JPH06287506A - 水性被覆用樹脂組成物及び塗料 - Google Patents
水性被覆用樹脂組成物及び塗料Info
- Publication number
- JPH06287506A JPH06287506A JP31668593A JP31668593A JPH06287506A JP H06287506 A JPH06287506 A JP H06287506A JP 31668593 A JP31668593 A JP 31668593A JP 31668593 A JP31668593 A JP 31668593A JP H06287506 A JPH06287506 A JP H06287506A
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- acrylic resin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)水酸基価40〜100、酸価5〜4
0、ガラス転移点−40〜10℃、数平均分子量3,0
00〜15,000の同一分子内にポリオキシエチレン
結合及び水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂、並び
に(B)水酸基価40〜100、酸価1〜30、ガラス
転移点−40〜10℃の水酸基を有するアクリル樹脂エ
マルジョンを含有してなる水性被覆用樹脂組成物。 【効果】 可とう性、メタリック感、耐衝撃性、耐水性
等に優れた全体としてバランスの良い塗膜特性を示す。
0、ガラス転移点−40〜10℃、数平均分子量3,0
00〜15,000の同一分子内にポリオキシエチレン
結合及び水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂、並び
に(B)水酸基価40〜100、酸価1〜30、ガラス
転移点−40〜10℃の水酸基を有するアクリル樹脂エ
マルジョンを含有してなる水性被覆用樹脂組成物。 【効果】 可とう性、メタリック感、耐衝撃性、耐水性
等に優れた全体としてバランスの良い塗膜特性を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用塗料等に適し
た水性被覆用樹脂組成物及び塗料に関する。
た水性被覆用樹脂組成物及び塗料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、合成樹脂の進歩と用途開発に伴っ
て、各種自動車部品等はポリウレタン樹脂、ポリカーボ
ネート、ナイロン樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂
等のプラスチック材料にとってかわられてきている。特
に、自動車業界においては、従来の鋼板をプラスチック
材料に置き換えることによって、車体の軽量化や衝撃エ
ネルギーの吸収が可能となり、また、錆の発生がないの
で、プラスチック材料への転換が積極的に進められてい
る。更に、地球環境、安全、衛生などの観点から塗料の
無公害化も積極的に進められており、これに伴って、高
度な品質の水性塗料が要求されている。
て、各種自動車部品等はポリウレタン樹脂、ポリカーボ
ネート、ナイロン樹脂、ABS樹脂、ポリエステル樹脂
等のプラスチック材料にとってかわられてきている。特
に、自動車業界においては、従来の鋼板をプラスチック
材料に置き換えることによって、車体の軽量化や衝撃エ
ネルギーの吸収が可能となり、また、錆の発生がないの
で、プラスチック材料への転換が積極的に進められてい
る。更に、地球環境、安全、衛生などの観点から塗料の
無公害化も積極的に進められており、これに伴って、高
度な品質の水性塗料が要求されている。
【0003】水性塗料の塗膜性能として、耐水性、可と
う性、耐衝撃性などが要求されているが、従来の水溶性
アクリル樹脂等の水性塗料においては、これらの性能が
すべてにわたって優れているものはなく、高度な要求性
能に対応できていない。
う性、耐衝撃性などが要求されているが、従来の水溶性
アクリル樹脂等の水性塗料においては、これらの性能が
すべてにわたって優れているものはなく、高度な要求性
能に対応できていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の背景の
もとになされたもので、本発明者らはポリオキシエチレ
ン結合及び水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂と水
酸基を有するアクリル樹脂エマルジョンを併用すること
により、塗膜の耐水性、可とう性、耐衝撃性等の優れた
塗料が得られることを見出し、本発明に至った。
もとになされたもので、本発明者らはポリオキシエチレ
ン結合及び水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂と水
酸基を有するアクリル樹脂エマルジョンを併用すること
により、塗膜の耐水性、可とう性、耐衝撃性等の優れた
塗料が得られることを見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)水酸基
価40〜100、酸価5〜40、ガラス転移点−40〜
10℃、数平均分子量3,000〜15,000の同一
分子内にポリオキシエチレン結合及び水酸基を併せ有す
る水溶性アクリル樹脂、並びに(B)水酸基価40〜1
00、酸価1〜30、ガラス転移点−40〜10℃の水
酸基を有するアクリル樹脂エマルジョンを含有してなる
水性被覆用樹脂組成物及びこれを用いた塗料に関する。
価40〜100、酸価5〜40、ガラス転移点−40〜
10℃、数平均分子量3,000〜15,000の同一
分子内にポリオキシエチレン結合及び水酸基を併せ有す
る水溶性アクリル樹脂、並びに(B)水酸基価40〜1
00、酸価1〜30、ガラス転移点−40〜10℃の水
酸基を有するアクリル樹脂エマルジョンを含有してなる
水性被覆用樹脂組成物及びこれを用いた塗料に関する。
【0006】本発明における(A)成分の水溶性アクリ
ル樹脂は、水酸基価が40〜100である。ここで水酸
基価が40未満では反応点が少なく、反応が不充分にな
り本発明の目的を達成することができない。一方、水酸
基価が100を超えると、得られる塗膜の耐水性等が低
下する。また、(A)成分は、酸価が5〜40である。
ここで酸価が5未満では、アクリル樹脂の水に対する溶
解性が低下し、40を超えると組成物の安定性が低下す
る。また、(A)成分は、ガラス転移点が−40〜10
℃である。ここでガラス転移点が−40℃より低い場合
には、塗膜の物理的強度、耐久性に難点があり、10℃
より高い場合には、塗膜の硬度が増し、低温における可
とう性が低下する。さらに、(A)成分は数平均分子量
が3,000〜15,000である。ここで数平均分子
量が3000未満では、塗膜の物理的強度、耐久性等が
低下し、15000を超えると塗膜の外観が悪くなる。
なお数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー法による標準ポリスチレン換算値である。
ル樹脂は、水酸基価が40〜100である。ここで水酸
基価が40未満では反応点が少なく、反応が不充分にな
り本発明の目的を達成することができない。一方、水酸
基価が100を超えると、得られる塗膜の耐水性等が低
下する。また、(A)成分は、酸価が5〜40である。
ここで酸価が5未満では、アクリル樹脂の水に対する溶
解性が低下し、40を超えると組成物の安定性が低下す
る。また、(A)成分は、ガラス転移点が−40〜10
℃である。ここでガラス転移点が−40℃より低い場合
には、塗膜の物理的強度、耐久性に難点があり、10℃
より高い場合には、塗膜の硬度が増し、低温における可
とう性が低下する。さらに、(A)成分は数平均分子量
が3,000〜15,000である。ここで数平均分子
量が3000未満では、塗膜の物理的強度、耐久性等が
低下し、15000を超えると塗膜の外観が悪くなる。
なお数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグ
ラフィー法による標準ポリスチレン換算値である。
【0007】(A)成分の水溶性アクリル樹脂は、次の
ような不飽和単量体から製造される。 1.水酸基含有アクリル系単量体として、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、ラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ラクトン変性2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどのヒドロキシル基含有不
飽和単量体。 2.アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルと
して、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、アク
リル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリ
ル酸ラウリルなど。 3.α,β−エチレン性不飽和カルボン酸として、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸など。 4.ポリオキシエチレン結合含有ビニル系単量体とし
て、ヒドロキシポリエチレングリコールモノメタクリレ
ート、メトキシポリエチレングリコールモノメタクリレ
ートなど。 5.ビニル芳香族化合物として、スチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、p−クロロスチレン、ビニ
ルピリジンなど。 これらの不飽和単量体は、水酸基含有アクリル単量体、
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸及びポリオキシエ
チレン結合含有ビニル系単量体を必須成分とし、必要に
応じアクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルな
どを併用し、所望の樹脂物性に応じて、その種類、配合
比を適宜選択して使用することができる。なお、ポリオ
キシエチレン結合含有ビニル系単量体は、全単量体に対
し、1〜10重量%用いるのが水に対する溶解性及び耐
水性の点から好ましい。
ような不飽和単量体から製造される。 1.水酸基含有アクリル系単量体として、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、ラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ラクトン変性2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどのヒドロキシル基含有不
飽和単量体。 2.アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルと
して、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ヘキシル、アク
リル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸イソブチル、メ
タクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリ
ル酸ラウリルなど。 3.α,β−エチレン性不飽和カルボン酸として、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸など。 4.ポリオキシエチレン結合含有ビニル系単量体とし
て、ヒドロキシポリエチレングリコールモノメタクリレ
ート、メトキシポリエチレングリコールモノメタクリレ
ートなど。 5.ビニル芳香族化合物として、スチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、p−クロロスチレン、ビニ
ルピリジンなど。 これらの不飽和単量体は、水酸基含有アクリル単量体、
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸及びポリオキシエ
チレン結合含有ビニル系単量体を必須成分とし、必要に
応じアクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルな
どを併用し、所望の樹脂物性に応じて、その種類、配合
比を適宜選択して使用することができる。なお、ポリオ
キシエチレン結合含有ビニル系単量体は、全単量体に対
し、1〜10重量%用いるのが水に対する溶解性及び耐
水性の点から好ましい。
【0008】本発明の水溶性アクリル樹脂(A)の製造
は、公知の方法に従い、例えば溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法を用いて行うこともできるが、溶液重合
に従って行うことが好ましい。一般的には、単量体成分
を適当な溶媒中で、重合開始剤、例えばアゾ系化合物、
パーオキサイド化合物等のラジカル重合用のラジカル開
始剤の存在下に、好ましくは60〜140℃の反応温度
において、好ましくは4〜10時間反応させ、アミンで
中和をして目的の水溶性アクリル樹脂を得ることができ
る。
は、公知の方法に従い、例えば溶液重合法、乳化重合
法、懸濁重合法を用いて行うこともできるが、溶液重合
に従って行うことが好ましい。一般的には、単量体成分
を適当な溶媒中で、重合開始剤、例えばアゾ系化合物、
パーオキサイド化合物等のラジカル重合用のラジカル開
始剤の存在下に、好ましくは60〜140℃の反応温度
において、好ましくは4〜10時間反応させ、アミンで
中和をして目的の水溶性アクリル樹脂を得ることができ
る。
【0009】(B)成分のアクリル樹脂エマルジョン
は、水酸基価が40〜100である。水酸基価が40未
満では反応点が少なく、反応が不充分になり本発明の目
的を達成することができない。一方、水酸基価が100
を超えると得られる塗膜の耐水性等が低下する。また、
(B)成分は、酸価が1〜30である。酸価が1未満で
は安定なエマルジョンが得にくく、30を超えるとポリ
マーの親水性が高くなるため、エマルジョンが高粘度と
なり、また塗膜の耐水性が低下する。さらに、(B)成
分は、ガラス転移点が−40〜10℃である。ガラス転
移点が−40℃より低い場合には、塗膜の物理的強度、
耐久性に難点があり、10℃より高い場合には、塗膜の
硬度が増し、低温における可とう性が低下する。
は、水酸基価が40〜100である。水酸基価が40未
満では反応点が少なく、反応が不充分になり本発明の目
的を達成することができない。一方、水酸基価が100
を超えると得られる塗膜の耐水性等が低下する。また、
(B)成分は、酸価が1〜30である。酸価が1未満で
は安定なエマルジョンが得にくく、30を超えるとポリ
マーの親水性が高くなるため、エマルジョンが高粘度と
なり、また塗膜の耐水性が低下する。さらに、(B)成
分は、ガラス転移点が−40〜10℃である。ガラス転
移点が−40℃より低い場合には、塗膜の物理的強度、
耐久性に難点があり、10℃より高い場合には、塗膜の
硬度が増し、低温における可とう性が低下する。
【0010】(B)成分のアクリル樹脂エマルジョン
は、次のような不飽和単量体から製造される。 1.水酸基含有アクリル系単量体として、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、ラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ラクトン変性2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどのヒドロキシル基含有エ
チレン性不飽和単量体。 2.アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルと
して、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタク
リル酸ラウリルなど。 3.α,β−エチレン性不飽和カルボン酸として、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸など。 4.ビニル芳香族化合物として、スチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、p−クロロスチレン、ビニ
ルピリジンなど。 5.その他のビニル化合物として、エチレングリコール
ジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチ
ロールプロパントリアクリレートなど。 これらの不飽和単量体は、水酸基含有アクリル単量体及
びα,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量体を必須成
分とし、必要に応じアクリル酸又はメタクリル酸のアル
キルエステル、その他のビニル化合物などを併用し、所
望の樹脂物性に応じて、その種類、配合比を適宜選択し
て使用することができる。
は、次のような不飽和単量体から製造される。 1.水酸基含有アクリル系単量体として、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルアクリレート、ラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルアクリレート、ラクトン変性2−ヒドロ
キシエチルメタクリレートなどのヒドロキシル基含有エ
チレン性不飽和単量体。 2.アクリル酸又はメタクリル酸のアルキルエステルと
して、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタク
リル酸ラウリルなど。 3.α,β−エチレン性不飽和カルボン酸として、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレ
イン酸、無水マレイン酸、フマル酸など。 4.ビニル芳香族化合物として、スチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、p−クロロスチレン、ビニ
ルピリジンなど。 5.その他のビニル化合物として、エチレングリコール
ジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート、テトラエ
チレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサン
ジオールジアクリレート、ジビニルベンゼン、トリメチ
ロールプロパントリアクリレートなど。 これらの不飽和単量体は、水酸基含有アクリル単量体及
びα,β−エチレン性不飽和カルボン酸単量体を必須成
分とし、必要に応じアクリル酸又はメタクリル酸のアル
キルエステル、その他のビニル化合物などを併用し、所
望の樹脂物性に応じて、その種類、配合比を適宜選択し
て使用することができる。
【0011】また、分子量調整のための連鎖移動剤とし
て、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン、イソプ
ロピルメルカプタン、ブチルメルカプタン、ペンチルメ
ルカプタン、ヘキシルメルカプタン、オクチルメルカプ
タン、デシルメルカプタン、ウンデシルメルカプタン、
ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタンなど
を用いることが好ましい。本発明のアクリル樹脂エマル
ジョンに含まれる共重合体の製造は、公知の方法に従
い、例えば溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法を用い
て行うことができるが、乳化重合に従って行うことが好
ましい。一般的には単量体を界面活性剤のような分散安
定剤の存在下で、重合開始剤、例えば過硫酸アンモニウ
ム等のラジカル重合用のラジカル開始剤の存在下に、好
ましくは60〜95℃の反応温度において、好ましくは
4〜8時間反応させ、三次元架橋し、アミンで中和して
目的のアクリル樹脂エマルジョンを得ることができる。
得られるアクリル樹脂エマルジョン中の微粒子の粒子径
は、50〜200nmが好ましい。
て、メチルメルカプタン、エチルメルカプタン、イソプ
ロピルメルカプタン、ブチルメルカプタン、ペンチルメ
ルカプタン、ヘキシルメルカプタン、オクチルメルカプ
タン、デシルメルカプタン、ウンデシルメルカプタン、
ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタンなど
を用いることが好ましい。本発明のアクリル樹脂エマル
ジョンに含まれる共重合体の製造は、公知の方法に従
い、例えば溶液重合法、乳化重合法、懸濁重合法を用い
て行うことができるが、乳化重合に従って行うことが好
ましい。一般的には単量体を界面活性剤のような分散安
定剤の存在下で、重合開始剤、例えば過硫酸アンモニウ
ム等のラジカル重合用のラジカル開始剤の存在下に、好
ましくは60〜95℃の反応温度において、好ましくは
4〜8時間反応させ、三次元架橋し、アミンで中和して
目的のアクリル樹脂エマルジョンを得ることができる。
得られるアクリル樹脂エマルジョン中の微粒子の粒子径
は、50〜200nmが好ましい。
【0012】前記(A)、(B)成分は、次のように配
合されるのが好ましい。前記(A)成分/(B)成分の
比率は固形分重量比で90/10〜15/85であるの
が好ましい。(A)成分に対して(B)成分が少なすぎ
ると塗膜への可とう性付与の効果が小さくなり、多すぎ
ると可とう性は優れるが、塗膜の外観が低下する傾向に
ある。
合されるのが好ましい。前記(A)成分/(B)成分の
比率は固形分重量比で90/10〜15/85であるの
が好ましい。(A)成分に対して(B)成分が少なすぎ
ると塗膜への可とう性付与の効果が小さくなり、多すぎ
ると可とう性は優れるが、塗膜の外観が低下する傾向に
ある。
【0013】本発明の被覆用樹脂組成物は、硬化剤とし
てアミノ樹脂と組み合わせて塗料とすることができる。
アミノ樹脂としては、メラミン樹脂、グアナミン樹脂等
が挙げられるが、メラミン樹脂が好ましい。メラミン樹
脂としては、水溶性メラミン樹脂を用いることが好まし
い。このメラミン樹脂としては、種々のエーテル化をし
たもの例えばメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール等の1種又は2種以上を用いて変
性されたものを用いることができる。特に、メチルエー
テル化メラミン樹脂が本発明では好適である。硬化剤
は、(A)成分及び(B)成分の固形分の総量に対して
10〜30重量%であることが好ましい。硬化剤が少な
すぎると硬化反応が不充分になり、得られる塗膜の耐候
性が低下しやすくなり、多すぎると可とう性が低下しや
すくなる。
てアミノ樹脂と組み合わせて塗料とすることができる。
アミノ樹脂としては、メラミン樹脂、グアナミン樹脂等
が挙げられるが、メラミン樹脂が好ましい。メラミン樹
脂としては、水溶性メラミン樹脂を用いることが好まし
い。このメラミン樹脂としては、種々のエーテル化をし
たもの例えばメチルアルコール、エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール等の1種又は2種以上を用いて変
性されたものを用いることができる。特に、メチルエー
テル化メラミン樹脂が本発明では好適である。硬化剤
は、(A)成分及び(B)成分の固形分の総量に対して
10〜30重量%であることが好ましい。硬化剤が少な
すぎると硬化反応が不充分になり、得られる塗膜の耐候
性が低下しやすくなり、多すぎると可とう性が低下しや
すくなる。
【0014】本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗
料は、通常、メタノール、イソプロピルアルコール、ブ
チルセロソルブ、エチルカルビトール、ブチルカルビト
ール、N−メチルピロリドン、3−メチル−3−メトキ
シブタノール等の1種又は2種以上の有機溶剤に溶解さ
れ使用に供される。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物
及び塗料は、自動車用のベースコーティングとして用い
ることができる。また、必要に応じて通常の顔料分散方
法により一般の顔料を配合して塗料とすることができ
る。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗料は、更
にアルミペースト、可塑剤、塗膜強化用樹脂、分散剤、
塗面調整剤、流動性調整剤、紫外線安定剤、酸化防止
剤、消泡剤、防腐剤、架橋反応促進剤等の各種添加剤を
含んでいてもよい。
料は、通常、メタノール、イソプロピルアルコール、ブ
チルセロソルブ、エチルカルビトール、ブチルカルビト
ール、N−メチルピロリドン、3−メチル−3−メトキ
シブタノール等の1種又は2種以上の有機溶剤に溶解さ
れ使用に供される。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物
及び塗料は、自動車用のベースコーティングとして用い
ることができる。また、必要に応じて通常の顔料分散方
法により一般の顔料を配合して塗料とすることができ
る。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗料は、更
にアルミペースト、可塑剤、塗膜強化用樹脂、分散剤、
塗面調整剤、流動性調整剤、紫外線安定剤、酸化防止
剤、消泡剤、防腐剤、架橋反応促進剤等の各種添加剤を
含んでいてもよい。
【0015】本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗
料は、常用の塗装方法によって塗装することができ、エ
アスプレー機、エアレススプレー機、静電塗装機、浸
漬、ロール塗装機、ハケ等を用いて塗装することができ
る。本発明に係る熱硬化性の塗料は、加熱により架橋硬
化させることが必要であり、一般には、80〜140℃
で1〜30分間加熱硬化するのが好ましい。適当な加熱
温度及び時間は基材の熱変形温度を考慮して適宜選択す
る。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗料は、プ
ラスチック基材、金属基材等の表面にそのまま直接塗装
することもできるが、プライマー塗装を施した後に塗装
してもよい。
料は、常用の塗装方法によって塗装することができ、エ
アスプレー機、エアレススプレー機、静電塗装機、浸
漬、ロール塗装機、ハケ等を用いて塗装することができ
る。本発明に係る熱硬化性の塗料は、加熱により架橋硬
化させることが必要であり、一般には、80〜140℃
で1〜30分間加熱硬化するのが好ましい。適当な加熱
温度及び時間は基材の熱変形温度を考慮して適宜選択す
る。本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び塗料は、プ
ラスチック基材、金属基材等の表面にそのまま直接塗装
することもできるが、プライマー塗装を施した後に塗装
してもよい。
【0016】
【実施例】次に、実施例により本発明を詳述するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。以下「部」と
あるのは「重量部」を意味する。 実施例1〜3及び比較例1〜2 (1)水溶性アクリル樹脂(A−1)の合成例(合成例
(1)) かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管および還流冷
却管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール120部、メタクリル酸メ
チル15部、アクリル酸ブチル15部、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート6部、メタクリル酸1.5部、メト
キシポリエチレングリコールモノメタクリレート(日本
油脂(株)製、商品名ブレンマーPME400)15部
を仕込み、105〜110℃に昇温する。ついであらか
じめ準備されたメタクリル酸メチル73.5部、アクリ
ル酸ブチル126部、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト39部、メタクリル酸9部、2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル4.5部、ジ−tert−ブチルパーオキサ
イド0.3部の混合液を2時間を要して滴下する。滴下
終了後140℃まで昇温し、重合率99.9%以上にな
る迄保温を行い、終点確認後70〜75℃に冷却し、ト
リエチルアミンでpH8.5になるように中和し、イオン
交換水450部で希釈してポリオキシエチレン結合及び
水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂(A−1)を得
た。得られた水溶性アクリル樹脂(A−1)は、水酸基
価75(固形分)、酸価約23(固形分)、ガラス転移
点約−10℃及び数平均分子量約12,000(ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー法による標準ポリス
チレン換算値)であった。
発明はこれらに限定されるものではない。以下「部」と
あるのは「重量部」を意味する。 実施例1〜3及び比較例1〜2 (1)水溶性アクリル樹脂(A−1)の合成例(合成例
(1)) かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管および還流冷
却管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール120部、メタクリル酸メ
チル15部、アクリル酸ブチル15部、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート6部、メタクリル酸1.5部、メト
キシポリエチレングリコールモノメタクリレート(日本
油脂(株)製、商品名ブレンマーPME400)15部
を仕込み、105〜110℃に昇温する。ついであらか
じめ準備されたメタクリル酸メチル73.5部、アクリ
ル酸ブチル126部、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト39部、メタクリル酸9部、2,2′−アゾビスイソ
ブチロニトリル4.5部、ジ−tert−ブチルパーオキサ
イド0.3部の混合液を2時間を要して滴下する。滴下
終了後140℃まで昇温し、重合率99.9%以上にな
る迄保温を行い、終点確認後70〜75℃に冷却し、ト
リエチルアミンでpH8.5になるように中和し、イオン
交換水450部で希釈してポリオキシエチレン結合及び
水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂(A−1)を得
た。得られた水溶性アクリル樹脂(A−1)は、水酸基
価75(固形分)、酸価約23(固形分)、ガラス転移
点約−10℃及び数平均分子量約12,000(ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー法による標準ポリス
チレン換算値)であった。
【0017】(2)アクリル樹脂エマルジョン(B−
1)の合成例(合成例(2)) かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管及び還流冷却
管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、イオン交換
水375部、乳化剤(固形分75%、ニューコール(Ne
wcol)290M、日本乳化剤(株)製)4.0部を仕込
み、90〜95℃に昇温する。ついであらかじめ準備さ
れたイオン交換水60部、重合開始剤として過硫酸アン
モニウム3部、反応性乳化剤(固形分90%、アントッ
クス(antox)MS−60、日本乳化剤(株)製)1.
5部の混合液及びメタクリル酸メチル58.5部、アク
リル酸ブチル178.5部、2−ヒドロキシエチルアク
リレート45部、メタクリル酸9部、ジビニルベンゼン
9部、tert−ドデシルメルカプタン0.6部の混合液を
2時間を要して滴下する。滴下終了後、重合率が99.
9%以上になる迄保温を行い、終点確認後70〜75℃
に冷却し、トリエチルアミンでpH7.5に調整し、イオ
ン交換水60部と3−メチル−3−メトキシブタノール
45部の混合液で希釈して水酸基を有するアクリル樹脂
エマルジョン(B−1)を得た。得られたアクリル樹脂
エマルジョン(B−1)は、水酸基価75(固形分)、
酸価約19.5(固形分)、ガラス転移点約−20℃、
平均粒子径130nm(レーザー相関スペクトロスコピー
法で測定)であった。
1)の合成例(合成例(2)) かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管及び還流冷却
管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、イオン交換
水375部、乳化剤(固形分75%、ニューコール(Ne
wcol)290M、日本乳化剤(株)製)4.0部を仕込
み、90〜95℃に昇温する。ついであらかじめ準備さ
れたイオン交換水60部、重合開始剤として過硫酸アン
モニウム3部、反応性乳化剤(固形分90%、アントッ
クス(antox)MS−60、日本乳化剤(株)製)1.
5部の混合液及びメタクリル酸メチル58.5部、アク
リル酸ブチル178.5部、2−ヒドロキシエチルアク
リレート45部、メタクリル酸9部、ジビニルベンゼン
9部、tert−ドデシルメルカプタン0.6部の混合液を
2時間を要して滴下する。滴下終了後、重合率が99.
9%以上になる迄保温を行い、終点確認後70〜75℃
に冷却し、トリエチルアミンでpH7.5に調整し、イオ
ン交換水60部と3−メチル−3−メトキシブタノール
45部の混合液で希釈して水酸基を有するアクリル樹脂
エマルジョン(B−1)を得た。得られたアクリル樹脂
エマルジョン(B−1)は、水酸基価75(固形分)、
酸価約19.5(固形分)、ガラス転移点約−20℃、
平均粒子径130nm(レーザー相関スペクトロスコピー
法で測定)であった。
【0018】
【表1】
【0019】(3)上記で得られた各アクリル樹脂(A
−1)、(B−1)を表2に示す配合で混合し、水性被
覆用樹脂組成物を調整した。
−1)、(B−1)を表2に示す配合で混合し、水性被
覆用樹脂組成物を調整した。
【表2】
【0020】(4)水性ベース塗料の製造 前記の水性被覆用樹脂組成物とアルミペースト(昭和ア
ルミパウダー(株)製、2K−4132)を混合し、混
練して顔料をよく分散させた後、硬化剤としてメチルエ
ーテル化メラミン樹脂(商品名メラン623、日立化成
工業(株)製固形分80重量%)を加え、水性塗料を作
製した。ここで水性被覆用樹脂組成物とメチルエーテル
化メラミン樹脂の比率は固形分重量比で85/15にな
るように配合し、アルミペーストは固形分総量に対して
10重量%になるように配合した。次いで、上記の水性
塗料をイソプロピルアルコール/イオン交換水が30/
70(重量比)の混合溶剤で、粘度30秒(フォードカ
ップ#4、25℃)に希釈調整し、水性ベース塗料とし
た。
ルミパウダー(株)製、2K−4132)を混合し、混
練して顔料をよく分散させた後、硬化剤としてメチルエ
ーテル化メラミン樹脂(商品名メラン623、日立化成
工業(株)製固形分80重量%)を加え、水性塗料を作
製した。ここで水性被覆用樹脂組成物とメチルエーテル
化メラミン樹脂の比率は固形分重量比で85/15にな
るように配合し、アルミペーストは固形分総量に対して
10重量%になるように配合した。次いで、上記の水性
塗料をイソプロピルアルコール/イオン交換水が30/
70(重量比)の混合溶剤で、粘度30秒(フォードカ
ップ#4、25℃)に希釈調整し、水性ベース塗料とし
た。
【0021】(5)溶剤系クリヤー塗料の製造 かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管及び還流冷却
管を設けた2リットルの四つ口フラスコに有機溶剤とし
てソルベッソ100 150部、n−ブタノール 50
部を仕込み、100〜105℃に昇温する。ついであら
かじめ準備されたスチレン50部、メタクリル酸ブチル
65部、メタクリル酸ラウリル300部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート75部、メタクリル酸10部、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル3.5部、ジ−
tert−ブチルパーオキサイド7部の混合液を3時間を要
して滴下する。滴下終了後、130℃迄昇温し、重合率
99.9重量%以上になる迄保温を行い、終点確認後冷
却した。ついで上記で得られたアクリル樹脂溶液にブロ
ックポリイソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネ
ートをアセト酢酸エチルでブロックしたもの、日本ポリ
ウレタン工業(株)商品名DC2753、固形分80重
量%)及びポリオキシテトラメチレングリコール若しく
はポリエステルポリオール、ソルベッソ100及びn−
ブタノールを加え、固形分50重量%のワニスを得た。
前記で得たワニスを使用して次の配合でクリヤー塗料を
作製した。前記で得たワニス100部、n−ブチルエー
テル化メラミン樹脂(商品名、メラミン284A、日立
化成工業(株)固形分60重量%)、ついでキシレン/
ブチルセロソルブ/n−ブタノールが80/10/10
(重量比)の混合溶剤で粘度20秒(フォードカップ#
4、20℃)になるように希釈し、クリヤー塗料とし
た。
管を設けた2リットルの四つ口フラスコに有機溶剤とし
てソルベッソ100 150部、n−ブタノール 50
部を仕込み、100〜105℃に昇温する。ついであら
かじめ準備されたスチレン50部、メタクリル酸ブチル
65部、メタクリル酸ラウリル300部、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート75部、メタクリル酸10部、
2,2′−アゾビスイソブチロニトリル3.5部、ジ−
tert−ブチルパーオキサイド7部の混合液を3時間を要
して滴下する。滴下終了後、130℃迄昇温し、重合率
99.9重量%以上になる迄保温を行い、終点確認後冷
却した。ついで上記で得られたアクリル樹脂溶液にブロ
ックポリイソシアネート(ヘキサメチレンジイソシアネ
ートをアセト酢酸エチルでブロックしたもの、日本ポリ
ウレタン工業(株)商品名DC2753、固形分80重
量%)及びポリオキシテトラメチレングリコール若しく
はポリエステルポリオール、ソルベッソ100及びn−
ブタノールを加え、固形分50重量%のワニスを得た。
前記で得たワニスを使用して次の配合でクリヤー塗料を
作製した。前記で得たワニス100部、n−ブチルエー
テル化メラミン樹脂(商品名、メラミン284A、日立
化成工業(株)固形分60重量%)、ついでキシレン/
ブチルセロソルブ/n−ブタノールが80/10/10
(重量比)の混合溶剤で粘度20秒(フォードカップ#
4、20℃)になるように希釈し、クリヤー塗料とし
た。
【0022】(6)試験 塗膜試料の作成 前記で得られた水性ベース塗料と溶剤系クリヤー塗料を
用いて、下記のように2コート1ベーク方式による塗装
を行った。厚さ3mmのRIM(リアクティブ・インジェ
クション・モールド、ポリウレタン樹脂)板をトリクロ
ロエタンで脱脂した後、乾燥した基材を用い、その上に
一液型ポリウレタンプライマーを、乾燥膜厚が約8μm
になるように塗布し、80℃で20分乾燥させ、つい
で、水性ベース塗料を25℃の温度で相対湿度が65%
の塗装環境で、2ステージで乾燥膜厚が約20μmとな
るようにスプレー塗装し、10分間室温に放置した後、
80℃の温度で5分間風乾した。室温まで冷却した後、
クリヤー塗料を乾燥膜厚が約30μmとなるようにスプ
レー塗装し、10分間室温に放置した後、120℃の温
度で20分間焼付乾燥を行い、更に23℃で24時間放
置した。
用いて、下記のように2コート1ベーク方式による塗装
を行った。厚さ3mmのRIM(リアクティブ・インジェ
クション・モールド、ポリウレタン樹脂)板をトリクロ
ロエタンで脱脂した後、乾燥した基材を用い、その上に
一液型ポリウレタンプライマーを、乾燥膜厚が約8μm
になるように塗布し、80℃で20分乾燥させ、つい
で、水性ベース塗料を25℃の温度で相対湿度が65%
の塗装環境で、2ステージで乾燥膜厚が約20μmとな
るようにスプレー塗装し、10分間室温に放置した後、
80℃の温度で5分間風乾した。室温まで冷却した後、
クリヤー塗料を乾燥膜厚が約30μmとなるようにスプ
レー塗装し、10分間室温に放置した後、120℃の温
度で20分間焼付乾燥を行い、更に23℃で24時間放
置した。
【0023】
【表3】 表3から明らかなように、実施例1〜3の塗膜は、可と
う性(−25℃での屈曲性)に優れ、その他、メタリッ
ク感、耐衝撃性及び耐水性の面でバランスよく優れたも
のである。これに対し、比較例1の塗膜は、可とう性、
メタリック感及び耐衝撃性、比較例2は、耐水性の面で
実施例1〜3の塗膜よりも劣る。
う性(−25℃での屈曲性)に優れ、その他、メタリッ
ク感、耐衝撃性及び耐水性の面でバランスよく優れたも
のである。これに対し、比較例1の塗膜は、可とう性、
メタリック感及び耐衝撃性、比較例2は、耐水性の面で
実施例1〜3の塗膜よりも劣る。
【0024】実施例4〜18及び比較例3〜5 (1)水溶性アクリル樹脂(A−2)の合成例 かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管および還流冷
却管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール120部、スチレン30
部、アクリル酸ブチル15部、メタクリル酸メチル3
部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル9部、メタクリ
ル酸6部、メトキシポリエチレングリコールモノメタク
リレート3部を仕込み、105〜110℃に昇温する。
ついで、あらかじめ準備されたスチレン39部、アクリ
ル酸ブチル159部、メタクリル酸メチル3部、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル21部、メタクリル酸4
部、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル4.8部、
ジ−tert−ブチルパーオキサイド0.6部の混合液を2
時間を要して滴下する。滴下終了後140℃まで昇温
し、重合率99.9%以上になる迄保温を行い、終点確
認後70〜75℃に冷却し、トリエチルアミンでpHが約
8になるように中和し、イオン交換水450部で希釈し
てポリオキシエチレン結合及び水酸基を併せ有する水溶
性アクリル樹脂(A−2)を得た。得られた水溶性アク
リル樹脂(A−2)は、水酸基価43(固形分)、酸価
約39(固形分)、ガラス転移点約−10℃及び数平均
分子量約11,000(ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー法による標準ポリスチレン換算値)であっ
た。
却管を設けた2リットルの四つ口フラスコに、3−メチ
ル−3−メトキシブタノール120部、スチレン30
部、アクリル酸ブチル15部、メタクリル酸メチル3
部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル9部、メタクリ
ル酸6部、メトキシポリエチレングリコールモノメタク
リレート3部を仕込み、105〜110℃に昇温する。
ついで、あらかじめ準備されたスチレン39部、アクリ
ル酸ブチル159部、メタクリル酸メチル3部、メタク
リル酸2−ヒドロキシエチル21部、メタクリル酸4
部、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル4.8部、
ジ−tert−ブチルパーオキサイド0.6部の混合液を2
時間を要して滴下する。滴下終了後140℃まで昇温
し、重合率99.9%以上になる迄保温を行い、終点確
認後70〜75℃に冷却し、トリエチルアミンでpHが約
8になるように中和し、イオン交換水450部で希釈し
てポリオキシエチレン結合及び水酸基を併せ有する水溶
性アクリル樹脂(A−2)を得た。得られた水溶性アク
リル樹脂(A−2)は、水酸基価43(固形分)、酸価
約39(固形分)、ガラス転移点約−10℃及び数平均
分子量約11,000(ゲルパーミエーションクロマト
グラフィー法による標準ポリスチレン換算値)であっ
た。
【0025】 (2)アクリル樹脂エマルジョン(B−2)の合成例 かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管及び還流冷却
管を設けた2リットルの四つ口フラスコにイオン交換水
360部、乳化剤(モノゲンY100、第一工業製薬
(株)製)1.5部を仕込み、85〜90℃に昇温す
る。ついで、重合開始剤として過硫酸アンモニウム1.
5部、反応性乳化剤(アントックスMS−60、日本乳
化剤(株)製)1.5部、イオン交換水70.5部の混
合液及びスチレン61.5部、アクリル酸ブチル195
部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル30部、メタク
リル酸13.5部、tert−ドデシルメルカプタン0.6
部の混合液を2時間を要して滴下する。滴下終了後、重
合率99.9%以上になる迄保温を行い、終点確認後5
0〜60℃に冷却し、トリエチルアミンで中和した後、
イオン交換水21部と3−メチル−3メトキシブタノー
ル30部の混合液で希釈して水酸基を有するアクリルエ
マルジョン(B−2)を得た。得られたアクリル樹脂エ
マルジョン(B−2)は、水酸基価43(固形分)、酸
価約29(固形分)、ガラス転移点約−20℃、平均粒
子径140nm(レーザー相関スペクトロスコピー法で測
定)であった。
管を設けた2リットルの四つ口フラスコにイオン交換水
360部、乳化剤(モノゲンY100、第一工業製薬
(株)製)1.5部を仕込み、85〜90℃に昇温す
る。ついで、重合開始剤として過硫酸アンモニウム1.
5部、反応性乳化剤(アントックスMS−60、日本乳
化剤(株)製)1.5部、イオン交換水70.5部の混
合液及びスチレン61.5部、アクリル酸ブチル195
部、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル30部、メタク
リル酸13.5部、tert−ドデシルメルカプタン0.6
部の混合液を2時間を要して滴下する。滴下終了後、重
合率99.9%以上になる迄保温を行い、終点確認後5
0〜60℃に冷却し、トリエチルアミンで中和した後、
イオン交換水21部と3−メチル−3メトキシブタノー
ル30部の混合液で希釈して水酸基を有するアクリルエ
マルジョン(B−2)を得た。得られたアクリル樹脂エ
マルジョン(B−2)は、水酸基価43(固形分)、酸
価約29(固形分)、ガラス転移点約−20℃、平均粒
子径140nm(レーザー相関スペクトロスコピー法で測
定)であった。
【0026】 (3)アクリル樹脂エマルジョン(B−3)の合成例 かきまぜ機、温度計、窒素ガス吹き込み管及び還流冷却
管を設けた2lの四つ口フラスコにイオン交換水420
部、反応性乳化剤(アクアロンHS−10、第一工業製
薬(株)製)1.5部を仕込み、85〜90℃に昇温す
る。ついでイオン交換水90部、重合開始剤として過硫
酸アンモニウム3部の混合液及びスチレン66部、アク
リル酸ブチル192部、メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル30部、メタクリル酸9部、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート(新中村化学(株)NKエステル2
G)3部の混合液を3時間を要して滴下する。滴下終了
後、重合率が99.9%以上になる迄保温を行い、終点
確認後50〜60℃に冷却し、トリエチルアミンで中和
し、イオン交換水24部で希釈して水酸基を有するアク
リル樹脂エマルジョン(B−3)を得た。得られたアク
リル樹脂エマルジョン(B−3)は、水酸基価43(固
形分)、酸価約20(固形分)、ガラス転移点約−19
℃、平均粒子径60nmであった。得られたアクリル樹脂
(A−2)、(B−2)、(B−3)の特性を表4に示
す。
管を設けた2lの四つ口フラスコにイオン交換水420
部、反応性乳化剤(アクアロンHS−10、第一工業製
薬(株)製)1.5部を仕込み、85〜90℃に昇温す
る。ついでイオン交換水90部、重合開始剤として過硫
酸アンモニウム3部の混合液及びスチレン66部、アク
リル酸ブチル192部、メタクリル酸2−ヒドロキシエ
チル30部、メタクリル酸9部、ポリエチレングリコー
ルジメタクリレート(新中村化学(株)NKエステル2
G)3部の混合液を3時間を要して滴下する。滴下終了
後、重合率が99.9%以上になる迄保温を行い、終点
確認後50〜60℃に冷却し、トリエチルアミンで中和
し、イオン交換水24部で希釈して水酸基を有するアク
リル樹脂エマルジョン(B−3)を得た。得られたアク
リル樹脂エマルジョン(B−3)は、水酸基価43(固
形分)、酸価約20(固形分)、ガラス転移点約−19
℃、平均粒子径60nmであった。得られたアクリル樹脂
(A−2)、(B−2)、(B−3)の特性を表4に示
す。
【0027】
【表4】 上記で得られた各アクリル樹脂(A−2)、(B−
2)、(B−3)を表5及び表6に示す配合で混合し、
水性被覆用樹脂組成物を調製した。
2)、(B−3)を表5及び表6に示す配合で混合し、
水性被覆用樹脂組成物を調製した。
【0028】
【表5】
【0029】
【表6】
【0030】前記実施例1〜3の水性ベース塗料の製造
で用いた水性被覆用樹脂組成物のかわりに表5及び表6
に示すものを用いた他は、前記実施例1〜3と同様に塗
料を作製し、試験した。試験結果を表7及び表8に示
す。
で用いた水性被覆用樹脂組成物のかわりに表5及び表6
に示すものを用いた他は、前記実施例1〜3と同様に塗
料を作製し、試験した。試験結果を表7及び表8に示
す。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0024】
【発明の効果】本発明に係る水性被覆用樹脂組成物及び
塗料は、その塗膜の可とう性が優れ、また、その他の特
性、例えば、メタリック感、耐衝撃性、耐水性も良好
で、全体としてバランスのよい塗膜特性を示す。
塗料は、その塗膜の可とう性が優れ、また、その他の特
性、例えば、メタリック感、耐衝撃性、耐水性も良好
で、全体としてバランスのよい塗膜特性を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)水酸基価40〜100、酸価5〜
40、ガラス転移点−40〜10℃、数平均分子量3,
000〜15,000の同一分子内にポリオキシエチレ
ン結合及び水酸基を併せ有する水溶性アクリル樹脂、並
びに(B)水酸基価40〜100、酸価1〜30、ガラ
ス転移点−40〜10℃の水酸基を有するアクリル樹脂
エマルジョンを含有してなる水性被覆用樹脂組成物。 - 【請求項2】 (A)成分と(B)成分の比率が、固形
分重量比で(A)/(B)=90/10〜15/85で
ある請求項1記載の水性被覆用樹脂組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の水性被覆用樹脂組
成物と、硬化剤としてアミノ樹脂を組み合わせてなる塗
料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31668593A JPH06287506A (ja) | 1993-02-08 | 1993-12-16 | 水性被覆用樹脂組成物及び塗料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-20037 | 1993-02-08 | ||
JP2003793 | 1993-02-08 | ||
JP31668593A JPH06287506A (ja) | 1993-02-08 | 1993-12-16 | 水性被覆用樹脂組成物及び塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06287506A true JPH06287506A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=26356931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31668593A Pending JPH06287506A (ja) | 1993-02-08 | 1993-12-16 | 水性被覆用樹脂組成物及び塗料 |
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-
1993
- 1993-12-16 JP JP31668593A patent/JPH06287506A/ja active Pending
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CN109438605B (zh) * | 2018-09-17 | 2021-07-23 | 万华化学集团股份有限公司 | 水溶型和水分散体型羟基丙烯酸树脂及其制备方法和用途 |
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