JPH0628557A - 商品収納装置 - Google Patents
商品収納装置Info
- Publication number
- JPH0628557A JPH0628557A JP15200192A JP15200192A JPH0628557A JP H0628557 A JPH0628557 A JP H0628557A JP 15200192 A JP15200192 A JP 15200192A JP 15200192 A JP15200192 A JP 15200192A JP H0628557 A JPH0628557 A JP H0628557A
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- JP
- Japan
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- product
- container
- product container
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品容器の容量拡大を図り得るとともに、商
品投入時における商品の損傷を防止することのできる商
品収納装置を提供する。 【構成】 商品容器10内の底面前部と背面上部との間
にスプリング62によって収縮方向へ付勢された伸縮シ
ート60を架設し、商品容器10内の商品Aを収縮しよ
うとする伸縮シート60によって商品容器10の前面側
へ転動させるようにしたので、商品容器10の底板11
を前方へ向かって下り傾斜に設ける必要がなくなり、商
品容器10の後部を深くすることが可能となる。また、
商品容器10内に投入された商品Aは伸長状態の伸縮シ
ート60上に落下するため、商品投入時の落下衝撃が伸
縮シート60の弾性力によって緩和される。
品投入時における商品の損傷を防止することのできる商
品収納装置を提供する。 【構成】 商品容器10内の底面前部と背面上部との間
にスプリング62によって収縮方向へ付勢された伸縮シ
ート60を架設し、商品容器10内の商品Aを収縮しよ
うとする伸縮シート60によって商品容器10の前面側
へ転動させるようにしたので、商品容器10の底板11
を前方へ向かって下り傾斜に設ける必要がなくなり、商
品容器10の後部を深くすることが可能となる。また、
商品容器10内に投入された商品Aは伸長状態の伸縮シ
ート60上に落下するため、商品投入時の落下衝撃が伸
縮シート60の弾性力によって緩和される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶またはビン入り飲料用
の自動販売機等に用いられる商品収納装置に関するもの
である。
の自動販売機等に用いられる商品収納装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機としては、上
下方向に延びる複数の商品通路内に商品を積み重ねて収
納し、商品通路の下端から一個ずつ落下搬出するように
したサ−ペンタイン式のものが主流であるが、最近では
インドアタイプの自動販売機として、実願平3−105
616号に記載されたようなものも提案されている。
下方向に延びる複数の商品通路内に商品を積み重ねて収
納し、商品通路の下端から一個ずつ落下搬出するように
したサ−ペンタイン式のものが主流であるが、最近では
インドアタイプの自動販売機として、実願平3−105
616号に記載されたようなものも提案されている。
【0003】この自動販売機は、図7に示すように上面
を開閉自在となした自動販売機本体1の内部に、上面に
商品投入用の開口部を有する商品容器2と、商品容器2
の一側面に配置された上下一対のスプロケット3,4
と、各スプロケット3,4に取付けられた無端状のチェ
−ン5と、チェ−ン5に取付けられた複数の押上部材6
と、下方のスプロケット4にベルト7を介して連結され
たチェ−ン駆動用のモ−タ8とからなる商品収納装置を
備え、商品容器2内に収納した商品Aを各押上部材6に
よって上昇させ、自動販売機本体1の前面に設けた商品
取出口1aに順次搬出するようになっている。
を開閉自在となした自動販売機本体1の内部に、上面に
商品投入用の開口部を有する商品容器2と、商品容器2
の一側面に配置された上下一対のスプロケット3,4
と、各スプロケット3,4に取付けられた無端状のチェ
−ン5と、チェ−ン5に取付けられた複数の押上部材6
と、下方のスプロケット4にベルト7を介して連結され
たチェ−ン駆動用のモ−タ8とからなる商品収納装置を
備え、商品容器2内に収納した商品Aを各押上部材6に
よって上昇させ、自動販売機本体1の前面に設けた商品
取出口1aに順次搬出するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
においては、商品容器2内の商品Aを押上部材6側へ転
動させる必要上、商品容器2の底板2aが前方に向かっ
て下り傾斜に設けられている。このため、商品容器2の
後部が浅くなり、商品容器2の容量が小さくなるという
問題点があった。また、前記タイプの商品収納装置は上
面を広く開口した商品容器2に一度に多数の商品Aを投
入できる点を特徴としているが、その反面、投入された
商品Aが商品容器2の底板2aに激しく落下するため、
商品Aの損傷を生じ易いという欠点もあった。
においては、商品容器2内の商品Aを押上部材6側へ転
動させる必要上、商品容器2の底板2aが前方に向かっ
て下り傾斜に設けられている。このため、商品容器2の
後部が浅くなり、商品容器2の容量が小さくなるという
問題点があった。また、前記タイプの商品収納装置は上
面を広く開口した商品容器2に一度に多数の商品Aを投
入できる点を特徴としているが、その反面、投入された
商品Aが商品容器2の底板2aに激しく落下するため、
商品Aの損傷を生じ易いという欠点もあった。
【0005】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、商品容器の容量拡大
を図り得るとともに、商品投入時における商品の損傷を
防止することのできる商品収納装置を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、商品容器の容量拡大
を図り得るとともに、商品投入時における商品の損傷を
防止することのできる商品収納装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の商品収納装置
は、上面に商品投入用の開口部を有する商品容器と、該
商品容器の前面に沿って上昇する押上部材とを備え、商
品容器内の商品を押上部材によって上昇させ商品容器の
外部に搬出する商品収納装置において、前記商品容器内
の底面前部と背面上部との間に収縮方向へ付勢された伸
縮自在なシート状部材を架設している。
は、上面に商品投入用の開口部を有する商品容器と、該
商品容器の前面に沿って上昇する押上部材とを備え、商
品容器内の商品を押上部材によって上昇させ商品容器の
外部に搬出する商品収納装置において、前記商品容器内
の底面前部と背面上部との間に収縮方向へ付勢された伸
縮自在なシート状部材を架設している。
【0007】
【作用】本発明の商品収納装置によれば、商品容器内の
シート状部材は商品容器に収納された商品によって伸長
し、商品容器内の底面及び背面側に寄せ付けられる。そ
の際、伸長したシート状部材には収縮方向への付勢力が
作用するため、商品容器内の商品は収縮しようとするシ
ート状部材に押圧されて商品容器の前面側へ転動する。
また、商品容器内に投入された商品はシート状部材の上
に落下するため、商品投入時の落下衝撃がシート状部材
の弾性力によって緩和される。
シート状部材は商品容器に収納された商品によって伸長
し、商品容器内の底面及び背面側に寄せ付けられる。そ
の際、伸長したシート状部材には収縮方向への付勢力が
作用するため、商品容器内の商品は収縮しようとするシ
ート状部材に押圧されて商品容器の前面側へ転動する。
また、商品容器内に投入された商品はシート状部材の上
に落下するため、商品投入時の落下衝撃がシート状部材
の弾性力によって緩和される。
【0008】
【実施例】図1乃至図5は本発明の一実施例を示すもの
である。この商品収納装置は従来例と同様の自動販売機
本体内に設けられ、上面に商品投入用の開口部を有する
商品容器10と、商品容器10の前面側に取付けられた
ネジ付きシャフト20と、ネジ付きシャフト20に螺合
する商品搬出用の押上部材30と、ネジ付きシャフト2
0を回転させるギヤードモ−タ40と、商品容器10の
前面側上部に設けられた商品係止機構50と、商品容器
10内に設けられた伸縮シート60とから構成されてい
る。
である。この商品収納装置は従来例と同様の自動販売機
本体内に設けられ、上面に商品投入用の開口部を有する
商品容器10と、商品容器10の前面側に取付けられた
ネジ付きシャフト20と、ネジ付きシャフト20に螺合
する商品搬出用の押上部材30と、ネジ付きシャフト2
0を回転させるギヤードモ−タ40と、商品容器10の
前面側上部に設けられた商品係止機構50と、商品容器
10内に設けられた伸縮シート60とから構成されてい
る。
【0009】商品容器10は図1に示すように前面及び
上面を開口し、商品投入口をなす上面の開口部10aか
ら商品Aをバラ積みに収納できるようになっている。商
品容器10の内部にはほぼ水平な底板11が上げ底状に
取付けられ、底板11の前端には後記する押上部材30
の通過を許容する切り欠き11aが形成されている。
尚、この切り欠き部分の底板11はやや前下りに傾斜し
ている。また、商品容器10内の両側面には底板11の
前端から上方に向かって延びる前面板12がやや前傾し
て設けられ、各前面板12間の隙間は切り欠き11aの
幅と等しくなっている。
上面を開口し、商品投入口をなす上面の開口部10aか
ら商品Aをバラ積みに収納できるようになっている。商
品容器10の内部にはほぼ水平な底板11が上げ底状に
取付けられ、底板11の前端には後記する押上部材30
の通過を許容する切り欠き11aが形成されている。
尚、この切り欠き部分の底板11はやや前下りに傾斜し
ている。また、商品容器10内の両側面には底板11の
前端から上方に向かって延びる前面板12がやや前傾し
て設けられ、各前面板12間の隙間は切り欠き11aの
幅と等しくなっている。
【0010】ネジ付きシャフト20は前面板12の前方
に配置され、前面板12に沿って上下方向に延び、その
下端をモ−タ40の回転軸に連結されている。
に配置され、前面板12に沿って上下方向に延び、その
下端をモ−タ40の回転軸に連結されている。
【0011】押上部材30は、図2に示すように板状に
形成され、その先端はやや前上がりに屈曲している。押
上部材30の下面には下方に突出する二つの取付片30
aが幅方向に間隔をおいて形成され、各取付片30aは
ネジ付きシャフト20に螺合するスライダ31に軸ピン
32を介して回動自在に連結されている。また、押上部
材30の幅方向中央には、図3の底面図に示すように先
端まで抜ける切り込み30bが形成され、この切り込み
30b内にネジ付きシャフト20が抵抗なく挿通できる
ようになっている。即ち、押上部材30は図2の一点鎖
線で示す位置まで上方へ回動することができ、下方位置
ではスライダ31の上面との当接により実線で示す如く
略水平に保持される。尚、下方位置での押上部材30の
上面とネジ付きシャフト20とがなす角度θ1 は70°
〜90°に、押上部材30の先端の屈曲角度θ2 は5°
〜40°にそれぞれ設定されているのが適当である。
形成され、その先端はやや前上がりに屈曲している。押
上部材30の下面には下方に突出する二つの取付片30
aが幅方向に間隔をおいて形成され、各取付片30aは
ネジ付きシャフト20に螺合するスライダ31に軸ピン
32を介して回動自在に連結されている。また、押上部
材30の幅方向中央には、図3の底面図に示すように先
端まで抜ける切り込み30bが形成され、この切り込み
30b内にネジ付きシャフト20が抵抗なく挿通できる
ようになっている。即ち、押上部材30は図2の一点鎖
線で示す位置まで上方へ回動することができ、下方位置
ではスライダ31の上面との当接により実線で示す如く
略水平に保持される。尚、下方位置での押上部材30の
上面とネジ付きシャフト20とがなす角度θ1 は70°
〜90°に、押上部材30の先端の屈曲角度θ2 は5°
〜40°にそれぞれ設定されているのが適当である。
【0012】ギヤードモ−タ40は正転及び逆転ができ
るようになっており、商品容器10の底面に設置され、
その回転軸をネジ付きシャフト20の下端に連結されて
いる。モ−タ40は商品容器10の上方に配置されたマ
イクロスイッチ41に接続され、マイクロスイッチ41
は上昇する押上部材30上の商品Aがその接点41aに
接触するとモ−タ40の作動を停止するようになってい
る。
るようになっており、商品容器10の底面に設置され、
その回転軸をネジ付きシャフト20の下端に連結されて
いる。モ−タ40は商品容器10の上方に配置されたマ
イクロスイッチ41に接続され、マイクロスイッチ41
は上昇する押上部材30上の商品Aがその接点41aに
接触するとモ−タ40の作動を停止するようになってい
る。
【0013】商品係止機構50は、押上部材30上の商
品Aを係止する搬出子51と、搬出子51を上下動させ
るソレノイド52とから構成され、図示しない制御部か
らの搬出信号によってソレノイド52が作動すると、搬
出子51に係止していた商品Aを商品容器10の前方へ
解放するようになっている。
品Aを係止する搬出子51と、搬出子51を上下動させ
るソレノイド52とから構成され、図示しない制御部か
らの搬出信号によってソレノイド52が作動すると、搬
出子51に係止していた商品Aを商品容器10の前方へ
解放するようになっている。
【0014】伸縮シート60はプラスチックフィルム等
からなり、その幅は図4に示すように商品容器10内の
間隔よりもやや小さく形成されされている。伸縮シート
60の一端は底板11の切り欠き11a内に挿入され、
切り欠き11aの縁部に連結されている。また、伸縮シ
ート60の他端は商品容器10の背面板上部に取付けら
れたローラ61を巻回して商品容器10の背面側を下方
に向かって延び、商品容器10の下方に固定されたスプ
リング62に接続されている。即ち、伸縮シート60は
商品容器10内の底面前部と背面上部との間に収縮方向
への付勢力を受けた状態で張架されている。
からなり、その幅は図4に示すように商品容器10内の
間隔よりもやや小さく形成されされている。伸縮シート
60の一端は底板11の切り欠き11a内に挿入され、
切り欠き11aの縁部に連結されている。また、伸縮シ
ート60の他端は商品容器10の背面板上部に取付けら
れたローラ61を巻回して商品容器10の背面側を下方
に向かって延び、商品容器10の下方に固定されたスプ
リング62に接続されている。即ち、伸縮シート60は
商品容器10内の底面前部と背面上部との間に収縮方向
への付勢力を受けた状態で張架されている。
【0015】以上のように構成された商品収納装置は、
図示を省略したが自動販売機本体の幅方向に複数設けら
れ、それぞれ異なった種類の商品を収納できるようにな
っている。即ち、図示しない商品選択ボタンが押圧され
ると商品係止機構50が作動し、押上部材30上の商品
Aが商品容器10の前方へ転動落下して図示しない商品
取出口に搬出される。その際、搬出された商品Aがマイ
クロスイッチ41から離れるため、モ−タ40が作動し
てネジ付きシャフト20が回転する。これにより、ネジ
付きシャフト20の回転にスライダ31が追動し、押上
部材30下降する。その際、押上部材30が下降経路中
にある商品Aに当たるが、押上部材30は商品Aに当た
ると図5に示すように上方へ回動し、商品Aに引掛かる
ことなく下降する。また、押上部材30が底板11の下
方まで達すると、押上部材30は水平状態に戻るととも
に、モ−タ40の逆転によって再び上昇する。これによ
り、商品容器10内の前面側にある商品Aの一つが押上
部材30に載って上昇するとともに、この商品Aがマイ
クロスイッチ41の接点に接触するとモ−タ40が停止
する。そして、この商品Aは商品係止機構50に拘束さ
れ、次回の搬出信号があるまで待機する。
図示を省略したが自動販売機本体の幅方向に複数設けら
れ、それぞれ異なった種類の商品を収納できるようにな
っている。即ち、図示しない商品選択ボタンが押圧され
ると商品係止機構50が作動し、押上部材30上の商品
Aが商品容器10の前方へ転動落下して図示しない商品
取出口に搬出される。その際、搬出された商品Aがマイ
クロスイッチ41から離れるため、モ−タ40が作動し
てネジ付きシャフト20が回転する。これにより、ネジ
付きシャフト20の回転にスライダ31が追動し、押上
部材30下降する。その際、押上部材30が下降経路中
にある商品Aに当たるが、押上部材30は商品Aに当た
ると図5に示すように上方へ回動し、商品Aに引掛かる
ことなく下降する。また、押上部材30が底板11の下
方まで達すると、押上部材30は水平状態に戻るととも
に、モ−タ40の逆転によって再び上昇する。これによ
り、商品容器10内の前面側にある商品Aの一つが押上
部材30に載って上昇するとともに、この商品Aがマイ
クロスイッチ41の接点に接触するとモ−タ40が停止
する。そして、この商品Aは商品係止機構50に拘束さ
れ、次回の搬出信号があるまで待機する。
【0016】また、商品容器10内の伸縮シート60
は、図1に示すように商品容器10に収納された商品A
によって伸長し、商品容器10内の底面及び背面側に寄
せ付けられる。その際、伸長した伸縮シート60にはス
プリング62によって収縮方向への付勢力が作用するた
め、商品容器10内の商品Aは収縮しようとする伸縮シ
ート60に押圧されて商品容器10の前面側へ転動す
る。尚、図1の一点鎖線は商品満載時における伸縮シー
ト60の状態を示す。
は、図1に示すように商品容器10に収納された商品A
によって伸長し、商品容器10内の底面及び背面側に寄
せ付けられる。その際、伸長した伸縮シート60にはス
プリング62によって収縮方向への付勢力が作用するた
め、商品容器10内の商品Aは収縮しようとする伸縮シ
ート60に押圧されて商品容器10の前面側へ転動す
る。尚、図1の一点鎖線は商品満載時における伸縮シー
ト60の状態を示す。
【0017】更に、商品容器10内に商品Aを補充する
際、開口部10aから投入された商品Aは伸長状態の伸
縮シート60上に落下するため、商品投入時の落下衝撃
が伸縮シート60の弾性力によって緩和される。
際、開口部10aから投入された商品Aは伸長状態の伸
縮シート60上に落下するため、商品投入時の落下衝撃
が伸縮シート60の弾性力によって緩和される。
【0018】このように、本実施例の商品収納装置によ
れば、商品容器10内の底面前部と背面上部との間にス
プリング62によって収縮方向へ付勢された伸縮シート
60を架設し、商品容器10内の商品Aを収縮しようと
する伸縮シート60によって商品容器10の前面側へ転
動させるようにしたので、商品容器10の底板11を前
方へ向かって下り傾斜に設けなくとも商品Aの搬出を確
実に行うことができる。従って、商品容器10の底板1
1をほぼ水平に設けたり、或いはスプリング62の付勢
力が十分であれば底板11の後方側を低くすることもで
き、商品容器10の容量を大幅に拡大させることができ
る。また、商品投入時の落下衝撃を伸縮シート60の弾
性力によって緩和させることができるので、商品Aの損
傷を確実に防止することができる。
れば、商品容器10内の底面前部と背面上部との間にス
プリング62によって収縮方向へ付勢された伸縮シート
60を架設し、商品容器10内の商品Aを収縮しようと
する伸縮シート60によって商品容器10の前面側へ転
動させるようにしたので、商品容器10の底板11を前
方へ向かって下り傾斜に設けなくとも商品Aの搬出を確
実に行うことができる。従って、商品容器10の底板1
1をほぼ水平に設けたり、或いはスプリング62の付勢
力が十分であれば底板11の後方側を低くすることもで
き、商品容器10の容量を大幅に拡大させることができ
る。また、商品投入時の落下衝撃を伸縮シート60の弾
性力によって緩和させることができるので、商品Aの損
傷を確実に防止することができる。
【0019】図6は本発明の他の実施例を示すものであ
る。即ち、図6(a) に示す伸縮シート70は一端側を商
品容器10の背面側上部にて丸めるよう構成されたもの
で、シートを丸める手段としては、ポリエステルフィル
ム等を丸めた状態で熱処理して伸ばしても元へ戻る性質
を与えるのが簡単でよいが、渦巻きばね等によってシー
トを巻き取るようにしてもよい。また、図6(b) に示す
伸縮シート80は薄手のゴムシートや伸縮性のある織り
方で製造された布等からなり、商品容器10内に緊張状
態で両端を固定し、シート自体に伸縮機能を持たせたも
のである。
る。即ち、図6(a) に示す伸縮シート70は一端側を商
品容器10の背面側上部にて丸めるよう構成されたもの
で、シートを丸める手段としては、ポリエステルフィル
ム等を丸めた状態で熱処理して伸ばしても元へ戻る性質
を与えるのが簡単でよいが、渦巻きばね等によってシー
トを巻き取るようにしてもよい。また、図6(b) に示す
伸縮シート80は薄手のゴムシートや伸縮性のある織り
方で製造された布等からなり、商品容器10内に緊張状
態で両端を固定し、シート自体に伸縮機能を持たせたも
のである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の商品収納
装置によれば、商品容器の容量を大幅に拡大させること
ができるので、商品収納効率の向上を図ることができ
る。また、商品投入時の落下衝撃を緩和することができ
るので、商品の損傷を確実に防止することができる。
装置によれば、商品容器の容量を大幅に拡大させること
ができるので、商品収納効率の向上を図ることができ
る。また、商品投入時の落下衝撃を緩和することができ
るので、商品の損傷を確実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す商品収納装置の側面断
面図
面図
【図2】押上部材の一部断面側面図
【図3】押上部材の底面図
【図4】商品容器の一部断面平面図
【図5】押上部材の動作説明図
【図6】本発明の一実施例を示す伸縮シートの側面図
【図7】従来の商品収納装置が設けられた自動販売機の
側面断面図
側面断面図
10…商品容器、10a…開口部、11…底板、30…
押上部材、60,70,80…伸縮シート、62…スプ
リング、A…商品。
押上部材、60,70,80…伸縮シート、62…スプ
リング、A…商品。
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に商品投入用の開口部を有する商品
容器と、該商品容器の前面に沿って上昇する押上部材と
を備え、商品容器内の商品を押上部材によって上昇させ
商品容器の外部に搬出する商品収納装置において、 前記商品容器内の底面前部と背面上部との間に収縮方向
へ付勢された伸縮自在なシート状部材を架設したことを
特徴とする商品収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152001A JP2531900B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 商品収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4152001A JP2531900B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 商品収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0628557A true JPH0628557A (ja) | 1994-02-04 |
JP2531900B2 JP2531900B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=15530903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4152001A Expired - Lifetime JP2531900B2 (ja) | 1992-06-11 | 1992-06-11 | 商品収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531900B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006039687A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Sega Corp | 物品払出ユニット及び物品払出装置 |
RU2625065C1 (ru) * | 2016-03-09 | 2017-07-11 | Открытое акционерное общество "Рикор Электроникс" | Устройство для подачи капсул |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS5145378A (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | Nagase Screen Insatsu | Choonpaoryoshitakukiseijosochi |
JPS5227818U (ja) * | 1975-08-15 | 1977-02-26 | ||
JPH04120689A (ja) * | 1990-09-12 | 1992-04-21 | Fuji Electric Co Ltd | 自動販売機 |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP4152001A patent/JP2531900B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
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