JPH0628946A - キーボード用キースイッチ - Google Patents
キーボード用キースイッチInfo
- Publication number
- JPH0628946A JPH0628946A JP4181997A JP18199792A JPH0628946A JP H0628946 A JPH0628946 A JP H0628946A JP 4181997 A JP4181997 A JP 4181997A JP 18199792 A JP18199792 A JP 18199792A JP H0628946 A JPH0628946 A JP H0628946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- key top
- key switch
- keyboard
- rubber cup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】キーボードを操作するときに発生する操作音を
軽減し、操作音による不快感を取り除く。 【構成】キースイッチのラバーカップ5aの復元力によ
り復帰するキートップ1の係止構造において、ラバーカ
ップの上部にリング状のフランジ部4を一体化して設
け、このフランジ部4の窪みにキートップを圧入し、キ
ートップ1の復帰の際にこのゴム製のフランジ部4の端
面と天板3の下面とを当接するようにしたことである。
これにより、キートップの復帰時の衝突音を大巾に軽減
することが出来る。
軽減し、操作音による不快感を取り除く。 【構成】キースイッチのラバーカップ5aの復元力によ
り復帰するキートップ1の係止構造において、ラバーカ
ップの上部にリング状のフランジ部4を一体化して設
け、このフランジ部4の窪みにキートップを圧入し、キ
ートップ1の復帰の際にこのゴム製のフランジ部4の端
面と天板3の下面とを当接するようにしたことである。
これにより、キートップの復帰時の衝突音を大巾に軽減
することが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理端末装置など
に使用されるキーボード用キースイッチに関する。
に使用されるキーボード用キースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のキーボード用キースイッチ
の一例を示す断面図である。
の一例を示す断面図である。
【0003】従来、この種のキースイッチは、例えば、
図2に示すように、手指の押下力を下方に伝えるキート
ップ1と、このキートップ1を案内する開口部をもつ天
板3と、キートップ1の下面に接触しキートップ1に復
元力を与える機能をもつラバーカップ5とを有してい
る。
図2に示すように、手指の押下力を下方に伝えるキート
ップ1と、このキートップ1を案内する開口部をもつ天
板3と、キートップ1の下面に接触しキートップ1に復
元力を与える機能をもつラバーカップ5とを有してい
る。
【0004】すなわち、ラバーカップ5は自己復旧力を
有し、キートップ1が押下されると下方へ屈曲して可動
電極6と固定電極7と接触させるが、押下力を解除する
と自己復旧力により、初期位置に戻る機能を有してい
る。ラバーカップ5の内部の可動電極は、対向する位置
にある固定電極7と対になっている。そして固定電極7
はプリント板8に印刷形成されている。
有し、キートップ1が押下されると下方へ屈曲して可動
電極6と固定電極7と接触させるが、押下力を解除する
と自己復旧力により、初期位置に戻る機能を有してい
る。ラバーカップ5の内部の可動電極は、対向する位置
にある固定電極7と対になっている。そして固定電極7
はプリント板8に印刷形成されている。
【0005】このキースイッチの動作は、キートップ1
を押下すると可動電極6と固定電極7が接触し、スイッ
チONの状態となり、押下力を解除するとラバーカップ
5は、自己復旧力によりキートップ1のストッパ部2が
天板3に当接して初期位置に戻り、スイッチOFFの状
態となる。
を押下すると可動電極6と固定電極7が接触し、スイッ
チONの状態となり、押下力を解除するとラバーカップ
5は、自己復旧力によりキートップ1のストッパ部2が
天板3に当接して初期位置に戻り、スイッチOFFの状
態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のスイッチ構
造では、キートップ1の上方への係止部はキートップ1
の外縁部に設けられたストッパ部を使用している。すな
わち、ストッパ部と天板3の下面との係止部により係止
機能を有している。したがって、キートップ1の復帰時
(初期位置に戻る時)には、ストッパ部と天板3の衝突
音が発生する。この衝突音は単発のうちは問題とはなら
ないものの、多発になると不快に感じるという欠点があ
る。
造では、キートップ1の上方への係止部はキートップ1
の外縁部に設けられたストッパ部を使用している。すな
わち、ストッパ部と天板3の下面との係止部により係止
機能を有している。したがって、キートップ1の復帰時
(初期位置に戻る時)には、ストッパ部と天板3の衝突
音が発生する。この衝突音は単発のうちは問題とはなら
ないものの、多発になると不快に感じるという欠点があ
る。
【0007】本発明の目的は、不快感に感じる衝突音を
発生することなく動作することの出来るキーポード用キ
ースイッチを提供することである。
発生することなく動作することの出来るキーポード用キ
ースイッチを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボード用キ
ースイッチは、手指の押下力を下方へ伝えるとともに天
板の開口部に案内されるキートップと、前記キートップ
と圧入係合され内部に可動電極を有しそれ自身上方への
復元力を持つアクチュエータとして機能するシリコンゴ
ム製のラバーカップと、前記可動電極と対向した位置に
固定電極を印刷したプリント板とを備えるキーボード用
キースイッチにおいて、前記ラバーカップの上面部をリ
ング上のフランジに一体成形し、このフランジの端面が
前記天板の下面と接触し前記キートップの上方への係止
部となることを特徴としている。
ースイッチは、手指の押下力を下方へ伝えるとともに天
板の開口部に案内されるキートップと、前記キートップ
と圧入係合され内部に可動電極を有しそれ自身上方への
復元力を持つアクチュエータとして機能するシリコンゴ
ム製のラバーカップと、前記可動電極と対向した位置に
固定電極を印刷したプリント板とを備えるキーボード用
キースイッチにおいて、前記ラバーカップの上面部をリ
ング上のフランジに一体成形し、このフランジの端面が
前記天板の下面と接触し前記キートップの上方への係止
部となることを特徴としている。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のキーボード用キースイッ
チの断面図である。このキースイッチは、図1に示すよ
うに、キートップ1のストッパ部2と嵌合しある窪みを
有するとともに端面が天板と接触するフランジ部4をラ
バーカップ5aの上面に一体化して設けたことである。
すなわち、ラバーカップ5aの復元力によりこのフラン
ジ部4の端面が天板3と接触し、係止部を構成する。そ
の他は従来例と同じように、ラバーカップ5の内部に
は、可動電極6を有し、対向する位置にある固定電極7
と対になっている。固定電極7はプリント板8に印刷形
成されている。
る。図1は本発明の一実施例のキーボード用キースイッ
チの断面図である。このキースイッチは、図1に示すよ
うに、キートップ1のストッパ部2と嵌合しある窪みを
有するとともに端面が天板と接触するフランジ部4をラ
バーカップ5aの上面に一体化して設けたことである。
すなわち、ラバーカップ5aの復元力によりこのフラン
ジ部4の端面が天板3と接触し、係止部を構成する。そ
の他は従来例と同じように、ラバーカップ5の内部に
は、可動電極6を有し、対向する位置にある固定電極7
と対になっている。固定電極7はプリント板8に印刷形
成されている。
【0010】次に、このキースイッチの動作を説明す
る。まず、キートップ1に押下力が加わると、ラバーカ
ップ5aは屈曲し、可動電極6は固定電極7と接触し、
スイッチONの状態となる。次に、押下力を解除すると
ラバーカップ5aの自己復旧力により初期位置に戻り、
スイッチOFFの状態となる。
る。まず、キートップ1に押下力が加わると、ラバーカ
ップ5aは屈曲し、可動電極6は固定電極7と接触し、
スイッチONの状態となる。次に、押下力を解除すると
ラバーカップ5aの自己復旧力により初期位置に戻り、
スイッチOFFの状態となる。
【0011】ここで、キートップ1の復帰時にはシリコ
ン・ゴム製のフランジ部4が天板3と衝突し、係止され
るために復帰時の衝突音は大巾に軽減される。これは、
従来プラスチック製のキートップ同士の衝突からプラス
チックとゴムの衝突に変わったためである。(ゴム自身
の衝撃減衰効果による。)また、この実施例では、キー
スイッチは、固定電極と可動電極との接触によるキース
イッチ方式であるが、このキースイッチの構造は、接点
機能素子を埋設するメンブレンシート方式にも適用でき
る。さらにこのラバーカップは、成形品であることか
ら、フランジ部を別に成形し被着させることなく容易に
一体化して成形できる利点がある。
ン・ゴム製のフランジ部4が天板3と衝突し、係止され
るために復帰時の衝突音は大巾に軽減される。これは、
従来プラスチック製のキートップ同士の衝突からプラス
チックとゴムの衝突に変わったためである。(ゴム自身
の衝撃減衰効果による。)また、この実施例では、キー
スイッチは、固定電極と可動電極との接触によるキース
イッチ方式であるが、このキースイッチの構造は、接点
機能素子を埋設するメンブレンシート方式にも適用でき
る。さらにこのラバーカップは、成形品であることか
ら、フランジ部を別に成形し被着させることなく容易に
一体化して成形できる利点がある。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、復元
力により戻されるキートップの係止構造を従来のプラス
チック同士の係止からプラスチックとゴムの係止に変更
したことにより操作音(衝突音)を大巾に軽減し、不快
感を取り除くという効果を有する。
力により戻されるキートップの係止構造を従来のプラス
チック同士の係止からプラスチックとゴムの係止に変更
したことにより操作音(衝突音)を大巾に軽減し、不快
感を取り除くという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキーボード用キースイ
ッチの断面図である。
ッチの断面図である。
【図2】従来の一例を示すキーボード用キースイッチの
断面図である。
断面図である。
1 キートップ 2 ストッパ部 3 天板 4 フランジ部 5,5a ラバーカップ 6 可動電極 7 固定電極 8 プリント板
Claims (1)
- 【請求項1】 手指の押下力を下方へ伝えるとともに天
板の開口部に案内されるキートップと、前記キートップ
と圧入係合され内部に可動電極を有しそれ自身上方への
復元力を持つアクチュエータとして機能するシリコンゴ
ム製のラバーカップと、前記可動電極と対向した位置に
固定電極を印刷したプリント板とを備えるキーボード用
キースイッチにおいて、前記ラバーカップの上面部をリ
ング上のフランジに一体成形し、このフランジの端面が
前記天板の下面と接触し前記キートップの上方への係止
部となることを特徴とするキーボード用キースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4181997A JPH0628946A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | キーボード用キースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4181997A JPH0628946A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | キーボード用キースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628946A true JPH0628946A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16110521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4181997A Withdrawn JPH0628946A (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | キーボード用キースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628946A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047200A (ko) * | 2001-12-08 | 2003-06-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 구간거리계의 리셋 스위치 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP4181997A patent/JPH0628946A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030047200A (ko) * | 2001-12-08 | 2003-06-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 구간거리계의 리셋 스위치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |