JPH0629075Y2 - 車両用幌の骨組 - Google Patents

車両用幌の骨組

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JPH0629075Y2
JPH0629075Y2 JP12967788U JP12967788U JPH0629075Y2 JP H0629075 Y2 JPH0629075 Y2 JP H0629075Y2 JP 12967788 U JP12967788 U JP 12967788U JP 12967788 U JP12967788 U JP 12967788U JP H0629075 Y2 JPH0629075 Y2 JP H0629075Y2
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和広 平沢
静雄 和山
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の荷台の上方に幌を張設するための車両用
幌の骨組に関するものである。
(従来技術) 運転席の後方に設けたロールバーまたはピラーの後方に
幌を張設すべき荷台を備えてなる車両に組付けられる車
両用幌の骨組の一形式として、例えば実公昭59−43
127号公報には、門形主骨の両支柱の下端部をそれぞ
れ車両荷台の左右側面に車両の前後方向へ回動可能に組
付けるとともに門形副骨の両支柱の下端部をそれぞれ車
両荷台の左右側面に車両の前後方向へ回動可能かつ移動
可能に組付け、さらにこの門形主骨及び副骨の両支柱の
中間部を互いに車両の前後方向へ回動可能に連結した車
両用幌の骨組が開示されている。
この車両用幌の骨組によれば、幌の張設が必要なときに
は主骨支柱と副骨支柱を荷台上方でX字状に拡開させる
ことにより門形主骨と門形副骨を荷台上に立設させ、幌
の張設が必要なときには両支柱を折り畳むことにより門
形主骨と副骨を荷台内に収容することができる構成とな
っている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の骨組は、折り畳み時に主骨及び
副骨が荷室中央を左右に横切って荷台内に収容されるた
め荷台に後向きシートを設置した場合、この後向きシー
トと干渉することとなる。そのため荷台に後向きシート
を設置できない。
また車両の荷台が長い場合、ロールバーまたはピラーと
主骨間及び主骨と副骨間のスパンが等間隔となるように
各支柱の長さ及び荷台側面への組付位置等を調整する
と、主骨及び副骨を荷台に収納したとき主骨及び副骨が
ロールバーまたはピラーから離れて荷台の中間部に横た
わり荷台の利用スペースが著しく制限されることとな
る。従って支柱の長さや組付け位置は主骨及び副骨がロ
ールバーまたはピラーに近接して収納されるように設定
する必要があり、そのため等間隔のスパンがとれず荷台
の全面にわたり幌を緊張させることが困難であった。
本考案は上記問題点に鑑み、後向きシートを設置しても
この後向きシートと干渉せず、かつ荷台が長い場合にも
等間隔のスパンを得ることのできる車両用幌の骨組を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、門形主骨の両支柱と門形副骨の両支柱をそれ
ぞれ車両の荷台の左右側面に組付け、運転席の背後に設
けたロールバーまたはピラーとこれら門形主骨及び門形
副骨間に幌を張設する車両用幌の骨組において、前記門
形主骨の支柱の下端に荷台の後部方向へ延出しかつ先端
部を下方に折り曲げた脚部を設けるとともに同脚部先端
部を前記荷台側面のほぼ中央に車両の前後方向へ回動可
能に組付け、前記門形副骨の支柱の中間部に荷台の後部
方向へ延出するアーム部を設けるとともに同支柱の下端
部を前記荷台側面に前記ロールバーまたはピラーに近接
した位置と前記荷台のほぼ中央との間において移動可能
に組付け、かつ前記脚部の中間部を前記アーム部の先端
部に車両の前後方向へ回動可能に連結するとともに前記
門形副骨の支柱を解除可能に荷台側面に固定するロック
手段を設けたことを要旨とする。
(考案の作用、効果) 上記構成によれば、幌の張設の不要時にはロック手段を
操作して副骨支柱の荷台側面への固定を解除し、しかる
後に主骨を前方へ回動すれば副骨がこの回動に伴って前
方へ押動され荷台中央からロールバーまたはピラーに近
接した位置へ移動する。それに伴い主骨支柱と副骨支柱
及び脚部とアーム部とが重なり合うので再びロック手段
にて副骨支柱を固定すれば、主骨と副骨がともにロール
バーまたはピラーに近接した位置に立設した状態で仕舞
い込まれる。
また幌の張設の必要時にはロック手段を操作して副骨支
柱の固定を解除し、主骨を後方へ回動させれば、副骨が
この回動に伴って後方へ引動されロールバーまたはピラ
ーから離れて荷台中央へと移動する。それに伴い脚部が
後方へ回動してアーム部から分離するとともに主骨支柱
が副骨支柱から分離し荷台上で幌張設可能に拡開され
る。
しかして本考案によれば、幌の張設の不要時には主骨及
び副骨を荷台上に立設した状態でロールバーまたはピラ
ーの近くに仕舞い込むことができるので、後向きシート
を設置しても後向きシートと干渉しない。
また副骨が荷台中央部まで移動するので荷台が長い場合
にもロールバーまたはピラーと副骨間及び副骨と主骨間
のスパンを等間隔にすることが可能となる。
さらに主骨及び副骨を仕舞い込んだとき、後向きシート
に着座した者が脚部をハンドレールとして利用できるの
でシート着座者の着座姿勢の安定性が向上する。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図及び第2図において、車両10の運転席11の背
部には門形のロールバー兼用のピラー12が設けられ、
このピラー12の後方に幌を張設すべき荷台13が形成
され、同荷台13の前部には後向きシート14が設置さ
れている。
荷台13の左右側面13aには本考案に係る門形主骨2
0と門形副骨21とが組付けられている。門形主骨20
の両支柱20aの下端にはそれぞれ車両10の後方向へ
延出した脚部20bが一体的に形成され、同脚部20bの
先端は下方へ折り曲げられている。また門形副骨21の
両支柱21aには同支柱21aの下端近くに車両の後方向
へ延出したアーム部21bが一体的に形成されている。
荷台13の両側面13aの上部には、第3図に詳細に示
すように、第1ブラケット30と第2ブラケット31が
固着され、第1ブラケット30は荷台のほぼ中央に配設
され、第2ブラケット31はピラー12と第1ブラケッ
ト30間に配設されている。そして第1ブラケット30
には脚部20bの先端部がピン30aにて車両10の前後
方向へ回動可能に組付けられている。また第2ブラケッ
ト31はガイドレールとして機能するもので、同ブラケ
ット31には車両10の前後方向に沿って延びる長孔3
1aが形成され、同長孔31aの前端はピラー12に近接
して位置し、後端は荷台13のほぼ中央に位置してい
る。そしてこの長孔31aにロックハンドル32が嵌着
されている。このロックハンドル32は第4図に拡大図
示するように、ねじ棒32aが一体的に植設され、同ね
じ棒32aが長孔31a及びスペーサ32bを貫通して副
骨支柱21aの先端部に形成したねじ孔21cに螺合して
いる。副骨支柱21aにはこのロックハンドル32を回
動操作することにより第2ブラケット31に解除可能に
固定でき、また解除時には長孔31aに沿って車両10
の前後方向へ移動できる。またアーム部21bの先端部
にはリング部材21dがピン21eによって回動可能に組
付けられており、同リング部材21dに脚部21bを挿通
することにより脚部20bの中間部がアーム部21bの先
端部に車両の前後方向へ回動可能に連結されている。
本実施例は以上の構成からなり、幌の張設の不要時には
ロックハンドル32を操作して副骨支柱21aの第2ブ
ラケット31への固定を解除し、しかる後に門形主骨2
0をピン30aを支点にして前方へ回動すれば門形副骨
21が長孔31aに沿って荷台中央からピラー12に近
接した位置へ移動する。それに伴い主骨支柱20aと副
骨支柱21aが重なり合うと共に脚部20bとアーム部2
1bとが重なり合うので再びロックハンドル32を回動
操作して副骨支柱21aを第2ブラケット31に固定す
れば、第1図に実線で示すように、門形主骨20と門形
副骨21がピラー12に近接した位置に立設した状態で
仕舞い込まれる。
また幌の張設の必要時にはロックハンドル32を操作し
て副骨支柱21aの固定を解除し、門形主骨20を後方
へ回動すれば、門形副骨21が長孔31aに沿って荷台
中央へと移動し、同時に脚部20bがリング部材21dを
支点にして後方へ回動しアーム部21bから分離すると
ともに支柱主骨20aが副骨支柱21aから分離する。そ
の結果、第1図に2点鎖線で示すように門形主骨20と
門形副骨21が荷台13上で拡開されるので、再びロッ
クハンドル32を回動操作して副骨支柱21aを第2ブ
ラケットに固定すれば、ピラー12から門形副骨21を
経て門形主骨20へと幌を張設することができる。
以上説明したように本実施例によれば、幌の張設の不要
時には門形主骨20と門形副骨21を荷台13上に立設
した状態でピラー12の近くに仕舞い込むことができる
ので、後向きシート14を荷台13に設置しても後向き
シートと干渉しない。
また門形副骨21が長孔31aに沿って荷台13のほぼ
中央まで移動するので、荷台13が長い場合にもピラー
12と門形副骨21間及び門形副骨21と門形主骨20
間のスパンを等間隔に設定することが容易となる。
さらに門形主骨20及び副骨21を仕舞い込んだとき、
後向きシート14に着座した者が脚部20bをハンドレ
ールとして利用し着座姿勢の安定化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した車両の概略側面図、第2図は
同概略背面図、第3図は本考案の実施例の要部拡大斜視
図、第4図は本実施例に用いたロックハンドルの組付け
部を示す一部破断断面図である。 符号の説明 10…車両、11…運転席、12…ピラー、13…荷
台、14…後向きシート、31a…長孔、20…門形主
骨、20a…主骨支柱、20b…脚部、21…門形副骨、
21a…副骨支柱、21b…アーム部、32…ロックハン
ドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】門形主骨の両支柱と門形副骨の両支柱をそ
    れぞれ車両の荷台の左右側面に組付け、運転席の背後に
    設けたロールバーまたはピラーとこれら門形主骨及び門
    形副骨間に幌を張設する車両用幌の骨組において、前記
    門形主骨の支柱の下端に荷台の後部方向へ延出しかつ先
    端部を下方に折り曲げた脚部を設けるとともに同脚部先
    端を前記荷台側面のほぼ中央に車両の前後方向へ回動可
    能に組付け、前記門形副骨の支柱の中間部に荷台の後部
    方向へ延出するアーム部を設けるとともに同支柱の下端
    部を前記荷台側面に前記ロールバーまたはピラーに近接
    した位置と前記荷台のほぼ中央との間において移動可能
    に組付け、かつ前記脚部の中間部を前記アーム部の先端
    部に車両の前後方向へ回動可能に連結するとともに前記
    門形副骨の支柱を解除可能に荷台側面に固定するロック
    手段を設けたことを特徴とする車両用幌の骨組。
JP12967788U 1988-10-03 1988-10-03 車両用幌の骨組 Expired - Fee Related JPH0629075Y2 (ja)

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JPH0251125U JPH0251125U (ja) 1990-04-10
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