JPH06293625A - 化粧水 - Google Patents
化粧水Info
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- JPH06293625A JPH06293625A JP8209393A JP8209393A JPH06293625A JP H06293625 A JPH06293625 A JP H06293625A JP 8209393 A JP8209393 A JP 8209393A JP 8209393 A JP8209393 A JP 8209393A JP H06293625 A JPH06293625 A JP H06293625A
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- JP
- Japan
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- betaine
- toilet lotion
- lotion
- feeling
- toilet
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保湿作用および使用後の皮膚感触の改良効果
の高い化粧水を供する。 【構成】 式 で表されるベタインを有効成分とする事を特徴とする化
粧水 【効果】 従来用いられてきた保湿剤を用いた物より高
い保湿能を有し、皮膚に塗布した場合の使用感が著しく
優れた物となった。
の高い化粧水を供する。 【構成】 式 で表されるベタインを有効成分とする事を特徴とする化
粧水 【効果】 従来用いられてきた保湿剤を用いた物より高
い保湿能を有し、皮膚に塗布した場合の使用感が著しく
優れた物となった。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ベタイン（別名：トリ
メチルグリシン、グリシンベタイン、アルキルジメチル
ベタイン）を有効成分とする化粧水に関する。
メチルグリシン、グリシンベタイン、アルキルジメチル
ベタイン）を有効成分とする化粧水に関する。
【０００２】
【従来の技術および解決しようとする課題】従来、化粧
水の保湿剤としては、尿素、ピロリドンカルボン酸およ
びその塩、グリセリン等が用いられてきたが、いずれも
その効果が充分でないばかりか、効果が長く続かなかっ
たり、べた付きが生じて滑りが悪かったりするなどの欠
点があり、使用者の満足を得る物ではなかった。
水の保湿剤としては、尿素、ピロリドンカルボン酸およ
びその塩、グリセリン等が用いられてきたが、いずれも
その効果が充分でないばかりか、効果が長く続かなかっ
たり、べた付きが生じて滑りが悪かったりするなどの欠
点があり、使用者の満足を得る物ではなかった。
【０００３】一方、ベタインを皮膚に適用する場合の効
果は、特開平３−１１００９にＡＴＰまたはＡＴＰ産生
系、マグネシウム塩、カリウム塩、との併用による皺防
止効果が記載されているが、その単独での効果に付いて
は従来知られていない。
果は、特開平３−１１００９にＡＴＰまたはＡＴＰ産生
系、マグネシウム塩、カリウム塩、との併用による皺防
止効果が記載されているが、その単独での効果に付いて
は従来知られていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、化粧水に
用いる物として優れた保湿作用を有する化合物を得るべ
く鋭意検討の結果、上記ベタインに優れた保湿作用及び
感触改良作用がある事を見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は式（１）で表されるベタインを有効
成分とする化粧水である。
用いる物として優れた保湿作用を有する化合物を得るべ
く鋭意検討の結果、上記ベタインに優れた保湿作用及び
感触改良作用がある事を見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は式（１）で表されるベタインを有効
成分とする化粧水である。
【０００５】例えば、ベタインは水１００重量部に対
し、１６０重量部可溶であり、その保湿性を調べたとこ
ろ、表１のような値を得た。
し、１６０重量部可溶であり、その保湿性を調べたとこ
ろ、表１のような値を得た。
【０００６】
【表１】
【０００７】 式（１）のベタインの配合量は、最終製品の０．０５〜
２０重量部、好ましくは、２〜５重量部である。
２０重量部、好ましくは、２〜５重量部である。
【０００８】本発明の化粧水は、前記必須成分の他、通
常化粧水に用いられる物質、例えば溶媒（エタノール、
イソプロパノールなど）、柔軟剤（エステル油、植物油
など）、可溶化剤（ポリオキシエチレンオレイルアルコ
ールエーテルなどの界面活性剤など）、増粘剤（アルギ
ン酸塩、セルロース誘導体、クインスシードガム、ペク
チン、プルラン、キサンタンガム、カルボキシビニルポ
リマー、アクリル酸系ポリマー、ラポナイトなど）、香
料（ゲラニオール、リナロールなど）、防腐剤（メチル
パラベン、フェノキシエタノールなど）、保湿剤（グリ
セリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、１、３−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ヒアルロン酸、マルチトール、ピロリドンカルボ
ン酸など）などを配合する事ができる。
常化粧水に用いられる物質、例えば溶媒（エタノール、
イソプロパノールなど）、柔軟剤（エステル油、植物油
など）、可溶化剤（ポリオキシエチレンオレイルアルコ
ールエーテルなどの界面活性剤など）、増粘剤（アルギ
ン酸塩、セルロース誘導体、クインスシードガム、ペク
チン、プルラン、キサンタンガム、カルボキシビニルポ
リマー、アクリル酸系ポリマー、ラポナイトなど）、香
料（ゲラニオール、リナロールなど）、防腐剤（メチル
パラベン、フェノキシエタノールなど）、保湿剤（グリ
セリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、１、３−ブチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ヒアルロン酸、マルチトール、ピロリドンカルボ
ン酸など）などを配合する事ができる。
【０００９】本発明の化粧水は、通常用いられる方法に
従って、製造、充填、流通する事ができる。
従って、製造、充填、流通する事ができる。
【００１０】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれによって限定を受けるものではな
い。
するが、本発明はこれによって限定を受けるものではな
い。
【００１１】
【実施例１】 成分 配合量（重量部） ベタイン ５．０ １，３−ブチレングリコール ５．０ オレイルアルコール ０．１ ＰＯＥ（２０）ソルビタンモノラウリン酸 エステル ０．５ ＰＯＥ（１５）ラウリルアルコールエーテル ０．５ エタノール １０ 香料 適量 着色料 適量 防腐剤 適量 精製水にて全体を１００重量部とする まず、ベタインおよび１，３−ブチレングリコールを精
製水に溶解し水相となす。それ以外の成分をエタノール
に溶解し、水相と混合、濾過して調整した。
製水に溶解し水相となす。それ以外の成分をエタノール
に溶解し、水相と混合、濾過して調整した。
【００１２】
【比較例１】 成分 配合量（重量部） グリセリン ６．０ １，３−ブチレングリコール ４．０ オレイルアルコール ０．１ ＰＯＥ（２０）ソルビタンモノラウリン酸 エステル ０．５ ＰＯＥ（１５）ラウリルアルコールエーテル ０．５ エタノール １０ 香料 適量 着色料 適量 防腐剤 適量 精製水にて全体を１００重量部とする まず、グリセリンおよび１，３−ブチレングリコールを
精製水に溶解し水相となす。それ以外の成分をエタノー
ルに溶解し、水相と混合、濾過して調整した。
精製水に溶解し水相となす。それ以外の成分をエタノー
ルに溶解し、水相と混合、濾過して調整した。
【００１３】実施例１及び比較例１に示した化粧水をパ
ネラー（２０才〜３５才の女性）１０名によって評価し
た。評価項目は「べたつき」「しっとり感」「滑り感」
の３項目とし、次の基準によって評価した。 べた付き べた付きを感じない ５ 僅かにべた付く感じがある ４ ややべた付く感じがある ３ べた付く感じがある ２ ひどくべた付く １ しっとり感 とてもしっとりしている ５ かなりしっとりしている ４ しっとりしている ３ 通常の肌状態 ２ かさかさしている １ 滑り感 大変つるつるしている ５ かなりつるつるしている ４ 幾らかつるつるしている ３ 通常の肌状態 ２ なめらかではない １ この結果、次に示すような結果を得た
ネラー（２０才〜３５才の女性）１０名によって評価し
た。評価項目は「べたつき」「しっとり感」「滑り感」
の３項目とし、次の基準によって評価した。 べた付き べた付きを感じない ５ 僅かにべた付く感じがある ４ ややべた付く感じがある ３ べた付く感じがある ２ ひどくべた付く １ しっとり感 とてもしっとりしている ５ かなりしっとりしている ４ しっとりしている ３ 通常の肌状態 ２ かさかさしている １ 滑り感 大変つるつるしている ５ かなりつるつるしている ４ 幾らかつるつるしている ３ 通常の肌状態 ２ なめらかではない １ この結果、次に示すような結果を得た
【００１４】
【発明の効果】本発明により、少量の添加で保湿効果が
高く、使用後の感触が極めて良い化粧水を提供する事が
可能となった。
高く、使用後の感触が極めて良い化粧水を提供する事が
可能となった。
Claims (2)
- 【請求項１】 式（１） で表されるベタインを有効成分とする事を特徴とする化
粧水。 - 【請求項２】 式（１）で表される成分を０．０５〜２
０重量部含む事を特徴とする請求項１記載の化粧水。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209393A JPH06293625A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 化粧水 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8209393A JPH06293625A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 化粧水 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293625A true JPH06293625A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13764822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8209393A Pending JPH06293625A (ja) | 1993-04-08 | 1993-04-08 | 化粧水 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06293625A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07173043A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Kao Corp | 皮膚化粧料 |
| JPH0948719A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-18 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| US6008246A (en) * | 1995-07-12 | 1999-12-28 | Shiseido Co., Ltd. | External preparation for skin containing a low-molecular-weight betaine |
| US6156293A (en) * | 1997-01-03 | 2000-12-05 | Finnfedds Finland Ltd. | Moistening preparation |
| WO2002053127A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Shiseido Company, Ltd. | Agents d'inhibition ou de reparation d'affections cutanees causees par la secheresse, et procede d'evaluation de celles-ci |
| JP2002302432A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| JP2006143636A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 化粧下地料 |
| JP2009143897A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-07-02 | Neochemir Inc | ニキビ治療剤 |
| WO2011158679A1 (ja) | 2010-06-17 | 2011-12-22 | 株式会社 資生堂 | 肌改善皮膚化粧料 |
| KR20180108132A (ko) | 2017-03-24 | 2018-10-04 | 박원진 | 피부 주름 개선 또는 예방용 화장료 조성물 |
| WO2020138000A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 株式会社タイキ | 液晶乳化組成物、及びその製造方法 |
| WO2021215423A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 株式会社 資生堂 | 化粧料 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP8209393A patent/JPH06293625A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07173043A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-11 | Kao Corp | 皮膚化粧料 |
| US6008246A (en) * | 1995-07-12 | 1999-12-28 | Shiseido Co., Ltd. | External preparation for skin containing a low-molecular-weight betaine |
| JPH0948719A (ja) * | 1995-08-03 | 1997-02-18 | Shiseido Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| US6156293A (en) * | 1997-01-03 | 2000-12-05 | Finnfedds Finland Ltd. | Moistening preparation |
| WO2002053127A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Shiseido Company, Ltd. | Agents d'inhibition ou de reparation d'affections cutanees causees par la secheresse, et procede d'evaluation de celles-ci |
| CN1294896C (zh) * | 2000-12-28 | 2007-01-17 | 株式会社资生堂 | 干燥引起皮肤损伤的抑制剂或修复剂及其评价方法 |
| JP2002302432A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-18 | Noevir Co Ltd | 皮膚外用剤 |
| JP2006143636A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 化粧下地料 |
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| WO2011158679A1 (ja) | 2010-06-17 | 2011-12-22 | 株式会社 資生堂 | 肌改善皮膚化粧料 |
| KR20180108132A (ko) | 2017-03-24 | 2018-10-04 | 박원진 | 피부 주름 개선 또는 예방용 화장료 조성물 |
| WO2020138000A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 株式会社タイキ | 液晶乳化組成物、及びその製造方法 |
| KR20210089194A (ko) * | 2018-12-28 | 2021-07-15 | 가부시키가이샤 타이키 | 액정 유화 조성물 및 그의 제조방법 |
| CN113164798A (zh) * | 2018-12-28 | 2021-07-23 | 株式会社黛怡茜 | 液晶乳化组合物及其制造方法 |
| JPWO2020138000A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2021-09-27 | 株式会社タイキ | 液晶乳化組成物、及びその製造方法 |
| WO2021215423A1 (ja) * | 2020-04-24 | 2021-10-28 | 株式会社 資生堂 | 化粧料 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000912 |