JPH0628731A - 光磁気ヘッド装置 - Google Patents
光磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0628731A JPH0628731A JP3217393A JP21739391A JPH0628731A JP H0628731 A JPH0628731 A JP H0628731A JP 3217393 A JP3217393 A JP 3217393A JP 21739391 A JP21739391 A JP 21739391A JP H0628731 A JPH0628731 A JP H0628731A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- recording medium
- dielectric film
- optical head
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Head (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光磁気ヘッド装置において、光学素子を一体
化することによって、部品コストおよび組立コストを低
減し、安価な光磁気ヘッド装置を実現すると共に小型軽
量化を図る。 【構成】 偏光分離素子１は、誘電体膜３が片面に施さ
れた１／２波長板４と誘電体膜６が片面に施された三角
形プリズム５から構成されている。この偏光分離素子１
によって、レーザ光源２からの出射光と記録媒体９から
反射した情報信号光を分離し、かつレーザ光のＰ偏光成
分とＳ偏光成分を分離検出することによって、信号の記
録再生を行う。
化することによって、部品コストおよび組立コストを低
減し、安価な光磁気ヘッド装置を実現すると共に小型軽
量化を図る。 【構成】 偏光分離素子１は、誘電体膜３が片面に施さ
れた１／２波長板４と誘電体膜６が片面に施された三角
形プリズム５から構成されている。この偏光分離素子１
によって、レーザ光源２からの出射光と記録媒体９から
反射した情報信号光を分離し、かつレーザ光のＰ偏光成
分とＳ偏光成分を分離検出することによって、信号の記
録再生を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体上に情報を記
録、再生、消去するための光磁気記録再生装置に用いら
れる光磁気ヘッド装置に関するものである。
録、再生、消去するための光磁気記録再生装置に用いら
れる光磁気ヘッド装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】光磁気記録においては、ディスク上に形
成された同心円状またはスパイラル状のトラック上に情
報を光磁気効果を利用して記録再生する光磁気ディスク
などの装置がすでに実用化されている。
成された同心円状またはスパイラル状のトラック上に情
報を光磁気効果を利用して記録再生する光磁気ディスク
などの装置がすでに実用化されている。
【０００３】この種の従来の基本的な光磁気ヘッド装置
の構成を図２に示す。
の構成を図２に示す。
【０００４】図２の光磁気ヘッド装置では、レーザ光源
２１から出射されたレーザ光は直線偏光をしており、ビ
ームスプリッタ２２を透過し、コリメートレンズ２３で
平行化され、さらに対物レンズ２４により集光され、微
小スポットを記録媒体２５上に形成する。記録媒体２５
から反射した情報信号光は、入射光に対してカー回転角
だけ回転した直線偏光となり、ビームスプリッタ２２に
よって反射分離される。分離された情報信号光は、１／
２波長板２６で偏光面が４５度回転され、さらに偏光ビ
ームスプリッタ２７でＰ偏光成分とＳ偏光成分に分離さ
れて光検出器２９，３０で検出される。
２１から出射されたレーザ光は直線偏光をしており、ビ
ームスプリッタ２２を透過し、コリメートレンズ２３で
平行化され、さらに対物レンズ２４により集光され、微
小スポットを記録媒体２５上に形成する。記録媒体２５
から反射した情報信号光は、入射光に対してカー回転角
だけ回転した直線偏光となり、ビームスプリッタ２２に
よって反射分離される。分離された情報信号光は、１／
２波長板２６で偏光面が４５度回転され、さらに偏光ビ
ームスプリッタ２７でＰ偏光成分とＳ偏光成分に分離さ
れて光検出器２９，３０で検出される。
【０００５】対物レンズ２４により記録媒体２５に集光
されたレーザ光のトラック誤差信号の検出は、偏光ビー
ムスプリッタ２７により分離された１偏光成分から公知
のプッシュプル法によって行われ、フォーカス誤差信号
の検出は、偏光ビームスプリッタ２７により分離された
他の偏光成分から、ナイフエッジ２８を用いて公知のナ
イフエッジ法によって行われる。
されたレーザ光のトラック誤差信号の検出は、偏光ビー
ムスプリッタ２７により分離された１偏光成分から公知
のプッシュプル法によって行われ、フォーカス誤差信号
の検出は、偏光ビームスプリッタ２７により分離された
他の偏光成分から、ナイフエッジ２８を用いて公知のナ
イフエッジ法によって行われる。
【０００６】情報の再生は、偏光ビームスプリッタ２７
で分離された各偏光成分からの差動検出によってなされ
る。また、情報の記録あるいは消去は、レーザ光の強度
と外部磁界３１の極性の切り換えによってなされる。
で分離された各偏光成分からの差動検出によってなされ
る。また、情報の記録あるいは消去は、レーザ光の強度
と外部磁界３１の極性の切り換えによってなされる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、偏光分離素子として２個のビームスプリッタを必
要とし、光学素子のコストおよび組立コストにより、光
磁気ヘッド装置が高価になるという欠点があった。さら
に、光磁気ヘッド装置の小型化および軽量化が困難であ
るという欠点があった。
では、偏光分離素子として２個のビームスプリッタを必
要とし、光学素子のコストおよび組立コストにより、光
磁気ヘッド装置が高価になるという欠点があった。さら
に、光磁気ヘッド装置の小型化および軽量化が困難であ
るという欠点があった。
【０００８】それ故に、本発明の目的は、複数個のビー
ムスプリッタを使用することなしに、部品コストおよび
組立コストを低減した安価かつ小型軽量の光磁気ヘッド
装置を提供することである。
ムスプリッタを使用することなしに、部品コストおよび
組立コストを低減した安価かつ小型軽量の光磁気ヘッド
装置を提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は上
記課題を解決するために、誘電体膜を施した１／２波長
板と誘電体膜を施したプリズムを一体化した偏光分離素
子を用いて、レーザ光源からの出射光と記録媒体から反
射した情報信号光分離し、さらにレーザ光のＰ偏光成分
とＳ偏光成分を分離するものである。
記課題を解決するために、誘電体膜を施した１／２波長
板と誘電体膜を施したプリズムを一体化した偏光分離素
子を用いて、レーザ光源からの出射光と記録媒体から反
射した情報信号光分離し、さらにレーザ光のＰ偏光成分
とＳ偏光成分を分離するものである。
【００１０】
【作用】この発明によれば、誘電体膜を施した１／２波
長板と誘電体膜を施したプリズムを一体化した偏光分離
素子は、１個の素子でレーザ光源からの出射光と記録媒
体から反射した情報信号光分離し、さらにレーザ光のＰ
偏光成分とＳ偏光成分を分離するため、光学部品数を削
減している。
長板と誘電体膜を施したプリズムを一体化した偏光分離
素子は、１個の素子でレーザ光源からの出射光と記録媒
体から反射した情報信号光分離し、さらにレーザ光のＰ
偏光成分とＳ偏光成分を分離するため、光学部品数を削
減している。
【００１１】
【実施例】図１を用いて本発明の一実施例を詳細に説明
する。図１は本発明の光磁気ヘッド装置の平面図であ
る。
する。図１は本発明の光磁気ヘッド装置の平面図であ
る。
【００１２】図１において、光磁気ヘッド装置は偏光分
離素子１、レーザ光源２、コリメートレンズ７、対物レ
ンズ８、ナイフエッジ１０、光検出器１１，１２から構
成されており、偏光分離素子１は、レーザ光のＰ偏向成
分を分離可能とする誘電体膜３を施した１／２波長板４
と同じく誘電体膜６を施した三角形プリズム５を一体化
した構成になっている。
離素子１、レーザ光源２、コリメートレンズ７、対物レ
ンズ８、ナイフエッジ１０、光検出器１１，１２から構
成されており、偏光分離素子１は、レーザ光のＰ偏向成
分を分離可能とする誘電体膜３を施した１／２波長板４
と同じく誘電体膜６を施した三角形プリズム５を一体化
した構成になっている。
【００１３】次に動作について説明する。レーザ光源２
から出射されたレーザ光は直線偏光をしており、１／２
波長板４に施された誘電体膜３で反射し、コリメートレ
ンズ７で平行化され、さらに対物レンズ８により集光さ
れ、微小スポットを記録媒体９上に形成する。記録媒体
９から反射した情報信号光は、入射光に対してカー回転
角だけ回転した直線偏光となり、誘電体膜３で透過分離
される。分離された情報信号光は、１／２波長板４で偏
光面が４５度回転され、さらに三角形プリズム５に施さ
れた誘電体膜６でＰ偏光成分とＳ偏光成分に分離されて
光検出器１１，１２で検出される。
から出射されたレーザ光は直線偏光をしており、１／２
波長板４に施された誘電体膜３で反射し、コリメートレ
ンズ７で平行化され、さらに対物レンズ８により集光さ
れ、微小スポットを記録媒体９上に形成する。記録媒体
９から反射した情報信号光は、入射光に対してカー回転
角だけ回転した直線偏光となり、誘電体膜３で透過分離
される。分離された情報信号光は、１／２波長板４で偏
光面が４５度回転され、さらに三角形プリズム５に施さ
れた誘電体膜６でＰ偏光成分とＳ偏光成分に分離されて
光検出器１１，１２で検出される。
【００１４】対物レンズ８により記録媒体９に集光され
たレーザ光のトラック誤差信号の検出は、三角形プリズ
ム５に施された誘電体膜６により分離された１偏光成分
から公知のプッシュプル法によって行われ、フォーカス
誤差信号の検出は、三角形プリズム５に施された誘電体
膜６より分離された他の偏光成分から、ナイフエッジ１
０を用いて公知のナイフエッジ法によって行われる。
たレーザ光のトラック誤差信号の検出は、三角形プリズ
ム５に施された誘電体膜６により分離された１偏光成分
から公知のプッシュプル法によって行われ、フォーカス
誤差信号の検出は、三角形プリズム５に施された誘電体
膜６より分離された他の偏光成分から、ナイフエッジ１
０を用いて公知のナイフエッジ法によって行われる。
【００１５】情報の再生は、三角形プリズム５に施され
た誘電体膜６で分離された各偏光成分からの差動検出に
よってなされる。また、情報の記録あるいは消去は、レ
ーザ光の強度と外部磁界１３の極性の切り換えによって
なされる。
た誘電体膜６で分離された各偏光成分からの差動検出に
よってなされる。また、情報の記録あるいは消去は、レ
ーザ光の強度と外部磁界１３の極性の切り換えによって
なされる。
【００１６】本装置の実施例では、１／２波長板、ビー
ムスプリッタおよび偏光ビームスプリッタの機能を一つ
の偏光分離素子１で行うことができるため、光学系が簡
素化され、装置の低コスト化、小型軽量化が実現でき
る。
ムスプリッタおよび偏光ビームスプリッタの機能を一つ
の偏光分離素子１で行うことができるため、光学系が簡
素化され、装置の低コスト化、小型軽量化が実現でき
る。
【００１７】なお、実施例では記録媒体９のフォーカス
誤差信号の検出方法にナイフエッジ法、トラック誤差信
号の検出方法にプッシュプル法を用いているが誤差信号
の検出法に限定はない。
誤差信号の検出方法にナイフエッジ法、トラック誤差信
号の検出方法にプッシュプル法を用いているが誤差信号
の検出法に限定はない。
【００１８】さらにまた、本装置は光磁気ディスクの記
録、再生、消去に限らず、例えば追記型ディスクの記
録、再生および再生専用型ディスクの再生を行う光ヘッ
ド装置に対しても適用可能である。
録、再生、消去に限らず、例えば追記型ディスクの記
録、再生および再生専用型ディスクの再生を行う光ヘッ
ド装置に対しても適用可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、誘電体膜
を施した１／２波長板と誘電体膜を施したプリズムを一
体化した偏光分離素子を用いることにより、光学部品数
を削減できるため光学構成が簡素化される。したがっ
て、部品コストおよび組立コストが低減し、安価な光磁
気ヘッド装置を実現すると共に小型軽量化を図ることが
できるという効果がある。
を施した１／２波長板と誘電体膜を施したプリズムを一
体化した偏光分離素子を用いることにより、光学部品数
を削減できるため光学構成が簡素化される。したがっ
て、部品コストおよび組立コストが低減し、安価な光磁
気ヘッド装置を実現すると共に小型軽量化を図ることが
できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す光磁気ヘッド装置の平
面図である。
面図である。
【図２】従来の光磁気ヘッド装置を示す平面図である。
１ 偏光分離素子 ２ レーザ光源 ３，６…誘電体膜 ４ １／２波長板 ５ 三角形プリズム ７ コリメートレンズ ８ 対物レンズ ９ 記録媒体 １０ ナイフエッジ １１、１２ 光検出器 １３ 外部磁界
Claims (1)
- 【請求項１】 光源からの出射光を記録媒体情報面上に
導き集光する光学系を有し、前記記録媒体上に情報を記
録、再生、消去する光磁気ヘッド装置において、 光源からの出射光と記録媒体から反射した情報信号光を
反射及び透過する誘電体膜を施した１／２波長板と、前
記記録媒体から反射した情報信号光をＰ偏光成分とＳ偏
光成分に分離する誘電体膜を施したプリズムとを一体化
した偏光分離素子を前記光学系中に配置した事を特徴と
する光磁気ヘッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217393A JPH0628731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 光磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217393A JPH0628731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 光磁気ヘッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0628731A true JPH0628731A (ja) | 1994-02-04 |
Family
ID=16703484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3217393A Pending JPH0628731A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 光磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0628731A (ja) |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217393A patent/JPH0628731A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0677351B2 (ja) | 光学ピツクアツプ装置 | |
| JPS63161541A (ja) | 光学ピツクアツプ装置 | |
| JP3276132B2 (ja) | 光ヘッド | |
| JPH11110809A (ja) | 光学的情報記憶装置 | |
| JPS59177735A (ja) | 光情報記録再生装置 | |
| US5777974A (en) | Optical head and magneto-optical reproducing apparatus using the same | |
| JPH0650580B2 (ja) | 消去可能な光ヘツド | |
| JPH10233032A (ja) | 光ヘッド装置及び当該光ヘッド装置を備えた光学式記録再生装置 | |
| JPH09245369A (ja) | 光ディスク装置用光学ヘッド | |
| JPH04117637A (ja) | 光学式情報記録再生装置 | |
| JPH0628731A (ja) | 光磁気ヘッド装置 | |
| JPH08153336A (ja) | 光ヘッド装置 | |
| JP2544639B2 (ja) | 光ピックアップ | |
| JPH04295648A (ja) | 光情報記録再生装置 | |
| JPH07121901A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
| JP2659239B2 (ja) | 光ヘッド | |
| JP2941518B2 (ja) | 光磁気ヘッド装置 | |
| JP2552517Y2 (ja) | 光ヘッド装置 | |
| JPH0836781A (ja) | 光学ヘッド | |
| JPH0391133A (ja) | 光情報記録再生装置 | |
| JPS63157341A (ja) | 光磁気記録再生ヘツド | |
| KR970063072A (ko) | 디스크 호환성을 가지는 초해상 기록재생용 광픽업 | |
| JPH07169085A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| JPH0684226A (ja) | 光学ピックアップ装置 | |
| JPS6214340A (ja) | 消去可能な光学ヘツド |