JPH06287525A - 弾性微小球を含有する粘着フィルム - Google Patents
弾性微小球を含有する粘着フィルムInfo
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Abstract
る粘着フィルムにおいて、該フィルムの硬さが、JIS
K5400に準拠する鉛筆引っかき試験においてHから
3Bの範囲であり、該粘着剤が、弾性率が1×104 〜
1×107dyn/cm 2 の弾性微小球を含有したことを特徴
とする粘着フィルム。 【効果】 フィルム基材の表面に粘着剤層が存在し、粘
着剤層には多数の弾性微小球が分散しているため粘着剤
層の表面は平滑ではなく、微小球による突出部が多数形
成されている。このため、粘着フィルムを被着面上に置
いた際に、被着面と粘着剤表面とが全面的に密着せず、
多くの空気通路が形成される。このため粘着フィルムを
被着面にスキージー等で圧着する際に、粘着フィルムと
被着面との間にとり込まれた空気を該空気通路を通して
容易に除去することができ、粘着フィルムの貼付作業が
非常に容易になる。
Description
剤を塗布した装飾用粘着フィルム等に好適な粘着フィル
ムに関する。すなわち本発明は、粘着剤と被着体の間に
空気を巻き込むことがなく、また仮に巻き込んだとして
も容易に空気を抜くことのできる粘着フィルムに関す
る。
に貼った場合、粘着剤と被着体の間に空気を巻き込んで
しまうことが多く、外観不良となるおそれがあった。こ
れを防ぐためにはかなりの熟練を要し、またその場合で
もフィルムを圧着するのにかなりの労力を必要とするた
め、施工に時間がかかっていた。
性シート材料、及び特開平3−181578に開示され
た位置調整性粘着テープは、担体あるいはキャリアーウ
ェブに凹部を形成しそこに非粘着物またはガラスビーズ
を設けることにより、被着体に直接粘着剤が接触しない
ため滑動性があり、施工が容易になる。しかし、担体、
及びキャリアーウェブに凹部を設ける工程が必要であ
り、被着体上でフィルムを圧着した後は、粘着剤凸部が
無くなり被着体と粘着剤が点接触でなくなるため、フィ
ルムの中央に空気が残った場合その空気は抜けなくなる
等の問題点を有する。
性接着剤組成物は、軽量で脆く且つ壁の薄いガラスビー
ズを液状接着剤組成物に混合し、塗布乾燥することで得
られる。このようにして得られた凸部を有する粘着剤
は、充分な滑動性を有し施工が容易である。しかし、被
着体上でフィルムを圧着した後は、粘着剤凸部が無くな
り被着体と粘着剤が点接触でなくなるため、フィルムの
中央に空気が残った場合その空気は抜けなくなるという
問題点を有する。
粘着部材は、多孔性の通気性基材に中空ビーズを含有す
る通気性粘着層を設け、かつ該基材に於ける孔と連通す
る微細孔を多数設けてなる構造をしている。係る構造
は、基材が多孔性のため、使用できる基材が限定され
又、粘着剤を塗工後、通気性基材側よりガスブロー方式
またはエアーサクション方式にて粘着剤液を部分的に除
去するため、そのための特別な設備が必要である等の問
題点を有する。
着テープは、接着層の部分設置によって空気の巻き込み
を防止するものである。これは、粘着剤をドット方式で
点在させる必要があるため、そのための特別な塗工機が
必要であるという問題点を有する。実開昭61−168
146に開示された再剥離性粘着シートは、粘着層の中
に、特定の大きさの弾性微小球を特定量添加することに
より、再剥離性を得るものである。しかしながら、弾性
微小球の添加量の最適範囲が著しく広く、本質的に、永
久接着である本発明の目的とする用途には、接着力が低
くくて、使用することはできない。また、弾性微小球の
粒径も好ましくは1〜100μmと規定し、本発明の目
的とする空気を巻き込むことがない粘着フィルムには不
適である。更に、シートも特に限定されておらず、本発
明の目的とする、粘着フィルムには直接使用することが
できなかった。
のような種々の問題点を有さず、極めて簡単に製造する
ことができ、貼付の際に空気を容易に抜くことができる
粘着フィルムを提供しようとするものである。
め、本発明は、フィルム基材の表面に、粘着剤を塗布し
て成る粘着フィルムにおいて、該フィルムの硬さがJI
SK5400に準拠する鉛筆引っかき試験においてHか
ら3Bの範囲であり、且つ粘着剤中に、弾性率が1×1
04 〜1×106dyn/cm2 の弾性微小球を含有したこと
を特徴とする粘着フィルムを提供する。すなわち、特定
のフィルム基材を用い、且つ弾性率がかかる範囲の弾性
微小球を粘着剤中に、適当量含有させることにより、粘
着剤表面に適当な凹凸を設けることができ、この表面の
凹凸の間隙に沿って空気が容易に抜けることになり、空
気を巻き込むことがほとんどないのである。
し付け圧力により、容易に横方向に変形し、空気をフィ
ルム外に押し出そうとする力を生み出し、結果的に空気
の流れを生じ、仮に空気を巻き込んだとしても、空気を
容易にフィルム外に押し出し、粘着フィルムの貼り付け
の際に空気を巻き込むことがないのである。ここで、弾
性率を1×104 〜1×106dyn/cm2 の範囲に規定す
るのは、弾性率が1×104 未満では、一定の球状の形
状を保持することが困難なためであり、また、弾性率
が、1×106dyn/cm2 を超えると、粘着フィルムの張
り付け時に適当な変形をすることが困難になり、空気の
押し出しが結果として困難になるためである。なお、弾
性率は、一般の粘弾性測定装置により、剪断方向に一定
振動させた時の貯蔵弾性率として測定可能であり、温度
25℃においての値である。
材が重要な働きをする。すなわち、該フィルムの硬さ
が、JISK5400に準拠する鉛筆引っかき試験にお
いて、Hから3Bの範囲のものを用いることにより、更
に空気の巻き込みを減らし、仮に巻き込んだ場合におい
ても、容易にフィルム外に追い出すことが可能となる。
これは、該フィルムが、鉛筆硬度Hよりも硬いと、フィ
ルムの弾性率が高すぎて、被着体面になじまず、被着体
面の凹凸により気泡を包含しやすくなるためであり、一
方、フィルムの硬さが3B未満では、フィルムが容易に
変形してしまい、弾性微小球を有効に変形させることが
不可能となり、空気を巻き込みやすく、巻き込んだ空気
もフィルム内に閉じ込められるおそれが生じるためであ
る。
材と粘着剤の組みあわせにより、上記課題を解決するも
のである。
ルム基材の説明をする。フィルム基材は、本発明におい
て、該フィルムの硬さが、JISK5400に準拠する
鉛筆引っかき試験において、Hから3Bの範囲のものに
限定される。上述のように、Hより硬くても、3Bより
も柔らかくとも、空気を巻き込み易くなるためである。
の材質や可塑剤の添加量により変えることが可能であ
る。例えば、塩化ビニル樹脂に対しては、可塑剤とし
て、ジブチルフタレート(DBP)やジ(2−エチルヘ
キシル)フタレート(DOP)、リン酸トリクレジルス
エテル(TCP)等が使用可能であり、可塑剤の添加量
としては、塩化ビニル樹脂100重量部に対して、15
〜50重量部が好ましく、更に好適な範囲は20〜40
重量部である。可塑剤の添加量が、15〜50重量部で
あれば、可塑剤のブリード等を有効に防止し、また上記
硬さが得られ、また20〜40重量部であれば、適当な
粘度が得られ、製造容易なためである。
リ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリル樹
脂、テフロン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂などが挙げ
られる。特に、ポリ塩化ビニル樹脂は、表面への印刷が
容易で、フィルム基材として適当であり、また安価でか
つ適度の耐候性を有するため屋外でも使用可能という利
点がある。また、本発明においては、フィルム基材の裏
面に、エンボス処理や保護や離型のための表面処理が施
されているフィルム基材を用いることも可能である。更
に、フィルム基材の厚さも特に限定されるものではない
が、入手の容易さから50〜1500μmが望ましい。
て説明する。粘着フィルムをスキージー等により圧着す
る際に、フィルムにかかる圧力に約15kg/cm2 程度で
あり、本発明において使用する弾性微小球は、この圧力
において破壊されない強度を有するものである。この様
な弾性微小球の材料としては、アクリル系樹脂、シリコ
ン樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル系樹脂、テフロン系
樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、スチレン系樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、スチレン−ブタジ
エン−スチレンブロックコポリマー樹脂、スチレン−エ
チレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー樹脂、
スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー樹
脂、NBR、クロロプレンゴム、天然ゴム等が使用可能
である。
で、屋外でも使用される装飾用材料として好適であり、
また入手方法としても、懸濁重合等により、容易かつ安
価に弾性微小球が得られる点で望ましい。その上、Tg
及び弾性率の制御が、モノマーの種類や架橋剤の種類が
豊富で容易なため、微小球の形状を保持したまま、室温
で適当な粘着力が得られ、弾性微小球を粘着剤に添加し
ても、粘着力の低下が少ないという利点がある。
から、粘着剤の主剤も、アクリル系樹脂が使用されるこ
とが多いが、かかる粘着剤の場合に、アクリル系の弾性
微小球を用いれば、比重が均等で、極めて分散が容易と
いう利点もある。なお、弾性微小球は、弾性変形が更に
容易な点から、これらの樹脂から成る中空タイプのもの
または空孔を有するものであっても良い。
しては、アクリレートとアクリル酸との共重合体、例え
ば、2−エチルヘキシルアクリレート/アクリル酸(9
9/1〜90/10)コポリマー(Tg=−69〜−6
0℃);n−ブチルアクリレート/アクリル酸(99/
1〜90/10)コポリマー(Tg=−54〜−45
℃);イソノニルアクリレート/アクリル酸(99/1
〜90/10)コポリマー(Tg=−81〜−72
℃);エチルアクリレート/アクリル酸(99/1〜9
0/10)コポリマー(Tg=−21〜−13℃)、等
が挙げられる。
酸エステルモノマーとしては、イソオクチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、2−メチルブチルアクリ
レート等が使用でき、またアクリル酸に代り、他のα−
オレフィンカルボン酸、例えばメタクリル酸等を使用す
ることができる。これらを使用する場合でもアクリレー
トとα−オレフィンカルボン酸との重量比は99/1〜
90/10の範囲が好ましい。
ト、例えば1,4−ブチル2ジアクリレートジビニルベ
ンゼン等を使用して架橋することもできる。これらの架
橋剤を添加することにより、一般に剛性率が大きくなり
タックが減少する。従って、適当な粘着力を有するため
には架橋剤の量はモノマー100重量部に対して0.5
重量部以下、好ましくは0.1重量部以下にすることが
必要である。
ても、弾性微小球の材料としては、架橋タイプの樹脂で
も非架橋タイプの樹脂でもよい。また、架橋タイプの樹
脂の場合、共有結合による架橋でも物理架橋でもよい。
架橋タイプの場合、粘着剤の塗布溶液の溶剤として広範
な種類の有機溶剤を用いることが可能であり、また乾燥
が容易である等の理由で望ましい。また、スチレン−ブ
タジエン−スチレンブロックコポリマー樹脂やアイオノ
マー樹脂は、溶剤種を選べば、溶剤に溶解することな
く、一定の微小球の形状を保持し、かつ適当な弾性力が
得られる点で好ましい。更に、非架橋タイプでも、エマ
ルジョンタイプの粘着剤であれば、一定の微小球の形状
を保持しつつ適当な弾性力が得られ、有機溶剤の毒性等
の問題も解消される点で望ましい。
とが好ましい。室温で適当な粘着力が得られ、粘着フィ
ルムの粘着剤全体として高い粘着力が得られるためであ
る。ここで、弾性微小球の製法については、特に限定さ
れるものではないが、懸濁重合や、エマルジョン重合あ
るいは、シード重合等により得ることができる。弾性微
小球の体積平均直径は100μm〜300μmであり、
好ましくは約150μm〜300μmである。体積平均
直径が100μmより小さい場合には粘着シートを貼付
する際に被着体と粘着シートとの間の空気を効果的に抜
くことができないためである。
平均直径は、光学顕微鏡光による画像処理装置を用いて
1000個の微小球を測定し、次式から求めた。 体積平均粒径=Σ(nd)4/Σ(nd)4 数平均粒径=Σ(nd) /Σ(nd) ここでnは微小球の個数、dは測定された微小球の直径
(μm)である。
に、単分散していても良く、また、微小球が2つ以上凝
集したクラスターを形成していてもよい。微小球がクラ
スター構造をとることより効果的に巻き込んだ空気の抜
けが良くなるためである。かかるクラスターは、予め微
小球をゼラチン、アラビアゴム、アルコール等の結合剤
を介して粘着剤溶液に添加した後、コーティングするこ
とにより形成することが可能であり、また、適当な乾燥
条件を選ぶことにより、コーティングにおける乾燥時の
再凝集効果を利用して、形成することも可能である。
て、2〜100個が望ましい。微小球の数が100個を
超えると、粘着力のばらつきが大きくなったり、微小球
が存在しない面積が大きくなって、逆に、巻き込んだ空
気の抜けが悪くなるおそれがあるためである。その他、
弾性微小球は、中空タイプでも、非中空タイプでもよ
く、あるいは表面及び粒子内部に多数の空孔を有するも
のでも良い。
マーの種類を変えることにより、作成することができる
が、具体的には、特開平2−194079に記載の方法
で作成することができる。更に次に、本発明に用いられ
る粘着剤について、説明する。本発明に用いられる粘着
剤としては、特に限定されるものではないが、具体的に
は、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、シリコン系樹脂、酢
酸ビニル系樹脂等の公知ものが使用可能である。
固形分100重量部に対して弾性微小球10〜150重
量部である。弾性微小球の比率がこれより小さくなると
微小球の突出面がほぼ平滑になるため気泡が抜け難くな
り、また微小球の量が150重量部を超えると粘着力が
低下し被着体に粘着フィルムを確実に貼付することが困
難となる。
は25〜100g/m2 であり、25g/m2 より少な
いと粘着フィルムを被着体に確実に貼り付けることが困
難であり、また100g/m2 より多い場合には気泡の
抜けが悪くなる。本発明の粘着フィルムの製造において
は、まず粘着剤と弾性微小球とを所定の割合で混合し、
これを基体シートに常法に従って塗布し、乾燥すればよ
い。塗布は、例えばナイフコーター、グラビコーター、
ロールコーター等により行われる。塗布後の乾燥は、8
0℃〜100℃にて3〜10分間行われる。
ムにおいては、フィルム基材の表面に粘着剤層が存在
し、粘着剤層には多数の弾性微小球が分散しているため
粘着剤層の表面は平滑ではなく、微小球による突出部が
多数形成されている。このため、粘着フィルムを被着面
上に置いた際に、被着面と粘着剤表面とが全面的に密着
せず、多くの空気通路が形成される。このため粘着フィ
ルムを被着面にスキージー等で圧着する際に、粘着フィ
ルムと被着面との間にとり込まれた空気を該空気通路を
通して容易に除去することができ、粘着フィルムの貼付
作業が非常に容易になる。
より、弾性微小球は、左右に変形し、空気の流れを作
り、更に巻き込んだ空気を外部へと効果的に押し出すこ
とになる。その他、本発明における粘着フィルムは、弾
性微小球が、適度に変形可能なため、粘着剤の塗布厚み
と微小球の直径の関係を厳しく制限する必要がなくな
り、結果として製造条件がゆるやかになり、製造上も大
きな利点を有する。
に説明する。イソオクチルアクリレート及びアクリル酸
(96/4)を水媒体中で懸濁重合して、表1に示す体
積平均直径を有する弾性微小体を形成した。粘着剤とし
ては、アクリル系粘着剤SKダインE−1000(綜研
化学製)を用いた。
ては、硬さが鉛筆硬度HBであって厚さ180μmの塩
ビフィルムを用い、また表2においては、表に示す塩ビ
フィルムを用いた。なお、塩ビフィルムの硬さは、JI
SK5400に準拠して測定した。前記弾性微小球及び
粘着剤を所定量で混合し、よく攪拌した後、乾燥後に所
定の塗布重量となるように塗布し、100℃にて5分間
乾燥し、そしてセパレーターを積層した。
プルを平滑なアクリル板上に置き、気泡が集まるように
スキージーによって粘着フィルムの中心に向って圧着し
た。この様にして形成した気泡に2kgのローラーを転が
し、気泡の抜け具合を観察した。これを4回反復した。
ここで気泡が完全に抜けた場合を○、一部気泡が残った
場合を△、かなり気泡が残った場合を×とした。
5%にて、2kgのローラーを用いてボンデライト鋼板に
貼り付けた。これを20℃、相対湿度65%にて48時
間エージングし、90°の剥離角度、300mm/分の剥
離速度で剥離力を測定した。一方、比較例として、粒子
としてガラスビーズ(米国3M社製、粒径50〜90μ
m)を、同様に、SKダインE−1000,100重量
部に対して、20及び30重量部添加し、接着力等を測
定した。
示す。また、弾性微小球の弾性率を、架橋剤の添加量を
変えて作成し、上記と同様に、気泡の抜け具合を観察し
た。
が100μm以下であるため気泡が抜けていない。実施
例1は、比較例1と同様な条件で、微小球の平均直径が
100μm以上であるため気泡が抜けている。比較例2
を見ると、塗布重量が100g/m2 を越えているため
気泡が抜けない。実施例2は比較例2と同様な条件で、
塗布重量が100g/m2 以下であるため気泡が抜け
る。
対する弾性微小球の添加量が、10重量部未満であるた
め気泡が抜けない。実施例3は、比較例3と同様な条件
で、10重量部以上であるため気泡が抜ける。比較例4
を見ると、弾性微小球の重量部が150重量部以上であ
るため、接着力が非常に弱くフィルムを保持できない。
2 未満であるため、接着力が弱くフィルムを保持できな
い。比較例6を見ると、弾性微小球の弾性率が高すぎ
て、適当な変形ができないため、気泡が抜けない。比較
例7を見ると、弾性微小球の弾性率が小さすぎて、適当
な形状が保持できず、結果として、気泡を巻き込み気泡
が抜けない。
を用いているため、気泡が抜けないか、着接力が極端に
低い。比較例10を見ると、弾性微小球がまったく添加
されていないため、気泡が抜けない。比較例11を見る
と、可塑剤の添加量が少なくて鉛筆硬度が硬すぎて、気
泡が抜けない。
すぎて鉛筆硬度が柔らかすぎて、逆に気泡が抜けない。
また、表面に可塑剤の移行が顕著に観察される。
ガラスビーズの添加量と、接着力との関係を示すグラフ
である。
平均直径は、光学顕微鏡光による画像処理装置を用いて
1000個の微小球を測定し、次式から求めた。体積平均粒径(μm)=Σ(di4 ・ni)/Σ(di
3 ・ni) 数平均粒径(μm)=Σ(di・ni)/Σ(ni) ここで、diは測定された微小球の直径(μm)であ
り、そしてniはその直径を有する微小球の個数であ
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 フィルム基材の表面に、粘着剤を塗布し
て成る装飾用粘着フィルムにおいて、該フィルムの硬さ
がJISK5400に準拠する鉛筆引っかき試験におい
てHから3Bの範囲であり、該粘着剤が、弾性率が1×
104 〜1×106dyn/cm2 の弾性微小球を含有したこ
とを特徴とする粘着フィルム。 - 【請求項2】 前記弾性微小球の体積平均直径が100
μm〜300μmであることを特徴とする、請求項1記
載の粘着フィルム。 - 【請求項3】 前記弾性微小球が、粘着剤100重量部
に対して、10〜150重量部添加されたことを特徴と
する、請求項1または2に記載の粘着フィルム。 - 【請求項4】 前記弾性微小球が、クラスターを形成し
ていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に
記載の粘着フィルム。 - 【請求項5】 前記弾性微小球が、中空または空孔を有
することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
載の粘着フィルム。 - 【請求項6】 前記粘着剤と弾性微小球からなる混合物
を、塗布重量が、25〜100g/m2 の範囲で塗布し
たことを特徴とする請求項1〜5のいずれかか1項に記
載の粘着フィルム。
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