JPH062930Y2 - 注出キヤツプ - Google Patents

注出キヤツプ

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JPH062930Y2
JPH062930Y2 JP1985143396U JP14339685U JPH062930Y2 JP H062930 Y2 JPH062930 Y2 JP H062930Y2 JP 1985143396 U JP1985143396 U JP 1985143396U JP 14339685 U JP14339685 U JP 14339685U JP H062930 Y2 JPH062930 Y2 JP H062930Y2
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JP
Japan
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corrugated
nozzle body
spout
disc
cap cover
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Expired - Lifetime
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JP1985143396U
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JPS6252151U (ja
Inventor
光夫 古沢
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、注出キャップに係り、特に上下動自在のノズ
ル体を有し、このノズル体の上下動によりノズル体の注
出口が開閉されるタイプの注出キャップに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の注出キャップとして実開昭58−385
52号広報に記載されたものが知られている。これは、
第4図、第5図に示されるように、容器の口頸部に螺着
される螺着部41上に筒部42を立設し、この筒部内中央に
弁支柱43を立設するとともに、外周面にノコギリ波状の
ガイド溝44を形成し、上端に注出口45を有し、下端内側
に前記ガイド溝44内に摺動自在に挿入される一対のガイ
ド突起46,46を突設してあるノズル筒47を前記筒部42に
回動自在かつ上下動自在に嵌合したもので、筒部42上端
に板ばね48を設けてノズル筒47が常に上方へと付勢され
るようにしてあり、ガイド突起46,46がガイド溝44に案
内されることにより、ノズル筒47が上下動して、その下
動時にノズル筒47の注出口45が弁支柱43の先端に塞が
れ、上動時に注出口45が開くようにしたもので、ガイド
溝44の中間段部にガイド突起46,46を引っ掛けておくこ
とにより抽出口45を閉じた状態に保持するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来技術の構造においては、内容物を抽出
する際に、ノズル筒体47を回動操作することとなる
が、ガイド突起46,46がコノギリ波状のガイド溝4
4に沿って摺動するため、ノズル筒体47(キャップ)
が水平方向の回動とともに上下方向にも動くこととな
り、容器の開閉操作がしにくいという問題点があった。
特に、前記従来技術において、片手のみで容器の開閉を
行おうとした場合には、容器を掌と中指、薬指および小
指で把持した状態とし、人差し指と親指とでノズル筒体
47(キャップ)を回動させることになるが、前述のよ
うにノズル筒体47は水平方向への回動にともなって上
下方向にも動くため、片手のみでノズル筒体47(キャ
ップ)を操作することは実際には困難であった。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は水平方向への回動のみで注出口の開閉ができ、
たとえば片手だけでも操作が容易な注出キャップ構造を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、前記技術的課題を解決するため、次のような
技術的手段をとった。
すなわち、水平な円板1の周囲に円筒周壁2を設け、円
板1の下面中央に容器3の口頸部4に取り付けられるべ
き取付筒5を垂設して基台6を形成する。この基台6は
取付筒5で容器3の口頸部4に取り付けられるが、その
取り付け手段は取付筒5の螺着でも嵌着でもよい。そし
て、その際口頸部4の上面開口部を塞ぐこととなる円板
1部分に導出口7を形成するとともに、この円板1部分
の上面中央に弁支柱8を立設し、かつ、この弁支柱8と
導出口7とを取り巻いて円板1上に注出筒9を立設す
る。
また、前記基台6の円筒周壁2に筒状のキャップカバー
21を回動自在に嵌着する。そして、このキャップカバー
21の内面と円筒周壁2の外面のいずれか一方に凹溝36
を、いずれか他方に凸状37を設けて係合させ、キャップ
カバー21が脱落しないように形成する。このキャップカ
バー21は上端面を閉塞しその上端面中央に嵌入口22を穿
設してあるとともに、この嵌入口22の内側に下端縁を波
状部23として形成した波状筒24を垂設してある。
そして、このキャップカバー21と前記基台6との間に、
ノズル体31を上下動自在に設けるが、このノズル体31は
上端面を閉塞してその上端面中央に注出口32を穿設して
あるとともに、周囲に上端面を波状にした波状段部33を
形成してあり、ばね34で上方に付勢してある。
また、ノズル体31と注出筒9とは互いに密に嵌入され、
その際ノズル体31の波状段部33と注出筒9の波状部23と
が当接しており、さらに、ノズル体31と注出筒9とのい
ずれか一方に上下方向に向かうガイド溝11を形成してあ
るとともに、いずれか他方にこのガイド溝11に案内され
るガイド突起35を突設してある。
そして、キャップカバー21の回動により、ノズル体31の
波状段部33上を前記波状筒24の波状部23が摺動し、波状
段部33の山部と波状部23の山部とが当接した時にばね34
の付勢力に抗してノズル体31が下動して、注出口32が前
記弁支柱8の先端で塞がれ、キャップカバー21の逆方向
の回動により、ノズル体31の波状段部33上を前記波状筒
24の波状部23が摺動し、波状段部33の山部と波状部23の
谷部とが当接した時にばね34の付勢力によりノズル体31
が上動して、注出口32が前記弁支柱8の先端から離脱
し、注出口32が開放されるように形成して注出キャップ
とした。
〔作用〕
波状筒24に形成した波状部23の山部とノズル体31に形成
した波状段部33の山部とが当接している時、ノズル体31
はばね34の付勢力に抗して下動位置にあり、弁支柱8の
先端がノズル体31の注出口32に当接して塞いでおり、こ
の状態からキャップカバー21を回動すると波状筒24が回
動するが、ノズル体31はガイド溝11とガイド突起35とに
より回動せず上下方向のみ摺動するようになっているの
で、波状部23は波状段部33上を摺動して行き、その波状
部23の谷部内にノズル体31の波状段部33の山部が入り、
これによってノズル体31は上動し、注出口32が弁支柱8
の先端から離れて開かれる。
〔実施例〕 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
説明する。
水平な円板1の周囲に円筒周壁2を設け、円板1の下面
中央に容器3の口頸部4に取り付けられる取付筒5を垂
設して基台6が形成されている。この基台6の取付筒5
は内面に螺子が切られて、容器3の口頸部4に螺着され
るようになっている。
そして、その際口頸部4の上面開口部を塞ぐこととなる
円板1部分には導出口7が形成れており、さらに、この
円板1部分の上面中央に弁支柱8が立設され、かつ、こ
の弁支柱8と導出口7とを取り巻いて円板1上に注出筒
9が立設されている。この注出筒9の上端周縁はスカー
ト状にやや広がっているとともに、注出筒9の下端周囲
には注出筒9の軸方向に向かう突条10が形成され、この
突条10間がガイド溝11となっている。
また、前記基台6の円筒周壁2に筒状のキャップカバー
21を回動自在に嵌着してあり、円筒周壁2の外面に設け
た円周方向の凹溝36に、キャップカバー21の内面に設け
た円周方向の凸条37が嵌入してキャップカバー21が脱落
しないように形成されている。このキャップカバー21は
上端面を閉塞しその上端面中央に嵌入口22を穿設してあ
る。そして、この嵌入口22の内側に下端縁を波状部23と
して形成した波状筒24を垂設してある。
そして、このキャップカバー21と前記基台6との間に、
筒状のノズル体31が上下動自在に設けてある。このノズ
ル体31は上端面を閉塞してその上端面中央に注出口32を
穿設してあるとともに、周囲に上端面を波状にした波状
段部33を形成してある。そして、このノズル体31は波状
段部33の下側と基台6の円板1との間に張設されたコイ
ルばね34により上方に付勢されている。また、ノズル体
31の下端周囲に複数のガイド突起35が垂設されている。
そして、前記注出筒9の上端がノズル体31内に密に嵌入
しており、その波状段部33と前記波状筒24に形成した波
状部23とが当接するようになっているとともに、ノズル
体31のガイド突起35が注出筒9の突条10間のガイド溝11
に噛合して、ノズル体31が回動せず上下方向のみ摺動す
るようになっている。そして、波状筒24に形成した波状
部23の山部とノズル体31に形成した波状段部33の山部と
が当接している時、ノズル体はコイルばねの付勢力に抗
して下動位置にあり、弁支柱8の先端がノズル体31の注
出口32に当接して塞いでおり、この状態からキャップカ
バー21を回動すると波状筒24が回動することにより、そ
の波状部23が波状段部33上を摺動し、波状部23の谷部内
にノズル体31の波状段部33の山部が入り、これによって
ノズル体31は上動し、注出口32が弁支柱8の先端から離
れて開かれる。
なお、この実施例では注出筒9がノズル体31内に密に嵌
入するようになっているが、これを逆にしてノズル体31
が注出筒9内に密に嵌入するようにしてもよい。その
際、ばね34は注出筒9内に設けることとなる。
また、ガイド溝11をノズル体31の内面側に形成し、ガイ
ド突起35を注出筒9の外面に形成してもよく、要はノズ
ル体31が回動しなければよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、キャップカバー21を基台6に回動自在
に設けるとともに、キャップカバー21に波状筒24を設け
てその下端を波状部23とし、キャップカバー21と基台6
との間に設けた上下動自在のノズル体31にこの波状部23
に当接する波状段部33を形成してばね34で上方に付勢
し、キャップカバー21の回動操作のみでノズル体31が上
下動し、その上下動によりノズル体31の注出口32が開閉
するので、その操作を簡単かつ円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
その注出口を開いた状態の縦断面図、第3図は注出口を
閉じた状態の縦断面図、第4図は従来例を示す縦断面
図、第5図はそのガイド溝部分の正面図である。 1…円板、2…円筒周壁、 3…容器、4…口頸部、 5…取付筒、6…基台、 7…導出口、8…弁支柱、 9…注出筒、11…ガイド溝、 21…キャップカバー、22…嵌入口、 23…波状部、24…波状筒、 31…ノズル体、32…注出口、 33…波状段部、34…ばね、 35…ガイド突起、36…凹溝、 37…凸条。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−62060(JP,U) 実開 昭60−171850(JP,U) 実開 昭60−62061(JP,U) 実開 昭60−62056(JP,U) 実開 昭61−74553(JP,U) 実開 昭61−74552(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平な円板1の周囲に円筒周壁2を設け、
    円板1の下面中央に容器3の口頸部4に取り付けられる
    べき取付筒5を垂設してある基台6の、口頸部4への取
    り付け時に口頸部4の上面開口部を塞ぐこととなる円板
    1部分に、導出口7を形成するとともに、この円板1部
    分の上面中央に弁支柱8を立設し、かつ、この弁支柱8
    と導出口7とを取り巻いて円板1上に注出筒9を立設
    し、さらに、前記基台6の円筒周壁2に、上端面を閉塞
    しその上端面中央に嵌入口22を穿設してあるとともに、
    この嵌入口22の内側に下端縁を波状部23として形成した
    波状筒24を垂設してある筒状のキャップカバー21を回動
    自在に嵌着し、このキャップカバー21の内面と円筒周壁
    2の外面のいずれか一方に凹溝36を、いずれか他方に凸
    条37を設けて係合させ、このキャップカバー21と前記基
    台6との間に、上端面を閉塞してその上端面中央に注出
    口32を穿設してあるとともに、周囲に上端面を波状にし
    た波状段部33を形成してあるノズル体31を上下動自在に
    設け、このノズル体31をばね34で上方に付勢するととも
    に、ノズル体31と注出筒9とを互いに密に嵌入させて、
    その波状段部33と注出筒9の波状部23とを当接させ、さ
    らに、ノズル体31と注出筒9とのいずれか一方に上下方
    向に向かうガイド溝11を形成するともに、いずれか他方
    にこのガイド溝11に案内されるガイド突起35を突設し、
    キャップカバー21の回動により、ノズル体31の波状段部
    33上を前記波状筒24の波状部23が摺動し、波状段部33の
    山部と波状部23の山部とが当接した時にばね34の付勢力
    に抗してノズル体31が下動して、注出口32が前記弁支柱
    8の先端で塞がれ、キャップカバー21の逆方向の回動に
    より、ノズル体31の波状段部33上を前記波状筒24の波状
    部23が摺動し、波状段部33の山部と波状部23の谷部とが
    当接した時にばね34の付勢力によりノズル体31が上動し
    て、注出口32が前記弁支柱8の先端から離脱し、注出口
    32が開放されることを特徴とする注出キャップ。
JP1985143396U 1985-09-19 1985-09-19 注出キヤツプ Expired - Lifetime JPH062930Y2 (ja)

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JPS6252151U JPS6252151U (ja) 1987-04-01
JPH062930Y2 true JPH062930Y2 (ja) 1994-01-26

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5193719B2 (ja) * 2008-07-22 2013-05-08 大成化工株式会社 貯留容器及び貯留容器の吐出機構
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