JPH0629757Y2 - 引出し付ラック - Google Patents

引出し付ラック

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JPH0629757Y2
JPH0629757Y2 JP1988109997U JP10999788U JPH0629757Y2 JP H0629757 Y2 JPH0629757 Y2 JP H0629757Y2 JP 1988109997 U JP1988109997 U JP 1988109997U JP 10999788 U JP10999788 U JP 10999788U JP H0629757 Y2 JPH0629757 Y2 JP H0629757Y2
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留雄 田中
信治 西村
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は計測機器などを収納するラックに係り、特に引
出しが設けられた引出し付ラックに関する。
[従来の技術] 内部に計測機器などを収納固定するラック1は従来は第
5図の斜視図に示すように構成されていた。
すなわち、四隅に設けられた4本の支柱2の外周はフレ
ーム3によって被覆されており、前面は開口している。
この支柱2には、各々その長さ方向に所定のピッチで取
付け孔2aが配設されている。また、各々の支柱2間の
幅方向の取付けピッチWの寸法は規定されている。(例
えば、IEC規格では465.1±1.5mm,JIS規格では46
5±1.5mm) そして機器4は、その前面パネルの両側端が支柱2の取
付け孔2aにねじ止めされている。
この機器4には、キーボード5などの付属機器が接続さ
れており、このキーボード5は機器4の前面に設けられ
ている。
また前記キーボード5の横幅寸法は一般に前記機器4の
それより大きい場合が多い。このため機器4に適合する
ラック1を選定した場合、キーボード5の横幅は前記ラ
ック1の前面の開口部取付けピッチWより大きくなり、
ラック1内には収納できない。
そこで従来は、第6図に示すようにラック1の前面の所
定の高さ部分の支柱2に水平にテーブル6を固定し、こ
のテーブル6上にキーボード5を載置するか、あるいは
別に設けられた図示せぬテーブル上に載置していた。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来のラック1によると、取付
けピッチWより横幅寸法の大きいキーボード5などの機
器を設ける場合、テーブル6をラック1に固定しなけれ
ばならず、実質的にはラック1の奥行寸法xと、テーブ
ル6の奥行寸法Δxを合計した設置スペースが必要とな
り、このスペースが大きくなるという問題があった。
またテーブル6を固定するためラック1の前面に扉を設
けることができず、機器4を使用していない場合の誤操
作の発生を防止できない欠点もあった。一方キーボード
5を別のテーブル上に載置する場合も、省スペース化の
妨げになるという問題があった。
また前記支柱2の一部を切り欠きガイドレールを設ける
ことによりテーブル6をラック1内に収納することはで
きるが、この場合でも収納可能なキーボード5の横幅寸
法は、切欠いた寸法の分だけ大きくなるだけであり、し
かも支柱2を切り欠くことは追加加工の工数が増え、ま
た機器4のパネルを固定するフレーム強度が劣化すると
いう欠点があった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、ラック
内に収容される機器に接続され、該機器の幅よりも幅広
なキーボードなどの付属機器をラック前面に安定して載
置固定でき、しかも設置スペースを増大させることのな
い引出し付ラックを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の引出し付ラック
は、機器(4)を収容するラック(1)の前面に設けら
れ、該機器を収容、引出し可能にする所定幅(W)で開
口された開口部と、 前記機器を搭載し、前記開口部から引出しあるいは収納
自在に案内された引出し(9)と、 該引出しの前部上面に前部から所定長の幅を有し、前記
引出し方向に対して直角方向に移動自在に装着され、前
記引出しを収納する場合は、内側へ移動して前記開口部
の幅内に収まり、前記引出しが引き出されたときには前
記開口部の幅を越えて移動できる様にされ、前記開口部
の幅よりも大きな幅を有し前記機器に接続される付属機
器(5)が載置自在な少なくとも1枚のテーブル(1
1,11)とを具備したことを特徴としている。
[作用] 上記構成によると、ラック1内に収納固定された機器4
に接続されるキーボード5などの付属機器をラック1に
取り付けるときに、引出し9をラック1の前面から引き
出し、この引出し9の前面上部に設けられたテーブル1
1,11を引出し方向に対して直角の方向に移動させる
ことにより、テーブル11,11は、ラック1の開口幅
を越えた幅で設けることができ、このテーブル11,1
1上にラックよりも横幅寸法の大きい前記キーボード5
などを安定して固定することができる。
また機器4の不使用時にはキーボード5などを取り外
し、テーブル11,11を引出し9の内側方向に移動さ
せることにより、ラック1の開口幅内に収めることがで
き、収納した後さらに引出し9をラック1内に収納する
ことにより、ラック1の前面を扉で被覆することができ
る。このときキーボード5などの横幅寸法がラック1の
奥行寸法より小さければ、このキーボード5などの付属
機器をラック1内に収納することができる。
[実施例] 以下、本考案に係る引出し付ラックの一実施例を図面を
参照して説明する。
第1図(a)及び第1図(b)は、本考案の第1実施例
を示す平面図及び正面図である。
図において、第5図及び第6図に示す従来例と同一また
は同等部分には同一符号を付して示す。
4隅に立設された4本の支柱2の各々の外周は、フレー
ム3によって被覆されている。この支柱2の内面には、
それぞれコ字状のガイドレール7が相互に平行にかつ水
平に固定されている。
これらのガイドレール7には、両側面に回転自在に支持
されたローラ8を介して引出し9が収納引出し自在に設
けられている。
この引出し9は箱形に形成されており、上面中央部には
移動方向に平行な開口部9aが形成され、前面には前面
パネル9b及び把手部9cが設けられている。前面パネ
ル9bの上端位置は、引出し9より高く設定されてお
り、後述するキーボード5の前面方向への脱落を防止す
る。
この開口部9aの両側の引出し9の上面の引出し側端部
には、前記ガイドレール7に対し直角の方向に所定の間
隔で2対の折曲部10が形成されている。
そしてこれらの折曲部10によって案内された1対のテ
ーブル11,11が、前記引出し9の上面に摺動自在に
装着されている。これらのテーブル11及び前記引出し
9の上面のそれぞれ対向する端部は直角に下方に折り曲
げられており、テーブル11の曲げ部11bには磁石1
3が取り付けられている。
一方1対のテーブル11の外側の他端には、これらのテ
ーブル11上にキーボード5を載置固定するときの位置
決めをするための案内部11aが設けられている。ま
た、前記引出し9の側面との対向する位置には、磁石1
5が取り付けられている。そして、引出し9及びテーブ
ル11は、鉄等の磁気に吸着される材質により形成され
ている。
次に本実施例の作用を説明する。
第5図に示すラック1内に収納固定された計測器などの
機器4を使用しない状態においては、第1図(a),
(b)に示すように引出し9上の左右1対のテーブル1
1,11を矢印Aの方向に移動する。このときテーブル
11の案内部11aは、引出し9の側面に設けられた磁
石15に吸引されテーブル11は引出し9に固定され
る。
次に引出し9をガイドレール7に沿ってローラ8を介し
て矢印B方向に移動し、引出し9をテーブル11ととも
にラック1内に収納する。この状態においてはラック1
の前面は図示しない扉によって閉じられる。
またこのとき外されているキーボード5は、このキーボ
ード5の横幅方向の寸法よりラック1の奥行寸法が大き
い場合には、ラック1内に縦方向に収納することができ
る。
また機器4を使用する場合は図示しない扉を開き、第2
図(a)の平面図及び第2図(b)の正面図に示すよう
に引出し9を矢印C方向に移動させ、テーブル11が装
着された部分をラック1の前面から引き出す。
次にテーブル11を矢印D方向に移動させ磁石13をテ
ーブル11の曲げ部11bに吸着させて、テーブル11
を開いた状態で引出し9に固定する。そしてこれらのテ
ーブル11上に前記機器4に接続されたキーボード5を
載置固定する。このときキーボード5の両端はテーブル
11の外側の両端に設けられた案内部11aによって位
置決めされ、安定して保持される。
本実施例によれば、ラック1の取付けピッチWより大き
い横幅寸法を有するキーボード5を、ラック1に設けら
れた1対のテーブル11上に安定して保持固定すること
ができる。
また不使用時にはテーブル11上からキーボード5を取
り外して縦方向に引出し9内に収納した後、テーブル1
1を引出し9の中心方向に移動しラック1内にテーブル
11とともに引出し9を収納することにより、ラック1
の規格寸法から突出する部分がなくなり、扉を閉じて機
器4の誤動作の発生を防止できるとともに、ラック1の
設置スペースを最小限にすることができる。
第3図(a),(b)に示すのは、本考案の第2実施例
を示す平面図及び正面図である。
同実施例において前述の実施例と同一構成部には同一の
符合を付しその説明を省略する。
本実施例では、一対のテーブル17,17が水平に回動
する。テーブル17は、引出し9の側部に設けられた軸
部材18を介して引出し9に対し水平方向に回動自在で
ある。また、案内部17aは、実線で示すテーブル17
の収納状態において前面側と引出し9内部側に設けられ
ている。
テーブル17,17が収納された時には、引出し9に設
けられた磁石19aによりその状態を保持する。
一方、図中2点鎖線で示す如く軸部材18を中心として
テーブル17を図中E方向に回動させることにより、キ
ーボード5を載置でき、このキーボード5は案内部17
aにより前面側及び側部への落下が防止されている。そ
して、このテーブル17を回動させた時、このテーブル
17は引出し9に設けられた磁石19bに吸着されて回
動位置を保持する。
また、この実施例では、テーブル17を回動させるため
に、軸部材18外周部分のテーブル17を切削するとと
もに、前面パネル9bの上端位置は少なくともテーブル
17の下方に位置するように形成する。
第4図(a),(b)に示すのは、本考案の第3実施例
を示す平面図及び正面図である。
同実施例において前述の実施例と同一構成部には同一の
符合を付しその説明を省略する。
本実施例では、一対のテーブル21,21が水平に回動
する。テーブル21は、引出し9の側部に設けられた蝶
番22を中心として引出し9に対し高さ方向に回動自在
である。また、引出し9の側部において蝶番22の下方
には支持板9dを設けておく。また、案内部21aは、
実線で示すテーブル21の収納状態において奥側と引出
し9内部側に設けられている。
そして、図中2点鎖線で示す如く蝶番22を中心として
テーブル21,21を図中F方向に回動させることによ
り、キーボード5を載置でき、このキーボード5は案内
部21aにより前面側及び側部への落下が防止されてい
る。そして、このテーブル21を回動させた時、このテ
ーブル21は引出し9に設けられた支持板9dにより回
動後の水平位置を保持する。
また、この実施例では、前面パネル9bの上端位置は少
なくともテーブル21の上端位置より高いに位置となる
ように形成する。
さらに磁石13,15を省略して単なるストッパとして
もよい。さらにこのストッパ位置を可変として横幅寸法
の異なる付属機器を載置固定できるようにしてもよい。
またテーブル11を1枚とし片開きとしてもよい。
上記実施例では付属機器がキーボード5である場合につ
いて説明したが、この付属機器はキーボード5に限定さ
れるものではない。また支柱8は4本に限定されず、6
本以上であってもよい。
[考案の効果] 上述したように本考案によれば、ラックに設けられた所
定幅の開口部には、機器が収容される引出しが設けら
れ、この引出しの前部上面には、開口部の幅方向に移動
可能なテーブルが設けられた構成であるので、ラックの
前面にラックの開口幅よりも幅広の載置スペースを容易
に設けることができ、このテーブル上に前記機器に接続
されるキーボード等の幅広の付属機器を安定して載置固
定でき、しかも必要時のみこの設置スペースを必要最小
限で得ることができる。
また、引出しの収納時には、テーブルも引出し内に収納
された状態でラックに収めることができる。これによ
り、ラックの前面に突出部分がなく、前面を扉等で覆う
こともできる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)及び第2図(a)はそれぞれ本考案に係る
引出し付ラックの第1実施例の機器不使用時及び使用時
を示す平面図、第1図(b)及び第2図(b)はそれぞ
れ第1図(a)及び第2図(a)の正面図、第3図
(a),(b)は、各々本考案の第2実施例を示す平面
図及び正面図、第4図(a),(b)は、各々本考案の
第3実施例を示す平面図及び正面図、第5図は従来のラ
ックを示す斜視図、第6図は第5図のA−A線断面図で
ある。 1……ラック、2……支柱、7……ガイドレール、9…
…引出し、11,17,21……テーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器(4)を収容するラック(1)の前面
    に設けられ、該機器を収容、引出し可能にする所定幅
    (W)で開口された開口部と、 前記機器を搭載し、前記開口部から引出しあるいは収納
    自在に案内された引出し(9)と、 該引出しの前部上面に前部から所定長の幅を有し、前記
    引出し方向に対して直角方向に移動自在に装着され、前
    記引出しを収納する場合は、内側へ移動して前記開口部
    の幅内に収まり、前記引出しが引き出されたときには前
    記開口部の幅を越えて移動できる様にされ、前記開口部
    の幅よりも大きな幅を有し前記機器に接続される付属機
    器(5)が載置自在な少なくとも1枚のテーブル(1
    1,11)と、 を具備したことを特徴とする引出し付ラック。
JP1988109997U 1988-08-24 1988-08-24 引出し付ラック Expired - Fee Related JPH0629757Y2 (ja)

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