JPH06286727A - セル整列機 - Google Patents

セル整列機

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JPH06286727A
JPH06286727A JP9545093A JP9545093A JPH06286727A JP H06286727 A JPH06286727 A JP H06286727A JP 9545093 A JP9545093 A JP 9545093A JP 9545093 A JP9545093 A JP 9545093A JP H06286727 A JPH06286727 A JP H06286727A
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cells
plates
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Toshimi Kadota
俊美 門田
Hiroharu Tanimizu
弘治 谷水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バラバラにセルを多数入れた容器から簡単に
これらのセルを自動的に整列させて取り出すことの出来
るセル整列機を提供すること。 【構成】 直線縁部を平行に且つ間隔を可変可能に配置
する二枚のプレ−ト1と、該プレ−トを駆動する駆動装
置3と、投入されたセルをランダムに収容すると共に前
記プレ−トが一回転出来るような空間を形成したケ−ス
2と、前記ケ−ス2の横の前記プレ−トの回転方向に配
置され斜め下方向の平行なガイドレ−ルを形成した二枚
のガイドプレ−ト5と、より成るセル整列機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、生化学測定装置等で
使用される試料用容器(セル)を整列して他のラックや
収納庫へ収納するためのセル整列機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば生化学検査で用いる試料用容器
(セル)をラック等に並べたり収納容器に収納する場
合、従来は図8に示すような振動式パ−ツフィ−ダ10
により配列処理していた。このパ−ツフィ−ダ10は全
体がすり鉢状の容器であって内側にラセン状のセル用通
路10aが設けられ、全体を振動させることによりパ−
ツ(セル)6を一列に整列させ移動させるようになって
いる。或いはセル多数を前もってカセット状に整列させ
セットする方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】生化学測定に際してデ
ィスポのセルを用いる測定装置、例えば血液凝固測定装
置用のセルを並べるセル整列機として振動式パ−ツフィ
−ダ等を使用すると分析に際して振動の影響を受けるた
め正確な分析が出来ないという問題がある。また、多数
のセルを人手を要して整列するのは煩雑であり且つ経済
的にも時間的にもロスが多くなる。
【0004】この発明は上記する課題に鑑みてなさたも
のであり、その目的とする所は振動フィ−ダ等のように
振動により整列させるのではなく、またバラバラにセル
を多数入れた容器から簡単にこれらのセルを自動的に整
列させて取り出すことの出来るセル整列機を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、セル整列機が、直線縁部を有
し該縁部を平行に且つ間隔を可変可能に配置する二枚の
プレ−トと、該プレ−トを回転動作と所定位置での停止
動作とを行うことの出来る駆動装置と、投入部を設け投
入されたセルをランダムに収容すると共に前記プレ−ト
が一回転出来るような空間を形成したケ−スと、前記ケ
−スの横の前記プレ−トの回転方向に配置され回転通過
する該プレ−トの縁部近傍に位置すると共に該縁部とほ
ぼ同一の平行間隔にすることが出来且つ斜め下方向の平
行なガイドレ−ルを形成した二枚のガイドプレ−トと、
より成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】セル整列機を上記手段とした時の作用について
具体的実施例である図1及び図3乃至図6に基づいて説
明する。この実施例においては二枚のプレ−トとは切欠
円状プレ−ト1を意味する。セル6を取り出す場合、切
欠円状プレ−ト1、1を投入ホッパ4から投入したセル
6が多数入っているケ−ス2内で回転させる(図3)
と、ケ−ス2の下に溜まっている幾本かのセル6はその
鍔部6bを切欠円状プレ−ト1の間に挟まり切欠部の縁
1aに係止され持ち上げられる(図4)。切欠円状プレ
−ト1の切欠部の縁1aと前記ガイドプレ−ト5のガイ
ドレ−ル5aの方向が一致した角度で駆動装置3を停止
させる(図5)。図5の状態で暫く切欠円状プレ−ト1
を停止させておくとセル6は切欠円状プレ−ト1の切欠
部の上縁1aと前記ガイドプレ−ト5のガイドレ−ル5
a上を滑って行きそのまま図示しないラック等の整列容
器へ収納される(図6)。以上の動作によりケ−ス2内
にランダムに収容した多数のセル6を切欠円状プレ−ト
1を回転させるだけで自動的に且つ簡単に整列させて測
定部へセル6を供給することが出来る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明のセル整列機の全
体斜視図である。1、1は形状が半円より少し大きい切
欠円状プレ−トであって二つの縁部1aを平行に並べて
配置し該切欠円の中心部Oを中心としてケ−ス2内で回
転するように取付けてある。該切欠円状プレ−ト1の間
隔は後述するようにセル6の鍔部6bが係止するような
間隔とする。該切欠円状プレ−ト1は駆動装置3で回転
駆動するが、回転動作と所定角度位置での停止動作とを
行い且つ回転速度も位置により早くしたり遅くしたりす
ることが出来るようコンピュ−タ制御することが出来る
ようにしてある。
【0008】次に、回転可能に配置した前記切欠円状プ
レ−ト1の手前側のケ−ス2にはセル6を投入するため
の投入ホッパ4が取付けてある。そして該投入ホッパ4
からケ−ス2の奥にかけてはセル6多数をランダムに収
容することが出来る。また、前記ケ−ス2の横には前記
切欠円状プレ−ト1の回転方向に配置され回転通過する
該切欠円状プレ−ト1の縁部近傍に位置すると共にこれ
らの縁部1a、1aとほぼ同一の平行間隔にすることが
出来且つ斜め下方向の平行なガイドレ−ル5a、5aを
形成したガイドプレ−ト5が取付けられている。該ガイ
ドプレ−ト5の二枚の間隔は前記切欠円状プレ−ト1の
縁部1aの間隔とほぼ同一としてある。そして切欠円状
プレ−ト1がある角度となる位置では該切欠円状プレ−
ト1の切欠部の縁1aの方向とガイドレ−ル5aの斜方
向とは一致し、この一致した位置で切欠円状プレ−ト1
は暫く停止するように駆動装置3を操作する。
【0009】前記セル6は図2に示すように試料を入れ
るセル本体6aの上部に鍔部6bを設けた形状となって
いる。即ち、該セル6はこの鍔部6bを平行に配置した
前記切欠円状プレ−ト1の間に係止させるようになって
いる。このようなセル6は通常ディスポとして使用する
ものが多いが本発明のセル整列機ではディスポのセルに
限らず鍔付セルなら繰り返して使用するセルでも使用す
ることが可能である。
【0010】セル整列機は以上のような構成から成るが
次にケ−ス2内に多数ランダムに収容したセル6を整列
させる場合の作用について説明する。 セル6を取り出す場合、切欠円状プレ−ト1を投入ホ
ッパ4から投入したセル6が多数入っているケ−ス2内
で回転させる(図3)。 ケ−ス2の下に溜まっている幾本かのセル6はその鍔
部6bを切欠円状プレ−ト1の間に挟まり切欠部の縁1
aに係止され持ち上げられる(図4)。 切欠円状プレ−ト1の切欠部の縁1aと前記ガイドプ
レ−ト5のガイドレ−ル5aの方向が一致した角度で駆
動装置3を停止させる(図5、図7)。 上記の図5の位置で暫く切欠円状プレ−ト1を停止
させておくとセル6は切欠円状プレ−ト1の切欠部の上
縁1aと前記ガイドプレ−ト5のガイドレ−ル5a上を
滑って行きそのまま図示しないラック等の整列容器へ収
納される(図6)。 以上の乃至の動作によりケ−ス2内にランダムに収
容した多数のセル6を切欠円状プレ−ト1を回転させる
だけで自動的に且つ簡単に整列させて測定部へセル6を
供給することが出来る。
【0011】上記する実施例においては、ケ−ス2の形
状等は考慮しなくても良く切欠円状プレ−ト1を回転さ
せ且つ多数のセル6を収容することがで乗るものであれ
ば良い。そして一周回転出来れば切欠円状プレ−ト1も
『円形の一部』でなくても良いのでその外径形状は問わ
ない。また、切欠円状プレ−ト1の間隔とガイドプレ−
ト5の間隔は変更可能に製作しておけば鍔部6bやセル
本体6aの径の異なる別個のセル6を整列させる場合に
も使用することが出来る。
【0012】
【発明の効果】この発明のセル整列機は以上詳述したよ
うな構成としたので、セルを整列させ試料を入れ測定す
るオペレ−タはセルを整えセットしなくても、ケ−スに
バラバラに入れるだけで自動的に整列することが出来
る。また、試料も測定時に振動の影響を受けることはな
くなるので正確な測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のセル整列機の全体斜視図である。
【図2】この発明のセル整列機で使用されるセルの正面
図である。
【図3】この発明のセル整列機の切欠円状プレ−トをケ
−ス内で回転させている状態を示す図である。
【図4】切欠円状プレ−トがセルの鍔部を係止して持ち
上げた状態を示す図である。
【図5】切欠円状プレ−トの切欠部の縁とガイドレ−ル
の方向が一致した状態を示す図である。
【図6】切欠円状プレ−トの切欠部の上縁とガイドレ−
ル上を滑って行くセルを示す図である。
【図7】図5のP矢視図である。
【図8】従来のセルを整列させるための振動式パ−ツフ
ィ−ダの概要斜視図である。
【符号の説明】
1 切欠円状プレ−ト 1a 縁部 2 ケ−ス 3 駆動装置 4 投入ホッパ 5 ガイドプレ−ト 5a ガイドレ−ル 6 セル
6b セル鍔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線縁部を有し該縁部を平行に且つ間隔
    を可変可能に配置する二枚のプレ−トと、該プレ−トを
    回転と所定位置で停止動作をすることが出来る駆動装置
    と、投入部を設け投入されたセルをランダムに収容する
    と共に前記プレ−トが一回転出来るような空間を形成し
    たケ−スと、前記ケ−スの横の前記プレ−トの回転方向
    に配置され回転通過する該プレ−トの縁部近傍に位置す
    ると共に該縁部とほぼ同一の平行間隔にすることが出来
    且つ斜め下方向の平行なガイドレ−ルを形成した二枚の
    ガイドプレ−トと、より成るセル整列機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014002955A1 (ja) * 2012-06-25 2014-01-03 協和メデックス株式会社 容器供給装置
JP2015131674A (ja) * 2014-01-16 2015-07-23 株式会社島津製作所 セル整列機
JP2020060388A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 キュベット搬送装置及び自動分析装置

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JP2015131674A (ja) * 2014-01-16 2015-07-23 株式会社島津製作所 セル整列機
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