JP2013085318A - フェールセーフ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外部データである速度パルス信号を取り込む受信部と、各系がデータ交換するためのデータ交換部と、各系それぞれに前記受信部でのパルスデータ交換部へデータを書き込む、ないしデータを読み出すための演算部とを設け、各系が、それぞれ、自系が書き込むデータと他系が書き込むデータを記憶し、自系が前記データ交換部に書き込んだデータと、該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第1の健全性を確認し、他系が前記データ交換部に書き込んだデータと該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第2の健全性を確認し、前記第1の健全性確認と、前記第2の健全性確認を系毎に実行する。
【選択図】図4
Description
また、速度信号の取り込みタイミングの相違によるパルスカウント値の不整合を防止することで、不要な速度差検知による故障検知に伴ってブレーキが出力することを防ぎ、不要な列車の稼働率低下を防ぐことができる。
(S01)各CPU207a、207bは、接続サイド確認レジスタのA面212a、B面212bで自身の系を認識する。(2071a、2071b)
(S02)接続サイド確認レジスタがA系212aである場合、つまり自身がA系CPU207aだと認識した場合、(0x5A5A5A5A)のデータをデータ交換レジスタのA面210aに書き込む。(2072a)
(S03)接続サイド確認レジスタがB系212bである場合、つまり自身がB系CPU207bだと認識した場合、(0xA5A5A5A5)のデータをデータ交換レジスタのB面210bに書き込む。(2072b)
(S04)各CPU207a、207bは、データ交換レジスタのA面210aを指定し格納されたデータを読出す。ここでは、データ交換レジスタのA面210aから読出した結果は、(0x5A5A5A5A)である。(2073a、2073b)
(S05)各CPU207a、207bは、データ交換レジスタのB面210bを指定し格納されたデータを読出す。ここでは、データ交換レジスタのB面210bから読出した結果は、(0xA5A5A5A5)である。(2074a、2074b)
(S06)CPU207aは、データ交換レジスタのA面210aを指定し読み出した値(0x5A5A5A5A)が、予め認識しているA系用チェックデータ(0x5A5A5A5A)と一致することを確認する。(2075a)
(S07)CPU207bは、データ交換レジスタのB面210aを指定し読み出した値(0xA5A5A5A5)が、予め認識しているB系用チェックデータ(0xA5A5A5A5)と一致することを確認する。(2075b)
(S08)CPU207aは、データ交換レジスタのB面210bを指定し読み出した値(0xA5A5A5A5)が、予め認識しているA系用チェックデータ(0x5A5A5A5A)の反転と一致することを確認する。(2076a)
(S09)CPU207bは、データ交換レジスタのA面210aを指定し読み出した値(0x5A5A5A5A)が、予め認識しているB系用チェックデータ(0xA5A5A5A5)の反転と一致することを確認する。(2076b)
上記処理において、データ交換レジスタ210の全ビットを0と1に変化させチェックするので、故障を確実に検知できる。
(S11)A系/B系CPU207a、207bは、それぞれ自系のタイマ_A205a、タイマ_B205bから、パルスカウント値TCLKA_AとTCLKA_Bを取得する。(2171a、2171b)
(S12)CPU207aはデータ交換レジスタ210のA面(210a)に、CPU207bはデータ交換レジスタ210のB面(210b)に自系で取り込んだパルスカウント値の書き込みを行う。(2172a、2172b)
(S13)CPU207a、CPU207bはデータ交換レジスタ210のA面(210a)を指定し読み出すことで、A系タイマ205aのパルスカウント値TCLKA_Aを取得する。(2173a、2173b)
(S14)CPU207a、CPU207bはデータ交換レジスタ210のB面(210b)を指定し読み出すことで、B系タイマ210bのパルスカウント値TCLKA_Bを取得する。(2174a、2174b)
(S15)CPU207a、207bは、(S13)、(S14)で読み出したA系タイマ205aのパルスカウント値TCLKA_Aと、B系タイマ205bのパルスカウント値TCLKA_Bの差が閾値以内であることを確認する(パルス差監視処理)。(2175a、2175b)
(S16)CPU207a、207bは、(S15)のパルス差監視処理の異常がなければ、A系タイマ205aで取り込んだパルスカウント値TCLKA_Aを列車速度の演算に使用し、列車制御処理を行う。
もし、(S15)でのパルスカウント差が閾値より大きい場合には、入力段回路やタイマの異常と見なし、列車に故障検知信号とブレーキの出力で減速や停止を行う。そのため、列車システムとして安全動作が可能となる。
12 列車
13 ATC受信部
14 フェールセーフ演算部
15 速度照査部
16 速度発電機
17 車輪
18 軌道回路
19 受電器
111 ATC信号
130a DSP_A
130b DSP_B
141 制限速度情報
142 故障検知信号
151 ブレーキ出力
152 速度照査回路
161 速度パルス信号
191 ATC信号
204a バス_A
204b バス_B
205a タイマ_A
205b タイマ_B
206a RAM_A
206b RAM_B
207a CPU_A
207b CPU_B
208 バス照合回路
2081 エラー信号
210 データ交換レジスタ
210a データ交換レジスタ_A面
210b データ交換レジスタ_B面
212a 接続サイド確認レジスタ_A面
212b 接続サイド確認レジスタ_B面
Claims (6)
- 多重系での出力照合方式によるフェールセーフ装置において、
外部よりデータを取り込む受信部と
各系がデータ交換するためのデータ交換部と、
各系それぞれに前記データ交換部へデータを書き込む、ないしデータを読み出すための演算部とを設け、
各系が、それぞれ、自系が書き込むデータと他系が書き込むデータを記憶し、
自系が前記データ交換部に書き込んだデータと、該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第1の健全性を確認し、
他系が前記データ交換部に書き込んだデータと、該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第2の健全性を確認し、
前記第1の健全性確認と、前記第2の健全性確認を系毎に実行する
ことを特徴とするフェールセーフ装置。 - 請求項1に記載のフェールセーフ装置において、第1および第2の健全性確認は、
自系自身が受信部より取り込んだデータを、データ交換部に書き込むデータとし、
他系自身が受信部より取り込んだデータを、データ交換部に書き込むデータとし、
自系がデータ交換部に書き込んだデータを読み出すとともに、他系がデータ交換部に書き込んだデータを読み出して両者のデータ比較動作を実施して、その差が予め設定した閾値以内であれば、その系の健全性が保持されていると判断することを特徴とするフェールセーフ装置。 - 多重系での出力照合方式によるフェールセーフ装置において、
外部よりデータを取り込む受信部と
各系がデータ交換するためのデータ交換部と、各系それぞれに前記データ交換部へデータを書き込む、ないしデータを読み出すための演算部と
各系のそれぞれのバスの状態を監視するバス照合回路とを設け、
各系が、それぞれ、自系が書き込むデータと他系が書き込むデータを記憶し
自系が前記データ交換部に書き込んだデータと、該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第1の健全性を確認し、
他系が前記データ交換部に書き込んだデータと、該データを自系がデータ交換部から読み出した結果とを比較して第2の健全性を確認し、
前記第1の健全性確認と、前記第2の健全性確認を系毎に実行し、
さらに、前記バス照合回路がバス状態を確認して第3の健全性を確認し、フェールセーフ装置全体の健全性を確認することを特徴とするフェールセーフ装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフェールセーフ装置において、健全性が確認できない場合に、異常検知信号ないし制御信号をフェールセーフ装置外部に出力することを特徴とするフェールセーフ装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフェールセーフ装置において、受信部で取り込むデータが、移動体の速度情報であることを特徴とするフェールセーフ装置。
- 請求項1に記載のフェールセーフ装置において、第1および第2の健全性確認でのデータの一方が、ビットが0と1が交互に現れるデータであり、他方のビットが1と0が交互に現れるデータであることを特徴とするフェールセーフ装置。
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- 2011-10-06 JP JP2011221498A patent/JP5905697B2/ja active Active
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