JP6423992B2 - コック式注出口栓 - Google Patents

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Description

本発明は、スパウトを注出口部として取り付けられた内袋を有するバッグ・イン・ボックスなどの液体包装容器用の注出用具であって、その注出口部に取り付けられていて、内袋に収容の液体を注出したりその注出を止めたりするコック式注出口栓に関するものである。
業務用途に用いる液体調味料、水、アルコールなどの液体、また各種の薬液を収容する容器として、バッグ・イン・ボックスと称する液体包装容器が知られている。このバッグ・イン・ボックスは一般的に段ボール製の外箱に合成樹脂製の柔軟なシートからなる変形容易な内袋を入れた構造であって、液体を収容する内袋には合成樹脂製で環状のスパウトと称する部材を注出口部として備えていて、これがキャップで閉じられている。
さらには、コック式注出口栓が注出口部に事前に取り付けられているバッグ・イン・ボックスタイプの液体包装容器も従来から多く流通している。この容器は、外箱の所要部分を開いてスパウトとともにコック式注出口栓を引き出し、その部分にスパウトを固定してコック式注出口栓が外箱の外側面に位置させるものであり、容器を据え置いてコック式注出口栓を開け閉めすることで簡単に収容物が注出できる。
コック式注出口栓に関して従来から各種のものが提案されている。その一つとして特許文献1に示されているコック式注出口栓はコンパクト化を図ったものである。これは、液体包装容器の注出口部に嵌合する嵌合板部と、該嵌合板部に支持されて嵌合板部の板面方向に平行な筒軸方向の筒体部と、該筒体部の上端開口部を覆い筒体部の外周面に螺着するキャップ状回転部と、筒体部の筒内に嵌挿され、キャップ状回転部の天板部の下内面に嵌着されたブランジャー部とからなるものである。そして、嵌合板部と筒体部の下端開口部側の筒壁に開孔があって、この開孔を介して嵌合板部の流路と筒体部内とが連通され、キャップ状回転部を螺合回転させることでこのキャップ状回転部自体が上下に移動し、これに伴なってプランジャー部を上下させて筒体部の下端開口部を開閉するようにしている。
液漏れの原因の緩みを生じさせないことを目的とした特許文献2に示すコック式注出口栓がある。このコック式注出口栓は、側部に流入口を有し、下部に吐出口を有する円筒状のコック本体と、該コック本体の筒部上端開口部に回動自在に嵌め込まれたハンドルと、該ハンドルの定高さ位置での回転により筒部内を上下移動してコック本体の内容物流路を開閉するプランジャーとを具備している。そして、輸送・保管時にハンドルが緩み方向に回転して液体が排出してしまう不具合が生じないように、吐出口が閉鎖された時に、コック本体の筒部の外壁面上端部に設けた係合ストッパーとハンドル外壁面下端部に設けた突起とが係合するものである。
特許文献3には、閉鎖した吐出口での液漏れをより確実に防ぐことを目的としたコック式注出口栓が示されていて、上記特許文献2のものと構造をほぼ同じとしている。このコック式注出口栓では、コック本体の内容物流路の閉鎖位置においては、プランジャーの下端部の周囲に設けた膨出部が、コック本体の吐出口の内周面を乗り越えて降下して係合するようにしたものであり、これにより吐出口を閉鎖して液漏れを防ぐものである。この特許文献3でも、輸送・保管時にハンドルが緩み方向に回転して液体が排出してしまう不具合が生じないように、吐出口が閉鎖された時に、コック本体の筒部の外壁面に設けたストッパーとハンドル外壁面下端部に設けた突起とが係合するようにしている。
また、同様に流通・保管過程での外的衝撃などによってもコックの締め切り不足が生じないようにすることを目的とする特許文献4に示されたコック式注出口栓がある。このコック式注出口栓は、口栓本体が、縦の注出筒とこの注出筒の所定位置の側面に直角に接続して連通する横の接続筒とからなり、注出筒の外周面に開閉用キャップが螺合する外ネジが設けられ、この外ネジに螺合する内ネジを有する開閉キャップが注出筒の上部にねじ付けられ、開閉キャップの天部には、注出筒の内周面に摺接する開閉筒が垂設されていて、開閉キャップの螺合操作で開閉キャップとともに開閉筒が上下に移動して、接続筒から注出筒への液体の流路を開閉する。そして、このコック式注出口栓では、流通・保管過程での外的衝撃などによっても開閉キャップが緩み方向に回転しないようにするために、注出筒の外ネジに戻り防止の突部を設けて、開閉キャップの内ネジを戻り防止突部に摺接させている。
コック式注出口栓に関し、流通、保管時などでのキャップの緩み方向(開栓方向)の回転を抑えて液漏れを防ぐ対策として、上述したように数々の工夫が提案されているが、例えば定高さ位置で回転するハンドル側に設けた突起とコック本体側の係合ストッパーとを係脱可能に係合させるものでは、前記突起や係合ストッパーの形状が複雑になってハンドルやコック本体の成形が困難になる。また、上述した工夫のそれぞれは、キャップの内ネジ部分が螺合する注出筒の外ネジに戻り防止の突部を設けている工夫も含めて、液体包装容器の使用開始以降もそのコック式注出口栓を閉める都度、突起と係合ストッパーとの係合や外ネジの戻り突部への内ネジ係合が行なわれることになり、ハンドルやキャップの締め廻し操作が重くなるという不具合がある。
キャップが螺合回転して上下に移動するコック式注出口栓に関し、ペットボトルのキャップに組み付けられているピルファープルーフリング(例えば、特許文献5参照)をコック式注出口栓のキャップに設けて、キャップの不用意な回転(緩み方向の回転)を抑止することが考えられる。即ち、そのピルファープルーフリングは、開栓回転方向に回転しようとすると、外筒体に係止して回転不能となるようにする役割のものであることから、輸送・保管時のキャップの不用意な回転を抑止する上で有用であると考えられ、また、キャップとピルファープルーフリングとが分離した後は、そのピルファープルーフリングの回転抑止の機能はキャップに及ばないので、ピルファープルーフリングの利用が検討されていた。
特開2009−214911号公報 実開平06−076096号公報 実開平05−077048号公報 特開2005−041543号公報 実開平07−021556号公報
しかしながら、以下に示すようにコック式注出口栓のキャップの下部にピルファープルーフリングを設けた場合、ピルファープルーフリングの内周面とコック本体である外筒体の外周面との間隔が大きくなっている。このため、ピルファープルーフリングの内側にある羽根が外筒体の外周面にある突起に当接したときに、羽根の大きな変形が許容されてしまい、ピルファープルーフリングの回転阻止の機能が働かない。このようにピルファープルーフリングを採用しても、キャップの不用意な回転と上記プランジャーや内筒体の上方への移動が生じて流路が開いて、コック本体の吐出口側からの液漏れを防止することができないという問題がある。
(ペットボトルのピルファープルーフリング)
コック式注出口栓においてピルファープルーフリングを配した場合にそのピルファープルーフリングと外筒体との間隔が広い点について説明する上で、まず、ペットボトルのピルファープルーフリングについて説明する。図15はペットボトルの口部aにキャップbがねじ付けられていて、キャップbで口部aを覆って閉止している状態を概略的に示している。キャップbの下端部には連結部を介してピルファープルーフリングcが連結されている。また図16はピルファープルーフリングcが配されている位置でのペットボトルの口部の横断面を概略的に示している。ピルファープルーフリングcの内周面には、定間隔にして可撓性を有する複数の羽根dが設けられていて、開栓回転方向からリング中心側に向けて起きる傾斜となっている。
ピルファープルーフリングcが対応する口部aの筒壁外周面には等間隔にして複数の突起eが設けられ、これら突起eは口部径方向での外方に向けて凸となっている。従来から知られているように、ピルファープルーフリングcを連結した状態で成形されているキャップbを口部aに最初に螺着する場合、ピルファープルーフリングcは閉栓回転方向に回転しながら下方に移動する。そしてピルファープルーフリングcが降下して口部aの突起eがある高さ位置に回転しながら達すると、その突起eに差し掛かった羽根dそれぞれは伏した形状に変形して突起eを乗り越えて通過し、その後に通常の起きた形状に復元する。なお、図15と以下の図17においては説明を容易にするため、羽根dと突起eとは図示していない。
図17はペットボトルの口部aにねじ付けられているキャップbを開栓回転方向に回し、図示しない連結部が切れてキャップbとピルファープルーフリングcとが分離した状態を示している。キャップbを開栓回転方向に回る際にキャップbが上方に移動しながら回転するが、キャップbに伴なって同方向に回転しかけるピルファープルーフリングcは、図18に示すように一部の羽根eが口部a側の突起eに係止するので回転しない。そのため、キャップbとピルファープルーフリングcとを繋ぐ連結部が切れてキャップbのみが開栓回転方向に回転して上方に移動することとなり、ペットボトルの口部を開封できる。
口部の筒壁外周面とピルファープルーフリングの内周面との間隔は、上述したように口部aに最初にキャップbを取り付けるときにピルファープルーフリングcの羽根eそれぞれが変形して突起eを乗り越えできる寸法であればよく、このペットボトルの場合は口部の筒壁外周面とピルファープルーフリングの内周面とは近接する構造としている。そして、口部aの開封において羽根dと突起eとが係合する際、羽根d自体はリング中心側に向けて若干、起き上がる変形をするが、起きかけた羽根dが筒壁の外周面に当接してその変形が大きくならない。よって羽根dと突起eとの係合が適正に維持される構成となっている。
なお、ペットボトルの口部の開封に際して行なわれるキャップとピルファープルーフリングとの分離の仕組みにおいて、口部の筒壁外周面周りに突提が一体に形成されていて、開封操作したときにピルファープルーフリングの羽根それぞれが前記突提の下面に係止し、これによってリングの回転及び上方への移動を止めて、キャップとピルファープルーフリングとの分離を行なうようにしたものもある。この構成でもやはり口部の筒壁外周面とピルファープルーフリングの内周面との間隔Xは小さいものとなっている。
(コック式注出口栓)
図19に上記検討のコック式注出口栓の断面形状を極端ではあるが単純化して示した。図19に示すようにコック式注出口栓は、基本的には液体包装容器の注出口部に装着する装着体(上記嵌合板部、横の接続筒等)fを有するコック本体g、キャップh(上記キャップ状回転部、開閉キャップ等)、内筒体i(上記プランジャー部、開閉筒等)から構成されていて、コック本体g、キャップh、内筒体iそれぞれは合成樹脂成形品である。このコック本体gの外筒体jにおける成形時の金型の抜けが支障なく行なわれて内周面に傷付きが生じないようにし、また内筒体iのくさび効果を活かして水密に有利になるようにするために、その外筒体jは下方に下がるに従って内径を小さくして、全体形状が下方に向けて先細りする略テーパー形となる。一方、外筒体jの上部に外周面に設けられた外ネジに螺着するキャップhは、キャップ成形時の金型の貫きの関係から、周壁kが傾斜せずに下方に下垂した形状であり、ピルファープルーフリングcを連結する場合にはその周壁kの下方の延長線上に位置することになる。
上記キャップの周壁の下部にピルファープルーフリングcが位置している一方、上述した理由により外筒体の形状が略テーパー状にして下方に向けて先細りする形状としていることから、ペットボトルでのピルファープルーフリングとボトル口部との間隔に比べて、このコック式注出口栓でのピルファープルーフリングと外筒体のリング対応部分との間隔Yが大きくなる。
ピルファープルーフリングと外筒体のリング対応部分との間(間隔B)が広くなることから、ピルファープルーフリング付きのコック式注出口栓で初期開栓(開封時)に、以下に説明する不都合が生じる可能性が高い。図20はピルファープルーフリングが配された位置での横断面を概略的に示している。上記ペットボトルの口部とこれに螺合するキャップの組み合わせを示した場合と同様に、説明を容易にするためにキャップと外筒体とがつながるネジは省略した。またキャップと内筒体とは相対的な軸回転が可能な状態で連結されているものである。
コック本体gの外筒体jにピルファープルーフ付きキャップhを取り付けた状態(未開封時)においてピルファープルーフリングcと外筒体jとの間の隙間には羽根dと突起eとあり、ピルファープルーフリングcの内周面に亘って定間隔で配置された複数の前記羽根dそれぞれは、開栓回転方向Aから外筒体側に起きた傾斜を呈して先端が開栓回転方向Aに沿っている。そして、上述したようにキャップhを開栓回転方向に回転させた場合には羽根dが外筒体jの外周面に突設された突起eに当接する。
ピルファープルーフリングcの羽根dが突起eに当接すると前記羽根dは変形するが、ピルファープルーフリングcと外筒体jとの隙間が広いために羽根dが自由に変形して、図21、図22に示すように羽根dが閉栓回転方向へめくれるように曲がる変形が生じ、この曲がった状態で突起eを乗り越えるように相対的に移動するようになる。そして、ピルファープルーフリングcはキャップhとともに開栓回転方向に回ってそのキャップhから分離せず、図23に示すようにキャップhとともに上方に移動してしまう。
以上の点からピルファープルーフリングには開栓回転方向への回転を止める機能自体が無いか、或いはその効果が極めて低くなっており、上述したバッグ・イン・ボックスの保管、管理時にキャップを開栓回転方向に回転させるような不用意な外力が加わった場合、その回転を抑えることができない可能性がある。すなわち、ピルファープルーフリングを単に組み付けた構成ではコック式注出口栓から液漏れが生じる危惧を解消することができない。
そこで本発明は上記事情に鑑み、バッグ・イン・ボックスの注出口部に取り付けられるコック式注出口栓について、ピルファープルーフリングと上記外筒体との間の隙間が大きい場合でも、開栓回転方向の回転で羽根が突起に当接しても逆方向に大きく変形させず、突起に対して適正に係止させるようにすることを課題とし、内容物が充填されたバッグ・イン・ボックスの保管、管理時にコック式注出口栓からの液漏れを防止することを目的とするものである。
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、液体包装容器の注出口部に嵌合する装着体(2)に設けられた管路(9)を、外筒体(3)の筒壁に開口の流入口(10)に連続させているコック本体(4)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の上部に螺着されて螺合回転により上下に移動可能とされたキャップ(6)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の内部に嵌め入れられ、前記キャップ(6)の上下の移動に伴って上下に移動可能とされた内筒体(8)とを備え、装着体(2)の管路(9)から前記流入口(10)を介して外筒体(3)の下端の開口部(11)に亘る液体流路が形成されていて、
回転しながら上方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が上方に移動して液体流路を開いて液体を流出させる開栓と、回転しながら下方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が下方に移動して液体流路を閉じて液体の流出を止める閉栓とが可能に設けられているコック式注出口栓(1)において、
キャップ(6)の下部には、外筒体(3)の外周面での前記管路(9)が連続している部分より上方となる部分に対応位置し、複数の羽根(34)を内周面に有する環状のピルファープルーフリング(32)が破断容易な連結部(35)を介して分離可能に連結され、
外筒体(3)における口栓未開封の状態での前記ピルファープルーフリング(32)が囲む部分の筒壁の内面が、前記内筒体(8)が摺接可能にして当接する摺接面部(13)とされ、
内筒体(8)には、常時前記摺接面部(13)と摺接可能に当接する摺り合わせ部(23)が内筒体(8)の周方向に亘って設けられ、
前記外筒体(3)での前記摺接面部(13)としている部分の筒壁の外周面には、開栓時に移動するピルファープルーフリング(32)の羽根(34)が当接する突起(38)が設けられているとともに、突起(38)に当接する羽根(34)の変形を規制し、突起(38)とこの突起(38)に当接した羽根(34)との係合状態を維持する羽根変形止め手段(39)が設けられていることを特徴とするコック式注出口栓を提供して、上記課題を解消するものである。
本発明において、上記羽根変形止め手段(39)は、羽根(34)に近接または接触するように外筒体(3)の外周面から外方に張り出されたフランジ状の部材であり、外筒体(3)の周方向にして突起(38)間に亘って設けられているものとすることが良好である。
本発明によれば、バッグ・イン・ボックスの保管時などにコック式注出口栓に振動が加わったり他物がぶつかるなどしてピルファープルーフリングが開栓回転方向に移動しかけても、羽根変形止め手段によって外筒体の突起に当接した羽根が大きくは変形せずにその係止状態が維持される。そのため流路が開かず、液漏れが確実に防止できる。
この効果を図24と図14とに基づいて説明する。図24は初期開封を行なってキャップhが上方に移動し、ピルファープルーフリングcは上方に移動せずに所定位置に止まっている状態を概略的に示している。図14はピルファープルーフリングcの開栓回転方向への回転が規制された状態をそのピルファープルーフリングcの位置での横断面で概略的に示している。
開封に際してキャップhを開栓回転方向Aに回すと、ピルファープルーフリングcも開栓回転方向Aに回転しかけるようになる。ピルファープルーフリングcの羽根dが外筒体jの外周面に突設の突起eに当接して起き上がるような変形をし始める。しかし、図14に示されているように外筒体jの外周面に羽根変形止め手段lが設けられていることから、その羽根dが直ぐに羽根変形止め手段lに当接して羽根d自体の変形が規制される。羽根dと突起eとの係止状態が維持されることによってピルファープルーフリングcは開栓回転方向へは回転せず、開栓回転方向に回転するキャップhからピルファープルーフリングcが分離する。
開封の操作を行なった場合は上述のようにしてキャップとピルファープルーフリングとが分離する。また、バッグ・イン・ボックスが保管、管理されてコック式注出口栓が未開封の状態となっている時点でキャップが開栓回転方向に回転しかけるような振動、衝撃が加わったとしても、図14に示すように羽根と突起との係止状態が維持されてピルファープルーフリング自体の開栓回転方向への回転が規制されることになる。よって、バッグ・イン・ボックスの保管、管理時にコック式注出口栓からの液漏れが確実に防止される。
また、本発明では、羽根変形止め手段が外筒体の外周面から外方に張り出したフランジ状で、外筒体の周方向にして突起間に亘って設けることで、コック本体の成形に際して外筒体の内面側にヒケが生ぜず、成形不良による液漏れも防止できる。
本発明に係るコック式注出口栓の実施の形態を正面側から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を側方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を他の側方から見た状態で示す説明図である。 実施の形態を斜視で示す説明図である。 閉栓状態を縦断面で示す説明図である。 開栓状態を縦断面で示す説明図である。 実施の形態におけるコック本体を側面から見た状態で示す説明図である。 同じくコック本体を口栓正面側から見た状態で示す説明図である。 外筒体外周の突起と羽根変形止め手段とを上方から見た状態で示す説明図である。 内筒体を示すもので、(a)は上方から見た状態で示す説明図、(b)は側方から見た状態を示す説明図である。 キャップの内部を縦断面で示す説明図である。 キャップに連結されたピルファープルーフリングを下方から見た状態で示す説明図である。 ピルファープルーフリングとリングの羽根が当接する突起とを示す説明図である。 ピルファープルーフリングの開栓回転方向への回転が規制されている状態を横断面で概略的に示す説明図である。 ペットボトルの口部がピルファープルーフリング付きのキャップで閉止されている状態を示す説明図である。 ペットボトルのピルファープルーフリングが配された位置での横断面を概略的に示す説明図である。 ペットボトルの口部においてキャップとピルファープルーフリングとが分離した状態を示す説明図である。 ペットボトルの口部に配されたピルファープルーフリングの羽根が突起に係止してリングの回転が規制された状態を示す説明図である。 コック式注出口栓の縦断面形状を単純化して示す説明図である。 コック式注出口栓のピルファープルーフリングが配された位置での横断面を概略的に示す説明図である。 ピルファープルーフリングの羽根が突起に係止して変形した状態を示す説明図である。 同じくピルファープルーフリングの羽根が突起に係止して変形した状態を示す説明図である。 キャップがピルファープルーフリングとともに上方に移動した状態を示す説明図である。 コック式注出口栓を開封した状態を示す説明図である。
つぎに本発明を図1から図14に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は本発明に係るコック式注出口栓で、該コック式注出口栓1はバッグ・イン・ボックスなどの液体包装容器の注出口部(スパウト)に嵌合する装着体2に外筒体3を一体にしたコック本体4と、前記外筒体3の上端開口部5を覆い、外筒体3の上部側の外周面に螺着するキャップ6と、外筒体3の内部に上下移動可能にして配置されるとともに、キャップ内の連結空間部7に上部を嵌め入れてキャップ6の上下の移動(螺合回転による上下への移動)に伴なって上下に移動する内筒体8とを備えてなるものである。コック式注出口栓1を構成するコック本体4、キャップ6、内筒体7とはそれぞれ合成樹脂材により成形している。
(コック本体)
図5の断面で示されているように、コック本体4では装着体2が外筒体3を支持していて、前記外筒体3は装着体2の板面に対して外筒体3の中心軸の方向を平行にしている。また、装着体2の板面から突き出た管路9が、外筒体3の筒壁の下部側に開口の流入口10に連続していて、装着体2の管路9から流入口10を介して外筒体3の下端開口部11(注出口)に亘る液体流路を形成している。
外筒体3は、口栓の縦断面を表現している図5と図6とに示すように、上端開口部5の開口に対して下端開口部11の開口は小径である。また、外筒体上部側の筒壁外周面には外ネジ部12がある(図7、図8参照)。一方、縦断面で示すように外筒体3の内部にあっては中段位置を摺接面部13としている。その上方には段差部14を介して内径を大きくした拡径部15が連続し、上端開口部5の高さ位置で内周に亘って凸状部16がある。前記摺接面部13の下縁側には第二の段差部17があり、その第二の段差部17の下方に、上記流入口10の領域を含んだ部分として内径をさらに小さくした小径部18があり、この小径部18の下部に、縦断面形状を階段状に内径を小さくしている下端開口部11が位置している。
(内筒体)
図10(a)と図10(b)は上記内筒体8の上面と側面とを示している。この内筒体8は、外筒体3の摺接面部13に対応した径のシャフト部19があり、その上縁側に内筒体8の外周に亘る凸部20が設けられていて、この凸部20が外筒体3の上記段差部14に当接することで内筒体8の下限位置が設定される。また、内筒体8の上端部分には周方向に亘って外方に凸となる係止環21が設けられている。さらに前記係止環21の基端側の高さ位置には内筒体8の周方向に亘って凸部22があり、凸部22が上記外筒体3の上端開口部5の内側にある凸状部16に係脱可能に係止するもので、内筒体8が上方に移動する場合には凸状部16を乗り越えて外筒体3の上方へと移動する部分である。
内筒体8のシャフト部19の下縁位置には周方向に亘って摺り合わせ部23が位置していて、この摺り合わせ部23の位置はシャフト部19より僅かに大径である。摺り合わせ部23は、内筒体8が外筒体3の内部を上下に移動するときも含めて常時、摺接面部13と摺接可能に当接していて、上方に液漏れしないように水密を確保する部分である。前記摺り合わせ部23から下方の部分については、内筒体8が下限位置に降りたときに外筒体3の小径部18に対応する領域であって、シャフト部19より外径を小径にして下方に向けて僅かにテーバー状に先細りした流入口対応部24がある。内筒体8が下限位置に降りた状態で、外筒体3の小径部18の内周面と前記流入口対応部24の外周面とは接触しない。即ち、外筒体3の小径部18の内周面の形状より、この流入口対応部24の外面形状が僅かながら細身となるように形成されている。
上述した如く外筒体3の下端開口部11の部分、そして、下端開口部11よりやや上の高さ位置から階段状に小径にしている部分には、内筒体8の前記流入口対応部24の下方から最下端に亘る内筒体下端部25が嵌まり込むことができる。この内筒体下端部25が第二の摺り合わせ部となり、外筒体3の下端開口部11に内筒体下端部25が嵌まり込むことで、外筒体3の下端開口部11と内筒体下端部25との間が水密となるように設けられている。即ち、内筒体8が下限位置に降りることで液体の流路が閉じられた状態となる。
(キャップ)
キャップ6は、天板部26の周囲に連続する周壁27の内周面に、上記外筒体3の外ネジ部に螺合する内ネジ部28が設けられている(図11)。また、前記天板部26の下面側の連結空間部7に上記内筒体8の上部にある係止環21が入り込むようにこの連結空間部7に内筒体8の上部を装着することで、天板部26下面から下垂したリング30が内筒体8の係止環21に一体となるリブの内側に入り、キャップ6の周壁27の内周面に形成した凸部31に前記内筒体8の係止環21が係合して、キャップ6と内筒体8とが連結されている。そして、内筒体8が外筒体3の内部に配された状態でキャップ6が外筒体3の上部に被せられ、キャップ6の前記内ネジ部28と外筒体3の外ネジ部12とが螺合している。
上述したようにキャップ6が外筒体3の上部に螺着され、さらにキャップ6には外筒体3の内部に配された内筒体8が連結されているため、本コック式注出口栓1では、回転しながら上方に移動するキャップ6に伴なって内筒体8が上方に移動して、内筒体8の内筒体下端部25が外筒体3の下端開口部11から離れることで、液体流路を開いて液体を流出させる開栓が行なわれ、また、回転しながら下方に移動するキャップ6に伴なって内筒体8が下方に移動して、内筒体8の内筒体下端部25が外筒体3の下端開口部11に嵌まることで、液体流路を閉じて液体の流出を止める閉栓が行なわれる。
本実施の形態では、内容物が充填されていて未使用であるバッグ・イン・ボックスを保管、管理している環境下において、バッグ・イン・ボックスの内袋に取り付けられているコック式注出口栓1に振動や衝撃などが加わっても、キャップが開栓回転方向に回ることのないようにした工夫が設けられている。
(ピルファープルーフリング)
図11と図12に示されているように、キャップ6の周壁27の下部に環状のピルファープルーフリング32が分離可能にして連結されていて、口栓未開封の状態では前記ピルファープルーフリング32は、図5に示すように外筒体3の外周面での上記管路9が連続している部分より上方となる部分であって、内面が摺接面部13である筒壁の部分を囲む配置とされている。このピルファープルーフリング32が囲んでいる外筒体3の対応部分は、キャップ6が螺合する外筒体3の上部より小径とされていて、場合によって下方に下るに従って細くなるように形成される。一方、ピルファープルーフリング32自体は前記キャップ6の周壁27の下部に連結されるものであるため、ピルファープルーフリング32とこのピルファープルーフリング32が囲んでいる筒壁との間は、ペットボトルのピルファープルーフリングとペットボトルの口部との間に比べて広くなっている。そのため、本コック式注出口栓1の開封に際し、キャップ6に連結された状態でのピルファープルーフリング32が開栓回転方向に回転しないようにする構造を以下のように有している。
まず、ピルファープルーフリング32は逆L字状のリング本体33の内周面に、開栓回転方向に傾斜して先端側が開栓回転方向に沿うように伏した可撓性のある複数の羽根34を一定の間隔を置きながら一体にして設けられている(図12参照)。また、リング本体33の上端面は、キャップ6の周壁27の下端面との間で隙間を介在させて相対しているとともに、径方向で相対する二か所にある破断容易な連結部35を介して周壁27の下端面に分離可能に連結されている。
口栓の製造に際し、口栓製造装置によりピルファープルーフリング32を有するキャップ6を閉栓回転方向に回転させながら外筒体3にねじ付けられる。この組み付けの際、ピルファープルーフリング32がコック本体4側と接触し、ピルファープルーフリング32が閉栓回転方向に回転し難くなる可能性がある。そこで、上記連結部35を間にして周方向での両側で、キャップ6の周壁27の下端面を凹ませてなる係止凹部36と、リング本体33の上端面から上方に凸とされた係止凸部37とが設けられていて、前記係止凹部36に前記係止凸部37が入り込む配置となるように成形されている(図11参照)。
そして、係止凹部36とこの係止凹部36に入り込む配置の係止凸部37との関係において、相対面する片方の側面同士を立面とし、キャップ6を閉栓回転方向に回転するときにこの立面とされた側面同士が当接し合って係止凹部36と係止凸部37とが係合するようにしている。また、この係止凹部36と係止凸部37との関係において、相対面するもう片方の側面同士は斜面として形成されており、キャップ6を開栓回転方向に回転するときには、傾斜した側面同士が滑り合って係止凹部36と係止凸部37とが係止し合わないようにしている。
即ち、口栓の製造時のキャップ6の組み付けでは、係止凹部36と係止凸部37とが係合し得る状態にしてピルファープルーフリング32を閉栓回転方向に回転させ、外筒体3にキャップ6を組み付けるときの閉栓回転方向でそのキャップ6を回転させたとき、ピルファープルーフリング32が回転し難くなりかけてもキャップ側の係止凹部36とリング側の係止凸部37が係合し合って、連結部35が切断してしまう不具合を無くすようにしている。また一方、口栓の開封に際しては、係止凹部36と係止凸部37とを係合させず、後述のピルファープルーフリング32に対する回転規制が適正に発揮されるようにしている。
図9に示されているように、上記ピルファープルーフリング32が対応する外筒体3の外周面には、筒壁の周方向に等間隔を置いて四方に立板状の突起38が突設されている。この突起38それぞれは、リング自体が開栓回転方向に移動しかけるときにピルファープルーフリング32の羽根34が当接する部分であって、その当接による突起38と羽根34との係合状態が維持されることでピルファープルーフリング32が開栓回転方向に回転するのを止める目的で設けられているものである。
図13に示すように、突起38自体は、縦断面で示すようにピルファープルーフリング32のリング本体33の内周面に接触しないまでも近接する位置まで突出している。口栓製造でのキャップ組み付けでは、閉栓回転方向でピルファープルーフリング32が回転し、開栓回転方向に向けて傾斜している羽根34それぞれは、閉栓回転方向に移動して突起38と当接することでさらに伏すように変形してその突起38を乗り越えて移動する。よって、突起38はリングの閉栓回転方向への回転を止めることはない。
一方、開封に際し、キャップ6を開栓回転方向に回すように操作すると、このキャップ6の回転に伴なってピルファープルーフリング32も開栓回転方向に回転しかけ、突起38に羽根34が当接することとなる。そして、このとき羽根34は若干撓むように変形するが、本コック式注出口栓1では、羽根34の変形が進んで閉栓回転方向に向けてめくり上がるように曲がる不具合が生じないように、羽根変形止め手段39が外筒体3の周方向にして突起38の間に亘って設けられている。
図9、図13に示されているように羽根変形止め手段39は突起38の間で連続するように外筒体3の周方向に沿っていて、外方に向けてフランジ状に張り出る板材であり、外筒体3の筒壁に一体に形成されている。羽根変形止め手段39の外方に向けての張り出しの度合いは、通常状態で伏すように傾斜している羽根34に近接するか、または通常に傾斜している羽根をリング本体側に押さない状態で接触するように張り出ている。勿論、この羽根変形止め手段39の端部が連続する前記突起38の張り出し量よりは小さく、開栓回転方向に沿って移動してきた羽根34が突起38の外側端側などに確実に当接して係止するように、突起38と羽根変形止め手段39との張り出し量は異なっている。
本実施の形態では突起38の間に亘るようにして羽根変形止め手段39が設けられていて、未開封のコック式注出口栓1において開封すべくキャップ6を持って開栓回転方向に回転操作した際、図14に示されているように、ピルファープルーフリング32の羽根34が前記羽根変形止め手段39によって変形を抑えられた状態で突起38に当接して係合するようになる。これによってピルファープルーフリング32の開栓回転方向の回転が止められ、上記連結部35が切断してキャップ6のみが開栓回転方向に回転する。そして、キャップ6とともに内筒体8も回転上昇し、外筒体3の下端開口部11が開いて液体を注出できる。
羽根変形止め手段39は、未使用のバッグ・イン・ボックスの保管、管理時に内袋のコック式注出口栓に衝撃などが加わることでキャップ6が開栓回転方向に回転するのも防止する。この開栓回転方向の回転を止める仕組みは、上述したピルファープルーフリング32が開栓回転方向に回転するのを止める仕組みと同じである。即ち、未開封のコック式注出口栓1に振動や衝撃などが加わってキャップ6、内筒体8が開栓回転方向に回転しかけても、その動きに追従する動作となるピルファープルーフリング32が開栓回転方向に回転する際に上述の開封操作の場合と同じように羽根34が突起38に当接し、図14に示すように羽根変形止め手段39によって羽根変形も規制されるために羽根34が突起に38に対して確実に係合することとなってピルファープルーフリング32の開栓回転方向の回転が抑えられる。それによりキャップ6、内筒体8(キャップ6と内筒体8とは連結によって一体に回転する関係となっている)が開栓回転方向に回転せず、外筒体3の下端開口部11が開放されずに液漏れが確実に防止される。
1…コック式注出口栓
2…装着体
3…外筒体
4…コック本体
6…キャップ
8…内筒体
32…ピルファープルーフリング
33…リング本体
34…羽根
38…突起
39…羽根変形止め手段

Claims (2)

  1. 液体包装容器の注出口部に嵌合する装着体(2)に設けられた管路(9)を、外筒体(3)の筒壁に開口の流入口(10)に連続させているコック本体(4)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の上部に螺着されて螺合回転により上下に移動可能とされたキャップ(6)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の内部に嵌め入れられ、前記キャップ(6)の上下の移動に伴って上下に移動可能とされた内筒体(8)とを備え、装着体(2)の管路(9)から前記流入口(10)を介して外筒体(3)の下端の開口部(11)に亘る液体流路が形成されていて、
    回転しながら上方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が上方に移動して液体流路を開いて液体を流出させる開栓と、回転しながら下方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が下方に移動して液体流路を閉じて液体の流出を止める閉栓とが可能に設けられているコック式注出口栓(1)において、
    キャップ(6)の下部には、外筒体(3)の外周面での前記管路(9)が連続している部分より上方となる部分に対応位置し、複数の羽根(34)を内周面に有する環状のピルファープルーフリング(32)が破断容易な連結部(35)を介して分離可能に連結され、
    外筒体(3)における口栓未開封の状態での前記ピルファープルーフリング(32)が囲む部分の筒壁の内面が、前記内筒体(8)が摺接可能にして当接する摺接面部(13)とされ、
    内筒体(8)には、常時前記摺接面部(13)と摺接可能に当接する摺り合わせ部(23)が内筒体(8)の周方向に亘って設けられ、
    前記外筒体(3)での前記摺接面部(13)としている部分の筒壁の外周面には、開栓時に移動するピルファープルーフリング(32)の羽根(34)が当接する突起(38)が設けられているとともに、突起(38)に当接する羽根(34)の変形を規制し、突起(38)とこの突起(38)に当接した羽根(34)との係合状態を維持する羽根変形止め手段(39)が設けられていることを特徴とするコック式注出口栓。
  2. 上記羽根変形止め手段(39)は、羽根(34)に近接または接触するように外筒体(3)の外周面から外方に張り出されたフランジ状の部材であり、外筒体(3)の周方向にして突起(38)間に亘って設けられている請求項1に記載のコック式注出口栓。
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