JPH0628358B2 - 伝送系のアドレス・チェック方法 - Google Patents

伝送系のアドレス・チェック方法

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JPH0628358B2
JPH0628358B2 JP58133353A JP13335383A JPH0628358B2 JP H0628358 B2 JPH0628358 B2 JP H0628358B2 JP 58133353 A JP58133353 A JP 58133353A JP 13335383 A JP13335383 A JP 13335383A JP H0628358 B2 JPH0628358 B2 JP H0628358B2
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昌之 識茂
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/42Loop networks
    • H04L12/437Ring fault isolation or reconfiguration

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、伝送系のアドレス・チエツク方法に関し、特
に伝送系における各伝送制御装置に割当てられたアドレ
スに重複があるか否かをチエツクする方法に関するもの
である。
〔発明の背景〕
従来のループ伝送系では、ループに接続された複数の伝
送制御装置のうちの1つをマスタ伝送制御装置とし、こ
のマスタ伝送制御装置がループ全体の伝送状況を把握し
て、送受信タイミングの制御やループの故障対策を行つ
ていた。しかし、マスタ伝送制御装置が故障すると伝送
が不可能となるため、本発明者等はマスタ伝送制御装置
を用いないループ伝送系を提案した(例えば、特開昭56
−40344号公報および特願昭55−125965号
明細書参照)。
上記特開昭56−40344号公報に示す方式では、ル
ープ上の各伝送制御装置は、ループ伝送路が異常になる
と、自から小ループの伝送可否チエツク・コマンドを含
むメツセージを発信し、そのループ上の各伝送制御装置
は、上記メツセージを受信した場合にそれを次に転送す
るとともに、自から伝送可のチエツク・コマンドを発信
して、小ループの伝送可否チエツクを行つている。
しかし、上記のループ伝送系では、各伝送制御装置に付
加されるアドレスは、すべて異なることを前提としてい
るため、新たに立上つた伝送制御装置や障害回復した伝
送制御装置が現在運用中の伝送制御装置と同一アドレス
である場合、それに対処することができず、伝送が不完
全になつてしまうという問題がある。
一方、上記特願昭55−125965号明細書に示す方
式では、各伝送制御装置がアドレスなしで小ループ・チ
エツクを行つて、障害を検出したときには迂回路を形成
し、またアドレスなしで大ループ・チエツクを行つて、
ループの回復を検出したときには迂回路を解除する。そ
して、アドレスが未設定の新たに追加された伝送制御装
置および故障から回復した伝送制御装置に、アドレスを
自動設定し、各伝送制御装置のアドレスに重複のないよ
うにしている。
しかし、上記の方式では、各伝送制御装置のアドレスが
他と重複しないように任意に設定されてしまい、その設
定されたアドレスをホスト処理装置側で検知するために
は新たな機能を追加する必要があり、保守上にも問題が
ある。このため、各伝送制御装置にあらかじめアドレス
を設定しておく方式の方が制御も簡単であり、望ましい
が、この場合には伝送系内に同一アドレスをもつ複数の
伝送制御装置が組み込まれてしまう可能性があり、この
ための対策が必要となる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、各伝
送制御装置に前もつてアドレスを設定しておき、伝送系
内に同一アドレスを持つ伝送制御装置が複数個存在する
か否かをチエツクして、メツセージ伝送を正常に行わせ
るような伝送系のアドレス・チエツク方法を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明による伝送系のアドレス・チェック方法は、
(1)それぞれアドレスが付与された複数の伝送制御装
置(第8図の21〜26)を伝送媒体で接続して、デー
タの伝送を行う伝送系において、伝送制御装置(21)
は伝送系の構成を変更するに際して、伝送媒体にアドレ
ス・トレイン・メッセージを送信し、メッセージを受信
した各伝送制御装置(22〜26)は順次自己のアドレ
ス(N1〜N6)を付加して伝送媒体に送出し、発信元の
伝送制御装置(21)は、メッセージ内のアドレス中に
現われる自アドレス(N1)を2回以上受信したと判断
した時点で、受信メッセージ中のアドレスを解析して、
自己と同一アドレスを持つ伝送制御装置が存在するか否
かをチェックすることを特徴としている。また、(2)
あらかじめ各伝送制御装置(第4図の11〜16,21
〜26)にアドレスが付与され、故障時には迂回路(4
2,53)が形成され、ループ伝送路(1,2)を1巡
したメッセージは発信元の伝送制御装置(21)で消去
される伝送系において、各伝送制御装置(11〜16,
21〜26)は自らの立ち上げ時および迂回路解除時に
アドレス・トレイン・メッセージを発信し、アドレス・
トレイン・メッセージを受信した各伝送制御装置(11
〜16,21〜26)は順次自己のアドレスを付加して
伝送路(1または2)に送出するとともに、発信元の伝
送制御装置は、該発信元の伝送制御装置のアドレスと重
複した伝送制御装置がないものと仮定して、伝送路を少
なくとも2周以上巡回して戻ってきたと判断されるメッ
セージ内のアドレス列を解析して、自己と同一アドレス
を持つ伝送制御装置が存在しないことを確認することも
特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により説明する。
第1図は、本発明が適用されるループ伝送系の全体構成
図である。
ループ伝送系には、ループ伝送路1,2が設けられ、そ
れらは矢印で示すように互に逆方向に情報を伝送する。
ループ上には、伝送制御装置(以下、NCPと記す)1
1〜14,21〜24が設置され、対となるNCP11
と21,12と22,13と23,14と24の間は互
いに迂回路41〜44,51〜54で接続されている。
さらに、各NCP対には、ホスト処理装置31〜34が
双方向伝送路(61,71),(62,72),(6
3,73),(64,74)により接続されている。
第2図は、第1図のループ伝送系で伝送される1メツセ
ージ内の配列を示す図である。
第2図において、51,56はメツセージの初めと終り
を示すフラグ(F)、52は機能コード(FC)で、データ
の内容や機能に対応したコード、53はメツセージを作
成し発信したNCPのアドレス(発信元アドレスS
A)、54はデータ(Data)で、処理されるべき情
報、55は誤り検知用データ(FCS)である。
第3図は、本発明が適用されるループ伝送系の異常のな
い状態での動作説明図である。
ループ伝送系内に異常のない状態においてNCP21が
ループ2にメツセージ401を発信したものとする。こ
の場合、NCP21はメツセージ401のSA部(第2
図の53参照)に、自NCPアドレスであるNをセツ
トする。
ループ伝送路2を一巡してきたメツセージ401を受信
したNCP21は、メツセージ内のSA部が自NCPア
ドレスNと一致することにより、自発信データである
ことを検知して、中継は行わない。そして、再送が不要
になつたため、自NCP内に保存していたメツセージ4
01を消去する。このように、伝送系内を一巡したデー
タは、発信元NCPにより消去される。
第4図は、本発明が適用されるループ伝送系に故障が発
生した場合の動作説明図である。
いま、NCP22,23間およびNCP12,13間の
伝送路に障害が発生し、伝送不可能になつたとする(故
障A)。
このとき、再びNCP21がループ2にメツセージ40
2を発信した場合、このメツセージ402は故障Aによ
りNCP21には戻つてこない。NCP21は、自らが
発信したデータが一定時間Tを経過しても戻つてこない
ことにより、伝送路上に異常のあることを検知し、自ら
が発信元になつて小ループ・チエツク信号301を発信
する。さらに、NCP21は対NCP11に対して、小
ループ・チエツク信号303を発信することを要求す
る。NCP21より小ループ・チエツク信号301を受
取つたNCP22は、その信号を対NCP12に流すと
ともに、自らが発信元となつて、小ループ・チエツク信
号302を発信するが、故障Aのため、この信号はNC
P22には戻つてこない。同じように、NCP16,1
5,14も小ループ・チエツク信号304,305,3
06を発信し、自NCPに戻つてきたことにより異常の
ないことを確認する。同じく、NCP13も小ループ・
チエツク信号307を発信するが、戻つてこない。
以上のプロセスにより、NCP22と13が小ループ上
の異常を検出して、迂回路42,53を形成し、以後、
メツセージをこの迂回路42,53に流す。また、NC
P22,13は、故障が回復したか否かをチエツクする
ため、小ループ・チエツク信号および大ループ・チエツ
ク信号を周期的に発信する。大ループ・チエツク信号
は、すべてのNCPに対して迂回させないで伝送させ、
回復したことをチエツクするものである。
このような異常処理動作を行うことにより、故障Aが回
復するまでは、迂回路42,53を通るループで、メツ
セージの伝送が行われる。
第5図は、第4図のループ伝送系における故障発生中の
メツセージ伝送路の説明図である。
NCP21は、メツセージ402を周期的に発信し、一
定時間経過後に戻らない場合はこの動作を続行する。前
述の異常処理動作により、迂回路42,53が形成され
るため、メツセージは迂回路形成後NCP21,22,
12,11,16,15,14,13,23,24,2
5,26,21の経路で伝送される。太線の経路で伝送
系内を一巡してNCP21に戻つたメツセージ402
は、照合により自発信メツセージであることが確認され
た後、消去される。
このように、本発明が適用されるループ伝送系では各C
NPは受信メツセージのSA部を照合することにより、
そのメツセージが自発信のものであるか否かを判定し、
その結果、自発信であればそのメツセージを中継せずに
消去する。このため、このようなループ伝送系では、伝
送系内に同一アドレスを持つNCPが複数個存在する場
合、メツセージが伝送系内のNCPに伝送されず、途中
で消去されてしまう欠点がある。
第6図は、ループ伝送系内に同一アドレスをもつNCP
が複数個存在する場合の動作説明図である。
いま、NCP21と23が同一アドレスNをもつてい
るとする。このとき、NCP21がメツセージ403を
発信すると、ループ2のNCP22を通つてNCP23に
到達する。メツセージ403は、NCP23により照合さ
れた結果、アドレスNが確認されて自発信メツセージ
とみなされ、消去されてしまうため、次のNCP24,
25,26には中継されない。
第7図は、本発明のアドレス重複チエツクの動作説明図
である。
本発明におけるアドレス重複チエツクは、各NCPの立
ち上げ時、つまり拡張によつて新たにNCPが設置され
たとき、および形成されていた迂回路が解除されたと
き、つまり故障が回復して修理後のNCPや伝送路がル
ープに再び挿入されたときに、実行される。
先ず、迂回路解除時に、アドレス重複チエツクを実行す
る理由を説明する。
第7図において、伝送路が2箇所で故障した結果、鎖線
で囲まれた伝送系内孤立部分Aが生じたものとする。こ
の孤立部分Aで新たにアドレスNをもつNCP23が
立ち上つた場合、アドレス重複チエツクが行われるが、
このチエツクは孤立部分A内のみに限られる。実際に
は、NCP21のアドレスもNであり、同一アドレス
をもつNCPがループ伝送系内に複数個存在するにもか
かわらず、孤立部分A内のチエツクであるため、NCP
21,23のアドレス重複は検知されない。このため、
迂回路解除時にも、アドレス重複チエツクを行う必要が
ある。
各NCPの立ち上げ時には、新たにアドレスが付与され
るのであるから、当然のことながらアドレス重複チエツ
クが必要である。
次に、NCPによる実際のアドレス重複チエツク動作に
ついて説明する。
第8図は、アドレス・トレインの中継動作の説明図であ
り、第9図は第8図における最終アドレス・トレイン・
データ部の説明図である。
各NCPは、自らの立ち上げ時、および自らが形成して
いる迂回路を解除したときに、アドレス重複チエツクの
ためのメツセージとして、アドレス・トレイン・データ
を送出する。このアドレス・トレインとしては、具体的
にメツセージのFC部にアドレス・トレインであること
を示す機能コードを有し、データ部(Data)に自分の
アドレスを有しており、伝送される途中で順次NCPの
アドレスがデータ部に追加される。すなわち、このメツ
セージを受信した各NCPは、そのデータ部の最後に自
NCPアドレスを付加して次に送出する。第8図におい
ては、立ち上げ時のNCP21からアドレス・トレイン
をループ2に発信すると、NCP22,23,24,2
5でそれぞれ自分のアドレスを付加するため、NCP2
6では、データ部のアドレスはN1〜N6の例となる。第
8図の矢印で示すように、伝送系内を2周した後、アド
レス・トレインは発信元NCPにより消去される。具体
的には、メツセージ内のSA部と同一アドレスをもつN
CPが、データ部内に自アドレスを3個検出すると、2
周したものと判断してメツセージを消去する。
第9図の1010で示すN2〜N6は1周目に付加された
各NCPのアドレスであり、1011で示すN2〜N6
2周目に付加された各NCPのアドレスである。発信元
NCP21は発信時と、1周終了時と2周終了時の3回
アドレスを付加するので、その時点で3個の時アドレス
を検出し、このメツセージを消去する。
次に、アドレス・トレイン受信時のNCPの処理につい
て説明する。
第10図は、本発明の実施例を示す重複チエツクのため
の各NCP内データ・エリアの説明図であり、第11図
はアドレス・トレイン受信時の各NCPの処理フローチ
ヤートである。
第11図において、先ずアドレス・トレインを受信した
NCPは、そのデータ部の最後に自アドレスを付加する
(ブロツク901)。次に、第10図に示す重複検知フ
ラグ・エリア801、異常検知フラグ・エリア802を
“0”にリセツトする(ブロツク901)。次に、受信
データのSA部と自アドレスが一致して、自発信データ
であり、かつデータ部のNCPアドレス列内に自アドレ
スが3個以上ある場合には、伝送系内を2周したアドレ
ス・トレインとみなし、そのデータ部を用いてアドレス
重複チエツクを行う(ブロツク903,904,90
5)。その結果、重複を検知した場合(重複検知フラグ
=“1”)、ホスト処理装置にアドレス重複検知を示す
データを送出し、自らをスルー・モードとし、自発信デ
ータの送出を中止することにより、伝送系全体での正常
伝送を可能とする(ブロツク907,908,91
7)。
また、受信データが自発信データでない場合には、先ず
そのデータ部のNCPアドレス列内にSA部の発信元N
CPアドレスが何個存在するかをカウンタ803により
カウントし、そのメツセージが何周目であるかを検知す
る(ブロツク903,911)。すなわち、データ部内
に発信元NCPがk個存在するとき、そのメツセージは
伝送系のk周目である。そして、データ部のNCPアド
レス列内に存在する自アドレスの個数がカウンタ803以
下でない場合には、自アドレス重複の可能性有りとし
て、異常検知フラグ・エリア802に“1”をセツト
し、自NCP状態に応じて現在迂回中か否かにより、受
信メツセージをループ伝送路、迂回路に送出する(ブロ
ツク912〜916)。
また、自発信データで、データ部内に自アドレスが2個
以下しか存在しないときも、同じように受信メツセージ
を自NCP状態に応じて送出する(ブロツク904,9
14,915,916)。
最後に、異常検知フラグ・エリア802を調べ、そこに
“1”がセツトされている場合には、自アドレスが重複
しているか否かをチエツクするため、自らが発信元とな
つてアドレス・トレインを送出する(ブロツク909,
910)。
次に、第11図のフローチヤート中におけるアドレス重
複チエツク(ブロツク905)の処理について、第12
図,第13図,第14図により説明する。
第12図は、ループ伝送系の2重ループのうちのループ
2を示す図である。
いま、伝送系内に同一アドレスNをもつNCPが2
個、すなわちNCP21と24がアドレスNをもつて
いるものとする。このとき、NCP2がアドレス・トレ
イン403を送出すると、アドレス・トレイン403
は、アドレスNの重複のため、伝送系内を2周せず
に、1周した後、NCPにより消去される。この場合、
NCP21により最終的に受信されるアドレス・トレイ
ンのデータ部は、第13図に示す内容になる。このアド
レス列が正常であれば、アドレス列のうち自アドレスN
の間の部分1020,1021は同一内容となるはず
である(第9図の1010,1011参照)。しかし、
NCP21,24が同一アドレスNをもつているため
に、1020,1021のアドレスは一致しない。すな
わち、自発信アドレス・トレインのデータ部の自アドレ
スで囲まれた部分が一致するか否かを判定することによ
り、伝送系内に自NCPと同一アドレスをもつNCPが
存在するか否かをチエツクすることができる。
第14図は、本発明の実施例を示すアドレス重複チエツ
クの詳細処理フローチヤートである。
先ず、自アドレスが、データ部のNCPアドレス列内の
何番目に位置しているかを検出する(ブロツク905
0)。ここで、最初の自アドレスをNCPアドレス列の
1番目とし、2個目の自アドレスが1番目、3個目の自
アドレスがj番目にそれぞれ位置しているものとする。
このとき、2番目〜(i−1)番目と(i+1)番目〜
(j−1)番目のNCPアドレスを順に比較していき
(ブロツク9051〜9055)、不一致を検出した時
点で重複検知フラグ・エリア801に“1”をセツトし
て(ブロツク9056)、このチエツク処理を終了す
る。例えば、データ部内の自アドレス位置が、第9図に
示すNの位置であるとすれば、自アドレス位置は1番
目,7番目(i),13番目(j)である。したがつて、先ず
kを1とし、(k+1)番目と(i+k)番目のアドレ
ス、すなわち2番目と8番目のアドレスを比較する(ブ
ロツク9051,9052)。第9図では、2番目と8
番目のアドレスはいずれもNであるから、一致と判断
し、次にkに2をセツトしてk≧i−2、つまり比較す
る回数が終了したか否かを判断し、まだ終了していなけ
ればブロツク9052に戻る(ブロツク9053〜90
55)。k=2のとき、(k+1)番目と(i+k)番
目のアドレス、すなわち3番目と9番目のアドレスを比
較すると、いずれもNであるため、一致と判断する
(ブロツク9052〜9053)。このようにして、一
致する限り比較動作を繰り返す。そして、1つでも比較
結果が不一致の場合には、異常と判定し、重複検知フラ
グ801に“1”をセツトする(ブロツク9056)。
このようにして、各NCPは自らの立ち上げ時、および
迂回路解除時に、アドレス・トレインを送出することに
より、伝送系内に自NCPと同一のアドレスをもつNC
Pが存在するか否かをチエツクすることができる。
なお、実施例では、伝送系内を2周するアドレス・トレ
インを用いるため、発信元NCPは、自らの同一アドレ
スをもつNCPの存在を、1個だけ検知できるにすぎな
い。しかし、伝送系内をn周するアドレス・トレインを
用いることにより、本実施例と同じ方法で(n−1)個
までのアドレス重複NCPの存在を検知することができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、伝送系におい
て、各NCPにあらかじめアドレスを設定しておく場
合、NCPアドレスの重複を検出することができるの
で、アドレス重複によりメツセージが伝送系内を1周し
ないうちに消去されることを防止でき、メツセージ伝送
を正常に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるループ伝送系の全体構成
図、第2図は第1図のループ伝送系で伝送されるメツセ
ージ配列を示す図、第3図は本発明が適用されるループ
伝送系の異常がない状態の動作説明図、第4図は本発明
が適用されるループ伝送系に故障が発生したときの動作
説明図、第5図は第4図のループ伝送系における故障発
生中のメツセージ伝送路の説明図、第6図はループ伝送
系内に同一アドレスをもつNCPが複数個存在する場合
の動作説明図、第7図は本発明のアドレス重複チエツク
の動作説明図、第8図はアドレス・トレインの中継動作
の説明図、第9図は第8図における最終アドレス・トレ
インのデータ部の説明図、第10図は本発明の実施例を
示す重複チエツクのための各NCP内データ・エリアの
説明図、第11図はアドレス・トレイン受信時の各NCP
の処理フローチヤート、第12図はループ伝送系の2重
ループのうちの1つを示す図、第13図は第12図にお
いて最終的に受信されるアドレス・トレインのデータ部
を示す図、第14図は本発明の実施例を示すアドレス重
複チエツクの詳細処理フローチヤートである。 1,2:ループ伝送路、11〜26:伝送制御装置(N
CP)、31〜34:ホスト処理装置、41〜44,5
1〜54:迂回路、801:重複検知フラグ・エリア、
802:異常検知フラグ・エリア、803:発信元NC
P数カウンタ・エリア。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれアドレスが付与された複数の伝送
    制御装置を伝送媒体で接続して、上記伝送制御装置間に
    循環させてデータの伝送を行う伝送系において、上記伝
    送制御装置は伝送系の構成を変更するに際して、上記伝
    送媒体にアドレス・トレイン・メッセージを送信し、該
    メッセージを受信した各伝送制御装置は順次自己のアド
    レスを付加して上記伝送媒体に送出し、発信元の伝送制
    御装置は、メッセージ内のアドレス中に現われる自アド
    レスを参照して、該メッセージを2回以上受信したと判
    断した時点で、受信メッセージ中のアドレスを解析し
    て、自己と同一アドレスを持つ伝送制御装置が存在する
    か否かをチェックすることを特徴とする伝送系のアドレ
    ス・チェック方法。
  2. 【請求項2】前記伝送制御装置は、少なくとも自からの
    立上げ時に上記アドレス・トレイン・メッセージを送信
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の伝
    送系のアドレス・チェック方法。
  3. 【請求項3】あらかじめ各伝送制御装置にアドレスが付
    与され、故障時には迂回路が形成され、ループ伝送路を
    1巡したメッセージは発信元の伝送制御装置で消去され
    る伝送系において、各伝送制御装置は自らの立ち上げ時
    および迂回路解除時にアドレス・トレイン・メッセージ
    を発信し、該アドレス・トレイン・メッセージを受信し
    た各伝送制御装置は順次自己のアドレスを付加して伝送
    路に送出するとともに、発信元の伝送制御装置は、該発
    信元の伝送制御装置のアドレスと重複した伝送制御装置
    がないものと仮定して、上記伝送路を少なくとも2周以
    上巡回して戻ってきたと判断されるメッセージ内のアド
    レス列を解析して、自己と同一アドレスを持つ伝送制御
    装置が存在しないことを確認することを特徴とする伝送
    系のアドレス・チェック方法。
  4. 【請求項4】前記発信元の伝送制御装置は、アドレス・
    トレイン・メッセージのアドレス列中の自己のアドレス
    があらかじめ定められた数だけ検出されたとき、該アド
    レス・トレイン・メッセージが上記伝送路を2周以上巡
    回したと判断して伝送を中止し、アドレス列のうち自己
    のアドレスで囲まれた部分のアドレスがすべて一致する
    か否かを比較照合することにより、アドレス重複を検知
    することを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の伝送
    系のアドレス・チェック方法。
JP58133353A 1983-07-21 1983-07-21 伝送系のアドレス・チェック方法 Expired - Lifetime JPH0628358B2 (ja)

Priority Applications (4)

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