JPH0514239A - 保安回路及び回路遮断素子 - Google Patents

保安回路及び回路遮断素子

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JPH0514239A
JPH0514239A JP19072891A JP19072891A JPH0514239A JP H0514239 A JPH0514239 A JP H0514239A JP 19072891 A JP19072891 A JP 19072891A JP 19072891 A JP19072891 A JP 19072891A JP H0514239 A JPH0514239 A JP H0514239A
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JP
Japan
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overvoltage
circuit
absorbing element
surge absorbing
heating resistor
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JP19072891A
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English (en)
Inventor
Yoshito Kasai
良人 河西
Yoshiro Suzuki
吉朗 鈴木
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Okaya Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Okaya Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サージ吸収素子の定格電圧を下回る過電圧が
連続して印加された場合でも、負荷回路側に該過電圧が
印加されることを防止できる保安回路を提供する。 【構成】 線路T−R間にサージ吸収素子12を接続した
保安回路10であって、サージ吸収素子12の定格電圧以上
の過電圧が連続して印加された場合に、該過電圧による
過電流によって切断され、該過電流の通電を遮断する第
1の回路遮断素子13を、線路Tとサージ吸収素子12との
接続点14よりも過電圧の印加される側で線路Tに直列接
続すると共に、上記第1の回路遮断素子13よりも遮断電
流が小さく、サージ吸収素子12の定格電圧を下回る過電
圧が連続して印加された場合にも、該過電圧による過電
流によって切断され、該過電流の通電を遮断する第2の
回路遮断素子15を、上記接続点14よりも負荷回路11側で
上記線路Tに直列接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 この発明は、電話回線等の通信
回線にサージ吸収素子を接続した保安回路及びこの保安
回路に用いる回路遮断素子に係り、特に、上記サージ吸
収素子の定格電圧を下回る過電圧が連続して印加された
場合にも、上記通信回線自体を遮断することにより、該
過電圧から負荷回路を保護するよう構成した保安回路及
び該保安回路に用いる回路遮断素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話回線等の通信回線にあって
は、誘導雷等のサージを吸収し、電話器等の通信機器へ
サージが侵入することを阻止する保安回路が設けられて
いる。図7に示すように、この保安回路aは、通信回線
bを構成する線路T(チップ)−R(リング)間にガス
アレスタ等のサージ吸収素子cを並列接続すると共に、
サージ吸収素子分離手段たる遮断素子dを該サージ吸収
素子cの前段に直列接続している。
【0003】上記遮断素子dは、図8に示すように、絶
縁基板eと、該絶縁基板eの表面に被着形成された発熱
抵抗膜fとを有してなり、該発熱抵抗膜fの左端辺及び
右端辺にはそれぞれ電極g,hが接続され、これら電極
g,hの下端にはそれぞれ外部端子i,jが接続されて
いる。また、上記絶縁基板eの下辺には切欠部kが形成
される。そして、上記外部端子i,jのいづれか一方を
上記線路Tに接続すると共に、他方を上記サージ吸収素
子cに接続することにより、図7の保安回路aが形成さ
れる。
【0004】しかして、上記通信回線bに、上記サージ
吸収素子cの定格電圧以上のサージが瞬間的に印加され
ると、上記サージ吸収素子cが動作して該サージを吸収
するため、通信機器の負荷回路lにサージが侵入するこ
とを防止することができる。また、電源ラインへの誤接
続や接触事故、あるいはこれらの事故を想定した過電圧
試験の実施等により、サージ吸収素子cの定格電圧以上
の過電圧が連続して印加された場合には、該過電圧によ
る過電流によって上記遮断素子dの発熱抵抗膜fが発熱
し、絶縁基板eを加熱する。その結果、絶縁基板eが切
欠部kの頂点の延長線mに沿って左右に砕裂し、同時に
電流の通路たる発熱抵抗膜fも切断されるため、該遮断
素子dと直列接続されたサージ吸収素子cが保安回路a
から分離される。したがって、サージ吸収素子cの短絡
・焼損を回避することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記サージ
吸収素子cは、上記通信回線bに瞬間的に印加される高
電圧のサージを吸収するため、例えば310V以上の電
圧が印加された際に作動するよう設定されており、上記
電圧値を下回る過電圧が連続して印加された場合には上
記サージ吸収素子cが作動せず、上記遮断素子dも砕裂
しないために、該過電圧はそのまま負荷回路l側に印加
され続け、負荷回路lを損傷させるおそれがあった。
【0006】そのため、各種安全規格に基づいて電話器
に課せられる過電圧試験においても、サージ吸収素子c
の定格電圧以上の過電圧を連続的に印加してその安全性
を確認する試験のほかに、サージ吸収素子cの定格電圧
を下回る過電圧を連続的に印加する試験が実施されてい
る。例えば、UL1459においては、以下のようにT
EST M−1〜M−4の4つの異なるモードで過電圧
を印加し、保安機構が安全かつ確実に動作して、電話器
の負荷回路l側に過電圧が加わることを防止できるか否
かが試される。 開放電圧値 短絡電流値 印加時間 TEST M−1: 600V 40A 1.5秒 TEST M−2: 600V 7A 5秒 TEST M−3: 600V 2.2A 30分 TEST M−4: 200V 2.2A 30分
【0007】上記従来例においては、310V以上の過
電圧が印加された場合にはじめてサージ吸収素子c等が
動作するため、600Vの電圧を印加する上記M−1〜
M−3のモードにおける過電圧試験については対応可能
であるが、200Vの電圧を印加する上記M−4の試験
については、サージ吸収素子cが動作せず、遮断素子d
も砕裂しないので、通信回線bに印加された過電圧はそ
のまま電話器の負荷回路l側に印加されることとなる。
その結果、電話器の負荷回路lを損傷させることはもち
ろん、上記試験にも合格することができないものであっ
た。
【0008】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
せんとするものであり、その目的とするところは、サー
ジ吸収素子cの定格電圧を下回る過電圧が連続的に印加
された場合でも、上記線路Tを遮断して負荷回路l側に
過電圧が印加されることを防止でき、したがって上記過
電圧試験の全てのモードに対応できる保安回路及びこの
保安回路に用いられる回路遮断素子を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る保安回路は、通信機器の負荷回路に通
じる通信回線を構成する線路間にサージ吸収素子を接続
した保安回路であって、該サージ吸収素子の定格電圧以
上の過電圧が連続して印加された場合に、該過電圧によ
る過電流によって切断されて該過電流の通電を遮断する
第1の遮断手段を、上記線路とサージ吸収素子との接続
点よりも過電圧の印加される側で上記線路に直列接続す
ると共に、上記第1の遮断手段よりも遮断電流が小さ
く、上記サージ吸収素子の定格電圧を下回る過電圧が連
続して印加された場合に、該過電圧の印加による過電流
によって切断されて該過電流の通電を遮断する第2の遮
断手段を、上記接続点よりも負荷回路側で上記線路に直
列接続するよう構成した。上記サージ吸収素子として、
ガスアレスタやバリスタ、あるいはシリコンサージアブ
ソーバ等を用いるのが望ましい。
【0010】また、通信機器の負荷回路に通じる通信回
線を構成する線路間にサージ吸収素子を接続した保安回
路であって、該サージ吸収素子の定格電圧以上の過電圧
が連続して印加された場合に、該過電圧による過電流に
よって切断されて該過電流の通電を遮断する第1の遮断
手段を、該サージ吸収素子に直列接続すると共に、上記
第1の遮断手段よりも遮断電流が小さく、上記サージ吸
収素子の定格電圧を下回る過電圧が連続して印加された
場合に、該過電圧の印加による過電流によって切断され
て該過電流の通電を遮断する第2の遮断手段を、上記第
1の遮断手段または上記サージ吸収素子と上記線路との
接続点よりも負荷回路側で上記線路に直列接続するよう
構成してもよい。
【0011】上記第1の遮断手段及び第2の遮断手段と
して、同一の絶縁基板上に第1の発熱抵抗体と第2の発
熱抵抗体とを被着形成した一体型の回路遮断素子を用い
るのが望ましい。この第1の発熱抵抗体は、上記サージ
吸収素子の定格電圧以上の過電圧が連続して印加された
場合に、該過電圧による過電流の通電によって発熱し、
上記絶縁基板を加熱してこれを砕裂し、もって第1の発
熱抵抗体自体が切断されて上記過電流の通電を遮断する
ものである。また、上記第2の発熱抵抗体は、上記第1
の発熱抵抗体よりも抵抗値が高く、上記サージ吸収素子
の定格電圧を下回る過電圧が連続して印加された場合に
も、該過電圧による過電流の通電によって発熱し、上記
絶縁基板を加熱してこれを砕裂し、もって第2の発熱抵
抗体自体が切断されて上記過電流の通電を遮断するもの
である。
【0012】なお、上記「定格電圧」とは、サージ吸収
素子の作動電圧のことであり、具体的には、ガスアレス
タにあっては「直流放電開始電圧」を、バリスタにあっ
ては「バリスタ電圧」を、シリコンサージアブソーバに
あっては「ブレークダウン電圧」をそれぞれ意味する。
【0013】また、上記の「連続して印加され」という
表現は、「一定時間印加され」という意味であり、「瞬
間的に印加され」の対立概念である。したがって、連続
して印加される「過電圧」には、時間の経過とともに電
圧値が変化する交流電圧も当然に含まれるものである。
以下においても同様である。
【0014】
【作用】上記構成よりなる保安回路に誘導雷等のサージ
が瞬間的に印加された場合には、上記サージ吸収素子が
該サージを吸収するため、負荷回路側にサージが印加さ
れることを防止できる。また、上記サージ吸収素子の定
格電圧以上の過電圧が連続して印加された場合には、該
サージ吸収素子と上記線路との接続点よりも過電圧の印
加される側で上記線路に直列接続された上記第1の遮断
手段が、該過電圧による過電流の連続的な通電によって
切断される。その結果、上記線路が切断されるので、サ
ージ吸収素子に過電圧が印加されることがなく、サージ
吸収素子の短絡・焼損を防止できる。また、当然に負荷
回路側に過電圧が印加されることを防止することができ
る。さらに、上記サージ吸収素子の定格電圧を下回る過
電圧が連続的に印加された場合でも、該過電圧による過
電流の通電により、上記第1の遮断手段よりも遮断電流
の小さい上記第2の遮断手段が切断され、その結果上記
線路が遮断されるので、負荷回路側に該過電圧が印加さ
れることを防止できる。
【0015】また、第1の遮断手段をサージ吸収素子に
直列接続した保安回路においては、サージ吸収素子の定
格電圧以上の過電圧が連続して印加された場合に、該過
電圧による過電流によって第1の遮断手段が切断され、
サージ吸収素子が上記線路から分離されるので、サージ
吸収素子の短絡・焼損が防止できる。また、第2の遮断
手段は第1の遮断手段よりも遮断電流が小さいので、サ
ージ吸収素子が分離された後に過電圧が印加されても、
該過電圧による過電流によって必ず第2の遮断手段が切
断されるので、負荷回路側に過電圧が印加されることを
防止できる。
【0016】なお、上記第1の遮断手段及び第2の遮断
手段として、上記のような一体型の回路遮断素子を用い
て上記保安回路を構成することにより、構成の簡素化及
び製造の容易化が図れる。
【0017】
【実施例】以下に本発明を、図示の実施例に基づいて説
明する。図1に示すように、本発明に係る第1の保安回
路10においては、電話回線等の通信回線Cを構成する線
路T(チップ)−R(リング)の相互間に、ガスアレス
タよりなるサージ吸収素子12が、電話器等の負荷回路11
に対して並列に接続される。また、第1の回路遮断素子
13が、上記線路Tと上記サージ吸収素子12との接続点14
よりも過電圧の印加される側(以下「印加側」と称す
る)で上記線路Tに直列接続されると共に、第2の回路
遮断素子15が、上記接続点14よりも負荷回路側(以下
「負荷側」と称する)で上記線路Tに直列接続される。
【0018】上記サージ吸収素子12は、上記通信回線C
に瞬間的に印加される高電圧のサージを吸収するための
もので、310V以上のサージが印加された場合に作動
するよう設定されている。
【0019】上記第1の回路遮断素子13は、図2に示す
ように、アルミナ、フォルステライト、ステアタイト等
のセラミックからなる板厚0.5mm〜1.5mmの第
1の絶縁基板20上に、ルテニウム系ペースト等よりなる
第1の矩形発熱抵抗体21を被着形成すると共に、該第1
の矩形発熱抵抗体21の左端辺22及び右端辺23に、Ag・
Pd系ペースト等の電気的良導体よりなる第1の電極24
及び第2の電極25を接続してなる。そして、該第1の電
極24の下端部26及び第2の電極25の下端部27には、それ
ぞれ第1の外部端子28及び第2の外部端子29が接続され
る。該第1の外部端子28及び第2の外部端子29が上記線
路Tに、上記接続点14よりも印加側で接続されることに
より、第1の回路遮断素子13は上記線路Tに直列接続さ
れる。
【0020】上記第2の回路遮断素子15は、図3に示す
ように、上記と同様のセラミック製の第2の絶縁基板30
上に、ルテニウム系ペースト等よりなる折曲した第1の
蛇行状発熱抵抗体31を被着形成すると共に、該第1の蛇
行状発熱抵抗体31の上端部32及び下端部33に、Ag・P
d系ペースト等の電気的良導体よりなる第3の電極34及
び第4の電極35を接続してなる。そして、該第3の電極
34の下端部36及び第4の電極35の下端部37には、それぞ
れ第3の外部端子38及び第4の外部端子39が接続され
る。該第3の外部端子38及び第4の外部端子39が、上記
線路Tに上記接続点14よりも負荷側で接続されることに
より、第2の回路遮断素子15は上記線路Tに直列接続さ
れる。
【0021】しかして、上記構成よりなる第1の保安回
路10に高電圧のサージが瞬間的に印加された場合には、
上記サージ吸収素子12が作動して該サージを吸収するた
め、負荷回路11にサージが印加されることを防止でき
る。また、該サージ吸収素子12の定格電圧以上の過電圧
が連続して印加された場合には、上記第1の回路遮断素
子13に該過電圧の印加による過電流が連続的に流れるた
め、上記第1の矩形発熱抵抗体21が急激に発熱して上記
第1の絶縁基板20を加熱する。そのため、該第1の絶縁
基板20は熱歪みによって1点鎖線(イ)に沿って左右に
砕裂し(図2)、電流の通路たる第1の矩形発熱抵抗体
21も同時に切断されるので、線路Tが遮断される。した
がって、サージ吸収素子12の短絡・焼損を防止できる。
さらに、該サージ吸収素子12の定格電圧を下回る過電圧
が連続して印加された場合には、上記サージ吸収素子12
及び第1の回路遮断素子13が作動しないため、第2の回
路遮断素子15に過電圧の印加による過電流が連続して流
れ、上記第1の蛇行状発熱抵抗体31が急激に発熱して上
記第2の絶縁基板30を加熱する。そのため、該第2の絶
縁基板30は熱歪みによって1点鎖線(ロ)に沿って左右
に砕裂し(図3)、電流の通路たる第1の蛇行状発熱抵
抗体31も同時に切断されるので、線路Tが遮断される。
したがって、負荷回路11にサージ吸収素子12の定格電圧
を下回る過電圧が印加されることを防止できる。
【0022】このように、本実施例においては、上記第
1の回路遮断素子13の第1の矩形発熱抵抗体21が第1の
遮断手段として、また、上記第2の回路遮断素子15の第
1の蛇行状発熱抵抗体31が第2の遮断手段として機能す
る。
【0023】なお、以上のように、上記第1の回路遮断
素子13及び第2の回路遮断素子15はその基本的構成を共
通しているが、その遮断電流に差異が設けられている。
すなわち、第1の回路遮断素子13は、上記サージ吸収素
子12と線路Tとの接続点14よりも印加側に位置するため
に耐サージ性が要求されるのみならず、サージ吸収素子
12の定格電圧以上の過電圧が連続して印加された場合に
はじめて線路Tを遮断するよう機能するため、ある程度
高い遮断電流が要求される。一方、第2の回路遮断素子
15は、上記接続点14よりも負荷側に位置するために耐サ
ージ性は要求されず、むしろサージ吸収素子12の定格電
圧を下回る過電圧が連続して印加された場合に線路Tを
遮断して負荷回路11を保護するよう機能するため、第1
の回路遮断素子13よりも遮断電流を低く設定する必要が
ある。具体的には、電話器に対する上記過電圧試験等を
考慮して、第1の回路遮断素子13の遮断電流を450m
Aに、また、第2の回路遮断素子15の遮断電流を270
mAに設定するのが望ましい。
【0024】これらの遮断電流は、上記第1の絶縁基板
20及び第2の絶縁基板30の厚さや材質等との兼ね合い
で、第1の回路遮断素子13の第1の矩形発熱抵抗体21の
抵抗値(以下「R1 」と称する)及び第2の回路遮断素
子15の第1の蛇行状発熱抵抗体31の抵抗値(以下「R2
」と称する)を調整することによって設定できる。す
なわち、上記第1の絶縁基板20及び第2の絶縁基板30の
厚さや材質が等しく、したがってそれらの耐熱性が等し
い場合には、「R1<R2」にすれば、「第1の回路遮断
素子13の遮断電流>第2の回路遮断素子15の遮断電流」
とすることができる。上記のように、第2の回路遮断素
子15に矩形発熱抵抗体を用いる代わりに、折曲した第1
の蛇行状発熱抵抗体31を採用したのも、R2 の抵抗値を
高めるためである。なお、負荷回路11の総合インピーダ
ンスとの関係上、「R1+R2≦100Ω」とするのが望
ましい。
【0025】図4において、第1の遮断手段及び第2の
遮断手段を一体的に構成した、第1の一体型回路遮断素
子40を示す。該第1の一体型回路遮断素子40は、アルミ
ナ、フォルステライト、ステアタイト等のセラミックか
らなる板厚0.5mm〜1.5mmの第3の絶縁基板41
の左半部42に、ルテニウム系ペースト等よりなる第2の
矩形発熱抵抗体43を被着形成すると共に、上記第3の絶
縁基板41の右半部44に、同じくルテニウム系ペースト等
よりなる第2の蛇行状発熱抵抗体45を被着形成してな
る。上記第2の矩形発熱抵抗体43の左端辺46及び右端辺
47には、それぞれAg・Pd系ペースト等の電気的良導
体よりなる第5の電極48及び第6の電極49が接続され
る。また、該第6の電極49の上部には分岐部50が突出し
ており、該分岐部50が上記第2の蛇行状発熱抵抗体45の
上端部51と接続している。さらに、上記第5の電極48、
第6の電極49及び第2の蛇行状発熱抵抗体45の下端部52
には、それぞれ第5の外部端子53、第6の外部端子54、
第7の外部端子55が接続されている。
【0026】上記構成よりなる第1の一体型回路遮断素
子40の、上記第6の外部端子54を上記サージ吸収素子12
に接続すると共に、上記第5の外部端子53を上記線路T
の印加側に、また上記第7の外部端子55を上記線路Tの
負荷側に接続することにより、図1に示す第1の保安回
路10が構成される。すなわち、上記通信回線Cにサージ
吸収素子12の定格電圧以上の過電圧が連続的に印加され
た場合には、上記第2の矩形発熱抵抗体43が発熱し、第
3の絶縁基板41の左半部42が熱歪みにより、1点鎖線
(ハ)に沿って左右に砕裂する。その結果、電流の通路
たる第2の矩形発熱抵抗体43も切断され、サージ吸収素
子12及び負荷回路11に過電圧が印加されることを防止で
きる。また、サージ吸収素子12の定格電圧を下回る過電
圧が連続的に印加された場合には、上記第2の蛇行状発
熱抵抗体45が発熱し、第3の絶縁基板41が1点鎖線
(ニ)に沿って左右に砕裂する。その結果、電流の通路
たる第2の蛇行状発熱抵抗体45も切断され、負荷回路11
側に過電圧が印加されることを防止できる。
【0027】この第1の一体型回路遮断素子40において
は、上記第2の矩形発熱抵抗体43が第1の遮断手段とし
て、上記第2の蛇行状発熱抵抗体45が第2の遮断手段と
して機能する。また、第6の電極49が上記接続点14に該
当する。以上のように、上記第1の回路遮断素子13及び
第2の回路遮断素子15を用いる代わりに、上記第1の一
体型回路遮断素子40を用いて上記保安回路10を構成する
ことにより、構成の簡素化及び製造の容易化を図ること
ができる。なお、該第2の矩形発熱抵抗体43の遮断電流
は、上記第1の回路遮断素子13の第1の矩形発熱抵抗体
21と同様の450mAに、また、第2の蛇行状発熱抵抗
体45の遮断電流は、上記第2の回路遮断素子15の第1の
蛇行状発熱抵抗体31と同様の270mAに設定される。
また、第2の矩形発熱抵抗体43の抵抗値R3と第2の蛇
行状発熱抵抗体45の抵抗値R4との関係も、上記第1の
矩形発熱抵抗体21の抵抗値R1と第1の蛇行状発熱抵抗
体31の抵抗値R2との関係と同様である。すなわち、
「R3<R4」、「R3+R4≦100Ω」となるよう設定
される。
【0028】図5において、上記第1の一体型回路遮断
素子40の変形例たる第2の一体型回路遮断素子60を示
す。該第2の一体型回路遮断素子60は、アルミナ、フォ
ルステライト、ステアタイト等のセラミックからなる板
厚0.5mm〜1.5mmの第4の絶縁基板61の左半部
62に、ルテニウム系ペースト等よりなる第3の矩形発熱
抵抗体63を被着形成すると共に、上記第4の絶縁基板61
の右半部64に、同じくルテニウム系ペースト等よりなる
第3の蛇行状発熱抵抗体65を被着形成してなる。上記第
3の矩形発熱抵抗体63の下端辺66には、第8の電極67が
接続される。また、第4の絶縁基板61の略中央には、第
9の電極68が配設される。該第9の電極68は、上部が長
寸の左分岐部69と短寸の右分岐部70とに分岐しており、
該左分岐部69は第3の矩形発熱抵抗体63の上端辺71に接
続されると共に、右分岐部70は第3の蛇行状発熱抵抗体
65の上端部72に接続される。さらに、上記第8の電極6
7、第9の電極68及び第3の蛇行状発熱抵抗体65の下端
部73には、それぞれ第8の外部端子74、第9の外部端子
75、第10の外部端子76が接続される。
【0029】上記構成よりなる第2の一体型回路遮断素
子60の、上記第9の外部端子75を上記サージ吸収素子12
に接続すると共に、上記第8の外部端子74を上記線路T
の印加側に、また上記第10の外部端子76を上記線路Tの
負荷側に接続することにより、図1に示す第1の保安回
路10が構成される。すなわち、上記通信回線Cにサージ
吸収素子12の定格電圧以上の過電圧が連続的に印加され
た場合には、上記第3の矩形発熱抵抗体63が発熱し、第
4の絶縁基板61が熱歪みによって1点鎖線(ホ)に沿っ
て上下に砕裂する。その結果、電流の通路たる第3の矩
形発熱抵抗体63も切断され、サージ吸収素子12及び負荷
回路11に過電圧が印加されることを防止できる。また、
サージ吸収素子12の定格電圧を下回る過電圧が連続的に
印加された場合には、上記第3の蛇行状発熱抵抗体65が
発熱し、第4の絶縁基板61が1点鎖線(ヘ)に沿って左
右に砕裂する。その結果、電流の通路たる第3の蛇行状
発熱抵抗体65も切断され、負荷回路11側に過電圧が印加
されることを防止できる。
【0030】以上のように、第2の一体型回路遮断素子
60の第3の矩形発熱抵抗体63が第1の遮断手段として、
また第3の蛇行状発熱抵抗体65が第2の遮断手段として
機能する。また、上記第9の電極68が上記接続点14に該
当する。なお、上記第1の一体型回路遮断素子40と同様
に、該第2の一体型回路遮断素子60の第3の矩形発熱抵
抗体63の遮断電流は450mAに、また第3の蛇行状発
熱抵抗体65の遮断電流は270mAに設定される。ま
た、第3の矩形発熱抵抗体63の抵抗値R5 と第3の蛇行
状発熱抵抗体65の抵抗値R6 との関係も、上記と同様
に、「R5<R6」、「R5+R6≦100Ω」となるよう
設定される。
【0031】つぎに、図6において、本発明に係る第2
の保安回路80を示す。この第2の保安回路80は、通信回
線Cを構成する線路T(チップ)−R(リング)の相互
間に、上記サージ吸収素子12が負荷回路11に対して並列
に接続される。また、第1の遮断手段たる上記第1の回
路遮断素子13が、上記サージ吸収素子12の前段におい
て、該サージ吸収素子12と直列接続される。さらに、第
2の遮断手段たる上記第2の回路遮断素子15が、上記第
1の回路遮断素子13と上記線路Tとの接続点81よりも負
荷側で、上記線路Tに直列接続される。
【0032】しかして、上記構成よりなる第2の保安回
路80に高電圧のサージが瞬間的に印加された場合には、
上記サージ吸収素子12が作動して該サージを吸収するた
め、負荷回路11にサージが印加されることを防止でき
る。また、該サージ吸収素子12の定格電圧以上の過電圧
が連続して印加された場合には、上記第1の回路遮断素
子13に過電圧による過電流が連続的に流れるため、上記
第1の矩形発熱抵抗体21が急激に発熱し、上記第1の絶
縁基板20が1点鎖線(イ)に沿って左右に砕裂する(図
2)。その結果、電流の通路たる第1の矩形発熱抵抗体
21も同時に切断されるので、サージ吸収素子12が線路T
から切り離される。その瞬間に、過電圧が負荷回路11側
に印加されることになるが、上記のように第2の回路遮
断素子15の遮断電流は第1の回路遮断素子13の遮断電流
よりも小さく設定されているため、第2の回路遮断素子
15の第2の絶縁基板30が砕裂する。したがって、線路T
が遮断され、負荷回路11に過電圧が印加されることを防
止できる。さらに、該サージ吸収素子12の定格電圧を下
回る過電圧が連続して印加された場合には、上記サージ
吸収素子12及び第1の回路遮断素子13が作動しないた
め、第2の回路遮断素子15に過電圧の印加による過電流
が連続して流れ、上記第1の蛇行状発熱抵抗体31が急激
に発熱し、上記第2の絶縁基板30が1点鎖線(ロ)に沿
って左右に砕裂する(図3)。その結果、電流の通路た
る第1の蛇行状発熱抵抗体31も同時に切断されるので、
線路Tが遮断され、負荷回路11にサージ吸収素子12の定
格電圧を下回る過電圧が印加されることを防止できる。
【0033】第1の回路遮断素子13及び第2の回路遮断
素子15を用いる代わりに、上記第1の一体型回路遮断素
子40を用いることによって、第2の保安回路80を構成し
ても良い。すなわち、第1の一体型回路遮断素子40の第
5の外部端子53を、その一端が線路Rに接続されたサー
ジ吸収素子12の他端に接続すると共に、第6の外部端子
54を上記線路Tの印加側に接続し、また、第7の外部端
子55を線路Tの負荷側に接続することにより、上記第2
の保安回路80を構成することができる。
【0034】また、上記第2の一体型回路遮断素子60を
用いて上記第2の保安回路80を構成しても良い。すなわ
ち、第2の一体型回路遮断素子60の第8の外部端子74
を、その一端が線路Rに接続されたサージ吸収素子12の
他端に接続すると共に、第9の外部端子75を上記線路T
の印加側に接続し、また、第10の外部端子76を線路Tの
負荷側に接続することによって上記第2の保安回路80を
構成することができる。なお、第2の一体形回路遮断素
子60の場合には、サージ吸収素子12の定格電圧以上の過
電圧が連続して印加され、第3の矩形発熱抵抗体63が切
断されると同時に、1点鎖線(ホ)に沿って第3の蛇行
状発熱抵抗体65も切断されるため(図5)、該過電圧が
負荷回路11側に印加されることを、より確実に防止する
ことができる。
【0035】なお、第2の保安回路80においては、上記
のように、第1の遮断手段が負荷回路11に対して並列に
接続される。したがって、第1の遮断手段の抵抗値が高
いと、通電によってそれだけ高い電圧が負荷回路11に加
わることとなるので、その抵抗値を比較的に低く設定す
る必要がある。具体的には、上記第1の回路遮断素子13
の第1の矩形発熱抵抗体21の抵抗値R1 と、上記第1の
一体形遮断素子40の第2の矩形発熱抵抗体43の抵抗値R
3 と、上記第2の一体形遮断素子60の第3の矩形発熱抵
抗体63の抵抗値R5 とを、それぞれ3Ω以下に設定する
のが望ましい。
【0036】
【発明の効果】上記のように、本発明に係る保安回路に
おいては、通信回線を構成する線路間に接続されたサー
ジ吸収素子の定格電圧以上の過電圧が連続して印加され
た場合に切断され、該サージ吸収素子に該過電圧が印加
されることを防止する第1の遮断手段の他に、該第1の
遮断手段よりも遮断電流の小さい第2の遮断手段を、上
記サージ吸収素子或いは第1の遮断手段と上記線路との
接続点よりも負荷回路側で上記線路に直列接続するよう
構成したので、サージ吸収素子の定格電圧を下回る過電
圧が連続して印加された場合にも、該過電圧の印加によ
る過電流によって上記第2の遮断手段が切断され、その
結果上記線路が遮断されて負荷回路側に該過電圧が印加
されることを防止できる。なお、上記第2の遮断手段の
遮断電流を調整することにより、電話器について課せら
れる上記過電圧試験の全てのモードに対応することが可
能となる。
【0037】また、上記第1の遮断手段及び第2の遮断
手段として、同一の絶縁基板上に、サージ吸収素子の定
格電圧以上の過電圧が連続して印加された場合に切断さ
れて該過電圧による過電流の通電を遮断する第1の発熱
抵抗体と、該第1の発熱抵抗体よりも抵抗値が高く、上
記サージ吸収素子の定格電圧を下回る過電圧が連続して
印加された場合にも、該過電圧による過電流によって切
断されて該過電流の通電を遮断する第2の発熱抵抗体を
被着形成した一体型の回路遮断素子を用いることによ
り、上記保安回路の構成の簡素化及び製造の容易化が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保安回路の一実施例を示す回路図
である。
【図2】上記回路に接続される第1の回路遮断素子を示
す簡略斜視図である。
【図3】上記回路に接続される第2の回路遮断素子を示
す簡略斜視図である。
【図4】上記回路に接続される第1の一体型回路遮断素
子を示す簡略斜視図である。
【図5】上記回路に接続される第2の一体型回路遮断素
子を示す簡略斜視図である。
【図6】本発明に係る保安回路の他の実施例を示す回路
図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例に係る遮断素子を示す概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 第1の保安回路 11 負荷回路 12 サージ吸収素子 13 第1の回路遮断素子 14 接続点 15 第2の回路遮断素子 20 第1の絶縁基板 21 第1の矩形発熱抵抗体 30 第2の絶縁基板 31 第1の蛇行状発熱抵抗体 40 第1の一体型回路遮断素子 41 第3の絶縁基板 43 第2の矩形発熱抵抗体 45 第2の蛇行状発熱抵抗体 60 第2の一体型回路遮断素子 61 第4の絶縁基板 63 第3の矩形発熱抵抗体 65 第3の蛇行状発熱抵抗体 80 第2の保安回路 81 接続点 T 線路(チップ) R 線路(リング) C 通信回線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器の負荷回路に通じる通信回線を
    構成する線路間にサージ吸収素子を接続した保安回路で
    あって、該サージ吸収素子の定格電圧以上の過電圧が連
    続して印加された場合に、該過電圧による過電流によっ
    て切断されて該過電流の通電を遮断する第1の遮断手段
    を、上記線路とサージ吸収素子との接続点よりも過電圧
    の印加される側で上記線路に直列接続すると共に、上記
    第1の遮断手段よりも遮断電流が小さく、上記サージ吸
    収素子の定格電圧を下回る過電圧が連続して印加された
    場合に、該過電圧の印加による過電流によって切断され
    て該過電流の通電を遮断する第2の遮断手段を、上記接
    続点よりも負荷回路側で上記線路に直列接続したことを
    特徴とする保安回路。
  2. 【請求項2】 通信機器の負荷回路に通じる通信回線を
    構成する線路間にサージ吸収素子を接続した保安回路で
    あって、該サージ吸収素子の定格電圧以上の過電圧が連
    続して印加された場合に、該過電圧による過電流によっ
    て切断されて該過電流の通電を遮断する第1の遮断手段
    を、該サージ吸収素子に直列接続すると共に、上記第1
    の遮断手段よりも遮断電流が小さく、上記サージ吸収素
    子の定格電圧を下回る過電圧が連続して印加された場合
    に、該過電圧の印加による過電流によって切断されて該
    過電流の通電を遮断する第2の遮断手段を、上記第1の
    遮断手段または上記サージ吸収素子と上記線路との接続
    点よりも負荷回路側で上記線路に直列接続したことを特
    徴とする保安回路。
  3. 【請求項3】 通信機器の負荷回路に通じる通信回線を
    構成する線路間にサージ吸収素子を接続した保安回路に
    接続される回路遮断素子であって、絶縁基板と、該絶縁
    基板上に被着形成された第1の発熱抵抗体と第2の発熱
    抵抗体とを有してなり、該第1の発熱抵抗体は、上記サ
    ージ吸収素子の定格電圧以上の過電圧が連続して印加さ
    れた場合に、該過電圧による過電流の通電によって発熱
    し、上記絶縁基板を加熱してこれを砕裂し、もって第1
    の発熱抵抗体が切断されて上記過電流の通電を遮断する
    と共に、上記第2の発熱抵抗体は、上記第1の発熱抵抗
    体よりも抵抗値が高く、上記サージ吸収素子の定格電圧
    を下回る過電圧が連続して印加された場合に、該過電圧
    による過電流の通電によって発熱し、上記絶縁基板を加
    熱してこれを砕裂し、もって第2の発熱抵抗体が切断さ
    れて上記過電流の通電を遮断するよう構成した回路遮断
    素子。
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