JPH0629165Y2 - 車両用垂直扉の開閉装置 - Google Patents
車両用垂直扉の開閉装置Info
- Publication number
- JPH0629165Y2 JPH0629165Y2 JP2532489U JP2532489U JPH0629165Y2 JP H0629165 Y2 JPH0629165 Y2 JP H0629165Y2 JP 2532489 U JP2532489 U JP 2532489U JP 2532489 U JP2532489 U JP 2532489U JP H0629165 Y2 JPH0629165 Y2 JP H0629165Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- closing device
- luggage carrier
- opening
- flexible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両用垂直扉の開閉装置に係り、特に、荷台
の縁部にて同荷台の周囲を囲む扉が略垂直状態にて開閉
されるようにしてなる車両用垂直扉の開閉装置に関す
る。
の縁部にて同荷台の周囲を囲む扉が略垂直状態にて開閉
されるようにしてなる車両用垂直扉の開閉装置に関す
る。
この種の装置は、従来、実開昭５９−１４９５７５号公
報にて提案されていて、扉開閉時の必要スペースが小さ
くてよいため、プラットホーム，狭い路地等での荷役作
業を容易に行うことができるという利点がある。
報にて提案されていて、扉開閉時の必要スペースが小さ
くてよいため、プラットホーム，狭い路地等での荷役作
業を容易に行うことができるという利点がある。
しかして、上記公報にて提案されている装置において
は、荷台の縁部に立設した支柱間にて扉が略垂直状態に
て開閉されるようになっているため、扉の開放時には荷
台上に支柱が残って荷役作業の邪魔になる場合が多い。
は、荷台の縁部に立設した支柱間にて扉が略垂直状態に
て開閉されるようになっているため、扉の開放時には荷
台上に支柱が残って荷役作業の邪魔になる場合が多い。
本考案は、上記した問題に対処すべくなされたものであ
り、扉の開放時には支柱が荷台上に残らなくて荷役作業
性の良い車両用垂直扉の開閉装置を提供することを目的
としている。
り、扉の開放時には支柱が荷台上に残らなくて荷役作業
性の良い車両用垂直扉の開閉装置を提供することを目的
としている。
上記した目的を達成するために、本考案においては、荷
台の縁部にて同荷台の周囲を囲む扉が略垂直状態にて開
閉されるようにしてなる車両用垂直扉の開閉装置におい
て、前記荷台の縁部に同荷台より上方へ突出しないよう
にして設けたガイド部材に前記扉を上下動可能に組付け
るとともに、片側へのみ屈曲可能で一端にて前記扉の上
端部に連結され前記扉に沿って起立可能な可撓連結体を
前記荷台の内部へ進退可能に組付け、この可撓連結体を
前記荷台の内部に配設した駆動手段により進退・停止可
能とした。
台の縁部にて同荷台の周囲を囲む扉が略垂直状態にて開
閉されるようにしてなる車両用垂直扉の開閉装置におい
て、前記荷台の縁部に同荷台より上方へ突出しないよう
にして設けたガイド部材に前記扉を上下動可能に組付け
るとともに、片側へのみ屈曲可能で一端にて前記扉の上
端部に連結され前記扉に沿って起立可能な可撓連結体を
前記荷台の内部へ進退可能に組付け、この可撓連結体を
前記荷台の内部に配設した駆動手段により進退・停止可
能とした。
本考案による開閉装置においては、可撓連結体の扉に沿
った起立によって閉状態とされている扉において、駆動
手段を作動させて可撓連結体をその片側へのみ屈曲可能
な機能を利用して荷台内へ後退させて収容すれば、可撓
連結体の起立部分の減少に伴ってガイド部材に上下動可
能に組付けた扉が略垂直状態にて下降して開かれる。
った起立によって閉状態とされている扉において、駆動
手段を作動させて可撓連結体をその片側へのみ屈曲可能
な機能を利用して荷台内へ後退させて収容すれば、可撓
連結体の起立部分の減少に伴ってガイド部材に上下動可
能に組付けた扉が略垂直状態にて下降して開かれる。
また、上述したようにして開かれた扉において、駆動手
段を作動させて可撓連結体を荷台内から前進させて扉に
沿って順次起立させれば、可撓連結体の起立部分の増大
に伴ってガイド部材に上下動可能に組付けた扉が略垂直
状態にて上昇して閉じられる。
段を作動させて可撓連結体を荷台内から前進させて扉に
沿って順次起立させれば、可撓連結体の起立部分の増大
に伴ってガイド部材に上下動可能に組付けた扉が略垂直
状態にて上昇して閉じられる。
ところで、本考案による開閉装置においては、荷台の縁
部に動荷台より上方へ突出しないようにして設けたガイ
ド部材に上下動可能に組付けた扉が、可撓連結体の起立
によって閉状態に保持され、かつ可撓連結体の荷台内へ
の収容によって開状態とされるようにしたため、扉の開
状態において当該開閉装置の構成部材が荷台上に全く残
らず、荷役作業を極めて良好に行うことができる。
部に動荷台より上方へ突出しないようにして設けたガイ
ド部材に上下動可能に組付けた扉が、可撓連結体の起立
によって閉状態に保持され、かつ可撓連結体の荷台内へ
の収容によって開状態とされるようにしたため、扉の開
状態において当該開閉装置の構成部材が荷台上に全く残
らず、荷役作業を極めて良好に行うことができる。
以下に、本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第１図に示した車両用荷台１０においては、その両側部
と後部が両サイドゲート２１，２２とリヤゲート２３に
よって開閉されるようになっており、各ゲート２１，２
２，２３は本考案による開閉装置によってそれぞれ略垂
直状態にて開閉（上下動）されるようになっている。
と後部が両サイドゲート２１，２２とリヤゲート２３に
よって開閉されるようになっており、各ゲート２１，２
２，２３は本考案による開閉装置によってそれぞれ略垂
直状態にて開閉（上下動）されるようになっている。
各ゲート２１，２２，２３の開閉装置は各ゲートの両端
部（両サイドゲート２１，２２では前後両端部、リヤゲ
ート２３では左右両端部）にそれぞれ設けられていて同
様に構成されており、左方のサイドゲート２１における
後方の開閉装置を例として第２図に示したように、ガイ
ド部材３１と、可撓連結体３２と、油圧シリンダ３３等
によって構成されている。
部（両サイドゲート２１，２２では前後両端部、リヤゲ
ート２３では左右両端部）にそれぞれ設けられていて同
様に構成されており、左方のサイドゲート２１における
後方の開閉装置を例として第２図に示したように、ガイ
ド部材３１と、可撓連結体３２と、油圧シリンダ３３等
によって構成されている。
ガイド部材３１は、平行リンクからなり、荷台１０の縁
部に同荷台１０より上方へ突出しないようにして設けら
れており、このガイド部材３１にサイドゲート２１が上
下動可能に組付けられている。可撓連結体３２は、一側
を円形とした駒３２ａとこれを連接するリンク３２ｂに
よって構成されていて、サイドゲート２１に沿って起立
可能かつ片側へのみ屈曲可能で先端にてサイドゲート２
１の上端部に連結されており、荷台１０の内部へ収容可
能（進退可能）に組付けられている。
部に同荷台１０より上方へ突出しないようにして設けら
れており、このガイド部材３１にサイドゲート２１が上
下動可能に組付けられている。可撓連結体３２は、一側
を円形とした駒３２ａとこれを連接するリンク３２ｂに
よって構成されていて、サイドゲート２１に沿って起立
可能かつ片側へのみ屈曲可能で先端にてサイドゲート２
１の上端部に連結されており、荷台１０の内部へ収容可
能（進退可能）に組付けられている。
油圧シリンダ３３は、荷台１０の内部に当該車両の左右
方向に配設されていて、そのロッド３３ａ先端にて可撓
連結体３２の基端に連結されており、その動作（ロッド
３３ａの進退・停止）により可撓連結体３２が進退・停
止されるようになっている。
方向に配設されていて、そのロッド３３ａ先端にて可撓
連結体３２の基端に連結されており、その動作（ロッド
３３ａの進退・停止）により可撓連結体３２が進退・停
止されるようになっている。
上記のように構成した本実施例においては、第２図にて
示したように可撓連結体３２のサイドゲート２１に沿っ
た起立によって閉状態とされているサイドゲート２１に
おいて、油圧シリンダ３３を作動させて可撓連結体３２
をその片側へのみ屈曲可能な機能を利用して荷台１０内
へ後退させて収容すれば、可撓連結体３２の起立部分の
減少に伴ってガイド部材３１に上下動可能に組付けたサ
イドゲート２１が略垂直状態にて下降して開かれる。
示したように可撓連結体３２のサイドゲート２１に沿っ
た起立によって閉状態とされているサイドゲート２１に
おいて、油圧シリンダ３３を作動させて可撓連結体３２
をその片側へのみ屈曲可能な機能を利用して荷台１０内
へ後退させて収容すれば、可撓連結体３２の起立部分の
減少に伴ってガイド部材３１に上下動可能に組付けたサ
イドゲート２１が略垂直状態にて下降して開かれる。
また、上述したようにして開かれたサイドゲート２１に
おいて、油圧シリンダ３３を作動させて可撓連結体３２
を荷台１０内から前進させてサイドゲート２１に沿って
順次起立させれば、可撓連結体３２の起立部分の増大に
伴ってガイド部材３１に上下動可能に組付けたサイドゲ
ート２１が略垂直状態にて上昇して閉じられる。
おいて、油圧シリンダ３３を作動させて可撓連結体３２
を荷台１０内から前進させてサイドゲート２１に沿って
順次起立させれば、可撓連結体３２の起立部分の増大に
伴ってガイド部材３１に上下動可能に組付けたサイドゲ
ート２１が略垂直状態にて上昇して閉じられる。
ところで、本実施例においては、荷台１０の縁部に同荷
台１０より上方へ突出しないようにして設けたガイド部
材３１に上下動可能に組付けたサイドゲート２１が、可
撓連結体３２の起立によって閉状態に保持され、かつ可
撓連結体３２の荷台１０内への収容によって開状態とさ
れるようにしたため、サイドゲート２１の開状態におい
て当該開閉装置の構成部材（ガイド部材３１，可撓連結
体３２等）が荷台１０上に全く残らず、荷役作業を極め
て良好に行うことができる。
台１０より上方へ突出しないようにして設けたガイド部
材３１に上下動可能に組付けたサイドゲート２１が、可
撓連結体３２の起立によって閉状態に保持され、かつ可
撓連結体３２の荷台１０内への収容によって開状態とさ
れるようにしたため、サイドゲート２１の開状態におい
て当該開閉装置の構成部材（ガイド部材３１，可撓連結
体３２等）が荷台１０上に全く残らず、荷役作業を極め
て良好に行うことができる。
なお、上記した作動は左方のサイドゲート２１のみなら
ず、右方のサイドゲート２２及びリヤゲート２３におい
ても同様に得られるものである。
ず、右方のサイドゲート２２及びリヤゲート２３におい
ても同様に得られるものである。
上記実施例においては、可撓連結体３２を油圧シリンダ
３３にて進退・停止させるようにしたが、本考案の実施
に際しては、油圧シリンダ３３に代えて電動又は手動ウ
インチ等の駆動手段を採用して実施することも可能であ
る。
３３にて進退・停止させるようにしたが、本考案の実施
に際しては、油圧シリンダ３３に代えて電動又は手動ウ
インチ等の駆動手段を採用して実施することも可能であ
る。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図に示した左方のサイドゲートにおける後方の開閉装置
部分を示す拡大断面図である。 符号の説明 １０……荷台、２１，２２，２３……ゲート（扉）、３
１……ガイド部材、３２……可撓連結体、３３……油圧
シリンダ（駆動手段）。
図に示した左方のサイドゲートにおける後方の開閉装置
部分を示す拡大断面図である。 符号の説明 １０……荷台、２１，２２，２３……ゲート（扉）、３
１……ガイド部材、３２……可撓連結体、３３……油圧
シリンダ（駆動手段）。
Claims (1)
- 【請求項１】荷台の縁部にて同荷台の周囲を囲む扉が略
垂直状態にて開閉されるようにしてなる車両用垂直扉の
開閉装置において、前記荷台の縁部に同荷台より上方へ
突出しないようにして設けたガイド部材に前記扉を上下
動可能に組付けるとともに、片側へのみ屈曲可能で一端
にて前記扉の上端部に連結され前記扉に沿って起立可能
な可撓連結体を前記荷台の内部へ進退可能に組付け、こ
の可撓連結体を前記荷台の内部に配設した駆動手段によ
り進退・停止可能としたことを特徴とする車両用垂直扉
の開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2532489U JPH0629165Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 車両用垂直扉の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2532489U JPH0629165Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 車両用垂直扉の開閉装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02115774U JPH02115774U (ja) | 1990-09-17 |
| JPH0629165Y2 true JPH0629165Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31245963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2532489U Expired - Fee Related JPH0629165Y2 (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 車両用垂直扉の開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629165Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021095061A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 三栄工業株式会社 | アオリ板昇降装置 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP2532489U patent/JPH0629165Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021095061A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 三栄工業株式会社 | アオリ板昇降装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02115774U (ja) | 1990-09-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |