JPH07112584B2 - Sz撚線装置 - Google Patents

Sz撚線装置

Info

Publication number
JPH07112584B2
JPH07112584B2 JP1053292A JP5329289A JPH07112584B2 JP H07112584 B2 JPH07112584 B2 JP H07112584B2 JP 1053292 A JP1053292 A JP 1053292A JP 5329289 A JP5329289 A JP 5329289A JP H07112584 B2 JPH07112584 B2 JP H07112584B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eye plate
twist
drive motor
downstream
roll device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1053292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02234316A (ja
Inventor
義実 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP1053292A priority Critical patent/JPH07112584B2/ja
Publication of JPH02234316A publication Critical patent/JPH02234316A/ja
Publication of JPH07112584B2 publication Critical patent/JPH07112584B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はSZ撚線装置、さらに詳しく言えば撚りの反転
部付近においてピッチ乱れ、つまり撚りピッチ値の不同
をなくしたSZ撚線装置に関するものである。
〔従来の技術〕
SZ撚線は電気的特性がすぐれているため通信ケーブルと
して広く用いられている。
SZ撚線の従来の典型的な製造方法を第2図について説明
する。
回転目板2は駆動モータ8によって回転される駆動歯車
21に噛み合って回転される。
回転目板2を通された所望本数の素線1は撚合せダイス
3においてまとめられた後、たとえば撚支えロール5が
千鳥状に設けられて成る固定された撚支えロール装置10
1を経由して、撚線7として下流に引き取られる。
駆動歯車21は駆動モータ8を電気的に逆回転するか、あ
るいは適宜のクラッチ機構を介在させるなどの手段によ
って適宜の時間間隔ごとに逆回転させられ、これに従っ
て回転目板2も適宜間隔ごとに正逆反転する。したがっ
て撚支えロール装置101の下流ではその時間間隔ごとに
S撚りとZ撚りが長手方向に交互に混じった、いわゆる
SZ撚線として引き取られるのである。なお、S,Zの各撚
りは図示していないがセンタ式、あるいはタンジェンシ
ャル式のテープ巻き装置から繰り出されるおさえ巻きテ
ープ6によってその撚りがおさえられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
回転目板2が反転する状況を詳しく分析してみると、回
転目板2はまずひとつの方向の回転速度が低下し、つい
で停止し、こんどは逆方向にゆっくり回転し始め、つい
で正規の回転速度に達するという経過をとることは明白
である。
いま回転目板2が第2図の左方から見て時計回りに回転
していて素線1がS撚りされていたときに回転目板2の
反転が始ったとすれば、回転目板2の時計回りの回転は
まず速度が落ち、つぎにその速度が完全に停止する。
この間素線1の進行は止むことなく続いているわけであ
るから、S撚りのピッチは漸次増大し、つぎにピッチ無
限大(つまり撚られていない)の部分が現れる。
次に回転目板2が反時計方向に回転し始めることによっ
てピッチの大きいZ撚りが現れ、ついで回転目板2が正
規の回転速度に達することによってこのZ撚りが規定の
ピッチを持つに至るのである。
このS撚りとZ撚りの反転部付近を図式的に描いてみる
と第3図(a)のようになるが、この図からも明白なよ
うに従来の方法による場合はSZ撚線の撚りの反転部にお
いて必らず、撚りピッチの乱れが生ずる欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
あって、所望の本数の線条体を挿通して下流に導く回転
目板と、駆動モータによって回転され前記回転目板を回
転駆動する駆動歯車と、前記駆動歯車と噛み合い、外周
部にセンサの埋設された所定半径値より大きい直径の感
知用歯車と、前記回転目板の下流に設けられ該回転目板
に挿通された線条体をまとめる撚合せダイスと、前記撚
合せダイスの下流に撚線の走行線のまわりに回転可能に
設けられる撚支えロール装置と、前記撚支えロール装置
を回転駆動する駆動モータとを有し、前記駆動モータは
前記センサからの信号によって前記撚支えロール装置を
前記回転目板の回転方向と反対方向に実験によって定め
られる角度量だけ回転させるように作動することを特徴
とするSZ撚線装置である。
〔作用〕
撚支えロール装置が回転目板の停止時、および一つの方
向の回転速度が正規の値に達しない間その方向と逆方向
に回転し、これによって撚りの反転部に生ずるピッチの
乱れを修正する。
〔実施例〕
第1図についてこの発明の一実施例装置を説明する。第
1図においては第2図に用いたものと同一の装置につい
ては同一の符号を用い、これについては説明を省略す
る。
この装置において特徴的なことは撚支えロール装置4が
回転できるよう、しかも回転目板2の反転時にある角度
量だけ回転するよう構成されていることである。
すなわち撚支えロール装置4の下流には撚線の走行線を
中心軸線とする中空円柱状の駆動筒42が固着されこの駆
動筒42には同軸的に歯車43が取付けられる。しかしてこ
の歯車43には駆動モータ9によって回転される駆動歯車
44が噛合う。
駆動モータ9は正逆反転するように構成され、その回転
方向は常に回転目板2と反対方向である。またその回転
角度量は回転目板2の反転時にその反転開始から逆方向
に正規の回転速度をえるまでの時間に対応して実験的に
定めればよい。
また撚支えロール装置4の反転指令は次のように出せば
よい。すなわち図示してはいないが、たとえば回転目板
2を駆動する駆動歯車21に直接、または間接に十分大径
の感知用歯車を噛合せ、この感知用歯車の直径は駆動歯
車21のひとつの方向の回転中、1回転を越えないように
大きく選定する。しかしてこの感知用歯車の外周部にセ
ンサを埋設し、ここから反転指令を出せばよい。
このように第2図の装置を用いれば、たとえば回転目板
2が第1図の左方から見て時計回りから反時計回りに反
転しようとする時点において、撚支えロール装置4は直
ちに時計回りにある角度量回転し、これにより回転目板
2の(i)時計回り方向の回転速度低下分、および(i
i)停止時に対応する撚り不足分を補償することがで
き、したがって第3図(b)に示されるようにSZ反転部
の撚りピッチが大きくなって撚りがかからない状態を解
消し、反転部以外の部分とほぼ同様の撚りピッチを確保
できるのである。
〔発明の効果〕
この発明によれば、撚合せダイスに関して回転目板と反
対側に装置される撚支えロール装置が、回転目板の反転
時に撚線の走行線のまわりに回転目板の新しい回転方向
と反対方向に回転駆動されるから、回転目板の回転速度
低下に対応する撚り分、および同じく停止時に反応する
撚り分が補償され、SZ反転部における撚りピッチの乱れ
をなくし良好なSZ撚線を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実施するための装置の一例で
示す簡略側断面図、第2図は従来装置の一例を示す簡略
側断面図、第3図(a),(b)はSZ反転部の撚りピッ
チの状況を説明する説明図である。 1……素線、 2……回転目板、 3……撚合せダイス、 4……撚支えロール装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の本数の線条体(1)を挿通して下流
    に導く回転目板(2)と、駆動モータ(8)によって回
    転され前記回転目板(2)を回転駆動する駆動歯車(2
    1)と、前記駆動歯車(21)と噛み合い、外周部にセン
    サの埋設された所定半径値より大きい直径の感知用歯車
    と、前記回転目板(2)の下流に設けられ該回転目板に
    挿通された線条体(1)をまとめる撚合せダイス(3)
    と、前記撚合せダイス(3)の下流に撚線の走行線のま
    わりに回転可能に設けられる撚支えロール装置(4)
    と、前記撚支えロール装置(4)を回転駆動する駆動モ
    ータ(9)とを有し、前記センサは前記駆動モータ
    (9)の起動を指令するように構成されたことを特徴と
    するSZ撚線装置。
JP1053292A 1989-03-06 1989-03-06 Sz撚線装置 Expired - Lifetime JPH07112584B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1053292A JPH07112584B2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06 Sz撚線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1053292A JPH07112584B2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06 Sz撚線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02234316A JPH02234316A (ja) 1990-09-17
JPH07112584B2 true JPH07112584B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=12938650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1053292A Expired - Lifetime JPH07112584B2 (ja) 1989-03-06 1989-03-06 Sz撚線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112584B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2822685B2 (ja) * 1991-04-11 1998-11-11 宮崎鉄工 株式会社 撚線機
DE19505567A1 (de) * 1994-04-06 1995-10-12 Frisch Kabel Verseilmaschf Vorrichtung zur reversierenden Verseilung von Verseilelementen

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430941A (en) * 1977-08-11 1979-03-07 Yoshida Kogyo Kk Sz twisting apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02234316A (ja) 1990-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3686451B2 (ja) スチールコードの製造方法
JPH0229408B2 (ja)
JPH07112584B2 (ja) Sz撚線装置
JPS5916036B2 (ja) 連続sz撚合せ方法
JPH0622735B2 (ja) Sz撚線のテープ交叉巻き方法
JPH08171828A (ja) 双方向回転型撚線機
JPS5926089B2 (ja) 中心線に周囲線を撚合わせる装置
JPS6037232B2 (ja) 層撚装置
JPH0426165B2 (ja)
JP2518606Y2 (ja) パイプ型撚線機
JP2990048B2 (ja) Sz撚合せ方法及び装置
JP2897123B2 (ja) バンチャー撚線機による撚線方法およびその装置
JPH02241633A (ja) Sz撚線の製造方法
CA1227705A (en) Apparatus and method of making metallic cord
JPH0640634Y2 (ja) オーバーツイスト装置
JPS5921467Y2 (ja) 撚線機
JPH0747423Y2 (ja) 撚線機におけるテープ等の巻付機
JPS59635B2 (ja) スチ−ルコ−ドノ セイゾウホウホウ
JPH1114873A (ja) Sz溝付き線条体を撚回するテープ心線挿入方法
JPH09503881A (ja) 伸張された線条部材を逆撚りの撚り線にする撚り合わせ方法および装置
JPH1123922A (ja) Sz溝付き線条体へのテープ心線挿入方法および装置
JPS6341694Y2 (ja)
JP2002196202A (ja) スロット型光ケーブル製造方法およびスロット型光ケーブル製造用の心線集合用治具
JPH0451923B2 (ja)
JPS6227893B2 (ja)