JP5688315B2 - スパウト及びキャップ付きスパウト - Google Patents

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Description

本発明は、注出時において容器本体からの空気抜きが好適に行われかつ容器本体への取付けが容易なスパウト及びキャップ付きスパウトに関する。
熱融着可能な合成樹脂フィルムによってラミネートされた紙パック等の容器の注出口に装着されている合成樹脂製スパウト(以下、単にスパウトという)が知られており、様々な大きさの容器に応じたサイズのスパウトが存在している。このようなスパウトは、容器と熱融着するフランジを備え、該フランジの内周部から上方へ円筒状に延びた注出筒の外周面にネジ山が形成され、該ネジ山にキャップが螺着可能となっているスパウトが広く採用されている。容器の開口周縁部と前記フランジのシール面とを熱融着して容器と一体化して、注出口栓を形成している。
容器から注出口を介して内容液を注出させるために、内容液の注出と同時に容器内に空気の取り込みが必要であるが、例えば、紙パックにスパウトを取り付ける際、紙パックの大きさによっては、小径のスパウトしか取り付け出来ない場合がある。その場合、スパウト注出口の面積が小さくなってしまうため、内容液を注出するために容器を傾けると、内容液に注出口が塞がれてしまい、この反動として空気が一度に容器内に入り込み、その結果内容液に脈動が生成され、内容液が注出口から一気に吐出されてしまうことがある。
下記の特許文献1によると、紙パックなどの容器本体に、着脱自在のキャップを備え内容液を注出するための注出口を備えたスパウトが開示されている。該スパウトは、注出口となる開口にストロー状のチューブの一端を取付け、他端を容器内に延ばし、あるいは曲げたりすることによって、内容液の注出時にはチューブを介して外部から容器内に空気を取り入れるようにしている。このように、容器内に常時一定量の空気を吸入することによって、特許文献1のスパウトは内容液の脈動を防止するようにしている。
実開平8−1008号公報
特許文献1のスパウトは、上述したように、注出口となるスパウトの開口に空気取り入れ用のチューブを取付けているが、容器から内容液を注出するときには、容器を傾倒させた状態で、チューブを開口内の上方に位置させる必要がある。内容液によって、チューブが塞がれてしまうからである。
そのため、特許文献1のスパウトは、チューブが塞がれないように、スパウトを容器本体に装着する際に、容器を傾倒させた状態でチューブが上方に位置するように、スパウトを一定の部位に取付ける必要がある。そのため、スパウトの装着に手間がかかる。
本発明のこのような事情に鑑みてなされ、スパウトの装着時に位置決めが必要なく、併せて外部から容器内に空気を効果的に取り入れることができるスパウト及びキャップ付きスパウトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のスパウトは、容器本体へ溶着可能なフランジと、該フランジの内周側から上方に延び前記容器本体の流出口となる外筒とを備えたスパウトにおいて、前記外筒及び前記フランジとは間隔を空けてかつ前記フランジの内側を上下方向に貫通する内筒を設け、前記外筒と前記内筒との間でかつ前記フランジの位置より少なくとも上方に、前記外筒と内筒とを連結し上下方向に延びる複数の第1遮蔽板を設け
該第1遮蔽板の下部には、該第1遮蔽板に連続して下方に延び内側端が内筒に連結している第2遮蔽板を設け、該第2遮蔽板の上端部が前記フランジの下面側へ突出して、フランジ下面に連結するようにした。
上記スパウトの前記外筒の内周部には、該外筒の半径方向内側に突出する環状の貼着部を形成し、貼着部の上面を前記第1遮蔽板及び内筒の上面と面一に形成することが好ましい。
また、本発明のキャップ付きスパウトは、上記スパウトの前記外筒の内周面に形成された開口部を覆い、該外筒に係止されるキャップを有するキャップ付きスパウトであり、該キャップは天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とからなり、該スカート壁の内周面には、前記外筒の外周面に形成された雄螺状と螺合する雌螺状が形成され、該天面壁の内面には下方へ延びるシールリングが設けられ、前記外筒の内周面上端には、該シールリングに当接する円筒状のシール面が設けられ、前記内筒の上端部と前記第1遮蔽板の上端部は前記シール面よりも下側に位置するように形成されるようにした。
本発明のスパウト及びキャップ付きスパウトによれば、前記外筒及び前記フランジとは間隔を空けてかつ前記フランジの内側を上下方向に貫通する内筒を設け、前記外筒と前記内筒との間でかつ前記フランジの位置より少なくとも上方に、前記外筒と内筒とを連結し、上下方向に延びる複数の第1遮蔽板を設けているので、スパウトを装着させた容器本体から内容液を注出させるときに、容器本体を傾倒させた状態で、内筒と外筒との間の上側に位置する1つ以上の通路に、空気の流通路が必ず確保される。
また、スパウトの前記第1遮蔽板の下部には、該第1遮蔽板に連続して下方に延び内側端が内筒に連結している第2遮蔽板を設け、該第2遮蔽板の上端部が前記フランジの下面側へ突出して、フランジ下面に連結させている。これによって、第2遮蔽板が内筒の下端からフランジに至るまでの間を仕切ることになるので、上側に位置する空気の流通路に対応する第2遮蔽板が堰となって、空気の流通路に内容液が入り込むのを阻止し、空気の流通を良好に保つことができる。
また、スパウトの外筒の内周部には該外筒の半径方向内側に突出する環状の貼着部を形成し、貼着部の上面を前記第1遮蔽板及び内筒の上面と面一に形成したので、容器を密閉する閉塞部材を容易に取付けることができる。
また、スパウトの外筒の内周面上部には、該シールリングに当接する円筒状のシール面が設けられ、シール面の下端よりも下側に前記内筒の上端部と前記第1遮蔽板の上端部が位置するように形成したので、インナーリングを有するキャップをスパウトに嵌合させた際、円筒状のシール面の内面にインナーリングの外面が確実に密着することができる。
本発明のスパウトと該スパウトを装着した容器本体を傾倒させて内容液を注出させている状態の側断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるキャップ付スパウトの嵌合半断面図である。 図2のスパウトの斜視図である。 スパウトの平面図である。 図4のX−X線方向における全断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるスパウトの斜視図である。 本発明の第2の実施形態におけるスパウトの全断面図である(図4のX−X方向断面図と同じ角度で切断している)。
以下、本発明のスパウト及びキャップ付スパウトの第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1を参照にして、容器1は容器本体2と該容器本体2に装着されているスパウト5から構成されている。
容器本体2は、例えば、紙パックに代表される紙製容器であり、全体がほぼ直方体形状であり上方部分に断面が三角形状の傾斜部が形成され、傾斜部を形成する一対の傾斜面3にスパウト5が装着されている。スパウト5は、容器1の注出口としての役割を果たす。
図2は、キャップ付スパウトの嵌合半断面図であり、図3はスパウトの斜視図、図4は平面図、図5は図4のX−X線方向における全断面図である。
これらの図を参照にして、合成樹脂製で一体成形で形成されているスパウト5は、容器本体2へ溶着可能なフランジ7と、該フランジ7の内周側から上方に延びる外筒8とを備えている。
フランジ7は、主として容器本体2への装着部としての役割を果たし、環状の円板形状であって、上下の平坦面のうち上面側が容器本体2の傾斜面3の内面に溶着する溶着面となる。フランジ7の半径方向内周側には、外筒8の基部10が設けられ、環状の基部10はフランジ7の上面からやや上方へ突出し、容器本体2に形成された内孔11(図1)の内径とほぼ同じ若しくは若干小さい外径であり、内孔11にスパウト5を挿入し、スパウト5を容器本体2に溶着するまでの間、スパウト5がずれないように規制するガイド面の役割を果たす。
基部10の高さは、容器本体2の厚さよりもほぼ同じ若しくはそれより大きく形成している。基部10の上縁には周方向へ90度間隔で仮止め部12を形成している。仮止め部12は基部10の外周面からは半径方向外側へ僅かに突出するように形成され、底面が平坦で上部は台形形状である(図2)。仮止め部12は、スパウト5を容器本体2に装着する際に、スパウト5を仮止めするものであって、仮止め部12の底面とフランジ7の上面との間に、容器本体2の内孔11の縁部を挟み込んで、スパウト5を容器本体2に溶着するまでの間、一時的に保持する機能を有している。
外筒8は、既に説明した基部10と筒部14とから形成され、基部10の上端は基部10より縮径した環状の段差部15が形成され、円形の筒部14は段差部15から上方に延びている。筒部14の外周面には、後述するキャップの内周面に形成された雌螺条16(図2)を螺着する雄螺条17が形成されている。スパウト5の開口部、すなわち、筒部14の上端内周部には、上方へ向かってほぼ半径方向外側に向かって延びるシール面18が形成されている。
スパウト5には外筒8の内側に、該外筒と同心円状に内筒20が外筒より内方に間隔を空けて軸方向に設けられている。
円筒状の内筒20は上端部がシール面18の下端より下方に位置し、下端部はフランジ7の内部を貫通するようにフランジ7よりも下方へ延び、本実施形態では内筒20の軸方向における中間位置がほぼフランジ7の高さに位置するように形成している(図2参照)。内筒20と外筒8の径は、例えば、注出開口である外筒8の直径に対して、内筒20の直径を50〜80%程度の範囲にすればよい。尚、本実施例の内径20は、外筒8の直径の60%程度の直径となっている。
このような内筒20は複数の第1遮蔽板21によって支持され、第1遮蔽板21は外筒8の内周面と内筒20の外周面との間を懸架するようにして内筒20を支持している。本実施形態では4枚の第1遮蔽板21が、内筒20の周方向へ等間隔(90度間隔)に配設され、外筒8と内筒20の間をスパウト5の中心軸から放射状に延びている。第1遮蔽板21の上端部は内筒20の上端部と面一となるように同じ高さにしており、下端部はフランジ7の下面の高さ位置まで形成されている。第1遮蔽板21の枚数は3以上が好ましい。
図5を参照にして、スパウト5のフランジ7よりも下部には、第2遮蔽板22が設けられている。第2遮蔽板22は、上端部がフランジ7の下面の高さ位置にて、第1遮蔽板21の下端部に連続して形成され、内側に位置する部分が内筒20の外周面に沿って、内筒20の下方まで延びている。
第2遮断板22は、フランジ7下面に連結するように形成されており、第2遮蔽板22の形状は、全体として、上端部から下端部にむかって内方且つ下方に傾斜する斜面を持った直角三角形の断面形状に形成されている。
図4に示すように、4枚の第2遮蔽板22は、第1遮蔽板21と連続して、スパウト5の周方向へ等間隔(90度間隔)に配置され、スパウト5の半径方向外側へ放射状に延びている。スパウト5の注出口は、内筒20の内周面に設けられている1つの円形の中央通路23と、外筒8、内筒20及び4枚の第1遮蔽板21によって形成されている4つの外側通路24とによって仕切られる。
第1遮蔽板21及び第2遮蔽板22の厚さは、内容液の注出を妨げないような肉厚によって形成されている。
図2を参照にして、合成樹脂製のキャップ6は天面壁26と天面壁26から垂下するスカート壁27とからなり、該スカート壁27の内周面には、上述した外筒8の外周面に形成された雄螺条17と螺合する雌螺条16が形成されている。
天面壁26の内面には、スカート壁27に間隔を空けて、かつ外筒8のシール面18の内側へ向くようにして、先端が下方へ延びるシールリング28が設けられている。シールリング28は、断面が舌片状であって、スパウト5にキャップ6が装着された状態で、外筒8のシール面に、シールリング28の外周側が接触してシールを行なっている。スカート壁27の下端は、キャップ6がスパウト5に閉められた状態で、外筒8の基部10の段差部15に当接する。
このようなスパウト5は、スパウト5の容器本体2への装着時に、組立前の容器本体2の内側から容器本体2に形成された内孔11の縁部の内面側に、フランジ7が溶着される。スパウト5の注出口は、中央通路24を中心として、その廻りに外側通路25が配置される点対称形状であるので、装着時にはスパウト5の軸周りにいずれの向きであっても装着することができる。したがって、スパウト5及び(又は)容器本体2に位置決め用の孔やマークを形成する必要はなく、装着が容易になる利点がある。
容器本体2からの内容液の注出時には、中央通路23と外側通路24から内容物の注出が行われるが、外筒8、内筒20及び第1遮蔽板21で仕切られている4つの外側流路のうち、容器1を傾倒させた状態で上側に位置する1つ又は2つの外側通路24によって、空気の流通路が確保される。
注出口から内容液を注出させる際には、第2遮蔽板22が内筒20の下端からフランジ7に至るまでの間を仕切っているので、空気が流通する上側に位置する外側通路24に対応する第2遮蔽板22が堰となって、空気の流通路に内容液が入り込むのを阻止し、空気の流通を良好に保つことができる。
このように、本実施形態では、容器本体2を傾倒して内容物を注出する際、注出口に空気の流路を確実に確保することができる。注出口に空気の流路を確保できない場合は、内容液が注出口を塞いでしまうので、再度注出口から空気が入り込むときには、たくさんの空気が入りこんでしまう。この空気の入り込みによって、容器本体2内では内容液の脈動が生じるが、本実施形態のように、空気の通路が確保されることによって、脈動を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態のスパウトは、上記第1の実施形態と異なる箇所は、筒部14の内周面に貼着部32を形成していることが異なる。貼着部32は、スパウト31の注出口を使用前に閉塞する閉塞部材を取付けるためのものであり、外筒8の上端にあるシール面18の下部に設けられる。ここでいう閉塞部材とは、例えばアルミフィルム、樹脂フィルムからなるバリアフィルム等が考えられる。
図6、図7を参照にして、貼着部32は、外筒8の内周面から半径方向内側から一定の幅で突出するように円環状に形成されている。板状の貼着部32の上面は、内筒20の上端及び第1遮蔽板21の上端と面一に形成されている。貼着部32の幅(半径方向)は、閉塞部材が取付けられる程度の幅が確保できればよい。本実施形態では、貼着部32の幅は第1遮蔽板21の半径方向の幅に対して約1/2程度の幅に形成している。
その他、スパウト31のフランジ7、第2遮蔽板22、内筒20については、上記第1の実施形態と同じ構造であり、またキャップ6、容器本体2についても上記第1の実施形態と同じ構造である。
このようなスパウト31は、貼着部32、第1遮蔽板21及び内筒20の各上端面にシール膜材などの図示しない閉塞部材を接着或いは溶着し、容器本体2内を密封することができる。したがって、容器1から内容液を注出させるときは、キャップを外した後、閉塞部材を外してから内容液を注出すればよい。
スパウト31の注出口の通路は、上記第1の実施形態と同じように、点対称形状であるので、装着時にはスパウト31の軸周りにいずれの向きであっても装着することができる。
内容液の注出時には、4つの外側流路24のうち、容器1を傾倒させた状態で上側に位置する1つ又は2つの外側通路24では、空気の流通路が確保される。
このように、本実施形態では、注出口に空気の流路を確保することができる。この空気の入り込みがないと、容器本体2内では内容液の脈動が生じるが、本実施形態のように、空気の通路が確保されることによって、脈動を防止することができる。また、一定の幅を有する環状の貼着部が形成されている為、バリアフィルム等の閉塞部材を安定して溶着することができ、バリア性を高めることができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく、更に他の変形あるいは変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、スパウト5を紙パックの容器本体2の傾斜面3に取付けたが、スパウト5を装着するための容器は紙パックに限らず、合成樹脂製の容器などであってもよく、傾斜面に取付けることなく、水平面などに取付けてもよい。
また、第2遮蔽板22の形状については、直角三角形の形状にしたが、四角形状にしてもよく、若しくは三角形の斜辺となる部分に丸みを帯びるようにしてもよい。
1 容器
2 容器本体
5,31 スパウト
6 キャップ
7 フランジ
8 外筒
10 基部
14 筒部
16 雌螺条
17 雄螺条
18 シール面
20 内筒
21 第1遮蔽板
22 第2遮蔽板
23 中央通路
24 外側通路
26 天面壁
27 スカート壁
28 シールリング
32 貼着部

Claims (3)

  1. 容器本体へ溶着可能なフランジと、該フランジの内周側から上方に延び前記容器本体の流出口となる外筒とを備えたスパウトにおいて、
    前記外筒及び前記フランジとは間隔を空けてかつ前記フランジの内側を上下方向に貫通する内筒を設け、
    前記外筒と前記内筒との間でかつ前記フランジの位置より少なくとも上方に、前記外筒と内筒とを連結し上下方向に延びる複数の第1遮蔽板を設け
    該第1遮蔽板の下部には、該第1遮蔽板に連続して下方に延び内側端が内筒に連結している第2遮蔽板を設け、該第2遮蔽板の上端部が前記フランジの下面側へ突出して、フランジ下面に連結するようにしたことを特徴とするスパウト。
  2. 前記外筒の内周部には該外筒の半径方向内側に突出する環状の貼着部を形成し、貼着部の上面を前記第1遮蔽板及び内筒の上面と面一に形成した請求項に記載のスパウト。
  3. 請求項1又は2に記載のスパウトの前記外筒の内周面に形成された開口部を覆い、該外筒に係止されるキャップを有するキャップ付きスパウトであり、該キャップは天面壁と該天面壁から垂下するスカート壁とからなり、該スカート壁の内周面には、前記外筒の外周面に形成された雄螺状と螺合する雌螺状が形成され、該天面壁の内面には下方へ延びるシールリングが設けられ、前記外筒の内周面上端には、該シールリングに当接する円筒状のシール面が設けられ、前記内筒の上端部と前記第1遮蔽板の上端部は前記シール面よりも下側に位置するように形成されていることを特徴とするキャップ付きスパウト。
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