JPH06286419A - タイヤ - Google Patents

タイヤ

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JPH06286419A
JPH06286419A JP5082155A JP8215593A JPH06286419A JP H06286419 A JPH06286419 A JP H06286419A JP 5082155 A JP5082155 A JP 5082155A JP 8215593 A JP8215593 A JP 8215593A JP H06286419 A JPH06286419 A JP H06286419A
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tire
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤ基体に対してトレッドベルトを着脱可
能としたタイヤにおいて、タイヤ基体からトレッドベル
トが外れることを確実に防ぐ。 【構成】 タイヤ基体1の外周面に楔状凹部6を形成す
る。トレッドベルト11の内周面には、楔状凹部6に圧入
する楔状凸部15を形成する。楔状凹部6は、タイヤの軸
方向および径方向のいずれに沿う断面形状においても、
あり溝状である。特に、楔状凹部6および楔状凸部15
は、タイヤの円周方向一側へ延びている。この延びる方
向は、自動車の前進時におけるタイヤの回転方向と逆に
する。 【効果】 これにより、走行時、楔状凸部15が楔状凹部
6に、より食い込むように作用し、タイヤ基体1とトレ
ッドベルト11との一体性が高まる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などで用いられ
る空気タイヤに係わり、特に、タイヤ基体にトレッドベ
ルトを着脱可能なタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車をはじめとする各種車両類で用い
られるゴムなどからなる空気タイヤは、トレッド部が所
定量以上磨耗したら、交換しなければならない。従来、
タイヤ交換は、タイヤ全体を交換するようにしていた。
しかし、トレッド部の磨耗が原因であるにもかかわら
ず、タイヤ全体を交換するのは、経済的ではない。それ
に加えて、トレッド部の磨耗などにより大量に廃棄され
るタイヤは、処分が面倒な産業廃棄物として、環境破壊
などの社会問題をきたしている。
【0003】また、自動車のタイヤは、路面などの使用
状況に応じても適宜交換が必要である。例えば、寒冷地
での使用には、普通タイヤの他に冬期用のスノータイヤ
が必要である。使用環境に応じたタイヤを用いなけれ
ば、走行安全性、騒音あるいは燃費などに問題をきた
す。このように1台の自動車でも、複数種のタイヤを用
意しておかなければならないこともあるが、これは、省
資源上不利である。これとともに、メーカー、問屋、販
売会社などの業者にとっても、使用者にとっても、タイ
ヤに在庫や保管の場所をとられることになる。
【0004】省資源化を図るために、トレッド部の磨耗
に対しては、いわゆる更生タイヤが従来からある。これ
は、例えば、古いタイヤのトレッド部を所定量削り取っ
たのち、タイヤ基体の外周に新しいトレッド部を加硫接
着などにより一体化するものである。しかし、更生タイ
ヤは、使用状況に応じた異種のタイヤを共用しようとす
るものではない。
【0005】これに対して、例えば実公昭63-40003号公
報には、タイヤ基体に対して、外周部にトレッド部を有
する環状のトレッドベルトを着脱可能としたタイヤが提
案されている。このタイヤは、タイヤ基体の外周部に全
周に渡って溝状凹部を形成し、この溝状凹部にトレッド
ベルトを嵌着するものである。溝状凹部の一方の側壁
は、底部が上縁部よりも外方へ向かって切り込まれた傾
斜壁になっており、また、溝状凹部は、他方の側壁付近
で深く切り込まれてベルト嵌合部となっている。他方の
側壁の突出高さは、溝状凹部の底面のレベルとほぼ等し
い。また、トレッドベルトは、内周部の幅が外周部の幅
より広い断面台形状になっている。さらに、ベルト嵌合
部に圧入状態で嵌着される弾性を有する固定用ベルト
は、断面楔状になっており、トレッドベルトの傾斜した
側面に押し当たる傾斜面を有している。そして、タイヤ
基体にトレッドベルトを装着するときには、このトレッ
ドベルトを前記他方の側壁側から軸方向へ溝状凹部に嵌
めた後、ベルト嵌合部に固定用ベルトを嵌着する。この
状態で、トレッドベルトの傾斜した両側面に前記一方の
側壁の傾斜面と固定用ベルトの傾斜面とがそれぞれ押し
当たり、トレッドベルトが溝状凹部の底面に押し付けら
れることになる。また、逆の手順により、タイヤ基体か
らトレッドベルトを外せる。
【0006】このような前記公報に記載のタイヤによれ
ば、トレッド部の磨耗時、トレッドベルトのみを交換す
ればよく、経済的である。また、使用状況の違いには、
トレッドベルトを異種のものに交換すれば対応でき、タ
イヤ基体は共用でき、汎用性が高まり、保管場所の点で
も有利である。しかしながら、タイヤ基体の全周に渡る
溝状凹部にトレッドベルトを嵌着するのみでは、走行時
にタイヤ基体に対してトレッドベルトが滑りを生じると
ともに、両者間に磨耗が生じるおそれがある。これとと
もに、溝状凹部およびトレッドベルトが抜け止めのため
に内周側ほど幅広になっているとはいえ、走行時に生じ
る遠心力により、タイヤ基体からトレッドベルトが抜け
外れるおそれがある。特にトレッドベルトの一側がタイ
ヤ基体に対して着脱される固定用バンドにより押さえら
れているため、なおさらである。すなわち、固定用バン
ドは、内周側ほど幅狭になる形状であるために、タイヤ
基体から外れやすく、固定用バンドが外れてしまえば、
トレッドベルトは簡単に抜け出てしまう。なお、前記公
報には、滑り止めのために、トレッドベルトと溝状凹部
とに互いに係合する凸条および凹条を片方ずつ形成して
おくことが記載されているが、単純な形状の凸条および
凹条では、トレッドベルトの外れを確実には防止できな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来よ
りタイヤ基体に対してトレッドベルトを着脱可能とした
タイヤは知られているものの、従来のこの種のタイヤで
は、単にタイヤ基体の外周部に全周に渡って形成した溝
状凹部にトレッドベルトを嵌合していたため、タイヤ基
体に対してトレッドベルトが滑りを生じやすいととも
に、抜け外れやすい問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、タイヤ基体に対してトレッドベルトを着
脱可能としたタイヤにおいて、タイヤ基体とトレッドベ
ルトとを強固に一体化し、タイヤ基体からトレッドベル
トが外れることを確実に防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明のタイヤ
は、前記目的を達成するために、弾性を有するほぼ円環
状で中空なタイヤ基体と、このタイヤ基体の外周面を覆
って着脱可能に装着される弾性を有するほぼ円環状のト
レッドベルトとを備え、前記タイヤ基体の外周面に複数
の楔状凹部を形成するとともに、前記トレッドベルトの
内周面に、前記タイヤ基体の楔状凹部にそれぞれ圧入さ
れる複数の楔状凸部を形成してなり、前記楔状凸部およ
び楔状凹部は、タイヤ基体の軸方向に沿う断面形状にお
いて、タイヤ基体の外周側よりも内周側の幅が大きくな
っているとともに、タイヤ基体の径方向に沿う断面形状
において、タイヤ基体の円周方向一側へ延びる形でタイ
ヤ基体の外周側よりも内周側の幅が大きくなっているも
のである。
【0010】また、請求項2の発明のタイヤは、前記目
的を達成するために、弾性を有するほぼ円環状で中空な
タイヤ基体と、このタイヤ基体の外周面を覆って着脱可
能に装着される弾性を有するほぼ円環状のトレッドベル
トと、このトレッドベルトの内周側に埋め込んで固定さ
れた第1締結具と、前記タイヤ基体の内部からこのタイ
ヤ基体の外周部を気密に貫通して前記第1締結具に締結
される第2締結具とを備えたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明のタイヤでは、タイヤ基体の外
周面にトレッドベルトを装着するとき、タイヤ基体内か
ら空気を抜いた状態で、タイヤ基体あるいはトレッドベ
ルトを弾性変形させながら、トレッドベルトの内周面の
楔状凸部をタイヤ基体の外周面の楔状凹部に圧入する。
こうしてタイヤ基体にトレッドベルトを装着した後、タ
イヤ基体内に空気を入れる。この状態で、互いに嵌まり
合った楔状凸部と楔状凹部とは、タイヤ基体の軸方向お
よび径方向のいずれに沿う断面形状においても、外周側
よりも内周側の幅が大きくなっているため、タイヤ基体
に対してトレッドベルトが確実に抜け止めされる。しか
も、車両類へのタイヤの装着に際しては、楔状凸部およ
び楔状凹部がタイヤ基体の円周方向一側へ延びる方向を
車両類の通常の走行時におけるタイヤの回転方向と反対
にする。これにより、車両類の走行時、トレッドベルト
の楔状凸部がタイヤ基体の楔状凹部に、より食い込むよ
うに作用し、タイヤ基体とトレッドベルトとの一体性が
高まる。
【0012】また、請求項2の発明のタイヤでは、タイ
ヤ基体の外周面にトレッドベルトを装着するとき、タイ
ヤ基体を自動車のリムから外した状態で、まずタイヤ基
体の外周にトレッドベルトを被せる。ついで、タイヤ基
体の内部からこのタイヤ基体の外周部を気密に貫通し
て、第2締結具をトレッドベルトの内周側の第1締結具
に締結する。これにより、タイヤ基体とトレッドベルト
とが互いに強固に一体化される。
【0013】
【実施例】以下、本発明のタイヤの第1実施例につい
て、図1から図3を参照しながら説明する。本実施例の
タイヤは、自動車に用いられるチューブレスタイヤであ
る。1はタイヤ基体で、このタイヤ基体1は、内周部を
開口した中空なほぼ円環状になっており、内周部が図示
していない自動車のリムに取り付けられるものである。
そして、タイヤ基体1は、弾性の高いゴムなどの材料か
らなっており、メッシュ状のナイロン繊維ワイヤー2を
何層にも埋設してある。また、タイヤ基体1の内周側両
先端縁のビード部3内にはスチールワイヤー4が通って
いる。タイヤ基体1の外周部であるクラウン部5の外面
には、複数の楔状凹部6が形成されている。これら楔状
凹部6は、タイヤ基体1の軸方向に3列に並んでいると
ともに、タイヤ基体1の円周方向にも等間隔で並んでい
る。そして、楔状凹部6は、タイヤ基体1の軸方向に沿
う断面形状がほぼ台形状になっており、タイヤ基体1の
外周側よりも内周側の幅の方が大きくなっている。これ
により、楔状凹部6間の部分および楔状凹部6よりも軸
方向外側の部分は、抜け止め用のストッパー部7,8と
なっている。また、楔状凹部6は、タイヤ基体1の径方
向に沿う断面形状においても、タイヤ基体1の外周側よ
りも内周側の幅の方が大きくなっている。これは、楔状
凹部6がタイヤ基体1の円周方向一側へ延びていること
により、こちら側で楔状凹部6の外周側にストッパー部
9が形成されている。さらに、楔状凹部6の底面は、タ
イヤ基体1全体と同心の円柱面になっているが、ストッ
パー部9の内周側の面は、前記円周方向一側へ向かって
楔状凹部6を先細りとする傾斜面9aになっている。ま
た、楔状凹部6は、タイヤ基体1の円周方向他側へ若干
窪んだ窪部10も有している。なお、前記ナイロン繊維ワ
イヤー2は、ストッパー部7,8,9にも埋設してあ
る。
【0014】11はほぼ円環状のトレッドベルトで、この
トレッドベルト11は、ある程度の弾性を有するとともに
耐磨耗性に優れたゴムなどの材料からなっており、ナイ
ロン繊維ワイヤー12およびスチールワイヤー13を何層に
も埋設してある。そして、トレッドベルト11は、前記タ
イヤ基体1の外周面を覆って着脱可能に装着されるもの
であり、外周面がトレッド面14となっている。トレッド
ベルト11の内周面には、複数の楔状凸部15が形成されて
いる。これら楔状凸部15は、前記タイヤ基体1の楔状凹
部6にそれぞれ圧入されるものであり、これら楔状凹部
6と同一配列になっているとともに、これら楔状凹部6
とそれぞれほぼ同形状になっている。すなわち、楔状凸
部15は、トレッドベルト11の軸方向および径方向のいず
れに沿う断面形状においても、トレッドベルト11の外周
部よりも内周部の幅の方が大きくなっている。特に、楔
状凸部15は、トレッドベルト11の円周方向一側へ延びて
おり、こちら側の外周側の面が前記タイヤ基体1のスト
ッパー部9の傾斜面9aに対応する傾斜面15a になってい
る。なお、前記ナイロン繊維ワイヤー12は、楔状凸部15
にも埋設してある。さらに、トレッドベルト11の軸方向
両側部は、内周側へ湾曲した湾曲部16になっており、前
記タイヤ基体1のストッパー部8の同形状の外周面に覆
い被さっている。
【0015】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。タイヤ基体1にトレッドベルト11を装着する
ときには、タイヤ基体1内から空気を抜いておく。ま
た、必要に応じて、タイヤをリムとともに自動車から外
しておく。そして、タイヤ基体1およびトレッドベルト
11を弾性変形させながら、このトレッドベルト11の楔状
凸部15をタイヤ基体1の楔状凹部6に圧入する。このと
き、滑りをよくするために、必要なら水や洗剤をつける
とよい。また、円周方向に沿って順次、タイヤ基体1の
外周にトレッドベルト11を被せていくとよい。ついで、
特にタイヤ基体1のクラウン部5を外周側で開くように
するとともに、タイヤ基体1をトレッドベルト11に対し
てその円周方向一側へ回すようにして、楔状凸部15をタ
イヤ基体1の楔状凹部6に入れる。こうしてタイヤ基体
1にトレッドベルト11を装着した後、タイヤ基体1内に
空気を入れる。なお、タイヤ基体1からトレッドベルト
11を外すには、上記と逆の手順によればよい。また、タ
イヤを自動車に装着するに際しては、楔状凸部15および
楔状凹部6がタイヤの円周方向一側へ延びる方向を車両
類の通常の走行時すなわち前進時におけるタイヤの回転
方向(円弧状の矢印で図示)と反対にする。
【0016】前述のようにしてタイヤ基体1にトレッド
ベルト11を装着した状態で、互いに嵌まり合った楔状凸
部15と楔状凹部6とは、タイヤの軸方向および径方向の
いずれに沿う断面形状においても、外周側よりも内周側
の幅が大きくなっており、ストッパー部7,8,9が四
方から楔状凸部15を押さえ付けているため、タイヤの回
転時に生じる遠心力に抗して、タイヤ基体1に対しトレ
ッドベルト11が確実に抜け止めされる。しかも、楔状凸
部15および楔状凹部6がタイヤの円周方向一側へ延びる
方向が自動車の前進時におけるタイヤの回転方向と反対
になるので、自動車の走行時、トレッドベルト11の楔状
凸部15がタイヤ基体1の楔状凹部6に、より食い込むよ
うに作用する。これとともに、タイヤ基体1のストッパ
ー部9の傾斜面9aにトレッドベルト11の楔状凸部15の傾
斜面15a が押し付けられることにより、タイヤ基体1と
トレッドベルト11との密着性が高まり、これら両者の一
体性が高まる。なお、前記タイヤ基体1とトレッドベル
ト11との密着性は、走行速度が速くなるほど高まる。こ
れとともに、自動車の重量が増すほど、前記密着性は高
まる。逆に、自動車の重量が小さい場合は、タイヤ基体
1に対するトレッドベルト11の着脱が楽である。
【0017】前記実施例のタイヤによれば、トレッド面
14が磨耗した場合、トレッドベルト11のみを交換すれば
よく、交換が楽である。しかも、タイヤ基体1に対する
トレッドベルト11の着脱は容易である。これとともに、
コストが安くなり、省資源にもなる。廃棄物も少なくで
きる。また、トレッドベルト11をトレッドパターンの異
なるものと交換することにより、タイヤ基体1は共通
で、使用状況に応じた異種のタイヤ、例えば、普通タイ
ヤおよびスノータイヤとして使える。これにより、保管
場所も節約できる。これらは、タイヤ基体1に対してト
レッドベルト11を着脱可能としたことによる利点である
が、前述のように楔状凹部6と楔状凸部15との係合によ
り、タイヤ基体1とトレッドベルト11とを強固に一体化
でき、自動車の走行時に生じる遠心力に抗して、タイヤ
基体1からトレッドベルト11が外れることを確実に防止
できる。また、安全性および乗り心地は、タイヤ基体1
により確保される。さらに、トレッドベルト11の軸方向
両側部は、内周側へ湾曲した湾曲部16になっていて、タ
イヤ基体1の外周面から軸方向端面に覆い被さっている
ので、タイヤ基体1とトレッドベルト11との間に小石な
どの異物が挟まりにくい。また、異物が挟まったとし
て、タイヤ回転による遠心力に抗して異物が飛び出しに
くい。また、楔状凸部15およびストッパー部7,8,9
にもナイロン繊維ワイヤー2,12を埋設したことによ
り、楔状凸部15およびストッパー部7,8,9である程
度の硬さを確保でき、したがって、楔状凹部6への楔状
凸部15の挿入が容易になるとともに、走行時に楔状凹部
6から楔状凸部15が離脱するのをよりいっそう確実に防
止できる。
【0018】なお、楔状凹部6および楔状凸部15の前記
円周方向一側への延び量は、図示のものより短くしても
よく、その方がトレッドベルト11の着脱はより楽にな
る。
【0019】つぎに、本発明の第2実施例について、図
4および図5を参照しながら説明する。なお、前記第1
実施例と共通する事項については説明を省略する。21は
タイヤ基体で、このタイヤ基体21は、スチールワイヤー
22を埋めたビード部23を有しており、外周部のクラウン
部24には、その外面へ開口した1つの環状凹部25および
複数の楔状凹部26が形成されている。環状凹部25は、タ
イヤ基体21の中央に位置しており、その全周に渡ってい
る。これとともに、環状凹部25は、深いもので、タイヤ
基体21の内面には、環状凹部25を形成する膨出部27が形
成されている。そして、環状凹部25は、タイヤ基体21の
軸方向に沿う断面形状において、このタイヤ基体21の外
周側よりも内周側の幅が大きくなっている。また、楔状
凹部26は、環状凹部25の両側に沿って並んで位置してい
る。そして、これら楔状凹部26は、タイヤ基体21の軸方
向に沿う断面形状において、外周側よりも内周側の幅の
方が大きくなっている。これにより、凹部25,26間の部
分および楔状凹部26よりも軸方向外方の部分は、抜け止
め用のストッパー部28,29となっている。また、楔状凹
部26は、図示していないが、タイヤ基体21の径方向に沿
う断面形状においても、前記第1実施例と同様にして、
タイヤ基体21の円周方向一側へ延びる形で外周側よりも
内周側の幅の方が大きくなっている。なお、楔状凹部26
は、環状凹部25の半分程度の深さになっている。
【0020】トレッドベルト31は、外周面がトレッド面
32となっているとともに、前記第1実施例と同様に、軸
方向両側部が内周側へ湾曲した湾曲部33になっている。
そして、トレッドベルト31の内周面には、1つの環状凸
部34および複数の楔状凸部35が突出形成されている。こ
れら環状凸部34および楔状凸部35は、前記タイヤ基体21
の環状凹部25および楔状凹部26にそれぞれ圧入されるも
のであり、これら環状凹部25および楔状凹部26と同一配
列になっているとともに、これら環状凹部25および楔状
凹部26とそれぞれほぼ同形状になっている。すなわち、
環状凸部34は、トレッドベルト31の中央に位置してお
り、その全周に渡っているとともに、トレッドベルト31
の軸方向に沿う断面形状において、外周側よりも内周側
の幅が大きくなっている。また、楔状凸部35は、環状凸
部34の両側に位置しており、トレッドベルト31の軸方向
に沿う断面形状において、外周側よりも内周側の幅の方
が大きくなっている。これとともに、楔状凸部35は、図
示していないが、トレッドベルト31の径方向に沿う断面
形状においても、前記第1実施例と同様にして、トレッ
ドベルト31の円周方向一側へ延びる形で外周側よりも内
周側の幅の方が大きくなっている。なお、凸部34,35の
中央にはスチールワイヤー36,37をそれぞれ通してあ
る。また、特に環状凸部34には、スチールワイヤー36を
囲んでナイロン繊維ワイヤー38が埋設してある。さら
に、トレッドベルト31には、メッシュ状のスチールワイ
ヤー39が数層に埋設してあるとともに、凸部34,35へ渡
るスチールワイヤー40,41が1本ないし複数本埋設して
ある。
【0021】つぎに、前記の構成について、その作用を
説明する。タイヤ基体21に対するトレッドベルト31の着
脱は、前記第1実施例と同様である。ただし、環状凸部
34を先に環状凹部25に入れていき、それから、楔状凸部
35を楔状凹部26に入れていくことになる。
【0022】環状凸部34および楔状凸部35と環状凹部25
および楔状凹部26とによる抜け止めの作用は、前記第1
実施例と同様のものであるが、特に環状凸部34と環状凹
部25との相互の嵌合が深いものであるために、タイヤ回
転時の遠心力に抗する抜け止め効果がより確実になる。
しかも、タイヤ基体21よりも硬いトレッドベルト31の楔
状凸部35が環状凸部34と環状凹部25とを挟んでその嵌合
を保持するように作用し、抜け止め効果はいっそう確実
なものとなる。その際、タイヤにかかる自動車の重量
も、両ストッパー部28が環状凸部34を挟みつけるように
作用する。したがって、本第2実施例のタイヤは、特に
高速走行車に効果的である。一方、高速走行性を要求さ
れない軽トラックや建設用自動車には、コストの点から
前記第1実施例のタイヤが有効である。なお、本第2実
施例においても、環状凸部34、楔状凸部35およびストッ
パー部28,29にスチールワイヤー36,37,40,41やナイ
ロン繊維ワイヤー38を埋設したことにより、環状凸部3
4、楔状凸部35およびストッパー部28,29である程度の
硬さを確保でき、したがって、環状凹部25および楔状凹
部26への環状凸部34および楔状凸部35の挿入が容易にな
るとともに、走行時に環状凹部25や楔状凹部26から環状
凸部34や楔状凸部35が離脱するのをよりいっそう確実に
防止できる。
【0023】さらに、タイヤのパンク時、環状凹部25を
形成する膨出部27がリムを下から支えることにより、タ
イヤが大きく潰れることが防止される効果もある。
【0024】なお、タイヤ基体およびトレッドベルトの
凹部および凸部の数や配列や形状は、前記両実施例のも
のに限らない。例えば、前記第1実施例の変形として、
図6に示す第3実施例のように、中央の楔状凸部15を丸
い断面形状のものとして、両側の楔状凸部15を角張った
断面形状のものにしてもよい。逆に、図7に示す第4実
施例のように、両側の楔状凸部15を丸い断面形状のもの
として、中央の楔状凸部15を角張った断面形状のものに
してもよい。
【0025】さらに、タイヤ基体とトレッドベルトとの
間の摩擦を防ぎ、密着性を高めるために、タイヤ基体と
トレッドベルトとの間に、テープ状ファスナーを設けて
もよい。例えば、前記第2実施例において、環状凹部25
および環状凸部34間にテープ状ファスナーを設けたり、
あるいは、前記第1実施例および第2実施例において、
湾曲部16,33とタイヤ基体1,21との間にテープ状ファ
スナーを設けたりするのが効果的である。
【0026】つぎに、本発明の第5実施例について、図
8を参照しながら説明する。本第5実施例は、前記第1
実施例において、タイヤ基体1とトレッドベルト11とを
互いに締結する第1締結具としてのナット51と第2締結
具としてのボルト52とを有している。ナット51は、トレ
ッドベルト11の両側の各楔状凸部15に、このトレッドベ
ルト11の内周側へ露出させた状態で、それぞれ埋め込み
固定してある。一方、タイヤ基体1のクラウン部5に
は、両側の各楔状凹部6にそれぞれ臨ませて、貫通孔53
が径方向に形成されている。そして、各ボルト52は、タ
イヤ基体1の内部からスチールワッシャー54およびラバ
ーワッシャー55を介して貫通孔53を気密に貫通し、前記
各ナット51に螺合、締結されるものである。
【0027】タイヤ基体1にトレッドベルト11を装着す
るときには、タイヤ基体1を自動車のリムから外した状
態で、まず、前述のようにしてタイヤ基体1の外周にト
レッドベルト11を被せる。ついで、タイヤ基体1の内部
からスチールワッシャー54、ラバーワッシャー55および
タイヤ基体1の貫通孔53を貫通して、トレッドベルト11
の各ナット51に各ボルト52をそれぞれ螺合する。この状
態で、トレッドベルト11に固定されたナット51とボルト
52の頭部52a とにより、タイヤ基体1のクラウン部5が
締め付けられ、タイヤ基体1とトレッドベルト11とが互
いに強固に一体化される。また、特にラバーワッシャー
55により、タイヤ基体1の貫通孔53の気密性が確実に保
持されることになり、使用時に、タイヤ基体1内の空気
が漏洩したりしない。一方、タイヤ基体1からトレッド
ベルト11を外すときには、タイヤ基体1を自動車のリム
から外した状態で、まず、ボルト52をナット51から外
し、ついで、トレッドベルト11をタイヤ基体1から外せ
ばよい。
【0028】前記第5実施例の構成によれば、ボルト52
およびナット51の締結により、タイヤ基体1とトレッド
ベルト11とをよりいっそう強固に一体化でき、タイヤ基
体1からトレッドベルト11が外れることをよりいっそう
確実に防止できる。
【0029】さらに、図9、図10および図11は、本
発明の第6実施例、第7実施例および第8実施例をそれ
ぞれ示すものである。これらの実施例は、それぞれ前記
第2実施例、第3実施例および第4実施例において、前
記第5実施例と同様のナット51およびボルト52を設けた
ものであり、やはりこれにより、タイヤ基体1,21とト
レッドベルト11,31との結合をよりいっそう強固なもの
とできる。
【0030】つぎに、本発明の第9実施例について、図
12を参照しながら説明する。61はタイヤ基体で、この
タイヤ基体61の外周部のクラウン部62には、その外面へ
開口した環状凹部63が形成されている。この環状凹部63
は、タイヤ基体62の全周に渡っており、このタイヤ基体
21の軸方向に沿う断面形状において、このタイヤ基体21
の外周側よりも内周側の幅が大きくなっている。トレッ
ドベルト66は、トレッド面67を有する外周部が外方へ突
出した状態で、前記タイヤ基体61の環状凹部63に着脱自
在に圧入されて嵌合されるものである。すなわち、トレ
ッドベルト66は、その軸方向に沿う断面形状において、
外周側よりも内周側の幅が大きくなっている。そして、
前記第5実施例ないし第8実施例と同様に、トレッドベ
ルト66の内周側には複数のナット51が埋め込んで固定し
てあり、これらナット51に、タイヤ基体61内からスチー
ルワッシャー54、ラバーワッシャー55およびクラウン部
62の貫通孔53を気密に通って、それぞれボルト52が螺合
されるようになっている。これらボルト52およびナット
51により、タイヤ基体61とトレッドベルト66とは互いに
強固に一体化される。
【0031】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。まず、タ
イヤの径、幅や偏平率は、前記実施例のものに限らず、
種々のタイヤに本発明を適用できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、タイヤ基体の
外周に円環状のトレッドベルトを着脱可能としたタイヤ
において、タイヤ基体の外周面の楔状凹部にトレッドベ
ルトの内周面の楔状凹部を圧入するようにし、かつ、楔
状凸部および楔状凹部は、タイヤ基体の軸方向および径
方向のいずれに沿う断面形状においても、外周側よりも
内周側の幅を大きくしたので、タイヤ基体に対してトレ
ッドベルトを確実に抜け止めでき、しかも、楔状凸部お
よび楔状凹部は、前記径方向に沿う断面形状において、
タイヤ基体の円周方向一側へ延びる形にしたので、この
延びる方向を車両類の通常の走行時におけるタイヤの回
転方向と反対にすることにより、車両類の走行時、楔状
凸部が楔状凹部に、より食い込むように作用し、タイヤ
基体とトレッドベルトとが強固に一体化し、タイヤ基体
からトレッドベルトが外れることを確実に防止できる。
【0033】また、請求項2の発明によれば、タイヤ基
体の外周に円環状のトレッドベルトを着脱可能としたタ
イヤにおいて、トレッドベルトの内周側に第1締結具を
埋め込んで固定し、この第1締結具に、タイヤ基体の内
部からこのタイヤ基体の外周部を気密に貫通して第2締
結具を締結するので、タイヤ基体とトレッドベルトとが
強固に一体化し、タイヤ基体からトレッドベルトが外れ
ることを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタイヤの第1実施例を示すもので、
(a)は軸方向から見た側面図、(b)は軸方向に沿う
断面図である。
【図2】同上タイヤ基体を示し、(a)は径方向に沿う
断面図、(b)は軸方向に沿う断面図である。
【図3】同上トレッドベルトを示し、(a)は径方向に
沿う断面図、(b)は軸方向に沿う断面図である。
【図4】本発明のタイヤの第2実施例を示す軸方向に沿
う断面図である。
【図5】同上軸方向から見た側面図である。
【図6】本発明のタイヤの第3実施例を示す軸方向に沿
う断面図である。
【図7】本発明のタイヤの第4実施例を示す軸方向に沿
う断面図である。
【図8】本発明のタイヤの第5実施例を示す軸方向に沿
う断面図である。
【図9】本発明のタイヤの第6実施例を示す軸方向に沿
う断面図である。
【図10】本発明のタイヤの第7実施例を示す軸方向に
沿う断面図である。
【図11】本発明のタイヤの第8実施例を示す軸方向に
沿う断面図である。
【図12】本発明のタイヤの第9実施例を示す軸方向に
沿う断面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ基体 6 楔状凹部 11 トレッドベルト 15 楔状凸部 21 タイヤ基体 26 楔状凹部 31 トレッドベルト 35 楔状凸部 51 ナット(第1締結具) 52 ボルト(第2締結具) 61 タイヤ基体 66 トレッドベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有するほぼ円環状で中空なタイヤ
    基体と、このタイヤ基体の外周面を覆って着脱可能に装
    着される弾性を有するほぼ円環状のトレッドベルトとを
    備え、前記タイヤ基体の外周面に複数の楔状凹部を形成
    するとともに、前記トレッドベルトの内周面に、前記タ
    イヤ基体の楔状凹部にそれぞれ圧入される複数の楔状凸
    部を形成してなり、前記楔状凸部および楔状凹部は、タ
    イヤ基体の軸方向に沿う断面形状において、タイヤ基体
    の外周側よりも内周側の幅が大きくなっているととも
    に、タイヤ基体の径方向に沿う断面形状において、タイ
    ヤ基体の円周方向一側へ延びる形でタイヤ基体の外周側
    よりも内周側の幅が大きくなっていることを特徴とする
    タイヤ。
  2. 【請求項2】 弾性を有するほぼ円環状で中空なタイヤ
    基体と、このタイヤ基体の外周面を覆って着脱可能に装
    着される弾性を有するほぼ円環状のトレッドベルトと、
    このトレッドベルトの内周側に埋め込んで固定された第
    1締結具と、前記タイヤ基体の内部からこのタイヤ基体
    の外周部を気密に貫通して前記第1締結具に締結される
    第2締結具とを備えたことを特徴とするタイヤ。
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