合い、
その回転によって昇降駆動がなされる。図1の向かって
左側の昇降ラック15Aは空ボビンE用のものであり、
同じく右側の昇降ラック15Bは満巻ボビンB用のもの
である。
号13はボビン懸架台を示し、このボビン懸架台13に
は鉛直方向に延びる2本の昇降ラック15A,15Bが
所定の間隔Lをおいて平行に、紙面と直角方向に滑動可
能なスライド台23に設けられる。これらの昇降ラック
15A,15Bにはそれぞれピニオン16が噛み合い、
その回転によって昇降駆動がなされる。図1の向かって
左側の昇降ラック15Aは空ボビンE用のものであり、
同じく右側の昇降ラック15Bは満巻ボビンB用のもの
である。
【0008】上述の昇降ラック15A等の昇降運動はラ
ックとピニオンの組み合わせによるが、本発明において
説明する直線運動はこの他に案内レール上を走る車輪、
送りねじ軸、流体圧シリンダ、あるいは電磁ソレノイド
など代用できるその他の任意の駆動装置でもよいことを
あらかじめ断っておく。
ックとピニオンの組み合わせによるが、本発明において
説明する直線運動はこの他に案内レール上を走る車輪、
送りねじ軸、流体圧シリンダ、あるいは電磁ソレノイド
など代用できるその他の任意の駆動装置でもよいことを
あらかじめ断っておく。
【0009】それぞれの昇降ラック15A,15Bの下
端にはボビン孔に両側から支持軸として差し込むための
ピントール21が設けられる。ボビン懸架台13の全体
は車輪14によって案内レール上を撚線機または集合機
2と交換作業台3との間を往復移動できる。また各昇降
ラック15A,15Bはスライド台23によってボビン
懸架台13に対してボビンの軸方向に移動できる。なお
符号4は撚線または集合線1を巻取ボビンに整列巻きす
るためのトラバースローラを示す。
端にはボビン孔に両側から支持軸として差し込むための
ピントール21が設けられる。ボビン懸架台13の全体
は車輪14によって案内レール上を撚線機または集合機
2と交換作業台3との間を往復移動できる。また各昇降
ラック15A,15Bはスライド台23によってボビン
懸架台13に対してボビンの軸方向に移動できる。なお
符号4は撚線または集合線1を巻取ボビンに整列巻きす
るためのトラバースローラを示す。
【0010】符号3は全体として交換作業台を示し、図
2に示すようにこの上に載置された満巻ボビンBと空ボ
ビンEとの間で撚線または集合線1(以下単に線1とい
う)の巻取りの切替えがなされるところであり、空ボビ
ンEのセット位置には回転駆動装置を備えたアンダロー
ル7A,7Bが設けられる。また符号17,18は線1
を空ボビンEの鍔板の内側に押しつけるための、たとえ
ばゴムなどで形成された線おさえであり、適宜の流体圧
シリンダによって作動する。
2に示すようにこの上に載置された満巻ボビンBと空ボ
ビンEとの間で撚線または集合線1(以下単に線1とい
う)の巻取りの切替えがなされるところであり、空ボビ
ンEのセット位置には回転駆動装置を備えたアンダロー
ル7A,7Bが設けられる。また符号17,18は線1
を空ボビンEの鍔板の内側に押しつけるための、たとえ
ばゴムなどで形成された線おさえであり、適宜の流体圧
シリンダによって作動する。
【0011】線寄せロール5は空ボビンEの左方の適宜
位置に紙面と平行に延び、またこの上方には線引出しロ
ーラ6が配置される。また符号9は粘着テープ繰出装置
であり、同10はこれから引き出される粘着テープの一
片を満巻ボビンBの外周部に貼りつけるための押圧レバ
である。
位置に紙面と平行に延び、またこの上方には線引出しロ
ーラ6が配置される。また符号9は粘着テープ繰出装置
であり、同10はこれから引き出される粘着テープの一
片を満巻ボビンBの外周部に貼りつけるための押圧レバ
である。
【0012】図2に示されるように線おさえ17,18
の右方には同じく線1をおさえ固定する線おさえ19が
設けられ、この線おさえ19と線おさえ18との中間に
は線1を切断するための切断装置20が設けられる。線
おさえ19も切断装置20も同じく流体圧シリンダによ
って作動する。
の右方には同じく線1をおさえ固定する線おさえ19が
設けられ、この線おさえ19と線おさえ18との中間に
は線1を切断するための切断装置20が設けられる。線
おさえ19も切断装置20も同じく流体圧シリンダによ
って作動する。
【0013】また図3に示すように空ボビンEの固定は
その背後から押圧するボビン押さえブロック11によっ
てなされ、そのボビン押さえブロック11を貫通して進
退する引掛けロッド12が線1を空ボビンEの鍔板の内
側から外側に引き出す役目をする。
その背後から押圧するボビン押さえブロック11によっ
てなされ、そのボビン押さえブロック11を貫通して進
退する引掛けロッド12が線1を空ボビンEの鍔板の内
側から外側に引き出す役目をする。
【0014】つぎにこの発明の方法の工程を順を追って
説明しよう。工程説明の過程で以上に説明しなかった位
置検知装置(主として光電検知装置または近接スイッ
チ)を随時追加説明する。
説明しよう。工程説明の過程で以上に説明しなかった位
置検知装置(主として光電検知装置または近接スイッ
チ)を随時追加説明する。
【0015】撚線機または集合機2にいま装着されてい
る巻取ボビンが満巻に近づいているときはボビン懸架台
13が移動して空ボビンEは図1に示す位置に待機す
る。満巻になって撚線機または集合機2の回転が停止し
て安全カバ(図示していない)が開くと昇降ラック15
Bが下降してピントール21が満巻ボビンBを把持して
上昇し、次に図2の矢印に示すように右方へ移動する。
なお、弓型のフライヤを備えた図示の撚線機2の場合は
フライヤの開放位置が上方になる位置で機械が停止する
ように制御される。
る巻取ボビンが満巻に近づいているときはボビン懸架台
13が移動して空ボビンEは図1に示す位置に待機す
る。満巻になって撚線機または集合機2の回転が停止し
て安全カバ(図示していない)が開くと昇降ラック15
Bが下降してピントール21が満巻ボビンBを把持して
上昇し、次に図2の矢印に示すように右方へ移動する。
なお、弓型のフライヤを備えた図示の撚線機2の場合は
フライヤの開放位置が上方になる位置で機械が停止する
ように制御される。
【0016】ボビンの移動だけを説明すれば、満巻ボビ
ンBとこれに水平方向に間隔Lをもって追随する空ボビ
ンEはその後図2に示す所定の右端まで移動した後下降
し、次項で説明する紙面と直角方向の移動調整を受けた
後に交換作業台3上にセットされる。これらのセット位
置はもちろん適宜配置されている光電検知装置(図示し
ていない)による検知の結果に従って指示されるのであ
る。また空ボビンEは検知孔8が光電検知されるまでア
ンダロール7A,7Bにより回転調整され、線通し孔2
2が図示の所定位置に落ちつくようにセットされ、空ボ
ビンEの背後から作動するボビン押さえブロック11に
よって押圧固定される。この後昇降ラック15A,15
Bは共に上方に退避する。
ンBとこれに水平方向に間隔Lをもって追随する空ボビ
ンEはその後図2に示す所定の右端まで移動した後下降
し、次項で説明する紙面と直角方向の移動調整を受けた
後に交換作業台3上にセットされる。これらのセット位
置はもちろん適宜配置されている光電検知装置(図示し
ていない)による検知の結果に従って指示されるのであ
る。また空ボビンEは検知孔8が光電検知されるまでア
ンダロール7A,7Bにより回転調整され、線通し孔2
2が図示の所定位置に落ちつくようにセットされ、空ボ
ビンEの背後から作動するボビン押さえブロック11に
よって押圧固定される。この後昇降ラック15A,15
Bは共に上方に退避する。
【0017】上述した満巻ボビンBの移動に伴う線1の
動きを説明すると、線1ははじめトラバースローラ4の
ところから上方に折れ、線引出しローラ6にかかる。線
1が図2の線寄せロール5にかかる位置にくると、線1
のこの位置は、検知光が紙面と直角方向に走るよう設置
されている光電検知装置(図示していない)によって検
知され、線寄せロール5が紙面と直角方向に奥に向かっ
て移動して線1を紙面の奥方向に押す。さらにこのとき
の線1の屈曲は別の光電検知装置(この検知光は図2で
左右に走っている)によって検知され、こんどは満巻ボ
ビンBがスライド台23によって紙面奥の方向に移動さ
れ、前項で説明したセット位置に向かうことになる。
動きを説明すると、線1ははじめトラバースローラ4の
ところから上方に折れ、線引出しローラ6にかかる。線
1が図2の線寄せロール5にかかる位置にくると、線1
のこの位置は、検知光が紙面と直角方向に走るよう設置
されている光電検知装置(図示していない)によって検
知され、線寄せロール5が紙面と直角方向に奥に向かっ
て移動して線1を紙面の奥方向に押す。さらにこのとき
の線1の屈曲は別の光電検知装置(この検知光は図2で
左右に走っている)によって検知され、こんどは満巻ボ
ビンBがスライド台23によって紙面奥の方向に移動さ
れ、前項で説明したセット位置に向かうことになる。
【0018】こうして線1は、満巻ボビンBに一定距離
をおいて追随する空ボビンEの鍔板の内側に寄せつけら
れるのである。満巻ボビンBの移動に際してはそれを把
持するピントール21の回転にはブレーキがかけられ、
このため満巻ボビンBから繰り出される線1には適当な
張力が付与されて伸張状態に置かれるのである。
をおいて追随する空ボビンEの鍔板の内側に寄せつけら
れるのである。満巻ボビンBの移動に際してはそれを把
持するピントール21の回転にはブレーキがかけられ、
このため満巻ボビンBから繰り出される線1には適当な
張力が付与されて伸張状態に置かれるのである。
【0019】つぎに線引出しローラ6が上方に移動して
満巻ボビンBから必要な長さの線1を引き出す。この長
さは空ボビンEの線通し孔22から鍔板の外側に引き出
して巻き始め端にするために必要な長さ分である。この
後線おさえ17,18および19が作動して線1を空ボ
ビンEの鍔板の内側に押しつけ固定する。線おさえ19
は空ボビンEの鍔板から外れた位置に押しつけ固定す
る。この後切断装置20が作動して線1は切断される。
満巻ボビンBから必要な長さの線1を引き出す。この長
さは空ボビンEの線通し孔22から鍔板の外側に引き出
して巻き始め端にするために必要な長さ分である。この
後線おさえ17,18および19が作動して線1を空ボ
ビンEの鍔板の内側に押しつけ固定する。線おさえ19
は空ボビンEの鍔板から外れた位置に押しつけ固定す
る。この後切断装置20が作動して線1は切断される。
【0020】つぎに図3(a)に示すように引掛けロッ
ド12が、図2で言えば空ボビンEの裏側(紙面の奥
側)から表側に向かって突き出して線1を同図(b)に
示すように引き掛ける。この後線おさえ17,18およ
び線引出しローラ6を解放し、ついで同図(c)に示す
ように線1を空ボビンEの鍔板の外側に必要な長さだけ
引き出すのである。
ド12が、図2で言えば空ボビンEの裏側(紙面の奥
側)から表側に向かって突き出して線1を同図(b)に
示すように引き掛ける。この後線おさえ17,18およ
び線引出しローラ6を解放し、ついで同図(c)に示す
ように線1を空ボビンEの鍔板の外側に必要な長さだけ
引き出すのである。
【0021】一方満巻ボビンBの端末処理について説明
すると、線1の切断された巻き終わり端部には粘着テー
プ繰出装置9から繰り出された粘着テープの一片が押圧
レバ10によって押しつけられ、満巻ボビンBにピント
ール21を介して与えられる反時計回りの回転とともに
巻層の外周部に貼りつけられるのである。端末処理の終
わった満巻ボビンBはこの後所定の貯蔵場所に送られ
る。
すると、線1の切断された巻き終わり端部には粘着テー
プ繰出装置9から繰り出された粘着テープの一片が押圧
レバ10によって押しつけられ、満巻ボビンBにピント
ール21を介して与えられる反時計回りの回転とともに
巻層の外周部に貼りつけられるのである。端末処理の終
わった満巻ボビンBはこの後所定の貯蔵場所に送られ
る。
【0022】また線1の巻き始め端の鍔板外側への引出
しの終わった空ボビンEは、昇降ラック15Aのピント
ール21によって回転自在に把持され、それによって反
時計回りの回転を与えられながら、つまり線1をその胴
部に巻き付けながら撚線機または集合機2に向かって搬
送され、そこに装着される。このときその巻き始め端も
ピントール21に付属するクランプ板(図示していな
い)によって押さえられているため線の端末が空ボビン
Eの線通し孔22から抜け落ちる心配はない。撚線機ま
たは集合機2への空ボビンEの装着終了後は昇降ラック
15Aは別の新しい空ボビンを把持して待機するために
移動する。
しの終わった空ボビンEは、昇降ラック15Aのピント
ール21によって回転自在に把持され、それによって反
時計回りの回転を与えられながら、つまり線1をその胴
部に巻き付けながら撚線機または集合機2に向かって搬
送され、そこに装着される。このときその巻き始め端も
ピントール21に付属するクランプ板(図示していな
い)によって押さえられているため線の端末が空ボビン
Eの線通し孔22から抜け落ちる心配はない。撚線機ま
たは集合機2への空ボビンEの装着終了後は昇降ラック
15Aは別の新しい空ボビンを把持して待機するために
移動する。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、撚線または集合線は
空ボビンの鍔板の内側に伸張された状態で寄せつけられ
るため、外側から引掛けロッドによって線を引きかけや
すくなる効果がある。また空ボビンと満巻ボビンとは常
に一定の水平軸間距離を保って支持されるので、両ボビ
ンをボビン懸架台によって搬送しやすい利点がある。巻
き始め端は鍔板の外側に所要の長さだけ引きだしてある
のでそのボビンに巻装されている撚線または集合線につ
いての導通試験などの実施が容易であって品質管理上極
めて有効である。
空ボビンの鍔板の内側に伸張された状態で寄せつけられ
るため、外側から引掛けロッドによって線を引きかけや
すくなる効果がある。また空ボビンと満巻ボビンとは常
に一定の水平軸間距離を保って支持されるので、両ボビ
ンをボビン懸架台によって搬送しやすい利点がある。巻
き始め端は鍔板の外側に所要の長さだけ引きだしてある
のでそのボビンに巻装されている撚線または集合線につ
いての導通試験などの実施が容易であって品質管理上極
めて有効である。
【図1】この発明の一実施例装置を示す全体側面図であ
る。
る。
【図2】ボビン交換作業を説明するための側面図であ
る。
る。
【図3】空ボビンにおける巻き始め端の鍔板の内側から
外側への引出しを説明する側面図である。
外側への引出しを説明する側面図である。
1 撚線または集合線 2 撚線機または集合機 3 交換作業台 4 トラバースローラ 5 線寄せロール 6 線引出しローラ 7A,7B アンダロール 8 検知孔 9 粘着テープ繰出装置 10 粘着テープ押圧レバ 11 ボビン押さえブロック 12 引掛けロッド 13 ボビン懸架台 14 車輪 15A,15B 昇降ラック 16 ピニオン 17,18,19 線おさえ 20 切断装置 21 ピントール 22 線通し孔 23 スライド台
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は撚線機または集合機に
おけるボビン自動交換方法および装置に関するものであ
る。
おけるボビン自動交換方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】撚線機または集合機におけるボビンの自
動交換に関してこれまでにいくつかの提案がなされてい
る。
動交換に関してこれまでにいくつかの提案がなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれまでの提案
では、満巻ボビンの巻き終わり端部を切断してこれを新
しい空ボビンへの巻き始め端に支障なく切り替えること
に重点が置かれ、このため巻き始め端は新しいボビンの
一番下の巻層の下に埋没してしまい、このためそのボビ
ンに巻装された撚線または集合線についての導通試験や
静電結合値の測定などが不可能となり、品質管理上極め
て不便な欠点があった。また満巻ボビンと空ボビンの保
持位置に関連がないために装置が全体として複雑高価と
なる欠点があった。
では、満巻ボビンの巻き終わり端部を切断してこれを新
しい空ボビンへの巻き始め端に支障なく切り替えること
に重点が置かれ、このため巻き始め端は新しいボビンの
一番下の巻層の下に埋没してしまい、このためそのボビ
ンに巻装された撚線または集合線についての導通試験や
静電結合値の測定などが不可能となり、品質管理上極め
て不便な欠点があった。また満巻ボビンと空ボビンの保
持位置に関連がないために装置が全体として複雑高価と
なる欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの課題を解
決するためになされたものであって、この解決のために
請求項1の発明がとる手段は、交換すべき空ボビンを撚
線機または集合機の近傍に待機させる工程と、交換工程
中は前記空ボビンと満巻ボビンとを常に一定の水平軸間
距離を保って支持する工程と、満巻ボビンを撚線機また
は集合機から外して交換作業台上に移動させる工程と、
この移動工程の間は撚線または集合線を常に伸張させて
おく工程と、前記伸張された撚線または集合線を前記満
巻ボビンに対して前記所定の軸間距離だけ離れて追随移
動される空ボビンの鍔板の内側に寄せつける工程と、前
記撚線または集合線を切断してその端部を満巻ボビンの
外周部に固定する工程と、前記撚線または集合線を引っ
掛けて前記空ボビンの鍔板の外側に引き出す工程と、前
記空ボビンを回転させて撚線または集合線を巻き付けな
がら下降させて前記撚線機または集合機に装着する工程
とを有するボビン自動交換方法である。
決するためになされたものであって、この解決のために
請求項1の発明がとる手段は、交換すべき空ボビンを撚
線機または集合機の近傍に待機させる工程と、交換工程
中は前記空ボビンと満巻ボビンとを常に一定の水平軸間
距離を保って支持する工程と、満巻ボビンを撚線機また
は集合機から外して交換作業台上に移動させる工程と、
この移動工程の間は撚線または集合線を常に伸張させて
おく工程と、前記伸張された撚線または集合線を前記満
巻ボビンに対して前記所定の軸間距離だけ離れて追随移
動される空ボビンの鍔板の内側に寄せつける工程と、前
記撚線または集合線を切断してその端部を満巻ボビンの
外周部に固定する工程と、前記撚線または集合線を引っ
掛けて前記空ボビンの鍔板の外側に引き出す工程と、前
記空ボビンを回転させて撚線または集合線を巻き付けな
がら下降させて前記撚線機または集合機に装着する工程
とを有するボビン自動交換方法である。
【0005】また請求項2の発明がとる手段は、満巻ボ
ビンおよび空ボビンを所定の水平軸間距離をもって保持
搬送するボビン懸架台と、撚線または集合線の巻き終わ
り端を前記満巻ボビンから空ボビンに巻き始め端として
取付け作業する交換作業台と、前記撚線または集合線の
位置を偏らせる線寄せロールと、前記空ボビンを回転さ
せるアンダローラと、前記空ボビンを前記交換作業台上
の所定の位置に押圧固定するボビン押さえブロックと、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側に押しつ
ける複数の線おさえ板およびこれを切断する切断装置
と、前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側から
外側に引き出す引掛けロッドと、前記満巻ボビンの外周
部に粘着テープを貼りつける装置と、前記撚線または集
合線の延在位置および前記空ボビンおよび満巻ボビンの
位置を検知する複数の検知装置とを有するボビン自動交
換装置である。
ビンおよび空ボビンを所定の水平軸間距離をもって保持
搬送するボビン懸架台と、撚線または集合線の巻き終わ
り端を前記満巻ボビンから空ボビンに巻き始め端として
取付け作業する交換作業台と、前記撚線または集合線の
位置を偏らせる線寄せロールと、前記空ボビンを回転さ
せるアンダローラと、前記空ボビンを前記交換作業台上
の所定の位置に押圧固定するボビン押さえブロックと、
前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側に押しつ
ける複数の線おさえ板およびこれを切断する切断装置
と、前記撚線または集合線を空ボビンの鍔板の内側から
外側に引き出す引掛けロッドと、前記満巻ボビンの外周
部に粘着テープを貼りつける装置と、前記撚線または集
合線の延在位置および前記空ボビンおよび満巻ボビンの
位置を検知する複数の検知装置とを有するボビン自動交
換装置である。
【0006】
【作用】撚線または集合線は空ボビンの鍔板の内側に伸
長された状態で寄せつけられているため、外側から引掛
けロッドによって線を引きかけやすくなる。空ボビンと
満巻ボビンとは常に一定の水平軸間距離を保って支持さ
れるので、両ボビンをボビン懸架台に懸けて搬送しやす
くなる。
長された状態で寄せつけられているため、外側から引掛
けロッドによって線を引きかけやすくなる。空ボビンと
満巻ボビンとは常に一定の水平軸間距離を保って支持さ
れるので、両ボビンをボビン懸架台に懸けて搬送しやす
くなる。
【0007】
【実施例】以下図について本発明の装置を説明する。図
1において、符号13はボビン懸架台を示し、このボビ
ン懸架台13には鉛直方向に延びる2本の昇降ラック1
5A,15Bが紙面と直角方向に滑動可能なスライド台
23に、所定の水平方向間隔Lをおいて互いに平行に設
けられる。これらの昇降ラック15A,15Bにはそれ
ぞれピニオン16が噛み合い、その回転によって昇降駆
動がなされる。図1の向かって左側の昇降ラック15A
は空ボビンE専用のものであり、同じく右側の昇降ラッ
ク15Bは満巻ボビンB専用のものである。
1において、符号13はボビン懸架台を示し、このボビ
ン懸架台13には鉛直方向に延びる2本の昇降ラック1
5A,15Bが紙面と直角方向に滑動可能なスライド台
23に、所定の水平方向間隔Lをおいて互いに平行に設
けられる。これらの昇降ラック15A,15Bにはそれ
ぞれピニオン16が噛み合い、その回転によって昇降駆
動がなされる。図1の向かって左側の昇降ラック15A
は空ボビンE専用のものであり、同じく右側の昇降ラッ
ク15Bは満巻ボビンB専用のものである。
【0008】上述の昇降ラック15A等の昇降運動はラ
ックとピニオンの組み合わせによるが、本発明において
説明する直線運動はこの他に案内レール上を走る車輪、
送りねじ軸、流体圧シリンダ、あるいは電磁ソレノイド
など代用できるその他の任意の駆動装置でもよいことを
あらかじめ断っておく。
ックとピニオンの組み合わせによるが、本発明において
説明する直線運動はこの他に案内レール上を走る車輪、
送りねじ軸、流体圧シリンダ、あるいは電磁ソレノイド
など代用できるその他の任意の駆動装置でもよいことを
あらかじめ断っておく。
【0009】それぞれの昇降ラック15A,15Bの下
端にはボビン孔に両側から支持軸として差し込むための
ピントール21が設けられる。ボビン懸架台13の全体
は車輪14によって案内レール上を撚線機または集合機
2と交換作業台3との間を往復移動できる。また各昇降
ラック15A,15Bはスライド台23によってボビン
懸架台13に対してボビンの軸方向に移動できる。なお
符号4は撚線または集合線1を巻取ボビンに整列巻きす
るためのトラバースローラを示す。
端にはボビン孔に両側から支持軸として差し込むための
ピントール21が設けられる。ボビン懸架台13の全体
は車輪14によって案内レール上を撚線機または集合機
2と交換作業台3との間を往復移動できる。また各昇降
ラック15A,15Bはスライド台23によってボビン
懸架台13に対してボビンの軸方向に移動できる。なお
符号4は撚線または集合線1を巻取ボビンに整列巻きす
るためのトラバースローラを示す。
【0010】符号3は全体として交換作業台を示し、図
2に拡大して示すようにこの上に載置された満巻ボビン
Bと空ボビンEとの間で撚線または集合線1(以下単に
線1という)の巻取りの切替えがなされるところであ
り、空ボビンEのセット位置には回転駆動装置を備えた
アンダロール7A,7Bが設けられる。また符号17,
18は線1を空ボビンEの鍔板の内側に押しつけるため
の、たとえばゴム板または軟質のプラスチック板などで
形成された線おさえ板であり、適宜の流体圧シリンダに
よって作動する。
2に拡大して示すようにこの上に載置された満巻ボビン
Bと空ボビンEとの間で撚線または集合線1(以下単に
線1という)の巻取りの切替えがなされるところであ
り、空ボビンEのセット位置には回転駆動装置を備えた
アンダロール7A,7Bが設けられる。また符号17,
18は線1を空ボビンEの鍔板の内側に押しつけるため
の、たとえばゴム板または軟質のプラスチック板などで
形成された線おさえ板であり、適宜の流体圧シリンダに
よって作動する。
【0011】線寄せロール5は空ボビンEの左方の適宜
位置に紙面と平行に延び、またこの上方には線引出しロ
ーラ6が配置される。また符号9は粘着テープ繰出装置
であり、同10はこれから引き出される粘着テープの一
片を満巻ボビンBの外周部に貼りつけるための押圧レバ
である。
位置に紙面と平行に延び、またこの上方には線引出しロ
ーラ6が配置される。また符号9は粘着テープ繰出装置
であり、同10はこれから引き出される粘着テープの一
片を満巻ボビンBの外周部に貼りつけるための押圧レバ
である。
【0012】図2に示されるように線おさえ板17,1
8の右方には同じく線1をおさえ固定する線おさえ板1
9が設けられ、この線おさえ板19と線おさえ板18と
の中間には線1を切断するための切断装置20が設けら
れる。以上に述べた線おさえ板17,18,19も切断
装置20も図3に示すように適宜の流体圧シリンダによ
って、空ボビンEの鍔板の内側面に対して押し付けまた
は引く離すように作動する。
8の右方には同じく線1をおさえ固定する線おさえ板1
9が設けられ、この線おさえ板19と線おさえ板18と
の中間には線1を切断するための切断装置20が設けら
れる。以上に述べた線おさえ板17,18,19も切断
装置20も図3に示すように適宜の流体圧シリンダによ
って、空ボビンEの鍔板の内側面に対して押し付けまた
は引く離すように作動する。
【0013】また図3に示すように空ボビンEの固定は
鍔板の側面から押圧するボビン押さえブロック11によ
ってなされ、そのボビン押さえブロック11を貫通して
進退する引掛けロッド12が線1を空ボビンEの鍔板の
内側から外側に引き出す役目をする。
鍔板の側面から押圧するボビン押さえブロック11によ
ってなされ、そのボビン押さえブロック11を貫通して
進退する引掛けロッド12が線1を空ボビンEの鍔板の
内側から外側に引き出す役目をする。
【0014】つぎにこの発明の方法の工程を順を追って
説明しよう。工程説明の過程で以上に説明しなかった位
置検知装置(主として光電検知装置または近接スイッ
チ)を随時追加説明する。
説明しよう。工程説明の過程で以上に説明しなかった位
置検知装置(主として光電検知装置または近接スイッ
チ)を随時追加説明する。
【0015】撚線機または集合機2にいま装着されてい
る巻取ボビンが満巻に近づいているときはボビン懸架台
13が移動して空ボビンEは図1に示す位置に待機す
る。巻取ボビン満巻になって撚線機または集合機2の回
転が停止して安全カバ(図示していない)が開くと昇降
ラック15Bが下降してピントール21が満巻ボビンB
を把持して上昇し、次に図2の矢印に示すように右方へ
移動する。なお、弓型のフライヤ2Aを備えた図示の撚
線機2の場合はフライヤの開放位置が上方になる位置で
機械が停止するように制御される。
る巻取ボビンが満巻に近づいているときはボビン懸架台
13が移動して空ボビンEは図1に示す位置に待機す
る。巻取ボビン満巻になって撚線機または集合機2の回
転が停止して安全カバ(図示していない)が開くと昇降
ラック15Bが下降してピントール21が満巻ボビンB
を把持して上昇し、次に図2の矢印に示すように右方へ
移動する。なお、弓型のフライヤ2Aを備えた図示の撚
線機2の場合はフライヤの開放位置が上方になる位置で
機械が停止するように制御される。
【0016】ボビンの移動だけを説明すれば、満巻ボビ
ンBとこれに水平方向に間隔Lをもって追随する空ボビ
ンEはその後図2に示す所定の右端まで移動した後下降
し、次項で説明する紙面と直角方向の移動調整を受けた
後に交換作業台3上にセットされる。これらのセット位
置はもちろん適宜配置されている光電検知装置(図示し
ていない)による検知の結果に従って指示されるのであ
る。
ンBとこれに水平方向に間隔Lをもって追随する空ボビ
ンEはその後図2に示す所定の右端まで移動した後下降
し、次項で説明する紙面と直角方向の移動調整を受けた
後に交換作業台3上にセットされる。これらのセット位
置はもちろん適宜配置されている光電検知装置(図示し
ていない)による検知の結果に従って指示されるのであ
る。
【0017】 また空ボビンEはその鍔板に穿設されてい
る1対の検知孔8が光電検知装置によって検知されるま
でアンダロール7A,7Bにより回転調整され、この検
知孔8と所定の角度的位置に穿設されている線通し孔2
2が図2図示の所定位置に落ちつくようにセットされ、
図3に示すように鍔板の側面(図2に即して言えば空ボ
ビンEの紙面背後)から作動するボビン押さえブロック
11によって押圧固定される。この後昇降ラック15
A,15Bは共に上方に退避する。
る1対の検知孔8が光電検知装置によって検知されるま
でアンダロール7A,7Bにより回転調整され、この検
知孔8と所定の角度的位置に穿設されている線通し孔2
2が図2図示の所定位置に落ちつくようにセットされ、
図3に示すように鍔板の側面(図2に即して言えば空ボ
ビンEの紙面背後)から作動するボビン押さえブロック
11によって押圧固定される。この後昇降ラック15
A,15Bは共に上方に退避する。
【0018】上述した満巻ボビンBの移動に伴う線1の
動きを説明すると、線1ははじめトラバースローラ4の
ところから上方に曲がり、後に線引出しローラ6に係合
するようになる。線1が図2の矢印方向に移動して線寄
せロール5にかかる位置にくると、線1のこの位置は、
検知光が紙面と直角方向に走るよう設置されている光電
検知装置24(光電検知装置は発光装置と受光装置の組
によって構成される)によって検知され、線寄せロール
5が紙面と直角方向に奥に向かって移動して線1を紙面
の奥方向に押す。さらにこのときの線1の屈曲(この屈
曲は図2の紙面と直交する平面内で起こるものである)
は別の光電検知装置25によって検知され、その検知信
号によって移動を開始するスライド台23によってこん
どは満巻ボビンBが紙面奥の方向に移動され、前項で説
明したセット位置に向かうことになる。
動きを説明すると、線1ははじめトラバースローラ4の
ところから上方に曲がり、後に線引出しローラ6に係合
するようになる。線1が図2の矢印方向に移動して線寄
せロール5にかかる位置にくると、線1のこの位置は、
検知光が紙面と直角方向に走るよう設置されている光電
検知装置24(光電検知装置は発光装置と受光装置の組
によって構成される)によって検知され、線寄せロール
5が紙面と直角方向に奥に向かって移動して線1を紙面
の奥方向に押す。さらにこのときの線1の屈曲(この屈
曲は図2の紙面と直交する平面内で起こるものである)
は別の光電検知装置25によって検知され、その検知信
号によって移動を開始するスライド台23によってこん
どは満巻ボビンBが紙面奥の方向に移動され、前項で説
明したセット位置に向かうことになる。
【0019】こうして線1は、満巻ボビンBに一定距離
をおいて追随する空ボビンEの鍔板の内側に図3(a)
に示すように寄せつけられるのである。満巻ボビンBの
移動に際してはそれを把持するピントール21の回転に
はブレーキがかけられ、このため満巻ボビンBから繰り
出される線1には適当な張力が付与されて伸張状態に置
かれていることに注目されたい。
をおいて追随する空ボビンEの鍔板の内側に図3(a)
に示すように寄せつけられるのである。満巻ボビンBの
移動に際してはそれを把持するピントール21の回転に
はブレーキがかけられ、このため満巻ボビンBから繰り
出される線1には適当な張力が付与されて伸張状態に置
かれていることに注目されたい。
【0020】つぎに線引出しローラ6が上方に移動して
満巻ボビンBから必要な長さの線1を引き出す。この長
さは空ボビンEの線通し孔22から鍔板の外側に引き出
して巻き始め端にするために必要な長さ分である。この
後線おさえ板17,18および19が作動して線1を空
ボビンEの鍔板の内側に押しつけ固定する。線おさえ板
19は空ボビンEの鍔板から外れた位置に押しつけ固定
する。この後切断装置20が作動して線1は切断され
る。
満巻ボビンBから必要な長さの線1を引き出す。この長
さは空ボビンEの線通し孔22から鍔板の外側に引き出
して巻き始め端にするために必要な長さ分である。この
後線おさえ板17,18および19が作動して線1を空
ボビンEの鍔板の内側に押しつけ固定する。線おさえ板
19は空ボビンEの鍔板から外れた位置に押しつけ固定
する。この後切断装置20が作動して線1は切断され
る。
【0021】つぎに図3(a)に示すように引掛けロッ
ド12が、図2で言えば空ボビンEの裏側(紙面の奥
側)からボビン押さえブロック11の貫通孔26を通っ
て表側に向かって突き出して線1を同図(b)に示すよ
うに引き掛ける。この後線おさえ板17,18および線
引出しローラ6を解放し、ついで同図(c)に示すよう
に線1を空ボビンEの鍔板の外側に必要な長さだけ引き
出すのである。
ド12が、図2で言えば空ボビンEの裏側(紙面の奥
側)からボビン押さえブロック11の貫通孔26を通っ
て表側に向かって突き出して線1を同図(b)に示すよ
うに引き掛ける。この後線おさえ板17,18および線
引出しローラ6を解放し、ついで同図(c)に示すよう
に線1を空ボビンEの鍔板の外側に必要な長さだけ引き
出すのである。
【0022】一方満巻ボビンBの端末処理について説明
すると、線1の切断された巻き終わり端部には粘着テー
プ繰出装置9から繰り出された粘着テープの一片が押圧
レバ10によって押しつけられ、満巻ボビンBにピント
ール21を介して与えられる反時計回りの回転にともな
って巻層の外周部に貼りつけられるのである。端末処理
の終わった満巻ボビンBはこの後所定の貯蔵場所に送ら
れる。なお満巻ボビンBの端末処理はここに述べた粘着
テープ貼り付けに限らず、たとえば端末を結んだり、捩
じったりして解けないようにしてもよい。
すると、線1の切断された巻き終わり端部には粘着テー
プ繰出装置9から繰り出された粘着テープの一片が押圧
レバ10によって押しつけられ、満巻ボビンBにピント
ール21を介して与えられる反時計回りの回転にともな
って巻層の外周部に貼りつけられるのである。端末処理
の終わった満巻ボビンBはこの後所定の貯蔵場所に送ら
れる。なお満巻ボビンBの端末処理はここに述べた粘着
テープ貼り付けに限らず、たとえば端末を結んだり、捩
じったりして解けないようにしてもよい。
【0023】また線1の巻き始め端の鍔板外側への引出
しの終わった空ボビンEは、昇降ラック15Aのピント
ール21によって回転自在に把持され、それによって反
時計回りの回転を与えられながら、つまり線1をその胴
部に巻き付けながら撚線機または集合機2に向かって搬
送され、そこに装着される。このときその巻き始め端も
ピントール21に付属するクランプ板(図示していな
い)によって押さえられているため線の端末が空ボビン
Eの線通し孔22から抜け落ちる心配はない。撚線機ま
たは集合機2への空ボビンEの装着終了後は昇降ラック
15Aは別の新しい空ボビンを把持して待機するために
移動する。
しの終わった空ボビンEは、昇降ラック15Aのピント
ール21によって回転自在に把持され、それによって反
時計回りの回転を与えられながら、つまり線1をその胴
部に巻き付けながら撚線機または集合機2に向かって搬
送され、そこに装着される。このときその巻き始め端も
ピントール21に付属するクランプ板(図示していな
い)によって押さえられているため線の端末が空ボビン
Eの線通し孔22から抜け落ちる心配はない。撚線機ま
たは集合機2への空ボビンEの装着終了後は昇降ラック
15Aは別の新しい空ボビンを把持して待機するために
移動する。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、撚線または集合線は
空ボビンの鍔板の内側に伸張された状態で押しつけられ
るため、外側から引掛けロッドによって線を引きかけや
すくなる効果がある。また空ボビンと満巻ボビンとは常
に一定の水平軸間距離を保って支持されるので、両ボビ
ンをボビン懸架台によって搬送しやすい利点がある。巻
き始め端は鍔板の外側に所要の長さだけ引き出してある
のでそのボビンに巻装されている撚線または集合線につ
いての導通試験などの実施が容易であって品質管理上極
めて有効である。
空ボビンの鍔板の内側に伸張された状態で押しつけられ
るため、外側から引掛けロッドによって線を引きかけや
すくなる効果がある。また空ボビンと満巻ボビンとは常
に一定の水平軸間距離を保って支持されるので、両ボビ
ンをボビン懸架台によって搬送しやすい利点がある。巻
き始め端は鍔板の外側に所要の長さだけ引き出してある
のでそのボビンに巻装されている撚線または集合線につ
いての導通試験などの実施が容易であって品質管理上極
めて有効である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例装置を示す全体側面図であ
る。
る。
【図2】ボビン交換作業を説明するための図1と同様の
側面図である。
側面図である。
【図3】空ボビンにおける巻き始め端の鍔板の内側から
外側への引出しを説明する側面図である。
外側への引出しを説明する側面図である。
【符号の説明】 1 撚線または集合線 2 撚線機または集合機2A フライヤ 3 交換作業台 4 トラバースローラ 5 線寄せロール 6 線引出しローラ 7A,7B アンダロール 8 検知孔 9 粘着テープ繰出装置 10 粘着テープ押圧レバ 11 ボビン押さえブロック 12 引掛けロッド 13 ボビン懸架台 14 車輪 15A,15B 昇降ラック 16 ピニオン 17,18,19 線おさえ板 20 切断装置 21 ピントール 22 線通し孔 23 スライド台24,25 光電検知装置 26 貫通孔
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (2)
- 【請求項1】 交換すべき空ボビン(E)を撚線機また
は集合機(2)の近傍に待機させる工程と、交換工程中
は前記空ボビン(E)と満巻ボビン(B)とを常に一定
の水平軸間距離(L)を保って支持する工程と、満巻ボ
ビン(B)を撚線機または集合機(2)から外して交換
作業台(3)上に移動させる工程と、この移動工程の間
は撚線または集合線(1)を常に伸張させておく工程
と、前記伸張された撚線または集合線(1)を前記満巻
ボビン(B)に対して前記所定の軸間距離だけ離れて追
随移動される空ボビン(E)の鍔板の内側に寄せつける
工程と、前記撚線または集合線(1)を切断してその端
部を満巻ボビン(B)の外周部に固定する工程と、前記
撚線または集合線(1)を引っ掛けて前記空ボビン
(E)の鍔板の外側に引き出す工程と、前記空ボビン
(E)を回転させて撚線または集合線(1)を巻き付け
ながら下降させて前記撚線機または集合機(2)に装着
する工程とを有するボビン自動交換方法。 - 【請求項2】 満巻ボビン(B)および空ボビン(E)
を所定の水平軸間距離(L)をもって保持搬送するボビ
ン懸架台(13)と、撚線または集合線(1)の巻き終
わり端を前記満巻ボビン(B)から空ボビン(E)に巻
き始め端として取付け作業する交換作業台(3)と、前
記撚線または集合線(1)の位置を偏らせる線寄せロー
ル(5)と、前記空ボビン(E)を回転させるアンダロ
ーラ(7A,7B)と、前記空ボビン(E)を前記交換
作業台(3)上の所定の位置に押圧固定するボビン押さ
えブロック(11)と、前記撚線または集合線(1)を
空ボビン(E)の鍔板の内側に押しつける複数の線おさ
え(17,18,19)およびこれを切断する切断装置
(20)と、前記撚線または集合線(1)を空ボビン
(E)の鍔板の内側から外側に引き出す引掛けロッド
(12)と、前記満巻ボビン(B)の外周部に粘着テー
プを貼りつける装置(9,10)と、前記撚線または集
合線(1)の延在位置および前記空ボビン(E)および
満巻ボビン(B)の位置を検知する複数の検知装置とを
有するボビン自動交換装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109951A JP2641016B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | ボビン自動交換方法および装置 |
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