JPH06298455A - トラバース装置 - Google Patents

トラバース装置

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JPH06298455A
JPH06298455A JP6033045A JP3304594A JPH06298455A JP H06298455 A JPH06298455 A JP H06298455A JP 6033045 A JP6033045 A JP 6033045A JP 3304594 A JP3304594 A JP 3304594A JP H06298455 A JPH06298455 A JP H06298455A
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toothed
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2836Traversing devices; Package-shaping arrangements with a rotating guide for traversing the yarn
    • B65H54/2839Traversing devices; Package-shaping arrangements with a rotating guide for traversing the yarn counter rotating guides, e.g. wings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラバース装置を構成する第1,第2の回転
子の回転の位相を簡単な手段で無害な程度に減らす 【構成】 本発明によれば、すべてのトラバースユニッ
トの第1回転子が単一の駆動ベルトにより駆動される。
同じ駆動ベルトが個々のトラバースユニットに付属した
個別の回転伝達装置を介して第2回転子をも駆動する。
本装置は、特に高速で走行する合成糸用の巻取機で使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、逆方向に回転する2個
のフライヤにより糸を往復案内するトラバース装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】極端に高い糸速度、例えば6000m/
分で糸を巻き取るため、定回転数で逆方向に回転する2
個の回転子にプロペラ状に配置されたフライヤによって
糸が往復案内されるようになったトラバースユニットが
知られている。この場合糸の交互運動は、従来のトラバ
ースユニットにおけるように単一の往復運動する糸ガイ
ドによってではなく、隣接した2つの平面で逆方向に運
動するフライヤからの糸の引渡しは、一方の回転子の軸
を他方の回転子の軸に対し偏心に配置することにより及
び/又は例えば糸案内ゲージ等の補助的固定式糸案内要
素により可能となる。往復動する機械部分なしでもトラ
バースは行われる。
【0003】本発明は、ドイツ公開特許公報第3307
915号(同公報の図9)に記載のトラバース装置から
出発する。このトラバース装置は、複数本の平行して送
られてくる糸を同時に巻き取る機械用である。糸の本数
に応じてこのトラバースは1列に配置された複数本のフ
ライヤ式トラバースユニットを有し、すべてのトラバー
スユニットの第1回転子のフライヤはともに第1平面
に、すべてのトラバースユニットの第2回転子のフライ
ヤは第2平面にある。
【0004】第1平面でも第2平面でも、隣接したトラ
バースユニットのフライヤは逆方向に回転する。位相位
置が適切な場合、フライヤが互いに衝突したり又は相互
に邪魔し合うことなく、回転円を重ねることができる。
回転円の重なりは、隣接したトラバースユニットのトラ
バース行程間の空隙をごく小さく抑える要請から必然的
に生じる。糸を巻付けるボビンケースは単一の細長の糸
立て棒に固定しておくことができ、ボビンケースは端面
側で密集する。
【0005】公知装置では、第1回転子の駆動装置が第
2回転子の駆動装置と同様に平らな多軸駆動装置として
構成されている。両面に鋸歯を有する駆動ベルトは歯付
駆動円板と噛み合い、隣接したトラバースユニットの第
1回転子の歯付円板に交互に巻き掛けてある。別の駆動
ベルトは歯付駆動円板と噛み合い、隣接したトラバース
ユニットの第2回転子の歯付円板に交互に巻き掛けてあ
る。
【0006】駆動ベルトの長さは、製造上制約された許
容差により、老化過程により、操業中に発生する引張応
力の結果、そして温度変化の結果、公称値から偏差を生
じることがある。ベルト駆動装置の場合、かかる偏差が
回転子の位相誤差をもたらす。駆動円板と被動円板との
間のベルト張り側の長さが長くなればなるほど位相誤差
は大きくなることがある。この偏差は、ベルトが異なる
とさまざまな大きさとなることがあり、調節不可能な変
化を受けることがある。公知の装置では、両駆動ベルト
のさまざまな長さ偏差によって、駆動円板から最も遠く
離れたトラバースユニットの回転子において数度の位相
が生じることがある。かかる差がトラバース時に障害を
もたらす。
【0007】欧州公告特許公報第194648号は、ト
ラバース時の前記障害を防止するため、フライヤの遊隙
のない正確な位相位置を確保する問題を扱っている。そ
こに記載されたトラバースユニットでは第1回転子が第
2回転子の内面歯により中間軸を介して駆動される。中
間軸は、第1回転子の軸と同様に、ケーシングに対し相
対調整可能な偏心ブッシュ内で支承されている。偏心ブ
ッシュ相互の相対回動により、駆動装置の組立時まず伝
動ユニットはバックラッシュがもはや生じないよう調整
される。次にフライヤは、正確に確定された位置にくる
よう基体に取り付けられる。この構造はきわめて複雑で
高価である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みてトラバース装置を構成する第1,第2の回転子の
回転の位相を簡単な手段で無害な程度に減らすことを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】複数本の平行して送られ
てきた糸を同時に巻き取る機械のためのトラバース装置
であって、第1回転子と第2回転子とを有する複数のト
ラバースユニットが一列に配置され、各回転子が、プロ
ペラ状に配置されたフライヤとこれと耐捩り性に結合さ
れた1個の歯付円板とを含み、前記すべてのトラバース
ユニットの、第1回転子のフライヤが共に第1平面に位
置し第2回転子のフライヤが共に第2平面に位置し、第
1回転子が回転伝達装置により第2回転子と連結してあ
り、逆方向に回転可能とし、両面に歯を有する駆動ベル
トが歯付駆動円板と噛み合い、隣接したトラバースユニ
ットの第1回転子の歯付円板に交互に巻き掛け、個々の
トラバースユニットの回転子対に付属して各1個の回転
伝達装置が設けてあり、これが第1歯付輪と第2歯付輪
とを有し、駆動ベルトが第1回転子の歯付円板とそれに
付属した回転伝達装置の第1歯付輪とに交互に巻き掛
け、歯付ベルトが解放式ベルト駆動装置の方式で第2回
転子の歯付円板とそれに付属した回転伝達装置の第2歯
付輪とに巻き掛け、個々のトラバースユニットの回転子
対と回転伝達装置を直線に沿って交互に配置し、個々の
トラバースユニットの回転子対を直線に沿って、またそ
れに付属した回転伝達装置が平行な別の直線に沿って配
置し、駆動ベルトがトラバースユニットの歯付輪と隣接
したトラバースユニットの歯付円板との間で補助案内円
板に通してある。
【0010】
【作用】本発明によれば、各トラバースユニットのもと
で対の回転子のうち1個の回転子が各ユニット共通の1
つの駆動ベルトにより直接駆動される。他方の回転子
は、回転子対の横に配置された付属の回転伝達装置を利
用して、やはり駆動ベルトにより間接的に駆動される。
これにより、駆動ベルトに長さ偏差が生じたとしてもこ
の偏差が両回転子の相対位相位置に及ぼす影響は無害な
程度に低減する。両回転子と付属の回転伝達装置との間
で有効なベルト張り側の長さは、些細な位相差を引き起
こし得るだけとなるほどに小さい。
【0011】本発明が前提とした先行技術に比べ、誤差
は容易に1/10程度に小さくすることができる。
【0012】
【実施例】図面と共に次に本発明トラバース装置Tの実
施の一例を説明する。
【0013】図1のAに最も明確に認めることのできる
トラバースユニットはベースプレート1に取り付けてあ
る。このユニットは第1回転子2と第2回転子3とから
なる回転子対を含む。
【0014】第1回転子2は軸4とプロペラ状に配置し
たフライヤ5と歯付円板6とを含む。軸4はブッシュ7
の偏心穴内で支承されており、このブッシュ7はベース
プレート1の円形孔に挿通してベースプレート1にしっ
かりねじ止めされている。
【0015】図1のBに示すように、3個のフライヤ5
が半径方向で調整可能に円板8に固着してある。この円
板はねじ9により保持リング10のフランジと結合して
あり、この保持リング10は軸4の一端に嵌めてある。
ねじ9を挿通する円板8の孔11は短い円弧の形状であ
り、こうして軸4に対し相対的に円板8の角度調整を可
能とする。軸4の他端には歯付円板6が取り付けてあ
る。
【0016】ブッシュ7の円筒形外被面で、円板8とベ
ースプレート1との間で第2回転子3の環状基体12が
支承されている。偏平リング13がねじ14により環状
基体12と結合してあり、この偏平リング13に円板8
のフライヤと同様にフライヤ15が固着してある。環状
基体12に歯付円板16が嵌着してある。
【0017】第1,第2の回転子2,3に付属して接近
して回転伝達装置17が設けてあり、これは軸18と第
1歯付輪19と第2歯付輪20とからなる。軸18が回
転可能に軸受ブッシュ21内に嵌めてあり、このブッシ
ュ21がベースプレート1とねじ止め(図示せず)され
ている。第1,第2の歯付輪19,20はそれぞれ軸1
8の両端に固着してあり、それぞれの主平面は歯付円板
6,16の主平面と一致する。第1,第2の歯付輪1
9,20はフランジリング22を備えている。
【0018】O形歯付ベルト23は開放式ベルト駆動装
置の方式で歯付円板16と歯付輪20とに巻き掛けてあ
る。軸受ブッシュ21は偏心である。軸受ブッシュ21
の小さな回転によって歯付ベルト23の張力を調整する
ことができる。
【0019】図1のCに示すトラバース装置は合計4つ
のトラバースユニットA,B,C,Dからなる。特定の
トラバースユニットに対する個別部品の帰属関係を明示
するため、部品の符号の前にそれぞれ該当する文字が付
けてある。
【0020】4つのトラバースユニットA〜Dは共通の
ベースプレート1上に1列に配置されており、全回転子
A2〜D2の軸線がベースプレート1の平面を通過する
点は直線24上にある。回転子2,3はこの実施例の場
合それぞれフライヤA5,A15を2個有する。
【0021】第1回転子A2〜D2のフライヤA5〜D
5の回転円は共通の仮想平面にあり、第2回転子A3〜
D3のフライヤA15〜D15の回転円は上記共通平面
に平行して接近した仮想平面にある。トラバースユニッ
トAの回転子対A2,A3と隣接したトラバースユニッ
トBの回転子対B2,B3との距離は、フライヤA5,
A15の回転円がフライヤB5,B15の回転円と交差
するよう設計してある。フライヤB5はフライヤA5に
対し、同様にフライヤB15はフライヤA15に対し、
位相が90°ずれている。残りのトラバースユニット
B,C,Dについても同じことがあてはまる。回転子対
A2A3,B2B3,C2C3,D2D3と交互して、
付属の回転伝達装置A17〜D17が配置されている。
その回転軸はベースプレート1の平面をやはり直線24
で通過する。
【0022】共通の駆動装置が平らな多軸駆動装置とし
て構成されている。両面に歯を有する駆動ベルト25が
歯付駆動円板26と噛み合い、第1回転子の歯付円板A
6〜D6と回転伝達装置17の第1歯付輪A19〜D1
9とに作用する。この駆動ベルト25は前記歯付円板A
6及び歯付輪A19にほぼS字状に巻き掛けてあり、駆
動ベルト25は片面の鋸歯が歯付円板A6と噛み合い、
反対面の鋸歯が歯付輪A19と噛み合う。隣接したトラ
バースユニットの歯付円板B6には駆動ベルト25の歯
付円板A6と噛み合った同じ側面が、歯付輪A19に作
用するのと同様に作用する。
【0023】他方、歯付輪B19は再び駆動ベルト25
の別の側面と噛み合う。交互的巻掛けを明示するため、
図1〜図4では駆動ベルト25の一方の側面が斑点で、
他方の側面がハッチングで示してある。
【0024】歯付駆動円板26は図示省略したモータの
軸に嵌着してあり、操業中矢印27の方向に回転する。
同じ回転方向に歯付円板A6が回転し、それに伴いフラ
イヤA5が回転する。交互的ベルト巻掛けの故に歯付輪
A19は、そしてそれに伴い歯付輪A20も、逆回転方
向に駆動される。開放式ベルト駆動装置を構成する第1
歯付輪A20,歯付ベルトA23,第2回転子の歯付円
板A16によりフライヤA15は回転伝達装置A17と
同一方向に、そしてフライヤA5とは逆方向に回転す
る。変速比はフライヤA5,A15が同じ回転数で回転
するよう相互に調整してある。やはり歯付円板A6とは
逆方向に歯付円板B6が、それに伴いフライヤB5が回
転する。回転伝達装置B17により。フライヤB15は
フライヤA15と逆回転方向に回転することになる。他
のトラバースユニットC,Dについても同じことがあて
はまる。
【0025】図2に示す変形実施例でもトラバースユニ
ットA〜Dの回転子対が1列に、即ち直線24に沿って
配置されている。回転伝達装置A17〜D17は直線2
4の片側と反対側に交互に配置されている。変形構成の
故に駆動ベルト25は補助転向円板28に通してある。
操業方式に関しては図1のCの実施例と一致する。
【0026】図2の実施例は、トラバース行程が決まっ
ている場合、より大きな歯付円板6,16及び歯付輪1
9,20の使用を可能とする。それ故、この実施例は特
にトラバース行程が小さい場合に好ましい。
【0027】組込状況を明示するため、図2に幾つか補
助部品が示唆してある。ベースプレート1に、個々のト
ラバースユニットA〜Dごとに、異形縁材29を利用し
て各1個の湾曲した糸案内ゲージC30,D30が固着
してあり、これに、操業中接近してきた糸C31,D3
1が当接する、この案内ゲージC30,D30は周知の
如く確実なトラバースを促進する。糸案内ゲージC3
0,D30の下に案内ロール32があり、これに糸が円
弧に沿って巻き掛けられる。案内ロール32の斜め下
に、図示省略したボビンを思い描かねばならない。巻取
機とこの巻取機へのトラバース装置の配置は先行技術と
同じである。それ故、詳しく説明する必要はない。
【0028】以上述べた2つの実施例は、共通の駆動ベ
ルト25が歯付円板A16〜D16と歯付輪A20〜D
20(D20は図示せず)とに作用し、歯付円板A6〜
D6が回転伝達装置A17〜D17;A23〜D23
(D23は図示せず)を介して間接的に駆動されるよう
に変形することができる。
【0029】しかしこの配置は実際には多くの場合あま
り有利ではないであろう。だがそれは本発明に属し、請
求項1の文言にも含まれ、但しそれが該当するのは「第
1回転子」と「第2回転子」の名称を取り替える場合で
ある。
【0030】図3と図4は、合計6つのトラバースユニ
ットA〜Fを有する実施例を示す。図4がトラバースユ
ニットFを例に示すように第1回転子F2がフライヤF
5及び歯付円板F6とともにベースプレート1に取り付
けてある。第2回転子F3にフライヤF15及び歯付円
板F16が付属し、この回転子F3の軸受は(図示せ
ず)ベースプレート1と平行に配置された補助プレート
1´に取り付けてある。両回転子F2,F3は同軸で支
承しておくことができるし、図1に示した実施例の場合
と同様に、相互に横にずらしておくこともできる。フラ
イヤF5,15が回転する平面は接近して並べてベース
プレート1と補助プレート1´との間にある。第1回転
子F2に付属したフライヤF5の回転平面はこの場合図
1の場合とは異なり第2回転子F3のフライヤF15の
それよりもベースプレート近くにある。歯付円板F6は
ベースプレート1の補助プレート1´に背向した側に、
即ち図4で上面に、取り付けてある。その軸F18がベ
ースプレート1に挿通してある回転伝達装置F17の歯
付輪F19についても同じことがあてはまる。それ故、
歯付輪F20は回転子F3の歯付円板F16と同様にベ
ースプレート1とプレート1´との間の空隙内にある。
【0031】図3は特に駆動ベルト25の軌跡を具体的
に示すものであり、それ故回転子一式に代え、付属のプ
ロペラ状フライヤ配置を除いて第1,第2の歯付円板A
6〜F6;A16〜F16のみを示しており、この図に
よれば回転子対が直線24に沿って配置されている。そ
の軸A18がベースプレート1に挿通してある回転伝達
装置A17は二等辺三角形のほぼ頂点に取り付けてあ
り、この三角形は底辺が回転子対A2,A3;B2,B
3間にあり、またその辺長はフライヤの回転が軸18で
邪魔されることのないよう設計してある。それに対応し
て残りのトラバースユニットの回転伝達装置B17〜F
17が配置されており、即ちそれは直線24と平行な線
33に沿って、それもしかも隣接した回転子対に対し相
対的に間隔を有して並べてある。
【0032】歯付円板A6の周囲に駆動ベルト25がヘ
アピン状に回してあり、同様に、但し逆向きに湾曲させ
て歯付輪A19の周囲にも駆動ベルト25が回してあ
る。歯付輪A19と歯付円板B6との間で駆動ベルト2
5は鋸歯を備えた補助案内円板B34を介して案内され
ている。この補助案内円板B34は歯付円板B6から短
い間隔を置いて回転可能に支承されている。同様の補助
案内円板B35が歯付輪B19から短い間隔で支承され
ている。この補助案内円板B35を介して駆動ベルト2
5が歯付輪B19と歯付円板C6との間で案内されてい
る。補助案内円板B34,歯付円板B6,歯付輪B19
及び補助案内円板B35はほぼ直線に沿って並べてあ
り、駆動ベルト25が交互に巻き掛けられる。
【0033】トラバースユニットC,Eはトラバースユ
ニットAに一致し、トラバースユニットDはトラバース
ユニットBに一致する。列の最後に配置されたトラバー
スユニットFは、歯付輪F19に付属して案内円板が設
けてない点でのみ、トラバースユニットB,Dと相違し
ている。駆動ベルト25の戻り側は駆動円板26及び転
向円板28を経由している。
【0034】
【発明の効果】本発明装置は、上記詳述した如く、複数
のトラバースユニットA〜Dからなる装置において第2
回転子が平らな多軸駆動装置の方式で共通の駆動ベルト
により駆動され、また第2回転子3が上記駆動糸により
駆動されるようにしてあるため、両駆動ベルトの長さ偏
差の結果生じる位相誤差をなくし、トラバース障害をな
くすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置を示すもので、Aはトラバースユニ
ットの断面図、Bはプロペラ状フライヤの斜視図、Cは
トラバース装置の斜視図である。
【図2】別の好ましいトラバース装置の斜視図である。
【図3】本発明による別のトラバース装置を著しく簡略
して示す斜視図である。
【図4】図3の一部の拡大図と付加的詳細図である。
【符号の説明】
T トラバース装置 A,B,C,D,E,F トラバースユニット 2,A2,B2,C2,D2 第1回転子 3,A3,B3,C3,D3 第2回転子 5,A5,B5,C5,D5,15,A15,B15,
C15,D15 フライヤ 6,A6,B6,C6,D6 第1回転子の歯付円板 16,A16,B16,C16,D16 第2回転子の
歯付円板 17,A17,B17,C17,D17 回転伝達装置 19,A19,B19,C19,D19 第1歯付輪 20,A20,B20,C20,D20 第2歯付輪 24,33 直線 25 駆動ベルト 26 歯付駆動円板 C31,D31 糸 B34,D34,F34,B35,D35 補助円板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の平行して送られてきた糸を同時
    に巻き取る機械のためのトラバース装置であって、 a)複数のトラバースユニットが一列に配置されてい
    る; b)各トラバースユニットが第1回転子と第2回転子と
    を含む; c)各回転子がプロペラ状に配置されたフライヤと、こ
    れと耐捩り性に結合された1個の歯付円板とを含む; d)すべてのトラバースユニットの第1回転子のフライ
    ヤが共に第1平面にあり、すべてのトラバースユニット
    の第2回転子のフライヤが第2平面にある; e)第1回転子が回転伝達装置により第2回転子と連結
    してあり、逆方向に回転可能である; f)両面に歯を有する駆動ベルトが歯付駆動円板と噛み
    合い、隣接したトラバースユニットの第1回転子の歯付
    円板に交互に巻き掛けてある;以上の特徴を有するもの
    において、更に g)個々のトラバースユニットA,B,C,D,E,F
    の回転子対2,3に付属して各1個の回転伝達装置17
    が設けてあり、これが第1歯付輪19と第2歯付輪20
    とを有する; h)駆動ベルト25が第1回転子2の歯付円板6とそれ
    に付属した回転伝達装置17の第1歯付輪19とに交互
    に巻き掛けてある; i)歯付ベルト23が解放式ベルト駆動装置の方式で第
    2回転子3の歯付円板16とそれに付属した回転伝達装
    置17の第2歯付輪20とに巻き掛けてある;以上を特
    徴とするトラバース装置。
  2. 【請求項2】 複数本の平行して送られてきた糸を同時
    に巻き取る機械のためのトラバース装置であって、 a)複数のトラバースユニットが一列に配置されてい
    る; b)各トラバースユニットが第1回転子と第2回転子と
    を含む; c)各回転子がプロペラ状に配置されたフライヤと、こ
    れと耐捩り性に結合された1個の歯付円板とを含む; d)すべてのトラバースユニットの第1回転子のフライ
    ヤが共に第1平面にあり、すべてのトラバースユニット
    の第2回転子のフライヤが第2平面にある; e)第1回転子が回転伝達装置により第2回転子と連結
    してあり、逆方向に回転可能である; f)両面に歯を有する駆動ベルトが歯付駆動円板と噛み
    合い、隣接したトラバースユニットの第1回転子の歯付
    円板に交互に巻き掛けてある;以上の特徴を有するもの
    において、更に g)個々のトラバースユニットA,B,C,D,E,F
    の回転子対2,3に付属して各1個の回転伝達装置17
    が設けてあり、これが第1歯付輪19と第2歯付輪20
    とを有する; h)駆動ベルト25が第1回転子2の歯付円板6とそれ
    に付属した回転伝達装置17の第1歯付輪19とに交互
    に巻き掛けてある; i)歯付ベルト23が解放式ベルト駆動装置の方式で第
    2回転子3の歯付円板16とそれに付属した回転伝達装
    置17の第2歯付輪20とに巻き掛けてある; j)個々のトラバースユニットA〜Dの回転子対2,3
    と回転伝達装置17が直線24に沿って交互に配置され
    ている;以上を特徴とするトラバース装置。
  3. 【請求項3】 複数本の平行して送られてきた糸を同時
    に巻き取る機械のためのトラバース装置であって、 a)複数のトラバースユニットが一列に配置されてい
    る; b)各トラバースユニットが第1回転子と第2回転子と
    を含む; c)各回転子がプロペラ状に配置されたフライヤと、こ
    れと耐捩り性に結合された1個の歯付円板とを含む; d)すべてのトラバースユニットの第1回転子のフライ
    ヤが共に第1平面にあり、すべてのトラバースユニット
    の第2回転子のフライヤが第2平面にある; e)第1回転子が回転伝達装置により第2回転子と連結
    してあり、逆方向に回転可能である; f)両面に歯を有する駆動ベルトが歯付駆動円板と噛み
    合い、隣接したトラバースユニットの第1回転子の歯付
    円板に交互に巻き掛けてある;以上の特徴を有するもの
    において、更に g)個々のトラバースユニットA,B,C,D,E,F
    の回転子対2,3に付属して各1個の回転伝達装置17
    が設けてあり、これが第1歯付輪19と第2歯付輪20
    とを有する; h)駆動ベルト25が第1回転子2の歯付円板6とそれ
    に付属した回転伝達装置17の第1歯付輪19とに交互
    に巻き掛けてある; i)歯付ベルト23が解放式ベルト駆動装置の方式で第
    2回転子3の歯付円板16とそれに付属した回転伝達装
    置17の第2歯付輪20とに巻き掛けてある; j)個々のトラバースユニットA,B,C,Dの回転子
    対2,3が直線24に沿って、またそれに付属した回転
    伝達装置17が直線24の両側に交互に配置されてい
    る;以上を特徴とするトラバース装置。
  4. 【請求項4】 複数本の平行して送られてきた糸を同時
    に巻き取る機械のためのトラバース装置であって、 a)複数のトラバースユニットが一列に配置されてい
    る; b)各トラバースユニットが第1回転子と第2回転子と
    を含む; c)各回転子がプロペラ状に配置されたフライヤと、こ
    れと耐捩り性に結合された1個の歯付円板とを含む; d)すべてのトラバースユニットの第1回転子のフライ
    ヤが共に第1平面にあり、すべてのトラバースユニット
    の第2回転子のフライヤが第2平面にある; e)第1回転子が回転伝達装置により第2回転子と連結
    してあり、逆方向に回転可能である; f)両面に歯を有する駆動ベルトが歯付駆動円板と噛み
    合い、隣接したトラバースユニットの第1回転子の歯付
    円板に交互に巻き掛けてある;以上の特徴を有するもの
    において、更に g)個々のトラバースユニットA,B,C,D,E,F
    の回転子対2,3に付属して各1個の回転伝達装置17
    が設けてあり、これが第1歯付輪19と第2歯付輪20
    とを有する; h)駆動ベルト25が第1回転子2の歯付円板6とそれ
    に付属した回転伝達装置17の第1歯付輪19とに交互
    に巻き掛けてある; i)歯付ベルト23が解放式ベルト駆動装置の方式で第
    2回転子3の歯付円板16とそれに付属した回転伝達装
    置17の第2歯付輪20とに巻き掛けてある; j)個々のトラバースA,B,C,D,E,Fの回転子
    対2,3が直線24に沿って、またそれに付属した回転
    伝達装置17が平行な別の直線33に沿って配置されて
    おり、駆動ベルト25がトラバースユニットA,B,
    C,D,Eの歯付輪19と隣接したトラバースユニット
    B,C,D,E,Fの歯付円板6との間で補助案内円板
    34,35に通してある;以上を特徴とするトラバース
    装置。
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