JPH0720946Y2 - 通信機器用筐体の開扉位置固定機構 - Google Patents
通信機器用筐体の開扉位置固定機構Info
- Publication number
- JPH0720946Y2 JPH0720946Y2 JP1989004431U JP443189U JPH0720946Y2 JP H0720946 Y2 JPH0720946 Y2 JP H0720946Y2 JP 1989004431 U JP1989004431 U JP 1989004431U JP 443189 U JP443189 U JP 443189U JP H0720946 Y2 JPH0720946 Y2 JP H0720946Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- housing
- catch
- stopper
- communication device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 通信機器を収納する筐体の扉の構造に関し、詳しくは、
扉を開いた場合に、これを安定に維持するための固定機
構に関し、 扉の大きさ(高さ)が変わった場合にも、筐体側に手を
加えることなく共通に使用でき、しかも安定した開扉状
態を維持できる扉の開扉位置固定機構を提供することを
目的とし、 通信機器を収納する筐体の前面の機器取付け面に設けら
れているねじ孔を利用して筐体側にストッパを固定し、
前記筐体に取付けられる扉の内側に該ストッパに対して
係合離脱可能な可動のキャッチを設置し、更に前記キャ
ツチを離脱位置に保持するための係留手段を設けた構成
とする。
扉を開いた場合に、これを安定に維持するための固定機
構に関し、 扉の大きさ(高さ)が変わった場合にも、筐体側に手を
加えることなく共通に使用でき、しかも安定した開扉状
態を維持できる扉の開扉位置固定機構を提供することを
目的とし、 通信機器を収納する筐体の前面の機器取付け面に設けら
れているねじ孔を利用して筐体側にストッパを固定し、
前記筐体に取付けられる扉の内側に該ストッパに対して
係合離脱可能な可動のキャッチを設置し、更に前記キャ
ツチを離脱位置に保持するための係留手段を設けた構成
とする。
本考案は通信機器を収納する筐体の扉の構造に関し、詳
しくは、扉を開いた場合に、これを安定に維持するため
の固定機構に関する。
しくは、扉を開いた場合に、これを安定に維持するため
の固定機構に関する。
第3図(a),(b)に示すように、通信機器等を収納
する筐体1は、その内部に収納される装置の仕様に応じ
て、高さ方向に複数(例えば2個)の扉2を設け、それ
ぞれが独立して開閉できるようにされている。
する筐体1は、その内部に収納される装置の仕様に応じ
て、高さ方向に複数(例えば2個)の扉2を設け、それ
ぞれが独立して開閉できるようにされている。
このため、同−サイズの筐体であっても、扉の高さが異
なる場合には、これの取付けのために筐体側に、扉の高
さに応じた位置に扉取付け用のヒンジ機構が設置される
必要があり、設計管理上の複雑性を増加させる要因とな
っている。
なる場合には、これの取付けのために筐体側に、扉の高
さに応じた位置に扉取付け用のヒンジ機構が設置される
必要があり、設計管理上の複雑性を増加させる要因とな
っている。
又、従来の扉取付け構造によれば、扉を安定して開放状
態に維持しておくことが難しく、保守作業がやり難い等
の問題点があった。
態に維持しておくことが難しく、保守作業がやり難い等
の問題点があった。
本考案は、この問題点を解決し、扉の大きさ(高さ)が
変わった場合にも、筐体側に手を加えることなく共通に
使用でき、しかも安定した開扉状態を維持できる扉の開
扉位置固定機構を提供することを目的とする。
変わった場合にも、筐体側に手を加えることなく共通に
使用でき、しかも安定した開扉状態を維持できる扉の開
扉位置固定機構を提供することを目的とする。
この目的は、通信機器を収納する筐体の前面の機器取付
け面に設けられているねじ孔を利用して筐体側にストッ
パを固定し、前記筐体に取付けられる扉の内側に該スト
ッパに対して係合離脱可能な可動のキャッチを設置し、
更に前記キャッチを離脱位置に保持するための係留手段
を設けたことを特徴とする通信機器用筐体の開扉位置固
定機構によって達成される。
け面に設けられているねじ孔を利用して筐体側にストッ
パを固定し、前記筐体に取付けられる扉の内側に該スト
ッパに対して係合離脱可能な可動のキャッチを設置し、
更に前記キャッチを離脱位置に保持するための係留手段
を設けたことを特徴とする通信機器用筐体の開扉位置固
定機構によって達成される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図及び第2図は、本考案の1実施例の主要部を示す
筐体と扉の部分斜視図である。筐体1内には図示しない
通信機器本体を収納したシェルフが多段に積層されて格
納され、筐体1の前面側の両側領域に垂直に設置された
架3によって構成された機器取付け面に取付けられるよ
うになっている。
筐体と扉の部分斜視図である。筐体1内には図示しない
通信機器本体を収納したシェルフが多段に積層されて格
納され、筐体1の前面側の両側領域に垂直に設置された
架3によって構成された機器取付け面に取付けられるよ
うになっている。
筐体1の上下のビーム4の端部には、公知の手段によっ
て扉2が開閉自在に枢支されている。
て扉2が開閉自在に枢支されている。
前記架3には、すべての筐体に共通に、シェルフの取付
けのために多数のねじ孔5が所定のピッチで穿孔されて
いるが、これの所定個所にはL字型金具からなるストッ
パ6がその一端を前方に突出させた状態でねじ止めされ
ている。ストッパ6の先端領域には係止孔7が設けられ
ている。
けのために多数のねじ孔5が所定のピッチで穿孔されて
いるが、これの所定個所にはL字型金具からなるストッ
パ6がその一端を前方に突出させた状態でねじ止めされ
ている。ストッパ6の先端領域には係止孔7が設けられ
ている。
扉2の内側には、前記ストッパ6に対応する位置にブラ
ケット8が適宜な手段、例えば溶着等によって国定され
ている。該ブラケット8の一部には鉄等の磁性体で作ら
れたL字型をなすキャッチ9がその一端を軸10に枢支さ
れて回動自在に取付けられている。このキャッチ9の他
端にはピン11が突設されている。
ケット8が適宜な手段、例えば溶着等によって国定され
ている。該ブラケット8の一部には鉄等の磁性体で作ら
れたL字型をなすキャッチ9がその一端を軸10に枢支さ
れて回動自在に取付けられている。このキャッチ9の他
端にはピン11が突設されている。
ブラケット8の一部にはマグネット12が固定され、キャ
ッチ9が第l図に示す位置関係にある時、キャツチ9の
側面がこれに接触して磁力で吸着されるようになってい
る。
ッチ9が第l図に示す位置関係にある時、キャツチ9の
側面がこれに接触して磁力で吸着されるようになってい
る。
ストッパ6の係止孔7とキャッチ9のピン11とは、第l
図に示すように扉2が筐体1に対してほぼ直角に開いた
開扉状態にある時、キャッチ9が軸10を中心に矢印方向
に回動させられた場合に、ピン11が係止孔7に上方から
嵌まり込むような位置並びに寸法関係に設定されてい
る。
図に示すように扉2が筐体1に対してほぼ直角に開いた
開扉状態にある時、キャッチ9が軸10を中心に矢印方向
に回動させられた場合に、ピン11が係止孔7に上方から
嵌まり込むような位置並びに寸法関係に設定されてい
る。
このように構成された本考案の作用について次に説明す
る。
る。
扉2が閉まっている場合には、キャッチ9はマグネット
12によって吸引されて第1図に示す位置を維持してい
る。
12によって吸引されて第1図に示す位置を維持してい
る。
扉2が開かれると、キャッチ9は矢印の方向に人手によ
って回動させられ、マグネット12による固定から外され
る。そして、第2図に示すように、ピン11が筐体側のス
トッパ6の係止孔7に上方から嵌合して、扉2の開放位
置を固定する。
って回動させられ、マグネット12による固定から外され
る。そして、第2図に示すように、ピン11が筐体側のス
トッパ6の係止孔7に上方から嵌合して、扉2の開放位
置を固定する。
これによって作業中の開扉状態が安定に確保される。
上述の例では、キャッチ9を不作動位置に維持するため
の係留手段としてマグネット12を利用したが、これに代
えて公知のボールーキャッチ機構等を利用してもよい。
の係留手段としてマグネット12を利用したが、これに代
えて公知のボールーキャッチ機構等を利用してもよい。
以上、詳述したように、本考案によれば、全ての筐体に
共通に設けられている機器取付け面を利用してストッパ
を固定し、一方、扉の内側にはこれに対応するキャッチ
を設置し、更にキャッチをストッパに対して着脱可能に
構成したので、筐体内に収納される通信機器の設計の変
化に応じて扉の高さが変更された場合にも、筐体の方に
は特別な加工を必要しないで従来のものがそのまま利用
可能となり、設計管理上有利である。
共通に設けられている機器取付け面を利用してストッパ
を固定し、一方、扉の内側にはこれに対応するキャッチ
を設置し、更にキャッチをストッパに対して着脱可能に
構成したので、筐体内に収納される通信機器の設計の変
化に応じて扉の高さが変更された場合にも、筐体の方に
は特別な加工を必要しないで従来のものがそのまま利用
可能となり、設計管理上有利である。
又、ストッパーキャッチ機構によって開扉状態を安定し
て維持できるので、保守作業が容易となる。
て維持できるので、保守作業が容易となる。
第1図は及び第2図は、本考案の主要部を示す筐体と扉
の部分斜視図、 第3図(a),(b)は、扉の高さの異なる筐体の例を
示す正面図である。 1……筐体 2……扉、3……架、4……ビーム、5……ねじ孔、6
……ストッパ、7……係止孔、8……ブラケット、9…
…キャッチ、10……軸、11……ピン、12……マグネッ
ト。
の部分斜視図、 第3図(a),(b)は、扉の高さの異なる筐体の例を
示す正面図である。 1……筐体 2……扉、3……架、4……ビーム、5……ねじ孔、6
……ストッパ、7……係止孔、8……ブラケット、9…
…キャッチ、10……軸、11……ピン、12……マグネッ
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−72884(JP,U) 実開 昭60−39287(JP,U) 実開 昭59−188272(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】通信機器を収納する筐体(1)の前面の機
器取付け面(3)に設けられているねじ孔(5)を利用
して筐体側にストッパ(6)を固定し、前記筐体(1)
に取付けられる扉(2)の内側に該ストッパ(6)に対
して係合離脱可能な可動のキャッチ(9)を設置し、更
に前記キャッチ(9)を離脱位置に保持するための係留
手段(12)を設けたことを特徴とする通信機器用筐体の
開扉位置固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989004431U JPH0720946Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 通信機器用筐体の開扉位置固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989004431U JPH0720946Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 通信機器用筐体の開扉位置固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0296778U JPH0296778U (ja) | 1990-08-01 |
JPH0720946Y2 true JPH0720946Y2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=31206942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989004431U Expired - Lifetime JPH0720946Y2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 通信機器用筐体の開扉位置固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720946Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5384688B2 (ja) * | 2012-04-12 | 2014-01-08 | 未来工業株式会社 | 機器収容ボックスの蓋体回動規制装置 |
JP6014857B2 (ja) * | 2012-10-03 | 2016-10-26 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用箱の扉保持部材 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59188272U (ja) * | 1983-06-01 | 1984-12-13 | 日本電気株式会社 | ストツパ付きヒンジ |
JPS6039287U (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-19 | 富士通株式会社 | 扉用側板構造 |
JPS6172884U (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-17 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1989004431U patent/JPH0720946Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0296778U (ja) | 1990-08-01 |
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