JP6419273B1 - 電子機器の収納ラックと、引き出しテーブル上の入力ボード固定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】テーブル上に入力ボードを固定する際の部品や、加工工程を削減でき、入力ボードの形状に合わせた再成形も容易で、組立て誤差も吸収でき、設計時間及び、組立時間を短縮できる電子機器の収納ラックと、テーブル上の入力ボード固定方法を提供する。【解決手段】電子機器の収納ラック本体の入力ボード載置部は、引き出しテーブルの上に設けられ、電子機器用の入力ボードを載置する。入力ボードの保持枠構成部材は、横断面形状がL字状のゴム部材によって形成されたL字状構造体を入力ボードの外周部位の形状に合わせて複数の切断部材に切断して形成される。入力ボードの保持枠は、入力ボード載置部の表面に入力ボードを固定する固定予定部分の周囲に合わせて切断部材を配置した状態で、切断部材の接着部を入力ボード載置部の表面に接合固定することで切断部材のL字状のゴム部材の他の片側の外側面によって構成される。【選択図】 図6
Description
本発明の実施形態は、電子機器の収納ラックと、引き出しテーブル上の入力ボード固定方法に関する。
地上屋内設備で使用される各種の計測機器などは、電子機器の収納ラックに搭載される場合が多い。収納ラックは、電子機器の棚板が複数段に積層されている。そして、1つの棚板に計測機器が設置されているとともに、他の段の棚板には、計測機器などの電子機器にデータなどを入力するキーボードや、タブレット端末などの入力ボードが装着される。この入力ボードの装着棚には、引き出しテーブルが引き出し可能に収納されている。
ここで、キーボードは、引き出しテーブルに金属製の固定具でこのキーボードの四隅を固定した状態で使用されることが一般的である。この金属製の固定具は、金属板をL字形に屈曲させたL字形金具と、このL字形金具の片側の屈曲片の外面の下端側に外向きに折り曲げた舌片状の折り曲げ部とを有する。折り曲げ部には、複数のねじ穴が形成されている。そして、キーボードの角部にL字形金具を当接させた状態で、折り曲げ部のねじ穴を使って引き出しテーブルにL字形金具がねじ固定される。また、L字形金具の内面側には、組立て誤差を吸収させるため、クッションゴムを別に準備し、固定具にクッションゴムを貼付けて使用する。
上記従来構成では、引き出しテーブルにキーボードを固定するために金属製の固定具を使用しているので、組立て誤差を吸収させるため、クッションゴムなどが必要になる。そのため、部品数が多くなる。さらに、金属製の固定具は、引き出しテーブルに取付け穴を形成し、この取付け穴にねじ止め固定しているので、加工工程が多い。また、キーボードの変更時には、引き出しテーブルの取付け穴の位置を変更する必要があるので、設計時間や、組立時間が長くなる可能性がある。
また、引き出しテーブルにキーボードを収容するための凹陥部を形成し、この凹陥部に収容されたキーボードを例えば磁石によって固定する場合もある。この場合は、引き出しテーブルにキーボード用の凹陥部を形成する必要があるので、設計時間や、組立時間が長くなる可能性がある。
実施形態は、引き出しテーブル上に入力ボードを固定する際の部品や、加工工程を削減でき、入力ボードの形状に合わせた再成形も容易で、組立て誤差も吸収でき、設計時間及び、組立時間の短縮ができる電子機器の収納ラックと、引き出しテーブル上の入力ボード固定方法を提供することが課題である。
実施形態の電子機器の収納ラックは、収納ラック本体と、引き出しテーブルと、入力ボード載置部と、前記入力ボードの保持枠構成部材と、接着部と、前記入力ボードの保持枠と、を具備する。前記電子機器の収納ラック本体は、電子機器の棚板が上下方向に複数段に積層されている。前記引き出しテーブルは、前記収納ラック本体の少なくとも1つの前記棚板に形成され、前記収納ラック本体の外部に引き出し可能に収納されている。前記入力ボード載置部は、前記引き出しテーブルの上に設けられ、前記電子機器用の入力ボードを載置する。前記入力ボードの保持枠構成部材は、横断面形状がL字状のゴム部材によって形成された長尺なL字状構造体を前記入力ボードの外周部位の形状に合わせて複数の切断部材に切断して形成される。前記接着部は、前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の片側の外側面に形成される。前記入力ボードの保持枠は、前記入力ボード載置部の表面に前記入力ボードを固定する固定予定部分の周囲に合わせて前記切断部材を配置した状態で、前記切断部材の前記接着部を前記入力ボード載置部の表面に接合固定することで前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の他の片側の外側面によって構成されている。
図1乃至図8は、第1の実施形態を示す。図1は、第1の実施形態の電子機器の収納ラック全体の概略構成を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルを一部断面にして示す要部の正面図である。図3は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルの引き出し状態を示す平面図である。図4は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルの保持枠構成部材を示す斜視図である。図5は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルにキーボードの保持枠を固定した状態を示す平面図である。図6は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルにキーボードを装着した状態を示す平面図である。図7は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルを引き出して展開させた状態を示す斜視図である。図8は、第1の実施形態の収納ラックの引き出しテーブルの収納状態を示す斜視図である。
本実施形態の電子機器の収納ラック1は、電子機器の収納ラック本体2と、引き出しテーブル3と、入力ボード載置部4と、入力ボードの保持枠構成部材5(図4参照)と、接着部6と、入力ボードの保持枠7と、を具備する。
収納ラック本体2は、主に鉛直方向に立脚された4本の支柱11と、これらの支柱11間に配置され、上下方向に積層されている複数段の棚板12とを有する。各棚板12には、地上屋内設備で使用される各種の計測機器などの電子機器13が載置されている。各棚板12上の電子機器13には必要な電気接続がなされている。
また、収納ラック本体2には、少なくとも1つの棚板12に引き出しテーブル3が形成されている。この引き出しテーブル3は、平板状の移動板14と、この移動板14を収納ラック本体2の内部に収納した収納位置から収納ラック本体2の外部に引き出した引き出し位置(図1参照)まで移動可能に支持するスライド機構15とを有する。
移動板14には、前側に入力ボード載置部4が配置され、この入力ボード載置部4の後方にマウス16を収納する凹陥状のマウス収納部17が形成されている。入力ボード載置部4は、電子機器13用の入力ボード、例えばキーボード18、またはタブレット端末のうちの少なくともいずれか一方を載置する。本実施形態では、キーボード18を使用した例を示す。
スライド機構15は、図2に示すように移動板14の両側に配置された縦板状の移動レール19と、この移動レール19を引き出しテーブル3の前後方向にスライド可能に支持するガイド部材20とを有する。そして、引き出しテーブル3は、移動板14が収納ラック本体2の外部に引き出し可能に収納されている。
入力ボードの保持枠構成部材5は、図4に示すように横断面形状がL字状のゴム部材によって形成された長尺なL字状構造体21を有する。L字状構造体21は、縦壁部と横壁部とを有する。このL字状構造体21は、キーボード18の外周部位の形状に合わせて複数、本実施形態では4つの切断部材21a、21b、21c、21dに切断して使用される。ここで、2つの切断部材21a、21bは、例えばキーボード18の前端18aおよび後端18bの長さに合わせた寸法に切断されている。他の2つの切断部材21c、21dは、例えばキーボード18の右端18cおよび左端18dの長さに合わせた寸法に切断されている。
そして、4つの切断部材21a、21b、21c、21dは、移動板14の入力ボード載置部4の上に図3中に仮想線で示す固定予定部分Gに矩形状に並べて配置される。この固定予定部分Gは、ほぼキーボード18の外周部位の形状に合わせて形成される。ここで、2つの切断部材21a、21bは、図5に示すように例えばキーボード18の前端18aおよび後端18bに沿う位置にそれぞれ配置される。同様に、他の2つの切断部材21c、21dは、例えばキーボード18の右端18cおよび左端18dに沿う位置にそれぞれ配置される。このとき、各切断部材21a〜21dは、L字状のゴム部材の片側(横壁部)の外側面(下面)21eを移動板14の表面に対向させた状態で配置される。そして、各切断部材21a〜21dの下面21eによって接着部6が形成されている。この接着部6は、例えば両面テープなどが貼着され、各切断部材21a〜21dの下面21eの接着部6が移動板14の表面に接着されて固定される。
さらに、各切断部材21a〜21dのL字状のゴム部材の他方(縦壁部)の外側面21fは、移動板14の表面に対しほぼ鉛直方向に立脚された状態で保持される。このとき、各切断部材21a〜21dは、横壁部の外側面21eが入力ボード載置部4の固定予定部分Gの内側に配置される。そして、各切断部材21a〜21dの縦壁部の外側面21fは、入力ボード載置部4の固定予定部分Gの外側に配置される。これにより、各切断部材21a〜21dのL字状のゴム部材の縦壁部の外側面21fによって入力ボードの保持枠7が構成されている。本実施形態では、キーボード18は、この入力ボードの保持枠7内に収容された状態で固定される。
また、引き出しテーブル3は、着脱可能なアームレスト22と、前扉23と、マウス台24とが設けられている。アームレスト22は、非使用時には図8に示すようにマウス収納部17内のマウス16と、入力ボードの保持枠7内に収容されたキーボード18との間に収容される。
前扉23は、移動板14の前面に前倒し可能に設けられている。この前扉23は、下端部に設けられた図示しないヒンジ部の回動軸を介して図8に示す閉位置から図1、3、5、6、7に示す開位置まで回動可能になっている。そして、図7に示すように引き出しテーブル3の移動板14が収納ラック本体2の外部に引き出され、前扉23が開位置まで前倒しされた状態で、アームレスト22が前扉23の裏面の上に置かれて使用されるようになっている。
また、移動板14の右側面には、マウス台収容部25が設けられている。このマウス台収容部25には、平板状のマウス台24が引き出し可能に収容されている。そして、マウス台24は、必要に応じて図7に示すようにマウス台収容部25の外部に引き出した状態でこのマウス台24の上でマウス16が使用可能になっている。
移動板14の背面(後端部)には、フレキシブルケーブルカバー26が設けられている。このフレキシブルケーブルカバー26は、例えばキーボード18や、マウス16の配線コードなどのフレキシブルケーブルが収容されている。そして、引き出しテーブル3の移動板14の出し入れ時には、移動板14の出し入れ動作に連動してフレキシブルケーブルカバー26が変形し、配線コードなどのフレキシブルケーブルが保護されている。
次に、上記構成の作用について説明する。本実施形態の電子機器の収納ラック1では、電子機器13の非使用時には、引き出しテーブル3は、収納ラック本体2の内部に収納した収納位置で保持される。そして、電子機器13の使用時には、必要に応じて引き出しテーブル3が収納ラック本体2の外部の引き出し位置(図1参照)に引き出される。
続いて、前扉23が開位置まで前倒しされた状態で、アームレスト22が前扉23の裏面の上に置かれて使用される。さらに、必要に応じて図7に示すようにマウス台24をマウス台収容部25の外部に引き出した状態でこのマウス台24の上でマウス16が使用される。この状態で、引き出しテーブル3の上のキーボード18や、マウス16を操作することで電子機器13が作動され、電子機器13の計器盤などの画面表示が行われる。
本実施形態では、引き出しテーブル3の移動板14の上に入力ボードの保持枠7を設けている。この入力ボードの保持枠7は、図4に示すように横断面形状がL字状のゴム部材によって形成された長尺な入力ボードの保持枠構成部材5を例えばハサミ等で任意の長さに切断して形成されている。本実施形態では、L字状のゴム部材によって形成された長尺なL字状構造体21をキーボード18の外周部位の形状に合わせて4つの切断部材21a、21b、21c、21dに切断して使用される。
そして、4つの切断部材21a、21b、21c、21dは、移動板14の入力ボード載置部4の上に図3中に仮想線で示す固定予定部分Gに矩形状に並べて配置される。ここで、2つの切断部材21a、21bは、図5に示すように例えばキーボード18の前端18aおよび後端18bに沿う位置にそれぞれ配置される。同様に、他の2つの切断部材21c、21dは、例えばキーボード18の右端18cおよび左端18dに沿う位置にそれぞれ配置される。このとき、各切断部材21a〜21dは、L字状のゴム部材の片側(横壁部)の外側面(下面)21eを移動板14の表面に対向させた状態で配置される。そして、各切断部材21a〜21dの下面21eによって形成される接着部6に例えば両面テープなどが貼着され、各切断部材21a〜21dの下面21eの接着部6が移動板14の表面に接着されて固定される。各切断部材21a〜21dの縦壁部の外側面21fは、入力ボード載置部4の固定予定部分Gの外側に配置される。これにより、各切断部材21a〜21dのL字状のゴム部材の縦壁部の外側面21fによって入力ボードの保持枠7が構成されている。本実施形態では、キーボード18は、この入力ボードの保持枠7内に収容された状態で保持される。
そこで、上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわち、本実施形態の電子機器の収納ラック1では、キーボード18を固定する入力ボードの保持枠7としてL字状のゴム部材によって形成されたL字状構造体21を有する入力ボードの保持枠構成部材5を使用している。この保持枠構成部材5は、キーボード18の形状・寸法(キーボード18の幅や、キーボード18の奥行)に合わせて4つの切断部材21a、21b、21c、21dに切断される。さらに、4つの切断部材21a、21b、21c、21dは、移動板14の入力ボード載置部4の上に図3中に仮想線で示す固定予定部分Gに矩形状に並べて配置される。そして、各切断部材21a〜21dの下面21eには、例えば両面テープなどが貼着されて接着部6が形成され、各切断部材21a〜21dの下面21eの接着部6が移動板14の表面に接着されて固定される。
このように、本実施形態ではL字状のゴム部材のL字状構造体21を切断し、4つの切断部材21a、21b、21c、21dを枠状に配置してキーボード18の固定具である入力ボードの保持枠7として使用している。このゴム部材の保持枠7により、キーボード18を引き出しテーブル3に圧入して固定することと、キーボード18を保持することとが同時に行える。そのため、金属製の固定具を使用してキーボード18を固定する場合のように組立て誤差を吸収させるため、クッションゴムが必要になることがないので、部品の削減ができる。
また、入力ボードの保持枠7は、貼付け式であるため、金属製の固定具を使用する場合のように引き出しテーブル3に取付け穴を成形する加工が不要になる。そのため、引き出しテーブル3の加工工程を削減できる。
さらに、L字状構造体21は、ゴム素材で容易に形状変更できるため、キーボード18の形状に合わせた再成形も容易である。さらに、L字状構造体21は、ゴム素材であり容易に弾性変形可能なので、組立て誤差も吸収できる。そのため、引き出しテーブル3にキーボード18を固定する場合の設計時間及び、組立時間の短縮ができる。
なお、上記実施形態では、保持枠構成部材5を4つの切断部材21a、21b、21c、21dに切断して使用する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、保持枠構成部材5を5個以上の複数個に切断し、移動板14の入力ボード載置部4の上に図3中に仮想線で示す固定予定部分Gに沿って矩形状に並べて配置させる構成にしてもよい。
これらの実施形態によれば、引き出しテーブル上に入力ボードを固定する際の部品や、加工工程を削減でき、入力ボードの形状に合わせた再成形も容易で、組立て誤差も吸収でき、設計時間及び、組立時間の短縮ができる電子機器の収納ラックと、引き出しテーブル上の入力ボード固定方法を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…収納ラック、2…収納ラック本体、3…引き出しテーブル、4…入力ボード載置部、5…保持枠構成部材、6…接着部、7…保持枠、11…支柱、12…棚板、13…電子機器、14…移動板、15…スライド機構、16…マウス、17…マウス収納部、18…キーボード(入力ボード)、18a…前端、18b…後端、18c…右端、18d…左端、19…移動レール、20…ガイド部材、21…L字状構造体、21a〜21d…切断部材、21e…下面(外側面)、21f…外側面、22…アームレスト、23…前扉、24…マウス台、25…マウス台収容部、26…フレキシブルケーブルカバー。
Claims (5)
- 電子機器を載置する棚板が上下方向に複数段に積層された電子機器の収納ラック本体と、
前記収納ラック本体の少なくとも1つの前記棚板に形成され、前記収納ラック本体の外部に引き出し可能に収納された引き出しテーブルと、
前記引き出しテーブルの上に設けられ、前記電子機器用の入力ボードを載置する入力ボード載置部と、
横断面形状がL字状のゴム部材によって形成された長尺なL字状構造体を前記入力ボードの外周部位の形状に合わせて複数の切断部材に切断して形成された前記入力ボードの保持枠構成部材と、
前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の片側の外側面に形成される接着部と、
前記入力ボード載置部の表面に前記入力ボードを固定する固定予定部分の周囲に合わせて前記切断部材を配置した状態で、前記切断部材の前記接着部を前記入力ボード載置部の表面に接合固定することで前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の他の片側の外側面によって構成された前記入力ボードの保持枠と、
を具備する電子機器の収納ラック。 - 前記入力ボードは、キーボード、またはタブレット端末のうちの少なくともいずれか一方である
請求項1に記載の電子機器の収納ラック。 - 前記引き出しテーブルは、マウスを収納するマウス収納部を有する
請求項1に記載の電子機器の収納ラック。 - 前記収納ラック本体は、前記入力ボードによって操作される前記電子機器の表示装置が搭載された前記棚板を有する
請求項1に記載の電子機器の収納ラック。 - 電子機器の棚板が上下方向に複数段に積層された電子機器の収納ラック本体を有し、
前記収納ラック本体の少なくとも1つの前記棚板に前記収納ラック本体の外部に引き出し可能に収納された引き出しテーブルが形成され、
かつ前記引き出しテーブルの上に前記電子機器用の入力ボードを載置する入力ボード載置部が設けられ、前記入力ボード載置部の上に前記入力ボードを固定する引き出しテーブル上の入力ボード固定方法であって、
横断面形状がL字状のゴム部材によって形成された長尺なL字状構造体を前記入力ボードの外周部位の形状に合わせて複数の切断部材に切断することと、
前記入力ボード載置部の表面に前記入力ボードを固定する固定予定部分の周囲に合わせて前記切断部材を配置し、前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の片側の外側面を前記引き出しテーブルの表面に接着することと、
前記切断部材を前記引き出しテーブルの表面に接合固定することで前記切断部材のL字状の前記ゴム部材の他の片側の外側面によって前記入力ボードの外周部位の形状に合わせた前記入力ボードの保持枠を構成することと、
を具備する引き出しテーブル上の入力ボード固定方法。
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