JPS61295014A - リング状弾性体の製造装置 - Google Patents

リング状弾性体の製造装置

Info

Publication number
JPS61295014A
JPS61295014A JP13829585A JP13829585A JPS61295014A JP S61295014 A JPS61295014 A JP S61295014A JP 13829585 A JP13829585 A JP 13829585A JP 13829585 A JP13829585 A JP 13829585A JP S61295014 A JPS61295014 A JP S61295014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
hollow chamber
mold body
mold
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13829585A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kamata
浩 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP13829585A priority Critical patent/JPS61295014A/ja
Publication of JPS61295014A publication Critical patent/JPS61295014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スクィーズパソキン等のリング状弾性体を遠
心力を利用して製造する製造装置に関する。
(従来の技術) 従来、リング状弾性体の製造は、たとえば第2図に示す
ような金型100を使用して圧縮成形によってなされて
いた。即ち、下型101のキャビティ102内に未加硫
ゴムの生地を入れた後、上型103と下型101を油圧
プレスによって型締めして、加熱することにより成形す
るものであった。なお104はパリ溜りである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし斯かる従来例の場合には、金型100が型締めさ
れた際に、金型100が変形しないようζこ金型100
の厚さを厚くして剛性を高めているために、金型100
は重く、金型100の移動や圧縮成形機への取付は等の
取扱いが面倒であるという問題があった。さらに成形品
の外径が大きい場合には、金型100に中抜き10り等
を設けて軽量化が図られているが、金型100の製作工
程が増大するという問題があった。一方生地は、キャビ
ティ102の寸法に合わせた形状の固体の未加硫ゴムが
使用されているために、成形品に寸法に応じて各種の寸
法の生地を準備する必要があった。また、型締めの際に
、キャビティ102内の生地がつぶれてキャビティ10
2から合せ面間にある程度流出するので、生地の量をキ
ャビティ102容積より多くしてキャビティ102内に
空気が残留しないようにしているが、通常製品の1.2
〜1.5倍の生地が必要となり歩留りが悪い。
さらに成形品には、上型103と下型101の型割り部
に対応する内周および外周にパリが生じ、仕上げが面倒
であるという問題があった。
また金型100の製作は、キャビティ102の成形が面
倒で時間がかかると共に、各種形状の成形品に対してそ
れぞれ1つの金型を製作しなければならずコストが嵩む
という問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、その−目的ビ15k>ろは、従来の圧縮成形と異なり
、遠心力を利用してキャビティ内に生地を加圧充填する
ことにより、取扱いが容易で、かつ生地の前加工が不要
で、さらに歩留りが良く、成形品のパリを可及的に低減
し得るリング状弾性体の製造装置を提供することにある
さらに各種形状の成形品を容易に製造し得るリング状弾
性体の製造装置を提供することも目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の第一発明にあっ
ては、回転軸と、該回転軸外周に一体的に設けられる開
断面中空室付きの回転体であって、該回転体の外周端に
前記中空室内部と連通し、かつ円周方向に連続して延び
る環状のキャビティを備えた型本体と、核型本体のキャ
ビティ内に配置されかつ所定の間隙を介して型本体の中
空室内部から前記キャビティ内に流体の通過を許容する
環状の治具と、前記型本体の中空室開口部に取付けられ
、前記中空室内部に生地を注入するための注入孔を備え
た蓋とから構成されている。
本発明の第二発明にあっては、回転軸と、該回転軸外周
に一体的に設けられる開断面中空室付きの回転体であっ
て、該回転体の外周端に前記中空室内部と連通し、かつ
円周方向に連続して延びるキャビティを備えた型本体と
核型本体のキャビティ内に配置されかつ所定の間隙を介
して型本体の中空室内部から前記キャビティ内に流体の
通過を許容する環状の治具と、前記型本体の中空室開口
部に取付けられ、前記中空室内部に生地を注入するため
の注入孔を備えた蓋と、前記型本体のキャビティを形成
する型本体の折曲げ部の曲率と一致する内周面を備えた
上下一対のマグネットを上記型本体の円周方向に沿って
所定の間隔でもって任意数配置すると共に、前記回転軸
の中心軸線と平行する軸線上において互いに接近する方
向で上記折曲げ部に当接せしめた可熱可能なマグネット
群とから構成されている。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。本発
明の一実施例に係る第1図および第2図において、1は
回転軸であり、図示しないモータ等の回転駆動源に接続
されている。回転軸1の外周には開断面形状の中空室2
付き回転体であって、外周端に中空室2内部と連通し、
かつ円周方向に連続して延びる環状のキャビティ3を備
えた型木体4が一体的に設けられている。すなわち型本
体4は円板状で、中央部に取付孔4aが形成され、取付
孔4aに回転軸1上端の取付端部1aが挿通され、取付
端部1aがかしめられて一体に連結されている。型本体
4の外周端のキャビティ3は、型本体4外周端を折曲げ
て形成されている。折曲げ部5ば本実施例においては、
断面U字状に形成されている。一方キャビティ3内には
環状の治具6が配置されている。治具6の断面形状は、
キャビティ3側の外周面は円弧状となっており、中空室
2側は回転軸1と平行な直線状に形成されており、治具
6の外周面は成形品の内周面を成形するようになってい
る。さらに治具6の回転軸1の軸線方向の幅は折曲げ部
5の幅よりも若干小さく形成されており、中空室2内部
からキャビティ3内に流体の通過を許容する所定の間隙
7が形成されている。また中空室2開口部には、中空室
2内部に生地を注入するための注入孔8aを備えた蓋8
が取付られている。蓋8は円板状で、外周端部に環状の
嵌合溝8bが設けられており、折曲げ部5の先端が嵌合
するようになっている。
折曲げ部5外周には、折曲げ部5の断面形状の曲率と一
致する内周面を備えた上下一対のマグネソl−9,10
が、型本体4の円周方向に沿って所定の間隔で任意数配
置され、マグネット群11を構成している。一対のマグ
ネッ)9.10は、回転軸1の中心軸線と平行する軸線
上において、互いに接近する方向で折曲げ部5に当接せ
しめられ、型本体4の外周面が、マグネッ)9.10の
内周面に磁力により密着している。折曲げ部5は、たと
えば薄い鉄板等の磁性体でかつ可撓性を存する材料で形
成されている。マグネット9.10は図示しない熱源に
よって加熱され、型本体4を加熱するようになっている
。上記冶具6は、磁性体により形成されており、型本体
4の周囲に対称に配置されたマグネット群9,10.・
・・により吸引され、吸引力のバランスにより位置決め
される。また上側のマグネット9が治具6の上方位置ま
で半径方向内方に突出しており、冶具6は折曲げ部6の
上端部に吸引され、上記した間隙7は治具6の下端と型
本体4の上面との間に形成されている。
このような構成のリング状弾性体の製造装置にあっては
、まず、第3図に示すように下側の各マグネ7)10.
・・・が型本体4の折曲げ部5の外周に当接され固定さ
れる。次に上側のマグネット9が半径方向内方に移動さ
れ、折曲げ部5の外周面がマグネット9,10内周に磁
力でもって吸引され折曲げ部5の曲率が所定の形状に形
成される。
さらに蓋8を中空室2開口部に取付ける。つぎに、マグ
ネット9,10.・・・により型本体4を一定温度に設
定した後、蓋8の注入孔8aより中空室2内部に流体状
の生地が注入される。生地注入後、回転軸1が高速回転
され、中空室2内部の生地は遠心力により半径方向外方
に流れて、中空室2外方のキャビティ3内に、治具6と
折曲げ部5の間に形成された間隙7から強制的に流入さ
れる。回転中は上記した蓋8に設けた注入孔8aから中
空室2およびキャビテイ3内部の空気を吸引して、成形
品内への空気の入り込みの防止が図られる。
ただし、バキュームの力は遠心力で生地が移動する力よ
りも小に設定されている。生地がキャビティ3内に充填
された後、上下のマグネット9,10゜・・・を回転軸
1の中心軸線方向に圧縮して、治具6と型本体4の間の
間隙7を閉じる。さらに所定時間経過後、蓋8を取外し
、上側のマグネット9を第3図の状態まで戻して、折曲
げ部5を開き、成形品が離型される。
ここで第1図では断面円形状の0リングの製造装置の例
が示されているが、治具6の径を小さくすることにより
第4図に示すような楕円形状のものを成形することがで
き、さらに治具6の外周断面形状を直線状にすることに
より、第5図に示すようなりリングを成形することもで
きる。また、マグネット9.10の内周形状の曲率を変
えることにより、第6図に示すような角リングを形成す
ることもでき、さらに第7図に示すようなXリングを形
成することもできる。その他三角形、丁字形等の種々の
断面形状のリング状弾性体を製造することができる。
成形品は、治具6と折曲げ部5との間隙7を、上下のマ
グネット9.10を圧縮してゼロにしているため、間隙
7に起因するパリはほとんど生じない。またパリが出た
としても第8図(イ)および(υ)に示すようにパリ1
2はごくわずかであり、仕上げが容易で短時間で済む。
また、シール面となる第9図(イ)のOリングの内周お
よび外周、あるいは(II+)のOリングの外周にはパ
リが出ないので、シール性が向上する。。
(発明の効果) 本発明は以上の構成および作用から成るもので、本第−
発明にあっては、型本体内の中空室内に注入された生地
を、型本体を回転させて、遠心力により、中空室の外側
に形成されたキャビティ内に強制的に流入させ、生地が
加圧されるので、従来のように、油圧プレスによる型締
め圧力に対抗するための剛性の高い金型が必要なくなり
、装置の小型軽量化を図ることができる。また型本体を
変えることなく、治具の径を変えるだけで、多寸法の内
径の成形品を製造することが可能となる。さらに、従来
のように固体の生地を使用するのではなく、流動化した
生地を使用するので、従来のように成形品の寸法に応じ
て生地形状を変更する必要がなくなり、製造工程を大幅
に削減することができる。また流動化した生地を所定量
だけキャビティに充填すればよいので、従来のように、
型締めの際のキャビティからの生地の流出を見込んで生
地を割増しする必要がなく、歩留りが向上する。
さらに従来のように型割り部が無いので、成形品の外周
にはパリは生じない。また内周側のキャビティと中空室
間の治具と型本体との間隙にはパリが生じるが、間隙内
の生地も遠心力によってキャビティ側に力が加わってい
るので、パリを可及的に小さくすることができ、パリ取
りが容易となり、作業時間を短縮することができる。さ
らに回転数を高速にすることにより、成形時間を短縮す
ることができる等の効果が得られる。
一方本第二発明にあっては、上記第一発明による効果に
加えて、キャビティを形成する型本体の折曲げ部を、磁
力によりマグネット内周面に密着させて、マグネット内
周面の形状に合わせて任意に形成することができるので
、マグネットの内周形状および治具の外周形状を変える
だけで、一つの型本体で多品目、多寸法の成形品を成形
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るリング状弾性体の製造
装置の縦断面図、第2図は第1図の装置のn−n線断面
図、第3図は第1図の装置の折曲げ部の折り曲げ状態を
示す部分断面図、第4図乃至第7図はリング状弾性体の
他の態様を示す要部断面図、第9図(イ)および(El
) は成形品のパリの状態を示す要部断面図、第 9図
は従来の圧縮成形の金型の縦断面図である。 符  号  の  説  明 1・・・回転軸       2・・・中空室3・・・
キャビティ     4・・・型本体5・・・折曲げ部
      6・・・治具7・・・間隙       
 8・・・蓋8a・・・注入孔 9.10・・・マグネット  11・・・マグネット群
0  ψ ! G。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転軸と、該回転軸外周に一体的に設けられる開
    断面中空室付きの回転体であって、該回転体の外周端に
    前記中空室内部と連通し、かつ円周方向に連続して延び
    る環状のキャビティを備えた型本体と、該型本体のキャ
    ビティ内に配置されかつ所定の間隙を介して型本体の中
    空室内部から前記キャビティ内に流体の通過を許容する
    環状の治具と、前記型本体の中空室開口部に取付けられ
    、前記中空室内部に生地を注入するための注入孔を備え
    た蓋とから成るリング状弾性体の製造装置。
  2. (2)回転軸と、該回転軸外周に一体的に設けられる開
    断面中空室付きの回転体であって、該回転体の外周端に
    前記中空室内部と連通し、かつ円周方向に連続して延び
    るキャビティを備えた型本体と、該型本体のキャビティ
    内に配置され、かつ所定の間隙を介して型本体の中空室
    内部から前記キャビティ内に流体の通過を許容する環状
    の治具と、前記型本体の中空室開口部に取付けられ、前
    記中空室内部に生地を注入するための注入孔を備えた蓋
    と、前記型本体のキャビティを形成する型本体の折曲げ
    部の曲率と一致する内周面を備えた上下一対のマグネッ
    トを、上記型本体の円周方向に沿って所定の間隔でもっ
    て任意数配置すると共に、前記回転軸の中心軸線と平行
    する軸線上において互いに接近する方向で上記折曲げ部
    に当接せしめた可熱可能なマグネット群とから成ること
    を特徴とするリング状弾性体の製造装置。
JP13829585A 1985-06-25 1985-06-25 リング状弾性体の製造装置 Pending JPS61295014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13829585A JPS61295014A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 リング状弾性体の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13829585A JPS61295014A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 リング状弾性体の製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61295014A true JPS61295014A (ja) 1986-12-25

Family

ID=15218543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13829585A Pending JPS61295014A (ja) 1985-06-25 1985-06-25 リング状弾性体の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61295014A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010000559A (ko) * 2000-10-06 2001-01-05 박문환 폴리우레탄 발포물의 성형방법 및 그 성형장치
JP2003025383A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Nok Corp 射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010000559A (ko) * 2000-10-06 2001-01-05 박문환 폴리우레탄 발포물의 성형방법 및 그 성형장치
JP2003025383A (ja) * 2001-07-12 2003-01-29 Nok Corp 射出成形機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3366995A (en) Apparatus for manufacturing rings or cylinders of ferromagnetic material
US4408980A (en) Device for manufacturing closed hollow bodies in elastomeric material
US3960516A (en) Grinding wheel manufacture
JPH0475806B2 (ja)
JPS61295014A (ja) リング状弾性体の製造装置
US2724865A (en) Multi-cavity moulds
US3095611A (en) Mold
CN110653999A (zh) 一种水泵电机转子注塑模具
JP2617524B2 (ja) 外周面に多条のねじを有する円筒状成形品の成形用型及びその製造方法
US4867661A (en) Mold for making annular polymeric articles
CN211135430U (zh) 一种陶瓷型芯成型机用计量加热搅拌供料装置
JPS61119828A (ja) シリンダヘライニングを成形する方法
KR20030087179A (ko) 성형품의 제조방법 및 밸브게이트식 금형장치
JPS61219615A (ja) 総ゴムダイアフラムの型成形方法
JPS6243865B2 (ja)
JPS5852893Y2 (ja) 遠心成形装置
JP3570176B2 (ja) 成形プーリ
SU1442418A1 (ru) Литьева форма дл получени ротора электрической машины
US6309576B1 (en) Method for setup and molding of formed articles from thin coated fabrics
JPS5835462B2 (ja) ゴム製円筒状成形品の成形金型
US4023247A (en) Variable speed sheave assemblies and method of producing
JP2541546B2 (ja) 回転電機の電機子製造方法
JPH0261890B2 (ja)
JPS58222814A (ja) オイルシ−ルの製造方法および装置
JPS6241029A (ja) 合成樹脂製歯付ベルトの製造法