JPH06286032A - 片面段ボール製造装置 - Google Patents

片面段ボール製造装置

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JPH06286032A
JPH06286032A JP9874093A JP9874093A JPH06286032A JP H06286032 A JPH06286032 A JP H06286032A JP 9874093 A JP9874093 A JP 9874093A JP 9874093 A JP9874093 A JP 9874093A JP H06286032 A JPH06286032 A JP H06286032A
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JP
Japan
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roll
liner
lower roll
corrugated board
core paper
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Application number
JP9874093A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Isowa
英一 磯輪
Tamotsu Hayashi
保 早矢仕
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Isowa Corp
Original Assignee
Isowa Industry Co Ltd
Isowa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 片面段ボール製造時の振動、騒音、および
ライナに付けられるプレスマークを低減させ得る装置を
提供する。 【構成】 外周面に波形段部を形成した上段ロール10
と、この波形段部に噛合する波形段部が外周面に形成さ
れ、前記上段ロールとの間に通紙される中芯紙16に所
要の段形成を行なう下段ロール12と、段形成をされた
前記中芯紙の段頂部に糊付けを行なう糊付機構20とか
らなり、この糊付けした段頂部の部分で前記中芯紙とラ
イナ18とを貼合わせて片面段ボール24を製造する片
面段ボール製造装置において、第1弾性ロール42およ
び第2弾性ロール44を、下段ロールの外周面でかつラ
イナ送給経路に近接配置し、該下段ロールの外周面に沿
って送給される中芯紙とこれに貼合わされるライナを下
段ロールに向け弾力的に圧接するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中芯紙とライナとを
貼合わせた片面段ボールを製造するに際し、その製造時
に生ずる振動や騒音を著しく低減させ得ると共に、片面
段ボールのライナ側に生ずるプレスマークを併せて低減
させ得る片面段ボール製造装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】片面段ボール製造装置(所謂シングルフェ
ーサ)は、図5に示すように、円周面に夫々波形の段部
を形成した上段ロール10および下段ロール12が、前
記段部において相互に噛合するようフレーム(図示せず)
に上下の関係で回転自在に配設され、前記下段ロール1
2にプレスロール14が、片面段ボールの原料紙となる
中芯紙16およびライナ18を介して圧接されるように
なっている。すなわち中芯紙16は上段ロール10およ
び下段ロール12の間に供給され、両ロール間を通過す
る際に所要の段部(フルート)が形成される。得られた波
形の段頂部には、図示の糊付機構20に設けた糊付ロー
ル22により澱粉系の糊料が塗布される。また中芯紙1
6の反対側からプレスロール14を経て供給されるライ
ナ18は、当該プレスロール14と下段ロール12との
間で前記中芯紙16の段頂部に挟圧され、これら中芯紙
16とライナ18との貼合わせによって片面段ボール2
4が製造される。なお片面段ボール24は、中芯紙16
に付与される段の高さおよび30cm当りの標準山数によ
って、Aフルート,Bフルート,Cフルート,Dフルート
およびEフルートの5種類に分けられ、これら段種の選
択は、装置に設けられる上下段ロールの段部形状に依存
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来の片面
段ボール製造装置では、中芯紙16とライナ18とを確
実に貼合わせる手段としてプレスロール14の存在を不
可欠としている。すなわちプレスロール14は大径の金
属ロール体からなり、該ロールの内部に高温蒸気を流通
させてロール表面を所要温度にまで昇温させるようにな
っている。そして該プレスロール14と下段ロール12
との間を通過させられる中芯紙16とライナ18とを圧
接することにより、前記中芯紙16の糊付けされた段頂
部を前記ライナ18に確実に接着するものである。また
プレスロール14の昇温されたロール表面は、ライナ1
8を介して糊付け部分に熱を与えて澱粉系糊料のゲル化
を促進させる。このようにプレスロール14の存在は、
片面段ボール24の製造に極めて大きな役割を果してい
る。
【0004】しかし反面においてプレスロール14は、
以下の如き難点をも有している。 図6に示すように、プレスロール14が協働する相
手となる下段ロール12の外周面には、山部30aと谷
部30bとの連続からなる段部30が所要ピッチで形成
されている。そしてプレスロール14の外周面に沿って
給送される中芯紙16およびライナ18は、下段ロール
12の段部30と接触することにより貼合わせがなされ
る。なおプレスロール14は下段ロール12に向けて常
に付勢されて、両ロール12,14の間を通過する中芯
紙16とライナ18に所要のニップ圧を付与するように
なっている。従って下段ロール12の山部30aが、実
線で示す如くライナ18を介してプレスロール14に接
触しているときに比べて、前記山部30aが破線で示す
位置まで移動したときは、該プレスロール14の回転中
心は図示の僅差Dだけ下段ロール12の回転中心に近接
することになる。このように両ロール12,14の回転
に伴い、プレスロール14が僅差Dだけ下段ロール12
に対し周期的に近接離間する結果として、片面段ボール
製造時に大きな振動と高い騒音とを発生し、従って工場
環境を大きく損なう原因となっている。 先に述べた如く、プレスロール14は下段ロール1
2に向けて所要の圧力で常に付勢されており、両ロール
12,14の間を通過する中芯紙16およびライナ18
にはニップ圧が加えられる。またプレスロール14も下
段ロール12も、硬質の金属を材質としているから、下
段ロール12の山部30aがプレスロール14の表面に
当接して衝撃(所謂ハンマー現象)を周期的に与えてい
る。従って製造された片面段ボール24のライナ面に
は、下段ロール12の山部30aのピッチで横方向にラ
イン状の押圧条(所謂プレスマーク)が付いてしまう。こ
のプレスマークが付いたライナ面は、その後の工程での
印刷には適さなくなり、下流側のダブルフェーサ(図示
せず)で貼合わされる新たなライナにのみ印刷が行なわ
れる、という欠点がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に係る片
面段ボール製造装置に内在している各種の欠点に鑑み、
これを好適に解決するべく提案されたものであって、中
芯紙とライナとを貼合わせた片面段ボールを製造するに
際し、その製造時に生ずる振動や騒音を著しく低減させ
得ると共に、片面段ボールのライナ側に生ずるプレスマ
ークを併せて低減させ得る片面段ボール製造装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した問題点を解決
し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、外周面
に波形段部を形成した上段ロールと、この波形段部に噛
合する波形段部が外周面に形成され、前記上段ロールと
の間に通紙される中芯紙に所要の段形成を行なう下段ロ
ールと、段形成をされた前記中芯紙の段頂部に糊付けを
行なう糊付機構とからなり、この糊付けした段頂部の部
分で前記中芯紙とライナとを貼合わせて片面段ボールを
製造する片面段ボール製造装置において、第1弾性ロー
ルおよび第2弾性ロールを、前記下段ロールの外周面で
かつ前記ライナの送給経路に近接して配設し、該下段ロ
ールの外周面に沿って送給される前記中芯紙および該中
芯紙に貼合わされるライナを下段ロールに向けて弾力的
に圧接するよう構成したことを特徴とする。
【0007】同じく前述した問題点を解決し、所期の目
的を好適に達成するため本願の別の発明は、外周面に波
形段部を形成した上段ロールと、この波形段部に噛合す
る波形段部が外周面に形成され、前記上段ロールとの間
に通紙される中芯紙に所要の段形成を行なう下段ロール
と、段形成をされた前記中芯紙の段頂部に糊付けを行な
う糊付機構とからなり、この糊付けした段頂部の部分で
前記中芯紙とライナとを貼合わせて片面段ボールを製造
する片面段ボール製造装置において、第1弾性ロールお
よび第2弾性ロールを、前記下段ロールの外周面でかつ
前記ライナの送給経路に近接して配設し、該下段ロール
の外周面に沿って送給される前記中芯紙および該中芯紙
に貼合わされるライナを下段ロールに向けて弾力的に圧
接すると共に、前記第1弾性ロールおよび第2弾性ロー
ルを外方から部分的に被覆して、これら第1弾性ロー
ル、第2弾性ロールおよび前記下段ロールの間に加圧媒
体が導入される加圧チャンバを配設し、該下段ロールの
外周面に沿って送給される前記中芯紙およびライナを前
記加圧媒体により加圧するように構成したことを特徴と
する。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る片面段ボール製造装置に
つき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
以下説明する。なお図5に関して説明した部材と同一の
部材については、同じ符号で指示するものとする。また
明細書中で「上段ロール」および「下段ロール」という用語
は、必ずしも上下の位置関係を限定するものではない。
ここでは、中芯紙が最初に導入される側の段ロールを
「上段ロール」と云い、段成形された中芯紙とライナとが
貼合わされる側の段ロールを「下段ロール」と云うものと
する。図1は、第1の実施例に係る片面段ボール製造装
置の構成を概略的に示すもので、フレーム本体32に
は、外周面に波形段部を形成した上段ロール10と、同
じく外周面に波形段部を形成した下段ロール12とが回
転自在に枢支されている。上段ロール10の回転軸は、
下段ロール12の回転軸に対し斜め上方に位置し、夫々
の波形段部は中芯紙16(後述)を介して噛合可能になっ
ている。また前記上段ロール10の直下で、かつ下段ロ
ール12の斜め下方には、糊付ロール34およびドクタ
ーロール36からなる糊付機構20が配設されている。
中芯紙16は、図1で左側の原紙供給源(図示せず)から
案内ロール38を経て上段ロール10と下段ロール12
との噛合領域へ供給され、該領域を通過することにより
所要の段形成がなされる。段形成がなされた中芯紙16
は、その段頂部に前記糊付機構20により糊付けがなさ
れた後、下段ロール12の外周面に沿って送給方向を反
転されて上方へ向かう。またライナ18は、図1で右側
の原紙供給源(図示せず)からロール状のプレヒータ40
を経て下段ロール12に供給され、中芯紙16の糊付け
がなされた段頂部に接合された状態で上方へ送給され
る。
【0009】前記下段ロール12の外周面でかつ前記ラ
イナ18の送給経路に近接する上方の位置には、第1弾
性ロール42が配設され、この下段ロール12の外周面
に沿って送給される前記中芯紙16およびこれに貼合わ
されるライナ18を、当該下段ロール12に向け弾力的
に圧接するようになっている。また下段ロール12の外
周面でかつ前記ライナ18の送給経路に近接する下方の
位置には、第2弾性ロール44が配設され、同じく下段
ロール12の外周面に沿って送給される前記中芯紙16
およびライナ18を、当該下段ロール12に向け弾力的
に圧接するようになっている。すなわち第1弾性ロール
42および第2弾性ロール44は、下段ロール12の外
周面でかつライナ送給経路に近接して上下の関係で配設
される。これら弾性ロール42,44は、金属シリンダ
46,48の外周に所要の厚みで巻装されており、該シ
リンダ46,48に供給される高熱蒸気の温度にも耐え
るよう、例えばシリコン系の耐熱合成ゴムを材質として
いる。なおこれらの弾性ロール42,44は、下段ロー
ル12の外周面に沿って送給される前記中芯紙16およ
びこれに貼合わされるライナ18に対し、適切な接触圧
で押圧し得るよう位置調節可能になっている。また第1
弾性ロール42および第2弾性ロール44が、適宜の駆
動手段(図示せず)により動力伝達を受け、上段ロール1
0および下段ロール12と同期した所要の速度で回転さ
せられることは勿論である。
【0010】図2は、本発明の別実施例を示すものであ
って、前述した第1の実施例と基本構成は全く同一とな
っている。但し、下段ロール12の外周面に沿って送給
される前記中芯紙16およびライナ18を補助的に加圧
して圧接させ得るよう、第1弾性ロール42、第2弾性
ロール44および下段ロール12の間に加圧空間を形成
する加圧チャンバ50を配設する構成となっている。こ
の加圧チャンバ50は、殊に図3に示すように、第1弾
性ロール42および第2弾性ロール44を外方から部分
的に被覆する箱体状のフードとして構成され、図示しな
い蒸気供給源から到来する高圧の乾燥蒸気(ドライスチ
ーム)が、図示のダクト52を介してチャンバ50に導
入されるようになっている。
【0011】なお加圧チャンバ50の各側部には、図3
に示すように側板50aが配設されて、両弾性ロール4
2,44の自由端部を部分的に覆っている。また加圧チ
ャンバ50の上下の横方向端部には、図2に示すよう
に、両弾性ロール42,44の外周面に沿って近接的に
延在するシールド片50b,50bが形成されている。
このシールド片50bが両弾性ロール42,44の外周
面との間に形成する細隙には、前記ロール42,44の
回転に伴い乱気流を発生させるため、加圧チャンバ50
に乾燥蒸気が供給されても該細隙からの漏出は最小限に
抑制される。従って加圧チャンバ50の内面と両弾性ロ
ール42,44および下段ロール12との間には、ダク
ト52を介する高圧の乾燥蒸気の供給により、所要の加
圧空間が形成される。すなわち片面段ボール製造装置の
稼働時に、下段ロール12に沿って送給される中芯紙1
6とライナ18とは、該下段ロール12の高速回転によ
りロール表面から遊離する傾向を有するが、この加圧チ
ャンバ50を配設したことにより、中芯紙16およびラ
イナ18は乾燥蒸気によりロール表面に圧接され、ロー
ル表面からの遊離が防止されると共に、糊付け部の確実
な接合が補助的になされるものである。なお加圧チャン
バ50に供給される加圧媒体は、高圧の乾燥蒸気を例示
したが、それ以外に高温または常温の圧縮空気を使用し
てもよい。
【0012】
【実施例の作用】図1に示す第1の実施例では、従来技
術に係る片面段ボール製造装置が必須の部材としていた
プレスロールを廃し、第1弾性ロール42および第2弾
性ロール44を配設する構成になっている。すなわち下
段ロール12の外周面に沿いつつ送給される中芯紙16
およびライナ18を、この下段ロール12の上下に配設
した両弾性ロール42,44により下段ロール12に向
け弾力的に圧接するものであるから、これら中芯紙16
およびライナ18における糊付け接着を確実に達成する
ことができる。また図2および図3に示す第2実施例で
は、前記の第1実施例に加えて加圧チャンバ50を配設
したものである。従って、下段ロール12の外周面に沿
いつつ送給される中芯紙16およびライナ18は、加圧
チャンバ50の内部に供給した乾燥蒸気によりロール表
面に圧接され、ロール表面からの遊離が防止されると共
に、糊付け部の確実な接合がなされる。そして両実施例
の何れにあっても、プレスロールに代えて第1および第
2弾性ロール42,44を配設する構成としたので、従
来大きな解決課題となっていた片面段ボール製造時に生
ずる振動や騒音を著しく低減させると共に、片面段ボー
ルのライナ側に生ずるプレスマークを併せて低減させる
利点がある。
【0013】なお、図1および図2に示す各実施例で
は、第1弾性ロール42および第2弾性ロール44を上
下の関係で配設する構成を採用しているが、ロール配列
はこれに限定されるものではない。例えば図4の変形例
に示すように、片面段ボール製造装置における上段ロー
ル10および下段ロール12の配列を変更し、これに近
接して設けられる第1弾性ロール42および第2弾性ロ
ール44を水平配置とするようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る片面
段ボール製造装置によれば、従来より採用されていたプ
レスロールの使用を廃し、第1および第2弾性ロールを
配設する構成としたので、片面段ボール製造時に生ずる
振動や騒音を著しく低減させ得ると共に、片面段ボール
のライナ側に生ずるプレスマークを併せて低減させ得る
優れた効果を奏するものである。従って片面段ボールの
ライナ側にそのまま良好な印刷を施すことが可能となっ
た。殊に従来のプレスロールを使用する片面段ボール製
造装置では、下段ロールとプレスロールとから付与され
るニップ圧により紙切れを生じないように、中芯紙に貼
合わされるライナは等級の高いものを使用する必要があ
った。しかるに本発明によれば、該ライナにはそのよう
な等級の高いものを使用しなくても、紙切れを生ずるこ
とがなく、従って経済的な片面段ボールの製造をなし得
る、という優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る片面段ボール製造装置の第1実施
例を示す概略断面図である。
【図2】本発明に係る片面段ボール製造装置の第2実施
例を示す概略断面図である。
【図3】図2に示す片面段ボール製造装置の概略構成を
示す斜視図である。
【図4】図1に示す片面段ボール製造装置の変形例を示
す概略断面図である。
【図5】従来技術に係る片面段ボール製造装置の概略構
成図である。
【図6】従来の片面段ボール製造装置において、稼動時
に大きな振動と高い騒音とを発生する理由を説明するた
めの概略図である。
【符号の説明】
10 上段ロール 12 下段ロール 16 中芯紙 18 ライナ 20 糊付機構 24 片面段ボール 42 第1弾性ロール 44 第2弾性ロール 50 加圧チャンバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に波形段部を形成した上段ロール
    (10)と、この波形段部に噛合する波形段部が外周面に形
    成され、前記上段ロール(10)との間に通紙される中芯紙
    (16)に所要の段形成を行なう下段ロール(12)と、段形成
    をされた前記中芯紙(16)の段頂部に糊付けを行なう糊付
    機構(20)とからなり、この糊付けした段頂部の部分で前
    記中芯紙(16)とライナ(18)とを貼合わせて片面段ボール
    (24)を製造する片面段ボール製造装置において、 第1弾性ロール(42)および第2弾性ロール(44)を、前記
    下段ロール(12)の外周面でかつ前記ライナ(18)の送給経
    路に近接して配設し、該下段ロール(12)の外周面に沿っ
    て送給される前記中芯紙(16)および該中芯紙(16)に貼合
    わされるライナ(18)を下段ロール(12)に向けて弾力的に
    圧接するよう構成したことを特徴とする片面段ボール製
    造装置。
  2. 【請求項2】 外周面に波形段部を形成した上段ロール
    (10)と、この波形段部に噛合する波形段部が外周面に形
    成され、前記上段ロール(10)との間に通紙される中芯紙
    (16)に所要の段形成を行なう下段ロール(12)と、段形成
    をされた前記中芯紙(16)の段頂部に糊付けを行なう糊付
    機構(20)とからなり、この糊付けした段頂部の部分で前
    記中芯紙(16)とライナ(18)とを貼合わせて片面段ボール
    (24)を製造する片面段ボール製造装置において、 第1弾性ロール(42)および第2弾性ロール(44)を、前記
    下段ロール(12)の外周面でかつ前記ライナ(18)の送給経
    路に近接して配設し、該下段ロール(12)の外周面に沿っ
    て送給される前記中芯紙(16)および該中芯紙(16)に貼合
    わされるライナ(18)を下段ロール(12)に向けて弾力的に
    圧接すると共に、 前記第1弾性ロール(42)および第2弾性ロール(44)を外
    方から部分的に被覆して、これら第1弾性ロール(42)、
    第2弾性ロール(44)および前記下段ロール(12)の間に加
    圧媒体が導入される加圧チャンバ(50)を配設し、該下段
    ロール(12)の外周面に沿って送給される前記中芯紙(16)
    およびライナ(18)を前記加圧媒体により加圧するよう構
    成したことを特徴とする片面段ボール製造装置。
  3. 【請求項3】 前記第1弾性ロール(42)および第2弾性
    ロール(44)は、シリコン系の耐熱合成ゴムを材質とする
    請求項1または2記載の片面段ボール製造装置。
  4. 【請求項4】 前記加圧チャンバ(50)へ導入される加圧
    媒体として、高温の乾燥蒸気が好適に使用される請求項
    2記載の片面段ボール製造装置。
JP9874093A 1993-03-31 1993-03-31 片面段ボール製造装置 Pending JPH06286032A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6289960B1 (en) * 1996-05-14 2001-09-18 Kabushiki Kaisha Isowa Apparatus having a wrapped roll for making a single faced corrugated board
CN111483178A (zh) * 2020-04-20 2020-08-04 叶振条 一种瓦楞纸箱制作纸板加工设备及加工方法

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