JPH0628523B2 - 施肥装置付き田植機 - Google Patents

施肥装置付き田植機

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JPH0628523B2
JPH0628523B2 JP58026761A JP2676183A JPH0628523B2 JP H0628523 B2 JPH0628523 B2 JP H0628523B2 JP 58026761 A JP58026761 A JP 58026761A JP 2676183 A JP2676183 A JP 2676183A JP H0628523 B2 JPH0628523 B2 JP H0628523B2
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JP
Japan
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fertilizer
tank
seedling
rice transplanter
seat
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JP58026761A
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弘和 仲
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
この発明は、施肥装置付き田植機に関するものである。
【従来の技術】
従来、施肥装置が田植機装置の苗タンクに対して走行車
体側に配された施肥装置付き田植機が、実開昭56−1
53128号公報と特開昭57−198014号公報に
開示されている。 即ち、実開昭56−153128号公報の田植機は、乗
用型走行車体に対して田植装置が前側に装着されたもの
であるが、肥料タンクとその下側に連設される繰出装置
とを有する施肥装置が設けられた施肥装置付き田植機
で、繰出装置は、走行車体の座席の前側で苗タンクの上
端部の後側に配して設けられた施肥装置付き田植機であ
る。この田植機では、繰出装置が苗タンクに対してその
上端部に近い位置で、且つ苗タンクの上端部より上側の
位置に配設されていた。 また、特開昭57−198014号公報の田植機は、田
植装置が乗用型走行車体の後部に装着された田植機に、
肥料タンクとその下側に連設される繰出装置とを有する
施肥装置が設けられた施肥装置付き田植機で、繰出装置
は、走行車体に設置された座席の後側で苗タンクの上端
部の前側に配して設けられた施肥装置付き田植機であ
る。この田植機では、繰出装置が、苗タンクに対してそ
の上端部から前方へ離間して配設されていた。
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の実開昭56−153128号公報に開示され
た田植機は、繰出装置が苗タンクの上端部より上側の位
置に配設されているので、繰出装置の上側に連設される
肥料タンクが更に苗タンクの上端部より上側に突出して
しまっていた。このため、座席側から苗タンクに苗補給
をするとき、肥料タンクが邪魔になり苗補給しにくい問
題があった。 しかし、繰出装置の位置を苗タンクの上端部に対し下側
に下げすぎると、苗補給はしやすくなるが、走行車体と
田植装置との間に深くはまり込んだ配置となるために繰
出装置の調整や清掃などのメンテナンスがしにくくなる
問題がでてくる。 一方、特開昭57−198014号公報に開示された田
植機は、繰出装置が、苗タンクに対してその上端部より
下側に配設されているが、繰出装置が苗タンクの上端部
から前方へ離れて配設されている。そのため、繰出装置
とその上側に連設した肥料タンクが邪魔になって苗補給
する作業者が苗タンクに近づきにくくなっていて、苗補
給はしにくかった。 以上のように、苗タンクへの苗の補給性と繰出装置のメ
ンテナンス性とを双方とも満足させることが課題となっ
ていた。
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するためにこの発明は、前側が上位で後
側が下位になるよう傾斜させて支持された苗タンク28
と該苗タンク28から苗を分割して植付ける植付体27
…とを有する田植装置25が乗用型走行車体1の後部に
装着された田植機に、肥料タンク38…とその下側に連
設される前記肥料タンク38…内に収容された肥料を繰
り出す繰出装置39…とを有する施肥装置36が設けら
れた施肥装置付き田植機において、前記繰出装置39…
は前記走行車体1に設置された座席9に対し後側の位置
で且つ前記苗タンク28に対しその上端部に近く更にそ
の上端部の前側且つ下側の位置で配設され、前記肥料タ
ンク38…はその上端部が前記座席9の上端部より下側
の位置で配設されたことを特徴とする施肥装置付き田植
機としていた。
【実施例】
以下に、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。 1は乗用型走行車体であって、走行ギヤーボックス2の
前部にエンジン台3を取付けて上部にエンジン(図示せ
ず)を搭載し、走行ギヤーボックス2の左右両側にチエ
ーンケース4の基部を止着して後方下方に向かわしめ、
その後端部に後車輪5、5を軸承ならしめ、前記エンジ
ン台3の左右両側に前車輪6、6を設けている。そし
て、前記エンジンはボンネット7で覆わしめ、ボンネッ
ト7の後端上部にハンドルポストを立設してこれにハン
ドル8を設け、該ハンドル8の後方には座席9を前記左
右のチエンケース4、4を背面視が型に形成された支
枠10によって支持ならしめている。11は座席9の回
り底面に張設されたステップ台である。12はチエンジ
レバー、13は主クラッチを入,切するペタル、14は
植付クラッチレバー、15は油圧切替弁を操作する油圧
操作レバーを示す。 16は予備苗載置台で、前記座席9の左右両側に配設さ
れ、支枠10から支台17を突出して支架されている。 18は昇降リンク装置で、前記左右のチエンケース4、
4を連結する連結枠19に上方へ突出する突起枠20を
設け、これに上リンク杆18aと下リンク杆18bの基
部を枢着し、両リンク杆18a、18bの先端部を縦リ
ンク杆18cで連結し、この縦リンク杆18cに中間伝
動ケース21を取付けている。 22は油圧シリンダー装置で、シリンダー22aの基部
を走行ギヤーボックス2に枢着し、ピストン22bを前
記上リンク杆18aに下向けて突出したアーム23に枢
着している。 24は伝動軸で走行ギヤーボックス2側から中間伝動ケ
ース21へ動力を伝達する軸である。 25は田植装置で、植付伝動ケース26の上方に苗を収
容できて左右往復横移動する左右に4区分された苗タン
ク28を設け、伝動ケース26の後端部に前記苗タンク
28の各区分に対応させて植付体27…をクランクと揺
動杆とによって取付たものである。29は苗受止枠で苗
タンク28の下端部間に対向させて伝動ケース26に止
着された側面視がL字状の枠であり、これには、前記植
付体27…の植付爪が介入する苗分割口が穿たれてい
る。 30は苗量検出器で、苗タンク28の底板部に孔31…
を穿って、これにスイッチSW1…をON、OFFにす
る作動アーム32…が突出附勢するよう設けてあり、苗
タンク28中の苗の量が減少して作動アーム32…を押
圧しなくなると突出してスイッチSW1…をONとする
よう構成したものである。 33は中央フロート、34、34は側部フロートをそれ
ぞれ示し、いずれも後方を回動自在に枢着して前部が上
下動自在に動けるよう植付伝動ケース26に取付けられ
ている。 35は油圧切替バルブで、そのケース側を植付伝動ケー
ス26に金具を介して取付け、スプール側を前記中央フ
ロート33の前部に連結して、該フロート33が一定範
囲以上に押上げられると前記油圧シリンダー装置22の
ピストン22bを突出するよう切替え、逆に、一定範囲
以下に下降するとピストン22bが引込むよう設けられ
ている。そして、このバルブ35のスプール側は前記油
圧操作レバー15にワイヤによって連結されている。そ
して、田植装置25はその植付伝動ケース26の左右中
央部前端を前記中間伝動ケース21にローリング自在に
取付けてある。 36は施肥装置で、前記縦リンク杆18cに取付けた支
持金具37に、肥料タンク38、38とこの肥料タンク
38の下部に連設する繰出装置39、39とを取付け、
前記各フロート33と34との間の前側部分で圃場面に
突入して作溝する作溝具40…を設け、前記繰出装置3
9、39の下部の前後に位置して設けられる漏斗41…
に作溝具40…に肥料を導く導管42…を連結したもの
である。尚、図中、43、44は肥料繰出ロールで、互
いに逆転してその周面に穿設してある凹部に肥料を吸込
み下方へ所定量づつ繰出すものである。 繰出装置39…及び肥料タンク38…の配置は、図に一
例として示されるが、走行車体1に設置された座席9の
後側で前記苗タンク28の上端部の前側に配して設けら
れる。更に、繰出装置39…は苗タンク28に対しその
上端部に近く更にその上端部の前側且つ下側の位置で配
設され、肥料タンク38…はその上端部が前記座席9の
上端部より下側の位置で配設される。 45は肥料量検出器で、前記肥料タンク38、38の側
壁下部に孔を開けて、ここに常時タンク内へ突出するよ
うばねで附勢したゴム板46を設け、このゴム板46の
外側にスイッチの作動アーム47を設けて、肥料がなく
なってゴム板46がタンク内へ押出されるときスイッチ
SW2がONするように設けられている。 48は警告装置で、図例では、前記走行車体1のボンネ
ット7の前端左右中心部には立設したポール49の上部
にランプ50を取付けたものである。そして、前記苗量
検出器30と肥料量検出器45と警告装置48とを第4
図に示した電気回路で連結している。即ち、警告装置4
8のランプ50と苗量検出器30の各スイッチSW1…
と肥料量検出器45の各スイッチSW2…とは並列に夫
々結線され、スイッチSW2…の陰極結線端子部に点滅
回路51を設けている。 上例の作用について説明すると、苗タンク28と予備苗
載置台16、16に苗を収容し、肥料タンク38…に肥
料を収容させて、エンジンで各部を回転すると、走行車
体1が推進されると共に伝動軸24を介して中間伝動ケ
ース21の伝動軸に動力が伝えられ、これから、ベルト
あるいはチェンを介して田植装置25側と施肥装置36
側に動力が伝動される。 したがって、田植装置25は中央及び側部のフロート3
3、34、34が圃場の表面に接地して牽引され、植付
体27が一株づつ左右往復移動する苗タンク28から苗
を分離して整地された圃場の表面に植付ける。これと同
時に、各苗植付条例の前方部分に位置する作溝具40…
が圃場表面に溝を形成し、繰出装置39…内に設けられ
ている繰出ロール43、44が肥料タンク38…から肥
料を繰出し、これが漏斗41…で受けられ、導管42…
内を流下して前記溝内に放出される。このようにして、
苗植付けと施肥とが同時に行われるが、操縦者は座席9
から前方を見つめながら直進操作に気を配っていればよ
く、作業が続けられるうちに、苗タンク28のうちのい
ずれか一つに苗がなくなって苗床の後端が作動アーム3
2を押圧しなくなるとその苗タンク28のスイッチSW
1がONしランプ50が点灯する。 また、肥料タンク38…内の肥料が減少してゴム板46
を介して作動アーム47を押圧しなくなると、その肥料
タンク38のスイッチSW2がONして同じくランプ5
0が点灯することになる。ところが、このとき回路中に
点滅回路51が設けられている為にランプ50は肥料切
れのときは点滅することになる。 したがって、操縦者は単一ランプ50を見ているだけで
苗切れか、肥料切れかを判別でき、これらの警告に応じ
て作業を停止し、苗の供給あるいは肥料の供給を行い、
供給後に作業を再開するとよい。 さて、苗切れにより苗を補給するときは、操縦者は田植
機の作業を停止させた後、予備苗載置台16、16に収
容された苗を取りだして苗タンク28に補給する。この
とき、施肥装置36の繰出装置39…と肥料タンク38
…は、走行車体1の座席9側にいる操縦者にとって苗タ
ンク28の苗補給口となる上端部に対し手前側に配され
ている。そして、繰出装置39…は苗タンク28に対し
その上端部に近く更にその上端部の前側且つ下側の位置
で配設され、前記肥料タンク38…はその上端部が前記
座席9の上端部より下側の位置で配設されている。この
ため、肥料タンク38…は苗タンク28の上端部に対し
て上方に大きく突出し過ぎていないので、苗補給の邪魔
にならない。特に、苗タンク28で座席9の後方に位置
するところへ苗補給するときは、肥料タンク38…の上
端部が座席9の背もたれ部などの上端部よりも下側にな
っているので、苗補給は妨げられない。 また、肥料切れにより肥料を補給するときと同時に、繰
出装置39…の調整や清掃などのメンテナンスを行うと
き、繰出装置39…が比較的上側に配置されているの
で、容易に行える。
【発明の効果】
以上のように施肥装置36の繰出装置39…とその上側
に連設する肥料タンク38…は、走行車体1に設置され
た座席9の後側で苗タンク28の上端部の前側に配して
設けられる。更に、繰出装置39…は苗タンク28に対
しその上端部に近く更にその上端部の前側且つ下側の位
置で配設され、肥料タンク38…はその上端部が前記座
席9の上端部より下側の位置で配設される。これによ
り、肥料タンク38…は苗タンク28の上端部に対して
上方に大きく突出し過ぎていないので、座席9側からの
苗補給の邪魔にならない。特に、苗タンク28で座席9
の後方に位置するところへ苗補給するときは、肥料タン
ク38…の上端部が座席9の上端部よりも下側になって
いるので、苗補給は妨げられない。また、繰出装置39
…が苗タンク28に対しその上端部に近い位置で上位に
配置されていることから、繰出装置39…の調整や清掃
などのメンテナンスが容易に行える。よって、この発明
により、苗タンク28への苗の補給性と繰出装置39…
のメンテナンス性を双方とも満足した施肥装置付き田植
機を構成することができた。
【図面の簡単な説明】
各図を以下に簡単に説明する。 第1図:施肥装置付き田植機の側面図 第2図:施肥装置付き田植機の平面図 第3図:施肥装置の一部を示す側断面図 第4図:警告装置の電気回路図 図中の主な符号を以下に簡単に説明する。 1:走行車体、9:座席 25:田植装置、27:植付体 28:苗タンク、36:施肥装置 38:肥料タンク、39:繰出装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前側が上位で後側が下位になるよう傾斜さ
    せて支持された苗タンク28と該苗タンク28から苗を
    分割して植付ける植付体27…とを有する田植装置25
    が乗用型走行車体1の後部に装着された田植機に、肥料
    タンク38…とその下側に連設される前記肥料タンク3
    8…内に収容された肥料を繰り出す繰出装置39…とを
    有する施肥装置36が設けられた施肥装置付き田植機に
    おいて、前記繰出装置39…は前記走行車体1に設置さ
    れた座席9に対し後側の位置で且つ前記苗タンク28に
    対しその上端部に近く更にその上端部の前側且つ下側の
    位置で配設され、前記肥料タンク38…はその上端部が
    前記座席9の上端部より下側の位置で配設されたことを
    特徴とする施肥装置付き田植機。
JP58026761A 1983-02-18 1983-02-18 施肥装置付き田植機 Expired - Lifetime JPH0628523B2 (ja)

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JP58026761A JPH0628523B2 (ja) 1983-02-18 1983-02-18 施肥装置付き田植機

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Publication Number Publication Date
JPS59151807A JPS59151807A (ja) 1984-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859410U (ja) * 1981-10-15 1983-04-21 株式会社クボタ 乗用型施肥田植機
JPS58152829U (ja) * 1982-04-08 1983-10-13 株式会社クボタ 田植機

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JPS59151807A (ja) 1984-08-30

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