JPH0628874B2 - コンミテータの成形方法 - Google Patents

コンミテータの成形方法

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JPH0628874B2
JPH0628874B2 JP6204890A JP6204890A JPH0628874B2 JP H0628874 B2 JPH0628874 B2 JP H0628874B2 JP 6204890 A JP6204890 A JP 6204890A JP 6204890 A JP6204890 A JP 6204890A JP H0628874 B2 JPH0628874 B2 JP H0628874B2
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commutator
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稔 磯田
健一 神田
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0005Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor using fibre reinforcements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、モータに組付けられるコンミテータの成形方
法に関するものである。
[従来技術及び発明が解決しようとする課題] 一般に、この種モータに組付けられるコンミテータは、
周面部にセグメントが周方向に所定間隔を存して一体的
に埋設されるよう絶縁性のフエノール樹脂等の樹脂材に
より円筒形状に形成されるが、この様なものにおいて
は、樹脂材にガラス繊維を混合することによつて強度ア
ップを計り得ることが知られている。
ところで従来では、第3図に示す如く、圧縮成形、移送
成形、射出成形等の樹脂成形方法によつてコンミテータ
の成形を行つていたが、圧縮成形では、樹脂材に混合し
たガラス繊維が無秩序に配向されるため、充分な回転強
度を得ることができず真円度や耐久性に劣る欠点があつ
た。一方、移送成形や射出成形では、樹脂材が小径なス
プルーを経てキヤビテイ内に流入せしめられるため、樹
脂材内のガラス繊維がコンミテータの円周方向に沿うべ
く配向されて充分な回転強度が得られることになるが、
移送成形および射出成形においては、スプルー等に残留
する樹脂材料が多いため、材料歩留まりが悪く製造コス
トが高くなる欠点があつた。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができるコンミテータの成形方法を提供すること
を目的として創案されたものであつて、ガラス繊維が混
合された樹脂材を、プランジヤの押し込み作動により流
入口からキヤビテイ内に流入せしめて円筒形状のコンミ
テータを圧縮成形する成形方法であつて、前記キヤビテ
イの底面に、コンミテータの軸孔を成形するためのセン
ターピンを突出形成するに、該センターピンの先端縁が
前記流入口の周縁に間隙を存して近接するよう形成し、
さらに上記流入口の周縁とセンターピンの先端縁との間
隔により、キヤビテイ内でのガラス繊維の配向を制御す
ることを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によつて、真円度および耐久
性に優れるコンミテータを安価に製造することができる
ようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図面
において、1はモータに組付けられるコンミテータであ
つて、該コンミテータ1は、周面部にセグメント1aが
周方向に所定間隔を存して一体的に埋設され、しかもモ
ータ軸に外嵌状に圧入固定するための軸孔1bが貫通状
に形成されるよう、絶縁性のフエノール樹脂により円筒
形状に形成されるものであるが、樹脂材には強化用のガ
ラス繊維が混合されている。
2は上記コンミテータ1の成形装置であつて、該成形装
置2は、上下に貫通する装填室3aが形成された上型
3、上記装填室3aに上方から摺動自在に嵌入するプラ
ンジヤ4、キヤビテイ(成形室)5aが形成された下型
5等を一体的に組付けて所謂圧縮成形装置に構成されて
いる。そしてこの成形装置2では、プランジヤ4の作動
によつて、装填室3aに装填される樹脂材を、装填室3
a下端のゲート(流入口)3bを経てセグメント1aが
予めセツトされたキヤビテイ5aに押し込むことにより
コンミテータ1を成形するようになつている。
前記下型5のキヤビテイ5aは、コンミテータ1を縦姿
勢に成形するよう形成されるが、コンミテータ1の軸孔
1bを成形するべくキヤビテイ5a底面から上方に向け
て突設されるセンターピン5bは、その先端縁が前記上
型3のゲート3b周縁に所定間隔(「D−d」/2」を
存して近接するよう延設され、また、本実施例において
は、装填室3aの断面積に対するゲート3bの断面積
(D−d/D)を50〜70%に設定している。
即ち、予め加熱溶融させた樹脂材を装填室3aからキヤ
ビテイ5a内に押し込む際、樹脂材をセンターピン5b
により狭められたゲート3bを通過せしめることによつ
て、樹脂材に混合されるガラス繊維の配向をコンミテー
タ1の円周方向に沿わせるべく調整するようになつてい
る。また上記ガラス繊維の配向は、ゲート3b周縁とセ
ンターピン5b先端縁との間の間隔設定およびプランジ
ヤ4の押出し速度の設定によりその強弱を調整すること
ができるようになつている。
叙述のごとく構成された本発明の実施例において、ガラ
ス繊維が混合された樹脂材は、プランジヤ4によつて装
填室3aからキヤビテイ5a内に押し込まれてコンミテ
ータ1に成形されることになるが、樹脂材に混合された
ガラス繊維の配向は、樹脂材がセンターピン5bにより
狭められたゲート3bを通過する際に、コンミテータ1
の周方向を向くべく調整されることになる。
この際に、本発明にあつては、強度アツプを計るべくガ
ラス繊維を混合した樹脂材でコンミテータ1を成形する
ものでありながら、樹脂材に混合されたガラス繊維は、
プランジヤ4によつて装填室3aからキヤビテイ5a内
に押し込まれる過程で、センターピン5bにより狭めら
れたゲート3を通過することによりコンミテータ1の周
方向を向くべく配向されることになる。従つて、歩留ま
りの悪い移送成形や射出成形を行うことなく、極めて歩
留まりの良い圧縮成形装置を用いてガラス繊維が周方向
を向くよう配向されたコンミテータ1を成形できること
になり、この結果、真円度および耐久性に優れたコンミ
テータ1を低コストで成形することができる。
しかも、成形装置2においては、ゲート3b周縁とセン
ターピン5b先端縁との間の間隔設定により、移送成
形、射出成形等の樹脂成形方法では成し得ないガラス繊
維の配向調整を行うことができるので、各種強度性能に
優れた最適な配向を行つて高性能なコンミテータ1を成
形することができる。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成されたものであ
るから、ガラス繊維が混合された樹脂材によりコンミテ
ータを成形するものであるが、樹脂材に混合されるガラ
ス繊維は、プランジヤによつて装填室からキヤビテイ内
に押し込まれる過程で、流入口を通過する際に配向が調
整されることになる。即ち、流入口の周縁とセンターピ
ンの先端縁との間隔を狭めることにより、ガラス繊維を
コンミテータの周方向を向くべく配向できることにな
る。従つて、材料の残留を招くスプルー等を備えない圧
縮成形装置を用いて回転強度性能に優れたコンミテータ
を成形できることとなり、この結果、真円度および耐久
性に優れたコンミテータを低コストで成形することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るコンミテータの成形方法の実施例
を示したものであつて、第1図A,Bはそれぞれコンミ
テータの平面図、正面図、第2図は成形装置の縦断面
図、第3図は各種成形方法を比較した表図である。 図中、1はコンミテータ、2は成形装置、3aは装填
室、3bはゲート、4はプランジヤ、5aはキヤビテ
イ、5bはセンターピン、6が射出装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス繊維が混合された樹脂材を、プラン
    ジヤの押し込み作動により流入口からキヤビテイ内に流
    入せしめて円筒形状のコンミテータを圧縮成形する成形
    方法であつて、前記キヤビテイの底面に、コンミテータ
    の軸孔を成形するためのセンターピンを突出形成する
    に、該センターピンの先端縁が前記流入口の周縁に間隙
    を存して近接するよう形成し、さらに上記流入口の周縁
    とセンターピンの先端縁との間隔により、キヤビテイ内
    でのガラス繊維の配向を制御することを特徴とするコン
    ミテータの成形方法。
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