JP5193719B2 - 貯留容器及び貯留容器の吐出機構 - Google Patents

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本発明は、貯留容器及び貯留容器の吐出機構に関する。
従来、上下に隣接する第一収納部及び第二収納部と、第一収納部と第二収納部とを連通する第一開口部を螺合密封する中キャップと、第二収納部の上部開口部である台に開口部を密封する注出キャップと、注出キャップの回転を中キャップに伝達する回転伝達手段とから構成される容器が提案されている(特許文献1参照)。この容器において、注出キャップを中キャップが螺脱する方向に回転させると、この回転が中キャップに伝えられて、中キャップが第一開口部から螺脱して、第一開口部が開放される。第一開口部が開放されると、第一収納部と第二収納部とが開放された第一開口部を介して連通するため、第一の内容物と第二の内容物とを混合することができる。
特開平11−91831号公報
しかしながら、上述の容器では、注出口を開閉するための閉蓋が常に露出している。このため、使用者、あるいは物理的衝撃によって誤って閉蓋が開栓され、その容器内に貯留されている内容物が外に流れ出てしまう事態が生じ得る。特に、製造出荷時や販売時等のその容器の未使用時において、その内容物を保持する容器の信頼性向上に対する市場の要求は強い。しかしながら、上述の容器ではその要求が達成されない。また、その内容物が劇薬や強臭性の物質である場合には、周囲への影響が大きくなる。
本発明は、上述の技術課題を解決し、貯留容器の内容物の保持性や安全性の向上に大きく貢献するものである。
本発明の1つの貯留容器は、上部に口頚部を有する収納体と、その収納体の上方に配置され、かつ、上部に吐出口を有するとともに底部にその口頚部に連通する流通口を有する吐出口部材と、その吐出口を開閉可能にその吐出口部材に係合する蓋体と、その吐出口部材の下方位置と上方位置との間の移動を案内するガイド機構と、その吐出口部材の下方位置でその吐出口部材の外周部を囲うように配置される無底筒状のカバー部材とを備える。その上で、この貯留容器は、前述の蓋体の最上部が、前述の下方位置において前述のカバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又はその平面より下方に配置されるとともに、前述の上方位置において前述の最上部が前述の平面より上方に配置される。
この貯留容器によれば、吐出口部材の下方位置において、蓋体の最上部がカバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又は平面より下に配置される。このため、吐出口部材の下方位置において、蓋体が誤って開栓されることを防止、あるいはその可能性を低減することができる。一方、吐出口部材の上方位置において、蓋体の最上部がカバー部材の上側開口部がなす平面より上に配置される。このため、吐出口部材の上方位置において、蓋体を開栓することができる。この貯留容器を採用することにより、製造出荷時や販売時等のその容器の未使用時に、その内容物のバージン性を高めることができる。
また、本発明の1つの貯留容器の吐出機構は、その収納体の上方に配置され、かつ、上部に吐出口を有するとともに底部に流通口を有する吐出口部材と、その吐出口を開閉可能にその吐出口部材に係合する蓋体と、その吐出口部材の下方位置と上方位置との間の移動を案内するガイド機構と、その吐出口部材の下方位置でその吐出口部材の外周部を囲うように配置される無底筒状のカバー部材とを備える。その上で、この貯留容器は、前述の蓋体の最上部が、前述の下方位置において前述のカバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又はその平面より下方に配置されるとともに、前述の上方位置において前述の最上部が前述の平面より上方に配置される。
この貯留容器の吐出機構によれば、吐出口部材の下方位置において、蓋体の最上部がカバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又は平面より下に配置される。このため、吐出口部材の下方位置において、蓋体が誤って開栓されることを防止することができる。一方、吐出口部材の上方位置において、蓋体の最上部がカバー部材の上側開口部がなす平面より上に配置される。このため、吐出口部材の上方位置において、蓋体を開栓することができる。上記の吐出機構を直接的又は間接的に容器に備え付けることにより、その容器内の内容物への異物の不測の混入を防止することができる。
本発明の1つの貯留容器によれば、吐出口部材の下方位置において、蓋体が誤って開栓されることが防止されるため、特に製造出荷時や販売時等のその容器の未使用時に、その内容物のバージン性を高めることができる。また、本発明の1つの貯留容器の吐出機構によれば、その吐出機構を直接的又は間接的に容器に備え付けることにより、その容器内の内容物への異物の不測の混入を防止することができる。
つぎに、本発明の実施形態を、添付する図面に基づいて詳細に述べる。尚、この説明に際し、全図にわたり、特に言及がない限り、共通する部分には共通する参照符号が付されている。また、図中、本実施形態の要素は必ずしもスケール通りに示されていない。また、各図面を見やすくするために、一部の符号が省略され得る。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の1つの実施形態における貯留容器100の外観を示す斜視図である。また、図2は、その貯留容器100の吐出機構20の下方位置の状態を示す断面図であり、図3は、その上方位置の状態を示す断面図である。
図1乃至図3に示す貯留容器100は、収納体10と吐出機構20とを備える。吐出機構20は、吐出口部材30と、吐出口部材30に係合する蓋体50と、吐出口部材30の移動を案内するガイド機構60と、無底筒状のカバー部材40とを備える。また、吐出口部材30は、ガイド機構60を利用して、図2に示す下方位置(図2における吐出口部材30の位置)と図3に示す上方位置(図3における吐出口部材30の位置)との間を移動する。以下に、貯留容器100の各構成部材について説明する。
まず、図2及び図3に示すように、収納体10は、その上部に位置する口頚部11と、物質を貯留する貯留部12とを有する。また、収納体10は、吐出口部材30の外周部に密接する凸部13を有する。この凸部13により、収納体10と吐出口部材30との間への内容物の漏れを防止することができる。
また、図2及び図3に示す吐出口部材30は、収納体10の上方に配置される。さらに、吐出口部材30の上部は、吐出口31を有しており、その底部は、口頚部11に連通する流通口32を有している。
また、図1乃至図3に示すカバー部材40は、吐出口部材30の下方位置で吐出口部材30の外周部を囲うように配置される。また、このカバー部材40は、収納体10の外周部に回動可能に係合する突起部41を備える。
また、図2及び図3に示すガイド機構60は、雄ネジ部61と、雌ネジ部62とを備える。雄ネジ部61は、吐出口部材30の外周部に連結部71を介して連設されるとともに吐出口部材30と連動する。また、雌ネジ部62は、カバー部材40の内周部に連結部72を介して連設されるため、カバー部材40と連動する。これら雄ネジ部61と雌ネジ部62とは互いに螺合している。これらの構成が採用されることにより、カバー部材40に、収納体10に対して相対的に回転力が付与されると、吐出口部材30が螺動昇降することができる。尚、連結部71は、口頚部11の上方に配置されており、吐出口部材30の下方位置で口頚部11の上端と接する。その結果、連結部71、雄ネジ部61、及び吐出口部材30の外周部が、連結部71をストッパーとして口頚部11と嵌合することになる。
さらに、雄ネジ部61の略上端部に凸部63が形成されるとともに、雌ネジ部62の略上端部に凸部63と係合可能な凸部64が形成される。本実施形態では、吐出口部材30の上方位置において、凸部63と凸部64とが係合することにより、固定される。その結果、雄ネジ部61と雌ネジ部62との螺動下降が妨げられるため、吐出口部材30が下方に向かうことがない。このような構成であれば、吐出口部材30が一旦上方位置に移動した後、吐出口部材30が上方位置で固定されるため、使用者は貯留容器100が未使用の状態でないことを一見して判断することができる。尚、本実施形態では、吐出口部材30の上方位置での固定手段として、雄ネジ部61に形成される凸部63と雌ネジ部62に形成される凸部64とを採用しているが、例えば公知の接着技術を用いた固定手段を含む他の公知手段により固定されても良い。
また、図1乃至図3に示す蓋体50は、吐出口31を開閉可能に吐出口部材30に係合する。この蓋体50は、吐出口部材30に対してヒンジにより係合する構成であることが好ましい。この場合には、蓋体50を吐出口31から取り外しても、蓋体50と吐出口部材30とが係合しているため、蓋体50を別途管理する必要がない。また、本実施形態の蓋体50は、その最上部A点が、吐出口部材30の下方位置においてカバー部材40の上側開口部42がなす平面Bと略同一平面上に配置される。ここで、略同一平面とは、同一平面から5mm以下の範囲をいい、好ましくは蓋体50を把持することが極めて困難といえる距離(2mm以下)の平面をいう。他方、吐出口部材30の上方位置では、蓋体50の最上部A点が平面Bより上方に配置される。
また、蓋体50の上面外周とカバー部材40の上側開口部42の内周との平面視における隙間は、人間の指が入らない程度(8mm以下)であることが好ましい。また、この隙間は、蓋体50とカバー部材40との間の寸法誤差を考慮すると、0.5mm以上であることがさらに好ましい。このような構成が採用されると、吐出口部材30の下方位置においては、誤って蓋体50を開栓することを防ぐことができる。尚、蓋体50の開栓を容易にする観点から、吐出口部材30の上方位置における蓋体50の最上部A点が平面Bよりも5mm以上上方に配置することは、好ましい一態様である。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の他の実施形態における貯留容器200の下方位置の状態を示す断面図である。
図4に示す貯留容器200では、第1の実施形態の貯留容器100のカバー部材40がカバー部材240に変更され、ガイド機構60がガイド機構260に変更されている。本実施形態の貯留容器200は、上述の点以外は、第1の実施形態の貯留容器100と同じ構成を備えている、従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態のガイド機構260は、第1の実施形態のガイド機構60における雌ネジ部62に代えて、雌ネジ部262を備える。雌ネジ部262は、第1の実施形態の雌ネジ部62に比べて長尺になっている、また、本実施形態のカバー部材240は、第1の実施形態のカバー部材40に比べて長尺になっている。このため、吐出口部材30の下方位置において、蓋体50の最上部A点が、平面Bより下方に位置する。このような構成を採用することにより、吐出口部材30の下方位置においては、使用者、あるいは物理的衝撃によって誤って蓋体50が開栓することを、より確度高く防ぐことができる。
<第3の実施形態>
図5は、本発明の他の実施形態における貯留容器300の吐出口部材30の下方位置の状態を示す断面図であり、図6は、その上方位置を示す断面図である。
図5及び図6に示す貯留容器300では、第1の実施形態の貯留容器100に加えて補助部材370を備える。また、第1の実施形態の収納体10が収納体310に変更されている。本実施形態の貯留容器300は、上述の点以外は、第1の実施形態の貯留容器100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
収納体310は、第1の実施形態の収納体10の構成に加えて、口頚部11の外周に雄ネジ部313が形成されている。
また、補助部材370は、雄ネジ部313と螺合可能な雌ネジ部371と、雌ネジ部371の下端部外周に形成されるとともにカバー部材40と回動可能に係合する張出部372と、吐出口部材30の外側面に密接する側面部373と、側面部373の下端から垂設されるシール筒374とを備える。補助部材370は、雄ネジ部313と雌ネジ部371とが螺合することにより収納体310の口頚部11に固定される。また、側面部373が吐出口部材30の外側面と密接した状態で、吐出口部材30と摺動可能に係合する。このため、補助部材370と吐出口部材30の間への内容物の漏れを防止することができる。加えて、シール筒374が、収納体310の口頚部11の内周面に密接して嵌合される。このため、収納体310と補助部材370の間への内容物の漏れを防止することができる。
本実施形態の貯留容器300は、補助部材370を備えるため、第1の実施形態の貯留容器100で採用されていた吐出口部材30の外周部に密接する凸部13を省くことができる。従って、製造上のコストを削減することもでき得る。尚、補助部材370と収納体310との固定手段として、雄ネジ部313と雌ネジ部371とを採用しているが、他の公知の固定手段により固定されても良い。
本実施形態の構成では、上下移動する吐出口部材30の外側面とこれに密接する側面部373との精度を増すため、吐出口部材30及び補助部材370をインジェクション成形法によって成形することが好ましい。一方、本実施形態では、収納体310が吐出口部材30の摺動に直接関わっていないため、収納体310と補助部材370との接続面に対する精度の要求は、吐出口部材30と補助部材370との接続面よりも低くてもよくなる。従って、収納体310は高精度の加工には不向きなブロー成型法により成形することが可能となるため、製造上のコストを削減することができる。
<第4の実施形態>
図7は、本発明の他の実施形態における貯留容器400の吐出口部材30の下方位置の状態を示す断面図であり、図8は、その上方位置を示す断面図である。
図7及び図8に示す貯留容器400では、第1の実施形態におけるガイド機構60がガイド機構460に変更されている点以外は、第1の実施形態の貯留容器100と同じ構成を備えている。従って、第1の実施形態と重複する説明は省略される。
本実施形態のガイド機構460は、係合突起部461と、係合突起部461を案内する案内溝464が形成された案内部462と、係合突起部461に連設されるレバー部463とを備える。また、レバー部463の操作を可能にするために、案内部462及びカバー部材40に貫通口465及び貫通口43がそれぞれ形成されている。このような構成が採用されることにより、レバー部463に、収納体10に対して相対的に上向きの力が付与されると、吐出口部材30を上昇させることができる。逆に、レバー部463に、収納体10に対して相対的に下向きの力が付与されると、吐出口部材30を下降させることができる。
ところで、上述した各実施形態においては、吐出口部材と一方のガイド機構が連結部により連設され、カバー部材と他方のガイド機構が連結部により連設されているため、それぞれが別部品とする構成を採用している。しかしながら、吐出口部材と一方のガイド機構とを一体化し、及び/又はカバー部材と他方のガイド機構とを一体化して成形しても良い。この場合には、吐出口部材とガイド機構、カバー部材とガイド機構とを組み立てる工程を省略することができる。
また、上述した各実施形態においては、吐出口部材の上方位置において吐出口部材を固定する構成を採用しているが、吐出口部材を固定せず、吐出口部材を上方位置と下方位置との間で往復移動可能に構成しても良い。吐出口部材を下方位置に配置することにより、未使用状態を脱した後においても、使用者、あるいは物理的衝撃によって誤って蓋体50が開栓することをより確度高く防ぐことができる。
また、上述した各実施形態において、収納体に貯留される物質は、液体、粒状体、粉体のいずれであっても良く、それらの内、少なくとも2種類の混合物であっても良い。
また、上述した各実施形態において、各部品が樹脂製であることが好ましい。これは、部品の形状の多様性や製造上のコスト面で有利なためである。
また、上述した第3の実施形態において、補助部材370の側面部373が吐出口部材30の外側面に密接する構成を採用しているが、補助部材370の側面部373が吐出口部材30の内側面に密接する構成であっても良い。この場合であっても、補助部材370と吐出口部材30の間への内容物の漏れを防止することができる。
また、上述した第3の実施形態において、補助部材370がカバー部材40と回動可能に係合する張出部372を備える構成を採用しているが、これに限定されることはない。張出部372を備えず、第1の実施形態と同様に、カバー部材40が収納体の外周部に回動可能に係合する構成を採用しても良い。
また、上述した第4の実施形態においては、第3の実施形態における補助部材を備えない構成を採用しているが、これに限定されない。第4の実施形態の貯留容器400が、前述の補助部材を備える構成を採用しても良い。以上に述べたとおり、本発明の範囲内に存在する変形例もまた、特許請求の範囲に含まれるものである。
本発明は、貯留容器として広く利用され得る。
本発明の1つの実施形態における貯留容器の外観を示す斜視図である。 本発明の1つの実施形態における貯留容器の下方位置の状態を示す断面図である 本発明の1つの実施形態における貯留容器の上方位置の状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における貯留容器の下方位置の状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における貯留容器の下方位置の状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における貯留容器の上方位置の状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における貯留容器の下方位置の状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における貯留容器の上方位置の状態を示す断面図である。
符号の説明
10,310 収納体
11 口頚部
12 貯留部
13 凸部
20 吐出機構
30 吐出口部材
31 吐出口
32 流通口
40,240 カバー部材
41 突起部
42 上側開口部
43,465 貫通口
50 蓋体
60,260 ガイド機構
61 雄ネジ部
62,262 雌ネジ部
63 凸部
64 凸部
71,72 連結部
100,200,300,400 貯留容器
313 雄ネジ部
370 補助部材
371 雌ネジ部
372 張出部
373 側面部
374 シール筒
461 係合突起部
462 案内部
463 レバー部
464 案内溝

Claims (6)

  1. 上部に口頸部を有する収納体と、
    前記収納体の上方に配置され、かつ、上部に吐出口を有するとともに底部に前記口頚部に連通する流通口を有する吐出口部材と、
    前記吐出口を開閉可能に前記吐出口部材に係合する蓋体と、
    前記吐出口部材の下方位置と上方位置との間の移動を案内するガイド機構と、
    前記吐出口部材の下方位置で前記吐出口部材の外周部を囲うように配置される無底筒状のカバー部材とを備え、
    前記蓋体の最上部が、前記下方位置において前記カバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又は前記平面より下方に配置されるとともに、前記上方位置において前記最上部が前記平面より上方に配置され、かつ
    前記蓋体の上面外周と前記カバー部材の上側開口部の内周との平面視における隙間が、0.5mm以上8mm以下である
    貯留容器。
  2. 前記口頚部に固定され、前記吐出口部材の内側面又は外側面に密接した状態で前記吐出口部材が摺動可能に係合する補助部材をさらに備え、
    前記吐出口部材が、前記補助部材を介して前記口頚部に係合する
    請求項1に記載の貯留容器。
  3. 前記上方位置で、前記吐出口部材を固定する固定具をさらに備える
    請求項1に記載の貯留容器。
  4. 前記カバー部材が、前記収納体に対して相対的に回動可能に係合し、
    前記ガイド機構が、前記吐出口部材に連設されるとともに前記吐出口部材と連動する雄ネジ部と、前記カバー部材に連設されるとともに前記カバー部材と連動し、かつ、前記雄ネジ部と螺合する雌ネジ部とを備え、
    前記カバー部材が、前記収納体に対して相対的に回転力を付与されることにより、前記吐出口部材を螺動昇降させる
    請求項1に記載の貯留容器。
  5. 前記ガイド機構が、
    前記吐出口部材に連設されるとともに前記吐出口部材と連動する凸部又は案内溝部と、
    前記カバー部材に連設されるとともに前記カバー部材と連動し、かつ、前記吐出口部材に連設される凸部に摺動可能に係合する案内溝部又は前記吐出口部材に連設される案内溝部に摺動可能に係合する凸部とを備える
    請求項1に記載の貯留容器。
  6. 上部に吐出口を有するとともに底部に流通口を有する吐出口部材と、
    前記吐出口を開閉可能に前記吐出口部材に係合する蓋体と、
    前記吐出口部材の下方位置と上方位置との間の移動を案内するガイド機構と、
    前記吐出口部材の下方位置で前記吐出口部材の外周部を囲うように配置される無底筒状のカバー部材とを備え、
    前記蓋体の最上部が、前記下方位置において前記カバー部材の上側開口部がなす平面と略同一平面上又は前記平面より下方に配置されるとともに、前記上方位置において前記最上部が前記平面より上方に配置され、かつ
    前記蓋体の上面外周と前記カバー部材の上側開口部の内周との平面視における隙間が、0.5mm以上8mm以下である
    貯留容器の吐出機構。
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