JPH06290673A - 押し釦操作機構 - Google Patents

押し釦操作機構

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JPH06290673A
JPH06290673A JP23964492A JP23964492A JPH06290673A JP H06290673 A JPH06290673 A JP H06290673A JP 23964492 A JP23964492 A JP 23964492A JP 23964492 A JP23964492 A JP 23964492A JP H06290673 A JPH06290673 A JP H06290673A
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JP
Japan
Prior art keywords
push button
operating
actuator
switch
operating mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP23964492A
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English (en)
Inventor
Hajime Mori
一 森
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押し釦の操作部を押す際に、その押す位置お
よび押す方向が正しくなされていなくとも、確実に動作
機構を動作させることができる押し釦操作機構を提供す
る。 【構成】 製品内部にあるスイッチ等(1) の動作機構
を、外部から押し釦(5) の操作により動作させる押し釦
操作機構において、前記動作機構を動作させる押し釦の
アクチュエータ部(7) の先端に、前記動作機構の側部に
案内される案内部(17)を形成し、または前記動作機構を
設けた基板(4) に設けた開口に、押し釦のアクチュエー
タ部の先端の案内部を挿入して案内させ、あるいは、基
板に押し釦のアクチュエータ部を案内する案内部を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動作機構を押し釦で操
作する押し釦操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】押し釦により操作を行う動作機構を有す
る製品としては、例えばオーディオ製品がある。このオ
ーディオ製品においては、意匠部である外観部分に配置
した押し釦は、内部に設けられたスイッチ等の動作機構
に対し、押し釦の一部に形成したアクチュエータ部でそ
の操作力を伝達している。この場合、図5に示すよう
に、意匠パネル10に配置された押し釦5、押し釦のア
クチュエータ部7、基板4に取り付けられたスイッチ1
のアクチュエータ部3は、それらの中心軸12,13,
14が同一軸上またはそれに近い位置関係にあるのが望
ましい。しかしながら、製品の構造上あるいは意匠上、
これら中心軸を同一軸上に配置できない場合が生じる。
【0003】その一例を図6を用いて説明する。図6の
例においては、意匠パネル10に配置された押し釦5の
操作部6の中心軸12と、製品内部の基板4に取り付け
られたスイッチ1のアクチュエータ部3の中心軸14と
が、図示上下方向にずれて配置されている。この軸のず
れに対応するため、押し釦5は、押し釦のアクチュエー
タ部7の中心軸13をスイッチのアクチュエータ部3の
中心軸14と一致させ、押し釦5の操作部6の中心軸1
2と押し釦のアクチュエータ部7の中心軸13とをずら
した構造に形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構造にした
場合、押し釦5を押すときに、図6に示すように操作力
15が操作部6の中心付近に加えられれば、何の支障も
なくスイッチ1は操作される。しかしながら、その操作
力15が図7に示すように、操作部6の中心部から離れ
た部分に斜め方向に加えられた場合は、その操作力15
とアクチュエータ部17の中心軸13とが大きくずれて
いるため、押し釦5は図示のように真っ直ぐにスイッチ
1の方向に進まず、押し釦のアクチュエータ部7がスイ
ッチのアクチュエータ部3から外れることが生じる。こ
のため、押し釦5を操作しても、スイッチ1が動作しな
いという操作エラーが生じることとなる。本発明は、押
し釦の操作部を押す際に、その押す位置および押す方向
が正しくなされていなくとも、押し釦のアクチュエータ
部がスイッチ等のアクチュエータ部から外れることがな
く、確実に動作機構を動作させることができる押し釦操
作機構を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、製品
内部にあるスイッチ等の動作機構を、外部から押し釦の
操作により動作させる押し釦操作機構において、前記動
作機構を動作させる押し釦のアクチュエータ部の先端
に、前記動作機構の側部に案内される案内部を形成し、
または前記動作機構を設けた基板に設けた開口に、押し
釦のアクチュエータ部の先端の案内部を挿入して案内さ
せ、あるいは、基板に押し釦のアクチュエータ部を案内
する案内部を形成するものである。
【0006】
【作用】上記手段により、押し釦の操作部に位置および
方向がずれた操作力が加えられた場合でも、押し釦のア
クチュエータ部は、基板または動作機構に案内されて、
スイッチ1を確実に動作させる。
【0007】
【実施例】
(実施例1)本発明をスイッチの押し釦に適用した第1
の実施例を、図1を用いて説明する。図において、スイ
ッチ本体2とアクチュエータ部3からなるスイッチ1が
製品内部の基板4に取り付けられる。また、製品の外側
を覆う意匠パネル10に開口16が設けられ、スイッチ
1を外部から操作するための押し釦5の操作部6が、こ
の開口16を通して製品の外部に露出する。また、押し
釦5の内側にはフランジ8が設けられ、このフランジ8
と釦押え11との間にスプリング9が嵌め込まれ、押し
釦5を意匠パネル10の外側に向けて加圧している。な
お、このスプリングに代えて、スポンジ等を使用しても
良いことは当然である。
【0008】図示のものでは、押し釦5の操作部6は、
外観意匠上または操作性を考慮して位置決めがされ、ス
イッチ1は内部構造の関係から位置決めされることによ
り、操作部6の中心軸12とスイッチのアクチュエータ
部2の中心軸14とは図示上下方向にずれて配置されて
いる。このため、押し釦のアクチュエータ部7を、スイ
ッチのアクチュエータ部3の中心軸14と一致した位置
に形成し、更にその先端を延長して案内部17を形成す
る。この案内部17は、スイッチ本体2の外側に対向す
る位置まで延びて形成される。
【0009】ここで、押し釦5の操作部6を操作者が押
すと、押し釦5は、スプリング9の加圧力に抗してスイ
ッチ1の方向に移動し、押し釦のアクチュエータ部7が
スイッチのアクチュエータ部3に当たって押すとスイッ
チ1が動作する。この間、案内部17は、その内側がス
イッチ本体2の側面に軽く接触しあるいは少しの間隔を
おいて移動する。これにより、前に説明したように、操
作力15が中心から離れた部分に斜め方向に加えられ
て、押し釦のアクチュエータ部7の先端がスイッチのア
クチュエータ部2から外れるような回転力が生じたとし
ても、案内部17の内側がスイッチ本体2の側壁に当た
って、押し釦5の回転は防止される。したがって、押し
釦5は正しくスイッチ1の方向に進み、押し釦のアクチ
ュエータ部7はスイッチのアクチュエータ部3に当た
り、スイッチを確実に動作させる。
【0010】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について、図2を用いて説明する。なお、本例以降の実
施例の説明においては、図1の実施例1と同一の作用を
行うものについては、図面に同一の符号を付して重ねて
の説明を省略する。本例においては、基板4に適当な数
の開口18が設けられ、押し釦のアクチュエータ部7の
案内部17が、この開口18内に挿入するように形成さ
れる。これにより、押し釦のアクチュエータ部7の先端
がスイッチのアクチュエータ部2から外れるような回転
力が生じたとしても、案内部17の内側または外側が基
板4に当たって、押し釦5の回転は防止される。したが
って、押し釦5は正しくスイッチ1の方向に進み、押し
釦のアクチュエータ部7はスイッチのアクチュエータ部
3に当たり、スイッチを確実に動作させる。
【0011】(実施例3)以上の実施例1および2は、
スイッチに本発明を適用した例であるが、本発明をその
他の内部機構に適用した例について、図3を用いて説明
をする。図において、19はレバーで、その回転軸20
は適当な内部機構に連結され、レバー19の回転により
内部機構を動作させる。そして、レバー19の先端は折
り曲げられてアクチュエータ部21を形成している。押
し釦のアクチュエータ部7には、案内部17が設けら
れ、レバーのアクチュエータ部21の両側に対向して位
置させられている。
【0012】押し釦5の操作部6を押すと、押し釦のア
クチュエータ部7はレバーのアクチュエータ部21を図
示右方向に押し、回転軸20を反時計方向に回転させ、
内部機構を動作させる。この場合、レバー19のアクチ
ュエータ部21は揺動をするため、押し釦のアクチュエ
ータ部7の先端は円弧状に形成され、両アクチュエータ
部7と21が滑らかに接触して動作を進めるようにされ
ている。本例においても、押し釦のアクチュエータ部7
の先端には案内部17が設けられているため、押し釦5
に回転運動が生じても、レバー19のアクチュエータ部
21と接触することにより回転は防止され、両アクチュ
エータ部17と21が外れるのを防止している。
【0013】(実施例4)以上の実施例1〜3は、押し
釦のアクチュエータ部7の先端に案内部17を形成する
例であるが、この案内部は、製品の内部の基板4に設け
てもよいものである。この場合の例を図4を用いて説明
する。図において、22は基板4に設けられた基板側案
内部22であり、押し釦のアクチュエータ部7には案内
部は設けられない。基板側案内部22は、押し釦のアク
チュエータ部7の側面に対向した位置まで延びて形成さ
れる。なお、この基板側案内部22は、基板4に別の部
材を取り付けて形成してもよいし、基板4の一部を切り
欠いてそれを折り曲げて形成してもよい。この例におい
ても、押し釦5が回転しようとすると、押し釦のアクチ
ュエータ部7の外側が、基板側案内部22と接触して、
その回転が防止される。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、押し釦の操作部を押す
際に、その押す位置および押す方向が正しくなされてい
なくとも、案内部を設けたことにより、押し釦のアクチ
ュエータ部はスイッチ等のアクチュエータ部から外れる
ことがなくなり、確実に動作機構を動作させることとな
る。したがって、押し釦の操作部の中心軸と、動作機構
のアクチュエータ部の中心軸がずれて配置されたものに
対して、押し釦の押し方が正しくなされなくても、確実
にスイッチ等を動作させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の断面図。
【図2】本発明の実施例2の断面図。
【図3】本発明の実施例3の断面図。
【図4】本発明の実施例4の断面図。
【図5】従来のスイッチの第1の例の断面図。
【図6】従来のスイッチの第2の例の断面図。
【図7】図6のスイッチの動作を説明する断面図。
【符号の説明】
1…スイッチ 2…スイッチ本体 3…スイッチのアクチュエータ部 4…基板 5…押し釦 6…操作部 7…押し釦のアクチュエータ部 8…フランジ 9…スプリング 10…意匠パネル 11…釦押え 12…操作部中心軸 13…押し釦のアクチュエータ中心軸 14…スイッチのアクチュエータ中心軸 15…操作力 16,18…開口 17,22…案内部 19…レバー 20…回転軸 21…レバーのアクチュエータ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品内部にある動作機構を、外部から押
    し釦の操作により動作させる押し釦操作機構において、
    前記動作機構を動作させる押し釦のアクチュエータ部の
    先端に、前記動作機構の側部に案内される案内部を形成
    したことを特徴とする押し釦操作機構。
  2. 【請求項2】 製品内部にある動作機構を、外部から押
    し釦の操作により動作させる押し釦操作機構において、
    前記動作機構を設けた基板に開口を設け、また、前記動
    作機構を動作させる押し釦のアクチュエータ部の先端に
    案内部を形成し、この案内部が前記基板の開口に挿入さ
    れて案内されることを特徴とする押し釦操作機構。
  3. 【請求項3】 製品内部にある動作機構を、外部から押
    し釦の操作により動作させる押し釦操作機構において、
    前記動作機構を設けた基板に、前記動作機構を動作させ
    る押し釦のアクチュエータ部を案内する案内部を形成し
    たことを特徴とする押し釦操作機構。
JP23964492A 1992-09-08 1992-09-08 押し釦操作機構 Pending JPH06290673A (ja)

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JP23964492A JPH06290673A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 押し釦操作機構

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JP23964492A JPH06290673A (ja) 1992-09-08 1992-09-08 押し釦操作機構

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JPH06290673A true JPH06290673A (ja) 1994-10-18

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ID=17047782

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247025B2 (ja) * 1981-08-07 1987-10-06 Nippon Telegraph & Telephone
JPS6355338B2 (ja) * 1982-11-04 1988-11-02 Asahi Optical Co Ltd
JPH02172115A (ja) * 1988-12-26 1990-07-03 Omron Tateisi Electron Co キーボードスイッチ

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950919