JPH06291101A - 板状物の洗浄方法、その方法に用いられる洗浄液槽及び洗浄装置 - Google Patents
板状物の洗浄方法、その方法に用いられる洗浄液槽及び洗浄装置Info
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Abstract
法に用いられる洗浄液槽及び洗浄装置に関し、洗浄時に
板状物に付着するパーティクルの量を減少させることを
目的とする。 【構成】 上部に洗浄液2が流出するオーバーフロー面
S0 を有する液槽1に洗浄液を満して該洗浄液の表面
に、オーバーフロー面S0 にほぼ垂直な面S1 から主に
遠ざかる方向に進む流れを形成し、半導体ウェハ3を、
半導体ウェハが該面(S1 )と垂直にかつ半導体ウェハ
の表面がその洗浄液の主な流れに平行となるように該洗
浄液に移入するようにした。
Description
ク、レチクル、LDC基板等の板状物の洗浄方法、その
方法に用いる洗浄液槽及び洗浄装置に関する。
半導体ウェハの薬液処理の後に、該半導体ウェハを洗浄
液(純水)にて洗浄している。特に、熱処理工程やCV
D工程の直前に行なう洗浄工程では、金属不純物の除去
と共に、微小なパーティクルを完全に除去することが要
求される。
されている。
形成された支持溝に半導体ウェハを1枚ずつ収容する。
そして、そのキャリアを洗浄液で満された液槽内に浸漬
させ、複数の半導体ウェハを該液槽内で一括して洗浄し
ている。また、所定間隔で配列された半導体ウェハの縁
をロボットハンガーによって一括してつかみ、その半導
体ウェハを洗浄液内に浸漬させて洗浄する方法も提案さ
れている。
をキャリアに収容して洗浄する方法では、図36(a)
に示すようなかたちで、各半導体ウェハ10はキャリア
11に形成された支持溝11aに収容されている。この
ように、支持溝11a内に各半導体ウェハ10を収容し
たキャリア11を薬液槽から洗浄液槽に移す場合等、キ
ャリアを運搬する場に図36(b)に示すように、各半
導体ウェハ10の縁が、運搬中のキャリアの振動によっ
て、支持溝11内で振動する。このように、各半導体ウ
ェハ10がキャリア11の支持溝11a内で振動する
と、パーティクルが発生する。このパーティクルは、キ
ャリア11の材質が半導体ウェハ10よりも柔かいフッ
素樹脂である場合には、そのフッ素樹脂の微粉末であ
り、また、キャリア11の材質が半導体ウェハ10より
も硬い場合には半導体ウェハ10を形成するシリコンの
微粉末である。そして、発生したパーティクルはキャリ
ア11の支持溝11a内にたまる。
ば、静水内に投入して支持溝11aが水面Sに達する
と、図37(a)に示すように、支持溝1a内にたまっ
たパーティクルPが水面P上に浮遊する。そして、更に
キャリア1を静水内に静めていくと、図37(b)に示
すように、水面に浮遊したパーティクルPが半導体ウェ
ハ10の表面の方に引き込まれ、キャリッジ1を静水か
ら取出すときに、そのパーティクルが半導体ウェハ10
の表面に付着してしまう。半導体ウェハ10を弗酸で処
理した場合、その表面は撥水性を呈するが、このような
状態で半導体ウェハ10を洗浄する場合には、特に、水
面に浮遊したパーティクルが半導体ウェハ10の表面に
付着し易い。
ウェハ10の縁をロボットハンガー5によって一括して
つかみ、その半導体ウェハ10を洗浄液中に浸漬させて
洗浄する場合も、図39に示すように、半導体ウェハ1
0を支えるハンガーアーム5a,5b,5cと半導体ウ
ェハ10の接する部位にて上述したのと同様にパーティ
クルPが発生する。
は、静水ではなく、図40及び図41に示すように、洗
浄液槽20の底部に設けられたパイプ12から洗浄液1
00を噴出させ、洗浄液槽20からオーバーフローした
状態の洗浄液100内に例えばロボットハンガー5に支
持された半導体ウェハ10が浸漬される。このように、
洗浄液槽20の底部から洗浄液100を噴出させて該洗
浄液100を洗浄液槽20からオーバーフローさせる場
合、洗浄液100の液面での流れは、図42に示すよう
に、洗浄液槽20の周辺部では一様に洗浄液槽20の外
部に向っているが、洗浄液槽20の中央部では、種々の
方向を向いて乱れた状態となっている。このような状態
の洗浄液100に半導体ウェハ10を投入すると、上述
したように洗浄液100の液面に浮遊したパーティクル
が長時間液面上に滞在することになる。その結果、半導
体ウェハ10を洗浄液100内に浸漬させたとき、及び
半導体ウェハ10を該洗浄液100から取り出すときに
洗浄液100の液面上に浮遊するパーティクルが半導体
ウェハ10の表面に付着する確率が高くなる。従って、
半導体ウェハ10からパーティクルの除去が完全に行な
われない。
ような板状物を洗浄液に浸漬させて洗浄するに際して、
板状物から一旦離れて液面上を浮遊するパーティクルを
できるだけ早く洗浄液槽外部に流出させることである。
め、本発明は、図1に示すように上部に、洗浄液(2)
が流出するオーバーフロー面(S0 )を有する液槽
(1)に洗浄液(2)を満して該洗浄液(2)の表面の
流れが該オーバーフロー面(S0 )にほぼ垂直となる所
定の面(S1 )から主に遠ざかる方向に進むように該洗
浄液(2)をオーバーフロー面(S0 )から流出させ、
洗浄液(2)がオーバーフロー面(S0 )から流出して
いる状態で、板状物(3)が該所定の面(S1 )と交わ
りかつ板状物(3)の表面が洗浄液(2)表面の主な流
れとほぼ平行となるように該板状物(3)を洗浄液
(2)に投入するようにした。
は、上部に洗浄液が流出するオーバーフロー面を有した
液槽と、該液槽内に満された洗浄液の表面に、該オーバ
ーフロー面にほぼ垂直な所定の面から遠ざかる方向に液
流を発生させる液流発生手段とを有する。
係る洗浄装置は、上部に洗浄液が流出するオーバーフロ
ー面を有した液槽と、該液槽内に満された洗浄液の表面
に、該オーバーフロー面にほぼ垂直な所定の面から遠ざ
かる方向に液流を発生させる液流発生手段とを有した洗
浄液槽と、板状物が該所定の面と交わりかつ板状物の表
面が上記液流発生手段にて発生された洗浄液面上の液流
にほぼ平行となるように板状物を液槽内を満す洗浄液内
に投入する被洗浄物投入機構とを備えるようにした。
垂直な所定の面から主に遠ざかる方向に進むように該洗
浄液をオーバーフロー面から流出させた状態で、板状物
が該所定の面と交わりかつ板状物の表面が洗浄液表面の
流れとほぼ平行となるように該板状物を洗浄液に投入す
ると、板状物表面に付着していたパーティクルは板状物
の表面に沿った洗浄液表面の流れによって洗浄液と共に
オーバーフロー面から流出する。従って、パーティクル
が洗浄液表面で浮遊する時間は極力短くなる。
する。
浄装置の基本構成は図2に示すようになっている。図2
において、洗浄液槽20はその上面が開口面S0 であ
り、該開口面S0 に対向する底面には給水パイプ12が
設けられている。この給水パイプ12の一端12aは洗
浄液槽20の側壁20aに接して閉じている。給水パイ
プ12は、その一端12aが接した側壁20aと反対側
の洗浄液槽20の側壁20bから突出し、パイプ12の
他端が給水機構(図示略)に接続されている。パイプ1
2には、洗浄液槽20の開口面S0 に対向するように複
数の噴射口13が所定の間隔で形成されている。パイプ
12は洗浄液槽20の前壁20cと後壁20dとの間の
中央部に位置している。
0は、ロボットハンガー5によって所定の間隔を保った
状態で支持されている。このロボットハンガー5は投入
機構(図示略)に結合しており、洗浄液槽20の内部に
開口面S0 を通して所定の速度で投入され、また、洗浄
液槽20の内部から外部に搬出されるようになってい
る。
ば、純水)が供給されると、洗浄液はパイプ12の噴出
口13から噴出する。そして、洗浄液槽20が洗浄液に
て満された後、図3に示すように、洗浄液100が洗浄
液槽20の外部に開口面S0 (オーバーフロー面)から
流出する。洗浄液100内では、パイプ12の各噴出口
13からほぼ垂直方向に進む液流が形成されている。そ
して、給水機構によってパイプ12の各噴出口13から
の洗浄液100の噴出圧を調整し、パイプ12に対向す
る液面部位が、図4に示すように盛り上げられる。即
ち、開口面S0 (オーバーフロー面)に垂直でパイプ1
2を含む平面S1 と当該開口面S0 との交線lに沿って
洗浄液100の液面が盛上げられる。なお、各噴出口1
3からの洗浄液100の噴出圧が均一となるように、噴
出口13の径が予め調整される。このように、洗浄液1
00の液面が平面S1 と開口面S0 との交線lに沿って
盛り上がると、その液面の盛り上がりにより、洗浄液1
00の液面に図3及び図4に示すようにな該平面S1 か
ら主に遠ざかる方向の流れが形成される。
ー5に支持された半導体ウェハ10が図5,図6,図7
に示すように徐々に洗浄液100内に投入されてゆく。
ここで、各半導体ウェハ10は、ハンガーアーム5bに
支持された下縁部が洗浄液100の盛り上がった部位を
通りかつその表面が洗浄液100の液面に形成された流
れにほぼ平行となるように、投入されてゆく。この各半
導体ウェハ10の洗浄液100への投入の過程で、ま
ず、図5に示すように、ハンガーアーム5bに支持れた
半導体ウェハ10の下縁部が洗浄液100の盛り上がり
部位に入る。すると、ハンガーアーム5bと半導体ウェ
ハ10との摩擦で生じていたパーティクルPが液面に形
成された流れに従って、半導体ウェハ10の表面に平行
な方向にハンガーアーム5bから遠ざかるように移動す
る。そして、洗浄液槽20から流出する洗浄液100と
共に該パーティクルPが洗浄液槽20から排出される。
更に半導体ウェハ10が洗浄液100内に沈み込み、図
6に示すようにハンガーアーム5a及び5cに支持され
た半導体ウェハ10の側縁部が洗浄液100の液面に達
する。すると、ハンガーアーム5a,5cと半導体ウェ
ハ10との摩擦で生じていたパーティクルPが上記と同
様液面に形成された流れに従って洗浄液槽20から排出
される。そして、半導体ウェハ10は、図7に示すよう
に、完全に洗浄液100内に浸漬され、この状態で、所
定時間、半導体ウェハ10表面に残留している薬液等の
洗浄が行なわれる。この所定時間の洗浄が終了すると、
ロボットハンガー5によって各半導体ウェハ10が洗浄
液槽20から引き上げられる。このとき、洗浄液100
の液面には、そこに形成される流れのためにパーティク
ルPがほとんど浮遊していない。従って、半導体ウェハ
10を引き上げる際に、パーティクルPが半導体ウェハ
10の表面に付着することはない。
のほこりや不純物等も上記のように半導体ウェハ10を
洗浄液100に投入する際に、その液面に形成された流
れに従って洗浄液槽20の外部に排出される。
0の液面の一部を盛り上げて、該液面に、その盛り上げ
部位から遠ざかるような流れを形成し、半導体ウェハ1
0を、洗浄液100の液面が盛り上がった部位から、半
導体ウェハ10の表面が液面の流れにほぼ平行となるよ
うに洗浄液100内に投入している。従って、半導体ウ
ェハ10を洗浄液100に投入する過程で、半導体ウェ
ハ10の表面に付着しているパーティクルPが液面に形
成された流れに従って洗浄液槽20の外部に排出され
る。その結果、洗浄液100の表面で浮遊するパーティ
クルPの数が極端に減少し、半導体ウェハ10を浸漬さ
せるとき及び取出すときにその表面に再度付着するパー
ティクルPはほとんどなくなる。
00の液面に乱れのない均一な流れを形成するために
は、液面を安定的に盛り上げた状態を保持する必要があ
る。このためには、パイプ12の各噴出口13から噴出
される洗浄液100がなるべく広がらないで洗浄液10
0の液面に達することが必要である。このような洗浄液
100中での流れを実現するための機構の例が、図8か
ら図12に示される。
て、パイプ12の上に噴出口13を覆うように整流ユニ
ット15が設けられている。この整流ユニット15は、
第一の整流板15a及び第二の整流板15bから構成さ
れ、第一の整流板15aと第二の整流板15bせは、パ
イプ12の噴出口13から遠ざかるに従ってその間隔が
小さくなるように対向して配置されている。そして、第
一の整流板15a及び第二の整流板15bの先端部が平
行となってスリット16が形成されている。
ト15を設けると、噴出口13から噴出した洗浄液10
0は、第一の整流板15a及び第二の整流板15bに沿
って上方に導かれ、更にスリット16から液面に向って
噴出される。スリット16によって洗浄液100の流れ
が規制されるので、洗浄液100は特に大きく広がるこ
となく液面に達する。その結果、パイプ12に対向する
液面を安定的に盛り上げる状態を保持することができ
る。
れる。図9(a)(b)(c)において、パイプ12の
上部に平板17a及び17bが、パイプ12に対向する
部位にスリット18が形成されるように設けられる。ス
リット18とパイプ12との間は所定の距離に保たれ、
平板17a及び17bは洗浄液槽20の内壁に固定され
ている。この第二の例においても、パイプ12から噴出
した洗浄液100の流れがスリット18によって規制さ
れ、上記第一の例と同様に、スリット18を介した洗浄
液100が特に広がることなく液面に達する。
る。図10(a)(b)において、平板19a,19b
がパイプ12の上方に、第二の例と同様に設けられ、各
平板19a,19bの対向する端部に夫々整流板25
a,25bが互いに平行となるように形成されている。
この整流板25a,25bによりパイプ12に対応する
スリット26が形成される。第三の例では、第二の例に
比べて更に整流の効果が高い。
る。図11(a)(b)において、平板27がパイプ1
2の上部に設けられている。平板27にはパイプ12に
対向する部位にスリット28が形成されている。この平
板27は洗浄液槽20の内壁に固定されている。この第
四の例では、第二の例と同様に、スリット28を介した
洗浄液100が特に広がることなく液面に達する。
る。図12(a)(b)において、パイプ12が円筒状
の整流ユニット29に収容されている。整流ユニット2
9のパイプ12に対向する部位には平板30a,30b
が互いに平行に対向し、スリット31が形成されてい
る。この第五の例では、噴出口13から噴出された洗浄
液100は、円筒状の整流ユニット29の内壁に沿って
スリット31に導かれ、該スリット31から液面に向け
て均一に噴出する。
2の一端12aが封鎖されているので、一定の圧力にて
パイプ12内に洗浄液100を供給しても、各噴出口1
3の径が等しいと、端部12aに近いほど噴出口13か
らの洗浄液100の噴出圧が大きくなる。従って、上述
した実施例では、各噴出口13からの洗浄液100の噴
出圧を均一になるように、例えば、噴出口13の径を調
整している。しかし、多くの噴出口13のそれぞれの径
を異なるようにするには、パイプ12の製作工数が増大
する。この点を改善した洗浄液100の噴出機構の例を
図13,図14及び図15に基づいて説明する。
いて、第一のパイプ35と第二のパイプ36が洗浄液槽
20に底面に設けられており、第一のパイプ35が洗浄
液槽20の側壁20bを通って給水機構に接続され、第
二のパイプ36が上記側壁20bと逆側の側壁20aを
通って給水機構に接続されている。第一のパイプ35
は、メインパイプ35aと複数の枝パイプ35b(1)
〜35b(9)とで構成されている。メインパイプ35
aは洗浄液槽20の後壁20dに平行に配置されてい
る。メインパイプ35aに接続される枝パイプ35b
(1)〜35b(9)は所定の間隔で配列され、メイン
パイプ35aと垂直にかつ洗浄液槽20の底面に平行と
なるように延びている。各枝パイプ35b(1)〜35
b(9)の終端は閉じており、この終端部に噴出口13
が形成されている。また、第二のパイプ36も第一のパ
イプ35と同様にメインパイプ36aと複数の枝パイプ
36b(1)〜36b(9)とで構成されている。第二
のパイプ36のメインパイプ36aは洗浄液槽20の前
壁20cに平行に配置されている。各枝パイプ36b
(1)〜36b(9)は、第一のパイプ35の枝パイプ
35b(1)〜35b(9)と同様に配列され、メイン
パイプ36aに接続されている。そして、枝パイプ36
b(1)〜36b(9)の終端も閉じており、その終端
部に噴出口13が形成されている。更に、第一のパイプ
35の枝パイプ35b(1)〜35b(9)及び第二の
パイプ36の枝パイプ36b(1)〜36b(9)が交
互に配列され、各枝パイプ35b(1)〜35b(9)
及び36b(1)〜36b(9)の終端に形成された噴
出口13が各メインパイプ35a,36aに平行となる
直線上に配列されている。
れば、各噴出口13が同じように各枝パイプ35b
(1)〜35b(9)及び36b(1)〜36b(9)
の終端近傍に形成され、また、各噴出口13がメインパ
イプ35a,36bから離れて形成されるため、隣接す
る枝パイプ内の液圧は互いに影響されにくい。従って、
各噴出口13からの洗浄液100の噴出圧が大きく異な
ることが防止される。更に、第一のパイプ35のメイン
パイプ35a及び第二のパイプ36のメインパイプ36
aにはそれぞれ逆方向から洗浄液100が供給される。
そのため、仮に、各メインパイプ35a,36a上の位
置に応じて対応する枝パイプの噴出口13から噴出され
る洗浄液100の噴出圧が変化しても、その噴出圧のメ
インパイプ35a,36a上の位置に応じた分布は、第
一のパイプ35と第二のパイプ36で夫々逆の特性とな
る。従って、第一のパイプ35の枝パイプ35b(1)
〜35b(9)と第二のパイプ36の枝パイプ36b
(1)〜36b(9)が交互に配列れているので、各パ
イプ35,36での噴出圧の圧力分布が互いに補完しあ
うものとなる。その結果、洗浄液100の液面に向う液
流の圧力はほぼ均一なものとなる。
図14において、第一の例と同様に、メインパイプ37
aと枝パイプ37b(1)〜37b(7)で構成された
第一のパイプ37と、メインパイプ38aと枝パイプ3
8b(1)〜38b(7)で構成された第二のパイプ3
8とが洗浄液槽20の底面に設けられている。第一のパ
イプ37の枝パイプ37b(1)〜37b(7)と第二
のパイプ38の枝パイプ38b(1)〜38b(7)
は、上記第一の例と同様に、交互に配列されている。そ
して、各枝パイプ37b(1)〜37b(7)と38b
(1)〜38b(7)の終端が閉じている。そして、各
枝パイプ37b(1)〜37b(7)及び38b(1)
〜38b(7)には噴出口13が洗浄液槽20の前壁2
0cと後壁20dとの間の中央から、メインパイプ37
a,38aに向って配列されるように形成されている。
各メインパイプ37a,38aから最も遠い位置に形成
された噴出口13は各メインパイプ37a,38aと平
行な直線上に配列される。
利点が得られると共に次のような利点もある。洗浄液槽
20の前壁20cと後壁20dとの間の中央に位置する
噴出口13が最も各枝パイプの終端に近いので、そこか
らの噴出圧が最大となる。即ち、各枝パイプにおいて、
各噴出口13から噴出される洗浄液100の噴出圧は、
図15に示すように、前壁20cと後壁20dとの間の
中央から遠ざかるに従って小さくなる。このような噴出
圧の圧力分布により、洗浄液槽20の前壁20cと後壁
20dとの間の中央部の液面を安定的に盛り上げること
が可能となる。次に、半導体ウェハの洗浄液槽の他の実
施例を図16,図17及び図18に基づいて説明する。
洗浄液の噴出ユニット40が設けられている。噴出ユニ
ット40は、洗浄液供給ブロック41a、洗浄液排出ブ
ロック41b及び洗浄液供給ブロック41aと洗浄液排
出ブロック41bとの間に接続された複数のパイプ42
とを有している。各パイプ42は洗浄液槽20の前壁2
0c及び後壁20dに平行に配列されている。各パイプ
42には噴出口43が所定の間隔で配列されるように形
成されている。また、洗浄液供給ブロック41aには供
給パイプ45が接続され、この供給パイプ45を介して
給水機構(図示略)から洗浄液供給ブロック41aに所
定の圧力の洗浄液が供給される。洗浄液供給ブロック4
1aと各パイプ42は調整弁を介して接続されており、
その調整弁を操作するための調整ネジ44aが洗浄液供
給ブロック41aに設けられている。洗浄液排出ブロッ
ク41bと各パイプ42もまた調整弁を介して夫々接続
されており、その調整弁を操作するための調整ネジ44
bが洗浄液排出ブロック41bに設けられている。洗浄
液排出ブロック41には排出パイプ46が接続されてお
り、洗浄液排出ブロック41bから排出される洗浄液が
排出パイプ46を介して給水機構に戻されるようになっ
ている。
浄液槽20において、洗浄液供給ブロック41a及び洗
浄液排出ブロック41bに設けられた調整ネジ44a,
44bを調整することにより、パイプ42の延びる方向
と垂直な平面内での洗浄液の噴出圧力が図17に示すよ
うな正規分布となるようにする。即ち、中央に位置する
パイプ42の噴出口43から噴出される洗浄液の噴出圧
が最大となり、その中央のパイプ42から離れるほど噴
出圧が小さくなる。また、パイプ42に沿った方向の噴
出圧が均一となるように各パイプ42の噴出口43の径
が調整される。その結果、図18に示すように、パイプ
42と垂直な平面内では噴出圧力は中央で最大となって
そこから離れるほど小さくなり、また、パイプ42と平
行で洗浄液槽20の底面に垂直な平面内では噴出圧力が
均一となる。このような洗浄液の噴出圧力の分布によ
り、洗浄液の液面が図3及び図4に示すように盛り上が
る。そして、洗浄液の液面には、その盛り上がり部分か
ら洗浄液槽20の前壁20c及び後壁20dに向う流れ
が安定的に形成される。
10は各パイプの延びる方向と垂直となるように投入さ
れる(図4,図5,図6,図7参照)。
9において、第一のパイプユニット70の中央部にスペ
ースが形成され、このスペースに第二のパイプユニット
72が設けられている。この第一のパイプユニット70
及び第二のパイプユニット72は、洗浄液槽20の底面
に設置される。第一のパイプユニット70は互いに連結
した複数のパイプ70aからなっており、第二のパイプ
ユニット72も互いに連結した3本のパイプ72aから
なっている各パイプ70a,72a上には所定間隔で配
列される噴出口71,73が形成されている。第二のパ
イプユニット72の各パイプ72a上には整流器74が
設けられている。整流器74は、図20(a),(b)
に示すように、各パイプ72a上の噴出口73に対向す
る開口面76を有する。また、整流器74の両端部には
支持突起75が形成され、整流器74の各側面とパイプ
72aとの間にスリット78が形成される。この整流器
74の高さ(a)は例えば、約8〜10mmであり、ス
リット78の幅(b)は例えば、約5〜10mmであ
る。
72aの噴出口73から噴出された洗浄液は整流器74
によってガイドされ、その開口面76から上方に噴出す
る。そして、この開口面76からの洗浄液の噴出作用に
より、図21に示すように、整流器74の側面に形成さ
れたスリット78から洗浄液が整流器74に引き込まれ
る。その結果、整流器74を介して噴出される洗浄液の
勢いが増幅される。従って、パイプ72aから噴出され
た洗浄液は大きく広がることなく洗浄液の液面に達し、
その液面が安定的に盛り上げられる。
第二のパイプユニット72に洗浄液を供給して、洗浄液
の液面を図4に示すように盛り上げる。または、第一の
パイプユニット70により洗浄液を満してから第二のパ
イプユニット72に切換えて液面を盛り上げても良い。
この状態で、半導体ウェハを除々に洗浄液内に投入し、
半導体ウェハが完全に洗浄液内に浸漬した後に、第一の
パイプユニット70に洗浄液を供給して半導体ウェハを
洗浄する。この第一のパイプユニット70に洗浄液を供
給するときに第二のパイプユニット72への洗浄液の供
給を断つようにしても良い。
いて説明する。
す。洗浄液槽20の底面に複数のパイプ82aを有する
パイプユニット82が設けられている。また、初期状態
において、洗浄液槽20の前壁20cと後壁20dの間
の中央部でかつパイプユニット82の上方に移動パイプ
84が設けられている。この移動パイプ84は、側壁2
0aの上端を越えてキャリッジ86に固定されている。
キャリッジ86はモータを搭載しており、このモータの
駆動により、側面に沿って設置されるレール94上を移
動可能となっている。パイプユニット82は給水機構に
接続され、移動パイプ84はフレキシブルホース85を
介して給水機構に接続されている。パイプユニット82
の各パイプ82a及び移動パイプ84には、所定間隔で
配列された噴出口が形成されている。複数の半導体ウェ
ハ10を一括して支持するハンガー5は、キャリッジ9
2に固定されている。そして、キャリッジ92はモータ
を搭載ており、このモータの駆動により水平及び垂直方
向に延びるレール90上を移動可能となっている。移動
パイプ84が固定されるキャリッジ86のモータと、半
導体ウェハ10を支持するハンガー5が固定されるキャ
リッジ92とは夫々同期制御される。
10が次のように洗浄される。
される。そして、図22に示す初期位置にある移動パイ
プ84の各噴出口から洗浄液100が噴出される。それ
により、洗浄液100の液面中央部が移動パイプの延び
る方向に盛り上げられる(図24(a)参照)。このと
き、液面には盛り上がった部位から前壁20c及び後壁
20dに向う流れが形成される。この状態で、ハンガー
5が固定されたキャリッジ92が垂直方向に延びるレー
ル90上を下降し、ハンガー5に支持された半導体ウェ
ハ10が洗浄液100に投入される(図24(b)参
照)。半導体ウェハ10の下端縁を支持するハンガーア
ーム5bが洗浄液100に投入されてから半導体ウェハ
10の側縁部を支持するハンガーアーム5a,5cが洗
浄液100に投入されるまでの過程で、各ハンガーアー
ム5a,5b,5cにたまったパーティクルが、前述し
たのと同様に、洗浄液100の液面に形成された流れに
したがって、洗浄液槽20から流出する。その後、パイ
プユニット82の各パイプ82aから洗浄液100が噴
出され、移動パイプ84からの洗浄後100の噴出が停
止される。そして、ハンガー5が固定されたキャリッジ
92の下方への移動に同期して、移動パイプ84に固定
されたキャリッジ86がレール94上を移動する。即
ち、半導体ウェハ10が下降する過程で、移動パイプ8
4洗浄液槽20の後壁20dの方へ移動する(図24
(c)参照)。更に、ハンガー5が固定されたキャリッ
ジ92が下降して最下点に達すると、半導体ウェハ10
は図23に示すように完全に洗浄液100内に浸漬さ
れ、洗浄される。
0からパーティクルが除去されるまで、パイプユニット
82の上方に位置する移動パイプ84から洗浄液100
が噴出される。即ち、洗浄液100の表面が安定して盛
り上がった状態で、パーティクルが半導体ウェハ10か
ら除去される。従って、半導体ウェハ10から除去され
たパーティクルは直ちに洗浄液100の液面に形成され
た流れに従って洗浄液槽20から排出される。
すように、第一の移動パイプ84aと、第二の移動パイ
プ84bとに分割することも可能である。この場合、図
25(b)に示すように、第一の移動パイプ84aは後
壁20dの方に、また第二の移動パイプ84bは前壁2
0cの方に夫々分かれて移動する。
(b)は第二の実施例に係る洗浄装置を示す。
ニット96がリフター(図示略)に接続された支持アー
ム95によって支持されていくパイプユニット96の各
パイプには所定間隔で配列された噴出口97が形成され
ている。パイプユニット96は洗浄液槽20の開口面S
0 に近い初期位置に位置している。パイプユニット96
にはフレキシブルホース96aを介して給水機構から洗
浄液100が供給される。半導体ウェハ10を支持する
ハンガー5はリフターに固定され、このリフターはパイ
プユニット96が固定されたリフタと同期して作動す
る。洗浄液槽20に満された洗浄液100は排水パイプ
98から除々に排出されている。
洗浄液100が満された状態で、パイプユニット96が
初期位置にて洗浄液100を噴出する。このとき、パイ
プユニット96は洗浄液槽20の開口面S0 近くに位置
するので、洗浄液100の液面が安定的に盛り上げられ
る。そして、パイプユニット96が固定されたリフター
と半導体ウェハ10を支持するハンガー5が固定された
リフターが同期して作動し、パイプユニット96及びハ
ンガー5が除々に下降する。その結果、半導体ウェハ1
0が除々に洗浄液100内に投入され、パイプユニット
96が最下位置に達すると、半導体ウェハ10が、図2
7に示すように、洗浄液100内に完全に浸漬される。
この状態で、半導体ウェハ10が洗浄される。
す。
c及び後壁20dにパイプ52,53が設けられてい
る。パイプ52,53は洗浄液槽20の底面と開口面S
0 のほぼ中央部に位置し、互いにほぼ平行となってい
る。各パイプ52,53には所定の間隔で噴出口53が
形成されている。また、噴出口53が開口面S0 の前後
壁20c,20dと平行となる中心線に向くように各パ
イプ52,53の向きが調整されている。
し、そして、洗浄液槽20の開口面S0 の上記中心線に
沿って洗浄液100の液面が図29に示すように盛り上
がるように、噴出口53からの洗浄液100の噴出圧力
が調整される。この状態において、上述したのと同様
に、洗浄液100の液面が盛り上がった部分に半導体ウ
ェハ10が投入される。これにより、半導体ウェハ10
表面に付着したパーティクルが液面の流れにより洗浄液
槽20の外部に排出される。
の流れが得られる洗浄液槽の例を図30,図31,図3
2に基づいて説明する。
30において、洗浄液槽20の前壁20c及び後壁2d
の高さが側壁20a,20bより低くなっている。この
ような構造により、側面20a,20bから洗浄液10
0が流出することが防止される。従って、パイプ12を
含み開口面S0 に垂直な面S1 と該開口面S0 との交線
lに沿って洗浄液100の液面が盛り上げられると、図
53に示すように、洗浄液100の表面には、一方の側
壁20aから他方の側壁20bに渡って、平面S1 から
遠ざかる方向の安定した流れが得られる。これにより、
半導体ウェハ10から流れ落とされたパーティクルが半
導体ウェハ10に再度付着する確率が更に低下する。
いて、前壁20c及び後壁20dの上端部に溝48が所
定の間隔で形成されている。この第二の例でも、洗浄液
100は主に前壁20c、後壁20dに形成された溝4
8から流出する。従って、上記第一の例と同様に、洗浄
液100の液面には平面S1 から遠ざかる方向の安定し
た流れが得られる。また、図42及び図43に示す機構
であっても上記と同様の効果が得られる。次に、本発明
に係る洗浄方法の他の実施例を図33,図34,図35
に基づいて説明する。
て使用される洗浄方法の概略を示す。図33において、
洗浄液槽20の底面の上方所定位置に多数の噴出口63
が形成れた仕切板64が設けられている。洗浄液槽20
の側壁20aには供給パイプ62が接続され、洗浄液槽
20の底面と仕切板64との間のスペースに洗浄液10
0が供給されるようになっている。そして、該スペース
に供給された洗浄液100は仕切板64上に形成された
噴出口63から上方に向って噴出される。この洗浄液槽
100に満された洗浄液は洗浄液槽100の上部開口面
S0 から流出する。洗浄液槽100の前壁20cの上部
には第一の折れ壁20c(1)及び第二の折れ壁20c
(2)が形成されている。第一の折れ壁20c(1)は
該第一の折れ壁20c(1)と第二の折れ壁20c
(2)との境界線を軸に洗浄液槽100の外側に折れ
る。第二の折れ壁20c(2)は該第二の折れ壁20c
(2)と前壁20cの下部との境界線を軸に洗浄液槽1
00の外側に折れる。洗浄液槽100の後壁20dの上
部にも前壁20cと同様に第一の折れ壁20d(1)及
び第二の折れ壁20C(2)が形成され、この第一の折
れ壁20d(1)及び第二の折れ壁20d(2)も前壁
20cに設けたものと同様に洗浄液槽100の外側に折
れる。
20の開口面S0 (オーバーフロー面)から流出してい
る状態で、ロボットハンガー5の各ハンガーアーム5
a,5b,5cに支持された所定枚数の半導体ウェハ1
00が徐々に下がっていく。そして、半導体ウェハ10
0の下縁部を支持するハンガーアーム5bが洗浄液10
0の液面に達する直前に、洗浄液槽20の前壁20c及
び後壁20dの第一の折れ壁20c(1)及び20d
(1)が、図34に示すように折れる。すると、洗浄液
槽20のオーバーフロー面が初期の開口面S0 から第一
の折れ壁20c(1),20d(1)で決まる開口面S
01に低下する。このオーバーフロー面の低下により、洗
浄液100の液面には、前壁20c及び後壁20dに向
う一様な流れが形成される。そして、この流れが形成さ
れている間、半導体ウェハ10は徐々に洗浄液100に
投入されてゆく。この間、ハンガーアーム5b付近に付
着したパーティクルは、洗浄液100の液面に形成され
た流れに従って洗浄液槽20の開口面S01から流出す
る。洗浄液100の液面がほぼ開口面S01に達すると、
洗浄液100の液面の流れは図33に示す初期の状態と
ほぼ同様の状態となる。更に、この状態で半導体ウェハ
10が千以上液100に沈む。そして、半導体ウェハ1
0の側縁部を支持するハンガーアーム5a,5cが洗浄
液100の液面に達する直前に、洗浄液槽20の前壁2
0c及び後壁20dの第二の折れ壁20c(2)及び2
0d(2)が図35に示すように折れる。すると、洗浄
液槽20のオーバーフロー面が開口面S01から更に第二
の折れ壁20c(2),、20d(2)で決まる開口面
S02に低下する。このオーバーフロー面の更なる低下に
より、洗浄液100の液面には、前壁20c及び後壁2
0dに向う一様な流れが再度形成される。そして、この
流れが形成されている間、半導体ウェハ10は再度徐々
に洗浄液100に投入されていく。この間、ハンガーア
ーム5a,5c付近に付着したパーティクルは、洗浄液
100の液面に形成された流れに従って洗浄液槽20の
開口面S02から流出する。その後半導体ウェハ10は洗
浄液100中に完全に浸漬され、洗浄液100中で洗浄
される。
る洗浄液100が流出するオーバーフロー面が順次低下
し、そのオーバーフロー面の低下の都度、洗浄液100
の液面には前壁20c及び後壁20dに向う一様な流れ
が形成される。従って、この流れによって半導体ウェハ
10に付着したパーティクルは洗浄液槽20から流出さ
れ、洗浄液100の液面に残留するパーティクルはほと
んどない。
ハを洗浄した場合、洗浄後に半導体ウェハの表面に付着
していた粒径0.3μm以上のパーティクルが862個
であった。これに対して、図2乃至図7に示す本発明に
係る洗浄方法により半導体ウェハを洗浄した場合、洗浄
後に半導体表面に付着していたパーティクルは23個で
あった。
はない。例えば、半導体装置の製造に用いられるマス
ク、レティクル、あるいはLCD基板の洗浄にも本発明
に係る洗浄方法は適用可能である。
ば、洗浄液の表面の流れが洗浄液槽のオーバーフロー面
にほぼ垂直となる所定の面から主に遠ざかる方向に進む
ように洗浄液をオーバーフロー面から流出させ、このよ
うな状態で、板状物がその所定の面と交わりかつ板状物
の表面が洗浄液表面の主な流れとほぼ平行となるように
該板状物を洗浄液に投入するようにしたので、板状物を
洗浄液中に沈めていく過程で板状物の表面のパーティク
ルが洗浄液表面の流れに従って、洗浄液槽の外部に流出
される。従って、洗浄液の種面に残留するパーティクル
はほとんどなくなり、板状物表面にはパーティクルがほ
とんど再度付着すくことはない。
浄装置の概略図である。
手順を示す図である。
手順を示す図である。
手順を示す図である。
手順を示す図である。
である。
力分布を示す図である。
力分布を示す図である。
す図である。
浄方法を示す図である。
示す図である。
す図である。
ルが発生するメカニズムを示す図である。
るメカニズムを示す図である。
示す図である。
示す図である。
る。
る。
る。
Claims (17)
- 【請求項1】 上部に洗浄液(2)が流出するオーバー
フロー面(S0 )を有する液槽(1)に洗浄液(2)を
満して該洗浄液(2)の表面の流れが該オーバーフロー
面(S0 )にほぼ垂直となる所定の面(S1 )から主に
遠ざかる方向に進むように該洗浄液(2)をオーバーフ
ロー面(S0 )から流出させ、 洗浄液(2)がオーバーフロー面(S0 )から流出して
いる状態で、板状物(3)が該所定の面(S1 )と交わ
りかつ板状物(3)の表面が洗浄液(2)表面の主な流
れとほぼ平行となるように該板状物(3)を洗浄液
(2)に投入するようにした板状物の洗浄方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の洗浄方法において、 オーバーフロー面(S0 )と該所定の面(S1 )との交
線(l)に沿って洗浄液(2)表面をもり上げ、その洗
浄液(2)表面のもり上がりにより、洗浄液(2)表面
の流れが該所定の面(l)から遠ざかる方向に進むよう
にした板状物の洗浄方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の洗浄方法において、 液槽(1)の下部からオーバーフロー面(S0 )に向け
て洗浄液(2)を噴出し、オーバーフロー面(S0 )と
該所定の面(S1 )との交線(l)に沿って洗浄液
(2)表面がもり上がるように、洗浄液(2)の噴出圧
を該所定の面(S)から遠ざかるに従って小さくなるよ
うにした板状物の洗浄方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の洗浄方法において、 洗浄液(2)を液槽(1)に満した状態で、該所定の面
(S1 )に対向する液槽の壁の上部を開放してオーバー
フロー面(S0 )を下げ、この液槽(1)の壁の上部を
開放することにより、洗浄液(2)表面の流が所定の面
(S1 )からそれに対向する該液槽(1)の壁に向う方
向に進むようした板状物の洗浄方法。 - 【請求項5】 上部に洗浄液(2)が流出するオーバー
フスー面(S0 )を有した液槽(1)と、 該液槽(1)内に満された洗浄液(2)の表面に、該オ
ーバーフロー面(S0)にほぼ垂直となる所定の面(S
1 )から遠ざかる方向に液流を発生させる液流発生手段
(12)とを有する洗浄液槽。 - 【請求項6】 請求項5記載の洗浄槽において、液流発
生手段は、複数の噴出口が所定間隔で直線上に配列され
るように形成され、該噴出口から洗浄液を噴出するパイ
プと、パイプの噴出口に対向するように設けられ、噴出
口から噴出する洗浄液の流れを絞る整流機構とを有し、
整流機構を介して上方に噴出する洗浄液により液面が盛
り上げられ、その洗浄液表面の盛り上げにより、洗浄液
表面に、該オーバーフロー面にほぼ垂直となる所定の面
から遠ざかる方向に液流が発生させられるようにした洗
浄液槽。 - 【請求項7】 請求項6記載の洗浄液槽において、上記
整流機構は、パイプの噴出口から噴出された洗浄液の流
れを除々に絞りながら上方に案内するガイド機構と、ガ
イド機構に続いて設けられ、洗浄液の流れを規制するス
リットが形成されたスリット板とを有する洗浄液槽。 - 【請求項8】 請求項6記載の洗浄液槽において、上記
整流機構は、パイプの上方に設けられ、該パイプに対向
するように形成されたスリットを有する板部材にて構成
された洗浄液槽。 - 【請求項9】 請求項6記載の洗浄液槽において、上記
整流機構は、パイプ上に一列に配列された噴出口をはさ
むようにパイプ上に設けられた2枚の壁体を少なくとも
有し、該壁体間の領域に洗浄水を導くための開口が各壁
体に形成された洗浄液槽。 - 【請求項10】 請求項9記載の洗浄液槽において、上
記壁体はパイプ上に設けられた直方体形状のフレーム体
の一部である洗浄液槽。 - 【請求項11】 請求項9記載の洗浄液槽において、上
記各壁体に形成される開口は、各壁体下端部に形成され
るスリットである洗浄液槽。 - 【請求項12】 請求項6記載の洗浄槽において、液流
発生手段は、複数の噴出口が所定間隔で直線上に配列さ
れるように形成され、該噴出口から洗浄液を噴出する複
数のパイプと、各パイプ毎に設けられ、各パイプの噴出
口から噴出される洗浄液の噴出圧を調整する圧力調整機
構とを有し、圧力調整機構により各パイプからの洗浄液
の噴出圧を調整して洗浄液の表面を盛り上げ、この洗浄
液表面の盛り上げにより洗浄液表面に該オーバーフロー
面にほぼ垂直となる所定の面から遠ざかる方向に液流が
発生させられるようにした洗浄液槽。 - 【請求項13】 上部に洗浄液(2)が流出するオーバ
ーフロー面(S0 )を有した液槽(1)と、該液槽
(1)内に満された洗浄液(2)の表面に、該オーバー
フロー面(S0 )にほぼ垂直な所定の面(S1 )から遠
ざかる方向に液流を発生させる液流発生手段(12)と
を有した洗浄液槽と、板状物(3)が該所定の面
(S1 )と交わりかつ板状物(3)の表面が上記液流発
生手段(12)にて発生された洗浄液(2)表面の流れ
にほぼ平行となるように板状物(3)を液槽(1)内を
満す洗浄液(2)に投入する被洗浄物投入機構(5)と
を備える洗浄装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の洗浄装置において、
液流発生手段は、複数の噴出口が所定間隔で直線上に配
列されるように形成され、該噴出口から洗浄液を噴出す
るパイプを有し、パイプ上の噴出口から上方に噴出する
洗浄液により液面が盛り上げられ、その洗浄液表面の盛
り上げにより洗浄液表面に、該オーバーフロー面とほぼ
垂直となる所定の面から遠ざかる方向に液流が発生させ
られるようにした洗浄液槽。 - 【請求項15】 請求項14の洗浄装置において、該パ
イプが液槽の底面より上方に設けられ、該洗浄物投入機
構により板状物が所定の位置まで洗浄液に投入されたと
きに該パイプを待避させるパイプ移動機構を備えた洗浄
装置。 - 【請求項16】 請求項15の洗浄装置において、パイ
プ移動機構は、パイプを液槽のオーバーフロー面にほぼ
水平方向に移動させる水平移動機構である洗浄装置。 - 【請求項17】 請求項15の洗浄装置において、パイ
プ移動機構はパイプを液槽の底面方向に移動させる垂直
移動機構である洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7833593A JP3327981B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 洗浄液槽及び洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7833593A JP3327981B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 洗浄液槽及び洗浄装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06291101A true JPH06291101A (ja) | 1994-10-18 |
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Family
ID=13659110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7833593A Expired - Lifetime JP3327981B2 (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 洗浄液槽及び洗浄装置 |
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JP (1) | JP3327981B2 (ja) |
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