JPH06295802A - 電信電話用端末装置 - Google Patents

電信電話用端末装置

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JPH06295802A
JPH06295802A JP6017574A JP1757494A JPH06295802A JP H06295802 A JPH06295802 A JP H06295802A JP 6017574 A JP6017574 A JP 6017574A JP 1757494 A JP1757494 A JP 1757494A JP H06295802 A JPH06295802 A JP H06295802A
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ptc
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健二 高倉
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 キュリー点が60〜120℃の範囲にあるセ
ラミック材料からなり、厚みが2.5〜5.0mmの板
状のセラミック素体12と、該セラミック素体の両主面
に形成された電極13,14とを有する正特性サーミス
タ素子11を、過電圧・過電流保護部品として用いた電
信電話用端末装置。 【効果】 200V前後または200Vよりも低い過電
圧が印加された場合には、PTC素子の電流制限作用に
より回路が繰り返し保護される。600Vの過電圧が印
加された場合には、PTC素子が層状に破壊されて、回
路が開状態とされて保護が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電信電話用端末装置に
関し、特に、過電圧・過電流保護部品として正特性サー
ミスタ素子(以下、PTC素子)を用いた電信電話用端
末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電信電話関係の端末装置としては、加入
者側で使用される電話機、ファクシミリ装置及びPBX
等が挙げられる。これらの端末装置には、ベル回路及び
通話回路が内蔵されているものが多い。すなわち、図2
に示すように、ベル回路1及び通話回路2がフック・ス
イッチ3a,3bを介して加入者線4a,4bに接続さ
れている。なお、5はサージ吸収素子を示し、例えばバ
リスタ等からなり、サージ電流を吸収するために接続さ
れている。
【0003】フック・スイッチ3a,3bは、オン−フ
ック時には、ベル回路1に図示のように接続されてい
る。そして、オフ−フック時には、通話回路2に接続さ
れるように切り換えられる。通常、このインターフェイ
ス部6の回路に加わる電圧は48Vである。そして、図
2の接続状態すなわちオン−フック状態において端末装
置が受信を開始すると、交流75V(日本の場合)や交
流150V(アメリカ合衆国の場合)のようなベル電圧
が印加され、ベルが鳴り始める。そして、使用者が受話
器を取り、オフ−フック状態にすると、フック・スイッ
チ3a,3bの接続状態が切り換えられ、ベル回路1へ
の電圧の供給が遮断されてベルが停止し、加入者線4
a,4bに通話回路2が接続され通話モードとなる。
【0004】しかしながら、上記のような端末装置のイ
ンターフェイス部6においては、機器の故障や配線ミス
等により、非常に大きな過電圧が印加されることがあ
る。例えば、故障により上記ベル電圧が誤って通話回路
2に接続されたり、配線ミスにより商用電源にインター
フェイス部6が接続されて200V程度の過電圧が印加
されたりすることがある。従って、このような過電圧に
対する保護を図るために、従来、図3及び図4に示す過
電圧保護部品がインターフェイス部6に接続されてい
た。
【0005】すなわち、図3の構造では、ベル回路及び
通話回路を含むインターフェイス部6にサージ吸収素子
5だけでなく、過電圧保護部品としての電流ヒューズ7
が接続されている。他方、図4に示す構成では、過電圧
保護部品としてPTC素子8が接続されている。
【0006】図3の構成では、過電圧・過電流が加わっ
た場合、電流ヒューズ7が溶断することにより端末装置
のインターフェイス部6が保護される。同様に、図4の
構成では、PTC素子8の電流制限作用により、インタ
ーフェイス部6が保護される。
【0007】ところで、近年、安全上の理由により60
0Vといった非常に大きな過電圧に対する保護動作が電
信電話関係の端末装置に要求されてきている。これは、
高圧線が竜巻や地震等の何らかの原因により電話線に混
触した場合の保護をも図ることが必要であると考えられ
てきたからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図3に示したように、
電流ヒューズ7を過電圧・過電流保護部品として用いた
構成では、配線ミスにより商用電源等に混触した場合に
は、電流ヒューズ7が溶断することによりインターフェ
イス部6が保護される。また、上記のように600Vと
いった大きな過電圧が印加された場合にも、やはり電流
ヒューズ7が溶断し、インターフェイス部6が確実に保
護される。従って、電信電話装置に関する規格であるU
L1459の要求を満たし、電信電話関係の端末装置を
確実に保護することができる。
【0009】しかしながら、電流ヒューズ7を過電圧・
過電流保護部品として用いるものであるため、復帰性を
有しないという欠点があった。すなわち、電流ヒューズ
7が機能する度に、新たな電流ヒューズと交換しなけれ
ばならず、従って煩雑なメンテナンス作業を実施しなけ
ればならなかった。
【0010】他方、図4に示したPTC素子8を用いた
端末装置では、PTC素子が復帰性を有する保護部品で
あるため、上記のような煩雑なメンテナンス作業を省略
することができる。しかしながら、従来のPTC素子を
用いた過電圧・過電流保護部品は、ベル電圧や200V
といった程度の商用電源との混触に対してはインターフ
ェイス部6を保護することができるものの、600Vの
ような非常に大きな過電圧に対してはインターフェイス
部6を確実に保護することができなかった。すなわち、
600Vといった非常に大きな過電圧が印加された場合
には、PTC素子8がショート破壊し、通話回路に非常
に大きな電流が加わり、端末装置の発火等の重大な事故
を引き起こすことがあった。従って、従来のPTC素子
を用いた端末装置は、600Vの過電圧に対する保護を
要求する規格、例えばUL1459、CSAまたはベル
コア等の規格の要求を満たすものではなかった。
【0011】本発明の目的は、200V以下の低い過電
圧に対しては復帰性を有する保護動作を果たすことがで
き、かつ600Vのような非常に大きな過電圧が印加さ
れた場合にも発火等の重大な事故を生じさせずに通話回
路等を確実に保護し得る保護部品を備えた電信電話用端
末装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、正特性サーミ
スタ素子からなる過電圧・過電流保護部品を有する電信
電話用端末装置において、前記PTC素子が、キュリー
点が60〜120℃の範囲にあるセラミック材料よりな
り、かつ厚みが2.5〜5.0mmの板状セラミック素
体と、前記セラミック素体の両主面に形成された電極と
を有することを特徴とする。
【0013】本発明の電信電話用端末装置におけるPT
C素子の両主面の電極には、通常、外部との電気的接続
を図るためにリード端子がはんだにより接続されてい
る。また、好ましくは、該リード端子の引出されている
部分を除いた残りの部分が、絶縁樹脂により被覆されて
いる。
【0014】
【作用】キュリー点が60〜120℃の範囲にあるセラ
ミック材料からなり、厚みが2.5〜5.0mmの板状
セラミック素体を用いてPTC素子が構成されているた
め、600Vといった非常に大きな過電圧が印加された
場合に、該PTC素子は層状に割れる。すなわち、本発
明では、大きな過電圧が印加された場合には、確実に層
状に割れるようにPTC素子を構成することにより、大
きな過電圧が印加された場合に回路を開状態として通話
回路等の端末装置回路部分を保護している。
【0015】なお、ベル電圧の印加や200Vの商用電
源との混触のように、比較的低い過電圧が印加された場
合には、従来のPTC素子を用いた過電圧・過電流保護
部品の場合と同様に、PTC素子の電流制限作用により
繰り返し回路が保護される。
【0016】
【実施例の説明】以下、本発明の一実施例を説明する。
図1は、本実施例に用いられるPTC素子及びその破壊
状態を説明するための斜視図である。PTC素子11
は、円板状のセラミック素体12の両主面に電極13,
14を形成した構造を有する。セラミック素体12は、
キュリー点が60〜120℃の範囲にあるセラミック材
料からなり、かつ厚みが2.5〜5.0mmの範囲とさ
れている。
【0017】本実施例の電信電話用端末装置では、上記
のようなPTC素子11が過電圧・過電流保護部品とし
て用いられているが、具体的には、図4に示した従来の
端末装置のPTC素子8に代えて、上記PTC素子11
が用いられている。従って、電信電話用端末装置の他の
回路部分については、図2及び図4を参照して説明した
従来の構成と同様であるため、該構成についての説明を
援用することにより省略する。
【0018】本実施例の電信電話用端末装置において
は、上記のようなPTC素子11を用いているため、2
00V程度の過電圧に対しては繰り返し保護を行うこと
ができ、600Vといった非常に大きな過電圧に対して
はPTC素子11の層状破壊により保護が行われる。こ
れを、より具体的に説明する。
【0019】まず、交流75Vや150Vといったベル
電圧が誤って通話回路に印加された場合や、100Vや
200Vといった商用電源との混触が生じた場合の過電
圧保護を説明する。この場合には、従来のPTC素子8
の場合と同様に、PTC素子11の電流制限作用によ
り、通話回路等が確実に保護される。このPTC素子1
1の電流制限作用による保護は復帰性を有するため、P
TC素子11を交換することなく、何度でも通話回路等
を確実に保護することができる。従って、商用電源との
混触や配線ミスといった比較的頻発しがちなミスに対し
ては、PTC素子11の復帰性を有する保護作用によ
り、煩雑なメンテナンス作業を実施することなく端末装
置を保護することができる。
【0020】次に、600Vの過電圧が印加された場合
には、PTC素子11は、図1の下方に示すように、層
状破壊を引起し、破壊片11aと破壊片11bとに分割
される。このようにPTC素子11が層状に破壊するの
は、過電圧が印加されるとPTC素子11の温度が急激
に上昇し、素子表面と中心部とで非常に大きな温度差が
生じ、その熱膨張差により層状破壊が生じるからであ
る。
【0021】上記のように、PTC素子11が破壊片1
1a,11bとに層状に分割した状態で割れるため、6
00Vの過電圧が印加された場合には、該層状破壊によ
り回路が開状態とされ、端末装置の保護が図られる。こ
の場合には、PTC素子11は破壊するため、もはやP
TC素子11を再使用することができない。しかしなが
ら、このような非常に大きな過電圧が印加されることは
非常にまれであり、かつこのような大きな過電圧が印加
された場合には他の部品もその機能を果たせなくなるこ
とが多いのが普通である。従って、600Vのような大
きな過電圧が印加された場合には、他の部品も交換せざ
るを得ないため、PTC素子11についての復帰性はさ
ほど要求されないので、上記層状破壊により端末装置の
保護は十分に図られる。
【0022】上記のように、本実施例では、PTC素子
11を確実に層状に破壊させることにより、600Vの
過電圧に対する保護が図られる。従って、PTC素子1
1は600Vといった非常に大きな過電圧が印加された
場合に、図1に下方に示したように確実に層状に破壊さ
れる必要がある。そして、このように、PTC素子11
を層状に破壊するために、本発明では、PTC素子のセ
ラミック素体が、厚み2.5〜5.0mmの範囲にあ
り、かつセラミック素体を構成しているセラミック材料
のキュリー点が60〜120℃の範囲とされている。こ
の根拠を、図5〜図7を参照して説明する。
【0023】図5は、PTC素子11の厚みと耐電圧と
の関係を示す図である。なお、図5の,及びは、
それぞれ、…ショート破壊を生じ易い領域、…PT
C素子が600Vの過電圧により層状破壊し、200V
の過電圧では電流制限作用により保護動作を行う領域、
…層状破壊を起こし易い領域を示す。図5の実線Aか
ら明らかなように、PTC素子11の静的耐電圧は、P
TC素子11の厚みが増加する程高くなる。また、厚み
が2.5mm未満の場合には、静的な耐電圧が非常に低
くなり、600Vの過電圧を印加すると、ショート破壊
が生じ易くなる。従って、本発明では、600Vの過電
圧が印加された場合のショート破壊を防止するために、
素子厚みが2.5mm以上とされている。
【0024】他方、素子の厚みが5.0mmを超える
と、PTC素子11は層状破壊が生じ易くなる。しかし
ながら、PTC素子の厚みが厚くなり過ぎると、600
Vよりもかなり低い電圧でも層状破壊を生じる。すなわ
ち、図5の破線Bから明らかなように、PTC素子11
の厚みが5.0mmを超えると、200Vの過電圧が印
加された場合でも層状破壊が生じてしまう。従って、本
発明では、200V前後の過電圧で層状破壊を生じさせ
ないために、PTC素子11の厚みが5.0mm以下と
されている。
【0025】図6は、PTC素子に流れる電流と周囲温
度との関係を示す図であり、実線Cはキュリー点が60
℃の場合の保護電流特性を、破線Dはキュリー点が12
0℃の場合の保護電流特性を示す。実線C及び破線Dの
それぞれ下側の領域がPTC素子の保護不動作領域であ
り、上方の領域がPTC素子の動作領域であることを示
す。なお、PTC素子11の動作領域及び不動作領域の
決定は、図7の電圧−電流特性曲線の山を、周囲温度毎
にプロットすることにより決定されたものである。
【0026】電信電話用端末装置の使用温度、すなわち
使用が保証されねばならない温度範囲は、一般に−10
〜50℃の範囲である。従って、PTC素子のキュリー
点が60℃未満では、周囲温度との差が小さくなるた
め、図6から明らかなように不動作電流値が周囲温度の
影響を受け易くなる。なお、不動作電流値とは、PTC
素子11に通電しても、電流制限作用を発揮しない最大
電流値を意味する。
【0027】従って、図6のように、不動作電流値は、
周囲温度が高くなる程低くなる。すなわち、キュリー点
に周囲温度が近づく程、不動作電流値が低くなる性質を
有する。
【0028】他方、PTC素子11は、構成しているセ
ラミック材料のキュリー点が高い程、電圧印加時に高温
となる。従って、キュリー点が120℃を超えるセラミ
ック材料からなる場合には、周囲温度とPTC素子11
の内部の温度との差が大きくなり、層状に割れ易くな
る。よって、キュリー点が120℃を超えると、600
Vよりも低い電圧でも層状破壊が生じ易くなってしま
う。また、600Vの過電圧が印加された場合に、PT
C素子11の表面が異常な高温となると、素子に接着し
ていたはんだが溶融し、他の部品に接触するおそれもあ
った。従って、本発明では、PTC素子11を構成する
セラミック材料のキュリー点が120℃以下とされてい
る。
【0029】上記のように、本発明では、使用するPT
C素子11の厚み及び該PTC素子11を構成している
セラミック材料のキュリー温度を上記特定の範囲に選択
することにより、600Vの過電圧に対して確実にPT
C素子11を層状破壊させ、他方、200V前後の過電
圧に対してはPTC素子の電流制限作用により繰り返し
回路を保護することが可能とされている。
【0030】なお、図1に示したPTC素子11は、本
発明に用いられるPTC素子のあくまでも一例を図示し
たものであり、本発明で用いるPTC素子としては、円
板状以外の他の形状のものを用いてもよい。
【0031】また、図1に示したPTC素子11は、通
常、図8に示すように、両主面の電極13,14にリー
ド端子15,16をはんだ17,18により接合したリ
ード付部品の形で用いられる。さらに、好ましくは、リ
ード端子17,18の引出されている部分を除いた残り
の部分が絶縁樹脂19(一点鎖線で形成される位置のみ
を示す)で被覆される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、電信電話用端末装置の
過電圧・過電流保護部品として用いられているPTC素
子が、上記特定の範囲のキュリー温度を有するセラミッ
ク材料からなり、かつ上記特定の範囲の厚みを有するよ
うに構成されているため、600Vの過電圧が印加され
た場合にはPTC素子が層状に確実に破壊される。従っ
て、回路が開状態とされて、端末装置の保護が図られ
る。すなわち、PTC素子を層状に破壊させるように構
成することにより、回路を確実に開状態とし、それによ
って発火等の重大な事故の発生を確実に防止することが
可能とされる。
【0033】他方、200V前後の過電圧や、200V
よりも低い過電圧が印加された場合には、従来のPTC
素子の場合と同様にPTC素子の電流制限作用により回
路が保護される。この電流制限作用による保護は復帰性
を有するため、煩雑な交換作業を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられるPTC素子の外
観及び層状に破壊した状態を示す斜視図である。
【図2】電信電話用端末装置の概略を説明するための回
路図である。
【図3】過電圧・過電流保護部品として電流ヒューズを
用いた従来の電信電話用端末装置を説明するための回路
図である。
【図4】過電圧・過電流保護部品としてPTC素子を用
いた従来の電信電話用端末装置の回路図である。
【図5】PTC素子の厚みと耐電圧との関係を示す図で
ある。
【図6】周囲温度とPTC素子に流れる電流との関係を
説明するための図である。
【図7】PTC素子の電流−電圧特性を示す図である。
【図8】実施例の電信電話用端末装置のPTC素子を部
品として構成した例を示す略図的斜視図である。
【符号の説明】
11…PTC素子 12…セラミック素体 13,14…電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正特性サーミスタ素子からなる過電圧・
    過電流保護部品を有する電信電話用端末装置において、 前記正特性サーミスタ素子が、キュリー温度が60〜1
    20℃の範囲にあるセラミック材料よりなり、かつ厚み
    が2.5〜5.0mmの板状のセラミック素体と、前記
    セラミック素体の両主面に形成された電極とを有するこ
    とを特徴とする電信電話用端末装置。
  2. 【請求項2】 前記正特性サーミスタ素子の両主面の電
    極にはんだにより接合された一対のリード端子をさらに
    備える請求項1に記載の電信電話用端末装置。
  3. 【請求項3】 前記正特性サーミスタ素子のリード端子
    が引き出されている部分を除いた残りの部分が絶縁性樹
    脂により被覆されている請求項2に記載の電信電話用端
    末装置。
JP6017574A 1991-03-13 1994-02-14 正特性サーミスタ素子及びそれを用いた電信電話用端末装置 Expired - Lifetime JP2783150B2 (ja)

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