JPH09286332A - 鉄道用二重系電子装置 - Google Patents

鉄道用二重系電子装置

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JPH09286332A
JPH09286332A JP10255196A JP10255196A JPH09286332A JP H09286332 A JPH09286332 A JP H09286332A JP 10255196 A JP10255196 A JP 10255196A JP 10255196 A JP10255196 A JP 10255196A JP H09286332 A JPH09286332 A JP H09286332A
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circuit
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JP10255196A
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Keiji Hirata
恵司 平田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道用二重系電子装置において、二重系の演
算処理装置の各演算データが誤動作して互いに不一致に
ならなくとも、演算データの一致を照合する照合回路の
正常・不正常を確認する。 【解決手段】 同じ入力データに対して第1および第2
演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
よび第2演算データを照合回路で照合し、不一致のとき
上記演算データを出力させることを不可とするものにお
いて、互いに異なるデータを格納するメモリを有し、照
合回路の点検時に、照合回路が演算データを出力回路に
出力させることを中断させた状態で、上記メモリに格納
された異なるデータをそれぞれ照合回路に入力し、照合
回路が上記演算データを出力させることを不可とするこ
とを確認するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば鉄道駅構
内の信号機や転てつ器などの制御に用いられる鉄道用二
重系電子装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は例えば“鉄道と電気技術 電子
連動装置(1993.9 VOL.4 No.9p63〜p6
8)”に示され、従来の演算処理装置(以下CPUとい
う)を2つ用いた二重系のバス同期システムの二重系電
子連動装置の構成を示すブロック図である。 この図に
おいて、1,2は互いに同期して同一の処理を行うCP
U1,CPU2、1A,2AはCPU1,CPU2の各
演算データバス、3は演算データバス1A,2A上の演
算データ(出力情報)の一致,不一致を検査し、一致し
ているならば、主系の演算データバス(例えばCPU1
の演算データバス1A)の演算データを出力させ、かつ
演算データバス1A,2Aの演算データが不一致のとき
は、外部へは演算データを出力させず、CPU1,CP
U2をリセットする照合回路、4はCPU1,CPU2
をリセットするリセット信号、5は1〜4および1A,
2Aからなる連動系、6は照合回路3の演算データを受
けて動作し、入力部,保安出力部,汎用出力部などから
構成される汎用I/F部、7は汎用I/F部6の出力を
受けて動作する入出力リレー部、8は入出力リレー部7
の出力を受けて実際に動作する信号機や転てつ器などの
現場機器、9は二重系電子連動装置の動作を監視し制御
する制御部、10は制御部9と二重系電子連動装置の要
部を結合する結合系、18は制御部9より照合回路3を
制御する制御信号である。なお、現場機器8を除いた部
分を二重系電子連動装置という。
【0003】次に動作について説明する。二重系電子連
動装置は、制御部9からの命令を受け結合系10を介し
て連動系5を駆動する。連動系5は、結合系10より同
一入力情報(入力データ)がCPU1,CPU2にそれ
ぞれ加えられると、これに応じた同一の演算データがC
PU1,CPU2からそれぞれ演算データバス1A,2
Aを介して照合回路3に入力される。そして、両方の演
算データが一致しておれば正常であり、照合回路3は、
例えば、主系の演算データを汎用I/F部6に出力さ
せ、それに基づいて汎用I/F部6から入出力リレー部
7が駆動され、信号機や転てつ器などの現場機器8が動
作する。しかし照合回路3の照合結果が不一致のときに
は、演算データを汎用I/F部6に出力させず、故障有
りとして、リセット信号4がCPU1,CPU2をリセ
ットし、その情報をCPU1またはCPU2から制御部
9に伝達し、連動系5の動作を停止させることで信号機
や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の二重系電子連動
装置は、以上のように構成されているので、実際に演算
データが不一致にならないと、照合回路3がその異常に
対して動作するかどうか判断できないため、信号機や転
てつ器などの現場機器8の誤動作を発生させる可能性が
ある。またCPU1,CPU2に異常があっても、CP
U1,CPU2へのデータ入力以前に検査できないた
め、信号機や転てつ器などの現場機器8の誤動作を発生
させる可能性がある。またCPU1,CPU2に同時に
同じ演算エラ−が発生しても、照合回路3ではそれが検
知できないため、信号機や転てつ器などの現場機器8の
誤動作を発生させる可能性がある。
【0005】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、同じ入力データに対して第
1および第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得
られた第1および第2演算データを照合回路で照合し、
それらの演算データが互いに一致したとき上記照合回路
が出力回路に上記演算データを出力させることを可と
し、不一致のとき上記演算データを出力させることを不
可とするものにおいて、照合回路や演算処理装置の正常
または不正常を確認することができ、信号機や転てつ器
などの現場機器の誤動作を防ぐ装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の鉄道用二重系
電子装置では、同じ入力データに対して第1および第2
演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
き上記演算データを出力させることを不可とするものに
おいて、互いに異なるデータを格納するメモリを有し、
上記照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算デー
タを上記出力回路に出力させることを中断させた状態
で、上記メモリに格納された異なるデータをそれぞれ上
記照合回路に入力し、上記照合回路が上記演算データを
出力させることを不可とすることを検知する信号を発生
することを確認するようにしたものである。
【0007】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、データを格納するメモリを有し、上記照合
回路の点検時に、上記照合回路が上記演算データを上記
出力回路に出力させることを中断させた状態で、上記メ
モリに格納された同じデータを上記照合回路に入力し、
上記照合回路が上記演算データを出力させることを可と
することを検知する信号を発生することを確認するよう
にしたものである。
【0008】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、互いに異なるデータを格納するメモリを有
し、上記照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算
データを上記出力回路に出力させることを中断させた状
態で、上記メモリに格納された同じデータを上記照合回
路に入力し、上記照合回路が上記演算データを出力させ
ることを可とすることを検知する信号を発生することを
確認すると共に、上記メモリに格納された異なるデータ
をそれぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が上記
演算データを出力させることを不可とすることを検知す
る信号を発生することを確認するようにしたものであ
る。
【0009】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、第1および第2演算データのいずれか一方
のデータを反転するバッファを有し、上記照合回路の点
検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力回路
に出力させることを中断させた状態で、上記演算処理装
置からの演算データと上記バッファからの反転演算デー
タとをそれぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が
上記演算データを出力させることを不可とすることを検
知する信号を発生することを確認するようにしたもので
ある。
【0010】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、模擬入力データとその模擬入力データを上
記演算処理装置に入力したときの演算期待値を格納する
メモリを有し、上記演算処理装置の点検時に、上記照合
回路が上記演算データを上記出力回路に出力させること
を中断させた状態で、上記メモリに格納された模擬入力
データを上記演算処理装置に入力して、上記演算処理装
置で演算された演算データと上記メモリに格納された演
算期待値とが一致することを確認するようにしたもので
ある。
【0011】また、演算処理装置で演算された演算デー
タとメモリに格納された演算期待値とが一致することを
照合回路で確認するようにしたものである。
【0012】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、互いに異なる第1,第2模擬入力データと
その第1,第2模擬入力データを上記第1,第2演算処
理装置にそれぞれ入力したときの第1,第2演算期待値
を格納するメモリを有し、上記演算処理装置と照合回路
の点検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力
回路に出力させることを中断させた状態で、(1)上記
メモリに格納された第1模擬入力データを上記第1演算
処理装置に入力して得た上記第1演算処理装置の演算デ
ータと上記メモリに格納された第1演算期待値とが一致
すること、(2)上記メモリに格納された第2模擬入力
データを上記第2演算処理装置に入力して得た上記第2
演算処理装置の演算データと上記メモリに格納された第
2演算期待値とが一致すること、(3)上記第1演算期
待値と上記第2演算期待値を入力された上記照合回路が
上記演算データを出力させることを不可とすることを検
知する信号を発生することを確認するようにしたもので
ある。
【0013】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、同じ入力データを第1および第2演算処理
装置に入力すると共に、上記入力データに対する上記演
算処理装置の演算期待値を上記照合回路に入力し、上記
照合回路で、(1)上記第1および第2演算処理装置の
各演算データが一致すること、(2)上記演算データが
上記演算期待値と一致することを確認するようにしたも
のである。
【0014】さらにまた、同じ入力データに対して第1
および第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得ら
れた第1および第2演算データを照合回路で照合し、そ
れらの演算データが互いに一致したとき上記照合回路が
出力回路に上記演算データを出力させることを可とし、
不一致のとき上記演算データを出力させることを不可と
するものにおいて、上記照合回路を二重に設け、同じ入
力データを上記第1および第2演算処理装置に入力して
得た上記第1および第2演算データを上記各照合回路で
照合し、その内のいずれかが上記第1および第2演算デ
ータの不一致を検出したとき、上記照合回路が不正常で
あることを確認するようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の一形態を図と共
に説明する。図1はこの発明の実施の形態1における鉄
道用二重系電子装置の構成を示すブロック図である。図
1において、1,2は同じ入力データに対して同期して
同一の処理を行うCPU1,CPU2、1A,2AはC
PU1,CPU2の演算結果である演算データを送る演
算データバス、1B,2Bは照合回路3へデータを送る
演算データバス、3は演算データバス1B,2B上の演
算データ(出力情報)の一致、不一致を検査し、一致し
ているならば主系の演算データバス(例えばCPU1の
演算データバス1B)の演算データを出力させ、かつ演
算データバス1B,2B上の演算データが不一致のとき
は、外部へは演算データを出力させず、CPU1,CP
U2をリセットする照合回路、4は照合回路3が不一致
を検出したときCPU1,CPU2をリセットするリセ
ット信号、5は1〜4,1A,2A,1B,2Bおよび
後述するバッファ11〜17からなる連動系である。
【0016】6は照合回路3から演算データを受ける入
力部,保安出力部,汎用出力部などから構成される汎用
I/F部(すなわち出力回路)、7は汎用I/F部6の
出力を受けて動作する入出力リレー部、8は入出力リレ
ー部7の出力を受けて実際に動作する信号機や転てつ器
などの現場機器、9は全体の動作を監視・制御する制御
部、10は制御部9と連動系5を結合する結合系、11
は演算データバス1A用のバッファ、12は演算データ
バス2A用のバッファ、13、14は互いに異なる固定
データを記憶するメモリ、15は固定データを記憶する
メモリ13用のバッファ、16はバッファ15とは差異
のある固定データを記憶するメモリ14用のバッファ、
17は制御部9からの命令により結合系10を経てバッ
ファ11〜16を制御するバッファ制御回路、18は照
合回路3およびバッファ制御回路17を制御する制御信
号である。
【0017】次に動作について説明する。かかる鉄道用
二重系電子装置の連動系の動作は、結合系10より同一
入力データ(入力情報)がCPU1およびCPU2にそ
れぞれ加えられると、同じ演算処理が実施されて、同一
の演算データ(出力情報)がCPU1およびCPU2か
らそれぞれ演算データバス1A,2A,バッファ11,
12および演算データバス1B,2Bを介して照合回路
3に入力される(図2の通常時参照)。図2は実施の形
態1の動作説明図で、通常時は、結合系10からバッフ
ァ制御回路17により、バッファ11,12は、イネー
ブル(enable、導通可)、バッファ15,16はディセ
ーブル(disable、導通不可)に制御されている。
【0018】照合回路3への両方の演算データが一致し
ておれば、CPU1およびCPU2は正常であり、照合
回路3は演算データバス1B,2B上のうちの一方の演
算データを出力させ、これに基づいて汎用I/F部6か
ら入出力リレー部7が駆動され、信号機や転てつ器など
の現場機器8が動作する。しかし照合回路3の照合結果
が不一致のときには、故障有りとし、照合回路3は演算
データバス1B,2B上のいずれの演算データをも出力
させず、リセット信号4がCPU1およびCPU2をリ
セットし、その情報がCPU1またはCPU2から結合
系10を経由して制御部9に伝達され、結合系10より
連動系5の動作を停止させることで信号機や転てつ器な
どの現場機器8の誤動作を防ぐ。
【0019】しかし通常時には、実際に演算データバス
1A上および演算データバス2A上の演算データが不一
致にならないと、照合回路3が不一致に対して正常に動
作するかどうか判断できない。以下照合回路3の点検時
の手順を図3のフローチャートと共に説明する。通常時
はバッファ11,12はイネーブル、バッファ15,1
6はディセーブルに制御されている(ST1)。ここで
演算データが不一致時の照合回路3の動作を確認する。
照合回路3の点検時、制御部9から結合系10を経由し
て、制御信号18で照合回路3を制御し、照合回路3が
データを汎用I/F部6へ出力させることを一時的に中
断する(ST2)。
【0020】合わせて制御部9からの制御信号18に基
づく命令によりバッファ制御回路17は、バッファ1
1,12をディセーブル、バッファ15,16をイネー
ブルにするので、照合回路3にはメモリ13とメモリ1
4のデータが入力される(ST3)。メモリ13とメモ
リ14のデータは互いに等しくないので、照合回路3が
正常に動作するのであれば、照合データの不一致を検知
し、リセット信号4にてCPU1およびCPU2をリセ
ットする。
【0021】CPU1およびCPU2がリセットされれ
ば(ST4)、照合回路3は正常に動作していることが
検知でき、CPU1,2のいずれかから、その情報が結
合系10を経由して制御部9へ伝達され(ST5)制御
部9は制御信号18により、照合回路3を制御し一時中
断していた汎用I/F部6への出力を再開する(ST
6)。ここで、照合回路3が演算データを出力させるこ
とを不可とすることを検知する信号としては、リセット
信号4あるいはその信号4が原因となり、発生する信号
であればよい。リセットされなければ、照合回路3は正
常に動作していないことが検知でき、CPU1,2のい
ずれかからその情報が結合系10経由で制御部9へ伝達
され(ST7)、制御部9は連動系5を停止する(ST
8)ことで信号機や転てつ器などの現場機器8の誤動作
を防ぐことができる。なお制御部9の制御を制御部9か
らの点検動作開始情報をもとに、連動系5内部のCPU
1およびCPU2で代替しても同様な効果が得られる。
なお、CPU1およびCPU2での代替は以下の実施の
形態2〜7においても同様に実施できる。
【0022】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2における鉄道用二重系電子装置の構成を示すブロッ
ク図である。1〜18は図1のものと同様なものである
ので、その説明を省略する。21はバッファ制御回路1
7により制御されるバッファで、バッファ21がイネー
ブルのときメモリ13のデータを出力する。
【0023】次に動作について説明する。かかる鉄道用
二重系電子装置の連動系の動作は、結合系10より同一
入力データがCPU1およびCPU2にそれぞれ加えら
れると、同じ演算処理が実施されて、同一の演算データ
がCPU1およびCPU2からそれぞれ演算データバス
1A,2A,バッファ11,12および演算データバス
1B,2Bを介して照合回路3に入力される(図5の通
常時参照)。図5は実施の形態2の動作説明図で、通常
時は結合系10からバッファ制御回路17により、バッ
ファ11,12はイネーブル、バッファ15,16,2
1はディセーブルに制御されている。
【0024】照合回路3への両方の演算データが一致し
ておれば、CPU1およびCPU2は正常であり、照合
回路3は演算データバス1B,2B上のうちの一方の演
算データを出力させ、これに基づいて汎用I/F部6か
ら入出力リレー部7が駆動され、信号機や転てつ器など
の現場機器8が動作する。しかし照合回路3の照合結果
が不一致のときには、故障有りとし、照合回路3は演算
データバス1B,2B上のいずれの演算データをも出力
させず、リセット信号4がCPU1およびCPU2をリ
セットし、実施の形態1と同様に、結合系10より連動
系5の動作を停止させることで、信号機や転てつ器など
の現場機器8の誤動作を防ぐ。
【0025】しかし通常時には、実際に演算データバス
1A上および演算データバス2A上の演算データが不一
致にならないと、照合回路3が不一致に対して正常に動
作するかどうか判断できず、また結合系10からデータ
が入力されてからでないと、照合回路3が一致・不一致
に対して正常に動作するかどうか判断できなかった。以
下に照合回路3に同一のデータを二重に入力したとき照
合回路3が正常に動作するかどうかの点検(図5の照合
回路3の点検時2)と、照合回路3に異なるデータを入
力したとき照合回路3が正常に動作するかどうかの点検
(図5の照合回路3の点検時1)について説明する。
【0026】図6は図5における照合回路3の点検時2
から点検時1の手順を示すフローチャートである。通常
時はバッファ11,12はイネーブル、バッファ15,
16,21はディセーブルである(ST21)。ここで
演算データが一致時の照合回路3の動作を確認する。照
合回路3の点検時2、制御部9から結合系10を経由し
て、制御信号18で照合回路3を制御し、照合回路3が
データを汎用I/F部6へ出力させることを一時的に中
断する(ST22)。合わせて制御部9からの制御信号
18に基づく命令によりバッファ制御回路17は、バッ
ファ11,12をディセーブル、バッファ15をイネー
ブル、バッファ16をディセーブル、バッファ21をイ
ネーブルに制御する(図5の照合回路3の点検時2参
照)。
【0027】この時演算データバス1B上にはメモリ1
3のデータがバッファ15を介し、かつ演算データバス
2B上にもメモリ13のデータがバッファ21を介して
それぞれ出力される(ST23)ので、照合回路3が正
常に動作していれば(ST24)、照合結果が一致であ
ることを検知し、リセット信号4を所定時間内に発信す
ることはない。なお、リセット信号を発生しない代わり
に、特定の信号を発生して積極的に正常であることを制
御部9に連絡するようにしてもよい。いずれにしろ、リ
セットされなければ、照合回路3は正常に動作している
ことになり、CPU1,2のいずれかから点検時2で照
合回路3が正常であることが結合系10経由で制御部9
に連絡される(ST25)。
【0028】一方照合回路3が不一致を検知し、リセッ
ト信号4によりCPU1,CPU2をリセットすれば、
照合回路3が正常に動作していないことが検知でき、C
PU1,2のいずれかから照合回路3は不正常であるこ
とが結合系10経由で制御部9へ伝達され(ST2
6)、制御部9は連動系5を停止する(ST27)こと
で信号機や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐこ
とができる。
【0029】他方照合回路3が正常に動作し、照合結果
が一致したことが検知できれば、点検時1が続いて開始
され、制御部9より制御信号18により、バッファ制御
回路17はバッファ11,12,21をディセーブルに
し、バッファ15,16をイネーブルにする(図5の照
合回路3の点検時1参照)。このとき演算データバス1
B上にはメモリ13のデータがバッファ15を介して、
かつ演算データバス2B上にはメモリ14のデータがバ
ッファ16を介して照合回路3にそりぞれ出力される
(ST28)。メモリ13とメモリ14のデータは互い
に異なるため、照合回路3が正常に動作していれば、照
合結果が不一致であることを検知し(ST29)、リセ
ット信号4にてCPU1,2はリセットされ、CPU
1,2のいずれかから、照合回路3は点検時1で正常で
あることを結合系10経由で制御部6へ連絡される(S
T30)。そして制御部9は制御信号18で照合回路3
を制御し、一時中断していた演算データの汎用I/F部
6への出力を再開させる。(ST31)。
【0030】ここでもし照合結果が不一致であることを
検知できず、リセット信号が発生されなければ、照合回
路3が正常に動作していないことが検知でき、CPU
1,2のいずれかから照合回路3は不正常であることが
結合系10経由で制御部9へ伝達され(ST26)、制
御部9は連動系5を停止する(ST27)ことで信号機
や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐことができ
る。このようにバッファ制御回路17の制御信号を制御
することで、各CPU1およびCPU2に入力データが
入力される前に、照合回路3の故障検出動作の確認が実
行できる。
【0031】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3における鉄道用二重系電子装置の構成を説明するブ
ロック図である。図7において、1〜18は図1のもの
と同様のものであるので、その説明を省略する。31は
バッファ制御回路17により制御されるバッファで、バ
ッファ31がイネーブルのとき、演算データバス1Aの
演算データを反転して出力する。
【0032】次に動作について説明する。通常時は、図
8の通常時のように、バッファ11,12はイネーブ
ル、バッファ31はディセーブルであるので、演算デー
タバス1B上には演算データバス1Aの演算データが、
演算データバス2B上には演算データバス2Aの演算デ
ータが出力される(ST32)。ここで演算データ不一
致時の照合回路3の動作を確認する。照合回路3の点検
時、制御部9から結合系10を経由して、制御信号18
で照合回路3を制御し、照合回路3がデータを汎用I/
F部6へ出力させることを一時的に中断する(ST3
3)。
【0033】合わせて制御部9からの命令によりバッフ
ァ制御回路17は、バッファ11をディセーブル、バッ
ファ12,31をイネーブルにするので、図8の照合回
路3の点検時のように、照合回路3には演算データバス
1A上の反転演算データと演算データバス2A上の演算
データが入力される(ST34)。演算データバス1A
上の反転演算データと演算データバス2A上のデータは
等しくないので、照合回路3が正常に動作するのであれ
ば、照合データの不一致を検知し、リセット信号4によ
りCPU1およびCPU2はリセットされる。
【0034】CPU1およびCPU2がリセットされれ
ば(ST35)、照合回路3は正常に動作していること
が検知でき、その情報が制御部9へ伝達され(ST3
6)、一時中断していた汎用I/F部6への出力を再開
する(ST37)。リセットされなければ、照合回路3
は正常に動作していないことが検知でき、その情報がC
PU1またはCPU2から制御部9へ伝達され(ST3
8)、連動系5を停止する(ST39)ことで、信号機
や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐことができ
る。このようにインバータ型バッファを設け、それを制
御することで実施の形態1と同様な効果がえられる。
【0035】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4における鉄道用二重系電子装置の構成を説明する
ブロック図である。図において、1〜10は図1のもの
と同様のものであるので、その説明を省略する。41は
後述する入力バッファ制御回路42および照合回路3を
制御する制御信号、43は任意に設定できる模擬入力デ
ータとその模擬入力データを上記演算処理装置に入力し
たときの演算結果である演算期待値を格納するメモリ、
44は制御部9から結合系10経由で連動系5へ出力さ
れる通常の入力データ(入力情報)、45,46は通常
の入力データ44用のバッファ、47は模擬入力データ
を格納したメモリ43のデータを受けて制御部9から結
合系10を経由して連動系5へ出力される模擬入力デー
タ、48,49は模擬入力データ47用のバッファ、4
2は制御部9からの命令を受けてバッファ45,46,
48,49を制御する入力バッファ制御回路である。
【0036】次に動作について説明する。通常時の動作
は制御部9から結合系10を経由して通常の入力データ
44が出力されており、図11の通常時のように制御信
号41により入力バッファ制御回路42が、バッファ4
5,46をイネーブル、バッファ48,49をディセー
ブルに制御する(図12のST41)。通常時の動作
は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
CPU1およびCPU2の点検時、制御部9から結合系
10を経由して、制御信号41で、照合回路3を制御
し、照合回路3がデータを汎用I/F部6へ出力させる
ことを一時中断する(ST42)。
【0037】続いて制御部9からの命令により入力バッ
ファ制御回路42がバッファ45,46,48,49を
ディセーブルに制御する。制御部9はメモリ43の模擬
入力データを読み込むと共に、このメモリ43の模擬入
力データに対するCPU1およびCPU2の演算期待値
を制御信号41で照合回路3にセットする(ST4
3)。次に制御部9からの命令により、入力バッファ制
御回路42がバッファ48,49をイネーブル、バッフ
ァ45,46をディセーブルに制御する(図11のCP
U1,CPU2の点検時)。そのためCPU1およびC
PU2には模擬入力データ47が入力される(ST4
4)。CPU1およびCPU2が正常に動作していれ
ば、演算結果は先に照合回路3に与えた演算期待値と一
致するはずで(ST45)、一致していれば照合回路3
より信号50でCPU1およびCPU2に、CPU1お
よびCPU2は正常に動作していることを伝達し、CP
U1またはCPU2から制御部9へ正常であることを伝
達する(ST46)。
【0038】続いて制御部9は制御信号41で照合回路
3と入力バッファ制御回路42を制御し、一時中断して
いた汎用I/F部6への出力を再開し(ST47)、バ
ッファ45,46をイネーブル、バッファ48,49を
ディセーブルにし、CPU1およびCPU2には通常の
入力データ44が入力され通常時にもどる(ST4
8)。しかしCPU1およびCPU2の演算結果が先に
照合回路3に与えた演算期待値と一致していなければ、
CPU1およびCPU2は正常に動作していないことを
信号50により、CPU1およびCPU2に伝達し、C
PU1またはCPU2より制御部9へ伝達し(ST4
9)、連動系5の動作を停止する(ST50)ことで信
号機や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐことが
できる。
【0039】実施の形態5.図13はこの発明の実施の
形態5における鉄道用二重系電子装置の構成を示すブロ
ック図である。図において、1〜50は図10のものと
同様のものであるので、説明を省略する。説明の都合
上、メモリ43に格納されているデータを第1模擬入力
データと第1演算期待値と呼ぶ。51はメモリで、第1
模擬入力データと異なる第2模擬入力データとその第2
模擬入力データを上記演算処理装置に入力したときの演
算結果である第2演算期待値を格納する。その結果第2
演算期待値はメモリ43の第1演算期待値とは異なる。
52は第2模擬入力データを格納したメモリ51のデー
タを受けて制御部9から結合系10を経由して連動系5
へ出力される第2模擬入力データである。なお第1模擬
入力データ47はメモリ43によるものである。
【0040】次に動作について説明する。通常時の動作
は、制御部9から結合系10を経由して通常の入力デー
タ44が出力されており、図14の通常時のように、制
御信号41により入力バッファ制御回路42が、バッフ
ァ45,46をイネーブル、48,49をディセーブル
に制御する(図15のST51)。通常の動作は、実施
の形態1と同様であるので、説明を省略する。CPU1
およびCPU2の点検時、制御部9から結合系10を経
由して、制御信号41で、照会回路3を制御し、照合回
路3がデータを汎用I/F部6へ出力させることを一時
中断する(ST52)。
【0041】続いて制御部9からの命令により入力バッ
ファ制御回路42がバッファ45,46,48,49を
ディセーブルに制御する。制御部9はメモリ43の第1
模擬入力データを読み込むと共に、このメモリ43の第
1演算期待値を制御信号41で照会回路3にセットす
る。同時に制御部9はメモリ51の第2模擬入力データ
を読み込むと共に、このメモリ51の第2演算期待値を
制御信号41で照会回路3にセットする(ST53)。
次に制御部9からの命令により、入力バッファ制御回路
42が、バッファ48,49をイネーブル、バッファ4
5,46をディセーブルに制御する(図14のCPU
1,CPU2の点検時)。そのためCPU1には第2模
擬入力データ52が、CPU2には第1模擬入力データ
47が入力される(ST54)。
【0042】CPU1およびCPU2が正常に動作して
いれば、演算結果は先に照合回路3に与えた第1,第2
演算期待値とそれぞれ一致するはずであるが(ST5
5)、一致していなければ、照合回路3より信号50で
CPU1およびCPU2に、CPU1およびCPU2は
正常に動作していないことを伝達し、CPU1またはC
PU2より制御部9へ伝達し(ST56)、連動系5の
動作を停止する(ST57)ことで信号機や転てつ器な
どの現場機器8の誤動作を防ぐ。一致していれば、照合
回路3より信号50でCPU1およびCPU2に、CP
U1およびCPU2は正常に動作していることを伝達
し、CPU1またはCPU2より制御部9へ伝達する
(ST58)。第1,第2演算期待値は互いに異なるの
で、照合回路3が正常に動作するのであれば、照合デー
タの不一致を検知し、照合回路3はリセット信号4にて
CPU1およびCPU2をリセットする。
【0043】ここで連動系5がリセットされれば(ST
59)、照合回路3は正常に動作していることが検知で
き、その情報をCPU1またはCPU2から制御部9へ
伝達し(ST60)、制御部9から制御信号41で入力
バッファ制御回路42がバッファ45,46をイネーブ
ル、バッファ48,49をディセーブルに制御して、C
PU1およびCPU2には通常の入力データが入力し得
るようにし(ST61)、照合回路3が一時中断してい
た、汎用I/F部6へ演算データを出力させることを再
開する(ST62)。一方リセットされなければ、照合
回路3は正常に動作していないことが検知でき、その情
報がCPU1またはCPU2から制御部9へ伝達され
(ST81)、連動系5を停止する(ST82)ことで
信号機や転てつ器などの現場機器8の誤動作を防ぐこと
ができる。
【0044】実施の形態6.図16はこの発明の実施の
形態6における鉄道用二重系電子装置の構成を説明する
ブロック図である。図において、1〜18は図1の実施
の形態1のものと同様のものであるので、その説明を省
略する。入力データをCPU1およびCPU2に入力す
るとき、照合回路3には、制御部9から結合系10を経
由して、入力データをCPU1またはCPU2に入力し
たときの演算結果である演算期待値を入力する。
【0045】次に動作について説明する。かかる鉄道用
二重系電子装置の連動系の動作は、まず制御部9からの
命令で結合系10より同一入力データがCPU1および
CPU2に加えられると共に、その入力データに対する
演算期待値が照合回路3へ入力される(図17のST6
3)。次にCPU1およびCPU2は演算結果である演
算データを演算データバス1Aおよび演算データバス2
Aを介して照合回路3へ出力する。照合回路3では、両
演算データを比較し、両方の演算データが一致しておれ
ば(ST64)、CPU1およびCPU2は正常であ
り、もし不一致ならば、CPU1およびCPU2は正常
に動作していないことをリセット信号4で制御部9へ伝
達し(ST65)、制御部9は連動系5の動作を停止す
る(ST66)ことで信号機や転てつ器などの現場機器
8の誤動作を防ぐ。
【0046】次に照合回路3で先に入力した演算期待値
と演算データバス1Aの演算データを比較し(ST6
7)、一致していれば、CPU1およびCPU2は正常
に動作しており、CPU1およびCPU2の点検は終了
する(ST68)。比較結果が不一致の場合は、CPU
1およびCPU2の演算が同時に同じ演算ミスをした場
合であり、CPU1およびCPU2は正常に動作してい
ないことを信号50で制御部9へ伝達し(ST65)、
連動系5の動作を停止する(ST66)。このように照
合回路3へ入力データに対する演算期待値を入力してお
くことにより、CPU1およびCPU2の演算が同時に
同じ演算ミスをした場合でも、信号機や転てつ器などの
現場機器8の誤動作を防ぐことができる。
【0047】実施の形態7.図18はこの発明の実施の
形態7における鉄道用二重系電子装置の構成を説明する
ブロック図である。図において1〜18は図1の実施の
形態1と同様のものであるので、その説明を省略する。
照合回路3は、第1,第2演算処理装置の第1,第2演
算データが一致したとき、後述する照合回路71に上記
演算データのいずれか一方を出力させることを可とす
る。71は照合回路3と同一の機能を有する照合回路
で、第1,第2演算処理装置の第1,第2演算データが
入力され、両演算データが一致したとき、照合回路3を
通過した演算データを汎用I/F部6に出力させること
を可とする。
【0048】次に動作について説明する。かかる鉄道用
二重系電子装置の連動系5の動作は、まず制御部9から
の命令で結合系10より同一入力データがCPU1、C
PU2に加えられる(図19のST71)。次にCPU
1およびCPU2は演算した各演算データを演算データ
バス1Aおよび演算データバス2Aを介してに照合回路
3および照合回路71へ入力する。照合回路3にてCP
U1およびCPU2の演算データが一致しておれば(S
T72)、CPU1およびCPU2は正常であり、照合
回路3では一致したことを照合回路71へ報告する(S
T73)。もし不一致ならばCPU1およびCPU2は
正常に動作していないことを、リセット信号4で制御部
9へ伝達し(ST74)、連動系5の動作を停止する
(ST75)ことで信号機や転てつ器などの現場機器8
の誤動作を防ぐ。
【0049】一致していれば照合回路3で一致結果が照
合回路71に報告されており、次に照合回路71で、C
PU1およびCPU2の両演算データが一致しておれば
(ST76)、照合回路3および照合回路71は正常に
動作しており、照合回路3および照合回路71の点検を
終了する(ST77)。不一致となれば、照合回路3お
よび照合回路71は正常に動作していないことを、リセ
ット信号で制御部9へ伝達し(ST78)、連動系5の
動作を停止する(ST79)ことで信号機や転てつ器な
どの現場機器8の誤動作を防ぐ。このように照合回路を
二重系にすることで、万一一方の照合回路が故障したと
しても、もう一方の照合回路が動作していれば、エラー
を検出でき、信号機や転てつ器などの現場機器8の誤動
作を防ぐことができる。
【0050】
【発明の効果】この発明に係わる鉄道用二重系電子装置
によれは、同じ入力データに対して第1および第2演算
処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1および
第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算デー
タが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に上記
演算データを出力させることを可とし、不一致のとき上
記演算データを出力させることを不可とするものにおい
て、互いに異なるデータを格納するメモリを有し、上記
照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算データを
上記出力回路に出力させることを中断させた状態で、上
記メモリに格納された異なるデータをそれぞれ上記照合
回路に入力し、上記照合回路が上記演算データを出力さ
せることを不可とすることを検知する信号を発生するこ
とを確認するようにしたので、第1および第2演算処理
装置の実際の演算データが互いに不一致にならなくと
も、互いに異なるデータをメモリに格納し、照合回路に
入力することで、照合回路の正常・不正常を確認するこ
とができる。
【0051】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、データを格納するメモリを有し、上記照合
回路の点検時に、上記照合回路が上記演算データを上記
出力回路に出力させることを中断させた状態で、上記メ
モリに格納された同じデータを上記照合回路に入力し、
上記照合回路が上記演算データを出力させることを可と
することを検知する信号を発生することを確認するよう
にしたので、第1および第2演算処理装置の実際の演算
データによらなくとも、データをメモリに格納し、照合
回路にメモリの同じデータを入力することで、照合回路
の正常・不正常を確認することができる。
【0052】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、互いに異なるデータを格納するメモリを有
し、上記照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算
データを上記出力回路に出力させることを中断させた状
態で、上記メモリに格納された同じデータを上記照合回
路に入力し、上記照合回路が上記演算データを出力させ
ることを可とすることを検知する信号を発生することを
確認すると共に、上記メモリに格納された異なるデータ
をそれぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が上記
演算データを出力させることを不可とすることを検知す
る信号を発生することを確認するようにしたので、第1
および第2演算処理装置の実際の演算データによらなく
とも、異なるデータをメモリに格納し、照合回路にメモ
リの同じデータを入力したり、異なるデータを入力した
りして、照合回路の正常・不正常を確認することができ
る。
【0053】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、第1および第2演算データのいずれか一方
のデータを反転するバッファを有し、上記照合回路の点
検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力回路
に出力させることを中断させた状態で、上記演算処理装
置からの演算データと上記バッファからの反転演算デー
タとをそれぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が
上記演算データを出力させることを不可とすることを検
知する信号を発生することを確認するようにしたので、
第1および第2演算処理装置の実際の演算データが互い
に不一致にならなくとも、互いに異なる演算データを発
生させて、照合回路に入力することで、照合回路の正常
・不正常を確認することができる。
【0054】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、模擬入力データとその模擬入力データを上
記演算処理装置に入力したときの演算期待値を格納する
メモリを有し、上記演算処理装置の点検時に、上記照合
回路が上記演算データを上記出力回路に出力させること
を中断させた状態で、上記メモリに格納された模擬入力
データを上記演算処理装置に入力して、上記演算処理装
置で演算された演算データと上記メモリに格納された演
算期待値とが一致することを確認するようにしたので、
演算処理装置の正常・不正常を確認することができる。
【0055】また、演算処理装置で演算された演算デー
タとメモリに格納された演算期待値とが一致することを
照合回路で確認するようにしたので、演算処理装置の正
常・不正常を確認することができる。
【0056】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、互いに異なる第1,第2模擬入力データと
その第1,第2模擬入力データを上記第1,第2演算処
理装置にそれぞれ入力したときの第1,第2演算期待値
を格納するメモリを有し、上記演算処理装置と照合回路
の点検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力
回路に出力させることを中断させた状態で、(1)上記
メモリに格納された第1模擬入力データを上記第1演算
処理装置に入力して得た上記第1演算処理装置の演算デ
ータと上記メモリに格納された第1演算期待値とが一致
すること、(2)上記メモリに格納された第2模擬入力
データを上記第2演算処理装置に入力して得た上記第2
演算処理装置の演算データと上記メモリに格納された第
2演算期待値とが一致すること、(3)上記第1演算期
待値と上記第2演算期待値を入力された上記照合回路が
上記演算データを出力させることを不可とすることを検
知する信号を発生することを確認するようにしたので、
演算処理装置と照合回路の正常・不正常を確認すること
ができる。
【0057】また、同じ入力データに対して第1および
第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第
1および第2演算データを照合回路で照合し、それらの
演算データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回
路に上記演算データを出力させることを可とし、不一致
のとき上記演算データを出力させることを不可とするも
のにおいて、同じ入力データを第1および第2演算処理
装置に入力すると共に、上記入力データに対する上記演
算処理装置の演算期待値を上記照合回路に入力し、上記
照合回路で、(1)上記第1および第2演算処理装置の
各演算データが一致すること、(2)上記演算データが
上記演算期待値と一致することを確認するようにしたの
で、CPU1およびCPU2の正常・不正常を確認する
ことができると共に、CPU1およびCPU2の演算が
同時に同じ演算ミスをした場合でも、その不正常を確認
することができる
【0058】さらにまた、同じ入力データに対して第1
および第2演算処理装置で同じ演算処理を実施して得ら
れた第1および第2演算データを照合回路で照合し、そ
れらの演算データが互いに一致したとき上記照合回路が
出力回路に上記演算データを出力させることを可とし、
不一致のとき上記演算データを出力させることを不可と
するものにおいて、上記照合回路を二重に設け、同じ入
力データを上記第1および第2演算処理装置に入力して
得た上記第1および第2演算データを上記各照合回路で
照合し、その内のいずれかが上記第1および第2演算デ
ータの不一致を検出したとき、上記照合回路が不正常で
あることを確認するようにしたので、照合回路を二重か
でき、かつその不正常を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における鉄道用二重
系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の動作説明図である。
【図3】 図1の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2における鉄道用二重
系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 図4の動作説明図である。
【図6】 図4の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】 この発明の実施の形態3における鉄道用二重
系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 図7の動作説明図である。
【図9】 図7の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図10】 この発明の実施の形態4における鉄道用二
重系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 図10の動作説明図である。
【図12】 図10の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図13】 この発明の実施の形態5における鉄道用二
重系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図14】 図13の動作説明図である。
【図15】 図13の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図16】 この発明の実施の形態6における鉄道用二
重系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図17】 図16の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図18】 この発明の実施の形態7における鉄道用二
重系電子装置の構成を示すブロック図である。
【図19】 図18の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図20】 従来の二重系電子連動装置の構成をを示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 CPU1 2 CPU2 3 照合回路 5 連動系 1A,2A,1B,2B 演算データバス 6 汎用I/F部 7 入出力リレ
ー部 8 現場機器 9 制御部 10 結合系 11,12 バ
ッファ 13,14 メモリ 15,16 バ
ッファ 17 バッファ制御回路 21 バッファ 31 バッファ 42 入力バッ
ファ制御回路 43 メモリ 45,46 バ
ッファ 48,49 バッファ 51 メモリ 71 照合回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、互いに異なるデータを格納するメモリを有し、
    上記照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算デー
    タを上記出力回路に出力させることを中断させた状態
    で、上記メモリに格納された異なるデータをそれぞれ上
    記照合回路に入力し、上記照合回路が上記演算データを
    出力させることを不可とすることを検知する信号を発生
    することを確認するようにしたことを特徴とする鉄道用
    二重系電子装置。
  2. 【請求項2】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、データを格納するメモリを有し、上記照合回路
    の点検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力
    回路に出力させることを中断させた状態で、上記メモリ
    に格納された同じデータを上記照合回路に入力し、上記
    照合回路が上記演算データを出力させることを可とする
    ことを検知する信号を発生することを確認するようにし
    たことを特徴とする鉄道用二重系電子装置。
  3. 【請求項3】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、互いに異なるデータを格納するメモリを有し、
    上記照合回路の点検時に、上記照合回路が上記演算デー
    タを上記出力回路に出力させることを中断させた状態
    で、上記メモリに格納された同じデータを上記照合回路
    に入力し、上記照合回路が上記演算データを出力させる
    ことを可とすることを検知する信号を発生することを確
    認すると共に、上記メモリに格納された異なるデータを
    それぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が上記演
    算データを出力させることを不可とすることを検知する
    信号を発生することを確認するようにしたことを特徴と
    する鉄道用二重系電子装置。
  4. 【請求項4】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、第1および第2演算データのいずれか一方のデ
    ータを反転するバッファを有し、上記照合回路の点検時
    に、上記照合回路が上記演算データを上記出力回路に出
    力させることを中断させた状態で、上記演算処理装置か
    らの演算データと上記バッファからの反転演算データと
    をそれぞれ上記照合回路に入力し、上記照合回路が上記
    演算データを出力させることを不可とすることを検知す
    る信号を発生することを確認するようにしたことを特徴
    とする鉄道用二重系電子装置。
  5. 【請求項5】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、模擬入力データとその模擬入力データを上記演
    算処理装置に入力したときの演算期待値を格納するメモ
    リを有し、上記演算処理装置の点検時に、上記照合回路
    が上記演算データを上記出力回路に出力させることを中
    断させた状態で、上記メモリに格納された模擬入力デー
    タを上記演算処理装置に入力して得た上記演算処理装置
    の演算データと上記メモリに格納された演算期待値とが
    一致することを確認するようにしたことを特徴とする鉄
    道用二重系電子装置。
  6. 【請求項6】 演算処理装置で演算された演算データと
    メモリに格納された演算期待値とが一致することを照合
    回路で確認するようにしたことを特徴とする請求項5記
    載の鉄道用二重系電子装置。
  7. 【請求項7】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、互いに異なる第1,第2模擬入力データとその
    第1,第2模擬入力データを上記第1,第2演算処理装
    置にそれぞれ入力したときの第1,第2演算期待値を格
    納するメモリを有し、上記演算処理装置と照合回路の点
    検時に、上記照合回路が上記演算データを上記出力回路
    に出力させることを中断させた状態で、(1)上記メモ
    リに格納された第1模擬入力データを上記第1演算処理
    装置に入力して得た上記第1演算処理装置の演算データ
    と上記メモリに格納された第1演算期待値とが一致する
    こと、(2)上記メモリに格納された第2模擬入力デー
    タを上記第2演算処理装置に入力して得た上記第2演算
    処理装置の演算データと上記メモリに格納された第2演
    算期待値とが一致すること、(3)上記第1演算期待値
    と上記第2演算期待値を入力された上記照合回路が上記
    演算データを出力させることを不可とすることを検知す
    る信号を発生することを確認するようにしたことを特徴
    とする鉄道用二重系電子装置。
  8. 【請求項8】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、同じ入力データを第1および第2演算処理装置
    に入力すると共に、上記入力データに対する上記演算処
    理装置の演算期待値を上記照合回路に入力し、上記照合
    回路で、(1)上記第1および第2演算処理装置の各演
    算データが一致すること、(2)上記演算データが上記
    演算期待値と一致することを確認するようにしたことを
    特徴とする鉄道用二重系電子装置。
  9. 【請求項9】 同じ入力データに対して第1および第2
    演算処理装置で同じ演算処理を実施して得られた第1お
    よび第2演算データを照合回路で照合し、それらの演算
    データが互いに一致したとき上記照合回路が出力回路に
    上記演算データを出力させることを可とし、不一致のと
    き上記演算データを出力させることを不可とするものに
    おいて、上記照合回路を二重に設け、同じ入力データを
    上記第1および第2演算処理装置に入力して得た上記第
    1および第2演算データを上記各照合回路で照合し、そ
    の内のいずれかが上記第1および第2演算データの不一
    致を検出したとき、上記照合回路が不正常であることを
    確認するようにしたことを特徴とする鉄道用二重系電子
    装置。
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