JPH0628503U - オーブン - Google Patents

オーブン

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Publication number
JPH0628503U
JPH0628503U JP6944992U JP6944992U JPH0628503U JP H0628503 U JPH0628503 U JP H0628503U JP 6944992 U JP6944992 U JP 6944992U JP 6944992 U JP6944992 U JP 6944992U JP H0628503 U JPH0628503 U JP H0628503U
Authority
JP
Japan
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movable structure
fish
oven
upper plate
heater
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Pending
Application number
JP6944992U
Other languages
English (en)
Inventor
恒由 中村
文幸 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGANO CERAMICS CO.,LTD.
Original Assignee
NAGANO CERAMICS CO.,LTD.
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Filing date
Publication date
Application filed by NAGANO CERAMICS CO.,LTD. filed Critical NAGANO CERAMICS CO.,LTD.
Priority to JP6944992U priority Critical patent/JPH0628503U/ja
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  • Electric Stoves And Ranges (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上部プレートを任意の位置に停止することが
でき、上部プレートと調理用魚等との間隙を容易に調整
できるオーブンを提供する。 【構成】 載置された調理用魚等の上方及び/又は下方
に配設されたヒータ20、22によって、焼魚等を調理
するオーブンであって、該ヒータ20、22及び載置さ
れた調理用魚等の上方に、前記ヒータとの対向面にセラ
ミックコーティングが施された上部プレート32が一体
に設けられて成る上下動自在の可動構造体12と、可動
構造体12の上方に位置し、ベアリング等の軸受を介す
ることなく軸穴に回転自在に直接軸着された回転軸14
に固着され、回転軸14と共に回転するスプロケット等
の回転体16a、16bと、可動構造体12が任意の位
置で停止可能となるように、一端が可動構造体12に接
続され且つ回転体16a、16bを介して下方に垂下さ
れているチェーン等の帯状体28a、28bの他端に接
続された、可動構造体12と等しい重量を有するウェイ
ト18a、18bとを具備することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はオーブンに関し、更に詳細には載置された調理用魚等の上方及び/又 は下方に配設されたヒータによって、焼魚等を調理するオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
焼魚や焼肉等を調理するオーブンには、通常、調理用魚や肉等の下方及び/又 は上方にヒータが配設され、前記ヒータ及び調理用魚等の上方に上部プレートが 設けられている。 かかる上部プレートの設置は、調理用魚等及びヒータを含む加熱空間を形成で き、調理用魚等を裏返すことなく全体を斑なく焼くことができるためである。 この上部プレートによる加熱空間は、魚等を焼く際には、狭空間であるほど好 ましいが、魚等の焼け具合等のチェックや焼魚等の取り出し等の作業の際には狭 空間であるほど都合が悪い。 このため、従来のオーブンでは、上下動自在に装着された上部プレートをピン 等の係止具によって複数位置に係止できるように組み立てられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この様な従来のオーブンでは、魚等を焼く際には、上部プレートと調理用魚等 との間隙を狭間隙とし、魚等を裏返すことなく全体を斑なく焼くことのできる狭 空間の加熱空間を形成でき、他方、焼魚等を取り出す際には、前記間隙をを広く して充分な作業用空間を形成できる。 しかしながら、従来のオーブンおいては、上部プレートの停止位置はピン等の 係止具で係止できる複数位置に限定され、調理用魚等の焼具合を調節すべく上部 プレートの停止位置を任意に調整することはできなかった。 そこで、本考案の目的は、上部プレートを任意の位置に停止することができ、 上部プレートと調理用魚等との間隙を容易に調整できるオーブンを提供すること にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者等は、前記目的を達成すべく検討を重ねたところ、上部プレートに一 端が接続され且つ上部プレートの上方に設けられたスプロケットを介して下方に 垂下されたチェーンの他端に、上部プレートの重さと略等しい重さのウェイトを 接続すること、スプロケットの回転の際に、若干の摩擦力を付与することが上部 プレートの上下動の停止が容易であることを見出し、本考案に到達した。 すなわち、本考案は、載置された調理用魚等の上方及び/又は下方に配設され たヒータによって、焼魚等を調理するオーブンであって、該ヒータ及び載置され た調理用魚等の上方に、前記ヒータとの対向面にセラミックコーティングが施さ れた上部プレートが一体に設けられて成る上下動自在の可動構造体と、前記可動 構造体の上方に位置し、ベアリング等の軸受を介することなく軸穴に回転自在に 直接軸着された回転軸に固着され、前記回転軸と共に回転するスプロケット等の 回転体と、前記可動構造体が任意の位置で停止可能となるように、一端が前記可 動構造体に接続され且つ前記回転体を介して下方に垂下されているチェーン等の 帯状体の他端に接続された、前記可動構造体と等しい重量を有するウェイトとを 具備することを特徴とするオーブンにある。
【0005】
【作用】
本考案によれば、上部プレートが設けられた可動構造体と、一端が可動構造体 に接続され且つスプロケット等の回転体を介して垂下されているチェーン等の帯 状体の他端に接続されたウェイトとの重量がバランスしているため、可動構造体 を人手で容易に上下動することができる。 更に、スプロケット等の回転体は、ベアリング等の軸受を介することなく軸穴 に直接軸着されて回転自在に設けられた回転軸に固着されており、可動構造体の 上下動に伴い回転軸が回転する際に、摩擦力が回転軸に作用する。このため、可 動構造体を上下動する力が消滅すると、可動構造体を直ちに停止状態とすること ができる。 この様に、本考案においては、上部プレートが設けられている可動構造体を容 易に上下動することができ、且つ任意の位置で停止することができる。 また、上部プレートのヒータとの対向面には、セラミックコーティングが施さ れており、遠赤外線に因る魚等の内部加熱効果も併せて奏することができる。 尚、本考案のオーブンでは、ベアリング等の軸受を使用しないため、加熱に因 る軸受等の破損が発生することがなく耐熱性に優れている。
【0006】
【実施例】
本考案を図面を用いて更に詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例であるオーブン10を示す正面図であり、オーブン1 0の下部に設けられ且つセラミックコーティングが施された複数本の下部ヒータ 22の上方には、レバー24の上下動に伴い上下動する可動構造体12が設けら れている。 この可動構造体12は、オーブン10の部分断面図である図2に示す様に、断 面コの字状の垂直部38、複数本の下部ヒータ22と対向し且つセラミックコー ティングが施された対向面に複数本の上部ヒータ20が設けられた上部プレート 32、及び垂直部38と上部プレート32とを連結して補強する三角形状の連結 板34から構成されている。この垂直部38には、後述する様に、二本のガイド 棒36a、36bが挿通されており、可動構造体12はガイド棒36a、36b にガイドされつつ上下動する。
【0007】 かかる可動構造体12上方には、スプロケット16a、16bがオーブン10 の本体に設けられた軸穴にベアリング等の軸受を介することなく回転自在に軸着 された回転軸14の両端部に固着されている。このスプロケット16a、16b の各々に半卷回されているチェーン28a、28bの各一端には可動構造体12 が接続され、チェーン28a、28bの各他端にはウェイト18a、18bが接 続されている。 かかるウェイト18a、18bの各々の重量は、可動構造体12の重量の1/ 2である。従って、ウェイト18a、18bの合計重量と可動構造体12の重量 とがバランスしているため、可動構造体12は任意の位置で停止状態を保持でき る。
【0008】 また、回転軸14は、オーブン10の本体に設けられた軸穴にベアリング等の 軸受を介することなく回転自在に軸着されている。このため、回転軸14がスプ ロケット16a、16bを介して回転するためには、回転軸14に作用する摩擦 力に抗して回転軸14を回転させる力がスプロケット16a、16bに働くこと を必要とするため、可動構造体14の停止状態を安定して保持できる。 他方、一端がオーブン10の本体に回動自在に固着されているレバー24の先 端部を上下方向に回動して可動構造体12を上下動する際には、回転軸14に作 用する摩擦力に抗する力をレバー24に加えればよく、可動構造体12を容易に 上下動することができるのである。 一方、レバー24に加えていた力を解除すると、回転軸14に作用する摩擦力 によって可動構造体12の上下動を直ちに停止でき、可動構造体12を任意の位 置に停止できる。 本実施例において、下部ヒータ22よりも下方に設けられたスプロケット26 a、26bに半卷回されたチェーン28c、28dを介してウェイト18a、1 8bの下端と可動構造体12とが接続されている。かかるチェーン28c、28 dによって、ウェイト18a、18bが左右に振れることを防止できる。 尚、下部ヒータ22及び上部ヒータ20は、電装ボックス32によって制御さ れている。
【0009】 本実施例のオーブンにおいては、図3に示す様に、可動構造体12が二本のガ イド棒36a、36bにガイドされて上下動する。 ところで、可動構造体12及びガイド棒36a、36bには、上部ヒータ20 及び下部ヒータ22に因る加熱によって熱膨張が発生する。このため、本実施例 では発生する熱膨張を吸収すべく、ガイド棒36a、36bの四点の支承点のう ち一点を固定した他は移動可能としている。 つまり、下端がL字状固定板46に固着されるガイド棒36bの上端部に、ガ イド棒36bの本体外径よりも小径の小径部35が形成され、この小径部35が L字状固定板48の円孔内に挿入される。L字状固定板48の円孔の内径は、小 径部35の外径よりも大であるため、ガイド棒36bの軸方向への熱膨張を吸収 できる。
【0010】 また、ガイド棒36aの上端部及び下端部の各々に、小径部37a、37bが 形成され、小径部37a、37bの各々はL字状固定板44、42の各々に形成 された長穴に挿入される。前記長穴の各長径は、ガイド棒36aに対して直角方 向に存在するため、可動構造体12の幅方向への熱膨張を吸収できる。 更に、長穴の短径は、小径部37a、37bと等しいか或いは若干広いため、 ガイド棒36aの軸方向への熱膨張も吸収できる。 この様に、本実施例においては、可動構造体12及びガイド棒36a、36b の各熱膨張を吸収でき、可動構造体12の上下動を常にスムーズとすることがで きる。 尚、図3において、可動構造体12の垂直部38に固着された板体50に穿設 された穴52は、図2に示すレバー24の先端部の回動に伴い可動構造体12を 上下動させるべく、レバー24の軸部が挿通される穴である。
【0011】 本実施例のオーブン10を使用して魚等を焼く際には、先ず、下部ヒータ22 の直上に設けられた網40に魚等を置く作業に都合がよいように、レバー24の 先端部を上方に回動して可動構造体12を上方に上昇させ、上部プレート32と 網40との間隙を広くする。 次いで、網40の上に魚等を置いた後、レバー24を下方に回動して可動構造 体12を下方に降下させ、上部プレート32と下部ヒータ22との間隙を狭くし 、魚等を裏返すことなく全体を斑なく焼くことができる加熱空間を形成する。 かかる加熱空間は、魚等の種類や下部ヒータ22や上部ヒータ20等の加熱量 等に基づき、上部プレート32の位置を調整することによって自由に調整するこ とができる。 尚、魚等を焼いている最中において、魚等から発生する油等は下部ヒータ22 の下方に設置されたパン30中の水に落下する。 また、魚等の焼け具合のチェックを行う際、或いは魚等が焼上った際に、レバ ー24の先端部を上方に回動することによって、魚等の焼け具合のチェックや焼 魚等の取り出しを容易に行うことができる。
【0012】 以上、説明してきた本実施例において、下部ヒータ22よりも下方に設けられ たスプロケット26a、26bに半卷回されたチェーン28c、28dを介して ウェイト18a、18bの下端と可動構造体12とが接続されているが、このチ ェーン28c、28dはなくてもよい。 更に、上部ヒータ20又は下部ヒータ22のいずれか一方のヒータだけであっ ても、魚等を充分に焼くことができる。また、本実施例では、上部ヒータ20に セラミックコーティングを施しているが、上部ヒータ20のセラミックコーティ ングはなくてもよい。 本実施例においては、レバー24によって可動構造体12を上下動させたが、 人手で直接可動構造体12を上下動させてもよい。この場合、可動構造体12が 加熱されているため、手袋等を必要とする。 尚、可動構造体12の上下動をモータ等の動力を使用してもよいが、手動で可 動構造体12を上下動することが可動構造体12を確実に所定の位置に停止でき るため好ましい。 更に、本実施例では、スプロケット16a、16bを回転軸14で連結したが 、各スプロケット毎に回転軸を設けてもよく、ウェイト18a、18bの二個の ウェイトを可動構造体12と等しい重量を有するウェイト一個にしてもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、魚等の種類や魚等の焼具合に応じて上部プレートの停止位置 を任意に調整することができ、且つ魚等のオーブンへの出し入れ作業の作業性を 向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るオーブンの正面図であ
る。
【図2】図1に示すオーブンの部分断面図である。
【図3】本実施例に係るオーブンの可動構造体の組立図
である。
【符号の説明】
10 オーブン 12 可動構造体 14 回転軸 16a、16b スプロケット 18a、18b ウェイト 20 上部ヒータ 22 下部ヒータ 28a、28b チェーン 32 上部プレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置された調理用魚等の上方及び/又は
    下方に配設されたヒータによって、焼魚等を調理するオ
    ーブンであって、 該ヒータ及び載置された調理用魚等の上方に、前記ヒー
    タとの対向面にセラミックコーティングが施された上部
    プレートが一体に設けられて成る上下動自在の可動構造
    体と、 前記可動構造体の上方に位置し、ベアリング等の軸受を
    介することなく軸穴に回転自在に直接軸着された回転軸
    に固着され、前記回転軸と共に回転するスプロケット等
    の回転体と、 前記可動構造体が任意の位置で停止可能となるように、
    一端が前記可動構造体に接続され且つ前記回転体を介し
    て下方に垂下されているチェーン等の帯状体の他端に接
    続された、前記可動構造体と等しい重量を有するウェイ
    トとを具備することを特徴とするオーブン。
JP6944992U 1992-09-09 1992-09-09 オーブン Pending JPH0628503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6944992U JPH0628503U (ja) 1992-09-09 1992-09-09 オーブン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6944992U JPH0628503U (ja) 1992-09-09 1992-09-09 オーブン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0628503U true JPH0628503U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13402962

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JP6944992U Pending JPH0628503U (ja) 1992-09-09 1992-09-09 オーブン

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JP (1) JPH0628503U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014031920A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826966A (ja) * 1971-08-09 1973-04-09
JPS62142929A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 焙焼器

Patent Citations (2)

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