JP6423992B2 - コック式注出口栓 - Google Patents
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Description
コック式注出口栓においてピルファープルーフリングを配した場合にそのピルファープルーフリングと外筒体との間隔が広い点について説明する上で、まず、ペットボトルのピルファープルーフリングについて説明する。図15はペットボトルの口部aにキャップbがねじ付けられていて、キャップbで口部aを覆って閉止している状態を概略的に示している。キャップbの下端部には連結部を介してピルファープルーフリングcが連結されている。また図16はピルファープルーフリングcが配されている位置でのペットボトルの口部の横断面を概略的に示している。ピルファープルーフリングcの内周面には、定間隔にして可撓性を有する複数の羽根dが設けられていて、開栓回転方向からリング中心側に向けて起きる傾斜となっている。
図19に上記検討のコック式注出口栓の断面形状を極端ではあるが単純化して示した。図19に示すようにコック式注出口栓は、基本的には液体包装容器の注出口部に装着する装着体(上記嵌合板部、横の接続筒等)fを有するコック本体g、キャップh(上記キャップ状回転部、開閉キャップ等)、内筒体i(上記プランジャー部、開閉筒等)から構成されていて、コック本体g、キャップh、内筒体iそれぞれは合成樹脂成形品である。このコック本体gの外筒体jにおける成形時の金型の抜けが支障なく行なわれて内周面に傷付きが生じないようにし、また内筒体iのくさび効果を活かして水密に有利になるようにするために、その外筒体jは下方に下がるに従って内径を小さくして、全体形状が下方に向けて先細りする略テーパー形となる。一方、外筒体jの上部に外周面に設けられた外ネジに螺着するキャップhは、キャップ成形時の金型の貫きの関係から、周壁kが傾斜せずに下方に下垂した形状であり、ピルファープルーフリングcを連結する場合にはその周壁kの下方の延長線上に位置することになる。
回転しながら上方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が上方に移動して液体流路を開いて液体を流出させる開栓と、回転しながら下方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が下方に移動して液体流路を閉じて液体の流出を止める閉栓とが可能に設けられているコック式注出口栓(1)において、
キャップ(6)の下部には、外筒体(3)の外周面での前記管路(9)が連続している部分より上方となる部分に対応位置し、複数の羽根(34)を内周面に有する環状のピルファープルーフリング(32)が破断容易な連結部(35)を介して分離可能に連結され、
外筒体(3)における口栓未開封の状態での前記ピルファープルーフリング(32)が囲む部分の筒壁の内面が、前記内筒体(8)が摺接可能にして当接する摺接面部(13)とされ、
内筒体(8)には、常時前記摺接面部(13)と摺接可能に当接する摺り合わせ部(23)が内筒体(8)の周方向に亘って設けられ、
前記外筒体(3)での前記摺接面部(13)としている部分の筒壁の外周面には、開栓時に移動するピルファープルーフリング(32)の羽根(34)が当接する突起(38)が設けられているとともに、突起(38)に当接する羽根(34)の変形を規制し、突起(38)とこの突起(38)に当接した羽根(34)との係合状態を維持する羽根変形止め手段(39)が設けられていることを特徴とするコック式注出口栓を提供して、上記課題を解消するものである。
図5の断面で示されているように、コック本体4では装着体2が外筒体3を支持していて、前記外筒体3は装着体2の板面に対して外筒体3の中心軸の方向を平行にしている。また、装着体2の板面から突き出た管路9が、外筒体3の筒壁の下部側に開口の流入口10に連続していて、装着体2の管路9から流入口10を介して外筒体3の下端開口部11(注出口)に亘る液体流路を形成している。
図10(a)と図10(b)は上記内筒体8の上面と側面とを示している。この内筒体8は、外筒体3の摺接面部13に対応した径のシャフト部19があり、その上縁側に内筒体8の外周に亘る凸部20が設けられていて、この凸部20が外筒体3の上記段差部14に当接することで内筒体8の下限位置が設定される。また、内筒体8の上端部分には周方向に亘って外方に凸となる係止環21が設けられている。さらに前記係止環21の基端側の高さ位置には内筒体8の周方向に亘って凸部22があり、凸部22が上記外筒体3の上端開口部5の内側にある凸状部16に係脱可能に係止するもので、内筒体8が上方に移動する場合には凸状部16を乗り越えて外筒体3の上方へと移動する部分である。
キャップ6は、天板部26の周囲に連続する周壁27の内周面に、上記外筒体3の外ネジ部に螺合する内ネジ部28が設けられている(図11)。また、前記天板部26の下面側の連結空間部7に上記内筒体8の上部にある係止環21が入り込むようにこの連結空間部7に内筒体8の上部を装着することで、天板部26下面から下垂したリング30が内筒体8の係止環21に一体となるリブの内側に入り、キャップ6の周壁27の内周面に形成した凸部31に前記内筒体8の係止環21が係合して、キャップ6と内筒体8とが連結されている。そして、内筒体8が外筒体3の内部に配された状態でキャップ6が外筒体3の上部に被せられ、キャップ6の前記内ネジ部28と外筒体3の外ネジ部12とが螺合している。
図11と図12に示されているように、キャップ6の周壁27の下部に環状のピルファープルーフリング32が分離可能にして連結されていて、口栓未開封の状態では前記ピルファープルーフリング32は、図5に示すように外筒体3の外周面での上記管路9が連続している部分より上方となる部分であって、内面が摺接面部13である筒壁の部分を囲む配置とされている。このピルファープルーフリング32が囲んでいる外筒体3の対応部分は、キャップ6が螺合する外筒体3の上部より小径とされていて、場合によって下方に下るに従って細くなるように形成される。一方、ピルファープルーフリング32自体は前記キャップ6の周壁27の下部に連結されるものであるため、ピルファープルーフリング32とこのピルファープルーフリング32が囲んでいる筒壁との間は、ペットボトルのピルファープルーフリングとペットボトルの口部との間に比べて広くなっている。そのため、本コック式注出口栓1の開封に際し、キャップ6に連結された状態でのピルファープルーフリング32が開栓回転方向に回転しないようにする構造を以下のように有している。
2…装着体
3…外筒体
4…コック本体
6…キャップ
8…内筒体
32…ピルファープルーフリング
33…リング本体
34…羽根
38…突起
39…羽根変形止め手段
Claims (2)
- 液体包装容器の注出口部に嵌合する装着体(2)に設けられた管路(9)を、外筒体(3)の筒壁に開口の流入口(10)に連続させているコック本体(4)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の上部に螺着されて螺合回転により上下に移動可能とされたキャップ(6)と、コック本体(4)の前記外筒体(3)の内部に嵌め入れられ、前記キャップ(6)の上下の移動に伴って上下に移動可能とされた内筒体(8)とを備え、装着体(2)の管路(9)から前記流入口(10)を介して外筒体(3)の下端の開口部(11)に亘る液体流路が形成されていて、
回転しながら上方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が上方に移動して液体流路を開いて液体を流出させる開栓と、回転しながら下方に移動するキャップ(6)に伴なって内筒体(8)が下方に移動して液体流路を閉じて液体の流出を止める閉栓とが可能に設けられているコック式注出口栓(1)において、
キャップ(6)の下部には、外筒体(3)の外周面での前記管路(9)が連続している部分より上方となる部分に対応位置し、複数の羽根(34)を内周面に有する環状のピルファープルーフリング(32)が破断容易な連結部(35)を介して分離可能に連結され、
外筒体(3)における口栓未開封の状態での前記ピルファープルーフリング(32)が囲む部分の筒壁の内面が、前記内筒体(8)が摺接可能にして当接する摺接面部(13)とされ、
内筒体(8)には、常時前記摺接面部(13)と摺接可能に当接する摺り合わせ部(23)が内筒体(8)の周方向に亘って設けられ、
前記外筒体(3)での前記摺接面部(13)としている部分の筒壁の外周面には、開栓時に移動するピルファープルーフリング(32)の羽根(34)が当接する突起(38)が設けられているとともに、突起(38)に当接する羽根(34)の変形を規制し、突起(38)とこの突起(38)に当接した羽根(34)との係合状態を維持する羽根変形止め手段(39)が設けられていることを特徴とするコック式注出口栓。 - 上記羽根変形止め手段(39)は、羽根(34)に近接または接触するように外筒体(3)の外周面から外方に張り出されたフランジ状の部材であり、外筒体(3)の周方向にして突起(38)間に亘って設けられている請求項1に記載のコック式注出口栓。
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