JPH06284715A - スイッチング電源の制御方式 - Google Patents

スイッチング電源の制御方式

Info

Publication number
JPH06284715A
JPH06284715A JP8915693A JP8915693A JPH06284715A JP H06284715 A JPH06284715 A JP H06284715A JP 8915693 A JP8915693 A JP 8915693A JP 8915693 A JP8915693 A JP 8915693A JP H06284715 A JPH06284715 A JP H06284715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
input
output
circuit
error amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8915693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Azuma
宏樹 東
Yutaka Sekine
豊 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8915693A priority Critical patent/JPH06284715A/ja
Publication of JPH06284715A publication Critical patent/JPH06284715A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 高力率形スイッチング電源装置の交流入力周
波数の出力リップル電圧をリップルフィルタで減少さ
せ、周波数応答が早い制御回路を使っても入力電流波形
が歪まないようにして力率改善を計る。 【構成】 スイッチング電源装置の出力側に交流入力整
流リップルフィルタを附加し、出力リップル電圧を減少
させ、この出力電圧を検出する事で、入力電流を歪ませ
る事なく制御回路の周波数応答を早める事が出来る。こ
の為、オ−バ−シュ−ト、アンダ−シュ−ト防止用の別
の周波数応答の早い制御回路を附加する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は正弦波の交流電源を入力
とし、直流電圧を出力すると共に入力電流波形を正弦波
に近い波形になるようにして入力電流の高調波成分を減
らし、入力の力率を1に近い値とする高力率形スイッチ
ング電源いわゆるアクティブフィルタの制御方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】このようなスイッチング電源の一例とし
ては、例えば特願平3−174294に於いて図1に示
すような回路が提案されている。図1において、交流電
源E1に接続された全波整流器D1の出力にトランスT1
の一次巻線とオン、オフ動作を行うスイッチ素子Q1を
直列に接続し、該トランスT1の二次巻線の両端にダイ
オ−ドD2とコンデンサC2を直列に接続し、コンデンサ
C2の両端には、電気的負荷Lを接続して直流電圧を供
給する。出力アンプ回路AMPは、コンデンサC2の両
端の直流電圧を検出し、その出力は制御回路CONTに
接続され、該制御回路CONTの出力信号によってスイ
ッチング素子Q1を駆動する。 (2)
【0003】図1に示す従来の高力率形スイッチング電
源回路では、出力での交流入力整流リップル電圧を数+
mVまで減少させるには非常に大きな容量のコンデンサ
C2を出力段に附加しなければならない。また、出力コ
ンデンサの容量を減らし、数Vの交流入力整流リップル
電圧をもったままの出力電圧を検出し制御ル−プに送る
場合、図3のIin2の様に入力電流波形が歪みを生ず
る。この為交流入力周波数に応答しないよう誤差増巾器
のゲインを下げ応答を遅らせて入力電流波形を図3のI
in1の様に正弦波に近づけていた。しかし、この方法で
は入力又は負荷変動時に出力電圧は図2の点線のように
オ−バ−シュ−ト、アンダ−シュ−トしてしまう。これ
を防止する為、オ−バ−シュ−ト、アンダ−シュ−ト時
だけ働く、応答の早い誤差増巾器M2、M3を出力アン
プ回路AMPに附加しなければならず、出力アンプ回路
が複雑になった。
【0004】すなわち出力アンプ回路AMPは第一の誤
差増巾器M1、第二の誤差増巾器M2、第三の誤差増巾器
M3で構成されている。V2は第二の基準電圧源、V3は
第三の基準電圧源で第二の基準電圧源の電圧V2は第一
の基準電圧源の電圧V1よりやや低い、第三の基準電圧
源の電圧V3はV1よりやや高い。それぞれの誤差増幅器
の出力と負側の入力に接続された抵抗とコンデンサの直
列回路はそれぞれの誤差増幅器の周波数特性を設定する
ためのものである。
【0005】従来技術について、その動作を図2、図3
を用いてさらにくわしく説明する。スイッチング電源に
おいて、入出力の急変、例えば負荷電流が数ミリ秒の様
な短時間に増加したときに、第一の誤差増幅器M1は応
答が追いつかないので誤差増幅器M1の出力は緩やかに
上昇しこの結果出力電流の急激な増加をカバ−できずに
出力電圧は、図2の点線の様にオ−バ−シュ−ト、アン
ダ−シュ−トしてしまう。そこで第二の誤差増幅器M2
がオ−バ−シュ−ト電圧V2で動作すると第二の誤差増
幅器M2の動作により出力アンプ回路AMPの (3) 出力は速やかに上昇してTonも速やかに増加させて出
力電圧の低下が制限される。同様にして負荷電流が急変
したようなときには第三の誤差増幅器M3が動作して出
力電圧の上昇を抑える。
【0006】第二の誤差増幅器M2は出力電圧が設定偏
差より低下したときに出力アンプ回路AMPの出力を高
くして出力電圧を上げるように働く。これ以外のときは
第二の誤差増幅器M2の出力のダイオ−ドにより安定化
動作に寄与しない。第三の誤差増幅器M3は出力電圧が設
定偏差より上昇したときに誤差増幅器回路の出力を低く
して出力電圧を下げるように働く。これ以外のときは第
三の誤差増幅器M3の出力のダイオ−ドにより安定化動
作に寄与しない。第二の誤差増幅器M2と第三の誤差増
幅器M3の動作する設定偏差はそれぞれ基準電圧V2と
V3で設定される。誤差増幅器入力側の抵抗があるため
に第二の誤差増幅器M2あるいは第三の誤差増幅器M3の
出力が第一の誤差増幅器M1の出力より優先される。
【0007】交流電源の周波数が50Hzあるいは60
Hzである場合には第一の誤差増幅器M1のロ−ルオフ周
波数は数ヘルツに設定し、第二の誤差増幅器M2と第三
の誤差増幅器M3のロ−ルオフ周波数はこれより高く例
えば数百ヘルツ以上に設定される。この様にして過渡時
の立ち上がり出力電圧波形は図2の実線の様になりオ−
バ−シュ−ト、アンダ−シュ−トが防止される。
【0008】
【発明の目的】しかし以上述べた方法では定常状態の誤
差増巾器の他に、オ−バ−シュ−ト時に早い動作をする
誤差増巾器とアンダ−シュ−ト時に早い動作をする誤差
増巾器が必要となり出力アンプ回路が複雑となる等の欠
点があった。そこで高力率形スイッチング電源装置の交
流入力整流リップル電圧をリップルフィルタで減少さ
せ、周波数応答が早い制御回路を使っても入力電流波形 (4) が歪まないようにすることにより制御回路の簡素化を計
ることを目的とする。
【0009】
【実施例】図4は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。図中同一符号は図1と同部品を表す。図1にないF
はリップルフィルタ、M4は応答の早い誤差増幅器であ
る。図5のVinは交流入力電圧波形である。入力電圧
は全波整流器D1により整流され、コンデンサC1の容量
が小さいため図5のVc1の様な全波整流電圧波形がコン
デンサC1に現われる。その為出力コンデンサC2の電圧
は図5のVc2の様なリップルをもった電圧波形となる。
このリップル電圧は交流入力、整流リップルフィルタに
より除去されコンデンサC3には、図5のVc3の様な直
流電圧が現われる。このVc3電圧を誤差増幅器M4で検
出するので、出力アンプ回路AMPの周波数応答を早く
しても、リップルの影響を受けず入力電流波形は図5の
Iin3の様に正弦波となる。したがって、従来技術の回
路の様にオ−バ−シュ−ト、アンダ−シュ−ト用の誤差
増巾器が不要となり、回路が簡素化出来る。
【0010】
【効果の説明】テレビ用の電源等、出力リップル電圧を
数十mV以下にする必要がある電気製品用の高力率形ス
イッチング電源装置において周波数応答を遅らせる必要
がなく、この為オ−バ−シュ−ト、アンダ−シュ−ト防
止の為の制御回路を不要とし、家電用に簡素化した電源
を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の力率改善スイッチング電源回路
【図2】従来回路に於ける、入力又は負荷急変時の立ち
上がり時出力電圧
【図3】 (5) 従来回路の入力電流波形
【図4】本発明の力率改善スイッチング電源回路
【図5】本発明回路の各部波形
【符号の説明】
CONT 制御回路 AMP 出力アップ回路 C1〜C3 コンデンサ D1 全波整流器 D2 ダイオ−ド E1 交流電源 Q1 スイッチング素子 M1〜M4 誤差増巾器 F 交流入力整流リップルフィルタ T1 トランス L 負荷 V1 基準電圧 V2 オ−バ−シュ−ト時の基準電圧 V3 アンダ−シュ−ト時の基準電圧 Vin 入力電圧波形 Vc1 整流後のコンデンサC1の電圧波形 Vc2 出力コンデンサC3の電圧波形 Vc3 交流入力整流リップルフィルタの出力電
圧波形 Iin1 従来の制御方式で誤差増巾器の応答を遅
くした場合の入力電流波形 Iin2 従来の制御方式で誤差増巾器の応答を早
くした場合の入力電流波形 (6) Iin3 本発明の制御方式の場合の入力電流波形

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を入力とし出力に安定化された
    直流電圧を供給すると共に入力電流を正弦波に近い波形
    になるようにするスイッチング電源の制御方式におい
    て、前記スイッチング電源の出力段に、交流入力電圧を
    全波整流して発生するリップル電圧(交流入力整流リッ
    プル電圧)を除去するリップルフィルタ回路を附加し、
    該リップルフィルタ回路の出力電圧を検出し、基準電圧
    との偏差を増巾する誤差増巾器により制御回路を制御す
    るスイッチング電源の制御方式。
JP8915693A 1993-03-24 1993-03-24 スイッチング電源の制御方式 Pending JPH06284715A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8915693A JPH06284715A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 スイッチング電源の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8915693A JPH06284715A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 スイッチング電源の制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06284715A true JPH06284715A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13962985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8915693A Pending JPH06284715A (ja) 1993-03-24 1993-03-24 スイッチング電源の制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06284715A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09233810A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Sony Corp スイッチング電源回路
JP2013181862A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Nippon Koden Corp 電圧監視回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09233810A (ja) * 1996-02-22 1997-09-05 Sony Corp スイッチング電源回路
JP2013181862A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Nippon Koden Corp 電圧監視回路
US8981675B2 (en) 2012-03-02 2015-03-17 Nihon Kohden Corporation Voltage monitoring circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6980783B2 (en) Apparatus and method of controlling low frequency load currents drawn from a DC source in a telecommunications system
KR100718828B1 (ko) Llc 컨버터 및 llc 컨버터를 제어하기 위한 방법
US6295211B1 (en) Switching power supply unit having delay circuit for reducing switching frequency
US5216585A (en) Switching power source device
JP2006311689A (ja) Dc/dcコンバータ
JP2001008452A (ja) 電源装置
US4510564A (en) Synchronously detected DC/DC converter for regulated power supply
JPH06284715A (ja) スイッチング電源の制御方式
Sebastián et al. Average-current-mode control of two-input buck postregulators used in power-factor correctors
JP3215127B2 (ja) スイッチング電源の制御回路
JPS61244271A (ja) スイツチングレギユレ−タ
JPS63305754A (ja) スイッチングレギュレ−タ回路
JPH066978A (ja) 電力変換装置
JP2000125548A (ja) スイッチング電源装置
JPH08331849A (ja) 整流回路
JP2728159B2 (ja) 直流電源回路
JP2894954B2 (ja) 多出力電源装置
JPS5930032B2 (ja) 定電圧制御方式
JP2000224852A (ja) スイッチング電源装置
JP2913800B2 (ja) スイッチング電源装置の出力電圧可変方式
JPH0537290Y2 (ja)
JPS60213262A (ja) Dc−dcコンバ−タ
JP3081417B2 (ja) スイッチング電源
WO2003102710A1 (en) Apparatus and method of controlling low frequency load currents drawn from a dc source in a telecommunications system
JPH05219736A (ja) スイッチング電源装置