JPH06291508A - 高周波フィルタ - Google Patents

高周波フィルタ

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JPH06291508A
JPH06291508A JP9527493A JP9527493A JPH06291508A JP H06291508 A JPH06291508 A JP H06291508A JP 9527493 A JP9527493 A JP 9527493A JP 9527493 A JP9527493 A JP 9527493A JP H06291508 A JPH06291508 A JP H06291508A
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JP
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dielectric
coupling capacitance
layer
conductor layers
conductor
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Withdrawn
Application number
JP9527493A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Imaizumi
達也 今泉
Kenji Yoshimori
健二 吉森
Masao Igarashi
雅夫 五十嵐
Mitsuyoshi Ito
光由 伊藤
Satoshi Kazama
智 風間
Makoto Inoue
真 井上
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Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TEMモード誘電体共振器を含むバンドパス
フィルタにおけるストレーキャパシタンスを抑制する。 【構成】 第1及び第2の誘電体共振器をキャパシタン
スで結合した構成のバンドパスフィルタにおいて、相互
結合キャパシタンス及び入力及び出力結合キャパシタン
スを多層基板で構成する。相互結合キャパシタンスを得
るための電極導体層43a、47aの相互間の誘電体層
20の比誘電率よりもグランド導体層24、64と電極
導体層43a、47aとの相互間の誘電体層18、1
9、21、22の比誘電率を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TEMモード誘電体共
振器を使用した高周波フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】基板上に第1及び第2の誘電体共振器を
配置し、入力端子と第1の誘電体共振器との間に入力結
合キャパシタンスを設け、出力端子と第2の誘電体共振
器との間に出力結合キャパシタンスを設け、第1及び第
2の誘電体共振器の相互間に相互結合用キャパシタンス
を設けた構成のフィルタは公知である。また、本件特許
出願人は、入力結合キャパシタンス、出力結合キャパシ
タンス及び相互結合キャパシタンスを多層基板で構成す
ることを試みた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多層基板上
に複数個の誘電体共振器を配置する場合には、多層基板
の両主面にグランド導体層を設けることが必要になる。
この結果、多層基板の内部のキャパシタンスの電極導体
層と多層基板の両主面のグランド導体層との相互間にス
トレーキャパシタンスが生じる。このストレーキャパシ
タンスが大きくなると、ここで損失が発生し、通過帯域
の両側における減衰特性が劣化する。
【0004】そこで、本発明の目的は、多層基板を使用
するにも拘らずストレーキャパシタンスが小さい高周波
フィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、共振孔を有する柱状誘電体と前記共振孔に
設けられた内導体と前記誘電体の外周面に設けられた外
導体とを夫々有している少なくとも第1及び第2の誘電
体共振器と、前記第1及び第2の誘電体共振器を一方の
主面で支持するように形成され且つ前記第1及び第2の
誘電体共振器の相互間に接続された相互結合キャパシタ
ンスを内部に含んでいる多層基板とを備えた高周波フィ
ルタであり、前記相互結合キャパシタンスを得るための
対の電極導体層は前記多層基板の厚み方向の異なる位置
に埋設され、前記多層基板の前記一方の主面にグランド
導体層と前記第1及び第2の誘電体共振器の前記内導体
を接続するための第1及び第2の接続導体層が設けら
れ、前記多層基板の前記他方の主面にグランド導体層が
設けられ、前記対の電極導体層の一方と前記一方の主面
との間の誘電体層の平均比誘電率及び前記対の電極導体
層の他方と前記他方の主面との間の誘電体層の平均比誘
電率のいずれか一方又は両方が前記対の電極導体層の相
互間の誘電体層の平均比誘電率よりも小さく設定されて
いることを特徴とする高周波フィルタに係わるものであ
る。なお、請求項2に示すように多層基板に入力結合キ
ャパシタンス及び出力結合キャパシタンスを設けること
が望ましい。
【0006】
【発明の作用及び効果】本発明によれば、相互結合キャ
パシタンスの一方及び他方の電極導体層と多層基板の一
方及び他方の主面との相互間の誘電体層の平均比誘電率
のいずれか一方又は両方を相互結合キャパシタンスの一
方及び他方の電極導体層の相互間の誘電体層の平均比誘
電率よりも小さく設定したので、相互結合キャパシタン
スの電極導体層とグランド導体層との間のストレーキャ
パシタンスが小さくなり、ここでの損失も小さくなり、
フィルタの周波数特性が良くなる。即ち、通過帯域の両
側における減衰特性が良くなる。なお、本願発明での平
均比誘電率は、複数の誘電体層又は複数の微小単位領域
の比誘電率の平均値を意味する。
【0007】
【実施例】次に、図1〜図11を参照して本発明の実施
例に係わるTEMモード誘電体共振器を使用した高周波
バンドパスフィルタを説明する。
【0008】このバンドパスフィルタは図1に示すよう
に第1及び第2の誘電体共振器1、2と、キャパシタン
ス(コンデンサ)のための導体層及びグランド導体層等
を有する多層基板3との組み合わせによって構成されて
いる。第1及び第2の誘電体共振器1、2は、図1〜図
3から明らかなように比誘電率が例えば約88の柱状又
は円筒状磁器から成る第1及び第2の誘電体4、5と、
第1及び第2の共振孔6、7内に設けられた第1及び第
2の内導体8、9と、誘電体4、5の外周面10、11
に設けられた外導体12、13とから成る。なお、第1
及び第2の内導体8、9に連続的に第1及び第2の接続
導体14、15が設けられている。これ等の第1及び第
2の接続導体14、15は誘電体4、5の一方の端面を
通って外周面10、11まで延在している。また、第1
及び第2の誘電体4、5の他方の端面上には第1及び第
2の内導体8、9を第1及び第2の外導体12、13に
接続するための第1及び第2の短絡導体16、17が設
けられている。第1及び第2の誘電体共振器1、2は実
質的に同一に構成されているので、図2に第1の誘電体
共振器1のみを詳しく示し、第2の誘電体共振器2の詳
しい図示は省略する。なお、内導体8、9と、外導体1
2、13と、接続導体14、15と、短絡導体16、1
7は夫々銀ペーストを塗布して焼き付けた導電体膜から
成る。なお、各導体を銅メッキ等で形成することもでき
る。
【0009】このバンドパスフィルタを得るために同軸
型TEMモード誘電体共振器1、2には、図4のように
入力結合キャパシタンスCa と出力結合キャパシタンス
Cbと相互結合キャパシタンスCc とが接続される。ま
た、第1及び第2のストレーキャパシタンスC1 、C2
が生じる。入力結合キャパシタンスCa は信号入力端子
T1 と第1の共振器1の一端との間に接続され、出力結
合キャパシタンスCbは第2の共振器2の一端と出力端
子T2 との間に接続され、相互結合キャパシタンスCc
は第1及び第2の共振器1、2の一端の相互間に接続さ
れる。第1及び第2のストレーキャパシタンスC1 、C
2 は第1及び第2の共振器1、2の一端とグランドとの
間に生じる。第1及び第2の共振器1、2の他端即ち外
導体12、13はグランドに接続されている。
【0010】多層基板3は、図1及び図3で鎖線で区分
して示すように同一の比誘電率の同一材料からなる第
1、第2、第3、第4及び第5の誘電体層18、19、
20、21、22と各種の導体層とを有する。多層基板
3は第1〜第5の誘電体層18〜22を得るための同一
厚さのグリーンシート(未焼成磁器シート)に導電性ペ
ーストを所定パターンに夫々塗布して積層し、焼成した
ものであり、焼成後においては第1〜第5の誘電体層1
8〜22は一体化されているが、ここでは説明の都合上
区分されている。第1、第2、第4及び第5の誘電体層
18、19、21、22の比誘電率は第3の誘電体層2
0の比誘電率よりも低く設定されている。
【0011】多層基板3の平坦な表面23即ち第1の誘
電体層18の表面には図5に示すようにグランド導体層
24と第1及び第2の接続導体層25、26とが設けら
れている。グランド導体層24は第1及び第2の共振器
1、2の外導体12、13に対応する部分を有し、ここ
には図3に示すように半田27によって第1及び第2の
共振器1、2の外導体12、13が夫々固着されてい
る。第1及び第2の接続導体層25、26は第1及び第
2の共振器1、2の第1及び第2の接続導体14、15
に対応するように配置され、第1及び第2の接続導体1
4、15が半田(図示せず)で夫々固着されている。第
1の誘電体層18には4箇所にヴィア(Via)ホール
が表面から裏面に至るように設けられ、ここには導体2
7、28、29、30が充填されている。
【0012】第2の誘電体層22はストレーキャパシタ
ンスC1 、C2 を小さくすることを目的として設けたも
のであり、この表面には図5のヴィアホール導体27、
28、29、30に接続される4つの接続導体層31、
32、33、34が設けられている。各接続導体層3
1、32、33、34は導体35、36、37、38が
充填されたヴィアホールを夫々有する。
【0013】第3の誘電体層20には図7に示すように
グランド接続用導体層39、40及びキャパシタンス用
導体層41、42、43a、43bが設けられている。
グランド接続用導体層39、40は図6の第2の誘電体
層19のヴィアホール導体35、36に接続されるよう
に配設され、これ等にも導体44、45が充填されたヴ
ィアホールが設けられている。入出力キャパシタンス用
導体層41、42は図6の第2の誘電体層19のヴィア
ホール導体37、38に接続されるように配設されてい
る。一対の入出力結合キャパシタンス用導体層41、4
2の延長部41a、42aにはヴィアホールが設けら
れ、ここに導体46a、46bが充填されている。ま
た、一対の入出力結合キャパシタンス用導体層42、4
3には相互結合キャパシタンス用導体層43a、43b
が接続されている。この一対の相互結合キャパシタンス
用導体層43a、43bは第4の誘電体層21の表面の
一対の相互結合キャパシタンス用導体層47a、47b
に対向して相互結合キャパシタンスCc を形成する。相
互結合キャパシタンスCc は対向する導体層43a、4
7a又は43b、47bのいずれか一方のみでも得るこ
とができる。しかし、この実施例ではストレーキャパシ
タンスの対称性を良くするために、各導体層39、4
0、41a、42、42a、43a、43bを図7で垂
直方向の中心線及び水平方向の中心線を中心に対称に配
置し、2つの導体層43a、43bによって相互結合キ
ャパシタンスCc を得ている。
【0014】第4の誘電体層21には図8に示すように
一対の相互結合キャパシタンス用導体層47a、47b
の他にグランド接続用導体層48、49と入力及び出力
結合キャパシタンス用導体層50、51が設けられてい
る。四角形の導体層48、49、50、51には導体5
2、53、54、55が充填されたヴィアホールが設け
られている。なお、図8の接続用導体層48、49は図
7のヴィアホール導体44、45に接続される。また、
図8の相互結合キャパシタンス用導体層47a、47b
は図7のヴィアホール導体46a、46bに接続され
る。図8の相互結合キャパシタンス用導体層47a、4
7bは図7の相互結合キャパシタンス用導体層43a、
43bに対向している。また、図8の入出力結合キャパ
シタンス用導体層50、51は図7の入出力結合キャパ
シタンス用導体層41、42に対向している。従って、
図7及び図8の導体層のパターンによって図4のキャパ
シタンスCa 、Cb 、Cc が得られる。
【0015】図9に示す第5の誘電体層22の表面には
図8の第4の誘電体層21のヴィアホール導体52、5
3、54、55に接続されるように接続用導体層56、
57、58、59が設けられており、これ等には導体6
0、61、62、63が充填されたヴィアホールが設け
られている。第5の誘電体層22の裏面即ち多層基板3
の裏面には図10に示すようにグランド導体層64と第
1及び第2の端子導体層65、66が設けられている。
グランド導体層64は図9に示すヴィアホール導体6
0、61に接続され、第1及び第2の端子導体層65、
66は図9に示すヴィアホール導体62、63に夫々接
続されている。図10の裏面の第1及び第2の端子導体
層65、66は図4の入力端子T1 と出力端子T2 に対
応する。
【0016】図7の導体層43a、43bと多層基板3
の表面のグランド導体層24との間及び図8の導体層4
7a、47bと多層基板3の裏面のグランド導体層64
との間に図4に示すストレーキャパシタンスC1 、C2
が生じる。しかし、相互結合キャパシタンスCc を得る
ための第3の誘電体層20の厚さ即ち導体層43a、4
3bと導体層47a、47bとの相互間隔よりもグラン
ド導体層24と導体層43a、43bとの相互間隔及び
グランド導体層64と導体層47a、47bとの相互間
隔が大きく設定されていると共に、第1、第2、第4及
び第5の誘電体層18、19、21、22の比誘電率が
第3の誘電体層20の比誘電率よりも小さく設定されて
いるので、ストレーキャパシタンスC1 、C2 は比較的
小さい値になる。
【0017】図11の特性線Aは本実施例に従うフィル
タの周波数特性を示し、特性線Bは図1及び図3の誘電
体層19、21を省き且つ誘電体層18、22の比誘電
率を誘電体層20の比誘電率と同一にし、誘電体層21
の表面のパターンを誘電体層22に設けた構成のフィル
タの周波数特性を示す。本実施例に従うフィルタではス
トレーキャパシタンスC1 、C2 が小さくなるために通
過帯域の両側の減衰特性が良くなる。
【0018】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 接続導体14、15を設ける代りに、独立の接
続部材で内導体8、9を多層基板3の導体層25、26
に接続することができる。 (2) 多層基板3の側面に第1及び第2の端子導体層
65、66の延長導体層及びグランド導体層64の延長
導体層を設けることができる。 (3) 誘電体共振器をさらに付加して3段以上のフィ
ルタを構成する場合にも本発明を適用することができ
る。 (4) 短絡導体層16、17を省いて1/2波長型の
共振器1、2を構成することができる。 (5) 第1、2、4、5の誘電体層18、19、2
1、22の内の一部の比誘電率を第3の誘電体層20の
比誘電率よりも小さい値にすることができる。 (6) 図2に示すように多層基板3を第1、第2及び
第3の誘電体層18a、20a、22aで構成し、第1
の誘電体層18aの表面には図5と同一の誘電体層パタ
ーンを形成し、第2の誘電体層20aの表面には図7と
同一の導体層パターンを形成し、第3の誘電体層22a
の表面には図8と同一の導体層パターンを形成し、この
裏面には図10と同一の導体層パターンを形成すること
ができる。この場合には、第1及び第3の誘電体層18
a、22aの比誘電率を第2の誘電体層20の比誘電率
よりも小さく設定し、且つ第1及び第3の誘電体層18
a、22aの厚さを第2の誘電体層20aの厚さよりも
厚く設定する。これにより、実施例と同様にストレーキ
ャパシタンスを小さくすることができる。 (7) 多層基板3の表面23に溝を形成し、この溝に
第1及び第2の誘電体共振器1、2を配置し、共振器
1、2の位置ずれを防いでもよい。また、共振器1、2
を囲む領域に絶縁物質(例えばガラスペースト)を塗布
して絶縁物の凸部を形成し、この凸部の形成によって生
じた凹部に共振器1、2を配置することができる。ま
た、グランド導体層24を有する表面23上に更にグリ
ーンシートに基づく誘電体層を設け、この誘電体層に共
振器1、2に対応する孔を形成し、この孔に共振器1、
2を配置してもよい。 (8) 厚膜導体によるグランド導体層24の代りに金
属板を表面23に固着し、ここに共振器1、2の外導体
12、13を接続してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフィルタを示す斜視図である。
【図2】誘電体共振器の断面図である。
【図3】図1のフィルタを図5及び図7のA−A線に対
応する位置で示す中央縦断面図である。
【図4】図1のフィルタの等価回路図である。
【図5】第1の誘電体層の平面図である。
【図6】第2の誘電体層の平面図である。
【図7】第3の誘電体層の平面図である。
【図8】第4の誘電体層の平面図である。
【図9】第5の誘電体層の平面図である。
【図10】第5の誘電体層の底面図である。
【図11】実施例と比較例とのフィルタの周波数特性図
である。
【図12】変形例の多層基板の断面図である。
【符号の説明】
1 第1の誘電体共振器 2 第2の誘電体共振器 3 多層基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 光由 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 風間 智 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内 (72)発明者 井上 真 東京都台東区上野6丁目16番20号 太陽誘 電株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共振孔を有する柱状誘電体と前記共振孔
    に設けられた内導体と前記誘電体の外周面に設けられた
    外導体とを夫々有している少なくとも第1及び第2の誘
    電体共振器と、 前記第1及び第2の誘電体共振器を一方の主面で支持す
    るように形成され且つ前記第1及び第2の誘電体共振器
    の相互間に接続された相互結合キャパシタンスを内部に
    含んでいる多層基板とを備えた高周波フィルタであり、 前記相互結合キャパシタンスを得るための対の電極導体
    層は前記多層基板の厚み方向の異なる位置に埋設され、 前記多層基板の前記一方の主面にグランド導体層と前記
    第1及び第2の誘電体共振器の前記内導体を接続するた
    めの第1及び第2の接続導体層が設けられ、 前記多層基板の前記他方の主面にグランド導体層が設け
    られ、 前記対の電極導体層の一方と前記一方の主面との間の誘
    電体層の平均比誘電率及び前記対の電極導体層の他方と
    前記他方の主面との間の誘電体層の平均比誘電率いずれ
    か一方又は両方が前記対の電極導体層の相互間の誘電体
    層の平均比誘電率よりも小さく設定されていることを特
    徴とする高周波フィルタ。
  2. 【請求項2】 更に、前記多層基板の前記他方の主面に
    入力端子導体層と出力端子導体層とが設けられ、 前記入力端子導体層と前記第1の接続導体層との間に接
    続された入力結合キャパシタンスと前記出力端子導体層
    と前記第2の接続導体層との間に接続された出力結合キ
    ャパシタンスとを有し、 前記入力結合キャパシタンスと前記出力結合キャパシタ
    ンスとの一方の及び他方の電極導体層が前記相互結合キ
    ャパシタンスの一方及び他方の電極導体層の延長平面上
    に夫々設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    高周波フィルタ。
JP9527493A 1993-03-30 1993-03-30 高周波フィルタ Withdrawn JPH06291508A (ja)

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