JPH06287662A - アルミニウム又はアルミニウム合金の結晶粒微細化方法及び結晶粒微細化合金 - Google Patents

アルミニウム又はアルミニウム合金の結晶粒微細化方法及び結晶粒微細化合金

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JPH06287662A
JPH06287662A JP4299646A JP29964692A JPH06287662A JP H06287662 A JPH06287662 A JP H06287662A JP 4299646 A JP4299646 A JP 4299646A JP 29964692 A JP29964692 A JP 29964692A JP H06287662 A JPH06287662 A JP H06287662A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フェーディングの問題を低減し、アルミニウム
又はアルミニウム合金の結晶粒微細化方法並びに結晶粒
微細化合金を提供する。 【構成】硼素を0.01〜4.0 重量%含有するシリコンボロ
ン合金を、溶融アルミニウム又はアルミニウム合金に対
して、得られるアルミニウム又はアルミニウム合金の溶
湯が硼素を少なくとも50ppm 含有するような量で加え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム及びアル
ミニウム合金の結晶粒微細化(grain refining)方法並び
に該方法を実施するための結晶粒微細化合金に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】金属又
は合金の結晶粒構造(grain structure) は、製品におけ
る多数の重要な特性を決定する。アルミニウム及びアル
ミニウムを基材とした合金の結晶粒微細化は、小さな等
軸晶(equiaxial) からなる構造が、大きな結晶粒(grai
n) を含有してなる構造と比べてどれほどの多くの利点
を与えるかという1つの例である。最も重要なことは、 − 金属のより効果的な流れ(flow)による改良された鋳
造性 − 改良された機械的諸特性 − 改良された切削加工性 − 改良された表面品質 である。
【0003】結晶粒度(grain size)は合金の化学組成や
鋳造法によって変化する。鋳造法は多数の重要な因子、
例えば冷却速度、鋳造温度、温度勾配及び凝固する前と
凝固中の両方の溶湯(melt)中の混合状態(state of mixt
ure)を決定する。
【0004】これらの諸因子を制御又は最適化すること
は必ずしも可能であるとは限らないので、鋳造する前に
溶融金属に対して結晶粒微細化剤(grain refiner) を加
えることが必要であることが認められている。結晶粒微
細化剤を添加すると、アルミニウム結晶の核生成(nucle
ation)を“触媒的に促進する(cathalyses)”。商業的に
入手し得る結晶粒微細化剤は、アルミニウムのほかに、
チタン及び/又は硼素を含有する。結晶粒微細化合金の
組成を変化させることにより、結晶粒微細化を行う該合
金の能力において大きな違いを得ることできる。
【0005】結晶粒微細化の概念は2つの現象;すなわ
ち核生成と、限られた寸法までの結晶の成長とに分ける
ことができる。上記の結晶粒微細化合金は、固溶体(sol
idsolution) 中にアルミニウムと、チタン及び/又は硼
素とを含有し、しかもTiAl3 及び/又は TiB2 /AlB2
の粒子を含有する。結晶粒微細化は、結晶粒微細化合金
によって供給される粒子上のアルミニウム結晶の不均質
核生成(heterogeneous nucleation)によるものであると
いうことが一般的に認められる。しかしながら、そのこ
とは、上記の活性粒子がTiAl3 又は TiB2 である場合に
は知られていない。
【0006】しかしながら、前記の結晶粒微細化方法
は、潜伏時間(incubation time) いわゆるフェーディン
グ(fading)効果について不都合を有する。潜伏時間と
は、最適な効果を得ることを目的として結晶粒微細化剤
を添加した後に、溶融アルミニウムを若干の時間溶融状
態に維持しなければならないことを意味し、またフェー
ディング効果とは、結晶粒微細化効果が保持時間(holdi
ng time)とともに低下することを意味する。フェーディ
ング効果は、溶湯中に粒子が沈降することによって生じ
ものと思われる。圧延製品に使用すべきアルミニウム合
金の結晶粒微細化による深刻な問題は、 TiB2 粒子の凝
集いわゆるクラスター(cluster) 生成であり、これが箔
に穴(holes) を生じ得る。さらに、不均一な結晶粒構造
が、結晶粒度と結晶構造の両方について認められてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】本発明に
よって、結晶粒微細化方法が知見され、それによって非
常に小さな結晶粒度をもったアルミニウム又はアルミニ
ウム合金が得られ、且つそれによってフェーディングの
問題が実質的に低減された。
【0008】第1の要旨によれば、本発明は、硼素を0.
01〜4.0 重量%含有するシリコンボロン(siliconboron)
合金を、溶融アルミニウム又はアルミニウム合金に対し
て、得られるアルミニウム又はアルミニウム合金の溶湯
が硼素を少なくとも50ppm 含有するような量で加えるこ
とを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金の結
晶粒微細化方法に関する。
【0009】本発明の方法の好ましい態様によれば、硼
素を0.02〜1重量%含有するシリコンボロン合金が、前
記の溶融アルミニウム又はアルミニウム合金に加えられ
る。該シリコンボロン合金は、得られるアルミニウム又
はアルミニウム合金の溶湯が硼素を少なくとも100ppm含
有するような量で加えることが好ましい。
【0010】第2の要旨によれば、本発明は、アルミニ
ウム又はアルミニウム合金用の結晶粒微細化合金におい
て、該結晶粒微細化合金が硼素を0.01〜4.0 重量%含有
するシリコンボロン合金であることを特徴とするアルミ
ニウム又はアルミニウム合金用の結晶粒微細化合金に関
する。
【0011】好ましい態様によれば、前記シリコンボロ
ン合金は硼素を0.02〜 1.0重量%含有する。
【0012】本発明の結晶粒微細化合金は、結晶粒微細
化効果に実質的に影響することなく鉄を1重量%までの
量で含有し、且つアルミニウムを2重量%までの量で含
有し得る。鉄の含有量は、0.5 重量%未満であるのが好
ましく、0.2 重量%未満であるのがさらに好ましく、一
方、アルミニウムの含有量は、1重量%未満であるのが
好ましく、0.5 重量%未満であるのがさらに好ましい。
【0013】本発明の結晶粒微細化方法及び結晶粒微細
化合金は、公知のフェーディング効果が実質的に存在し
ないので、同時にアルミニウム又はアルミニウム合金中
の非常に低い硼素含有量において非常に小さい結晶粒を
もたらすということが意外にも知見された。
【0014】本発明の結晶粒微細化合金の予想外に良好
な効果は、本発明の方法による結晶粒微細化の機構(メ
カニズム)が、アルミニウムとチタン及び/又は硼素と
からなる公知の結晶粒微細化剤を使用する場合に効果的
である機構とは異なるという事実によるものであると思
われる。前述のようにこれらの公知の結晶粒微細化剤の
結晶粒微細化効果は、結晶粒微細化剤であってアルミニ
ウム溶湯に添加されしかもその粒子が該溶湯中に核生成
を生起する該結晶粒微細化剤中にTiAl3 型及び/又は T
iB2 /AlB2 型の粒子が存在することによって生じるもの
と思われるが、本発明の結晶粒微細化剤及び結晶粒微細
化方法では、シリコンボロン合金を添加するとアルミニ
ウム溶湯中に硼素原子の溶体(solution)が生じるという
ことが知見された。先ず、アルミニウム溶湯を冷却する
ことによって、該溶湯中に AlB2粒子がその場で生成す
る。この AlB2 粒子は TiB2 粒子及びTiAl3 粒子よりも
小さい密度をもつので、アルミニウム溶湯中でより低い
沈降性を有する。このことから、周知のフェーディング
効果が長い保持時間の後であっても本発明の方法では生
じないということを説明できる。
【0015】本発明の方法によって、極めて小さい等軸
晶をもつアルミニウム合金が得られている。従って、Si
を9.6 重量%含有するAlSi合金に関しては、前記溶湯中
の硼素含有量160ppmで、200 〜300 μmの結晶粒度が得
られている。チタン6重量%を含有する、慣用のアルミ
ニウムを基材とする結晶粒微細化合金を用いる同じ合金
の結晶粒微細化によれば、約0.10重量%のTi含有量で約
1800μmの結晶粒度が得られ、0.2 重量%のTi含有量で
約1300μmの結晶粒度が得られた。
【0016】本発明の結晶粒微細化合金は主(dominant)
成分として珪素を含有するので、本発明の方法は、珪素
含有量が極めて低い場合のアルミニウム及びアルミニウ
ム合金には使用できない。従って、本発明の結晶粒微細
化合金は、結晶粒微細化後に珪素を0.1 重量%未満の量
で含有するアルミニウム及びアルミニウム合金には実際
問題として使用できない。
【0017】
【実施例】実施例1 多数の3kg高純度アルミニウム試験体をサラマンダー(s
alamander)るつぼに入れ、抵抗炉(resistance furnace)
中で溶融した。炉温を800 ℃で一定に保った。その後
に、4種類のアルミニウム溶湯に対して、固溶体中に硼
素を約1重量%含有するシリコンボロン合金を、最終的
合金が珪素を約9.6 重量%含有ししかもそれぞれ硼素含
有量110ppm、160ppm、550ppm及び680ppmを有するような
量で添加した。
【0018】比較のために、高純度珪素と合金化して珪
素を約9.6 重量%含有する合金とした3kg高純度アルミ
ニウムの溶湯を提供した。
【0019】前記のそれぞれの溶湯を1秒当たり1℃の
一定の冷却速度で鋳造し、アルミニウム結晶の核生成温
度及び成長温度を冷却曲線から算出した。
【0020】得られた鋳造試験体の結晶粒度を、切断法
〔D(TA) 〕に従って測定した。さらに、該結晶粒度をア
ルミニウム アソシエーション(Aluminium Associatio
n):“Standard Test Procedure for Aluminium Grain R
efiners”〔D(AA) 〕に従って測定した。この試験標準
に従うと、冷却速度は1秒当たり約5℃である。
【0021】得られた結果を図1及び図2に示す。図1
は硼素を160ppm含有する前記アルミニウム溶湯の冷却曲
線と、硼素を含有していない前記アルミニウム溶湯の冷
却曲線とを表わし、図2はアルミニウム合金中の硼素の
関数として核生成温度Tn、結晶成長温度Tg及び結晶粒度
を表わす。
【0022】図1から、本発明の方法で処理してある合
金は、硼素を添加していないAl-Si合金と比べて凝固プ
ロセスの開始が非常に異なることが認め得る。従って、
硼素を添加していないAl-Si 合金は再輝現象の前に結晶
成長温度まで過冷却を示す。これに比べて、本発明に従
って結晶粒微細化してある合金の冷却曲線は、核生成後
にすぐに実質的に一定の温度水準で平坦になる。
【0023】図2から、硼素を含有する試験体について
は、核生成温度及び結晶成長温度は硼素濃度のある最小
値以上では硼素濃度に左右されないらしいということが
理解し得る。また、図2は、本発明の結晶粒微細化剤を
添加することによって得られる結晶粒度が非常に小さく
しかも300 μmの範囲にあることを示す。さらにまた図
2から、結晶粒度は硼素含有量をある最小値以上に保つ
限りは硼素含有量に左右されないということが理解し得
る。最後に、図2は、冷却速度は本発明に従って結晶粒
微細化してあるアルミニウム合金の結晶粒度に実質的に
影響しないことを示す。
【0024】フェーディング効果を調べることを目的と
して、前記の組成物の追加的な溶湯を結晶粒微細化剤を
添加した後に1時間、2時間、2.5 時間、3.4 時間、4
時間及び6.5 時間鋳造した。核生成温度及び結晶成長温
度は、保持時間によって影響されないことが認められ
た。これは、本発明の結晶粒微細化剤を使用することに
よってフェーディング効果が生じないことを示す。
【0025】実施例2 実施例1に記載の方法と同じ方法で3kg高純度アルミニ
ウムの2種類の溶湯を製造した。この2つの溶湯に、硼
素を約1重量%含有するシリコンボロン合金を、最終的
合金が珪素を約1.1 重量%含有ししかも硼素を100ppm含
有するような量で添加した。この2つの溶湯を800 ℃で
それぞれ0.5 時間及び1時間保ち、その後に該合金を1
秒当たり1℃の一定の冷却速度で鋳造した。得られた2
つの合金の冷却曲線は、アルミニウム結晶が生成する前
の過冷却が約0.5 ℃であり、硼素を添加していないかか
る合金について予測されるものよりも実質的に低いこと
を示す。これは、本発明の方法及び結晶粒微細化剤はま
た、比較的小さい珪素含有量をもつアルミニウムに有効
であることを示す。凝固した試験体の結晶粒度を切断法
に従って測定した。平均結晶粒度を、結晶粒微細化され
ていないAl-1.1Si合金について予測される平均結晶粒度
よりも実質的に低い約900 μmまで測定した。
【0026】2種類の試験体の微細組織の調査により、
多数のアルミニウム結晶がその中心に1次 AlB2 粒子を
含有していることが示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】硼素を160ppm含有するアルミニウム溶湯の冷却
曲線と、硼素を含有していないアルミニウム溶湯の冷却
曲線とを示した図である。
【図2】アルミニウム合金中の硼素の関数としてアルミ
ニウム合金の核生成温度Tn、結晶成長温度Tg及び結晶粒
度を示した図である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硼素を0.01〜4.0 重量%含有するシリコ
    ンボロン合金を、溶融アルミニウム又はアルミニウム合
    金に対して、得られるアルミニウム又はアルミニウム合
    金の溶湯が硼素を少なくとも50ppm 含有するような量で
    加えることを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム
    合金の結晶粒微細化方法。
  2. 【請求項2】 硼素を0.02〜1重量%含有するシリコン
    ボロン合金を、前記溶融アルミニウム又はアルミニウム
    合金に加えることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記シリコンボロン合金を、得られるア
    ルミニウム又はアルミニウム合金の溶湯が硼素を少なく
    とも100ppm含有するような量で加えることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウム又はアルミニウム合金用の
    結晶粒微細化合金において、該結晶粒微細化合金が、硼
    素を0.01〜4.0 %含有するシリコンボロン合金であるこ
    とを特徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金用の
    結晶粒微細化合金。
  5. 【請求項5】 前記シリコンボロン合金が硼素を0.02〜
    1.0重量%含有することを特徴とする請求項4記載の結
    晶粒微細化合金。
  6. 【請求項6】 前記シリコンボロン合金が鉄を1重量%
    までの量で含有し且つアルミニウムを2重量%までの量
    で含有することを特徴とする請求項4又は請求項5記載
    の結晶粒微細化合金。
  7. 【請求項7】 前記シリコンボロン合金が鉄を0.5 重量
    %未満、好ましくは0.2 重量%未満の量で含有すること
    を特徴とする請求項6記載の結晶粒微細化合金。
  8. 【請求項8】 前記シリコンボロン合金がアルミニウム
    を1重量%未満、好ましくは0.5 重量%未満の量で含有
    することを特徴とする請求項7記載の結晶粒微細化合
    金。
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