JPH06298385A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JPH06298385A
JPH06298385A JP8764093A JP8764093A JPH06298385A JP H06298385 A JPH06298385 A JP H06298385A JP 8764093 A JP8764093 A JP 8764093A JP 8764093 A JP8764093 A JP 8764093A JP H06298385 A JPH06298385 A JP H06298385A
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Shinichiro Hida
真一郎 肥田
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コスト低減および騒音の大幅減少を図りつつ円
滑かつ確実に給紙できるようにする。 【構成】動力伝達機構15の近傍にストッパー部材21
を支点を中心として回動自在に設け、ストッパー部材2
1を自重によりその先端部が給紙ローラ11正回転駆動
時には動力伝達機構15の第2歯車17歯面と摺接して
当該歯車17の回転を許容しかつ給紙ローラ11が逆転
しようとする場合には第2歯車17の歯底に没して当該
歯車17を係止する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等に適用され
る自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばプリンタには取扱便宜
のため自動給紙装置が設けられることがある。図4およ
び図5に、自動給紙装置10Pの従来構成を示す。これ
らの図において、10bは装置本体である。また、11
は給紙ローラで、装置本体10bに回転自在に装着され
ている。また、13は、複数枚の用紙を積載可能なホッ
パーである。ホッパー13に積載された用紙は、スプリ
ング14により給紙ローラ11に押し付けられる。ま
た、12は剥離爪で、ホッパー13上の用紙を1枚づつ
に分離可能に形成されている。なお、13Sは用紙支持
部材である。
【0003】また、15は動力伝達機構で、メカニカル
クラッチ19を介して入力されたプリンタ本体側の搬送
手段(プラテン2等)の駆動力を給紙ローラ11に伝達
するものである。詳しくは、動力伝達機構15は、メカ
ニカルクラッチ19の他に動力伝達用の歯車(ここで
は、第1,第2,第3歯車16,17,18)を有して
いる。
【0004】したがって、上記自動給紙装置10Pを用
いて用紙Pを自動給紙する場合には、プリンタ本体側の
プラテン2等を正方向(図5中反時計回り方向)に回転
駆動する。すると、これに連動してメカニカルクラッチ
19からプリンタ本体側の搬送駆動力が入力され、給紙
ローラ11は動力伝達歯車機構15を介して正方向(図
4中矢印A方向)に回転される。これにより、ホッパー
13上の最上位用紙Pはプラテン2に向けて送り出され
る。こうして送り出された用紙Pがプラテン2側に供給
されたところで、プラテン2等を逆回転させてメカニカ
ルクラッチ19をOFFすると、給紙ローラ11は回転
を停止し当該用紙Pに対する給紙動作が終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した自
動給紙装置10Pにおいて、メカニカルクラッチ19を
OFFするために、プリンタ本体側のプラテン2等を逆
転した場合、用紙Pが薄くて腰が弱い場合には図5中2
点鎖線で示す如く当該プラテン2と給紙ローラ11との
間で撓むだけであるが、用紙Pが厚くて腰が強い場合に
は図5中実線で示す如く殆ど撓むことなく給紙ローラ1
1を無理に逆転させて自動給紙装置10P側に逆送され
てしまう事態が生じることがある。
【0006】かかる事態が生じると、ホッパー13にセ
ットされている用紙が剥離爪12から外れてしまい、次
給紙時に用紙斜行,給紙不良,用紙ジャム等が発生しや
すくなる。
【0007】そこで、従来、かかる不都合が生じないよ
うに、給紙ローラ11にラッチ式のワンウェイクラッチ
を付けたりして給紙ローラ11の逆転防止を図っている
が、コスト高となるとともに騒音が発生してしまい問題
がある。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み、コスト
低減および騒音の大幅減少を図りつつ円滑かつ確実に給
紙できる自動給紙装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動給紙装
置は、所定位置にセットされた用紙を給紙可能な給紙ロ
ーラと、メカニカルクラッチを介して入力された機器本
体側の搬送手段の駆動力を給紙ローラに伝達する動力伝
達歯車機構とを備えた自動給紙装置において、前記動力
伝達歯車機構の近傍にストッパー部材を支点を中心とし
て回動自在に設け、該ストッパー部材を自重によりその
先端部が給紙ローラ正転時には前記動力伝達機構の所定
の歯車の歯面と摺接して当該歯車の回転を許容しかつ給
紙ローラが逆転しようとする場合には該所定歯車のは底
に没して当該歯車を係止するように形成したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明では、メカニカルクラッ
チを介して入力された機器本体(例えば、プリンタ本
体)側の搬送手段の駆動力を動力伝達歯車機構により給
紙ローラへ伝達する場合には、ストッパー部材は自重に
より動力伝達歯車機構の所定歯車の歯面と摺接して当該
歯車の回転を許容する。したがって、給紙ローラを支障
なく正回転させて給紙動作を円滑かつ確実に行わせるこ
とができる。
【0011】この際、ストッパー部材を軽量化しておく
ことにより所定歯車と軽く摺接させることができるの
で、従来のラッチ式ワンウエイクラッチの如くラチェッ
トに爪部材を弾性力により押し付けて一方向回転のみを
伝達するものと異なり衝撃音が発生せず、騒音を大幅に
減少することができる。
【0012】給紙ローラで用紙を機器本体側の搬送手段
に給送後、メカニカルクラッチをOFFするために搬送
手段を逆回転駆動する。この際、用紙が厚くて腰が強い
場合には当該搬送手段と給紙ローラとの間で殆ど撓むこ
となく給紙ローラを無理に逆転させようとするが、給紙
ローラに連結された動力伝達歯車機構の所定歯車がスト
ッパー部材によって係止されるので給紙ローラの逆転は
阻止される。
【0013】以上より、コスト低減および騒音の大幅減
少を図りつつ円滑かつ確実に給紙できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本自動給紙装置は、プリンタに適用されており、
図1および図2に示す如く、基本的構成が従来例(図
4,図5)と同様とされ、かつ自重により動力伝達歯車
機構15の所定歯車(本実施例では第2歯車17)と係
合して給紙ローラ11の逆転を防止するストッパー部材
21を設けた構成とされている。なお、従来例(図4,
図5)と共通する構成要素については同一の符号を付
し、その説明を省略もしくは簡略化する。
【0015】ストッパー部材21は、動力伝達歯車機構
15の近傍に支点を中心として回動可能に設けられてい
る。また、ストッパー部材21は、その先端部22が給
紙ローラ11の正回転駆動時には動力伝達歯車機構15
の第2歯車17の歯面と摺接して当該歯車17の回転を
許容しかつ給紙ローラ11が逆転しようとする場合には
当該第2歯車17の回転を許容しかつ給紙ローラ11が
逆転しようとする場合には当該第2歯車17の歯底に没
して当該歯車17を係止するように形成されている。
【0016】具体的には、ストッパー部材21は、その
基端部23が給紙ローラ11の軸部11aに回転自在に
装着されている。また、ストッパー部材21の先端部は
小型化を図りつつ他の部分よりも重くなるようにその図
2中上下端部は折り返されている。また、このストッパ
ー部材21は、ステンレス製とされており、重さが極力
軽量(0.2g)となるように形成されている。
【0017】なお、図1中、29は、ストッパー部材2
1が第2歯車17と係合不能となるのを阻止する位置規
制部である。
【0018】次に、本実施例の作用について説明する。
メカニカルクラッチ19を介して入力されたプリンタ本
体側の搬送手段(プラテン2等)の駆動力を動力伝達歯
車機構15により給紙ローラ11へ伝達する場合には、
ストッパー部材21は自重により第2歯車17の歯面と
軽く摺接して当該歯車17の回転を許容する。したがっ
て、給紙ローラ11を支障なく正回転させて給紙動作を
円滑かつ確実に行わせることができる。
【0019】この際、ストッパー部材21は、第2歯車
17と軽く摺接するので、衝撃音が発生せず騒音を大幅
に減少することができる。
【0020】給紙ローラ11で用紙Pをプリンタ本体側
のプラテン2に給送後、メカニカルクラッチ19をOF
Fするためにプラテン2を逆回転駆動する。この際、用
紙Pが厚くて腰が強い場合には当該プラテン2と給紙ロ
ーラ11との間で殆ど撓むことなく当該ローラ11を無
理に逆転させようとするが、ローラ11に連結された動
力伝達歯車機構15の第2歯車17がストッパー部材2
1によって係止されるので給紙ローラ11の逆転は阻止
される。したがって、ホッパー13上の用紙Pが剥離爪
12から外されるような事態は生ぜず、用紙斜行,給紙
不良,ジャム等は起こらない。
【0021】しかして、この実施例によれば、給紙ロー
ラ11の軸部11aにストッパー部材21を回動自在に
取り付け、ストッパー部材21を自重によりその先端部
が給紙ローラ11正回転駆動時には動力伝達機構15の
第2歯車17歯面と摺接して当該歯車17の回転を許容
しかつ給紙ローラ11が逆転しようとする場合には第2
歯車17の歯底に没して当該歯車17を係止する構成と
したので、給紙ローラ11の正回転駆動時に当該ストッ
パー部材21と第2歯車17との摺接音が大きくなるよ
うなことはなく騒音が大幅に減少される。
【0022】また、ストッパー部材21を給紙ローラ1
1の軸部11aを利用して回転自在に装着した構成とし
たので、部品点数の減少を図ることができ、一段とコス
ト低減を図ることができる。
【0023】また、ストッパー部材21の先端部22の
上下端部を折り返した構成としたので、構造強度が増大
されるとともに端部は丸味を帯びることになる。その結
果、給紙ローラ11正回転時のストッパー部材21と第
2歯車17との摺接音を一段と減少することができる。
また、第2歯車17を一段と確実に係止して給紙ローラ
11の逆転をより一層効果的に防止することができる。
【0024】なお、上記実施例においては、ストッパー
部材21で第2歯車17を係止・回転許容する構成とし
たが、ストッパー部材21の取付位置を適宜選定するこ
とにより他の歯車(例えば第3歯車18)を係止・回転
許容するように構成してもよい。
【0025】また、本自動給紙装置をプリンタに適用し
たが、それ以外の機器(例えば、画像形成装置)に適用
してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、動力伝達機構の近傍に
ストッパー部材を支点を中心として回動自在に設け、ス
トッパー部材を自重によりその先端部が給紙ローラ正回
転駆動時には動力伝達機構の所定歯車歯面と摺接して当
該歯車の回転を許容しかつ給紙ローラが逆転しようとす
る場合には該所定歯車の歯底に没して当該歯車を係止す
る構成としたので、コスト低減および騒音の大幅減少を
図りつつ円滑かつ確実に給紙できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を説明するための斜視図
である。
【図2】同じく、ストッパー部材の取付態様を説明する
ための分解斜視図である。
【図3】同じく、ストッパー部材の先端部と第2歯車と
の位置関係を説明するための斜視図である。
【図4】従来の自動給紙装置の給紙ローラ付近の様子を
示す斜視図である。
【図5】プリンタ本体側のプラテンと給紙ローラとの間
で、プラテン逆転時に用紙が逆送りされる様子を示す図
である。
【符号の説明】
10 自動給紙装置 11 給紙ローラ 15 動力伝達歯車機構 17 第2歯車(所定歯車) 19 メカニカルクラッチ 21 ストッパー部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置にセットされた用紙を給紙可能
    な給紙ローラと、この給紙ローラに連結されメカニカル
    クラッチを介して入力された機器本体側の搬送手段の駆
    動力を給紙ローラに伝達して正回転させる動力伝達歯車
    機構とを備えた自動給紙装置において、 前記動力伝達歯車機構の近傍にストッパー部材を支点を
    中心として回動自在に設け、該ストッパー部材を自重に
    よりその先端部が前記給紙ローラ正回転駆動時には前記
    動力伝達歯車機構の所定の歯車歯面と摺接して当該歯車
    の回転を許容しかつ前記給紙ローラが逆転しようとする
    場合には該所定歯車の歯底に没して当該歯車を係止する
    ように形成したことを特徴とする自動給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9568879B2 (en) 2013-11-11 2017-02-14 Ricoh Company Ltd. Image forming apparatus
WO2017184108A1 (en) * 2016-04-18 2017-10-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Load stops

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US10987954B2 (en) 2016-04-18 2021-04-27 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Load stops

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